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。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+ 白内障手術体験記(その3) 。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+入れてもらう眼内レンズを自分なりに考えて答えを出し、いよいよ手術前検査に臨みました。<白内障手術前検査>検査には家族同伴で来るようにと言われていたので、夫が仕事を休んで付き添ってくれました。まず、血液検査。そして眼科の検査室でいろんな機械で検査してもらいます。検査が終わったら、同じように白内障の手術前検査に来ていた人たちと一緒に、手術の説明を聞きます。手術の全体の流れは、〇手術室のリクライニング椅子が手術ベッドになる。〇目と目の周りをイソジンで消毒する。〇顔に布をかける。目のところに穴があいている。〇まぶたを器械で引っ張って開ける。〇ライト(顕微鏡)が点く。〇白目の皮に局所麻酔を打つ。〇痛かったら言葉で伝える。麻酔を追加してくれる。〇術中はじっとしている。なにかあったら声で伝える。〇手術は20~30分くらいで大概終わるが、場合によっては長引くこともある。というようなことを説明していただきました。それから合併症の説明も。ばい菌の感染や眼内炎の危険性(失明することもあるらしい)とか、目の奥の血管から出血したり水晶体の袋が破損してかけらが目の中に落ちたりすることもあるとか。(そうなると大変なようで、また別の手術が必要になるとおっしゃっていた気がします)確率的には少ないそうですが、ちょっと怖く思いました。それから、手術後は明るくはなるけど、思う通りに見えない場合もあると。手術後どれくらい見えるようになるかは、実際に手術してみなければわからないそうです。眼内レンズの説明もしてくれました。単焦点レンズについて、保険がきくということと、遠くに焦点を合わせると近くがボケる。近くに焦点を合わせると遠くを見るにはメガネが必要、というようなこと多焦点レンズについては特に記憶にないので、詳しい説明はなかったと思います。一通りの説明が終わると、個別に医師の診察がありました。私の目は左右の目の濁りが同じくらいなので両眼手術するとのこと。手術日を決める際、「高額療養費の適用を受けたいので、左右同じ月内に手術していただきたい」と私の希望を伝えたら、希望通りに同じ月内で手術するように日程を組んでくださいました。そして、眼内レンズの話になりました。先生のほうから「もともと近視でメガネに慣れているので、近くに合わせます」と言われました。自分もそのつもりでしたから異議はありません。ただ、焦点までの距離は私は40センチにしてもらいたかったのでその旨を伝えたら、「ピッタリとはいきません。うちの病院でいう近くとは30センチに合わせることをいいます」とのこと。う~ん、仕方ない。まぁ、30センチでもいいか……寝スマホはしやすいだろうし。ところで、眼内レンズを調べているときに、単純に単焦点レンズと多焦点レンズというくくりだけでなく、保険がきく単焦点レンズでありながら、従来の単焦点レンズよりも見える(焦点が合う)範囲が広いらしいアイハンスという眼内レンズや、こちらも保険がきくのに2焦点のようなレンティスコンフォートという眼内レンズがあるということを知りました。それで、それらのレンズのことも先生に聞いてみました。すると先生曰く、「強い近視の人はレンズを合わせるのが難しい。普通の単焦点レンズのほうが合わせやすい」とのこと。あれだけ調べて悩んで考えた眼内レンズでしたが、結局は単焦点レンズの手元30センチ合わせに決まりました。(その4)に続きます。
2023年03月07日
