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2007/04/11
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カテゴリ: 日記
ある会社のステーショナリー事業部にお邪魔した。
その会社は、国内全域に、その会社特有の販売網を構築され、私は、この業界では、今後、この会社を超えることは出来ないと思っていた。メーカーと日本全国の代理店、その代理店と小売店は、盤石の結びつきであり、どんな事があってもビクともしないと考えていた。
もともと文房具関係は、単価が低く、限りなく多品種で、物流として厄介なものである。鉛筆、消しゴム、ノートをみてみても、鉛筆だけでも(H)から(B)迄あり、その濃さ・薄さ、更にメーカー別のこだわりが出てくる。色鉛筆となると際限がない。
問屋や物流だけでなく、小売にしても事務所や会社関係は、いろんな小売商が出入りし、10円単位の商品を持って、熾烈な販売競争をした。
そういう特別な業界であった。
しかし、その会社では、長年かけて築かれたきめ細かな販売網で、メーカー、卸し、小売店が一体となり、業界外の私としては、そういうシステムを構築されたその会社に尊敬の念を持っていた。
ところが、IT 革命というか、電子店舗の出現により、文具業界は一変してしまった。盤石の販売網が、一気に崩れ去った。営々と長年かけて構築されたものが、一瞬にして打ち砕かれた。

その年に、宅配便市場ナンバー1のヤマト運輸小倉昌男氏、アスクルを生んだ岩田彰一郎氏が、いずれも IT(情報技術)を武器に、徹底した顧客志向の新業態を切り開き、経営革新を遂げた。そして、盛んに IT(情報技術)雑誌に登場した。
忘れもしない印象に残っ言葉は、

「コスト・セービングの道具ではない、お客様の満足度を高め、顧客志向を追及するために欠かせないツールだ」
意味深いこの言葉は、その後の物流や業界そのものを変革していった。

要するに、ITは、コスト・セービングではなく、顧客満足度を高めるためのツールであった。そして、その費用は、コストを考えた会社には対応できない金額であった。
今になってそのことが良く分かる。  合掌





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最終更新日  2013/01/29 10:14:42 AM
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