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『王貞治氏が動く』 本日は新たに設立された野球振興団体について触れていきたいと思います。世界通算最多本塁打数を誇る王貞治氏が20日に都内にて記者会見を行い、有志組織の球心会を設立しました(記事)(記事)。記事によりますと、オーナー会議にてプロジェクトを説明したそうです。6月には既に発起人として活動を開始していたとの事で、プロ球団関係者の他に学生野球幹部らが名を連ねるなどプロアマの垣根を越えた組織になりそうで、長期的なプランでの野球の普及や振興、市場や財源の発展などにについての策を練っているとの事、具体的な施策は3月になるそうです。 個人的に気になるのはデイリースポーツの記事に書かれていたアジアに新リーグを立ち上げる「アジア市場開拓プロジェクト」にあります。実は王氏は昨年の12月に台湾でアジア野球選手権大会が開催された際にパキスタン野球連盟会長と野球の取り組みについて会談しており、パキスタンの野球の為の協力を促進したとパキスタン野球連盟のtwitterにて発信されていました。また、過去記事でも紹介させていただいたのですが、実はパキスタンは来年からbaseball unitedとは別に当該地域の選手達で構成されるプロ野球リーグの創設を発表しており(twitter、twitter)、既に台湾で行われた役員会議にてアジア野球連盟(BFA)の会長とも会ってプロ野球リーグについての話し合いがあり、全面的な支持を取り付けています(twitter)。なのでひょっとするとアジアの新リーグというのは来年開幕予定のパキスタンのプロ野球リーグの事なのかも?しれませんね。 これまで野球の普及や振興活動というのは大体が個々人で熱心な方々が精力的な活動を行うか、もしくはJICAの方々が行われてきました。しかしながら「世界の王」と呼ばれる王貞治氏がトップに立ち、プロアマの垣根を越えてこういった組織が立ち上がったのは非常に大きな一歩と言えるのではないでしょうか。また、巨人の山口オーナーも記事にて12球団も「王さんの活動を援助していく点で12球団に異論はない」と賛同の意を示しており、ようやくNPBも本腰を上げて国内外での普及活動を進めていく事になるのかな?と思います。ちなみにパキスタンプロ野球の他にも今年佐賀インドネシアドリームズを立ち上げたNEOアジアプロ野球機構が将来的に東南アジアでのプロ野球リーグ創設を目指しており、こういった団体が支援する事で後押しになるのではないでしょうか。下世話な話ではありますが、これらの国々の物価はまだ非常に安く、人件費も日本と比べるとかなり安いだけに、行動に移すならばできるだけ早い方が良いのではないかな?と思います。MLBは欧州やブラジル、中国、インドといった国に普及活動を行っていますが、NPBはKBOやCPBLとも連携してMLBが手を付けていない東南アジアや南アジアといった地域を担当していって欲しいですね。 「余談」 昨日も紹介させていただきましたが、ナイジェリアに野球アカデミー設立を目指している団体がクラウドファンディングを行っていますが苦戦しているようで、何とか協力できる方は是非ともご覧になっていただければと思います。野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム
2024.11.21
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『短期決戦での明暗』 本日、横浜が11-2でソフトバンクを下して2連敗から4連勝で日本一を果たしました。今回のシリーズは敵地でそれぞれの球団が連勝を収めるなど珍しい外弁慶シリーズとなりましたが、最後は横浜が本拠地で勝利を収め、2000年のONシリーズを彷彿させますね。今回は試合の分かれ目を振り返ってみたいと思います。 まず一番は近藤を5番で起用していた点、近年では一番頼れる打者は上位に置く事が望ましいとされており、正直5番で起用していたのは不可解でした。そして山川の4番起用、第4戦目の頃から打撃自体が完全に崩れてしまっており、本人は「微調整で」と言っていましたが、微調整で済むレベルでないぐらいの状態であり、正直5戦目の時点では最早何を投げても打ち取れてしまうぐらいどん底でした。なので私は下位に打順を下げるのか、もしくは大貫だったのでスタメンを外して中村晃や柳町を起用してくるのではないか?と見ていましたが、そのまま4番で起用したのが裏目となりました。実際この日の1打席目は0-2から直球がシュート回転してど真ん中に入ってきたにもかかわらずかなり振り遅れての空振り三振となり、あの打席でこの試合も無理だろうなと悟ってしまうぐらい酷い打撃内容でした。 そして気になったのは配球面、やはり2回二死二三塁の場面での桑原への2球目、この日の有原は落ちる球以外の制球が芳しくなかった上に桑原の初球も内角高めに行きましたが顔付近に行ってしまいました。この時点で2球続けて制球良く内角の厳しいゾーンに行くのは無理だろうと判断すべきだったと思いますが、2球続けて要求して結果的に甘く入って三遊間を破られてしまいました。落ちる球はしっかりと制球できていたわけですから1球内角を見せた後は外角でカウントを稼いで落ちる球で空振りを奪うといった配球で良かったのではないかな?と思いました。 続いて3回裏、二死一塁から有原が宮崎に対してフォークがすっぽ抜けて死球、これで頼れる球は有原からはなくなってしまい、結局連続四球で押し出しとなって致命的な1点となってしまいましたが、地名所になる前に最低でも森のところで投手を交代させるべきだったかと思います。 更に5回の梶原のタイムリー、上手く拾われてタイムリーを打ちましたが、打者の反応見る限り明らかに変化球狙い、もしくは変化球の方にタイミングが合うのは直前に投げた直球はその前の打席での尾形の直球を振り遅れての空振り三振で見て取れていたはず、155キロ前後の直球を信じてど真ん中目掛けて投げた方が良かったのではないかな?と思いました。 次に気になったのは継投策、3回に有原の打順が回ってきた時点で代打を出さなかった点がまず疑問点でしょうか?短期決戦な上に今日の有原は落ちる球以外明らかに制球できておらず、引っ張る理由が良くわからなかったなと思いました。5回もスチュワート投入は理解できますが、その後に勝ちパターンの杉山やヘルナンデスでなく岩井を投入したのも個人的には疑問で、以前にも書きましたがNYMは早い回から守護神のエドウィン・ディアスを投入しており、短期決戦で負けたら終わりなわけですから先に良い投手をつぎ込んで失点を防がないと取り返しのつかない事になってしまうのですが、結果的に大量失点で試合が決まってしまいました。山川の4番起用もそうですが、小久保監督は短期決戦での起用や継投に課題を残す形となってしまったのではないかな?と思いました。 一方で横浜は好調の桑原を1番に抜擢させ、2番に梶原、3番に牧という終盤に見られた打順を採用していました。そしてシーズンでは芳しくなかった筒香や2軍暮らしが長かったもののCSで活躍したフォードを5戦目でスタメンに抜擢し、レギュラーだった佐野の調子が悪いと見るや5戦目のスタメンからは外し、この日も佐野ではなく筒香が5番に入り、結果的にこれが大成功して先制の本塁打や試合を決定づける走者一掃のタイムリー二塁打を放つなど大暴れの活躍を見せました。 個人的に投打のMVPですが、野手は間違いなく桑原、2連敗して迎えた3戦目の初打席で勇気づける二塁打、そしてすぐに追いつかれてしまった後の5回にこれまたチームを勇気づける勝ち越しの本塁打、あの試合が息を吹き返すきっかけとなったのではないでしょうか。この試合でも重要な勝負所で値千金の2点タイムリー、梶原の変化球狙いを引き出した押し出し四球など見事でした。もう一人は筒香、5戦目に一二塁のチャンスで大関のスライダーを弾き返す先制のタイムリー、その前の打席で大関の外角低めのスライダーをいとも簡単に進塁打狙いの一塁ゴロを打っており、その前の打席よりも変化球(フォーク)の甘い球が来たのでしっかりとタイムリーを打つことができました。恐らくあの打席で自信を深めたのか、有原から甘く入ったチェンジアップを仕留めて先制本塁打、5回にもオースティンがスライダーのすっぽ抜けで押し出し死球の後、経験のない新人が動揺している状況で変化球なく、外角直球が来るであろうと読み切って初球の外角低めの直球を踏み込んで強振した一打は見事だったと思います。 そして投手はやはり東ではないでしょうか。それまでのソフトバンク打線は活発でしたが、東の持ち味であるヒットは出るがコースヒット且つ単打のみで中々得点が奪えないという投球がソフトバンク打線をイライラや焦りを生ませる効果が大きかったのではないでしょうか。それがその後に力で押すケイやジャクソンといった東とは全く違う二人の前にソフトバンク打線を沈黙させる呼び水となったのではないかな?と思います。 今季は9月までは4位だった横浜が3位に滑り込み、そしてそのまま日本一まで到達するという正に史上最大の下克上となったシーズンとなりました。広島が見習ってほしい点は補強にも貪欲だった点、筒香の復帰やフォードの途中入団、戦力外から中川を獲得、森原をトレードで獲得などしっかりと動いていました。それに対して広島はどうでしょうか?家族と言ってトレードや血の入れ替えを嫌がり、戦力整理ですら忖度してどう見ても厳しいであろう選手を切らずにまだ使える選手の方を切り、誰も責任を取らないまま秋季キャンプを迎えようとしています。話を戻して横浜はしっかりとに動いた結果、彼らが動いて獲得した選手達がこの日本シリーズで躍動して栄冠を掴み取ることができましたが、果たしてこの現実を広島はどう捉えているのでしょうか?優勝は3回できましたが日本一はまだしておらず、来季は日本一を掴み取って欲しいです。お歳暮/ クリームサンド 12個入/ レーズンサンド 御歳暮 焼き菓子 菓子折り 粗品 ギフト お菓子 洋菓子 スイーツ 内祝 御礼 御祝 返礼 御挨拶 個包装 詰め合わせ あす楽 送料無料
2024.11.04
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『素人とプロの違い・戦力以外の理由も?』 本日は広島が指名した選手を見ていく前に他球団のドラフトについて見ていきたいと思います。あくまでも個人の感想となっていますのでご了承ください。 まずやはり一番チームの補強ポイントにバッチリ当て嵌まったのが中日ではないでしょうか。金丸投手はもう言わずもがなですが、ドラフト2巡目の吉田投手は都市対抗野球大会に出場しており、過去記事でも触れているのですが、個人的に良い印象だった投手です。更に2巡目指名との報道があった石伊捕手を4巡目で確保、木下がイマイチな状況下で即戦力と目される捕手を補強できており、3巡目で強打の右打者ばかりを獲っていた中で不足していた左の強打者候補として森内野手、下位で左右の高校生投手と理想的だったのではないでしょうか。 他では巨人も補強ポイントをしっかりと抑えた指名で好印象でした。1巡目にポスト坂本として石塚内野手を指名、以前に今年の野手の中で一番良いと評価したのは宗山と書いてきましたが、実は2番目に良いと思っていたのが石塚です^^;。一塁駆け抜けが右打者で4.2~4.3秒と足も速い選手な上に強肩、打撃フォームはオーソドックスでしっかりと振れており、鈴木誠也みたいになってもおかしくないのではないかな?と思います。そして2巡目に宗山に次いで高い評価を受けていた大学生二遊間の浦田内野手を指名、昨年秋から連続で打率4割を記録しており、三振数は昨年秋から何とたったの2つしかしていません。盗塁数は昨年秋から合計で32盗塁を記録しています。そして3巡目の荒巻内野手は打力が魅力の左の強打者、将来の中心を担う石塚にリードオフマンの浦田、ポイントゲッターとして期待の荒巻と次世代のチーム作りを意識して野手を指名してきたのは大きいのではないでしょうか。浅野や伸び悩んでいますが秋広らと合流すれば恐ろしい打線になりそうです。他では西武は上位3名に前評判の高い選手を揃えたなという印象で、ヤクルトもチーム再建という事で1巡目と3巡目以外は将来の中軸候補としてモイセエフ・ニキータ外野手と田中内野手を指名、どちらも左の強打者候補でポスト村上を睨んでの事でしょうか?左を二枚確保したので来年は右の強打者を指名してくるかもしれませんね。 一方で巷では評判の高い日本ハムですが、個人的には現状のチーム状況と指名した選手がマッチしていないのでは?と感じ、個人的にはどうなのかな?という印象を受けました。新庄政権が誕生して2年間で劇的にチームの底上げに成長して2位へと躍進し、現場もファンは「さあ、来季こそは優勝だ」という機運も高まっているはず、それなのに将来性を重視したドラフトで即戦力として期待できそうなのは山縣内野手のみというのはどうなのでしょうか?せめて上位指名は即戦力として期待できそうな投手やそれこそ二遊間が弱いと判断して宗山にいったのですから巨人が指名した浦田を先に抑えるとかしても良かったのではないかな?と思います。沢村一樹さん主演のドラマで「ドクターズ」というものがありますが、あるシーンにて小日向文世さん演じる人物が「今を疎かにして5年、10年先を見据えたとしても結局その5、10年後が現実になった時にまた5年、10年先を見据えると言い出すだろう」というセリフがあります。なのでドラフトは中長期的な視線で見るものですが、今を疎かにするのも如何なものなのかな?という点で、個人的には日本ハムのドラフトはイマイチな印象です。 そして個人的な理由で一番気になるのは阪神、千葉ロッテ、横浜の3球団です。というのも都市対抗野球大会を取り上げた記事にてそれぞれドラフト1巡目で伊原投手、ドラフト2巡目で宮崎内野手、ドラフト1巡目で竹田投手を指名しています。まず伊原ですが、阪神ファンの方には大変失礼ではありますが、実は過去記事にてプロでやっていけるのか疑問な印象(実際過去記事でも書きましたが、次の試合では打ち込まれていました)とし、「案外指名漏れもあるのでは?」と書いてしまっており、ドラフト1巡目で指名した事には大変驚きました^^;。また、横浜の竹田投手も同様に過去記事にて「上位指名は疑問で、中位や下位ならば」といった評価をしており、こちらも1巡目指名で大変驚きました^^;。一方で千葉ロッテの宮崎内野手は過去記事にてかなり良い打者に見えており、2巡目は驚きましたが千葉ロッテのスカウトと意見が一致しましたね^^;。果たして来季3選手がどのような成績を残すのか、個人的に結構注目です。 そして最後に注目したいのが2年連続で独立リーグからの指名が多かった点や案外有名どころの大学生選手や高校生選手らが指名漏れした点にあります。何となくですが、これは単に戦力云々の話ではなく、今後の野球界を考えての傾向なのではないかな?と思います。正直申し上げて指名漏れした選手の方が指名された選手よりも実力だけで見れば上の選手は多数いると思います。それでもこのような形になったのは想像ではありますが、指名しても良いが上位指名としては少し…という選手は大学や社会人野球で進んでもらって実力向上も勿論ですが、各カテゴリの野球振興にも繋げてもらいたいと思っているのではないでしょうか?一方で独立リーグの選手達を指名する点としては一か八かの下位指名や育成指名などで入団してもらう事により、大学や社会人野球でレギュラーを取れないので野球を続けていけるかどうか微妙な荒削りではあるものの素材として魅力的な選手達が野球を諦めずに独立リーグへ進む事を促進させているのではないかな?と考えています。現に昨年ドラフト2巡目で独立リーグ出身の選手が指名された際には大きく盛り上がり、より一層独立リーグへ進む選手が増えましたね。つまりは野球の裾野維持・拡大や振興を考えての側面もあるのかな?と感じます。そしてこれはちょっと大げさな話ではありますますが、16球団へ向けてのものでもあるのではないかな?と感じています。つまりは独立リーグを盛り上げる事によって独立リーグのレベルも底上げしていき、プロで活躍できる人材を増やしていく事で16球団になっても問題がないように取り組んでいる?とここまでくると妄想がすぎますが^^;、いずれにせよこうった側面もあるのではないかな?と思います。【早期特典 ポイント15倍★10/27 23:59迄】お歳暮 お菓子 御歳暮 ハロウィン ギフト 人気 ランキング おしゃれ 高級 プレゼント洋菓子 内祝い 内祝 お返し お菓子 キハチ 焼き菓子 焼菓子 8種13個入 手土産 菓子 スイーツ 詰め合わせ 送料無料 スイーツセット お礼 女性
2024.10.28
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『東海地区が大暴れ?』 それでは今回は2025年のドラフト候補について見ていきたいと思います。まずは広島の補強ポイントですが、やはりスルーしてしまったセンターを守れる外野手、二遊間内野手は補強する必要があるのではないでしょうか?他にはいつもの通りに大学生もしくは社会人の左右の投手といったところでしょうか。 まず目を引くのが東海地区、中京大学の秋山外野手はセンターを守れる右投左打の外野手で、今年秋の打撃成績は打率.407・2本塁打・3盗塁と俊足強打が持ち味の外野手です。左打者ですが、実はセンターのできる外野手は久保や中村奨成、ロベルト、名原と右に偏っている為、そろそろ左打者でセンターを守れる外野手が欲しいところ、ポスト秋山は同姓の秋山となるかも?しれませんね(だからこそ今年左打のセンター外野手が多かったので指名するかと思われましたが…)。そして同じ大学の153キロ右腕高木投手もドラフト候補として注目されており、3年生ながらも大学生日本代表に選出されており、完全試合を達成するなどエースとして投げています。投球フォームはセットあポジションからオーソドックスでありながらも真上から振り下ろす広島好みの投手ではないでしょうか。 そして高校生ではお馴染み中京大中京の宮内投手、菊地ハルンや小船と同じく192センチの大型右腕で既に最速149キロの直球とフォークを操ります。他には高蔵持の高校生左腕芹澤投手が注目されており、最速147キロを誇ります。どちらも既に松本スカウトがコメントを残しており、目をつけているようですね。他には過去記事にてトヨタ自動車の池村・後藤の両投手がかなり良い投球をしており、1年経っての更なる成長が期待できるのではないでしょうか。 それでは他地区を見ていきますと、来年は明治大学に逸材が目白押し、まず注目は左打者の小島捕手、今年秋は宗山と双璧の打撃成績を残しており、守備でも2年生の頃から大学日本代表に選出され、今年もプラハベースボールウィークやハーレムベースボールウィークにも出場されています。今年は宗山と金丸が20年に1度と注目されましたが、来年は小島が20年に1度の注目捕手と評判となるかもしれませんね。他には先発左腕の毛利投手も候補、キレのある直球を投げ込む左腕で今年秋は規定投球回にも到達しており、来年次第では上位候補として注目されるかもしれません。もう一人は192センチを誇る大型右腕高須投手、最速153キロを計測する投手且つ静岡高校出身と尾形・松本スカウト両方のプッシュが期待できそうです。こちらは故障からの復帰が期待されますが、152キロ左腕の久野投手、報徳学園時代は鞘師スカウトが注目していた投手であり、こちらも期待されそうですね。 また、2年連続1巡目指名となった青山学院大学の152キロ右腕中西投手も今年秋に頭角を現して好成績を残すなど一気にドラフト上位候補に浮上、強いパイプが出来つつあるので十二分にドラフト1巡目候補として注目されそうです。他にはセンター候補として上武大学の西原外野手も注目、今年秋は打率.379・3本塁打・2盗塁を記録するなど俊足強肩強打の選手として注目されています。高校生では滝川高校の新川投手兼外野手も注目されており、投手としては151キロ、野手としては3番センターを務めており、広島好みの二刀流選手ですね。 広島が指名しそうなドラフト候補を挙げてみましたが、それ以外ですと大学日本代表で4番を務めた創価大学の立石内野手、強打を誇る日本大学の谷端内野手らがいずれも三塁を守る右の強打者として間違いなく各球団注目しているものと思われます(ヤクルトは立石を狙っていそうなイメージ^^;)。投手では最速157キロを誇る東北福祉大学の堀越投手、172センチながらも152キロの直球と魔球チェンジアップと評判の渡辺投手などに注目が集まりそうです。高校生では大阪桐蔭の152キロ右腕森投手、健大高崎高校の154キロ右腕石垣投手らに注目が集まりそうです。広島の視点で見ていきますと、来年は東海地区や明治大学、青山学院大学とお馴染みと言える地区や大学から逸材が目白押しとなっており、この辺りの選手達中心にドラフトを展開していくのではないでしょうか?松本スカウトは今年それほど注目選手がいないながらも育成で2選手を推薦して実際に指名されており、東海地区が豊作となる来年は更なる手腕が発揮されそうですね^^;。 「追記」 遊撃手では城西大学の松川玲央内野手がドラフト候補として注目、俊足巧打の内野手で今年秋は打率.375・9盗塁、通算盗塁数は26とかなりの俊足を誇ります。野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.10.27
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『念願叶う』 今回は開催を控えたプレミア12についての新情報があったので触れていきたいと思います。国際野球・ソフトボールを統括する組織であるWBSCが主催する国際大会であるプレミア12はランキング上位12位の国が参加します。ただ以前から感じていた点ですが、ランキング12位まででは結局のところいつもの面々になってしまい、野球の裾野拡大や振興にならないのではないかな?と思っていました。 そんなプレミア12が次回大会(2027年)からは何とランキング12位から16位に拡大する事が決定(サイト)、更にそれだけではなく13~18位+ワイルドカード(これはどういう基準で選出されるのでしょうかね)?から2ヶ国が選出されて計8ヶ国が2026年に予選を行い、勝ち上がった4チームがプレミア16の本選に出場する形となるようですね。ちなみに現時点のランキング13~18位までは順番にイタリア、チェコ、豪州、ニカラグア、ドイツ、イギリスとなっています(豪州はプレミア12の選出決定時には恐らく12位以内だったのでしょうか)。欧州や野球人気が高いニカラグアが入っており、これならば十二分に野球の裾野拡大や振興にも大きく繋がってきそうですね。また、ランキング変動は十二分にあり得ますので一応24位まで見ていきますと、イスラエル、中国、フランス、カナダ、スペイン、ブラジルが入ってきており、WBCに出場している国がほぼ入ってくる形になるでしょうか。 ランキング14位のチェコはWBC以降国内でも徐々に集客できつつあるだけに、できればもう少し早く決断できていれば更なる追い風になったのではないかな?と思いますが、それでも拡大を決定したのは大きな英断ではないでしょうか。ドイツも10代からMLB球団と契約する選手を毎年輩出しており、こちらも国際大会本選への出場を果たせば一気に上昇する可能性も秘めた国です。是非とも欧州の国も参加してほしいなと思います。 『選手情報』 チェコ代表として来日するパディサック投手は前回のスイス戦にて155キロを計測したそうです(twitter)。また、エージェント(本業は通訳の方?)?の方が「パディサック投手がNPB入りを希望している」といった内容のツイートをtwitterにてあげています。年齢は2000年生まれという事でまだ24歳と非常に若く、侍ジャパン相手に好投を見せればNPB球団も興味を持ってくれるのではないでしょうか。広島はハッチが退団濃厚なだけに、この投手の獲得を検討しても良いのではないでしょうか(3Aから引っ張って来るよりも年齢も若いですし、契約金も恐らく抑えられると思われます)。
