現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2023.01.25
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
気温についての声塊

故山には墓石建ち並び
奇跡を宿で祈っていたが
透明な奇術師の
真っ白い空気が見える

肉を締め付けて
肉を掴み、夢の原に
横たわる
地底から声を発したか

息絶えた鳥がいた
歌う訓練中に死んだ
囀ずり

見えるような
夢野原は鳥の鳴き声で
いっぱい

ビルディングの屋上で
居座っている
小汚ないカラスたちの
生き残りに命を賭ける

肌身に祈り、湯船に浸ける
滴らす、体を
両掌をくっつける
ぐいぐいと肉と肉がくっついて
一本の腕となる

叫ぶ
じゃあじゃあと水が迸る
限り無く、流れる





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.01.25 17:16:48
コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: