星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2021.03.09
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 2021年、新年の日本の友人からのサプライズプレゼントの中に原田マハ氏著の「ハグとナガラ(女ふたり泣き笑いの旅物語」が入っていて、添えられていた年賀状に「本を読みながら一緒に旅行した数々の場所を思い出し・・そう言えばセントジョーンズ島にも行きましたね」と書かれていました。

何故か私もシンガポール南端のセントーサ島よりさらに南にある船で30分ほどの離島というよりは「無人島」に近い島に彼女ともう1人の同僚と行ったことを最近になって懐かしく思い出していました。



 2003年に来星して数か月後にローカルのTVで「セントジョーンズ島」の映像を見ました。ほぼ無人島のような島で学校の宿泊授業用の施設やバーベキューキットはあるようですが、島にはお店どころか自動販売機もないので全て持参する必要があると番組で紹介していました。

 この話をすると「行ってみよう!」と2人の同僚から即答があり、その1人が本を送ってくれた彼女です。昼ご飯やらビール(時間を計算して袋に入れる氷の量も考えました)をバックパックに詰めてセントーサ島へ向かうハーバーフロントの港から「セントジョーンズ島」への船に乗り込みました。中型のボート船のような感じです。

 島にはお昼前に無事到着してお昼ご飯を食べるための場所を散策しながら探していると、そこはもうTVで見た通りの「必要の無い物は何にも無い」自然そのまんまの景色でした。バーベキューキットがある海沿いのテーブルを見つけ、無事持参のお昼ご飯とビールを「自然を肴に」美味しく頂きました。

 お昼ごはんの後はあちこち島を探検しながら最後の船が出る時間までおしゃべりにも興じました。今となってはそこで何を熱く話し続けたのかも覚えていないのですが・・

 それから3年後に当時一緒に行った元同僚と2人で(「ハグとナガラ」の元同僚は既に日本へ本帰国していました)「また島へ行こう」ということになり、その時は前回上陸しなかった「クス島」を観光してから「セントジョーンズ島」へのルートにしました。



 「クス」とはマレー語で「亀」の意味で、伝説では荒れ狂った海から島を救ったという伝説に基づいてクス島と名付けられたようです。立派な仏教寺院もあります。生きた亀だけでなく亀の像もいくつか置かれていて、浦島太郎の気分になって乗り記念の写真も何枚か撮りました。



 何故かシンガポールの高層ビル群を遠く裏側から眺めている感じで、シンガポールがとても小さく感じました。

 シンガポールは東京23区の広さで飛行機での国内旅行はあり得ない国ですが、船で海外旅行気分を味わえるかなと・・でも今は船に乗れても「無人島へ」という気持ちにはなれないなぁと。やっぱりコロナ禍で「人恋しい」気分なのかなとしみじみ考えてしまいました。






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最終更新日  2021.12.11 12:29:54
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