2024.10.25
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『小さなミス、詰めの甘さ』 この日、巨人と横浜のクライマックスシリーズファイナルステージ6戦目が行われ、3-2で横浜が巨人に競り勝って日本シリーズ出場を決めました。9月は広島が首位で巨人、阪神が追う形だったのですが、何とまさか横浜が日本シリーズに進出するとは…、面白いですね^^;。 この試合で感じたのは巨人側の詰めの甘さだったのかな?と思いました。4回に1点を貰った直後の5回に戸郷が先頭梶原にヒットを許しますが、問題だったのは梶原のヒットよりも森への1球、2-0から打ってくださいといわんばかりの1球(twitter)、当然ながら強振されてしまい、しかも引っ張られないだろうと思っていたのか、センターがレフト寄りに守っていたので右中間が大きく空いていたので森に三塁まで行かれてしまいました。そのような守備体系をしていたのならば当然引っ張られてはいけないのですが、気持ちよく振り抜かれるコースに投げ込んでしまったのが痛かったですね。 そしてこの桑原の三塁ゴロで坂本の一塁送球の間に森が三塁へ進塁した走塁、ネット上では森の好走塁と高評価を受けており、実際確かに好走塁だと思います。ただ個人的には坂本のミスも多分にあり、twitterで映像がありますが、この場合だと三塁手は少しだけ二塁方向へ歩いてしっかりと二塁走者を後退させるから釘付けしてから一塁送球するのですが、坂本は目でチラッと見ただけですぐに一塁送球してしまっています。 そして最後は牧のタイムリーで勝負あったわけですが、個人的には大勢が行っても良かったのでは?と思いました。昨日の試合や一昨日の試合でも打てる気配は感じませんでしたし、そもそも負けたら終わりの一戦なわけですから打てる手は打たないといけなかったのではないでしょうか。実際、午前中に行われていたNLCSではNYMの守護神エドウィン・ディアスが4回から登板した上に回跨ぎまでして見せました。どうもその辺りがNPBとMLBではPO(CS)の熱の入れようが違うのかな?と感じました。球数制限が厳格であるMLBでもワールドシリーズでは昨日先発した投手が登板するといった事もあります。 最終的には横浜が日本シリーズへ進出する事になりました。勝ち越し僅か2つのチームが日本シリーズ?と思うかもしれませんが、実は昨季のMLBのナショナルリーグでは勝ち越し6つだったARIがLADやPHIを倒してナショナルリーグ優勝を果たしました。MLBはNPBとは違ってリーグ優勝となるのでこちらの方が納得いかないファンが多いのではないでしょうか^^;?それを思えばNPBはまだ優勝は巨人となるので良い方ではないかと思います^^;。相手は強大なソフトバンクが相手となりますが、ソフトバンクを倒して下剋上が完成するでしょうか?ミラクルメッツならぬミラクルベイスターズに注目です。野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.10.22
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『冬も野球を』 今回はジャパンウインターリーグ(JWL)について少し触れていきたいと思います。今回で3回目となるJWLですが、何とDAZNで独占ライブ無料配信が行われる事が決定しました(twitter)。以前からもライブ配信はされていましたが、DAZNという日本でも広く知れ渡っている媒体で宣伝してもらう事で多くの人の注目を集められるのではないでしょうか。 その前にJWLとは何かを簡単に説明しますとトライアウトの場であり、各国のリーグへの入団を目指す選手達が各チームに分配されてリーグ戦を行い、各国のスカウトらがデータを見て興味のある選手を獲得する形となっています(公式サイト)。実際に独立リーグへの入団が決まって選手らもおり、出身国もオーストリアやハンガリー、アルゼンチンなどあまり馴染みのない国から参加している選手らもいます。ただし、2回目からはトライアウトリーグの他にもアドバンスリーグという部門が創設され、こちらは既に様々なリーグに所属している選手らが参加してレベルアップを図る事を目的としています(記事)。 そして今回からは日本各地域の独立リーグの他に西武や楽天がJWLに選手を派遣する事が決定しただけでなく、台湾プロ野球の統一ライオンズ、更に中国野球協会のLA五輪出場を目指す為に立ち上がった希望の星チームらの参加も決定しました(記事)。特に中国やプロ化を目指しており、国際大会はそう何度も行われるわけではない上に台湾開催の場合は出場しないといった事もあるだけに、こういったレベルアップの場は大変貴重となるのではないでしょうか。 個人的にはできれば欧州各国のリーグに所属する若い選手や佐賀インドネシアドリームが創設された事もあり、できればインドネシアやフィリピンなど東南アジアの選手らの参加も将来的にはできればなと思います。欧州からは遠いですが、東南アジアならば比較的近いですし、東南アジアでは国内リーグといったものがフィリピン以外にはなく、佐賀インドネシアドリームズ1球団だけでは中々レベルアップの機会も限定されてしまいます。ですのでこういったウインターリーグの規模が今後拡大していければ野球の普及や裾野拡大へのきっかけとなるのではないでしょうか。
2024.10.12
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『国際大会の大事さ』 先日まで行われていたパリ五輪が全競技終了し、閉会式が行われました。野球はパリでは実施されませんでしたが、2028年に行われるロサンゼルス五輪では野球&ソフトボール競技が採用されます。そんな中でGG佐藤氏のtwitterが話題となり、普段から海外野球の情報を発信されている方からはこのような意見も出ています(twitter)。個人的には2032年は豪州のブリスベンにて開催される事が決まっており、そのブリスベンではABLの球団が存在し、野球が徐々に根付きつつある場所であり、MLBのドラフトにて豪州人選手が全体ドラフト1巡目指名されるなど注目されており、これまでの国際大会の実績を鑑みて客観的に考えても豪州では採用される可能性は高いかと思います(twitter)。 また、それ以降ではインドが有力候補となっており、インドも近年野球に興味を持つ人が増えている事が判明(twitter)しており、baseball unitedやパキスタンプロ野球(インド人選手も招待したいとの事)の成否次第ではあり得るかもしれません(クリケット場があるので野球場仕様に資する事は可能かと)。また、ロサンゼルス五輪ではクリケットを採用しており、インドとの何からの取引?のような話し合いがあったのかもしれず、「アメリカでクリケットを採用した代わりにそちらでも野球を」となっている可能性も十分あるのではないかな?と思います。このように見ていくと、アメリカは実施が決定、豪州でも実施が有力、インドは今後のプロ野球関連次第となり、案外野球にとっては追い風となるのではないでしょうか。 以前から主張している通り、やはり五輪で採用される方が各国野球連盟に予算が下りる事もあり、普及には非常に重要な大会だと思います。また、ブラジルが昨年にパンアメリカン競技大会にて銀メダルを受賞したといった記事でも触れましたが、この快挙がブラジル国内でも話題となりました。現に結構有名な方?のtwitterでも次回の五輪で実施される種目について紹介している方(twitter)が野球について触れましたが、それを引用して「ブラジルにも野球やラクロスがあったの?」と驚いているコメントをしているのですが、返信にて「パンアメリカンで知りました」といったコメントや「それ以降野球を追いかけるようになりました」といったコメント、「更に野球について調べてみたが、ブラジルにはアカデミーなどもあってMLBへ行っている選手もいるようだ」といったコメントがありました。このように国際大会によって多くの人々に野球という競技の存在がブラジルでも知れ渡るようになっていくのです。その為にもスポーツ最大の祭典である五輪は正に知ってもらう為には絶好の機会なだけに、今後も野球を継続していく事が大事ではないでしょうか。 「追記」 ちなみに返信コメントをしていた方の中で野球が好きになったブラジル人の方もいるようです(twitter)。こういった国際大会から競技が知られていき、需要が生まれていくのではないかな?と思います。後は「プロ」という目標を提示できるかという点ですが、幸いブラジルにはMLBトライアウト、ヤクルトのアカデミーが存在しているので楽しみですね。
2024.08.13
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『スカウト部長、注目の左腕』 今回は都市対抗野球で気になった選手を取り上げてみたいと思います。まずはセガサミーから補強選手として東京ガスでプレーしている左腕の荘司投手、かつての大野豊氏を彷彿させる投球フォームから150キロ(平均でも145キロ強)を計測する直球で打者から空振りを奪うなど魅力十分の投球を見せました。更に変化球の制球も良く、特に左打者に対して内角に切れ込みながら落ちるツーシームのような軌道の球種が非常に良く、プロでもリリーフとして十二分に活躍できそうな投手です。個人的には上位指名候補とされる伊原投手やトヨタ自動車の増居投手よりも魅力的な投手で、こちらの方がプロで活躍できそうな青写真を描けるのではないかな?と思いました。 そしてNTT西日本の伊原投手が西濃運輸戦で再び先発登板、小柄ながらも145前後キロの直球とスライダー、カーブと確かに好投手と言えば好投手なのですが、以前の記事でも書いたのですが、プロの投手に混ぜると何か突き抜けたものがない印象です。かといって多彩な球種で翻弄するといったタイプではなく、基本的に直球で押していく投球なのですが、ですのでイメージとは違ってストライクゾーンには投げられるのですが、基本的にアバウトで甘めに入る事が多く、この日は西濃運輸打線に打ち込まれてしまいました。それでもプロ注目投手なので指名はあるのかもしれませんが、あっても中位か下位指名辺りなのかな?という印象で、指名されない可能性もあるかもしれません。 実は荘司投手は広島の苑田スカウト部長が「今後も見ていきたい」とコメントを残していた投手であり、今回出場すると聞いたので密かに注目していましたが、非常に面白い投手だなと感じました。目一杯投げる投球スタイルなのでリリーフタイプなので上位ではないかもしれませんが、西濃運輸の吉田投手と並んで指名の可能性が高いではないかな?と思います。 「追記」 本日も荘司投手が登板していますが、大野豊氏というよりは元巨人・日本ハム・ソフトバンクの岡島とも少し似通っているでしょうか。個人的には新家も荘司投手を参考にした方が良いかもしれませんね。
2024.07.28
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『来年の逸材に注目』 今回は都市対抗野球大会に出場しているドラフト候補選手達について見ていきたいと思います。ただ基本的に平日は仕事中なのであくまでも確認できた選手のみに限定しています。 「三菱重工WEST」 23日に行われたヤマハ戦(サイト)にて大卒社会人3年目となる竹田投手が登板しました。球速は最速152キロ、常時145キロ強の直球を投げ込むなど9回を投げて5安打8奪三振3四死球3失点の完投勝利をあげました。また、投球フォームが昨年よりかは下半身の使い方が良くなった印象を受けましたが、やはり投球フォーム自体は少々ぎこちない印象で、開きが早い上にシュート回転するので球速こそ出ているものの振り抜かれている点が気になります。球種はスライダー、カーブ、フォークと一通りある上に制球にも破綻はないですが、上記の理由でドラフト上位で指名されるかどうかは微妙ですが、中位や下位指名ならば可能性はあるのかな?という印象を受けました。直球は見せ球で変化球で打ち取るタイプの投手ではないかな?と思いました。 続いて25日に行われたトヨタ自動車戦(サイト)では鷲尾投手が登板、まとまりがある竹田投手とは違って素材型寄りの投手で、145キロ前後(確認できた中での最速は147キロ)を計測していました。何より面白いのが回転数が2500を越えている点、回転軸もオーバーハンドなので垂直になっているからか、打者から空振りを奪う場面が目立ちました。球種は沈む球を持っていますが、時折高めに浮いて危ない場面も見受けられましたが、プロ受けするのは鷲尾投手の方ではないかな?と思います。ただ上記の通り素材型で、投球フォームはかなり改善の余地がありそうで、即戦力というよりは育成してからというタイプの投手ではないでしょうか。ただ大卒社会人投手なので「それなら高校生や大学生の選手を」となる可能性もあり、指名漏れもあり得るかな?という印象です。 「トヨタ自動車」 25日に上記の三菱重工WESTと試合を行いましたが、残念ながら敗れてしまい、佐竹投手にとって最後の都市対抗野球大会が終わりました。この日、先発登板したのが左腕の増居投手、140キロ前半の直球(確認できた最速は146キロ)を投げ込み、6回を投げて4安打8奪三振2四死球2失点と好投を見せました。元阪神の北條には一発を浴びたものの、その北條から2奪三振を奪っており、ショートアームで球の出所もある程度隠せていて球種も一通り持っています。ただ伊原投手もそうですが、もう一つ突き抜けたものがないかな?という印象でしょうか。伊原投手ドラフト上位では推しにくいかな?という印象で、ドラフト中位以降で即戦力左腕が欲しいという球団ならばあり得るのかな?と思いました。ただ個人的に増居投手と伊原投手だと増居投手の方が引き出しが多いので先発も任せる事ができそうなのかな?と思いました。 個人的に印象に残ったのは新人の左腕池村投手、最速149キロの直球とカットボール、スライダー、カーブなどを操り、直球には力がある上に変化球も左打者に対して外角にしっかりと決められるなど見事な投球、来年非常に楽しみなドラフト候補だったと思います。そしてもう一人が同じく新人でこちらは右の後藤投手、非常に綺麗な投球フォームから149キロの直球を投げ込んでおり、変化球はこの日スライダーしか投げていなかったのでどの程度変化球のレベルがあるのかは分かりませんでしたが、順調ならばこちらも来年非常に楽しみな投手です。 どちらかと言えば来年のドラフト候補二人が目立ったかなと思います。残念ながら日本生命の山田健太、石伊選手らは確認できず、NTT東日本の野口捕手は1本だけ打ったシーンを観る事ができたぐらいでした(ただ打撃フォームは結構独特)。野手だと東芝からの補強選手である下山選手が2打席連続本塁打を放っており、自慢の打撃を存分にアピールしましたが、指名打者として出場している点がネックとなるでしょうか。野球太郎No.051 2024夏の高校野球&ドラフト大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.07.26
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『注目選手雑感』 先日から行われている都市対抗野球大会ですが、土曜日の3戦目以外はちょくちょく配信を視聴仕事中でもしながら観戦していました。そこで今回はここまでの試合でドラフト候補として注目されている選手の個人的な印象を書いて見たいと思います。 「ヤマハ(サイト)」 まずは昨年に広島の松本スカウトがコメントを残した相羽遊撃手ですが、長打を打てるようになってきたとは聞いていましたが、この日の試合を見てもやはり打撃に課題があり、打撃フォームを飛ばせるような打ち方ではなさそうでした。この選手は足がさほど速いわけではなく、そうなってくるともう少し打撃でアピールしないとやはり厳しいのではないかな?と思います。どちらかと言えば5番二塁手で出場した宮崎竜成二塁手(左打者)の方が力強い打撃を見せており、調べてみたところ今年からレギュラーを掴んで既に3本塁打を放っているとの事、また足でもアピールしていて5盗塁を記録しており、こちらの方が指名の可能性はあるのではないでしょうか。投手の方ではパンアメリカン競技大会にてブラジル代表としても参加して銀メダルを受賞した左の沢山投手も登板、元BOSの岡島氏を彷彿させるフォームで投げるも140キロ前後ぐらいで、打者にも捉えられて3失点、正直なところドラフト指名は厳しいかな?という印象でした。 「JR東日本東北対JR西日本(サイト)」 この試合ではJR東日本東北の大西内野手が2打席連続本塁打(1本は満塁本塁打)を放つなど自慢の強打を披露、高卒社会人4年目なので実質的には大学4年生なので宗山内野手や金丸投手らと同学年となります。この試合では一塁を守っていましたが、三塁手や外野手としても出場しており、一塁専門というわけではない点や右打ちのスラッガーという点もスカウト受けしそうでしょうか。ただ個人的には遠回り気味のスイングなのが気になるところです。JR西日本は大畑投手が149キロを計測するなど4回1安打6奪三振無四球無失点の好投、ただ既に大学社会人4年目なので指名はなさそうで、本人もプロ意思があるか不透明ですね。他には江原投手が153キロを出したのには驚きで、事前に名前を知らなかったので調べてみたのですが、どうも日鉄ステンレスからの補強選手だったようですね。ただまだ実績が少なく、投球を見ている印象では素材型といったタイプで、会社への貢献なども考えればもう1年様子を見ても良いのかも?しれませんね。 「西濃運輸(サイト)」 この試合ではドラフト上位候補と目される最速152キロ左腕の高卒社会人4年目の佐藤投手が登板、この日は最速146キロでしたが、スライダーやカーブ、チェンジアップなど一通りの投球を駆使して7回を投げて4安打7奪三振3四球2失点の好投を見せました。投球フォームは大学時代の楽天早川投手を彷彿させ、大西内野手同様に実質的には大学4年生なので金丸投手と同学年です。今年は大学社会人投手の逸材が少ないとされており、まだまだ伸びしろもありそうなので今後も好投を重ねれば案外ドラフト1巡目で指名される可能性もあるのではないでしょうか。 「NTT西日本(サイト)」 今日の第2戦ではこちらもドラフト上位候補として目される148キロ左腕伊原投手が先発、スリークォーターからクロスファイアの直球を生命線とする投球で、この日は最速147キロの直球とスライダーを投げ分けて5回を投げて6安打4奪三振1四球1失点と好投しました。ただ好投手は好投手なのですが、プロとなると少し力強さや球種の引き出しが少ないのではないかな?という印象、テイクバックを小さくして球の出所を見難い工夫はしているのですが、打者には案外痛烈な打球を打ち返されているのが気になりました。見る人によって評価が変わってくるタイプなのかな?という印象で、個人的には実戦的な投球をするという話を聞いていたのですが、案外そういったタイプでもなかっただけに、正直なところ上位指名には推しにくいかな?という印象を受けました。 個人的にはこのような印象でした。西濃運輸の佐藤投手とヤマハの宮崎内野手は面白そうかな?という印象を受けました。特に佐藤投手は金丸投手を入札して抽選で外れた球団がドラフト1巡目で入札しても不思議ではない投手のように思います。 明日は王子対三菱重工WESTの試合、日本製紙石巻対KMG、北海道ガス対NTT東日本の試合があり、三菱重工WESTには昨年指名漏れした竹田投手、今年解禁で鞘師スカウトがコメントしている鷲尾投手、KMGには木下投手、NTT東日本には大学時代に指名漏れとなって悔しい思いをした野口捕手が在籍しています。明日はオールスターですが、是非こちらも並行してご覧いただければと思います。野球太郎No.051 2024夏の高校野球&ドラフト大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.07.23
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『プロ注目選手とレジェンド最後の晴れ舞台』 本日、いよいよ社会人野球の都市対抗野球大会が開幕します。初戦はトヨタ自動車対沖縄電力の試合が18時から開始されます。社会人野球ファンは勿論ですが、やはりプロ野球ファンである私にとってはどのようなプロ注目の選手がいるのかが気になるところではあります。今回はドラフト指名の可能性のある選手達を取り上げてみたいと思います。 まず上位指名の可能性があるとされているのはNTT東日本の野口捕手、日本生命の石伊捕手と意外にも社会人捕手の二人です。大学時代は二人共ドラフト指名有力候補でしたが、まさかの指名漏れとなってしまい、特に野口捕手は特集番組での涙が印象に残っています。社会人入りしてからはポジション上難しいとされていますが、すぐさま正捕手の座を掴み、課題の打力を磨いてドラフト会議での指名を待ちます。 続いて注目なのがトヨタ自動車の左腕増居投手、慶応大学で先発投手としての実績十分の投手でしたが、こちらも指名されませんでした。今年は大学・社会人投手の数が少ないとされており、増居投手にとっては追い風でしょうか。ちなみにこの経歴は広島の長谷部と同じであり、高校時代は広島のスカウトが評価していたのでひょっとすると縁があるかも?しれませんね。続いて注目なのが高卒社会人4年目の西濃運輸の左腕吉田投手、今年になって先発投手として活躍しており、ドラフト上位での指名も考えられます。その中でも特に上指名濃厚となっているのがNTT西日本の伊原投手、小柄ながらも制球や変化球の使い方など実戦力に長けた左腕で、直球は148キロと力強さも身に付けています。他にはセガサミーからの補強選手として東京ガスでプレーする左腕荘司投手、ブラジル代表経験のあるヤマハの高卒社会人左腕沢山投手、東邦ガスの大石投手と社会人野球は左投手の数が多いようですね。 野手ではヤマハの相羽遊撃手が守備に定評がありながらも昨年指名漏れ、しかしながら今年は打撃に力強さが身に付いて指名候補に浮上しており、立教大学時代に指名漏れで話題になった日本生命の山田健太内野手、大阪ガスからの補強でミキハウスでプレーする高波内野手、右投手では昨年指名漏れした三菱重工WESTの竹田投手や広島のスカウトがコメントを残している鷲尾投手などがいますが、中でもKMGの最速155キロ右腕木下投手には要注目です。スラッガー候補としては広島出身の右の強打者である東海理化の門叶外野手や左の福本外野手などもおり、今年のドラフト候補は案外多岐にわたっているように感じます。 最後に紹介したいのがトヨタ自動車で長年プレーしてきた佐竹投手が現役引退予定で、今大会が最後の雄姿となります。ミスター社会人野球として君臨し続けた佐竹投手の最後の雄姿を是非見届けてもらえればと思います(広島戦がありますが、時折こちらも気にかけてもらえれば^^;)。
