全809件 (809件中 1-50件目)
“To You” by Glenn Miller and his Orchestra (Vo. Ray Eberle) 1939 平年より11日遅れて一昨日(5/21)、沖縄地方ついに梅雨入りしました。 梅雨入りした途端にいきなりの集中豪雨で、昨日は冠水していない道路を探りながらの運転となりました。これではまるで梅雨の末期のようだと思いながら、慎重に迂回しつつクリニックに到着。夜には幸い雨は上がっていましたが、しばらくはかなり降ることになりそうですね。 そんなところに、台風第1号が発生の模様。しかも、来週にはかなり接近しそうで、上陸はしないとしても、梅雨前線に向かってゆっくりと近づいてくるということなので、さらに大雨は必至。色々備えておかないといけませんね。 先月の下旬に、結構雨が続いたことがあったとき、そろそろ梅雨入りかなと思い、5月に入ったら早速ラジオで「梅雨の特集」を何かやろうと思ったんです。 普通に「雨の歌」を特集するんではあまりに月並みだと、今年は少しひねってやりたいと考えたまでは良かったんですが、思いついたのが、「梅雨 (つゆ)」→「ツユ」→「ツーユー」=「to you」というくだらない駄洒落で、一旦頭に浮かんでしまって二度と離れなくなっちゃったんで、結局今年の「梅雨の特集」は、「タイトルに梅雨 (正確には “to you”) の入った曲特集」に決まったんです。 それで、今月の歌も最初に思いついた「タイトルに “to you” の入った曲」“Close to You (遥かなる影)” に決め、あれこれその他の “to you” の入った曲などを集めて待機していたんですが、結局5月に入ってもなかなか梅雨入りはせず、なぜ今月の歌が “Close to You (遥かなる影)” に決まったのかについては次回に発表などと、二週続けて出し惜しみせざるを得ない状況となった次第です。 ところで、皆さんの中には「梅雨」で “to you” はおかしいだろうと、“to you” の発音はどちらかといえば「トゥーユー」だから変ではないかと、思っておられる方も多いかと存じますが、まさしくその通りです。 ですが、ここでは多少の日本語訛りは許していただきたい。そもそも to や two の発音のカタカナ表記は伝統的に結構な確率で「ツー」であって、特に不便はないのですから。例えば「マンツーマン(正確にはワンツーワンか)」とか「ツーバイフォー」のようにね。ま、大目に見てやってくださいな。 そんなわけで、晴れて、いや降ってますが、梅雨の特集第1回目を前回のラジオ(5/18)で行うことができました。実はこの時点ではまだ梅雨入りは発表になっていませんでしたが、待ちきれなかったというのが本音であるのと、週明けまでには梅雨入りするだろうという予報に沿った決断でした。 それで、第1回目にふさわしく「タイトルに “to you” の入った曲」というよりもそのものズバリ “To You” というのが2曲あったので、こちらをお届けいたしました。 次回も張り切って「タイトルに “to you” の入った曲」をご用意いたします。お楽しみに。 “To You” by Glenn Miller and his Orchestra (Vo. Ray Eberle) 1939 ↑この時代のビッグバンドに特徴の、ヴァーカルが歌い出すまでに約1分間演奏が続くスタイルがなかなかよろしいな。 ********** 5月18日(土)、夜は那覇の「寓話」に呼んでいただき、ピアノトリオでの演奏を楽しませていただきました。 お店のママさん、朝秋さん、恵茂さん、いつもありがとう。またよろしくお願いします。 ********** 5月18日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. House of The Rising Sun (The Animals) 2. カリフォルニアの青い空 (アルバート・ハモンド) 3. いつまでもいつまでも (ザ・サベージ) 4. レモンのキッス (ザ・ピーナッツ) 5. Un Tout Petit Pantin (Sandie Shaw) 6. Lady Madonna (Area Code 615) 7. To You (Glenn Miller and his Orchestra) 8. To You (Wings) 9. Close to You (B.J. Thomas) 10. 悲しき雨音 (カスケーズ) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は先週の宿題。2.はこの日がアルバート・ハモンドの誕生日(1944.5.18生,80歳)で。3.はこの日がザ・サベージの寺尾聡の誕生日(1947.5.18生,77歳)で。4.はこの日が伊藤ユミ(ザ・ピーナッツの妹)の命日(2016.5.18没,享年75)で。7.&8.は「梅雨特集」(←詳細は上記本文参照)で、”To You” を2曲。9.「今月の歌」B.J.トーマスで。なぜこの曲が今月の歌なのかは上の本文を参照してください。10.は今年とカレンダーが同じだった1963年のこの時期、日本で最も流行っていた曲。 以上。次回もお楽しみに。
