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三菱一号館美術館の『拝啓 ルノワール先生』。ルノワールとその弟子、梅原龍三郎の作品で構成される展覧会です。梅原龍三郎が所持していた作品群も観ることができ、たっぷり印象派を満喫できます。この展覧会で見ておきたいのは「パリスの審判」。ルノワール作品で2つ、それを模写した梅原龍三郎晩年の作品が一つ。ルノワールの同じ構図ながら進化した「パリスの審判」と印象派と言うよりはフォービズムの様な力強い梅原龍三郎の「パリスの審判」どれをとっても絵の前から離れられなくなるような魅力があります。開催が三菱一号館美術館と言うこともあって、美術館所蔵のルノワール作品を一挙に観ることができるのも嬉しい。同じ絵画でも観るたびに惚れ直す美しさがあります。展示物の中に、ギリシャ古代文明(キュクラデス)の彫刻があります。今から4千年以上前に造られたシンプルな女性像です。今でこそ土色をしたこの女神像は、かつては色彩が施されていたと言います。どんな表情が描かれていたのか想像すると面白くて、今回の展覧会の中では一番長い時間観ていました。モネとシスレーに、マティス、セザンヌにドガ、ルドンにルオー、ピカソやブラック、ナビ派の画家モーリス・ドニやピエール・ボナールと言った巨匠たちの作品と、それらに引けを取らない梅原龍三郎の見応えのある作品群は、何度も足を運びたくなる充実度でした。
2016年10月29日
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横浜美術館で開催中の『BODY/PLAY/POLITICS』を観てきました。 入口にはハイビスカスの下に座る少年。どこからか聞こえてくるアリア。 不思議な所へ迷い混んでしまいました。 空には蝶が舞い スクリーンに流れるは「Addio del Passato(さよなら過ぎ去った日々よ)」というビデオ・インスタレーション。 ここまでが一番良かった。 入口の良くわからない部屋に入るとホラー映画のような画面が待ち構えています。閉館間際で他にギャラリーが、いなかったのでちょっと怖かったです。 次の部屋は、入口はわかったけど、出口が見つからず、また入口に戻りました。 扇風機が激しく燃えてるようなビデオ・インスタレーションでした。なんだか魂の炎のような感じで、見とれてしまいました。 プールバーのようですが、「Milky Bay」というインスタレーション。 かっこよかったです。 こんなものもありました。 いかにもベトナムらしいバイクを使ったインスタレーション。 名付けて「へびのしっぽ」。 企画展は少ないなりに楽しめました。 常設展も、下村観山が観れて嬉しかった。 結局閉館までどっぷりはまってました。 一部の作品を除いて、基本撮影可です。 #yokohamamuseumofart
2016年10月19日
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東京ステーションギャラリーで開催中の「動き出す!絵画」展。『ペール北山の夢』と言う不思議なタイトルの展覧会です。 3階でエレベーターを降りると最初に目に入ってくるのは、羊たちが群がる風景。何か懐かしさのある引き込まれるような作品に、一瞬で目が覚めました。あまり期待しないで何気なく立ち寄った展覧会でしたが、いい意味で期待を裏切られました。絵のタイトルは「垣根に沿って草を食む羊」フランソワ・ミレー作。まさか、ミレーの作品が観れるとは、と思っているとセザンヌ、ゴッホと続いているではないですか。どの作品も画家の全盛期の作品と思える素晴らしい作品ばかりです。大正時代に活躍した日本の洋画家の展覧会だと思っていただけに、国内有数の美術館から集合した名作に唸ります。ゴーギャン、エドガー・ドガ、カミーユ・ピサロ、シスレー、モネ、ルノワール、ムンク。。名だたる画家の作品が続いていきます。中でも嬉しかったのが、倉敷の大原美術館から来ていたアマン・ジャンの「髪」。今年の国立新美術館での展覧会でも観ることができましたが、まさかここで観れるとは思っていませんでした。大原美術館に最初に収められた由緒ある作品です。そうでなくても素敵な絵画です。ここまでで、もう満足してしまいました。ここからは、日本の画家たちの作品が続きます。岸田劉生、萬鉄五郎、梅原龍三郎らの強烈な作品から、アマンジャンの「髪」を買い付けた画家、児島虎次郎の作品などが展示されています。展覧会の最後は日本初のアニメーションスタジオ「北山映画製作所」の作品の上映があります。北山さんという人は、日本のアニメーションを始めた人だったのです。帰りは東京駅の古いレンガを見ながら階段を降りて出口に向かういます。趣があっていいですね。 東京ステーションギャラリーでは、金曜日の夜の開館時間延長に合わせて「おやじでナイト!」という企画をやっています。受付で「おやじでナイト!」というと半額になるという企画ですが、女性や若者には適用されないようです。どこからがおやじなのかは微妙なところですが、普通におやじで入れました(笑)
2016年10月08日
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