2024.07.19
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『最早NPBだけ』 本日は気になる情報があったので取り上げてみたいと思います。NPB選手会は2026年のWBCにてピッチクロックが導入されるかもしれない可能性について反対の姿勢を打ち出し、NPBにも一緒に反対して欲しいと要望を出したそうです。ピッチクロックとは試合のテンポを良くする為にMLBが導入した制度で、投手は「~秒以内に投げる」と規定し、打者は「~秒以内に構える」事を義務付けられており、超過した場合は自動的に投手の場合は1ボール、打者の場合は1ストライクを取られてしまいます。理由としては「何の為にやるかというのがはっきりしない。間隔が短くなって怪我に繋がる可能性も検証できていない」と説明しています。 個人的な意見としてはピッチクロック導入には賛成の立場です。選手会が「何の為にやるのか」と思っているのならば相当鈍感な人たちだなと言わざるを得ませんが、そもそもの経緯としてMLBがアンケートを行ったところ「試合時間が長い」という意見が多く、特に若い人たちが同様の意見を多く寄せていたとの事です。今のご時世を鑑みても「時短」はスポーツに限らず様々な事でも挙げられ、サッカーですら「若者が90分超の試合を耐えられなくなっている」という記事が出ており、スポーツ以外でもよく「時短料理」という言葉を目にしますね。このような時代に生きる人々に合わせて将来的な野球の人気向上の為に導入されました。前回の記事でも触れましたが、結果として観客動員数は大幅に向上し、何よりも18~35歳の若い人々が増えています。そして今季も堅調であり、4月末までの数字ですが2017年以来7年ぶりの高水準となっています。野球を中継している様々な配信媒体の視聴数でも若年層(18~34歳)の視聴数が30~50%も大幅にアップしているのです。つまりのところ「今まで試合時間が長すぎて敬遠していた人々が野球を観てくれるようになった」というれっきとして効果が出ていますね。 確かに日本では時短せずとも野球の人気は堅調ではありますが、ではこの先ずっと安泰かと言われれば決してそうとは言い切れないでしょう(世の中に絶対などありません)。だからこそ「更なる野球人気向上・野球に興味を持ってもらう」為にも日本も導入していくべきなのではないでしょうか。野球ファンはピッチクロックが導入されたからと言って観なくなるかと問われれば、そもそも高校野球の投球テンポがMLB以上に早いですし、社会人野球では既に導入されているのですから見慣れているはずで明確に「NO」だと思います。寧ろ試合時間が長すぎて敬遠していた人々に興味を持ってもらえるかもしれないという利点があるのですから導入しない手はないと思うのですが…。ちなみにクリケットは野球以上に試合時間が長いのですが、3時間で終わるT20というルールが以前から導入されて野球以上に時短政策を取っており、クリケットリーグで最も大きいインドのプレミアリーグでも既にT20が採用されています。 そして懸念されている故障のリスクですが、こちらの記事にも掲載されていますが、大学の調査によると「ピッチクロックが故障が増加させたという証拠は見つからなかった」と出ています。どちらかといえばアマチュア野球の方が故障者が続出しており、身体が出来上がっていない時期から球速や回転数を追い求めすぎるきらいがあり、今やプロよりも少年野球の方が故障は多いのだとか。中6日の先発ローテでボールも良質な物を使用しているNPBではMLB以上に故障のリスクなど低いでしょう。 個人的には「世界への野球の普及」にも目を向けて欲しいです。欧州の人々はアメリカの若者以上に「野球は試合が長い、止まっている」と思っている方々が顕著であり、現にチェコでは確かにWBCの影響で野球に対する関心は増したものの、その試合を観たあるチェコの人が「初めて野球中継を観たけど、こんなに試合時間が長いし、止まっているスポーツは始めて。観てられない」といったコメントもあったそうです(WBCは4時間越えですから)。それを是正するにはやはり「間」を短くするピッチクロックは効果をもたらすでしょう。ちなみに私は欧州プロ野球妄想の際に「7イニング制且つピッチクロック」を提案した事がありますが…^^;。それに韓国プロ野球、台湾プロ野球、メキシカンリーグ、中南米のウインターリーグ、そしてチェコまでもが既に導入しており、WBCでピッチクロック導入はもう避けられないのではないでしょうか。よく考えてみれば野球は数々のルール変更を重ねてきており、「四球」は元々「九球」であり、9ボール投げてようやく一塁進塁というルールだったのを「六球」を経て今の「四球」へと変わっています。セ・リーグが未だに指名打者を採用していない点もそうですが、もう少し時代の変化や流れに即したルール変更をしていくべきなのではないでしょうか?スポーツ以外の例え話ですが、いくら本場のイタリアで修業を積んで本格的なイタリア料理を日本で出店したとしても日本人の口に合わなければ客は来ずに閉店に追い込まれてしまいますよね。本当に野球が世界へと広がっていって欲しいと思うのならば「関心のない」、もしくは「野球というスポーツをあまりよく知らない」人々の目を向ける為に歩み寄らなければいけないのではないでしょうか?\20日は全額Pバックチャンス!/\楽天1位★連続ギフト大賞/バームクーヘン 出産内祝い スイーツ 森の庭 焦がしキャラメルがしみ込んだバーム詰合せ 14個入(MRK-04) / 送料無料 内祝い お返し お菓子 個包装 出産 結婚 ギフトセット 写真入り メッセージ付き お中元 gws
2024.06.20
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『パ・リーグが中南米に』 既に皆様もご存知かと思われますが、パ・リーグが中南米・カリブで初の放映・配信される事が決まりました(サイト)。中南米・カリブ野球専門チャンネルと契約合意し40ヶ国で配信されるとの事で、40ヶ国の内容はサイトでご覧いただければと思います。 個人的には是非セ・リーグも同じような取り組みを行って欲しいところ、ただセ・リーグの場合は巨人や阪神といった全国区の人気球団が2つもあり、セ・リーグ全球団の一括販売よりも個別で販売した方が確かに放映権料は高くなるという点は理解できます。なので「海外のみ」で良いですから一括販売を展開できないのかな?と思います。長期的な視点で見ても野球の更なる振興にはプラスだと思うだけに、是非とも一度検討して欲しいところです。
2024.05.29
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『プロリーグ設立の機運の理由』 本日は野球ファンの調査結果を見てみたいと思います。早速ですが、日本の野球に関する調査がスポーツ庁にて発表されました(記事)。この内容には現地観戦した割合とテレビやインターネット配信での試合中継を視聴した割合を統計したものが掲載されています。その結果、プロ野球(MLB含む)はそれぞれ13.4%、47.1%と他のスポーツよりも軒並み高い数字を記録しており、まだまだ人気は健在だという事が判明しました。野球離れという声が聞かれますが、個人的には「する」が「観る」に変わった印象で、寧ろ全体的な野球人口は増えているのかも?しれませんね。特に女性ファンが急増しており、テレビ中継やインターネット配信では29.9%だったのが39.5%と急増しています。昔のパ・リーグ(と言っても私は昭和64年なのであれですが^^;)は観客が入っていなかった事を考えると、尚更それを実感します。しかしながらこの結果に胡坐をかかずにこれからも新規ファン獲得やファン顧客維持の為にこれからもエンタメも考えた戦略を練ってほしいですね。ちなみにエスコンフィールドを皮切りに各地で球場建て替えや新球場建設の話、16球団構想などもあり、まだまだ伸ばしていけると思うので期待したいところです。 そしてもう一つ面白い統計データとして2022年に行われた世界での調査がありましたので紹介したいと思います(記事)。こちらのデータは国別にWBCに興味がある割合とMLBに興味がある割合を調査した結果となっています。一番高かったのは元々野球人気が高めなメキシコでどちらも高い結果となっています。ちなみに日本や韓国、台湾はMLBだけでなく自国にもプロリーグがあるだけに、そちらを合算したら恐らく上回ってくるでしょうか。 個人的に注目したいのは既に野球が盛んな国ではなく、まだそこまで盛んな国ではないのにMLBに興味のある国です。非常に意外なのがナイジェリア、何と35%と日本や韓国、台湾、アメリカなどを上回って2位の数字を記録しています。そして興味深い点として挙がるのがbaseball unitedが創設されたUAEやサウジアラビアも高い数字を記録している点、現在佐賀インドネシアドリームズを設立して将来的に東南アジアにプロ野球リーグ創設を目指すNEOアジアプロ野球機構が創設されたインドネシアやフィリピン、ベトナムは国内リーグがない国内状況を考えると中々高い数字を記録しており、タイやシンガポールも悪くはなさそうです。baseball unitedにはインドやパキスタンといった野球の認知度や関心も高くなりつつある国も入っており、そう考えると当該地域にプロ野球リーグを創設した理由も頷け、イギリスの調査会社の結果の信用性も裏付ける結果となったのではないでしょうか。 プロ野球リーグ創設という話が出た際、多くの日本の野球ファンは「果たしてこの地域で根付くのかな?」という疑問は私を含めて疑問に思ったかと思いますが、この調査結果を見る限りでは潜在的な野球ファンの存在がいる事が判明しただけに、しっかりと普及活動を行って振興を図っていけば十二分に野球が根付く可能性は秘めているのかな?と思います。この調査結果を見るとトルコも割と高めの数字を記録しており、どちらかといえば欧州側に組み込まれている国ですが、思い切ってbaseball unitedへの参加を打診してみても良いのではないでしょうか?ちなみにナイジェリアは以前の記事にて「ナイジェリアにグローブ工場を」というプロジェクトを立ち上げた団体が存在し、同時に野球の普及活動を進めていく事も目指しているだけに、そちらに大いに期待したいですね。
2024.05.19
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『築地の裏で…』 本日は静岡県についての話題を取り上げてみたいと思います。東京の築地にて巨人の新本拠地となるのではないか?と取り沙汰されている築地の多目的スタジアム建設に隠れていますが、実は浜松にもドーム球場を建設するという案が浮上しています。この浜松ドームは既存の浜松球場が老朽化しているという事もあり、浜松市の篠原地区に総工費370億円をかけて2万2000人規模の新たなドーム型球場を建設するという案です。浜松新市長となった中野市長はドーム型球場建設を推進していますが、反対の声もあって中々進んでいないそうです。 しかしながら静岡県知事の川勝知事が退任し、新たな静岡県知事選挙が行われるのですが、その候補者の中に前浜松市長の鈴木康友氏が立候補しており、やはり浜松のドーム球場建設を推進しています(動画、記事)。鈴木氏はドーム球場を建設し、ドームを中心としたボールパーク構想(動画、動画)を掲げており、エスコンフィールドを手本としたい考えのようです。ただ本拠地とする球団がないのにどうやって稼働率を上げていくのか?という疑問が浮かぶかと思われますが、先程紹介した記事にて鈴木氏が代表理事を務める「静岡ベンチャースタートアップ協会」の設立記念イベントに何と今季からウェスタンリーグに参加しているくふうハヤテの親会社であるハヤテグループの杉原代表が参加しています。 以前から浜松のドーム球場建設にはひょっとすると水面下で静岡に本拠地を置く球団を創設する為のものではないのかな?と勝手に妄想していましたが、ハヤテグループの代表も前浜松市長のイベントに参加しているとなると、やはり何かしら水面下で動きがあるのかもしれませんね。かつて古田敦也氏が「16球団構想はもう既に進んでいる。まずは2球団」といった発言をしていましたし、サンスポの杉原代表のインタビュー記事でも「その先(一軍)」についても言及していたので意欲はあると思われます。鈴木氏も杉原代表も「オール静岡」という言葉を口にしており、そうなってくると仮に1軍が創設された場合は草薙球場と浜松ドームのダブルフランチャイズとなるでしょうか?ちなみに新潟でもドーム球場建設案が浮上しており、果たして静岡と新潟に悲願となる1軍の球団ができるのか?注目したいところですね。 「浜松ドームの問題点」 ただ良い話ばかりではないのも事実です。こちらの動画では浜松ドームの問題点が挙げられていますが、どうも建設される篠原地区というのは沿岸部であり、駅からも離れていてアクセスが悪いそうです。また、南海トラフ地震の心配が非常に大きい静岡県でそのような場所にドームを建設して大丈夫なのか?避難施設にしても海に向かって非難するのはおかしいという意見もあります(確かにこれはおかしいと思います^^;)。また、確かに野球は稼働率も高くマツダスタジアムのように黒字化する事も可能ではありますが、仮に草薙球場と開催試合を半々で分け合う場合は当然ながら稼働率も半減して黒字になるかどうかも怪しくなります。\まだ間に合う母の日/母の日 リンツ Lindt チョコレート リンドール テイスティングセット|母の日 チョコ トリュフ ギフト プレゼント おしゃれ 可愛い スイーツ お菓子 個包装 小分け リンツチョコ 誕生日 手土産 お礼 お返し 職場
2024.05.10
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『巨人の新本拠地か?』 本日は広島の試合がないので久々に日本の野球について見ていきたいと思います。5月1日に築地の再開発についての会見が行われ、5万人収容の多目的スタジアムを建設する事が明らかとなりました(記事)。 この記事の中からスタジアム関連の内容を抜粋しますと、全天候型で人工芝を使用してフィールドの形状を変える「可変性」、「多機能性」が特徴との事で、何やら札幌ドームを彷彿とさせますね。共同通信の記事によりますと、完成は2032年頃を予定しているとの事です。ここで注目として話題に上がっているのが巨人、この再開発には読売グループも参加している為、巨人が東京ドームから移転するのではないかという声が出ています。これに対して山口オーナーは「現時点で移転を前提とするものではない」と語っています。 個人的には「現時点で」と書かれており、わざわざ大掛かりなスタジアムを建設するという事を考えれば将来的な移転を考えているのではないかなと考えています。現在、巨人が東京ドームに対して使用料を払っているわけであり、現時点でそのような事はさすがに明言できない事情もあります。現にサンケイスポーツの記事では「使ってみたい」と本音も漏れているだけに、少なくとも巨人が使用するスタジアムである事は確実でしょう。他には千葉ロッテが本拠地としているQVCマリンスタジアムやヤクルトが本拠地としている神宮球場の建て替え、結構賛否両論(反対の声の方が多いような^^;)ありますが浜松市のドーム球場建設(少し気になる記事もありましたので、いずれ記事にしてみようかと思います)なども出ており、球場関連の話にも注目していきたいですね。
2024.05.02
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『温度差あり』 本日は今季から新たにウエスタンリーグに参加したくふうハヤテベンチャーズ静岡について見ていきたいと思います。昨日の試合では阪神に2-0で勝利を収めて初勝利をあげましたが、ここまで1勝5敗1分となっており、何よりも四死球連発で、7試合で52失点と特に投手陣が厳しい印象がありますね。 そんなくふうハヤテのお膝元である静岡の地元メディアでは観客動員数が伸び悩んでいるという報道が次々とされているようです(youtube)。こちらの記事で観客数が19日は524人、21日は556人に落ち込んでしまった事を取り上げています。どうやら当初は4000~5000人を見込んでいたとの事で、開幕3連戦でもそれぞれ1631人、1306人、1363人だった事が報道されました。 しかし、個人的な意見を述べさせていただきますと、正直2軍の試合ならば大体土日で1000人前後あれば上出来で、ましてや平日且つデーゲームと言っても12~12時半という極めて難しい時間帯での開催(1軍のデーゲームは13、14時とある程度余裕があるのですが)で500人はかなり多い方なのではないでしょうか。実際、私も学生時代に平日の試合を観戦した経験がありますが、100人いたかどうかも怪しいぐらいの観客数でした。最初の4000~5000人を想定していた事自体に無理があったと言わざるを得ず、何となくですが日本ハムが抜けた後の札幌ドームが2024年以降は黒字にできると豪語していた件を思い起こさせ、やはり役人特有の甘さがあるのかな?という印象です。確かに元々NPBも独立リーグなどのプロ野球チーム自体がない静岡という地域なだけに、その辺りの事情を知らなかったのかもしれませんが、観客動員数の結果の反応に大分温度差があるなと感じますね。 2軍にしては上出来な動員を誇っているくふうハヤテですが、だからと言ってこのままで興行が上手くいくわけでもなく、今のままではかなり厳しいと言わざるを得ないでしょう。打開策としては平日は夕方からの開催、土日は14時からの開催などくふうハヤテやオイシックス新潟に配慮した開催時間を考えるべきなのではないかな?と考えます。とはいえ、やはり1軍がない以上は相当厳しいと言わざるを得ない事はそもそもNPBに参入しているわけではない独立リーグの観客動員数を見れば分かる事です。正直、1軍への新規参入があるのではないかな?とは思っているのですが、このままの状態で来季以降も実施されるのならば破綻してしまいかねないのではないかな?と思うところです。野球太郎No.050 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2024 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.03.23
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『発展を願って』 本日の日欧野球は2-0で日本が欧州に勝利を収めて2連勝となりました。本日の先発は広島がドラフト1巡目候補との1人としてリストアップしていた関西大学の153キロ左腕金丸投手(twitter)、制球良く151キロを計測する直球とフォーク、チェンジアップなど縦の変化球が冴えて2回4奪三振無失点でした。投球フォームは「今永を彷彿させる」という声が聞かれますが、見た感じだと確かにテイクバックこそ今永に似ていますが、腕の位置はスリークォーターでクロスファイア気味に投げ込んでくる投手なので今永とは少し違う印象を受けました。ただグラブを抱え込めていないところは気になるでしょうか。2番手は愛知工業大学の157キロ右腕中村投手(twitter)、広島はまだ名前を出していませんが、東海地区は広島が力を入れている地域なのでリストアップはされているのではないでしょうか。155キロ前後を連発するなど剛腕ぶりは見事ただ腕の位置はスリークォーターなのでオーバーハンドのホップする球質ではなさそう、スライダーが冴えているので今後はツーシーム辺りも必要ではないでしょうか。日本投手陣はそれ以降も欧州打線に安打や四球を許さず、見事完全試合を達成しました。 一方の欧州投手陣はドイツの投手が印象残りました。先発はドイツのエース的存在と言われるソルバック投手、トミー・ジョン手術を経ての復帰登板となりましたが、最速148キロの直球にカットボール、ナックルカーブ、チェンジアップとオーソドックスな本格派右腕で、2回を投げて1失点(自責点0)に抑えました。そしてのシューラーもドイツの投手、サイドハンドから最速149キロの直球を投げ込むなど面白そうな投手でした。他にはイタリアの大ベテラン投手ダシルバも146キロの直球に110キロ台のチェンジアップで翻弄するなど光りました。それ以外の投手も全体的に145キロ前後(最速140キロ後半)を計測するなど日本打線を僅か5安打に抑え込むなど動く球を駆使して日本投手陣に負けじと見事な投手リレーでした。 日本の投手陣のレベルはやはりトップクラスと言っても過言ではないと思います。近年益々投手の高速化が進んでおり、山本由伸がまだMLBで投げていないにもかかわらず破格の契約を勝ち取るなどMLBからも高く評価されています。 そして欧州代表ですが、若い打者や代表で中軸を任される打者には光るものがあり、今日投げた投手達はアマチュアとは思えない投手達でした。昨日の記事でも書かせていただきましたが、本来ならば「今後が楽しみ」と言いたいところなのですが、欧州にはセミプロリーグやアマチュアリーグはあれど、プロ野球リーグがないのが実情です。欧州にプロ野球という環境がないので多くの試合で成長を重ねていくという事が難しい上に野球で生活設計できない、専念する事が難しいという点がどうしても足を引っ張ってしまうのです。かと言ってMLB挑戦かと言われると、やはりそこまで達しているわけではないと思います。それでも日本や韓国、台湾、メキシコなどならば自国でプロ野球選手になれるのですが、彼らにはプロ野球選手になれる環境がないのが何とも言えないもどかしさを感じてしまうところです。 欧州の野球を更に発展していくにはやはり環境の改善が必要で、今回参加した選手達ならば十分プロ野球選手としてプレーできる実力はあると感じますし(NPBに所属している数多の選手らよりも彼らの方が実力は上だなと感じる選手は何人もいました)、欧州の各国のリーグは年間20~50試合弱と少なめの環境ですが、仮に日本韓国台湾のように動作解析や年間100試合する事ができれば今の状態でもこれだけのプレーができる選手達ですから更なる底上げも期待できるのではないでしょうか。今日の試合はチェコでも放送され、イギリスやイタリア、スペイン、ドイツ、フランスなど欧州各国でもストリーミング配信されていたそうなので、このような国際試合を機運にプロ野球リーグができる事を願っています。現在ESLBという欧州プロ野球の立ち上げを目指している組織もあるだけに、何とか上手くって欲しいですね。WBC チェコ代表 キャップ 2023 World Baseball Classic 59FIFTY Cap ニューエラ/New Era ネイビー