2024.05.24
コメント(0)
“I Will Follow Him” by Little Peggy March 1963 ラジオ(fmたまん「穴沢ジョージの “Good Old Music”」)をやり始めてから、随分いろんなことがわかって、ますますオールディーズを聴くのが楽しくなって今に至っています。 たとえば、リトル・ペギー・マーチ(Little Peggy March)の『アイ・ウィル・フォロー・ヒム(I Will Follow Him)』ですが、この曲をぺトゥラ・クラークがフランス語で歌っていて、タイトルは “Chariot(愛のシャリオ)” で、しかもこちらの方が先だったということも、ラジオ用に音源を集めるようになって初めて知りました。 なぜ最初フランス語で、しかも英国人のぺトゥラ・クラークだったのかというと、原曲がフランス人の作曲によるインストルメンタルで、60年代の初め、ぺトゥラ・クラークは既にフランスにも進出していて、そんな中この曲をフランス語で吹きこんでスマッシュヒットしたというわけです。つまり、リトル・ペギー・マーチは英語版のカヴァーだった。 以上のようなことも、ラジオで「ぺトゥラ・クラーク特集」をやったときに、手に入れた音源を流して、あれこれ話すという昔からのディスク・ジョッキー・スタイルでやらせてもらいました。 簡単に言えば、そんなこんなで色々楽しませてもらっているということ。こらからもまだしばらくは続けたいと思っているので、どうぞよろしく。 1963年の5月、全米チャートでは1位になって随分流行ったようですが、僕らも同年少し遅れて、ラジオの「9500万人のポピュラーリクエスト」などでよく耳にしたものです。 テレビでは、あのサビの部分 “♪ I~love you. I love you. I love you.・・・” のところを “♪ す~きよ、好きよ、好きよ~. ・・・” って、日本語のカヴァーで誰かが歌っていたのを覚えているんですが、それが誰だったか思い出せません。なんとなくですが、本人が日本語ヴァージョンも出していたというのも記憶にあります。あとで調べておきましょうね。 “I Will Follow Him” by Little Peggy March 1963 ↑ボーナストラックが6曲も入ってお得なベストアルバム。 ********** 5月11日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Pipeline (The Chantays)[#5] 2. Can’t Get Used to Loving You (Andy Williams)[#3] 3. Puff, The Magic Dragon (Peter, Paul & Mary)[#2] 4. Red House (The Jimi Hendrix Experience) 5. Tell Mama (Etta James) 6. Always Something There to Remind Me (Sandie Shaw) 7. (They Long to Be) Close to You (Dusty Springfield) 8. That’s All I Am to You (The Animals) 9. One Love/People Get Ready (Bob Marley & the Wailers) 10. I Will Follow Him (Little Peggy March)[#1] リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.と10.は今年とカレンダーが同じだった1963年のこの日(5/11付)の Cash Box top Singles 上位曲 (#印が順位です)。4.はこの日がジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのベーシストのノエル・レディングの命日(2003.5.11没,享年57)で。7.は「今月の歌」ダスティ・スプリングフィールドで。なぜこの曲なのかは今回明らかにする予定でしたが、都合により次週に持ち越しになりました。8.はこの日がアニマルズのリードヴォーカル、エリック・バードンの誕生日(1941.5.11生,83歳)で。9.はこの日がボブ・マーリーの命日(1981.5.11没,享年36)で。 以上です。次回もお楽しみに。
2024.05.17
コメント(1)
“Rose Garden” by Lynn Anderson 1970 先日(5/5)久しぶりに与那原(よなばる)のコスモスに行ってきました。マスターが屋比久さんからアルベさんにバトンタッチしてから初めてだから、随分ご無沙汰してしまいました。 この日は「ジャズナイト」で、おなじみのテナー奏者有田さん+ギターのとおるくんと堀川くんという最強トリオにさらにベースには佐伯さんという人が加わるようなので、楽しみだったんですが、この佐伯さんはとおるくんが岡山で知り合った人で、連休に奥さんと沖縄に来ての参加だったようです。 佐伯さん夫妻は随分音楽に精通しているようで、佐伯さんのベース(今回はエレキ)は見事な弾きっぷりで、奥さん(yukiさん?違っていたらすみません)のヴォーカルも素敵で、さらに八重山地方の古典が専門らしいのですが、三線も歌も素晴らしくこの日は志門さんのソプラノサックスとコラボで沖縄民謡を披露してくれました。 第一部、いつもの有田さんのテナー+とおるくんと堀川くんのギターに佐伯さんのベースが加わり『アナザーユー』で始まった演奏は、時間がtの経つのを忘れるほど良かったです。 第二部、佐伯さんの奥さんの三線と志門さんのソプラノサックス共演と、おなじみ「まぁきぃととおるの独演会」。二組のデュオというかヴォーカルは一人ずつですが、ジャズだけでなく全く異なるスタイルの音楽はいわゆる投げ銭ライブとしてはとてもお得でしたね。 第三部、最初のジャズに戻り、奥さんのヴォーカル(ジャズも良い!)も入って、さらにセッションタイムには私もドラム(へっぽこです)で混ぜてもらい、充実の「ジャズナイト」となりました。 ところで、コスモスのオーナー西銘さんですが、只今入院中とのこと。詳細がわからないのですが、一応今はリハビリ中と聞いたので、快方に向かっているということらしいです。無理ぜずお大事に、1日も早い復帰を祈ってます。 ********** 4日の放送は、この日が「みどりの日」だったので、「緑の歌」を何曲か用意しましたが、どうしても月並みな選曲になってしまうのは致し方ないとあきらめつつ事に当たりました。 そんな中、このところ我が家の庭に目を向けると、息子が管理するようになってから極めて多種類の樹木が植えられ、ワイルドガーデンから脱却しつつある様子がわかります。 その一角に妻が買って来たバラの鉢が幾つが並べられていて、ミニ・ローズガーデンができる日も近いかもしれませんね。 それで久しぶりにこの曲↓を最後にかけました。 “Rose Garden” by Lynn Anderson 1970 ********** 5月4日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Green Grass (Gary Lewis & The Playboys) 2. Green Green (The New Christy Minstrels) 3. I’m a Fool to Care (Fats Domino) 4. In einer Kleinen Konditorei (Heinz Maria Line) 5. 小さな喫茶店 (中野忠晴) 6. よくあることさ (トム・ジョーンズ) 7. (They Long to Be) Close to You (The Carpenters) 8. Green Onions (Booker T & MGs) 9. Village Green (Kinks) 10. Rose Garden (Lynn Anderson) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&2.と8.~10.は「みどりの日」の特集で「緑Green」の曲を。3.は先月お休みした分の「先月の、今月の歌」4.&5.も先月の宿題のようなもので「喫茶店の日」に流すつもりだったこの曲をオリジナルと当時の日本のカヴァーで、聴き比べ。7.は「今月の歌」まずはカーペンターズで。なぜこの曲なのかは次回明らかになります。 以上、次回もお楽しみに。
2024.05.10
コメント(0)
“Dreamy Eyes ” by Johnny Tillotson 1958 & 1962 結果的に、シーミー(清明)に合わせて墓参りをする格好になって留守にしている間に、ジョニー・ティロットソンの誕生日がきてしまいました。 改めまして、4/20はジョニー・ティロットソンの誕生日で、86歳になられました。おめでとうございます。 一週遅れにはなったけれど、ラジオでは何曲か流さなくてはと、冒頭に3曲お届けしました。流した3曲は “Poetry in Motion” “Dreamy Eyes” “It Keeps Right on A-Hurtin’”。 なんと言っても、ジョニー・ティロットソンといえば『ポエトリー(Poetry in Motion)』(←2002.11.21の日記参照)ですが、伊東ゆかりさんのおかげもあって日本でヒットしたあと2曲、『キューティー・パイ』と『プリンセス・プリンセス』もいい曲でね。大好きなんですよ。 しかし、彼にも自作の曲が何曲かあって、これが結構いいんですね。 それで今回2曲 “Dreamy Eyes” と “It Keeps Right on A-Hurtin’(涙ながらに)” を取り上げさせてもらいました。これらを聴いていると、なぜもっと曲を書かなかったんだろうと、不思議に思ってしまうんです。 まあ、いろいろ事情もあったんだろうし、今更どうにもならないから、こんなことを言っても仕方ないでしょうね。 それより、数々の名曲を書いてもらっているので、それだけで十分とも言えるかな。 