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6月7日まで京都国際マンガミュージアムで、フランスのマンガ家メビウスを取り上げた「メビウスの世界」という企画展をやっています。恥ずかしながら、この人のことをよく知らなかった(どこかで絵を見た・噂を聞いたことがある、程度)のですが、手塚治虫、宮崎駿、そして(あの「AKIRA」を描いた)大友克洋が敬愛している人なのだったとのことなのです。5月7日には京都精華大学でその大友さんを交えてのメビウスさんの講演があったそうで(講演内容を伝える朝日新聞の記事)、うーん聴きたかったなあ。で、そのメビウスさんの絵ですが、映画「トロン」「エイリアン」「フィフス・エレメント」のコンセプチュアル・デザイナーであったことでもわかるように、不思議な近未来感が持ち味です。今回の企画展のために描き下ろしたこのポスターでもちょっとわかりますが(アトムやラピュタも!)、一番近いのはやはり大友克洋さんの絵でしょう。講演の中ではメビウスさんも大友さんの絵に衝撃を受け、影響されたと言っていますが、この絵の持つ不思議な引力と魅力。5月9日には明治大学で浦沢直樹さんもメビウスに関して講演しているようで、その影響力のすごさがわかります。メビウスに関しては、もう更新は停止しているようですが、「メビウス・ラビリンス」というサイトが秀逸です。 ところでこの京都国際マンガミュージアム、元は小学校だったそうで、こういう再活用の仕方はとても好意が持てます。
2009/05/23
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先週、仕事で海外から来たウェブエージェンシーの人とお話をしていたのですが、実は欧米のウェブサイトデザインには 「スクロールしなければならないような長さにしてはダメ!」 という掟があるのです。でもって、今の会社のサイトはとてもスクロールなしでは見られないコンテンツの多さで、個人的にも「まあ、スクロールしないほうがデザイン的にはキレイだということはわかるけど自分にはあまり気にならないよなあ・・・」と思っていたら、同僚のNon-Japaneseが「日本人はスクロールすることは苦にしない:(日本で検索サイトとしては最大の)ヤフージャパンのトップページを見ればそれがわかります。情報満載だし」と言ったのを聞いて、おお?と思ったのでした。確かに、Yahoo! Japanのトップページはかなり長くて情報が満載。それに比べると、Yahoo! USAは 確かに(スクロールなしとは言いませんが)短め。 じゃあ他の国はどうなの?と思いついて、いろいろ見てみました。 Yahoo! Franceは アメリカと似たような長さ。じゃあアジアの国は?と思って中国(Yahoo! China)を見てみました。おお、日本以上に長いぞ!次に韓国、Yahoo! Korea。どちらかというと欧米に近い長さ。ふーん、これってじゃあYahoo!だから、ということもあるのかなあ、と思って、中国No.1の検索サイト、百度も見てみましたが あれ?Googleみたいな、一画面に入る大きさ。 まあ、考えてみれば日本のGoogle(検索サイトとしては先進国では珍しくYahoo! Japanの後塵を拝しています)も一画面サイズなので、一概には言えないような気もするのですが いずれにしろ、日本人は(アクセス時間のかかる)一画面&ノースクロールよりも、スクロールですむ長い画面&スクロールを好むんだなあ、とあらためて実証されたように思ったのでした。 ※Yahoo!様、百度様、Google様: 著作権を最大限に尊重するために縮小してみましたが、絶対的な長さを比べたくてやったものです。問題があるようであればご指摘を。
2009/05/19
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一昨日、携帯に電話がかかってきて、留守電メッセージが残っていました。「こちら、XX保健所のXXです。検疫所より連絡があり、健康状態を確認させていただきたくご連絡しました。もしもお具合の悪い場合は、平日の日中であればXX保健所、電話番号XXXまで、夜間および休日であれば東京都の発熱相談センター、電話番号03-5320-4509までお願いします」え?もしかして私が乗っていたフライトから患者が出たのか!?と思い、あわててこの保健所に電話をしてみたところ、「対象期間に帰国・入国された全ての方について、健康状態を確認している」とのこと。 ちょっとホッとはしましたが、また18日に最終の確認電話があるとのことで(潜伏期間を考慮して、とのこと)、全国の保健所の人たちの手間と費用がもの凄くかかっていることなのでは?とも思い、ちょっと試算してみました。GW中に成田に着いた帰国者は約4万5000人、関空は約2万人でこの2つだけで6万5000人、4月29日から5月10日までのうち休日8日間をこのペース、4月28・30日、5月1・7・8日の平日5日をざっくりその半分ととすると合計約70万人。ちょっと乱暴ですがこの人たちの連絡先を(記入表には「日中すぐに連絡がつく番号を」とあったので)携帯電話だとすると、固定電話から1回約50円として一人に2回(最初と10日後)をかけるとすると、70万人x100円=7000万円!これに加えて増員した検疫官とかの人件費とか書類の印刷費とかもかかるだろうし、大変だあ。ちなみに東京都の発熱相談センター、今回の豚インフルを受けて4月28日に設置されたものだそうです。
2009/05/14