2024.03.08
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『アジアメジャーリーグ構想』 本日は非常に面白い情報が入ったので見ていきたいと思います。先日まで巨人は台湾遠征を行い、去年のアジア野球選手権大会の会場にもなった台湾の新ドーム球場である台北ドームにてCPBL(台湾プロ野球)の楽天桃猿や中信兄弟と試合を行い歴代1位の観客動員数を誇るなど最高潮の盛り上がりとなりました。そのNPBとCPBLが合体するかもしれない?という話が夕刊フジの記事にて明らかとなり、そればかりかCPBLコミッショナーが中国やタイといった国を巻き込んだアジア版メジャーリーグ構想を掲げている事が判明しました。この記事だけだと「どこまで信憑性があるの?」と思われるかもしれませんが、面白い事に夕刊フジ以外の外国の記事にも今回同様に台湾がアジア版メジャーリーグ構想を掲げている事を示す記事が見つかり、しかもこちらはCPBLコミッショナーとは別人で現在アジア野球協会(BFA)会長を務めている顧中亮氏が語っており、どうもアジア版メジャーリーグ構想というのは台湾野球界の共通の目標と考えても良さそうですね。 記事によれば今後は中国、インド、タイ、スリランカ、インドネシア、パキスタンなどがプロ野球を推進していくと書かれており、「まずは東南アジアに力を入れて東南アジア諸国にプロ野球を設立した後、次にアジアプロ野球リーグを統合して設立する事だ」と書かれています。他ではカタールやサウジアラビアがアジア競技大会を開催しますが、「中東の王室の方々から野球をアジア競技大会の種目にしたい(実際に現在球場建設中)、プロ野球を育てたい」と語っていたそうです。また、日本、韓国、台湾の野球強豪のリソースを通じてアジアのプロ野球市場の成長を牽引する事を望んでいるとあります。現在、中国がプロ野球チーム8球団に加えて福建省にも1球団創設予定でドーム球場建設計画があるなど野球に積極投資中、更にインドやパキスタン、スリランカ、UAE、カタール、サウジアラビアといった西アジア地域・インド亜大陸にはbaseball unitedが設立され、東南アジアではインドネシアにて野中寿人氏らによってNEOアジアプロ野球リーグが誕生し、インドネシア人やフィリピン人、シンガポール人などが入団するなど一連の動きとも合致しますね。 個人的にはさすがに規模が大きすぎる上に球団数も現在日本が12球団、韓国が10球団、台湾が6球団、中国が9球団(1球団は予定)、baseball unitedには8球団(4球団追加予定)、NEOアジアプロ野球には1球団と既に46球団もあり、国境を跨ぎまくりのプロ野球リーグというのはさすがに無理があるのではないかな?と感じます。そもそもbaseball unitedの開催時期は秋冬制のウインターリーグなのでやはり統合するというのは無理があるでしょうか。しかしながら各国にプロ野球リーグができて欲しいというのは常々「欧州にプロ野球がない」と書かせていただいている私としても願っている点であり、現在各国でも野球に取り組みだしている国は多々あり、全ての国がプロ野球リーグ設立とはいかないまでもbaseball unitedが西アジア地域・インド亜大陸、NEOアジアプロ野球が上記3ヶ国だけでなく、野球リーグが発足したマレーシアに加え、カンボジア、タイ、ベトナムの選手達も入団する事ができるようになれば全地域カバーできるようになると思うだけに、アジアシリーズだけでなくとも去年行われたアジアチャンピオンシップのような大会も開催できると思うだけに、是非ともそうなって欲しいですね。
2024.03.05
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『まさかの新ルール?』 本日は広島と2025年に開催されるWBC予選についての面白い記事があったので見ていきたいと思います。まずはWBC予選の情報になりますが、こちらの記事によりますと、驚くべき情報としては何と「WBC予選の開催地に選ばれた国は無条件で予選参加を免除され、そのままWBC本選への出場権を獲得する」という事になっているそうです。 これには賛否両論あるかと思いますが、これは即ちWBC予選への招待国が増える事を意味しており、更なる野球への裾野拡大や各国の野球振興の向上などプラスになる側面もあるだけに、個人的には良いのかな?と思いました。また、MLBが目をかけている中国が今回予選からの参加となった事もこのような案を導入する事になった理由かもしれませんね(LA五輪へ向けて中国がMLBと協力して若年層の英才教育すると言った事も決まっているとか)。ではどこの国が予選免除最有力かと言われますと、今回の記事にある台湾やコロンビア(昨年MLB関係者が訪れた?)の2ヶ国、そして意外なところでは過去2回開催地に選ばれたドイツ、アジア競技大会で立派な球場がある中国辺りが候補となるでしょうか?個人的には大穴で現在リヤドに球場建設中で2025年にbaseball unitedでの開催が予定されているサウジアラビアもあるかも?と期待しています。仮にドイツが選ばれるとなると、初のWBC本選出場となるのでしょうか?注目です。 また、予選免除の国が現れるとなるとその代わりに出場する国が現れるという事ですが、候補となるのは最近取り上げているウガンダやフィリピン、昨年の欧州野球選手権大会でイタリアを破ったスウェーデン、現在リクルートしているポーランドやアイルランド(それぞれポーランド系アメリカ人、アイルランド系アメリカ人の参加をtwitterにて募っています)辺りの参加もあるかもしれませんね。
2024.02.23
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『広島から5人、それよりも…』 本日、井端監督擁する侍ジャパンのメンバーが発表され、広島からは森下や栗林、坂倉、小園、田村といった主力メンバーと期待株の合計5名が選出されました。驚きなのは田村、井端監督からの評価も相当高く、個人的にも非常に楽しみな選手だと思います。また、大学生の宗山内野手や西川外野手、金丸投手、中村投手の4名も選出されました。メンバーは比較的若いメンバー中心なのかと思いきや、西武の源田やソフトバンクの近藤などを選出したのも大学生選手達にとっての生きた教材としての計らいがあったそうで、この中で最年少の田村も同じ左打者の近藤やヤクルト村上らと共に練習に参加できるので貴重な場となるのではないでしょうか。 ただ個人的には侍ジャパンのメンバーよりも欧州代表のメンバーの方が気になっていました。内訳を見ますと、スペインから8名、オランダから7名、イタリアから6名、チェコから4名、ドイツから3名が選出されました。ただ欧州野球を広めたいという一心からサイトを立ち上げた方の詳しい選手一覧表を見ると、去年開催された欧州野球選手権大会では違う国の代表としてプレーしていた選手達が何名かいるようで、国名はフランスが1名、クロアチアが2名、スウェーデンが1名となっていますね(別の詳しい方のtwitterでも詳細が掲載されています。早速各国野球連盟のtwitterでは出場選手の写真が掲載されていますので是非ご覧いただければと思います(スペイン、オランダ、チェコ、ドイツ)。注目はやはりWBCチェコ代表の3番打者を務めたマレク・フルプ外野手(twitter)、昨季はアメリカ独立リーグでプレーしてソフトバンクのウォーカーにも劣らない打撃成績を残しており、佐々木朗希の160キロを打ち返した打撃に注目です。もう一人はワンダー・エンカーナシオン内野手(twitter)、24歳の若き強打の三塁手で、スペイン国内リーグではOPS1.00を越える打撃売りの選手です。 WBCのチェコ戦が反響を呼び、再び欧州代表戦が復活しました。できれば2年1度でも良いので欧州選抜を招待し、有望な若い選手が日本でプレーして日本のプロ野球へ挑戦できるような機会があれば良いなと思います。正直「大事なシーズン前に…」と思うファンもいるかと思いますが、ですが日本だって約100年前にまだプロ野球がなかった日本にMLBのスター選手が気前良く来日してもらって日米野球が開催され、そこからプロ野球が誕生しました。だからこそ今度は日本がその役割を果たす番ではないでしょうか。是非とも欧州球界の機運上昇の為にも日本が一肌脱いで真剣勝負して欲しいなと思います。ホワイトデー お返し お菓子 送料無料 プランタンヌーボー バレンタイン スイーツ 会社 ロールケーキ おしゃれ かわいい ギフト フルーツたっぷり 洋菓子 いちご 生クリーム パーティー ケーキ プレゼント 楽天ランキング入賞 誕生日 配送日指定可 お取り寄せ 熨斗 お土産
2024.02.14
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『更に上のステージへ』 本日はいよいよ大晦日、2023年も残すところ後僅かとなりました。度々書いてきましたが、2023年は野球界にとって非常に大きな1年だったのではないでしょうか。まずはWBCで日本が優勝、MLBでは大谷翔平が再びMVPに返り咲き、それぞれの各国プロ野球リーグでは初の世界一となったTEXを始めとして日本では阪神タイガース、LGツインズ、味全ドラゴンズと長らく遠ざかっていたチームがそれぞれの一番に輝きました。 そして何よりも一番大きいのが野球がそこまで盛んではない国々での大きな動き、WBC本選に初出場となったチェコが中国を破り、溌剌としたプレーが日本の野球ファンの関心だけでなく自国民からの関心を呼びました。それをきっかけに国内リーグのオールスター、プラハベースボールウィーク、そしてチェコで開催された欧州野球選手権大会2023では史上最多の観客動員数を記録しました。また、チェコに敗れた中国は自国で開催されたアジア競技大会にて社会人相手とはいえ、史上初めて野球で日本に勝利を収めるなど話題となり、観客動員も好調でした。更に西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedが創設されて初めてUAEにて試合が行われるという歴史的瞬間も見られました(特にフランチャイズの一つとなったパキスタンでは野球アカデミーも設立されるなど着々と強化が進んでいます)。東南アジアではマレーシアで国内リーグ戦が開催され、そしてインドネシアにて初めてプロ野球リーグ&プロ球団が創設されるなど新たなプロ野球リーグが誕生しました(ちなみにインドネシアでは甲子園も開催されます)。他にはアフリカでもタンザニアやウガンダ球界の躍進、カメルーン初のプロ野球選手誕生、ナイジェリアでのグローブ工場プロジェクトが立ち上がるなど世界で野球の芽が出始めています。 これも度々書いていますが、2023年はある意味野球界にとって重要なターニングポイントと言える年となったのではないでしょうか。実際チェコはWBCで存在感を見せたおかげで上昇気流に乗り、何と国のスポーツ庁から直々に「強化すべき競技種目」に選ばれて支援金が出るようになり、更なる野球の発展や振興に向けての大きく前進しそうな期待を抱かせます。新しくできたbaseball unitedやインドネシアプロ野球チームも来年に本格的なリーグ戦の開催&参戦となり、当該地域の関心を呼び起こす事が期待されます。ただし、その為にはやはりまだまだ課題もある事は事実、芽が出始めた事は非常に嬉しいですが、この芽をしっかりと成長させて満開の花を咲かせる事ができるかに掛かっていると思います。それでも芽が出たという事だけでも重要な一歩、将来思い返す際に「2023年が大きかったよな」と思えるような発展を遂げていって欲しい事を切に願っています。野球太郎No.049 2023ドラフト総決算&2024大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2023.12.31
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『混迷を極める?』 それでは恒例の来年のドラフト候補の活躍を予想してみたいと思います。いつもの通り、選手評価はS~Dで記載したいと思います。 「オリックス」高島 D 昨年ほどのインパクトに欠けたか古田島 A K/BBが4.00を越える。リリーフタイプ権田 C K/BBは3.40と少し微妙 「阪神」下村 C 春は4.00を越えるも元に戻る椎葉 D 制球面にまだまだ課題残る石黒 B 4.00に近いK/BBを記録、まだまだ伸びしろもありそう津田 D まだまだ素材型 「千葉ロッテ」上田 S 高いミート、BB/Kを誇る。パンチ力もあり1年目から期待大谷 C K/BBは高いがまだまだ実戦不足気味、大きく育てたい 「広島」常廣 C 1年目より数年後に期待高 A 今年は左肘の違和感、足首の故障と躓き。1年目は立て直し?滝田 D左 濱口や高橋らのように化ける可能性あり赤塚 D 下級生時代より力量が落ちている。立て直しが必須 「ソフトバンク」岩井 C 徐々に伸ばしているが、もう一越え廣瀬 C 選球眼良化気味もミートが悪い点は変わっておらず村田 D 春は突如7.20を記録も元に戻る澤柳 B K/BBは4.00越えも全てリリーフ登板なのは気になる大山 C K/BB4.00越えは二度、継続できていないか 「横浜」度会 A 選球眼が改善、ただ突出した何かが欲しいが伸びしろに期待松本 D 即戦力になりやすいサイドハンドも奪三振率が低め石上 D まずは二軍で出場機会を石田 D 同じく二軍で実戦登板を井上 C 選球眼を改善、ポテンシャルは高いので期待 「楽天」古謝 C左 最後の最後でK/BBを記録、左投手枠にも合致松田 D これからの伸びしろに期待中島 C 三振数の改善をしたい 「巨人」西舘 A 上昇曲線を描いて最後に6.67を記録森田 C K/BBはまだまだな印象佐々木 B ミートにもう少し磨きをかけたい泉口 C もう少し力量を伸ばしたい。門脇という高い壁もあり又木 C K/BBは3.00 「西武」武内 C 春に4.00を越えたものの元に戻る上田 B 春は躓くも秋に復活、例年良かったので期待宮澤 D 制球面に課題村田 ? 圧倒的な打撃内容もレベルはどうなのかが不明糸川 D K/BBは1.50と低いか 「ヤクルト」西舘 C 二部でも4.00を越えていないので成長に期待松本 D 昨年の素晴らしい投球は何処へ…石原 C 良くはなっているが、もう少し鍛えたい伊藤 D 選球眼にまだまだ課題 「日本ハム」細野 D 制球面に課題進藤 B 今年は躓いたものの打撃内容良好宮崎 B 打撃内容は良くなってきている 「中日」草加 C 昨秋は4.00を越えるも以降は越えていない津田 D 明らかに打力に大きな課題あり。送球も不安辻本 A 高い打撃内容、ミート面に大きな改善、レギュラー奪取期待土生 D 全体的にレベルアップが必要 以上が活躍予想となりました。まず一際目立つのはやはり千葉ロッテが1巡目指名した上田内野手、打撃内容が傑出している上に長打力もまずまずあります。千葉ロッテは打撃のある野手が不足気味なので出番も大いにありそうなので新人王候補として期待してみたい選手です。続いて気になったのは中日が3巡目指名した辻本内野手、小柄な選手なので一見非力に見えるものの大学通算では9本塁打を記録しており、打撃内容も素晴らしいものがあります。特に中日は二遊間が固定されていないので大いにチャンスがあると思います。投手では巨人の西舘投手、徐々に力量を伸ばして最後に花を咲かせたのは先輩の澤村投手を彷彿とさせ、1年目から活躍が期待されそうです。他では同じく横浜の度会外野手や巨人の佐々木外野手も面白い存在、リードオフマンとしての起用が見込めるかもしれませんね。そして左投手枠として挙げたのが広島の滝田投手と楽天の古謝投手、どちらも球速があって奪三振率の高い左腕、縦の変化球を武器としている投手なので案外やれるかもしれません。特に古謝はテイクバックを変えた事で制球面も大幅に改善、1年目から活躍できる可能性は大いにあるのではないでしょうか。 「本命」 「本命」 西舘 上田 辻本 古謝 度会 澤柳
2023.12.01
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『次世代エース候補達』 続いてパ・リーグも見ていきたいと思います。早速見ていきたいと思います。 「オリックス」曽谷 B◎C 2軍で好投し、1軍でも登板してそれなりの成績杉澤 A D 今季は苦戦、現在ABLに参加中、レベルアップなるか 「ソフトバンク」大津 D A 予想に反して中継ぎとして奮闘、FIPを見ると少し怪しさも甲斐 B◎D ウエスタンで8本塁打、強打者として台頭したい松本 D D 2軍で先発として登板、ステップアップしたい吉田 S D 2軍で32試合ながら打率.310、2本塁打 「埼玉西武」蛭間 C C 1軍で56試合で2本塁打、来季はレギュラー獲りへ青山 C A リリーフで防御率2.96、こちらもFIPが気になる児玉 D C 源田の故障離脱で出番を貰う。来季は牙城を崩せるか 「東北楽天」荘司 D A 唯一先発ローテ入り、若きエースへ小孫 A D 2軍で好成績も1軍では奮わず、年齢的に来季活躍したい平良 D D 1軍出場なしで2軍でもイマイチ、社会人なので正念場林 D D 2軍で24試合登板、防御率2.18、来季は飛躍を 「千葉ロッテ」菊地 D D 1軍登板を果たすも2軍ではイマイチ、球威向上を友杉 B C 1軍で64試合出場、来季はレギュラー奪取を高野 B D 1軍初登板を果たすも2軍ではイマイチ 「日本ハム」矢澤 B D 投打共に2軍でパッとしない成績、どう育成する?金村 S D 故障に泣く。ただ実力は間違いなかったので立て直しを加藤 C C 故障がありながらも64試合6本塁打、来季は上積みを奈良間C C 65試合に出場、来季はレギュラーになりたい宮内 A D リリーフとして経験を積むも大怪我で育成契約へ 以上がパ・リーグの結果となりました。セ・リーグに比べると少々寂しい内容となっていますが、楽天の荘司投手が先発として好成績を残したのが印象に残りました。今年広島が育成指名した杉田投手も師事している北川氏の指導を大学生時代から受けており、オフの間もトレーニングを続けて成長したのでしょうか?だとしたら杉田にも同じような期待を抱きたくなりますね^^;。他では大津や青山といった投手らがK/BBに反して防御率が2点台と活躍、ただ共にFIPだと4点台半ばとなっており、この辺りが来季に向けての懸念材料となるでしょうか。また、オリックスの曽谷も経験を積んでおり、次世代の先発候補ですが山崎福や山本由伸の退団などもあり、来季先発ローテ入りの期待がかかりそうです。そして日本ハムの金村も故障によって1軍登板は4試合のみでしたが、その4試合で圧倒的な投手成績を残しており、2軍でも好成績を収めました。 どちらかと言えば野手の活躍が目立ったセ・リーグに対してパ・リーグは投手の活躍が目立った結果となりました。個人的な印象ですが、野手のレベルは近年だとセ・リーグ、投手のレベルは近年だとパ・リーグの方に分はあるかなという印象を持っていますが、今年もその傾向が強いのかな?と思いました。本格 ピザ 3枚 セット【2セット購入以上でおまけ付き(1配送)】【RCP】 クリスマス ギフト プレゼント 冷凍ピザ ピザ 冷凍ピザ 冷凍ピッツァ ピザ生地 手作り チーズ 宅配ピザ ピッツァ 冷凍 宅配 ぴざ
2023.11.30
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『野手が目立つ』 それでは今回は昨年のドラフト会議後に行った指名選手の活躍予想と今年の活躍度を見ていきたいと思います。今回はセ・リーグとパ・リーグに分けて書きたいと思います。ただし、今回はS~Eと1ランク追加して書いていきたいと思います。 「ヤクルト」吉村 A C 11試合先発登板して4勝、防御率4.33澤井 C D 2軍で存在感を見せるもフェニックスリーグで故障が気がかり北村 C D 2軍で二桁本塁打、1軍でも一発を放つ 「横浜」吉野 C E 故障か?2軍でも僅か4試合登板に終わる林 C C 1軍で65試合出場、CSでスタメン出場、来季に期待橋本 D D 1軍登板なしも2軍で登板を重ねる 「阪神」森下 C B 3番打者に定着、国際大会でも躍動、不動の中軸になれるか富田 C C 2軍で防御率1点台、1軍でも9試合に登板 「巨人」萩尾 C D 2軍で結果を残して1軍でも試合経験を積む田中 D C 1軍で30試合に登板、防御率は5.51門脇 A B スタメン遊撃手に定着、来季既にレギュラーを明言される船迫 D A 中継ぎで36試合に登板して防御率2.70 「広島」益田 C D 2軍では不振も1軍では防御率1.64河野 A D 即戦力の期待かかるも1軍では防御率9.49長谷部D E 2軍でも成績奮わず、早くもサイド転向で崖っぷち 「中日」村松 A C 98試合出場、ただ来季はライバルが増えて正念場田中 B E オープン戦で故障離脱、好成績だっただけに悔しいシーズン福永 C C 97試合出場、こちらも正念場 以上が個人的につけた活躍度となります。全体を見ると規定打席に到達したとか規定投球回に到達したといった選手はおらず、少し物足りなさの残った年となりました。それでも野手には阪神の森下や巨人の門脇など将来の球界を代表する強打者、名遊撃手になれそうな逸材がおり、実際にこの前行われていた日本シリーズやアジアプロ野球チャンピオンシップではそれぞれ躍動しました。投手で唯一Aランクをつけたのが巨人のサイドハンド船迫、最速は151キロを越えるもスライダーが武器なのかどうかが不明だったのでサイドハンド枠はつけませんでしたが、蓋を開けてみると防御率も好成績ですが奪三振率も9.90と圧巻の数字を記録しました。そしてサイドハンド枠で重要な肝となる「スライダー」は被打率.151、空振り率は18.5%とかなり強力な球種となっていた事が判明、これならば社会人時代のK/BBは4.00でなくとも即戦力として活躍できても納得ですね。広島では新人の益田や長谷部がそれぞれ秋季キャンプで腕を下げてスリークォーター、サイドハンドへと転向するのですが、如何にスライダーやツーシーム、シュートを武器にしていけるかがカギとなりそうです。
