~弾丸ツーリングREPORT~

~弾丸ツーリングREPORT~

2024年11月22日
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カテゴリ: ソロツーリング

​​くっそ忙しかった仕事も一段落。

ホント、久々にゆっくりお休みがもらえたので、
現在開催中の「森の芸術祭 晴れの国 岡山」に
行ってきました。



家族はとっとと仕事に行きましたが、私は朝ゆっくり起きて、
ゆっくりコーヒー飲んで、F8引っ張り出して・・・。



本日から同行する、仙台の友人の手作りキーホルダー

「武運長久」(ぶうんちょうきゅう)と刻印されています。

意味は、戦いや戦場での幸運がいつまでも続くこと。
または、出征した兵士の無事がいつまでも続くこと。



実は前売りフリーパスを2,500円で購入してたんだけど、
あまりにクッソ忙しくって、お休みの日に県北まで
出かける気力がなっかたしょんぼり

気づいたら、もう明後日が閉会日じゃんびっくり



高速道路で賀陽ICまで上がって、
そこから下道で新見市の井倉洞へ



ここが、本日の一つ目の「森芸」の会場なんですが、
すでに長蛇の列で、約50分待ちでした。
これでもまだ少ない方で、午後になると、
もっと待ちになるそうです。



フードコートとかで料理が出来たらピーピー鳴る
「呼び鈴」を配ってくれたから、順番待ちの間に、
腹ごしらえをしときましょう。

お目当ての「焼肉プレート」が売り切れだったので、



千屋牛の牛丼にしました。

本当に、これA5ランクの黒毛和牛肉なの・・・。



お昼食べて、コーヒー飲んでゆっくりしてたら、
「呼び鈴」がなりました。

どうやら、ここのテーマは洞窟探検隊の様です。

各自、ヘルメットをかぶり、
JBLの大き目のモバイルスピーカーと
手持ち式のライトが装着してあるリュックサックを背負い、
鍾乳洞に入ります。



リュックの中身はセンサーの受信機かな?

真っ暗な洞窟をライトを頼りに進みますが、
各セクション、セクションで、
洞窟の中をライトと音楽で、いざなってくれる感じです。



わざとライトが消えたりしますが、故障でありません。
数歩進むと復活します。
スピーカーから出る音楽は、ちょっとオドロオドロしい感じ。

最後の最後の山場のプロジェクトマッピングが
先日の台風の大雨で水没して、ダメになっていたのが
超残念 でしたね。



何とか無事脱出。

ガイドブックによると、担当作家のアンリ・サラは
時間の経過によって変容する作品世界を構築する。

その作品はイメージ、建築、そして音の相関関係を
通じて表現される。
それらの要素は、私たちの経験を折り曲げ、
逆転させ、問いを投げかけるために用いられる。

サラの作品が追究するのは言語や文法、音楽における断絶であり、
創造的な混乱を生み出すことで歴史の新たな解釈を創出し、
古いフィクションやナラティブの代替として、
より暗示的かつ曖昧さを帯びた対話によって置き換える試みで
ある。
とあります。

なるほど・・・。



今回は混んでたこともあって、1班7人組の団体行動
だったので、ゆっくり「創造的な混乱」を感じることが
できなかったのが残念だったなあ。

ここ、土日は予約しか受け付けていないのも納得ですね。



駐車場に戻ってみると、年季の入ったビーマーが
隣にいました。

ここの駐車場、めちゃ広いんで、わざわざ隣に
置いてくれたんでしょうね。

写真頂きましたよ大笑い



さてバイクで20分ほど、一山超えて、
隣の会場へ移動です。

ガイドブックの作品紹介では、「深淵に宿る彼岸の夢
(Dreams of the Beyond in the Abyss)」は、
岡山県にある満奇洞という鍾乳洞を舞台に展開される
体験型のアート作品だそうです。



鍾乳洞という異世界へ入る過程で現実の境界を超え、
その中で展開されるインスタレーションを通して、
鑑賞者の深層にあるさまざまな感情体験を
想起するものです。



与謝野鉄幹・晶子夫妻は満奇洞を訪れた際に、
「冥府の路を辿るやうな奇怪な光景」と評しました。
このように神秘的な美しさを讃える鍾乳洞に
足を踏み入れることは、
畏敬を感じつつ自然が生み出した
悠久の時の流れと対話する行為でもあります。