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今日、アメリカから帰ってきたのですが、日本初の豚インフルエンザが確認されたこともあり(?)、噂の空港検疫を受けましたのでちょっとレポート。まず、飛行機に乗るとき、A4一枚の簡単な記入表を渡されました。咳をしていませんか、薬を飲んでいませんか、過去10日間にいた国は、といった質問に加え、フライトNo.と座席番号、住所とすぐ連絡のつく電話番号などを記入します。でもって、成田に着くと、まずフライトアテンダントから「これからマスクを皆さんにお配りしますので、お付けください」と言われ、フツーっぽいマスクが配られました。もしかしてこのマスクはウィルス感知のリトマス試験紙のようなもの?と思いましたが、結局単なるフツーのマスクだったようで、別にこれをどうこうすることはなく、だったら飛行機に乗るときに配ればいいのに?と思ってしまいました。それと並行して飛行機には検疫官が数人乗り込んできて、先ほどの記入表の中身を一人ひとり確認し、サーモグラフィのビデオカメラで体温の高い人をチェックします。青い服を着ているのですが、みんな後ろをガムテープで止めているのが不思議でした。(サイズが合わないのかな?)でもって、アンケート的に大丈夫だと判断された人には黄色の紙(「検疫を受けたことを証明する書類」)を渡し、これがパスポートコントロールの前の検疫場でそれを見せて通過します。(普通は単なる通過場所ですが、さすがにかなりしっかりとこの黄色い紙のチェックをしてました)※写真はその黄色い紙と配られたマスク。で、10分くらいすると、「ご登場の皆様は検疫をクリアされましたので、これからお降りいただきます」というアナウンスがあり、みんなホッとした表情で飛行機を降り、上記の検疫場で黄色い紙を見せてあとは普通にパスポートチェックと手荷物のピックアップを済ませて、おしまいでした。 日本初の感染者が出たこともあり(到着時には知りませんでした)、もっと厳密なものなのかと思っていたら、なんだか結構あっさりしていて。自己申告がメインなので、みんなの良心が防疫のポイントなんだなあ、と実感した「水際検疫」の実態でした。ちなみにこの黄色い紙に書かれている文言は以下の通り:***************検疫を受けたことを証する書類です。入国審査の際に必ず提示して下さい 新型インフルエンザ発生国に渡航・滞在された方へ 最寄りの保健所より、健康状態の確認・報告等の要請がありますので協力してください。 また、咳などの症状が出た場合には、感染拡大を防ぐため、マスクを着用するようご協力下さい。これは、あなたはもとより、ご家族を守るためのお願いです。 電話番号 0476-34-2310 成田空港検疫所*************
2009/05/09
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昨晩、近くのRelish Modern Tapasというレストランに行きました。そこは料理はフュージョン(西洋・アジアなどが入り混じっている)なのですが、一番の特徴は一皿が小さい、ということ。 お店のサイトでもその小ささをウリにしていて、「家族や友達とシェアして楽しんでください」というようなことが書かれています。ちなみに昨晩食べたのは:ハウスサラダ(relish signature salad)ベビー・スペアリブのアジア風(relish signature baby back ribs with asian style)エビとホタテのトマトソース煮(seafood cioppino)などなど。カロリーが高くないものも揃え、量も抑えてバリエーションをみんなで楽しむというコンセプトは今まであまりアメリカにはなかったものです。お皿の彩りもキレイですし、またメニューも定期的に新しいものを加えているようで、お店は週末にはかなり込んでいるらしく、地元の人たちに結構受けているとのこと。これは新しい流れになるかも、と思いました。…まあ、日本にあればフツーのフュージョン料理の店、なんですけどね。(笑)
2009/05/07
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いまアメリカに来ていて、昨日近くのスーパーに買い物に行っていたのですが、オリエンタルフード、というところに日本食材のコーナーがあって、前からその存在は知っていてさらっとは見ていたのですが今日あらためてじっくり見、そのバラエティに唸りました。※ちなみにこのKROGERというスーパー、小規模の都市の郊外(車で30分)にあるもので、周りに特に日本人が多いわけではなく(というよりあまりいない)、またその近くに日本食材のみを扱う小型のお店があるので、このコーナーは地元の人も対象にしていると思われます。まず、液体ビンコーナーには当然のことながら醤油やテリヤキソースはあるとして、その隣にはそうめんつゆ、おたふくの焼きそばソース、ポン酢、すし酢、みりん、というものが並んでいました。麺では、インスタントラーメンやカップラーメンはもう当たり前で(サッポロ一番やカップヌードルも現地生産でシュリンプ味とかビーフ味とかもあります)、生めんタイプの真空パックうどん、乾麺でのそばとうどん、かた焼きそば。あとは、干ししいたけや海苔、粉末のほんだし、日本茶のパック(煎茶もあり)、インスタント味噌汁、チューブタイプの練りワサビとカラシとショーガ、おかきにグリコのポッキーなど。もちろんお米も5種類近くある充実ぶり。ほとんどがアメリカでの生産か、または日本製だが輸出仕様で英語のみのパッケージ、というもので、日本で売っているものに英語のシールをつけて輸出したものはほとんど見当たりません。 ダイエットが叫ばれているからカロリーの少ない日本食に注目が行っている、という感じでもなく(低カロリー・低カーボン食コーナーは別にある)、もう普通のアメリカ人にとってフツーの存在になってきているのかも、と感じたのでした。・・・とは言っても私が見ている間にここに来て何かを買っていった地元の人はいませんでしたが。(笑)
2009/05/03
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