2023.11.29
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『社会人野球日本選手権大会、開幕』 本日、都市対抗と並ぶ社会人野球日本選手権大会が開幕しました(サイト)。本日は三菱自動車岡崎対昭和コーポレーション、ENEOS対TDK、日本生命対伯和ビクトリーズの3試合が行われ、全て後攻のチームが次へと駒を進めました。また、複数のプロに指名された選手や来年注目の選手らが登場しています。 まず気になったのは横浜がドラフト1巡目で指名した度会外野手、1打席目で真ん中やや内寄り低めの甘いボールをライトスタンドへの本塁打を放つなど早速結果を残しました(動画)。打撃フォームですが、結構前肩を内側に捻っているので背番号がはっきりと見て取れるところが気になるところ、また前足を踏み込む前の段階で既にバットを振り出し始めているように見えます。そして下半身はやや宇草のような踵体重気味ですが、何とか踏ん張って極端な走り打ちを抑えてはいるでしょうか(秋山の調子の良い時の形でしょうか)。ただ走り打ち気味と言えば走り打ちなので外角球をしっかりと叩けるのかが気になりますが、本人もそれを意識しているのか、かなり本塁に近い場所に前足を置いていますね。 他にはオリックスが指名した権田投手や巨人が指名した又木投手らが揃って登板、ただ両者共に個人的に即戦力というよりは二軍で少し育成してからといったタイプなのかな?と思いました。最後に取り上げたいのは昨年ドラフト上位候補と目されながらも指名漏れして現在日本生命でプレイしている山田健太内野手、この日は外角高めの球を弾き返してライト前ヒットを打ちました。ただ当時も指摘されましたが、何か突き抜けたものがないなという印象は変わっていないのかな?と感じ、どこを売りにしていくのかが見えにくいという課題はまだ解消されていないでしょうか。 『共同経営体制へ』 前回の記事にてオイシックスが新潟アルビレックスとメインスポンサー契約を交わしたと書かせていただいたのですが、こちらの記事によると10月に新潟アルビレックスBCと資本提携を締結し、12月末までに株式を取得してNSGグループとの共同経営体制に移行する事が書かれています。つまり前回の記事にて「実質的にオーナーのような立場」と書かせていただきましたが、どうやら本当にオーナーの立場になるようですね。こちらの記事には20%の株式を取得する予定との事、そして元々野球界に興味を示していて参入を考えていたとの事です。そして同業界の楽天、ソフトバンク、DeNAは友達(ビジネスパートナー?)でよく話を聞くとの事で、将来の一軍への新規参入にも口添えしてもらえそうな状況であり、外堀を徐々に埋めていくのでしょうかね^^;? まだ現段階では二軍のみの話ですので一軍参入はまだ先の話ですが、新潟アルビレックスBCにとっては願ってもない資本提携と言っても良さそうで、以前にも触れましたが一軍に参入しても何とか球団運営を続けていける体力は持ち合わせる事ができそう?なのではないでしょうか。ただ新潟のみ一軍参入というのは奇数と偶数になるので難しく、後はハヤテがどのような企業を引っ張ってくるのか、もしくは自力で業績を伸ばしていけるのかがカギとなってくるのではないでしょうか。
2023.11.08
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『気になる記事が』 日本シリーズは阪神の4勝3敗でオリックスを下して日本一となりました。その裏で来季から2軍戦に参加する2つの新球団が動きを見せています。 まず静岡を本拠地とするハヤテ223ですが、GMに元横浜の山下大輔氏、監督に元近鉄の赤堀元之氏の就任が発表されました(動画)。そして11月3、4日でトライアウトが実施され、3日に一次試験、4日に二次試験が行われた事が明らかとなっています(動画、動画)。合格者は20人に絞られる予定との事で、次の選手獲得は合同トライアウトによる獲得を目指しているとの事、他にはWBCオランダ代表の投手やアメリカからの外国人選手の獲得も視野に入れているとの事で、こちらは既に決まっているそうです(動画)。 続いて新潟を本拠地とする新潟アルビレックスBCですが、オイシックス・ラ・大地とのメインスポンサー契約を締結し、球団名がオイシックス新潟アルビレックスBCとなる事が発表されました(動画)、(記事)。この契約は5年間との事だそうですが、興味深いのはオイシックスの高島社長が球団代表取締役会長に就任するという点で、実質的にオーナーの立場になるのでしょうか?こちらは監督が元ヤクルト、日本ハム、阪神でプレーし、名将野村克也氏が監督を務めていた際に参謀役として仕えた橋上秀樹氏が引き続き監督を続けるとの事です。 上記でも触れましたが、5年間という期限付きではあるもののオイシックスが球団のオーナー的存在になりそうな点は非常に大きいのではないでしょうか。そういうのも一応NPBは「あくまでも2軍のみの参戦で1軍を見据えたものではない」と否定はしていますが、個人的に2軍のみで採算が取れるのか、そもそも独立リーグ側と協議すると言っても存在自体を危険に晒す事態になるのに独立リーグ側の理解を得られるのか、巨人山口オーナーの「この際もっと大きなテーマにして考えて欲しい」発言もあり、水面下で1軍の新規参入も見据えた構想ではないのかなと感じています。ただそれには新規参入する際に保証金25億円、野球振興協力金4億円、加入手数料1億円と合計30億円が必要となってきます。しかしながら今回メインスポンサーとなったオイシックスはWikipediaでの情報ですと中々の中堅企業であり、何とかギリギリ1軍参入できる体力がなくもないのかな?という印象です。 そしてもう一つ興味深い記事なのがサンスポの記事、記事の本筋は球団名に「静岡」を入れにくい裏事情なのですが、個人的に気になった一文は1ページ目と2ページ目に跨るハヤテ杉原社長の「真の静岡県民球団になる為に静岡県民全体の360万人で戦えればNPBさんに対する発言力も違ってくる」、「その上で80万人の山梨県、200万人の長野県が加わり、この球団を愛してくれたら次のステージ(1軍)も見えてくる」と発言しています。やはり両球団共に2軍のみに留まるという気はサラサラなさそうな事が窺い知ることができるのではないでしょうか。 ただ現時点では前回の記事(1、2)でも触れましたが、あくまでも憶測であって勝手な妄想になります。しかしながらこのような動きを見ると、やはりその先があるのではないかな?という淡い期待を持ってしまうところでもあります。ちなみに静岡県では浜松に新たにドーム球場建設案も浮上しており、やはり今回の2軍球団誕生と何らかの関連があるのではないのかな?とも思ってしまうところです。もし1軍ができるのだとすれば静岡市の草薙球場、浜松市の新ドーム球場のダブルフランチャイズとするのでしょうか?現時点では球団拡張はないと釘を刺してはいますが、やはりプロ野球球団を持つからにはやはり1軍の球団も持ちたいと思うのが自然なだけに、今後も注目してみたいと思います。ピザカッター付 本格ピッツァ3枚お試しセットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]ピザ 送料無料 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト
2023.11.06
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『38年ぶりの歓喜』 本日、阪神とオリックスの試合が行われて7-1で阪神がオリックスを下して38年ぶりとなる日本一となりました。阪神の先発は右のサイドハンド青柳だったので左打者を並べてくるかと思われましたが、蓋を開けてみれば中川、紅林、頓宮、杉本らがそのままスタメン出場しており、「これは苦戦するかも」と思いましたが、やはりそうなってしまいました。全くタイミングも合わず、体が開いてしまう打者もいました。また、青柳は紅林の打席で内角のボールゾーンからスライダーを入れて見逃し三振、直球も149キロを計測するなど見事な投球、広島大瀬良がCSで今季一番の投球を見せましたが、青柳もこの大一番で魂の熱投を見せました。オリックスは頼みの綱だった森やゴンザレスが全くタイミングが合わず、打順も左の間に右打者を挟んでしまっているので繋がりも欠いてしまいました。 勝負を分けたのはやはり4回、宮城はそれまで1安打でしたが、一死から森下が追い込まれてからしぶとく粘り、際どい内角球がボール判定となって7球目をヒット、続く大山を2球で追い込んでおきながら何と死球、そしてノイジーに対しても直球で2球で追い込みながら1-2から内角のチェンジアップという少し不可解な配球で内角低めのボールをすくい上げてレフトスタンドに飛び込む3ラン本塁打を被弾してしまいました。ノイジーは解説の工藤氏の言うように直球に全くついていけておらず、直球で仕留めて良さそうでしたが変化球を投げて合ってしまったと思うのですが、そもそも内角に投げるのならばチェンジアップではなくスライダーの方が良かったのではないかなと個人的には思いました。 5回は再び一死から坂本と近本が連打で出塁、中野の当たりが一度は併殺打と判定されるも足が早く覆って一死一三塁、ここで投手交代したのですが比嘉にスイッチ、個人的には東を起用しても良かったのではないかな?と思いました(9回に出しましたが、今更出しても遅かったのでは?)。更に森下に対して直球とフォークのみに拘って殆ど逃げていくスライダーを使わず、サイドハンドが最も得意とする横の揺さぶり最大限に活かさなかったのは個人的に疑問、結果的にここでタイムリーヒットを打たれてかなり厳しくなり、投げ急ぎ気味だった比嘉を落ち着かせる為に間を取る事もせず、続けざまに大山とノイジーにもタイムリーを浴びて万事休すとなりました。比嘉の投球はかつての在籍したスコットを思い出させる投球、スコットもサイドハンドながら横滑りするスライダーを武器とせず縦に落ちるスライダーを武器としましたが、正直サイドハンドで高低の投球をしても特別嫌らしさがなく、寧ろ腕の位置が低い分対処しやすくなります。他だと西原も大きく横滑りするスライダーを持ち球とせずに小さく曲がるカットボールを投げていましたが、こちらも一軍では活躍できませんでした。 振り返ってみるとオリックスに手痛い采配ミスが多い日本シリーズだったかと思います。動かなくて良い場面で動き、今日の対青柳対策として動かないといけないところで動かなかったという印象です。逆に阪神は昨日の試合で全く奮わなかった森下と大山が揃ってタイムリー、そしてノイジーが2試合連続の本塁打を記録するなどシーズンとは違って打順を5番に上げた起用が見事に当たりました。そして近本、中野、木浪といった面々が揃って高打率、シーズン中の嫌らしい打者らがシリーズでも存在感を見せました。来季も手強いチームである事は明白、この3人だけでなく広島は森下やノイジーといった打者に打ち込まれており、如何にしてこの打線を抑えていくのか対策が必要ではないでしょうか。阪神が38年ぶりに日本一を決めましたが、来年こそは40年ぶりの日本一を見たいものです。
2023.11.05
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『動かざるが吉』 本日の日本シリーズはオリックスが阪神を5-1で下して3勝3敗のタイとなりました。先発山本は序盤やはり前膝の突っ張るタイミングが早く、再三ピンチを背負う投球でしたが何とかしのぎ、逆に先発村上は変化球の制球が要所で甘くなって紅林に一発を被弾、中川にもあわや一発かと思わせる犠飛を打たれるなど今季ワーストと言っても良い内容だったのではないでしょうか。そして山本は徐々に前膝の突っ張るタイミングが横浜バウアーと同じような形となっていき、フォークもしっかりと決まり出して最後まで投げ切る熱投を見せて望みを繋げました。 今日の試合は不思議な事に勝敗を分けた失策や采配ミスといった場面が見られませんでした。強いて挙げれば杉本への内角球が勿体なかったなぐらいで、前足を負傷しているのですから思い切り踏み込めないであろう外角オンリーで良いところを内に要求したぐらいでしょうか。それ以外は特別これといった場面はなかったのですが、結局のところこれまでの2敗はオリックスの自滅による負けであり、中嶋監督が余計な事をしなければしっかりとした試合運びができるという事なのではないでしょうか。ただ個人的には最後に山本を投げさせるよりも明日の最終戦の為に自信を失っている状態の救援陣の誰かを行かせて自信を取り戻させる方が良かったのでは?と個人的には思いました。サヨナラ負けと逃げ切り失敗による逆転負けによる2敗の後であり、中嶋監督はCSで切り替える為に打たれた投手をすぐに投げさせていたのを思い出しますが、それをしなかったのがどう出るでしょうか? 明日の予告先発はオリックスが宮城ですが、対する阪神は予想に反して右のサイドハンド青柳の先発と発表れました。今日は特別動かなかった中嶋監督ですが、明日はスタメン起用から動かないといけません。というのも青柳は右打者を得意としていて今季右打者に許した本塁打も僅かに1本、今のオリックスで好調のメンバーは紅林や頓宮、中川といずれも右打者、正直殆ど対戦経験がない中で右打者が青柳を打つのは結構難しいので思い切って外す選択肢も視野に入れねばならないでしょう。鍵となるのはここまで不振気味の森やゴンザレス辺りとなってきそうですね。阪神は今日三振の山を築いていて後半の山本の前に完全に沈黙するなど後遺症が残っている可能性もあり、前回抑え込まれている宮城を果たして打てるか、特に森下と大山がボロボロで、且つ二人とも外寄りのチェンジアップに翻弄されそうなタイプなだけに、そこをケアして打ち崩せるかが注目となりそうです。
2023.11.04
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『ミス&悪手合戦』 本日、阪神対オリックスの日本シリーズ4戦目が行われ、阪神が4-3でサヨナラ勝ちを収めました。初回に先頭近本が山崎福からヒットを打ち、犠打で送って森下がタイムリーと理想的な先制点を奪いますが、2回に頓宮のフェンス直撃の当たりを近本がクッション処理を誤ったことで三塁打となり、一死三塁から紅林の詰まらせた打球がポトリと落ちるタイムリー、昨日の記事でラッキーボーイ的存在と書きましたがこの日も片鱗を見せました。しかしながらこの場面で何故か前進守備を敷いた事が阪神側の悪手、そもそも才木はフライボールピッチャーですし、この日のオリックス打線は才木の高めに来たボールは誰も捉える事が出来ておらず、ならば高めに投げさせて内野フライを打たせる打ち取り方で良かったはず、結果的に紅林を完全に詰まらせたのにラッキーヒットとなってしまいました。 2回に二死から木浪がボテボテの内野安打となりましたが、正直ゴンザレスがグラブで捕球してしまったのがある意味ミスだったと言え、アウトにするならば素手で掴んで送球するしかなく、恐らく菊池やMLB選手達ならばそうして恐らくアウトにできたと思います。続いて才木にまさかの四球を与えたのもミス、ミスが二つ出て近本に勝ち越しタイムリーを浴びました。そして5回も何でもない犠打を山崎福がまさかの悪送球、これも大山の遊撃ゴロの間に追加点を奪われてしまいました。 そして7回は何でもない三塁ゴロを佐藤が失策、そして宗ですがはっきり言って高めに投げておけば全く怖くない打者だと思うのですが、何故か高めは投げさせずに低めのボールをセンター前へ弾き返されて同点に追いつかれました。続いて運命を分けたのは9回のオリックスの攻撃、宇田川が続投する気配を見せたものの森がヒットで出塁してしまい、宇田川を降板させて代打石川を送ってしまった事も悪手だったと思います。続投させようとしたのならばそのまま宇田川を打席に送っておとなしく三振してもらった方が良かったのではないでしょうか。無得点でも宇田川が続投できますし、次はラッキーボーイ的存在の紅林からとなりますし、続く打者は好調な廣岡、焦る必要はなかったと思います。この判断が後のサヨナラ勝ちへと繋がってしまいます。 9回はワゲスパックが大荒れ状態、近本に四球を出すと中野の打席で2回も暴投してしまってたちまち一死三塁、中野を敬遠して一死一三塁かと思いきや、まさかの森下も敬遠で満塁策にしましたが、これが最悪手となりました。そもそもこれだけ大荒れの状態で満塁にしてしまってはワゲスパックはもう直球しか投げる球がなくなってしまいます。中野の打席の暴投はいずれもチェンジアップで、全く制球できていませんでした。最後はフルカウントから大山に直球しか投げられずに三遊間を破られてのサヨナラ負け、もしこの場面が一死一三塁(走られて二三塁だったとしても)ならば思い切ってチェンジアップを要求できたと思いますし、基本大山は直球待ちなので恐らく振ってくれたのではないでしょうか?結果的に敗戦へと繋がる一手となってしまったばかりか、このシリーズ冴えていなかった4番の大山にサヨナラ打を打たれるという今後のシリーズでも響きかねない敗戦となりました。 「追記」 通常、確かに満塁策は定石ですが、投手の状態によっては却って苦しくしてしまう事に繋がってしまうという事だと思います。例えるならば一昔前の「正面で捕球しなさい」というのと似ていると思います。今では「時と場合によっては逆シングルで捕球しなさい」という指導が行われ始めていますが、状況によって臨機応変に対応していかないと落とし穴に繋がるという良い例だったのではないでしょうか。広島の捕手もよくやらかす例ですが、二死で1点リードで走者が一人いる状態で中軸打者で次は特別恐くない打者の場面で「歩かせれば良いのに無理して勝負して逆転本塁打を被弾」というのが挙がるでしょうか。定石では確かに「逆転の走者を出す」と表現されますが、打者一人抑えればチェンジなのですから打ち取れる確率の高い打者で勝負した方が良いでしょ?といつも思う次第です。 今日は何でもないセンターフライを落球したり、サードゴロも弾いてしまったりと、両チーム共に非常にミスの多い一戦となりましたが、ミスや悪手がより多かったオリックスが星を落としてしまったという印象で、昨日とは逆の展開となりました。ここまで8-0からの0-8、ミスや判断ミスによる自滅からのミスや判断ミスによる自滅とまるでオセロのような展開なのは面白いですね(吉本劇場のつもりなのでしょうか?^^;)。ただ今日の試合は完全に監督の采配で落としたと言っても過言ではない試合となっただけに(しかも相手の4番を目覚めさせたかもしれない)、これが明日どう響くかでしょうか。 個人的に気になったのは捕手の配球、昨日もそうでしたが両捕手共もうすこし高めの直球を投げて詰まらせてさっさと片付けるという手を使ったも良いのでは?と思いました。特に阪神の才木などは高めに行った直球の方が相手を押し込めて詰まらせていましたし、下手に低め低めなどしない方が簡単に打ち取れそうなのになと思ってみておりました。特に宗は特別パワーのあるわけでも長打を生み出せそうな打撃フォームをしているわけでもなく、他の球種は使わないで高めの直球一本で容易に打ち取れる打者だと思います。逆に大山は関西地区在住なので阪神戦をちょくちょく観戦する機会がありますが、どの場面でも基本直球一本待ちの選手で、小木田の見え見えの変化球でもあっさり打ち取れる事が多いだけに、最後は変化球で良いのではないかなと思います。 『TEX情報』 MLBですが、TEXがAZの猛攻を受けるも何とか11-7で大勝、これにて敵地では何と10連勝、明日はイオバルディが先発、前回は打ち込まれただけにリベンジといきたいところです。そしてシーガーがこの日も一発、セミエンも昨日目覚めたおかげか今日もタイムリー三塁打と本塁打と爆発、ここに来てのお目覚めは非常に大助かりです。そしてガルシアに代わって出場したのはジャンコウスキー、出塁率が売りの打者ですが、この日はタイムリーを2本打つなど代役をしっかりと全うしました。
2023.11.01
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『守備で明暗、不用意な一発』 本日、阪神とオリックスの第3戦が行われて5-4でオリックスが2連勝となりました。阪神の先発伊藤将は比較的球が高めに集まっていた印象、5回に自らの悪送球が重なって3失点しましたが、先頭紅林の合わせて打球がヒットになるなど第2戦の詰まりながらもライト前に落としたヒットと相通じるものがあるでしょうか。個人的にオリックスのラッキーボーイ的存在になっているような気がします。 逆にオリックスは2回に阪神が先制こそしたものの、二塁のゴンザレスが一二塁間を抜けそうな辺りを好捕してアウトを捕ることができたのが非常に大きく、もし抜けてヒットになっていたとしたら次の木浪の二塁打でもう1点入っていたと感じ、守備で明暗が分かれた形となりました。 そしてもう一つ痛かったのが頓宮の一発、アウトを二つすんなり捕ったにもかかわらず、一振りで同点に追いつかれてしまったのは痛かったでしょうか。正直オリックスの打線を見て一発長打の期待が高いのは頓宮のみ、走者もいませんでしたし、2球連続でツーシームも空振りしていましたから3球続けても良かったのではないかな?と思いました。結果的に打たれてもヒットならば問題ないですし、頓宮の打ち方を見る限り逆方向への一発はないと思うだけに、余計に勿体なかったでしょうか。 後は個人的な意見ですが、9回の無死一塁での近本の打席ですが、3-1で勝負をかけてエンドランを敢行しても良かったのではないでしょうか?あの場面は代走植田が出ていて九分九厘外角の真っすぐを投げてくるであろう場面で案の定外角真っすぐ、それも明らかに置きに行った真っすぐを投げてきただけに、見逃したのは勿体ないなと思ってみていました。 『TEX情報』 AZでの一戦となったTEXですが、3-1で2勝1敗としました。ここまで敵地で驚異の9連勝を飾り、見事な外弁慶となっています。頼れるシーガーがこの日も2ラン本塁打、その後は前回AZに打ち込まれましたが継投策で1失点に抑えて逃げ切りに成功しました。ただ4番のガルシアが脇腹を痛めて交代、シャーザーが腰の張りで途中交代するなど暗雲が立ち込める一戦となってしまいました…。もし出場できないとなるとかなりの痛手、代わりの選手となるとグロスマン辺りとなるのでしょうか(デュランは入ってなさそうでしょうか)?