では、“Dreamy Eyes” を聴いてみましょうか。 “Dreamy Eyes ” by Johnny Tillotson 1958 この曲のオリジナルは、1958年彼がまだ大学生の時の自作でレコードデビュー曲でしたから、大したもんですよね。1961年にはリイシュー盤が出て、こちらもスマッシュヒットしました。個人的にはオリジナルの方が好きです。 ********** ↓いただきものです。 こんなうまいものがあるということを知らずにいました。ありがとう。 ********** 4月27日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Poetry in Motion 2. Dreamy Eyes 3. 涙ながらに (以上,Johnny Tillotson) 4. I’m a Fool to Care (Connie Francis) 5. The End of the World (Skeeter Davis) 6. As Usual (Brenda Lee) 7. 若葉の頃 (ビージーズ) 8. Dedicated to the One I Love (The 5 Royals) 9. Mack the Knife (Ann Margret & Al Hirt) 10. Photograph (Ringo Starr) リクエスト曲は、5.糸満のワーナーさん。6.酋長Kobaさん。7.尻焼原人さん。8.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.は1週間前のこの日がジョニー・ティロットソンの誕生日(1938.4.20生,86歳)で。4.は「今月の歌」コニー・フランシスで。9.はこの日がアル・ハートの命日(1999.4.27没,享年76)で。10.はこの日がジム・ケルトナーの誕生日(1942.4.27生,82歳)で。 以上、次回もお楽しみに。
2024.05.03
コメント(2)
“Without You” by Bad Finger 1970 最初にお断りしておきますと、次回 (4/20) の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」は、家族の墓参りに行ってきますので、お休みさせていただきます。ちょうどこの日は局の都合で午前中は特番になるとのことで、時期的にも清明(シーミー)の期間にもあたり、墓参りには都合が良かったかと思っています。 留守中もfmたまんをどうぞよろしくお願いします。 ********** 4/13は「喫茶店の日」ということで、喫茶店といえばこの歌、”Hey Jude (The Beatles)”と”Without You (Bad Finger)”が頭に浮かんできます。 特に ”Without You” が思い出深い。 ↓20年前に書いた日記です。 2004.7.7.の日記 “Without You” 皆さんにも喫茶店で思い出す曲ってありますか。 “Without You” by Bad Finger 1970 ********** 4月13日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I’m a Fool to Care (Ray Charles) 2. Tired of Being Alone (Al Green) 3. Everybody’s Somebody’s Fool (Dinah Washington) 4. Everybody’s Somebody’s Fool (Michael Jackson) 5. My Way (Paul Anka) 6. Blue Star (The Ventures) 7. Hey Jude (The Beatles) 8. Without You (Bad Finger) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」レイ・チャールズで。2.はこの日がアル・グリーンの誕生日(1946.4.13生,78歳)で。3.&4.先週の続きで、コニー・フランシスヒット曲と同名異曲で、スタンダードナンバーのこの曲を、ダイナ・ワシントンとマイケルジャクソンで「聴き比べ」。7.&8.はこの日が「喫茶店の日」ということで、僕が初めて効いたのが喫茶店だった曲。どちらもお店の有線で、7.は池袋、8.は新宿のいわゆる普通の純喫茶でした。 以上です。次回もお楽しみに。
2024.04.18
コメント(3)
“歌をおしえて” by 伊東ゆかり 1963 「森永スパークショー」で伊東ゆかりさんが歌っていた『歌をおしえて』を覚えて、大声で歌っていた頃から60年以上が経ってしまったんですね。 この歌については何度もこちらに書いたと思うので、詳細は省きますが、一応参考までに過去の日記はこちら↓です。 2008年10月8日の日記『歌をおしえて』伊東ゆかり 上記の日記で書いたこの歌の記録についてですが、この度、Wikipediaさんのディスコグラフィーが改訂されて、『歌をおしえて』のレコード発売が1964年の1月と記されていたので、やはりレコーディングは前年の1963年で間違いないでしょう。 一応念のため、蛇足ではありますが、上の日記を書いた頃のネットの情報は今ほど豊富ではなかったので、近頃のWikipediaの充実ぶりなどを見るにつけ、ここ数年のこの分野の進歩にはただただ驚くばかりです。 無論、YouTubeに『歌をおしえて』のような曲がアップされることもなかったし、以前こちらでやっていた「クイズ」なんて、今ではGoogle検索すれば誰でもサッと答えられてしまうから、やる意味もやる気もなくなってしまいました。いろいろ便利になったけど、寂しいというのが本音かな。 “歌をおしえて” by 伊東ゆかり 1963 話は変わって、「浜辺のサンセットマルシェ」で歌うChihayaさんの様子がYouTubeに上がりました。13歳になってついにティーンの仲間入りしたので、もう「ちゃん」ではなく「さん」ですね、Chihayaさん! “Wherever You Are” Covered by Chihaya 2024 ********** ↓いただきました! 八幡屋礒五郎さんもなかなかやりますなあ。これの元になった七味のガラムマサラは以前に瓶詰めのやつをいただいたことがあって、今回は缶入りのものと一緒にこの「ガラムマサラの種」をいただきました。 形は、元祖浪花屋の「柿の種」をリスペクトしていますが、平べったくして少し大きめです。辛さが元祖よりはるかに強く、ネーミング通りガラムマサラっぽいエスニック感が美味い。。 インドゾウが七味と書いた唐辛子をくわえたパッケージデザインが、またいいですよね。 ごちそうさま。 ********** 4月6日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. April Love (Pat Boone) 2. Day by Day 3.Polka Dots & Moonbeams (以上, Four Freshmen) 4. Everybody’s Somebody’s Fool (Connie Francis) 5. Everybody’s Somebody’s Fool (Clyde McPhatter) 6. 失われた世界 (ザ・フィンガーズ) 7. 悲しき慕情 (ニール・セダカ) 8. 四月になれば彼女は (サイモンとガーファンクル) 9. I’m a Fool to Care (Ringo Starr) 10. 歌を教えて (伊東ゆかり) リクエスト曲は、6.ミスターコーラさん。7.酋長Kobaさん。8.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は毎年恒例4月の第1回目の1曲目にお届けする曲。2.&3.は年度替わりの四月に因んで「新入生」や「新人」を表すフレッシュマンからの連想で Four Freshmen の歌を。もっとも、欧米では四月と年度替りは無関係ですが。4.&5.は四月といえば、つい April Fool の連想から fool の歌をということで、コニー・フランシスのこのヒット曲を。9.は「今月の歌」こちらもやはり fool からの連想での選曲となりました。10.はこの日が伊東ゆかりの誕生日(1947.4.6生,77歳)で。 以上です。次回もお楽しみに。
2024.04.12
コメント(0)
“Steppin’ Out” by John Mayall & The Bluesbrekers 1966 チャーシュー麺とラーメンの決定的な違いは、チャーシューの枚数だけではない。 今はいろんなラーメンがあるので、ラーメン屋によっても様々でしょうが、昔、チャーシュー麺を初めて知った頃は、チャーシュー麺というのは、とにかくチャーシューばかりがどっさりのっかったラーメンだった。 しかし、ラーメンにはチャーシューが一枚、支那竹少々、鳴門巻一切れ、海苔一切れがのっていて、刻んだネギが浮いていた。つまり大変豪華なトッピングだったわけだ。でも、チャーシュー麺にはこのラーメンの豪華さがない。代わりに、何切れものチャーシューが丼を埋め尽くしていたのだ。 ま、言い換えれば、支那竹や鳴門、海苔などは、入れたら邪魔になってしまうということだったんだろうか。 いろいろ思い出してみるけれど、チャーシュー麺を注文したことはほとんどない。ラーメンやタンメンに比べて高かったので当然だが、もしかするとあの見た目の地味さと値段が釣り合っていないと感じたのかしら。 いやいや、とにかく若い頃は安くてうまいものが自分にはふさわしいと知っていたのだから仕方ない。今この年になって、時間があるものだから、チャーシューを自分で作り、ラーメンにのっけて食べているのは、やはりあの頃なかなか食べられなかったからなのかしら。ちなみに、僕の作るチャーシュー麺は、鳴門巻以外は全部のっけた正統派ラーメンに、作ったチャーシューを好きなだけ並べたものです。 正統派とは言ったものの、スープはお湯でとくだけの出来合いのもの、麺も同様茹でるだけの生麺です。支那竹は水煮のパックを買って、自分で味付けしてます。スープや麺まで自分で作ろうとは思っていませんが、チャーシューだけは作ってるんですわ。 ↑今回は肩ロースを使用しました。 ********** 若き日のクラプトンのギターは、やはり若い!↓ “Steppin’ Out” by John Mayall & The Bluesbrekers 1966 ********** 3月30日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 聖者の行進 (エドモンド・ロス楽団) 2. ユア・ベイビー (ワイルド・ワンズ) 3.Steppin’ Out (John Mayall & The Bluesbreakers) 4. Crossroads (Cream) 5. Have You Ever Seen the Rain (C.C.R.) 6. Love Letters (Shelly Fabares) 7. Pay You Back with Interest (Dana Gillespie) 8. Here There and Everywhere (Celine Dion) 9. Hurt 10. What(s a Matter Baby (以上, Time Yuro) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」ラテンフレイバーのエドモンド・ロスの演奏で。2.は先週の続きで、ワイルドワンズ。3.&4.はこの日がエリック・クラプトンの誕生日(1945.3.30生,79歳)で。7.はこの日がダナ・ギレスピーの誕生日(1949.3.30生,75歳)で。8.はこの日がセリーヌ・ディオンの誕生日(1968.3.30生,56歳)で。8.&9.はこの日がティミ・ユーロの命日(2004.3.30没,享年63)で。 以上です。次回もお楽しみに。
2024.04.05
コメント(0)
“Day-O (The Banana Boat Song)” by Harry Belafonte 1956 3/23(土)、南城市の「浜辺の茶屋」近くの少し登った海の見えるところで「浜辺のサンセット・マルシェ」という催しがあって、ウクレレ少女Chihayaちゃんが一曲歌うというので、夕方から行って来ました。 車を停める場所が心配でしたが、あちこちに臨時駐車場があって、係りの人が誘導してくれたので問題なく停められました。 坂道を少し歩いて入り口でワンドリンク券を500円で買って、これが入場料。会場はお客さんでいっぱいでした。入ってすぐ右手のお店でドリンク券と引き換えに飲み物をもらい、会場をぶらぶら。いろんなお店がたくさん出店していて、僕らはパンを買いました。 Chihayaちゃんと付き添いのマネージャーさん(お母様)に挨拶をして席に座り、演奏が始まるのを待ちました。 木の植わっている一段高い場所がステージです。プログラムの下から二番目「ハルコニー音楽教室」の6番目に出るというので、今回の仕組みがわかりました。要するにミニ発表会のようなものです。 小学校入学前の子から小学6年生まで、小さい子たちがウクレレを弾きながら自由に、でもしっかりきちんと、歌う姿から、この音楽教室の方針がよくわかるようで大変良かった。 そしていよいよ我らがChihayaちゃん登場。One Ok Rock の “Wherever You Are” を熱唱。最後までちゃんと声が出ていた。というより、いつもそうだけれど、このタイプの歌を歌うとき、徐々に盛り上げて声もそれとともにどんどん出てくる感じが、この子の持ち味でもあるんだね。この時の模様もそのうちYouTubeでアップされると思うので、乞うご期待。最後に子供達みんなが出て来て、バンドをバックに歌ったのも良かったなあ。 とりあえず画像で。 ↑Chihaya ↑日が沈むとこんなふうにになって、いい感じです(演奏しているのは玉城オールスーターズの皆さん) ********** バナナハートの天ぷらをいただきました。 庭のバナナ、実を大きくするために咲いた花を切り落とし、皮をむいて中心部分を細かく切り、よくアクを抜いてから、かき揚げのようにしていただきました。下ごしらえまでは僕と息子がやり、かき揚げは妻が上手なので、任せて正解。とても美味しがったですよ。少し、山菜の風味がして、この季節にはよろしいかもしれませんね。 三枚目の写真、この中心部のことをバナナハートと呼ぶらしい ↑このように天ぷらにして食べました まだ実は食べられないけど、バナナの歌っていえばコレ↓ですよね。他に思い浮かばない。↓ “Day-O (The Banana Boat Song)” by Harry Belafonte 1956 ********** 3月23日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Time Marches on (Del Shannon) 2. Time Marches on (Lainie Hill) 3. Time Marches on (Dr. John featuring B.B. King, Willie Nelson & Dirty Dozen Brass Band) 4. When the Saints Go Marching’ in (Sleepy John Estes) 5. I Kept on Loving You (The Carpenters) 6. Johnny Get Angry (Joanie Sommers) 7. 