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2022.03.12
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テーマ: 読書(8199)

本のタイトル・作者



がんばらない勇気 (宝島SUGOI文庫) [ ひろゆき ]

本の目次・あらすじ


はじめに 20××年、ニッポンの詰んだ未来予想図
第1章 AIに怯える前に僕らがすべきこと
第2章 インフルエンサーに搾取されるバカになるな
第3章 社会を変えるより自分を変えよう
第4章 「お金」と「幸せ」は比例しない
第5章 凡人サバイバル術で大人も子どもも成長できる
おわりに 20××年、ニッポンのアカルイ未来予想図

引用


そもそも仕事って、誰かがやりたくないことを代わりにやって、お金をもらうという場合が多いです。
(略)
だから、「やりたいこと」と意気込むよりも、「やっていて苦じゃないな」くらいを基準に仕事を探せばいいんじゃないかと思います。
基本的に、あんまり簡単すぎると飽きてしまうし、難しすぎたりすると苦痛に感じるので、自分の力よりもほんの少しレベルが高いくらいの仕事が、クリアしたとき適度な達成感が得られておすすめです。


感想


2022年60冊目
★★★


最近はリモート出演でテレビでお見かけする。
詳しくは知らなかったけど、現在はフランス在住なんですね。
こういうモノの考え方をしているのか、と面白かった。

本書の構成は短い漫画で問題を見せる→著者の意見展開というもの。
漫画が挟まれているので読みやすかった。

著者の考え方は基本的に私の考え方と似ているので、「そうそう」と思うことが多い。
(こういうの、本を読んでいくうえで危険ですよね。コンフォートゾーンから出ないと…)

著者は年収3,000万円だけど、生活費はずっと5万円くらいで暮らしているらしい。
『ぼくたちに、もうモノは必要ない』ではないけれど、『ぼくたちに、もうカネは必要ない』ですよね。
著者は月に7万円程度のBI(ベーシックインカム)の導入も推奨している。
私もBIの導入に賛成。


「カンストに時間がかかる趣味をもつと幸せ」って、英語学習もそうだよなと思った。
きりがないし、終わりがない。
だからこそ学び続けられるし、幸せ。
何かの資格試験や受験勉強だとそうはいかない。
ただの趣味として何かを積み上げていく、自分のモノにしていくというのは、レベルアップの楽しみが無限に続く。


それは消費者か生産者かの分岐点になる。
今時はスマホで何でも出来はするのだけれど、パソコンで出来ることと比べるとアマチュアとプロくらい差があると感じる。
私も、ブログを書く時にパソコンで書いている。
タイピングのスピードが段違いに速く、頭で思ったことをそのままのスピードで書いていくにはパソコンでないと難しい。
そして物理的な視野(画面)の広さと情報量が、俯瞰性にもつながっていると感じる。

日本でのストライキは、迷惑なものという認識を変えるためにイタリアのデモを見習ってはどうか?と紹介されていた例が面白かった。
バスは通常通りに運行するけれど、乗客からバス代を取らないのですって。
運転手は体制にダメージを与えられるし、乗客はタダで乗れるから喜ぶ。ウィンウィン。
確かにこういう発想のデモがないと、経営側に向かっていくのってすごく難しいと思う。

この本の中では、ディストピアとしての日本が描かれていた。
おそらく一定こういう悪い状況が出てくる。でもそれだけではないと思いたい。

これまでの関連レビュー


サボる哲学 労働の未来から逃散せよ [ 栗原康 ]




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最終更新日  2022.12.04 00:32:01
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