2023.10.31
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『MLBでの懸念材料』 本日、日本シリーズが開催されて8-0で阪神がオリックスに大勝しました。オリックスの先発山本はフォーク以外の球種が割とベルト付近や高めに集まる傾向にあり、一回り目は抑えていたものの二回り目に掴まってしまった印象を受けました。恐らく阪神は低めに来たボールはフォーク、それ以外のゾーンに来たボールは直球系統だと割り切れと命じたのではないでしょうか?5回に先頭佐藤が詰まりながらもセンター前ヒット、続くノイジーの打席の初球で思い切ってスタートを切って二盗成功、CSで羽月が見せた盗塁を彷彿させました。ノイジーはライトフライで進塁打となり、渡邊が詰まりながらもセンター前タイムリー、続く木浪が2-0からの高めの直球を一二塁間へのヒット、二死となるも近本がやはり浮いた直球を振り抜いて右中間を破る2点タイムリー三塁打、続く中野が外角低めの難しいフォークだったのですが、上記の通り恐らくもう見抜いていたのか?完全に上手く合わせて三遊間を破って貴重な4点目をあげました。山本は6回にもノイジーに低めのボーク、木浪には直球を振り抜かれて、坂本に止めとなる三塁線へのタイムリー二塁打でKOされてしまうまさかの展開となりました。 個人的に印象に残ったのが春先のWBCでのソフトバンクとの練習試合でしょうか。山本が登板したのですが、同じような傾向があったのを覚えています。足を上げないですり足のような形にした影響なのか?どうも左膝の突っ張る段階が黒原らと同じになる日があり、それが原因で黒原と同じように高めに浮きますし力を伝えきれないので球速が出ても打ち返されてしまう事があるのかな?と感じました。今のようにフォークは低めに集まるがそれ以外の球種は浮きがちという傾向が続くのならばNPBとは比にならない程研究を重ねるMLBでは一溜まりもなくなってしまうのではないかな?という懸念があります(事実、今日阪神に実践されたわけですから)。 一方阪神の村上は浅いカウントの際は真ん中近辺に直球を投げ込んでくるなど力勝ち、一転してピンチの場面や追い込んでからはコースにしっかりと突く見事な投球、オリックス打線を全く寄せ付けずに7回を投げて僅か2安打に抑え込む見事な投球を見せました。今日の投球は明日以降もオリックスにダメージを与える投球だったのではないでしょうか。というのも明日の試合は西で村上とは全く違う技巧派タイプ、今日のオリックス打線は直球に刺された事をひきずって打ち気にはやってしまう可能性があるのではないでしょうか。技巧派の西にタスキを渡す意味でも素晴らしい投球だったのではないでしょうか。 1戦目は阪神が存分に強みを発揮した試合だったのではないでしょうか。オリックスは打線の弱さが目立った印象で、強力な阪神投手陣相手にどう得点を重ねるのかがカギとなるのではないかな?と思いました。個人的には投手力は五分五分ですが、打撃力では阪神が明らかに上回っているので阪神が有利なシリーズなのかな?という印象を受けました。 「TEX、先勝」 日本シリーズも開催されましたが、実はワールドシリーズも開催されました。TEXはシーズンでは捲られてしまったHOUを下してアメリカンリーグ優勝を果たしてワールドシリーズに出場(世にも珍しい外弁慶シリーズでしたが)、AZとの試合が行われました。イオバルディがまさかの5失点の炎上で逆転を許すなど苦しい展開でしたが、9回に先頭タベラスが出塁し、一死となってから2番シーガーがサイドハンドクローザーのシーウォルドの高め直球を振り抜き、高々と舞い上がった打球はライトスタンドに飛び込む同点2ラン本塁打、11回は元巨人のガルシアが少々刺され気味だったもののライトスタンドへ飛び込む弾丸ライナーの本塁打でサヨナラを決めました。一塁ベンチに向かって右拳を突き上げながら走る姿はかなり格好良かったですね。 MLBではTEXを応援しているので初の世界一を目指して欲しいところです。また、AZで気になったのはキャロル外野手、実は台湾系アメリカ人でWBCでも台湾代表として招集しようとしたのですが、まだレギュラーという位置づけではなく、レギュラー確保の為にシーズンに集中したいという事で実現しませんでした。今季は打率.285、25本塁打、54盗塁、OPS.868と大活躍、この日も快速飛ばして内野ゴロで通常アウトになりそうなところを本塁生還するなど活躍しました。次回のWBCでは是非とも台湾代表でプレーする姿を見てみたいですね。ハロウィン バームクーヘン ギフト『 マダムブリュレ 』【冷凍便】 新感覚 バウムクーヘン 人気 スイーツ お取り寄せ 内祝 プレゼント
2023.10.29
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『セ・リーグ編』 本日はセ・リーグの広島以外のドラフト1巡目指名予想をしてみていたいと思います。基本的にはいつも当たりませんが、直近5年ぐらいのドラフト指名などを参考にして考えてみたいと思います。 「中日」 立浪監督になってからは高校生ではない上に極端なドラフト指名が続いています。一昨年は上位で外野手を連続指名するなど外野手3名、昨年は1巡目こそ投手ですが二遊間内野手を4名指名(浜は外野転向)するなど極端な指名を展開しています。となると1巡目は投手を指名してくる可能性が高いかなと感じ、競合を辞さないと言っているので大学生投手という事になるのではないでしょうか。ただ愛知県出身の岩井投手はいますが、こちらは外れ1巡目候補でしょうか。 「ヤクルト」 根尾の年以外は基本的に大学生投手に行くも昨年は吉村を公言しました。ただ今年は大学生投手が多いので基本的に大学生投手に行くのではないでしょうか。報道でも即戦力投手を1巡名指名する方針との事です。 「巨人」 原監督から阿部監督に代わり、ギリギリまで隠すとの事で一番読めない印象、ただ毎年その年の競合する選手に行くので大学生投手なのかな?と思います。 「横浜」 かつては一本釣りで大学生投手を指名する傾向にありましたが、近年は小園、森、小園、松尾など高校生選手を好んで指名するようになりました。ここに来て大阪桐蔭の前田投手と面談したことが判明しています。ちなみに2巡目指名は10年間でずっと大学か社会人選手を指名してきています。 「阪神」 2017年の清宮から始まり、藤原、奥川、小園、浅野と初回入札は近年高校生に突っ込む傾向が高いようです。しかし、2020年は佐藤輝明を指名し、それ以降も大学生や社会人を中心に指名してきました。周期的にはそろそろ大学・社会人選手を乱獲しそうな気配で、現に昨年は高校生を中心に指名してきているだけに、それも影響を及ぼしそうです。中日:武内夏暉(国学院大学)ヤクルト:細野晴希(東洋大学)巨人:西舘勇陽(中央大学) 横浜:前田悠伍(大阪桐蔭)阪神:細野晴希(東洋大学) 個人的にはこのような形で選んでみました。中日は近年右投手で良い投手を確保(根尾、梅津、高橋、仲地等)できているので左投手ではないかな?と感じ、報道では「球の力とかコントロールとか」と語っていたので制球のある武内を選んでみました。続いてヤクルトですが、まず左投手を好んで入札してくる傾向があり、神宮球場が本拠地なので球の力のある投手の方が欲しいかなと思うので選びました。巨人は一本釣りの可能性もあるとの報道がありましたが、基本的に競合してくる球団なので中央大学という太い繋がりもある西舘を選びました。横浜は高校生が多く、ここに来て面接したとの事で前田を選んでみました。川原投手がまさかの指名漏れした中で松尾を1巡目指名した横浜には大阪桐蔭側も好印象なのではないでしょうか。最後に阪神は岡田監督が前阪神政権、オリックス政権の時には大学・社会人選手を1巡目指名が多く、佐藤のような規格外ながらも素材型といった細野を選んでみました。偶然にも?常廣が入りませんでしたが、こうなってくれる事を期待したいところです^^;。【9年連続楽天グルメ大賞受賞!】 チーズ 無添加 こだわる大人の配合S-1! セルロース不使用 ヨーロッパ指定原料の贅沢黄金配合 とろけるチーズ シュレッドチーズ 【800g】【冷蔵/冷凍可】 ピザ 生ハム パスタ とろける ワイン パン ギフト 誕生日 プレゼント
2023.10.16
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『歴史的発表』 前回、2028年に行われるアメリカ・ロサンゼルス五輪に野球・ソフトボール競技が採用される可能性が高いという記事を書きましたが、本日正式に採用される事が決まりました。そして何と五輪に初めてMLB選手達の参加が決まる事も発表がされました(記事)。これまではマイナーリーガー達が参加しており、MLB選手達は参加していませんでしたが、この記事によればトップ選手達の参加を確約する文書を受け取ったとしており、大谷翔平が五輪に出場する事も可能になると書かれています。 かつて野球が除外された経緯にはMLBがトップ選手達の参加に消極的で、IOCが「MLB選手達が参加するのならば除外しない」といった事を話していたという噂があったのですが、MLBは首を縦に振らなかった事が一説としてありました。しかし、様々なスポーツがグローバル化していくにつれてMLBも徐々に変化してきたのでしょうか?直近のWBCや欧州野球選手権大会や新しく創設されたプロ野球リーグの優勝チーム同士の対決(実は向こうで行われていました)国際大会での盛り上がりを目の当たりにした事に加え、母国での開催という事もあって遂に重い腰を上げました。 以前にも書きましたが、野球の普及・振興の為には五輪で正式競技として採用される事の意義は非常に大きいものがあります。現にWBCは次回大会では予選参加枠拡大の噂こそあるものの、現時点では本選・予選含めても28ヶ国のみに留まっているものの、五輪では本選・予選含めた出場国は69ヶ国ありました。だからこそ野球の普及・振興の視点では現段階だと五輪の方が有意義なのです。もう何度も書いている事ですが、現在欧州ではESLBや欧州野球チャンピオンズリーグの創設に動いており、西アジア地域・インド亜大陸を対象としたbaseball unitedが来月ショーケースイベントがあり、来年正式にプロ野球リーグとして開幕します。東南アジアではインドネシアにてプロ野球チームが立ち上がり、中国では野球人気が上昇し始めていて積極的に取り組み始めています。それらの国々の後押しとなるビッグイベントこそ五輪であり、その五輪が継続されるには野球界では絶対的な存在であるMLB選手らの参加が不可欠だったのですが、今回ようやくそれが実現される事となりました。まだMLBのシーズン日程をどのような形にするのかは不透明ですが、できればWBCでも今大会の五輪のように柔軟な日程に変更していく可能性が出てきたのではないでしょうか。 個人的に今回の五輪での野球競技の採用・MLB選手の参加は野球の普及・振興という側面ではこれ以上ない動きだと言えると思います。自身だけでなく、視野を広げて動いてくれたMLBに敬意を表したいと思います。アメリカに続く日本ももっと視野を広げて…と思っていたのですが、名球会がオマーン政府と協力してスポーツアカデミー立ち上げに協力し、千葉ロッテがチェコ野球協会と連携を取るなどようやく日本でもそのような動きが出てきただけにやはり2023年は野球にとって非常に有意義な年となったのではないでしょうか。ピザカッター付 本格ピッツァ3枚お試しセットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]ピザ 送料無料 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト
2023.10.14
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『普及には必要不可欠』 本日、2028年にアメリカのロサンゼルス五輪にて新たに追加される競技に野球・ソフトボールが入った事が判明し、正式に追加されるのは決定的との事です(記事)。 正直言いますと、これまではあまり五輪に野球が採用される重要性というものをあまり理解していませんでした。しかしながらELB以来、久々にWBCにて日本と同じプールに入ったチェコという国をブログにて紹介する際に再び海外野球に興味を持ち始め、それ以来色々な国の野球を記事にするようになってから携わっている方々や取材されている方々、実際に海外でプレーされた経験のある方々の話を聞くと五輪に野球競技が採用されるという事は非常に重要であることが分かりました。 まず一番重要なのはやはり資金面、五輪に競技が採用されると野球という競技に対して国の予算が下りるという事が一番大きいのだそうです。かつての中国も野球に取り組み始めたのは五輪競技だったからこそ、ところが競技から外されてからは熱が冷めてしまい、一時はかなり消滅しかねない状況となりました。しかしながら今現在の中国は野球に積極的な支援を行っており、KBOからプロリーグの運営方法のアドバイスを受けるなど野球熱が再び上昇し始めています。そんな中で五輪に競技として採用されれば追い風になる事は間違いないでしょう。先日、欧州野球選手権大会で優勝したスペインでもこのような記事が掲載されており、欧州各国野球連盟も五輪での野球競技採用を歓迎しています(1、2、3)。「追記」 イギリス野球連盟からも歓迎の声が出ています(twitter)。 元から野球が盛んな国に住んでいる我々日本人にとっては「WBCがあるし、MLBの選手らは出ないのだから良いのでは?」と思う方が多いかと思いますが、WBCのチェコや中国など国際大会で奮闘した後に野球人気がじわじわ上昇した国の例を見ても分かる通り、このような国際大会は野球という競技を普及・発展させる為には必要不可欠なものだと思います。ましてや最も巨大なイベントである五輪ならば尚更、今これから取り組んでいこうとして活動している国々の為にも五輪で野球競技が採用されるには非常に大きな意義があります。 「余談」 ちなみに何とクリケットも正式採用が決定的で、野球・ソフトボールとクリケットが同時採用されるという前代未聞?の五輪となりそうですね。baseball unitedのカシュ・シェイクCEOやUAEのクリケット委員会の連携などを見ても分かりますが、野球とクリケットは協力関係を結ぼうとしており、このブログではかなりの頻度で取り上げているので西アジア地域・インド亜大陸を拠点としたプロ野球リーグばかりが目立つものの、実はアメリカにもMLC(メジャーリーグクリケット)が誕生しています。協力しあう事によって実際プレーするかどうかはともかく、クリケットが主な地域の人々や野球が主な地域の人々が双方「野球も面白いじゃないか」、「クリケットも面白いじゃないか」となればと良いのではないかなと思います。 「余談」 ちなみにこちらはWBCの話ですが、以前にも触れましたがポーランドがWBC出場に向けて選手集めをしているとの事、イスラエルやイタリア同様にポーランド系アメリカ人を中心に構成していきたい考えのようです(twitter)。他ではアイルランドも同様の動きを見せており、どうもWBC予選出場国が増加する見通しがあるようですね。元々各国が参加表明する形ではなく、MLBが出場国を選ぶ形となっており、参加するにはそれなりのレベルに達している事が条件のようで、アジアでもフィリピンやパキスタンも過去に~系アメリカ人を招集する動きを見せています。五輪同様にWBCにも参加する事で野球の普及・発展にも繋がるだけに、五輪以上に参加国を増やして欲しいところです。
2023.10.10
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『意外といない!?』 今回は今年ドラフト候補とされている大学生投手について見ていきたいと思います。巷では今年は豊作とされており、理由としては「一塁のスラッガーが多い」点と同時に「大卒投手の充実」とされています。では実際にどれだけ即戦力として期待できるのか、これまで同様にK/BBを使って検証してみたのですが、これが意外な結果となりました。即戦力として期待できるのか否かは、これまでと同じく基本的に通算で4.00を越えている投手はかなり期待できると判断し、続いて1年トータルで4.00を越えた投手も期待できるという判断をしています。もしくはじわじわと技量を伸ばしてきたうえで最後の秋に4.00を越えた投手なども「良い成長曲線を描いた」と判断してひょっとすると即戦力として期待できる投手としています。それ以外にも左投手枠やサイドハンド枠など特殊な項目もありますが、今回はひとまず置いておきたいと思います。 結論から申し上げますと、即戦力として大いに期待できる投手というのはかなり少ないなと言わざるを得ない結果となりました。今年の秋で4.00を越えているのが中央大学の西舘投手の35/3で7.00と非常に破格の数字、他には桐蔭横浜大学の左腕古謝投手の36/7で5.00の二人となります。しかしながら両投手共に春では59/19、39/20とそれぞれ3.10、1.95となっています。ただ西舘の場合は1年トータルで見た場合だと現状4.27と4.00を越えており、22年春から1.68、2.35、3.10、7.00と着実にステップを踏んでいる為、この投手のみが即戦力投手として期待できる投手と言えそうです。青学大の常廣投手は今年のトータルでは2.04、下村投手は春こそ4.50でしたが秋では2.00と失速、国学院大学の武内投手も春こそ5.71でしたが、2.45秋では2.45と失速しており、他では明治大学村田投手も同じ傾向です。大阪商業大学の上田投手は下級生は良かったのですが今年は失速、高投手も秋は良いですが春は1.00代、名城大学の岩井・松本両投手や二部の専修大学の西舘投手、法政大学の尾崎投手らはそもそも一度も4.00を記録していません。他に唯一即戦力投手として期待できそうだったのは富士大学の中岡投手と明治大学の蒔田投手、中岡投手は地方リーグですが春6.00、秋7.75と非常に高いK/BB、蒔田は春6.00、秋4.33とこちらもクリアしているものの、イニング数が少ないのが気になります。 このようにK/BBを見ていくと、実のところ即戦力として太鼓判を押せる大学生投手というのは案外いないのではないでしょうか。寧ろ日本通運の古田島投手が6.80、日本通運のリリーフ左腕平元投手が4.75、トヨタ自動車の松本投手が4.00、社会人投手の方に即戦力として期待できそうな投手が多い印象です。中岡、蒔田や社会人の面々はそれほど上位候補として取り上げられてはおらず、案外この辺りの投手を中位で抑えた方が得策なのかも?しれませんね。「追記」 他ですと社会人3年目のENEOSの関根投手も4.71のK/BBを記録しています。【今だけ!アールグレイラスク1袋増量中】送料込★神戸のラスク1kg福袋★アウトレット《訳あり》ラスクバリューパック福袋(ご自宅用簡易包装)【神戸モリーママ 神戸スイーツ お取り寄せ わけあり アウトレット SALE お得 お試し 洋菓子 焼き菓子】
2023.10.08
