~弾丸ツーリングREPORT~
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①奥さんがチケットを2枚Getしてきたのと、②貯まったJR西日本のウエスターポイントだけで大阪まで行けるトクトク切符のキャンペーン期間が6月末までなのと、③子供が修学旅行中でいないのと、もう、今しかない!ってことで、ちょっくら大阪万博に行ってきました。いつもの出勤よりも早く家を出て、岡山駅でトクトク切符に交換してのぞみ号君で新大阪へ。JR行脚は行きも帰りも吞めるから嬉しいわ。朝イチはJR西日本のコラボ商品の瀬戸内果実酎ハイの中から岡山シャインマスカット酎ハイをチョイス。新大阪から御堂筋線→中央線と乗り継いで、夢洲(ゆめしま)駅へ夢洲駅は東入場ゲートと直結しています。11時の入場予約しかとれなかったので、この炎天下の中、時間調整で待たされました。これが暑かったのよ。万博会場は9時から開いてるので、9時に予約していればどんなに遅れても、時間調整なしで入れます。様子が分からないから、早めについてたんで、10時過ぎから待って、11時過ぎに入場できました。入場前には手荷物検査があったんだけど、開封のペットボトルの残りはその場で自分で飲んで検査させられます。未開封はそのままX線へちなみにキャスターバッグはサイズに寄らず持ち込みNG。酒類もNGです。後は空港の手荷物検査と同じ流れです。いらっしゃいました。一路リングを目指します。東ゲート周辺には日本企業のパビリオンがたくさんあるのですが、ほとんどが要予約。全館検索しましたが、「思い付きでGO!」状態の私たちには全滅でした。今回の目的の一つは、大屋根リング。大屋根リングは、総工費344億円をかけて建設された世界最大の木造建築物であり、開催前はさまざまな議論を呼んだ建物ですが、実際に目の前にするとそのインパクトは凄まじく、圧倒的なスケール感でこれが木造建築ということに驚かされます。大屋根リングは、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表す大阪・関西万博会場のシンボルとなる建築物で、直径600m、幅30m、高さ20m、全周2kmにもなるため、リング屋上を一周するだけでも30分ほどかかります。日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築しています。釘やボルト・ナット、アングル材などの接合部品が外から見えませんこの貫(ぬき)構造は、京都の清水寺の舞台を支える基礎にも同様の構造がされています。柱の幅と奥行きは42センチ。清水寺の半分ほどしかなく、そのまま梁を通すと屋根を支えられない恐れがあったため、柱と梁の接合部分にボルトを通して鉄板で挟み、ボルトを突っ張り棒にして強度を上げる最新の工法を導入することで、耐震性能は基礎設計段階より2割向上させたんだそうです。それでも大規模地震では倒壊する計算となったため・・・。リングの屋根は内側と外側で高低差が8メートルあり、内側は低くて軽い分揺れにくく、外側は高くて重い分揺れやすい構造面に着目し、揺れにくい内側の接合部分はボルトを緩める一方、外側は鉄板を追加して強度を高めることで全体を均一に揺らして倒壊を防ぐ方法で脱却したそうです。リングは会場の主動線として円滑な交通空間であると同時に、雨風、日差し等を遮る快適な滞留空間として利用されていましたよ。さて、リングの上に上がってみましょう。下から見ても圧巻だったけど、上からみても圧巻だな。この池が実は海で、この部分はリングが会場に飛び出しているところなんです。この会場ステージの夜のイベントも楽しそう。リングの上も緑の空間があって、定期的に植え替えをしているみたいですね。リングから会場を見渡すことができます。正面は、水上のイベントを行うウォータープラザでその後ろがシグネーチャーゾーン。平日でこの人出だから、土日とか夏休みは、凄いんやろな。リングから下へ降りてきました。どこもパビリオンはいっぱいやな。予約のいらないパビリオンを狙ってみるものの、長蛇の列。万博行く人は、必ず事前に要予約やね。