はつみピアノ教室 ホンネ部屋
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もしうちの子たちがスポーツ系の習い事やクラブに入ったら「向いてない」やら「才能ない」やら思われるかもしれない。ていうか、本人たちも私もすでにそう思っちゃってるし興味もないので入らないのだけど。じゃ、ピアノの先生として生徒にそう思うかというと、正直言ってチラッと思っちゃうこともなくもない。でもそう思ってそうじゃないってなることもよくあるし、うちの教室ではそういう子の方が長く続けるパターンが多いので大歓迎である。ホントに。私は「才能がある」と滅多に思うことはない。ピアノの道を志している自分の娘に対しても思ったことはない。自分自身に至っては、何でこんなに才能ないのに続けてこられているか不思議なぐらいだ。「才能がある」子とは、例えば、まっっったく音楽をやったことない親が、幼い我が子のピアノを聞いて「これは絶対にピアニストになる!!!」と思い、お金がかかってでも実力・実績のある高名な先生を探して託すという行動に駆られる・・・ぐらいのものかと思っている。では「向いている」だといろいろあるかと思う。すごく聴くのが得意とか、体幹がしっかりしてるとか、リズム感がいいとか、歌が上手いとか、想像力が豊かとか、記憶力がいいとか・・あらゆる面でピアノに結びつくと思っているので、大体の子どもはピアノが弾けるようになる可能性がある。ではもし「向いてない」子がいる場合(いないと思いたいが)、どんな子かと考えた。どんな状態を「向いてない」とするかというと、何年経っても上達しないなと思える子。それは「興味がない」子ではないかと思う。いや、興味を持ってもらえるよう努力はするが、週に20〜30分頑張ったところで、教室を出たら忘れ去られている。興味がないので覚えられないし、必要以上に「難しい」と感じている。ではどうしてピアノ教室に通っているのかという話なのだが、私にはどうしようもない。一応「入会するのは本人の意思が一番大事」だとは念押しするのだが、「音楽好きだよね?」「何か習い事するなら何がいい?」「おねえちゃんもやってるからやる?」「弾けるようになったらカッコいいと思うよ」などなど・・優しい誘導が存在する場合もある。3〜4歳の年齢で親御さんの理想のために連れてこられる場合もある。小学生であっても、子どもたちが「やりたくない」を主張することは難しい。なぜなら、学校に行くのも宿題をするのもお手伝いをするのも、やりたくないことを頑張ることが日常だからだ。「嫌なら教室から出て行け!」と言って本当に出ていくようならもっと問題視されるわけで、出ていきたいけど出て行かないのが子どもたちなりの処世術なのだと思う。私はそんなことは言わないよ。習い事・塾・部活動のどれもやってない子は稀で、「何かやらせなきゃ」という親の意識も強い。「ピアノをやると脳にいいんでしょ?うちの子もやらせようかな」と知り合いに言われたのだが、そんな理由で入ってほしくはないので、「高学年で入っても影響ないんじゃないかな」って言っておいた。嫌われたかもしれない。逆に言えば興味があれば上達する可能性がある。何歳からだって上達する。もちろん興味から行動に移すことが必須だけれど。興味→欲求(弾けるようになりたい)→行動(練習)→上達、なのかな。その過程のスピードは人それぞれ。上達具合も人それぞれ。練習してても上手い人と比べて落ち込むこともあっても、興味があるうちは諦めなくてもいいのかなって。自分にも、生徒にも。さて・・・興味がない子、どうすっかなー。ベルメゾン 伸縮ピアノ上ラック ◆ ホワイト ブラック ◆ ◇ 収納 収納用品 ラック シェルフ 棚 たな 新生活 ピアノ用 おしゃれ 便利 伸縮 ピアノラック ◇価格:35,290円(税込、送料別) (2025/4/6時点)楽天で購入
2025.04.06
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