現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2020.10.24
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影ぼこり

急ぎ足
強風に歯を剥いて
歩いて行く
鉛筆くわえて
お菓子を断ち、フフフ
と 笑う
こうもりを
見つめているか


ハモニカ少し吹くと
砂がまざって
不快な面しては
ハモニカ棄てて
カメラを手に
海風の果てに拉致されて
古里から
隔たれた ひとの
手が
水差しにかかり
ひとが男を見ると

殺気を感じる。

正体不明の杭を
撮影して
その写真を火で燃やす。
無意味な行為を

澄ましているあなたの
顔が嫌なのに
無意味に浸っている

お前のたんこぶに触れて
頷いて
砂浜を往く光。





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最終更新日  2020.10.24 16:50:26
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