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。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+ 白内障手術体験記(その4) 。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+<手術前検査~手術の日まで>さぁ、入れていただく眼内レンズは、単焦点・手元30センチ合わせに決まりました。レンズと焦点距離決定のあと、そのほかのことについてもいろいろ説明がありました。〇手術は日帰りだけど、1日の入院という形になる。〇手術は片方の目ずつ行われる。左右の目の手術は2週間あけて行う。〇どちらの手術の時も、手術の3~4日前に唾液によるPCR検査を受けなければならない。〇手術2週間前から、毎日検温して表に記入しておく。〇手術の数日前から手術日の朝まで1日5回の目薬を忘れずにさす。などなど。コロナ関係の注意もいっぱいされました。本人はもちろん、同居家族が陽性や濃厚接触者になっても手術が延期やキャンセルになるから、十分気を付けるようにと。(ちょうどコロナの第七波の時期だったので、手術までかなり緊張の日々を過ごすことになりました)また、術後の注意もされました。手術後は、術後一週間目の検査で先生のOKが出るまで洗髪も洗顔もしてはいけない。手術当日は、お風呂に入ってはいけない。翌日からは首から下のシャワーならOK。(でも絶対に顔に水やお湯がかからないようにする)手術後はしばらく、手術したほうの目を下にして寝てははいけない。手術後は、1日4回の目薬(3種類)を、最低一カ月は必ず忘れずにさす。とにかく、手術後の目には水やほこりが入らないようにしなければならないので、保護メガネというのをかけることを勧められました。病院の売店でも売っていると言われましたが、私は病院の売店ではなく、ネット通販で買って用意しました。『メオガードネオ24』という商品です。これです↓メオガードネオ24 くもり止め 名古屋眼鏡 S・M・Lサイズ 8756/8757/8758-1【曇り防止 バンド付属 術後保護メガネ 防塵メガネ】価格:2497円(税込、送料別) (2023/3/8時点)楽天で購入この保護メガネを選んだ理由は、耳に掛けるメガネのツルの部分がワンタッチで取り外せて付属のゴムバンドに替えることが出来るからです。ゴムバンドなら夜寝る時もかけることが出来、うっかり術後の目を擦ったり押さえてしまったりすることがないと思ったのです。結果的に、この保護メガネはとても役に立ちました昼間は水やほこり防止のためにかけ、夜はかけたまま就寝しました。ツルとゴムバンドの取り替えはワンタッチでとても簡単ですが、私はゴムバンドのほうが使い心地がよかったので、ずっとゴムバンドに付け替えたまま使用しました。(ツルのほうは、耳にかける後ろのほうの部分が開き気味になっているので私にはゆるく感じられました。その意味でもゴムバンドのほうがしっくりしました。ちなみにゴムバンドは長さ調節可能です)サイズはS/M/Lとあり、小顔の女性はSでもいいようですが、私は小顔ではない(どちらかと言えば大顔?)なので、Mサイズにしました。自分的にはMサイズでよかったです。ずっとゴムバンドで使っていましたので、顔にもわりとフィットしました。他に手術前に買って用意したのは、目のまわり専用のぬれコットン(清浄綿)。私は『クリーンコットン アイ』という商品を選びましたこちらです↓クリーンコットンアイ(2枚入*40包)価格:390円(税込、送料別) (2023/3/8時点)楽天で購入特に病院からは用意しておくようにとは言われなかったのですが、白内障手術をされた方々の体験談などを読ませていただいていた時、「目薬をさした後、ティッシュで目のまわりを拭いてはいけないと言われた」「目の周り用の清浄綿を買うように言われた」というようなことを書かれていたのを見かけたので、自主的に用意しました。目薬をさしたあとはもちろん、洗顔ができない期間に顔を拭くのにも使えると思って、2枚入り40包タイプを5箱も買ってしまいました。長細いアルミ包装の中に、左右2枚入っているので、1枚を右目用、残りの1枚を左目用に使う。または1枚だけ使って残りをアルミ包装の中に残したまま置いておいて、次の時に残りを使う。…などという使い方をしました。ちなみに1枚の元の形は折りたたまれているので正方形(約3.75㎝×約4cm)ですが、広げると倍の広さの長方形(約3.75㎝×約8㎝)になります。(貧乏性な私は途中から1枚をはがして2枚にして使うというケチ臭い使い方をしていたので、2箱も余ってしまいました)他に用意したのは、『お湯のいらない泡シャンプー』です。お湯のいらない泡シャンプー 200ml価格:722円(税込、送料別) (2023/3/8時点)楽天で購入術後は一週間も髪の毛を洗えないので、お湯で洗い流さなくていいドライシャンプーも買っておきました。さあ、準備万端整えて、いよいよ手術の日を迎えます。(その5)へ続く