想い出の渚 (ワイルドワンズ) 8. Stormy Weather (Dinah Washington) 9. Stormy Weather (Etta James) 10. Lovely Weather We’re Having (Louis Armstrong) リクエスト曲は、5.尻焼原人さん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.は「同名異曲」特集。今回は “Time Marches on” でしたが、いずれもあまりお馴染みの曲ではなかったですかね。4.はスリーピー・ジョン・エステスの歌う「今月の歌」。 7.はこの日がワイルドワンズの鳥塚しげきの誕生日(1947.3.23生,77歳)で。8.~10.はこの日が「世界気象デー」だったので、とりあえず思いついた「天気の歌」を。因みに8.&9.は本日の聴き比べ。 以上、いかがでしたか。それでは次回もお楽しみに。
2024.03.29
コメント(0)
“Music and Me” by Michael Jackson 1973 ウクレレ少女Chihayaちゃんが、ついに番組にやって来てくれました。 番組前の打ち合わせの時に、気になっていた誕生日前後のことについて付き添いのお母様に尋ねてみました。するとやはり結構大変だったということでした。 誕生日は2011年3月22日。当時は東京の中野に住んでいて、ちょうど3.11震災当日は出産前の検診の日に当たっていて、新宿の病院にいたそうです。交通機関はストップし、タクシーもダメで、いわゆる帰宅困難者になったわけですが、結局Chihayaちゃんの入った大きなお腹を抱えて新宿から中野まで歩いて帰ったそうです。 まあ、たしかに距離的にはそれほど遠いわけではないとしても、あちらこちらで被害があった中、家に着くまでは安心できなかったでしょうね。あの日のことを思い出すとどれだけ大変だったかは容易に想像できますね。 さて、そんな「震災ベビー(←お母さん曰く)」のChihayaちゃんは、今日13歳になりました。歌が大好きなとても元気の良い子に育って良かったですね。背も高くて、歌っている姿を後ろから見ながら声を聞いているだけだと、とても中学1年生とは思えません。 13歳といえばいわゆるティーンの仲間入り。ここからは大人と子供の中間の一番楽しい年代になりますから、たくさん歌を歌って、みんなに聴いてもらいましょうね。 さて、放送当日は番組の中で4曲演奏してもらいました。 曲目は下の「オンエア曲」に記した通りですが、一応若干の解説を書きますと、 『電車かもしれない』は「たま」の2001年の曲で、幼少の頃から好きだった「たま」(というより知久寿焼) が沖縄に来た時に、何と!共演を果たし、好評を博した。この時、Chihayaちゃん小学6年生。その時の模様はこちら→[ライブ映像] 電車かもしれない/たま covered by Chihayaシュクラン15周年記念2022 11.3.で確認を。 “Sweet Memories” 同名タイトル曲がいくつかありますが、当然1983年の松田聖子版です。バラードをアルペジオで演奏しながら歌うのはなかなか難しいと思うけど、大変良くできました。 『コーヒールンバ』もちろんあの「♪ 昔アラブの偉いお坊さんが~」で有名なアレですが、今回Chihayaちゃんは歌無しのいわゆるソロ弾きで演奏してくれました。「間違っちゃいました」っていうのも生放送ならではでね、大丈夫。ソロ弾き曲いいね、どんどんやってほしい。 “Music and Me” 1973年のマイケル・ジャクソンの名曲。“Sweet Memories” もそうだけど、英語がきちんと発音できているのには感心してしまった。誰かがちゃんと教えている英語のように聞こえましたが、聞こえた通りに歌っているだけだとのこと。これは正しい覚え方だし、耳の良い証拠でもある。 全体を通してウクレレの演奏がしっかりしていて、ストロークもアルペジオも、指使いが正確でとても聴きやすかったです。ぜひまた番組に来て歌っていただきましょう。 “Music and Me” by Michael Jackson 1973 過去の関連日記→2023年12月1日の日記↑本番前 ↓本番ですよ〜 ********** 3月16日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. The Saints (Tony Sheridan & The Beat Brothers) 2. Hey Good Looking’ (Hank Williams) 3. Mister Sandman (Chet Atkins) 4. 電車かもしれない 5. Sweet Memories 6. コーヒールンバ 7. Music and Me (以上, Chihaya スタジオライブ) 8. 恋の売り込み (エディ・ホッジス) 9. 