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『裾野拡大と第3のプロ野球リーグ設立案』 前回の記事についての続きとなりますが、端的に書かせてもらいますと、やはり2軍だけの球団や現状の独立リーグの球団ではNPB1軍の下部組織的位置づけで中々収益を上げていくことが難しく、寧ろ逆に裾野が狭まる危険性も孕んでいるのでは?と感じます。注意:ここからは完全に個人の希望的妄想なので突っ込みどころは多いかもしれませんが、そこはご容赦ください^^;。 しかし、個人的には逆に考えればNPB1軍の下部組織ではない位置づけのプロ野球リーグを設立すれば良いのではないかな?と感じました。つまりのところ、第3のプロ野球リーグを設立をしてNPB1軍にはない魅力を持ったプロ野球リーグを設立すれば面白いのではないでしょうか。ではどのような魅力を持ったプロ野球リーグにすれば良いのか?と問われると、個人的に思いついたのが欧州出身選手を中心としたプロ野球リーグならば面白いのではないか?と考えてみました。要するに日本人選手ではなく、18歳以上の高校生や25歳前後の欧州出身の選手に照準を合わせて獲得し、日本で欧州プロ野球リーグを展開していこうという案です。 「欧州出身の選手達が望むプロ野球リーグ誕生」 今年はWBCでチェコの溌剌としたプレーが反響を呼び、U18のワールドカップではオランダが日本を破り、しかも20名のうちの過半数以上がオランダ本土出身の選手で構成されているなど近年欧州出身選手のレベルが向上しています。しかしながら現状は欧州にはプロ野球リーグが存在しておらず、現状はMLBに挑戦するぐらいしかプロ野球選手への道がなく、しかも前回の記事でも書きましたが、MLBにはアメリカ、カナダ、メキシコ、ドミニカやベネズエラ、プエルトリコといった中南米の野球強豪国出身の選手が大量に来るのでレベルが上がってきたとはいえ、欧州出身の野球選手では中々太刀打ちができず、結局大半がMLBの晴れ舞台に立つことができないので欧州国内の機運も中々高まってこないのが現状です。とはいえ欧州各国の国内リーグはアマチュアリーグで野球に専念することができず、試合も土日のみなので試合数が非常に少なく、野球の環境も東南アジアなどと比べれば良いものの、野球強豪国らと比べるとまだまだな状況です。ならばMLBと欧州各国の国内リーグの中間となるプロ野球を設立し、そこで競技レベルも向上させてからMLBに挑戦するという現在の「NPBからMLB挑戦」という図式を欧州出身の選手達にも提供できれば良いのではないかと思いました。以前ELBが設立された際に「欧州の野球選手達が長年望んでいた」と書かれていただけに、今度こそ念願のプロ野球誕生?とできれば面白いのではないでしょうか。候補となる国は野球に取り組んでいる全ての欧州各国で良いのではないでしょうか。ちなみに今年のユーロベースボール2023の組み合わせを見れば分かりますが、多くの国が小規模ながらも野球が行われているのが分かり、これらの国以外にもポーランドやアイルランド、フィンランド、ノルウェー、リトアニア、ウクライナ問題で除外されているロシア、ベラルーシなどにもあります。 「NPBとは全く別物と野球の裾野拡大」 2軍のみの球団や既存の独立リーグ球団と違う点は欧州出身選手主体という点、これならば獲得する選手自体がNPBと被らない(MLBとは被るかもしれませんが^^;)上に欧州各国の選手らを対象とするので様々な国から選手を獲得して育成していくので欧州各国も野球のレベルも向上することができ、何よりも本当の意味での野球の裾野拡大となるのではないでしょうか。そもそも野球の裾野拡大と言っても現在の日本は少子高齢化に歯止めがかからない状況なのでどうやっても競技人口は減少していきます。それなのに日本国内に限定していては難しく、ならば徐々に野球のレベルも上がっている欧州の選手達に焦点を当てて引き入れて行った方が良いのではないでしょうか。また、欧州出身選手主体なので当然NPBとは一線を画すリーグとなり、日本人選手主体のNPBとは違って「野球」ではなく「ベースボール」を展開できるのではないでしょうか。 「選手はどう獲得する?」 基本的には各国の野球連盟と連携して毎年に何回か欧州各地でトライアウトを実施し、トライアウト通過者を選手プールの中に入れます。その後に各球団でドラフト会議を行い、選手プールの中から順番に選手を指名していく形にすれば良いのではないでしょうか。 「何故日本で?」 誰もが疑問に思うであろう事ではないでしょうか。本来ならばやはり欧州各地で行うのが理想であり、そうあるべきだと思います。ところが過去のELBにしてもESLBにしても各国の野球連盟との様々なしがらみによってこじれてしまい、一枚岩になれないのがネックとなっています。ELBは当初10球団スタートのはずが3球団のみのスタートとなり、試合数自体も非常に少なく、結局消滅してしまいましたし、ESLBもスペイン野球連盟と揉めました。プロ野球リーグができても足並みや既得権益などの問題で上手くいかないというのならばもういっそのこと拠点を日本にして欧州プロ野球リーグを展開すれば良いのではないかと思いました。日本ならば野球に対する理解もありますし、選手育成も他国よりも充実しています。個人的な希望ですが球団数は4~8球団辺りで検討し、8球団の場合は東地区と西地区で分けてリーグ開催を行うという形で良いのではないでしょうか。将来的にレベルが上がってNPBに負けないぐらいの実力を身に付けるようになれば日欧野球などを催しても面白いのではないでしょうか。 かなり奇抜なアイディアを提示してみましたが、実はモデル球団が存在します。このブログでも再三取り上げていますが、インドネシアのプロ野球リーグ創設を目指す為に立ち上がったジャカルタを拠点とするアジアゴールデンラークスという球団がとりあえずは佐賀県を本拠地として九州アジア独立リーグへ参戦する予定となっています。この球団が実は選手がインドネシア(過半数以上がインドネシア人です)、フィリピン、スリランカ、パキスタン、ベトナム、タイ、シンガポールの選手らで構成されており、日本人選手が一人もいません。それの欧州出身選手のみ且つ全球団バージョンというプロ野球リーグというわけですが、如何でしょうか?いずれにせよ、少子高齢化によって日本人だけ維持していくのは厳しくなる時代が恐らくやってくるのではないかと感じます。ですので単に球団を増やしたり独立リーグを作るといった事ではなく、欧州や東南アジア、もしくはブラジル、アルゼンチンといった南米地域でも良いですから今のうちに取り込んでいく事も必要となってくるのではないでしょうか。 「baseball united情報」 元PHIのレジェンド打者であるライアン・ハワード氏がbaseball unitedのオーナーとして新たに加わる事が発表されました(記事)。かつて日米野球で特大の一発を放ったのは今でも覚えています。アルテューベもどうやらこのプロ野球リーグにも関係しているそうで、政府系ファンドや王室など本当に凄いメンバーになっていますね^^;。半額 セール 楽天スーパーSALE 本格 ピザ 3枚 セット【2セット購入以上でおまけ付き(1配送)】【RCP】 クリスマス ギフト プレゼント 冷凍ピザ ピザ 冷凍ピザ 冷凍ピッツァ ピザ生地 手作り チーズ 宅配ピザ ピッツァ 冷凍 宅配 ぴざ
2023.09.07
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『現状の独立リーグと2軍専門球団の苦境』 先日、信濃毎日新聞にてプロ野球ファームリーグ拡大構想に関する記事が掲載されていました。お膝元であるBCリーグの信濃グランセローズを運営する長野県民球団は運営費に見合う収益を見込めないという事で申請していないことが報じられており、やはり火の国サラマンダーズ同様に一軍に加盟できるならばともかく、二軍のみではどう考えても厳しいと思わざるを得ませんね。ただ個人的には現状では否定しているものの、独立リーグや社会人野球チームと交流戦を行えば良いだけの事をわざわざこのような拡大構想を立ち上げた点や12球団が本拠地を置いていない都道府県に限定している事を考えると、いずれは一軍も増やすのではないか?と見ているのですが…。それはさておき、記事では過去に山陽クラウンズという球団が存在したものの2年で解散してしまった事、湘南シーレックスやサーパス神戸、インボイス、グッドウィルなど一軍と違う球団名で独立採算を目指すも上手くいかなかった事などが報じられています。実際に二軍のみの球団ではこれまで意見を述べてきた通り、個人的な意見としても恐らく厳しいだろうと思われます。 また、現状の独立リーグも上手くいっているのかと言われると微妙で、2球団のみで再スタートを切ったベイサイドリーグもスポンサーの撤退等があり、千葉の球団は別の独立リーグへの編入交渉を既に行っているとかでいざこざが起きています。これまでも収益をあげることが難しい福井からの移転や滋賀の球団は活動休止してしまうなどやはり独立リーグの球団経営自体が苦しいという事が窺えます。結局のところやはりNPBの存在が日本においては圧倒的な存在であり、理論上は同じプロ野球リーグという位置付けだとしてもどこかNPBの下部組織的存在になってしまっている点が否めません。何よりも独立リーグの選手自体がNPBを目指しており、NPBからのドラフト指名を受けるという図式ができあがってしまっています。しかも新潟などは今回2軍のみの球団として名乗りを挙げたものの、それ以前からも新潟には独立リーグの球団がありながらも「新潟にドーム球場建設とプロ野球誘致を目指す会」などが発足しており、プロ野球球団という認識をされていない事が窺い知れます。 個人的に将来的に1軍に入る事を想定せずに本当に2軍だけの球団として参加してもらうだけの構想ならば2軍専用球団と独立リーグが共倒れになってしまう可能性があるのではないかという危機も孕んでいると思います。独立リーグでならば何とか運営できていた球団も2軍に入るとなると参加料に加えて移動費などが更に嵩み、更にNPBの2軍戦となるので年間100試合行う事となるので試合の運営費用も独立リーグ時代とは比べ物にならないでしょう。しかも2軍戦なのであまり集客できるとも思えず、信濃の球団が見送ったように収益の見込みがないと言わざるを得ません。更に危惧したいのが抜けてしまった後の独立リーグ、独立リーグの中でも人気のあった球団が抜けてしまう事による人気低下もあり得えない話ではなく、2軍戦に参加するも球団運営できなくなり消滅、独立リーグも球団が抜けてしまって人気低下による規模の縮小となる可能性もあり得ない話ではありません。やはり将来的な1軍拡張でないと裾野を広げるどころか逆に狭めてしまう危険性もある事を認識しないといけないのではないでしょうか。
2023.09.05
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『一点集中してみては?』 前回に野球の普及についてのを書きましたが、その続編となります。やはり一番のネックとなるのは野球用具や資金ということになりますが、その辺りは工夫していくしかないのではないかなと思います。 個人的な案としては「野球の一部分のみに焦点を当てる」のも一つの手ではないでしょうか。なるべくお金がかからずに野球を楽しんでもらうとなると、とっかかりとなる部分は「投げる」という事ではないかなと思います。我々もそんなに毎日バットでボールを打ったり、野球の試合をしていたわけではないはずで、リトル野球リーグに入っていた方でもない限り殆どの人が主にキャッチボールをしていたのではないでしょうか。必ずしもバットを揃えてグローブを揃えて…と全てを揃えようとするのではなく、まずは「投げる」部分に特化すれば良いのではないでしょうか。そしてキャッチボールの際はできるだけ柔らかいボールを使用する事、これならばグローブも必要ないのでサッカーと同じくボール1つで遊ぶことができますね。これによってきちんと肘を使って正しく投げることも両手でボールをキャッチすることになり、いずれグローブを使う際にも丁寧に捕球するという事も身に付くのではないでしょうか。この段階に入れば次はかつてあったストラックアウト(缶当てなどでも良いと思います)やスピードガンコンテスト(昔あった速球王や少し効果ですがスピードガン)、遠投のような形式で遊ぶ事ができるのではないでしょうか。「投げる」という動作一つだけでも十二分に興味を持ってもらう事は可能ではないでしょうか。 これらの段階に入ったらプロ野球という存在がある事を教えて本格的に打ち込みたいという人には投球練習など始めてもらい、見込みのある選手がいるのならばSNSで様々な団体に投球練習を撮影した動画を送れば興味を持ってくれた団体から連絡があり、仮にその選手がどこかの野球リーグでプレーできればウガンダのように野球アカデミーを設立しようとするチームが出てくるかも?とまあこんな都合良くはいかないかもしれませんが^^;。少なくとも日本以外は基本的に野手を目指す国の方が多い上に比較的お金もかからずに練習を積める投手からスタートさせれば良いのではないでしょうか。必ずしも全て揃えて…という事ではなく、できる範囲から始めて資金力のある団体に来てもらってできる範囲を広げていく、美味しいところを持っていかれる損な役割かもしれませんが、あれもこれも手を広げるよりは一点集中で突破していく方が案外うまくいくのでは?と思いました。\早割ラスト★本日23時59分まで!/ 敬老の日 プレゼント ギフト 花以外 モンブラン 芋ようかん スイートポテト 焼き芋 やきいも 芋けんぴ バウムクーヘン お菓子 サツマイモ さつまいも 福袋 送料無料 スイーツ お菓子 和菓子 洋菓子 メッセージカード 付き おいもや
2023.09.04
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『突如、立ち上げ』 SNSで結構話題になっていますが、女子プロ野球を復活させる動きを見せており、公式サイトも既にあるようです。トクサンTVにて取材も受けており、こちらに動画がありました。ただ現在巨人や阪神、西武やエイジェックなど女子野球チームを持っている団体や協会と何の連携も取っていないということで、何やら欧州プロ野球のESLBとよく似た状況でしょうか(ESLBも突如立ち上がったそうですが)。現状はスポンサーもまだついていないものの、来年からシーズンを開始したい考えを示しているようですが果たして…。本格 ピザ 3枚 セット【2セット購入以上でおまけ付き(1配送)】【RCP】 クリスマス ギフト プレゼント 冷凍ピザ ピザ 冷凍ピザ 冷凍ピッツァ ピザ生地 手作り チーズ 宅配ピザ ピッツァ 冷凍 宅配 ぴざ
2023.08.30
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『課題となる点とは?』 夏の甲子園大会は慶応高校が仙台育英に勝利を収めて実に107年ぶりの優勝となったそうですが、107年前と言えばまだ元号は大正、しかもまだ第一次世界大戦真っ最中というのは驚きですね。ただ個人的に一番印象に残ったのはやはりおかやま山陽高校の堤監督です。こちらの堤監督はかつてジンバブエの代表監督を務め、その際にテレビ番組にも特集されたのを視聴した記憶があり、youtubeにも残っていました。世界の野球普及という目標を掲げている堤監督が高校野球の監督を務めている一番の理由は「甲子園に出場して買っていけば注目され、世界の野球普及に取り組んでいた事にも触れてもらえる」という思いからだそうで、甲子園はあくまでも手段であり、最終目標はもっと世界に野球を広げていきたいという思いを持っておられます。また、堤監督は著書を出版されており、この印税でジンバブエに球場を作りたいという壮大な夢があるそうです(記事)。 また、堤監督が活動していたJICAは今現在もアフリカにて野球の普及活動に努めており、J-ABS(twitter)はタンザニア甲子園やケニア甲子園などを開催するなど徐々に活動を広げています。こういった活動によってウガンダやガーナにはLADアカデミーが設立され、タンザニアではシニア野球リーグも誕生、ブルキナファソではプロ野球リーグ構想が出ており、それぞれの国から日本の独立リーグへ移籍する選手が現れるなアフリカでも広がりを見せつつあります。 ただし、一番の問題となるのはやはり野球用具の不足にあります。これらの地域には野球用具が売っていない上に生産されてもおらず、各国の野球連盟も資金不足で用具を購入できるだけの余力はなく、専ら日本やアメリカからの寄付に頼っています。また、これは野球用具の話ではないですが、現にウガンダは現在日本でも取り上げられ始めたU18大会への進出を決めたのですが、結局資金不足で参加できない結果(twitter)となってしまい、東京五輪の際には資金不足から数か国がドタキャンしてしまうといった事態もありました(記事)。色々突き詰めていくと結局のところ資金不足に直面していくこととなります。【送料無料】選べるピザ5枚お試しセット!16種のピザから選べる 洋風惣菜 ピザ 冷凍ピザ 手作りピザ 冷凍ピッツァ ピザ生地 ぴざ pizza 宅配ピザ お取り寄せ 個包装※北海道・沖縄別途送料
2023.08.26
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『9月を目処、気になる情報も』 NPBが2024年から参加する2軍のみの新規参入球団についてですが、基本的には9月を目処に内定を出す方針であることが判明しました。前回記事にした通り、今回の2軍のみに新規参入するチームの公募に申請したのは栃木県宇都宮市を本拠地とする新球団創設を表明しているエイジェック、今回の火付け役となりつつ、静岡県静岡市を本拠地とする新球団創設を表明してるハヤテグループ、現在BCLに参戦している新潟アルビレックスBCの3団体となっています。本来は11月22日のオーナー会議にて承認を受けて正式に参入するスケジュールとなっていましたが、チーム編成にかかる時間を考慮してできれば9月29日の段階で話をまとめたいとの事です。ただこの配慮は既に社会人野球部や独立リーグ球団を持っているエイジェックや独立リーグの球団をそのまま移行させるだけで良い新潟アルビレックスBCではなく、明らかにハヤテグループへの配慮であることが明白です。 何となくですが上記の配慮や発端を考えれば静岡県の参入は決まっているのかな?と感じるところです。問題なのはここから何球団の参入を承認するのかという点、両団体共に運営実績や資金面は問題なさそうであり、選手の確保や練習施設なども既に球団があるのでクリアできていると思います。3団体全てイースタンリーグを希望しており、現在イースタンリーグは7球団なので3つ増やせば偶数にもなります。ただこの場合だとウエスタンリーグが5球団のままとなり、こちらは奇数となってしまいます。ですので静岡か新潟のどちらかにウエスタンリーグへ移ってもらい、それぞれ1球団ずつ参入させるのか、もしくは3つ共にウエスタンリーグは拒否ということで1球団のみの参入となるのか、どうなるのかが気になるところです。NPBとしては「想像以上の申請」と言ってはいますが、熊本県を本拠地とする火の国サラマンダーズが見送ったのは誤算だったのではないかな?と思います。 そしてもう一つ気になる情報としてはJR東海とNPBがイベント企画を行う事を発表しています(NPB公式ホームページ)。この記事だけ読めば一見ただの野球ふれあい教室とリニアの体験でしかないように見えますが、実は以前に信憑性はあるかどうか疑問ですが、JR東海がプロ野球13番目の球団として静岡に新球団(記事)?といった記事がありました(元々の記事が今は読めなくなっているのでまとめた記事を掲載させていただきました)。皆様もご存じの方もおられるかと思いますが、JR東海と静岡県の間でリニアの工事問題で現在揉めており、その落とし所としてプロ野球参入するのでは?といった記事であり、ひょっとすると水面下で…、まあただのこじつけでしょうが、少し思い出したものですから一応紹介してみました^^;。NPBはあくまでも2軍のみ球団拡張ではないとしていますが、果たして真意はどうなのか気になるところです。アフターセール開催中 楽天グルメ大賞受賞 高級 つぶあん 800g 無添加 あんこ 北海道 特選 十勝産小豆 銅釜 直火炊き のし対応 保存料不使用 手造り 老舗の味 和菓子 スイーツ 粒餡 ツブアン 餡子 アンコ 小豆 ギフト プレゼント ネコポス 御中元
2023.08.14