2023年03月09日
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。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+ 白内障手術体験記(その6) 。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+<白内障手術1回目が終わって>白内障の手術1回目が無事終わり、翌日の診察でも異常なし。眼帯とガーゼをはずしてもらって、よく見えるようになった目に感激した私です。……が、ここからしばらくがちょっと大変です。まず、1日4回、3種類の目薬です。最低1カ月間は、きっちり忘れずにささなければなりません。これには、スマホのアラームと、百均のキッチンタイマーが大活躍しました。3種類の目薬をさす間隔は5分あけないとだめなそうなのです。ですから、まず朝・昼・夕・夜の決めた時間にスマホのアラームをセットします。そして、1つの目薬をさしたらキッチンタイマーを5分にセット、タイマーが鳴ったら2つ目の目薬をさし、またタイマーをセット……と繰り返します。それでなんとか乗り切りました。次に大変だったのが、洗髪です。洗顔も1週間はできないのですが、洗顔は事前に買っていた「ぬれ清浄綿」で顔を拭くことで問題ありません。ですが、髪を1週間洗えないのはつらいです。これも事前に「お湯のいらない泡シャンプー」というドライシャンプーを買ってありました。1度試しましたが、泡で髪や頭皮をマッサージしてタオルでふき取るというものなのですが、やはり洗い流したときのようなさっぱり感はありません。結局、私は2日に1度くらいの頻度で、娘に洗ってもらいました。最初は洗面台の前にダイニングのベンチをもってきてクッションを乗せた上に仰向けに寝て、美容院スタイルで洗ってもらったのですが、慣れない作業に娘が腰が痛いというので、この方法は1度のみ。次はお風呂場で、ゴムバンドをきついめにした保護メガネをかけて、そのまた上から透明のフェイスガード(コロナ対策で買ってあった)をつけ、更にその上からタオルで覆い、頭にはシャンプーハットという完全防備のいでたちで、顔に湯がかからないように仰向けにのけぞった姿勢で後ろ側から洗ってもらいました。自宅で目に水が絶対入らないように洗髪するのは、なかなか大変でした。仰向けで顔や目に水がかからないように洗えれば良いので、美容院でシャンプーだけお願いしたらいいと思います。保護メガネとフェイスガードは、シャワーの時にも使いました。首から下のシャワーといえど、跳ね返ったお湯が顔まで飛んでくることもあるので、念には念をいれました。水泳用のゴーグルも使ってみようとしたのですが、かえって目の周囲を圧迫するのでよくないと思い、やめました。私の保護メガネはツルをゴムバンドに替えられるタイプだったので、ゴムをきつめにしたらかなり顔にフィットしたので、入浴タイムには毎回保護メガネをして入りました。メオガードネオ24 くもり止め 名古屋眼鏡 S・M・Lサイズ 8756/8757/8758-1【曇り防止 バンド付属 術後保護メガネ 防塵メガネ】価格:2497円(税込、送料別) (2023/3/8時点)楽天で購入私が手術した時期は秋だったので、毎日髪を洗えなくてもなんとかやり過ごせましたが、夏だと我慢できなかったかも。だからと言って、春だと花粉症があるので手術中にくしゃみが出ないか心配だし……手術した季節が秋で良かったです。さて、肝心の手術後の見え方ですが、元々手元30センチ狙いで眼内レンズを入れてくださってあるので、近くは本当によく見えるようになりました。新聞も本もスマホ画面も、字が浮き上がったようにくっきり見えます。小さな文字も読めます。一番よく見える距離を測ってみたら、32~33㎝あたりだったので、ほぼ狙い通りの見え方です。でも、それより近い距離はぼやけます。たとえば、小さな字は20㎝以内に近づけるとぼやけてほぼ読めません。くっきりどんぴしゃに焦点が合うのは、32㎝±3~4㎝くらいでしょうか。遠くに離れてもどんどんぼやけていきます。