予約も「抽選付予約」「事前予約」「当日登録」など様々なんで、色んなサイトを参考に、上手な回り方をシュミレートしておかないと「せっかく来たのに見たいパビリオンに入れなかった…」なんて、私達みたいな悲しいことになりかねんよ俺らが汗流して並んでいるのを横目に、上手に予約パビリオンを梯子してるお客さんいたわ。予約不要なパビリオンは、決まって、この状態・・・。途中、通路の遮断機が下りて来て何事かと思ったら、VIPらしき人たちが車で入って来た。場内内に何か所かこんな遮断機が設置されてた。「なるほどなっ」ていう設備だな。仕事でよく使う、仙台銘板さんの信号機だった。パビリオン見学は期待できないんで、ガンダムでも見に行こう。今日はリングとガンダム見て、パビリオンの外観を楽しめたら、それでOKって思って来るから、これで充分なんだけど、ウチの奥さんは、パビリオンの当日予約がもう少しうまくいくと思ってたみたいで、パビリオンの中の見学が、思いの他できなかったのが少し残念そう。俺は「十分満足してる」んだけどね左の笑顔のパピリオンは、よしもと館。事前リサーチで人気があったパソナ館。先端にはアトムが乗ってる。なんだか怪しい「夜の」って名前の付いたパビリオン発見。予約の要らないパビリオンみたいだけど。ここ「夜の地球 Earth at Night」は、2024年1月1日の能登半島地震でも奇跡的に無傷だった漆黒と金の発色の繊細な美しさが特徴の輪島塗による直径1mの大迫力地球儀が展示されていました。輪島塗大型地球儀は「復興シンボルの一つ」であり、「対立や分断を超えて他者に思いを巡らすことの意味を世界に向け伝えていきたい」との願いも込められているそうです。会場には、日本全国の特産品マップがありました。これが、なるほどって感じで結構面白かったのよ。会場をひとしきり回って、シグネーチャーゾーンに出てきた。リングの上から見下ろしてた所ね。このゾーンは、様々な企業がグループを組んで運営していて、著名な映像や音楽プロデューサーとコラボしたパビリオンを出展してる。この「いのちをめぐる冒険」館は、「マクロス」、「アクエリオン」シリーズのアニメ監督で、日産デュアリスの『パワード・スーツ デュアリス』やソニーの「AIBO」のメカニックデザインを担当した河森正治とコラボしたバーチャル動画を中心としたパビリオン。河森正治氏は、慶応の工学部在学中に、“スタジオぬえ”に入社。更に“スタジオぬえ”からタカラ(現・タカラトミー)へ出向。全世界で一世風靡した『トランスフォーマー』の変形ロボットを担当するデザインチームに参加し、複数の人気メカデザインを共同で手掛ている人で、「変形」の教祖様。マクロスシリーズのバルキリーの生みの親なの。我々、アニメメカオタクにはドンピシャの人で、この人の作る「超時空シアター」を見たかったな~「いのちをめぐる冒険」館のキャンセル待ちに応募してたんだけど、結局連絡はなく、会場を後にしました。残念~中央線→御堂筋線で戻って来て、淀屋橋で途中下車。晩御飯は「お好み焼きで一杯」にする気だったんで、北新地の隠れ家お好み焼き屋さんを目指します。水辺空間が綺麗に整備された堀川通りを歩いていると重厚な三井住友銀行の大阪本店を発見。上が太くて下が細い、固定概念を覆す様な建物は大同生命大阪本社だった。NHK連ドラの「あさがきた」でモデルになった広岡朝子が創業者。広岡朝子の無料資料館が解放されてたんだけど、時間切れでした・・・。あまりにも、くそ暑いんで、このままじゃあ新地までたどり着かないんで、途中で中之島のバルで休憩。ここ当たりだったな。ビールもつまみも旨かった。なんと、目指していた新地のお好み焼き屋さんは、「本日予約貸し切り」だった・・・。気を取り直して、曽根崎まで渡っていってお好み焼き「ゆかり」さんへもうね、口がお好み焼きの口になってもうてたんよ二人でそれぞれ全部載せタイプのお好み焼きを2種類オーダー。俺のは、ソバ、イカ、エビがトッピングされた王道の全部載せ、奥さんのはクリームチーズとか御餅、角煮肉とか入ってる変わり種全部載せ。あ~、よく歩いたから、ビールが美味いわ。俺だけじゃなくて、向こう側にもビールはあるからね。新大阪まで戻って、新幹線で無事岡山に戻りました。修学旅行中の子供には万博に行ったことはモチロン内緒です。
2025年06月19日