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2022.02.24
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テーマ: 読書(8199)

本のタイトル・作者



社会人1年目からのフレームワーク思考 [ 苅野進 ]

本の目次・あらすじ


1 問題を発見する
2 顧客・業界を知る
3 聞く、話す
4 意見をつくる
5 PDCAを進める

感想


2022年045冊目
★★

色々な「フレームワーク(考え方の型)」が紹介されている本。
著者は経営コンサルティング会社を経て、2004年に学習塾ロジムを設立。


新入社員には参考になりそうな内容。
「へえ、こういうやり方があるんだ」って知るだけでも後々役に立つと思う。

前半は営業や企画的なフレームワークが多かったので、私の業務内容としてはあんまり参考にならなかったのだけど、後半の「4 意見をつくる」は参考になった。
「Why so?」で上司の指示の意図を確認するのは、自分が指示を出すときにも裏返しで気を付けたい。
「2つの割り算」は気にしたいところ。私は数字がとても苦手で、これはもう子供の頃から数の大小が感覚的に分からないので、比較することで気を付けよう。

紹介されていた「GDK」…「ググって→同期にきいて→仮説をたてる」。
ほんまこれやってから私(上司)にお伺い立ててほしい。と、部下に言いたい。
「○○ってどうしたらいいですか」って何やねーん。
プロセスが

問題(こまった)→解決方法を上司にきく→解決(めでたしめでたし)

なんですよね。


②問題→自分で調べる→分からない→同僚に訊く→やってみる→うまいく
③問題→自分で調べる→分からない→同僚に訊く→分からない→仮説を立てる→やってみる→うまくいく(いかないときは別の仮説を試す)
④問題→自分で調べる→分からない→人に訊く→分からない→仮説を立てる→ 自分では結論を出せない(権限を越えた)問題である→上司にきく

で、私の出番って本当は④の最後だけのはずなんですよ。
それがもう、「問題」の時点で呼ばれるからおかしいんだ。

「それを考えてからもう一度来てくれる?」と。
それねー!言いたい!でも言えない環境!だから「どうしたい?」だけ聞いてる!
そしたらまた「どうしたらいいですか?」って返って来る!こだまか!

若手が、自分がどこまで判断してよいか分からなくて躊躇する、のは理解できる。
私もそうだったから。
でも、永遠にそこにはいられないんだよ。
というか、いてもらっちゃ困るんだよ。

本当に思うのだけど、「仕事の仕方」って、誰も教えてくれない。
自分で考えて、出来る人を真似して、本を読んで学んで、やっていくしかない。
問題→解決の結果は同じでも、そこにその人のスキルがめっちゃ隠されている。
今日も私は、人間グーグルとして機能するだけの上司なんだぜ…。
これをやめたいんだけどなあ。
どうしたら「成長したい」と思っていない人を、変えられるんだろう。
だって上司にきいて答えが返って来て、その指示通りにやるほうが楽だもの。
でもさあ、そんな仕事のしかた、楽しいかい?
しかしそういう人は、自分の仕事のしかたについて思うこともないんだよなあ…。
問題は解決できているから。ああ、それ、違うんだけどなあ。




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最終更新日  2022.12.04 00:35:44
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