ですが、私は元々強度の近眼だったので、ぼやけて見えても手術前よりはずっとましです。ド近眼が、普通の近眼、あるいは軽い近眼になったような感じです。メガネなしの生活はできませんが、メガネのレンズの厚さは前よりずいぶん薄くなるはず。メガネといえば、今までのメガネは度がきつすぎて使えません。目の保護のため、日中も、お風呂も、就寝時も、私はほぼ保護メガネをかけて過ごしていましたが、保護メガネには度が入ってないので、近く以外はよく見えません。一方、手術していないほうの目は、ど近眼の上に白内障でぼやけているので、裸眼だと近くも遠くももっと見えません。なにか用事をしたいときにあまりに不便なので、保護メガネを今まで使っていたメガネにかけ替えるのですが、そうすると今度は手術したほうの目がぼやけて見えなくなります。そんな感じで、手術後一番不快に感じたのは、左右の目の度が合わないことです。これはもう片方の目の手術が終わるまでの2週間、ほんとに不便でした。目の「見た目」に関しては、パッと見は特に充血して真っ赤というわけではありませんでした(黒目の両側の血管が赤く浮いているような感じだけ)。でも、上下のまぶたを指で少し開けると、上下の白目に真っ赤な部分がありました。もしかしたら、目が閉じないように開けるのに使った器具が当たっていた場所かもしれません。ですが、この真っ赤な色も、日がたつにつれ薄くなり、いつの間にかわからなくなりました。ところで、白内障手術をした人が、「手術したほうの目で見ると壁が白く見える」とか書かれているのを読んだことがありますが、私も1回目の手術が終わったあと、自分で確かめてみました。手術が終わったほうの目とまだの目と、色の見え方を比べてみたのです。すると、壁の色はそれほど差を感じませんでしたが、自分の腕を見たら、手術後の目……肌が黄色白っぽく見える手術前の目……肌が茶色っぽく見えるまた、白いぬいぐるみも、手術後の目……白く見える手術前の目……少しベージュがかった白に見えると、手術が終わった目のほうが白く見えました。濁っていた水晶体がなくなったからでしょうね。でも2,3日後にもう一度確かめてみたら、同じような色に見えるようになっていました。目が慣れたというか、脳が調整したのでしょうか?そして、ようやく術後1週間後の検査の日がやってきました。(その7)へ続きます。
2023年03月22日
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。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+ 白内障手術体験記(その7) 。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+<術後1週間目の検査>白内障手術後1週間目の検査では、視力検査がありました。手術した目の視力は、裸眼で 0.2。 矯正で1.2 という結果が出ました。裸眼で、0.2 というのは、かなり昔から0.0いくつという視力になっていた私にとっては、何十年前の視力です。しかも矯正視力も1.2出ているということで、これならメガネをかければ、白内障になる以前の視力を取り戻せます。嬉しかったです。 視力検査のあとは、手術したほうの目に散瞳目薬をさしてもらい、瞳孔を開かせた状態での検査がありました。検査の結果、目の奥はきれいとのこと。術後の経過は順調だったようで、洗顔と洗髪、湯舟での入浴のお許しも出ました。でも慎重派な私は、2,3日は自重して、元通りの洗顔・洗髪方法、そして保護メガネなしの入浴に戻したのは術後10日目くらいからでした。普通に顔を洗ったり髪の毛を洗ったりできる爽快感はなんとも言えませんでした。そしてその頃からは、次回手術するほうの目の目薬(1日5回)も始まりました。右目と左目にさす目薬が違うのでややこしいから、小さな箱を2つ用意し、それぞれ「右目用」「左目用」と大きく書いた紙を貼って目薬を入れ、間違えないように気を配りました。次は、いよいよもう片方の目の白内障手術です。<白内障手術2回目>さて、2回目の白内障手術です。前回同様、すでにPCR検査の検体も提出済み。病院からなにも連絡がなかったので、結果も前回同様「陰性」だったようです。予定通り2回目の手術の日を迎えることができました。今回も娘が会社を休んで病院まで送ってくれました。