鍾乳洞に入ると鑑賞者は青い光に包まれた空間へと導かれます。
満奇洞の内部に拡がる鍾乳石が、
青い光の中で幻想的に照らされることで、
浄化につながるような感覚を得られるでしょう。

青い光の空間は出入口に位置するため、
鍾乳洞の狭く曲がりくねった道を通った後の
最後の体験にもなります。

心の中の迷宮を進むような感覚の後に体験する青い光は、
内面的な再生のプロセスを強調します。



鍾乳洞の奥で鑑賞者は、彼岸花が織りなす
赤い空間に飲み込まれます。
満奇洞の最奥に位置する神秘的な空間の静寂は、
彼岸の象徴としての赤い花々と共鳴し、
鑑賞者に多様な感覚を呼び起こします。



魅惑と不安、生と死、緊張と解放、儚さと普遍、
諦観と希望、終わりと始まりなど、彼岸の夢といえる
体験がそこにあるでしょう。



深淵をめぐった鑑賞者が地上へと帰るとき、
そこで見た夢や感情がどのように現実に影響を与えるのか?




黄泉めぐりにつながる一連の体験は、
鑑賞者に対して多様な感覚と内面的な反応を引き起こします。



それが単なる視覚的な美しさにとどまらず、
存在や死生観に触れる体験となり、
訪れる人々にとって忘れがたいものになることを
私たちは願っています。

蜷川実花 with  EiM(エイム)



圧巻。 確かに忘れがたいものになりました。

ちょっと圧倒されすぎちゃって、
自分の存在や死生観に触れる内面奥底への旅にまで
落ちこまなかったな。​




次の会場は満奇洞のすぐ隣の、ふれあいセンターが会場。



岡山県津山市生まれの写真作家 杉浦慶侘の「新見山」

ガイドブックによると高校卒業後教師を目指し進学するも、
そこでかつて中平卓馬や森山大道が在籍していた
『provoke』の写真表現に出会い、
自身でも作品の制作を始め現在に至る。



自ら育った土地である岡山での撮影にこだわり
「人間と自然の関係性」をテーマに活動を続ける。
現在は新見市の人工林の山を中心に撮影し、
人間によって造られた奇妙な自然のあり方に
関心を寄せ制作に取り組んでいる。



この写真って、凄い不思議

近くへ行って見るまで、ただの黒い板なんだけど
ものすごく近くへ行ったり、カメラ越しに覗いたら
そこには生き生きとした木々の写真が写ってる



本日、4件目は、再度高速道路を使って、
県北西端の奈義町までやって来ました。

奈義町現代美術館。現在16時、今日はここまでか…。



奈義町現代美術館は、世界的な建築家である
磯崎新氏が設計した、作品と建物が半永久的に一体化した
公共建築として世界で初めての体感型美術館。

借景には那岐山を望め、日毎、季節ごとに
その表情の変化を据えることができます。



ここの現代美術館は、面白くて何度か来たことがあります。

最近ご無沙汰だったので、ここの常設展示も併せて見たくって
森芸のフリーパス買ってたんです。



坂本龍一+高谷史郎「TIME-déluge」



ここの作品群は、なかなか文字で説明できないですね。



見て、体験して、感じて、
が、全てですかね。









結局、閉館時間ギリギリまで、館内を楽しんで
いざ帰還です。



ここ美作界隈に来たら必ず寄るスポットがここ、
「柴田のたい焼き」なんです。

以前は、ここからさらに国道53号を北に上がった、
黒尾峠のドライブイン駐車場に店があったんですが、
ドライブインが閉めたため、ここへ移転して来たんです。

ここのたい焼きって、あんこたっぷりなのに、
甘くないのよ。
なんだか知らないうちにパクパク食べて
気づいたら、なくなってる感じ。

たい焼き6つ買って840円でした。

ここですぐ2つ食べて、4つはお土産。
写真がないのは、すぐ食べたからぺろり



無事帰還。
なんだかんだで220Kmも走ったのね。県北遠いわ。

「森芸」ですが、全部で21の作品が出展されていますが、
どーしても見たかった作品は
今日、全て見て回ることができました



それよりも、朝から付いてる左の三角マークの
警告灯ってなんだろうって思ってたら、
右の小窓にもエラーメッセージ「LANP」が出てた。

ロービームが玉切れしてますわ。

ごめんなさいしょんぼり
しょうがないのでハイビームで帰ってきました。






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最終更新日  2024年12月15日 19時25分19秒
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