“Time of the Season (二人のシーズン)” by the Zombies 1969
残念なことに、三週連続訃報です。Ben E. King が、4月30日亡くなりました。 ご冥福をお祈りします。 永遠の名曲 “Stand by Me (スタンド・バイ・ミー)” だけでなく、ドリフターズ時代の数々のヒット曲も含めて、後のミュージシャンに多大な影響を与えたのは言うまでもありません。 先週土曜の “穴沢ジョージの Good Old Music” では、特集を組むかどうか迷いましたが、結局 “Stand by Me” をバックで流しながら、ゲストと話すという形になりました。Ben E. King に関しては、いずれまたじっくり取り上げようと思っています。 さて、そのゲストですが、はるばる信州から「疑惑のジョージ」さんがサモサさんを連れてやって来てくれました。で、疑惑さんと僕は話し出すと止まらない危険性があるので、杏さんにブレーキ係をお願いして、久々ににぎやかな「お友達大作戦」となりました。 最初に皆さんから頂いたリクエスト曲を3曲、そのあと、以前疑惑さんたちとバンドでやった曲を5曲かけて、それらにまつわる話などしているうちにあっという間に時間となってしまいました。 まだまだ話し足りない感じでしたし、曲ももっとかけたかったですね。疑惑さんとサモサさんには、また沖縄に来ていただいて、続きをやりたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上、放っておくとつい話が暴走してしまう、“穴沢ジョージの Good Old Music” でしたが、お楽しみいただけましたか。
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ゾンビーズの『二人のシーズン』っていう曲は、実に彼ららしい見事な作品でしたね。 印象的なあのイントロも、おなじみのオルガンの間奏も、そしてかっこいいコーラスも、この曲がやはり彼らの集大成だったんじゃないでしょうか。 カーナビーツのお陰もあって日本でヒットした『好きさ好きさ好きさ (I Love You)』以来の大ヒット曲となりましたが、この人たちのセンスの良さは、今更言うまでもありませんね。 ちょうどフラワームーブメントが一段落しかけた頃ですから、その辺りの影響は歌詞にも反映されているのでしょうが、曲の持つ彼ら独特の英国らしい暗さが、魅力の根源にあると思うのは、僕だけでしょうか。 楽天仲間のとっちさんも絶賛していますからね、ゾンビーズ。