受付の後、ナースさんに連れていかれた病室は前回と同じ部屋のベッド違い。さすがに2度目ともなると、こちらも勝手知ったるなんとやらで、20分ごとの目薬をさしてもらいながらも、手術までの2時間は前回よりも少しリラックスムードで過ごせました。手術直前の検査も無事に終わり、病室へ戻って最後の目薬とおトイレをすませ、点滴の針を刺してもらったら、車いすで手術室へ。今回の手術担当医の先生は前回とは違う先生でしたが、2度目なので、手術自体はどういうふうに進行するかわかっています。一番苦になっていたのは、イソジンでの目の消毒です。1回目の手術のときの記事にも書きましたが、前回は目にしみてとても痛かったのです。手術中で最も痛かった記憶が残っていたのでビビッていたのですが、今回の先生は、なんと消毒前に点眼麻酔をしてくれました。そのあとに目の消毒が始まったのですが、すごいですね、点眼麻酔って!前回あれほど痛かったのに、今回はまったく痛みを感じませんでした。目を開けたまま、ぐりぐり眼球を洗われているような感覚があるのですが、全然平気です。1回目のときの、あの激痛は何? って感じでした。先生によって準備の手順が違うのか、それとも単に前の先生が消毒前の麻酔をし忘れていただけなのか……???とにかく、まったく痛みを感じないまま消毒が終わり、あとは前回同様の流れで手術が始まりました。白内障手術をした人の体験談を読んでいて、よく書かれているのが、1回目の手術のときは何もわからないのと緊張であっという間に終わったけど、2回目の手術のときは、なにをされるかわかっているだけに逆に不安や痛みを感じたというもの。私の場合も、少しそんな感じがあったかな?前回の先生の時も手術中に、「下を見て。まっすぐ見て」などと指示がありましたが、今回の先生はそういう指示が前回よりも多いように感じました。もしかしたら指示を受けている私のほうも、「これから麻酔の注射を打つんだな」などと考えながら目を動かしていたので印象に残って多く感じたのかもしれません。それに、今回のほうが痛み……といっても麻酔をしていただいているのではっきりした痛みではないのですが、目の圧迫感や鈍痛が強いように感じました。まぁしかし、今回も手術は無事終了。手術室に入って出るまでは、前回同様30分ほどでした。病室に戻って静養してから、来てくださった先生の問診に答え、退院の許可がおります。娘に連絡して来てもらい、また清算を頼みました。今回の医療費は、2万8千円ちょっと。前回は5万2千円ちょっとだったので、合計8万円ちょっと。ちゃんと高額療養費制度が適用された医療費になっています。安心しました。帰宅後は、前回よりも目の鈍痛が強めに感じましたが、翌日にはかなりましになっていました。手術翌日の検査は、前回同様、夫が付き添ってくれました。目は問題なし。眼圧もいいとのことで、一安心。眼帯がとれ、両眼で見ることができるようにもなりました。どちらの焦点も、手元30㎝合わせなので、近くはスッキリはっきり見えます。この2週間は左右の目の焦点が違うので苦労していましたが、やっと同じ度になり、不快感がやわらぎました。(今まではほとんど片目で見ていた状態だったのです)ただ、近くは見えても、中間~遠くはぼやけます。メガネを作るのは、目が落ち着く3か月以降にするようにと言われています。今まで私が使っていたメガネは度が強すぎて使えません。そこで、(我が家はみんな近眼なので)家族に頼んでそれぞれの古いメガネを家にあるだけ全部もってきてもらいました。すると、そのうちの一つが合いました!実際にはそれでもまだ私の目には度が強すぎて、「合う」というのは言い過ぎなのですが、とりあえずそのメガネをかけると遠くはよく見えます。離れた位置からテレビを見るのも大丈夫です。というか、度が強いので、遠いほうがよく見えます。遠近両用ではなく近眼用のメガネなので、近くは老眼の目で見る時のようにぼやけますが、それはメガネをはずして見ればOKです。そのメガネがあったおかげで、どうにか日常生活を普通通りに過ごすことができるようになりました。でもやはり自分の目に合ったメガネを早く作りたい私は、術後1カ月目になる直前に、メガネを作りに行きました。(その8)に続きます
2023年03月27日
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