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『改めての提案』 本日、来季からの2軍戦に参加する新球団の公募が締め切られ、事前の報道通りに3つのチームが申請しました。1つ目は栃木県宇都宮市を本拠地とするエイジェック、2つ目はBCリーグに所属している新潟アルビレックスBC、3つ目は静岡県を本拠地とするハヤテグループとなります。これからフラットな形で1次、2次審査が行われて審査していくとの事です(記事)。個人的に記事を読んで気になったのはどちらかと言えば4月と5月で行われた非公開の説明会には結果的に2桁以上の企業や団体が参加したと言う点にあります。以前の記事でも恐らく2桁の企業や団体が参加したのではないかと書かせていただきましたが、予想通りに多くの企業や団体が参加した事が判明しました。ただ実際に参加申請をしたのは3つのみという形となり、やはり現時点で2軍のみで1軍に直結しないという点が最大のネックとなり、実際にウエスタンリーグへの参加を検討していた熊本県を本拠地とする火の国サラマンダーズは参加申請を見送る結果となり、日本海の独立リーグ2チームも情報がないので参加申請しない様相、ビズリーチなどの大手企業も参加していましたが、その後全く情報がないので参加しないのかな?と思います。 結局のところ、現時点で独立リーグに所属している球団以外の企業は「1軍の球団ならば持ちたいけど2軍のみの球団では意義を感じない」という結論に至ったのかなと感じました。ただそれは最上位に位置するプロ野球リーグの球団ならば興味があって球団を持ちたいという意思でもあるのかな?とも感じます。以前の記事でも書かせていただきましたが、ならば野球熱が少しでも高まりつつある国に進出して野球連盟と連携を取って自分達でその国の最上位に位置するプロ野球リーグを創設してみたら面白いのでは?と思うのですが、如何でしょうか?これも以前の記事にて取り上げましたが、丁度チェコと千葉ロッテが野球で連携を取っていく事を発表し、twitterにて本日到着して日本と交渉する予定であることを投稿しています。ちなみにこの取り組みにはチェコに進出して拠点を置いているパナソニックがスポンサーとなっています(twitter)。いっそのことパナソニックと協力してエクストラリーガのプロ化などしてみても面白いのではないかな?と勝手に妄想しています^^;。 WBCでチェコ代表監督を務めたパベル・ハジム監督は以前読んだ記事にてエクストラリーガのプロ化を主張していただけに、実現したら面白そうだなとは感じます。丁度、西アジア地域やインド亜大陸を対象とするプロ野球リーグであるbaseball unitedはカシュ・シェイクCEOを始めとするアメリカの団体やMLBのレジェンド選手といった外部からの資本であり、インドネシアにプロ野球リーグを創設したのも日本企業です。プロ野球球団を持つことに興味があるのならば国内に留まらず国外に目を向けてみるのも一つの手なのではないかな?と感じます。要するに日本企業が海外に拠点を置いて経済活動を行っていますが、それの野球版ですね。チェコならば既に国内リーグも存在していて球場もあるので大掛かりな作業というわけでもなさそうで、国内リーグの試合はまだ観客数は少ないですが、オールスターやプラハベースボールウィークなどでは観客が満員になったそうで、徐々にではありますが理解が進みつつあり、今年チェコで行われる欧州野球選手権大会もチェコの試合は売り切れているそうで、機運は高まりつつあり、今がチャンスではないかと思うのですが、現実は甘くはないでしょうかね…。
2023.08.01
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『新たな試みも期待』 先日、静岡市を本拠地として新たに2軍のみの球団創設を目指すハヤテグループが28日に静岡市と静岡県と連携する協定を締結し、31日に参加申請をする事が発表されました(記事)。元々ファームリーグ拡大構想の話が立ち上がった大きな理由はハヤテグループの2軍のみに参加したいという話が出たからということもあり、やはり大方の予想通り申請した形ですね。そしてBCリーグの新潟アルビレックスBCも新潟日報によればハヤテグループと同じく31日に参加申請する方針であるとの事で、28日に新潟県庁で副知事らと非公開の意見交換を交わしています。逆にウエスタンリーグの参加を検討していた火の国サラマンダーズは資金調達や球場や練習場施設の確保などもあり、参加申請を見送る方針となりました(記事)。やはり現時点では1軍に直結する話ではない点が一番大きく響いた格好となり、エイジェックや新潟アルビレックスのように資金力があるか静岡のように自治体の全面的なバックアップがなければ2軍のみだと中々難しいという事でしょうか。また、関東圏が多いイースタンと違い、ウエスタンだと名古屋まで遠征する必要があり、遠征費なども嵩んでしまうところも痛いところだったでしょうか。 明日締め切りですが、新しい情報がないので栃木、静岡、新潟と東日本側の3球団が参加申請という結果となりました。ウエスタンリーグは奇数なままではありますが、イースタンリーグは現時点で7球団なので3球団全て参加すれば10球団なので偶数となり、逆に2球団のみだと9球団と結局奇数となってしまうだけに、この感じですと3球団参加という事になるのかな?と思います。 巷では選手の確保をどうするのか?という疑問が噴出しており、特に静岡は現時点で選手がいない状況となっています。ただこれは個人的意見というか希望ですが、できれば野球があまり盛んでない国の選手らを引き入れて野球振興や各国の野球選手のレベルアップや野球の発展を図る役割を持つ球団として機能させても面白いのではないでしょうか?丁度先日千葉ロッテとチェコ野球連盟と連携して「ベースボールブリッジプログラム」といった取り組みでチェコの野球振興と発展に貢献していく事を発表しました。できれば2軍のみの球団もチェコに留まらず、オランダ本土やイタリア、ドイツ、フランス、イギリスなど欧州各国の選手と選手契約を結んで日本でプレーする機会を持ってもらっても面白いかもしれません。NPBならば2軍とはいえプロ選手達と対戦出来、調整の為に2軍にいる1軍レベルの選手との対戦も可能になるだけに、非常に大きな経験となるのではないでしょうか。 また、外国人選手なので実力が認められれば日本ハムのハンソンのようにNPB1軍の球団と契約を掴み取れるチャンスもあるでしょう。ドイツでプレーしている久保は「ドイツの選手は技術は低いが当たれば飛ぶ、体格もかなり大きい」と話しており、打者として面白い存在がいるという事ではないでしょうか?現在、3Aなどから来日してきた外国人野手が苦戦しており、日本の投手のレベルがかなり上がったので連れてくるだけでは難しくなっており、外国人野手も若くて有望な選手を雇って育成すべき時代に突入したのかもしれません。その役割を2軍球団が果たすことができればかなり有意義なものとなるのではないかな?と期待しています。
2023.07.30
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『いよいよ決勝』 本日、トヨタ自動車対JR東日本とヤマハ対王子の試合が行われ、それぞれトヨタ自動車とヤマハが決勝へ進出し、何と同地区対決となりました。ドラフト候補として注目されるトヨタ自動車松本健吾投手は3回を投げて1安打3奪三振無失点と好投、ここまでの成績でも好成績を収めており、ドラフトでの指名が有力となっています。また、この日はホンダ鈴鹿からの補強選手である左腕の森田投手がトヨタ自動車の先発として登板、重要な試合を先発として任されるなどかなりプレッシャーのある中で6回を投げて5安打4奪三振1死球1失点と好投しました。2試合に先発していずれも6回を投げて1失点と好投しており、最速は149キロを計測するなどドラフト適齢期こそ過ぎてしまいましたが、ここに来て法政大学のスーパールーキーが遂に輝きを取り戻しており、トヨタ自動車のエースである嘉陽投手と共に社会人野球を支える存在となって欲しいですね。 都市対抗野球を視聴していて驚くのが社会人投手の直球の高速化、セガサミーの古屋敷投手が156キロを計測したように150キロを越す投手が何人もいました。最速148キロ以上を計測した投手が40人近くいるなどトラックマンなどといった最新機器の導入の影響か、飛躍的に伸びていますね。
2023.07.24
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『現実は…』 本日はオールスターが行われ、バウアーの球種予告投球などありましたが、どちらかと言えばパ・リーグ勢の活躍が目立った印象です。ただどちらかと言えば都市対抗野球大会の方が一発勝負なので白熱しているように思います。 今回は欧州について見ていきたいと思います。MLBはロンドンシリーズなどを企画し、来年はフランスのパリで開催する予定しており、10年以上前から欧州各国の有望選手を招待して指導や試合を行うなど積極的に開拓を目指しています。ただその成果が現状出ているかと言われると微妙な印象で、欧州育ちの選手が直接MLBに行ってMLBに上り詰めた選手自体かなり少ない結果となっています。そんな中で真っ先に名前が挙がるのはMINに在籍ているマックス・ケプラー外野手、ケプラーはドイツ出身のドイツ育ち(母親はアメリカ人、父親はポーランド人です)で正真正銘の欧州で生まれ育った選手です、2019年には36本塁打を記録しており、今季は打率.224ながらも14本塁打を記録しています。しかし、欧州で生まれ育って現在活躍している選手はケプラーただ一人であり、かつてはディディ・グレゴリウス(キュラソー島ではなくオランダ本土出身)やイタリア生まれイタリア育ち初のMLB選手のアレックス・リディなどいましたが、今はほぼ途絶えてしまっています。ただリディも主力選手として活躍していたかと言われると微妙なところで、この10年間では実質的にケプラーとグレゴリウス以外は欧州からMLBへ直接渡って主力として活躍したと言える選手はおらず、かつて広島に在籍したリトアニア出身のネバラウスカスなどは昇格しても数試合の出場または登板のみに留まるなど厳しい現実を突き付けられています。 考えてみれば分かるのですが、MLBにはカナダやプエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、メキシコ、キュラソー島、近年台頭し出しているバハマ、パナマ、ニカラグアなど元々野球が盛んな国からも多くの選手がMLBへとやってきます。そもそも日本人や台湾人選手でもNPBを経ずにMLBに直接行って活躍した選手はほんの一握りな現状を考えると、あまり野球が盛んではない地である欧州から直接MLBへ行くというのはやはり無理があるのではないかな?と感じます。個人的にはメキシカンリーグ(LMB)が事実上MLBのマイナーリーグとして位置づけられていますが、欧州にもそのような形のリーグを作れないものかな?と感じるところです。直接MLBに行くよりはまず欧州のリーグで腕試しをして有望そうならMLBへ挑戦し、上手くいかなかった場合でも欧州のリーグで受け入れてプレーできる環境を整え、そういった循環ができれば新しく入団してきた若い選手にとっても経験値を積み、自然と野球のレベルや環境なども引き上がってくれるのではないかな?と思います。噂によればMLBは更に2球団を追加する構想があると聞きました。球団が追加されるということは当然ながら傘下のマイナー球団も同時に創設され、かなりの資金を擁することになりますが、個人的には野球の普及を考えるのならば2球団追加よりも欧州にワンクッション置けるリーグの創設をMLB主導で行えないものかな?と考えてしまうところです。
2023.07.20
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『海外進出してみては?』 昨日の記事にてエイジェックがNPBが掲げていたファームリーグ拡大構想に賛同して栃木に新球団を設立する考えを発表しました。更に日刊スポーツの記事にてエイジェックは「12球団が16球団の拡大路線を大きく期待する」と語っており、ひとまずはファームリーグ拡大に参加して将来的な球団拡張に期待していることを窺わせます。他にも実は山梨県でも球団設立の動きがあり、こちらは独立リーグのBCリーグに来季からの参入したい考えを表明しています(記事)。この他にもファームリーグ拡大構想の説明会では今回きっかけとなったハヤテグループを始めとし、ビズリーチなど現状で球団を持たない複数企業が参加するなど球団を持ちたいとう企業は日本国内にはまだまだある事が分かりますしかも現状ではあくまでも「二軍のみの球団」という採算性が取れるか微妙な立ち位置の球団でも参加したいという意向の企業は存在するという事が明らかになっています。 そんな中で最近ど素人考えですが、「いっそのこと海外でプロ野球チームを持ってプロ野球リーグを展開してみては?」と感じることがあります。例えばもう何度もブログで書かせていただきましたが、現在インドネシアにプロ野球リーグ(NEOアジアプロ野球機構)とプロ野球球団(アジアゴールデンラークス)が創設されました。NHKの記事によると、現状はまだ1球団で九州アジア独立リーグで実戦経験を積む予定ですが、将来的には球団を増やしてリーグ戦を開催したいという考えを持っていますが、このリーグと球団に出資したのは熊本県を拠点とする日本企業です。以前にも書いたのですが、上記の通り球団運営に興味を持つ日本企業は多いのでスポンサー集めに留まらずに思い切って「インドネシアでプロ球団を持ってみませんか?」と持ち掛けてみるのも面白いのではないかな?と思います。よく日本企業の海外進出というフレーズが出てきて久しいですが、正にそれの野球版という形です。 これもど素人の浅知恵なのですが、例に出したインドネシアは日本と比較すると物価や人件費、建設費等がまだまだ安いという点にあります。ネットで出てくる情報ですが、インドネシアの物価は日本の0.5倍、続いて人件費はインドネシアの場合だと平均年収は40万円とこちらは日本の約0.1倍、建設費も2016年でのデータですが安い方に分類されており、2021年の時点でのマレーシアはこの頃よりも4.1%上昇しているのでインドネシアも上昇しているものと思われますが、それでも日本よりは安い事が想定できます。つまり球団の運営費は日本よりも安く抑えられる可能性が高いということになります。ちなみに球場はwikiによりますと、国内の球場の数もかなり多い状態だということで、そのまま使えるかどうかは不明ですが、改修は必要かもしれませんが少なくとも一から球場建設する必要がないというのも強みではないかな? 続いてインドネシアでどれだけ展望があるのかという点ですが、こちらも以前の記事にて紹介させていただいたのでそちらをご覧いただければと思います(ヤフー記事が消えていたので写真を掲載したいと思います)。野球人口は順調に増加し、昨年は初めて国内リーグが開催され、アジア決勝大会では1700人収容スタジアムが満員になるなど土台もできつつあるようです。また、インドネシア国内では初めてのプロ野球リーグですから当然このリーグがトップリーグとなり、分かりやすく言えばインドネシア国内のNPBという存在になるわけですから人々の注目も集めやすく、現に上記のプロ野球リーグ&プロ野球球団創設の際に多くのインドネシア国内大手メディアが取り上げたそうです。ですのでNPBの一軍球団を持つ以外ならば案外思い切って野球に伸びしろのある国に進出して自分達の手でプロ野球リーグを形成していく方が将来性や将来の収益などもあって面白かったりしないのかな?と考えています。 今回はインドネシアを例にしてみましたが、以前の記事でも触れましたがWBCで話題となったチェコだったり、前回紹介したマレーシアでも面白いのではないかな?と思います(ただマレーシアの場合は球場が大学にある球場一つのみなので建設が必要なってきます)。これは野球の普及や振興にも繋がる話ではありますが、かつて近鉄を買収しようと計画し、現在九州アジア独立リーグ所属の北九州下関フェニックスの球団を持つ堀江貴文氏がyoutubeにて「野球は儲かる」として様々な経営戦略を掲げており(こちらのyoutubeでは少々怪しい話もあります。近鉄の話のyoutubeもありました)、単純に競技の魅力だけでなくビジネス的な側面もプレゼンしていってその国の地元企業をも巻き込んでいけばもっと海外でも野球に興味を持って取り組み出す国も出て来てくれるのではないかな?と期待してみたいと思います。しっかりと根付かせることができれば興業としては魅力的なスポーツでもあるだけに、そういった側面からアプローチしていくのもありなのではないかな?と考えてみました。以上、今回はあくまでもど素人の絵空事みたいな考えを書いてみました。 「余談」 日本企業の海外進出の野球版ですが、よく考えてみると既に楽天が台湾のプロ野球に進出して楽天モンキーズという球団を既に持っていましたね^^;。今回アジアゴールデンラークスは2例目という形になりますが、今後も追随してくれる企業がある事を願いたいところで、それが同時に海外での野球普及や振興にも繋がると思います。幸せの黄色い カステラ 1号 送料無料 [ スイーツ 和菓子 お菓子 長崎カステラ プレゼント 焼き菓子 しっとり おすすめ グルメ大賞 10切れ カット済み 高級 老舗 女性 男性 おやつ ] SL T101
2023.07.19
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『正式に名乗り』 本日、独立リーグの栃木GBや社会人野球部を持つエイジェックが栃木県庁内で記者会見を開き、2024年からのイースタンリーグ参入を目指すことを正式に表明し、新球団は栃木県総合運動公園野球場を拠点とする事を公表しています。ちなみに新球団名は「エイジェック・ネクスト・スターズ」となる見込みとの事です。 以前から選手の大量に獲得するなど参加する動きを見せており、興味を持っている事も表明していましたが、ようやく正式に発表する形となりました。球団運営実績や親会社の資本といった点を考えると一番安心できる企業なのではないでしょうか。選手のレベルも元プロ野球選手や社会人野球部であるエイジェックの方にもドラフト候補が数名いるのも強みかと思われます。 現在名乗りを挙げているのが静岡を拠点とするハヤテグループ、独立リーグ球団を持つ新潟アルビレックスBCがあり、いずれもイースタンリーグの参加を表明しています。これで3球団目と参加希望球団となるわけですが、現状はイースタンリーグが7球団であり、3球団ならば丁度偶数の10球団なだけに、この際3球団入れてしまう可能性もあるでしょうか。後はウエスタンリーグですが、熊本を本拠地とする火の国サラマンダーズがスポンサーに目処が立った場合のみ参加するとしていますが、現状はまだ正式に表明しておらず、施設云々の件もあって中々難しいのかもしれませんね。仮に火の国も参加を表明して合計4球団入るとすれば丁度王貞治氏や古田氏が提唱していた16球団となりますね。果たしてこれが16球団制へと繋がっていけるか注目です。
2023.07.18
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『明日、開幕』 いよいよ明日、東京ドームにて黒獅子旗を目指して第94回都市対抗野球大会が開催(7月14日~25日)されます。今年はWBCにてチェコが社会人野球と同じく(社会人野球の選手らは企業の野球部に入っている形なので厳密には違いますが)本業は別に持っていて野球に打ち込むアマチュア軍団が溌剌としたプレーを見せており、チェコの野球選手達が印象に残った方は是非とも社会人野球もご覧いただければと思います。 また、プロ野球ファンの皆様も今年のドラフト候補(ドラフトレポート様のサイトに詳しく掲載されています)となる選手達が多く出場するだけに、その選手達のプレーをチェックしてみるのも一つの頼みだと思います。今大会注目NO.1はENEOSの度会二塁・外野手、昨年も一発長打を量産した左のスラッガーで、元ヤクルトの度会選手のご子息、右では日本新薬からの補強選手でNTT西日本として出場する若林外野手投手では日本通運の古田島、東芝のサイドハンド粂、トヨタ自動車の松本、三菱重工WESTの竹田投手らなど目白押しとなっています。 『もう一つの社会人野球』 日本の社会人野球を取り上げましたが、実は地球の裏側のブラジルでも社会人野球選手権大会が開催されます(twitter、サイト)。鈴木誠也の同僚でもあるブラジル出身のヤン・ゴームズ捕手の活躍やヤクルトのアカデミー、MLBのアカデミーなども発足するなどサッカー大国であるブラジルでも野球が徐々に広まり始めており、プロリーグの構想もあるそうなので野球の更なる発展を期待したいところです。幸せの黄色い カステラ 1号 送料無料 [ スイーツ 和菓子 お菓子 長崎カステラ プレゼント 焼き菓子 しっとり おすすめ グルメ大賞 10切れ カット済み 高級 老舗 女性 男性 おやつ ] SL T101
2023.07.13
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