2015.02.21
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カテゴリ: 編図つき
このごろ、巷では、ソックスの手編みがじわじわと流行ってきているようですね。
手編みの靴下は、とても暖かいらしいですから、興味があります。
それと、年末からしこたま買い込んだ中細のオパールの毛糸。
手袋やマフラー、ベストなどばかり編んでいたのだけれど、
本来は、靴下用の毛糸なんですよ。
だから、思い切って、靴下を編んでみることにしました。
これまでの人生では、高校生の時に、
当時付き合っていた彼氏から、「靴下を編んで」と頼まれ、
必死で編んでプレゼントした、その時一回だけ。
その時は、かかとを引き返し編みで編みましたが、
ネットを見てみたら、最近、かかとをガーターにする方法があるらしい。
おまけに、特許の申請がしてあるのだとか。
よく読むと、これは、ソックスを前後二枚に分けて編んで、
後からはぎ合わせる・・・というもの。
かかとのところを二倍の段数にすればいいのだから、
そのまま、輪編みでも行けそう!!!
それで、自分で編みかたを考案して編んでみましたよ。
では、写真入りでご紹介します。(輪編みしたことがある人なら、簡単)
用意するものは、1号5本棒針と、中細毛糸。
作り目は、私の場合56目でぴったりでした。 
21-1.jpg
一目ゴム編を10段編んだあとで、メリヤス編みを30段編みます。
長いのが好きな人は、段数をもっと増やします。
そして、ここからが、前後二枚に分けて平編み開始です。 
21-2.jpg
写真でわかるでしょうか?
甲側のメリヤス編みの段数は、16段にしてみましたが、
かかと側は、その二倍で、32段です。
あとでつないだ時に、ふくらみができるようになっているんですよ。 
21-3.jpg
甲側16段編んだ物と、かかと側32段編んだ物を合わせて、
つないでまた、輪編みします。 
21-4.jpg
しばらく編んで、つぶしてみたら、こんな感じ。
なんか、気になったので、途中だけど、この穴を綴じてみましたよ。 
21-5.jpg
かかと側を編むときにつけた糸と、
前後合わせて編んだときに余った甲側の糸を使って、
ガーターの山を拾いながら綴じていくと、ぴったり!!
ちょっとお行儀が悪くて、ごめんなさい。
長さをどれくらいにするか、途中だけど、履いてみました。 
21-6.jpg
ふむふむ、23.5cmの私は、40段くらいで良さそうです。
そこから、減らし目に行きましょう。
輪編みのままでも、
両側になる場所で二目立てながら減らし目できますよね。 
なるだけ、後から綴じなくていいように、省略です。 
21-7.jpg
はい。つま先を毛糸針でとじ合わせたら、できあがり。 
21-8.jpg
アイロンをかけたら、綺麗な形になりました。 
21-9.jpg
これは、履いてみたところですよ。
まだ、片方しか編んでいないので、両方とも左足です・・・ 
21-10.jpg
この編みかたのポイントは、かかとを二倍の段数で編むところ。
こうやって平置きすると、もっこり盛り上がっているのがわかりますね。 
21-11.jpg
メリヤス編みと、ガーター編みをつなぐとき、
ガーター編みの山になっているところを拾っていくのがポイントです。
ね、ぴったりでしょ?? 
21-12.jpg
では、最後に編図のご紹介。
これは、23.5cmの私の足に合わせたものですから、
男性用だと、もう少し長くしないといけませんね。
21-13.jpg
この片方の靴下を編むのに、昨日の夕方から、今日の昼まで、
ちょうど、7時間くらいかなぁ・・・
では、今から、もう片方を編みます。





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Last updated  2015.02.24 00:45:05
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