内気なジョニー (ジョニー・ソマーズ) リクエスト曲は、2.酋長Kobaさん。3.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 4.~7.はウクレレ少女Chihayaちゃんによるスタジオライブをお届けしました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」タイトルは “When the Saints Go Marchin’ in” が省略された “The Saints” で呼ばれることもある。トニー・シェリダンのバックはもちろんハンブルク時代のビートルズ。あの “My Bonnie” のB面の曲。 本日の聴き比べ。8.&9.はスタジオに来てくれたChihayaちゃんがもう直ぐ中学2年生になるというので、僕がちょうど中学2年生になる頃に流行ってよく聴いていた曲。 以上、いかがでしたか。次回もお楽しみに。
2024.03.22
コメント(0)
“Today” by The New Christy Minstrels 1964 今年もやってきた3.11。どうやら東日本大震災という名称で落ち着いたようですが、この地震により、もう一つ忘れられない福島の原発事故が起きてしまった。 そしてこの三日後の2011年3月14日は僕が人工透析を開始した記念すべき日でもあった。 原発から出る放射能が風向き次第では大変危険だとわかっていても、この日からの透析開始と、それに伴う観察入院期間を大病院で行うこととなっていて、流石にそれは避けられなかった。 計画停電があったり、コンビニの棚がガラガラになったり、ガソリンスタンドに長蛇の列ができたりといったことがあちこちで起こっていた。 透析中の退屈しのぎに音楽が聴きたいと iPhone を買ったおかげで、ラジコで原発の状況や津波による被害の様子が刻々伝えられるのをドキドキしながら病院のベッドで聴いた。 今日であれからちょうど13年が過ぎた。 能登半島地震の時も、透析患者を優先的に治療するのに様々な苦労があったようだが、災害が起きるたびに他人事ではないのを痛感している。治療に必要とする大量の水の確保は大問題で、沖縄でも今年の水不足で断水や給水制限があったらどうなるのかと、心配だ。 とりあえず、この13年間、こうして生き延びて来たのは、現代医学のおかげであるのはもちろん、特にこちらに越して来てからの長時間透析とそれを実施しているクリニックとそのスタッフの皆さん、および確立した保険制度によるところが大きい。いくら感謝してもしきれない。 そして余談ではありますが、クリニックで出る食事は本当に楽しみで、週に三回レストランに通っているようなものです。 ↓この日は煮付定食。ちょっとわかりにくいですが、筍、人参、厚揚げの下にはたっぷりの炙り軟骨ソーキが隠れていて、大満足。右上はクリームコロッケ。中上は見た目はただの酢の物のようですが、実はミートボールの甘酢あんかけ。もちろん完食です。 “Today” by The New Christy Minstrels 1964 過去の関連日記→2011年4月14日の日記「今日という日」 ********** ウクレレ少女Chihayaちゃんが、fmたまん(76.3MH) 3/16(土) 午前11時から放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」にやって来て歌ってくれますよ。もちろん生放送です。楽しみですね。 そのChihayaちゃんですが、もうすぐ誕生日を迎えるとのこと。ということは、ちょうど今から13年前、2011年の3月生まれということでしょうか。生まれたときはどこにいたんでしょうねぇ。ま、本人は覚えているはずもないですが。付き添いのマネージャーさんに聞いてみますかね。 ********** 3月9日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Young Love (Sonny James) 2. Young Love (Lesley Gore) 3. Too Much (Elvis Presley) 4. Sunday Morning 5. Femme Fatale (以上, Velvet Underground) 6. My Boy Comes Marching Home (Jenny Moss) 7. When Johnny Came Marching Home (Connie Francis) 8. Some Enchanted Evening (Perry Como) 9. Susan (The Buckinghams) 10. When the Saints Go Marching in (Fats Domino) 11. Today (The New Christy Minstrels) リクエスト曲は、8.酋長Kobaさん。9.糸満のワーナーさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&2.は本日の聴き比べ。1.はカレンダーが今年と同じだった1957年のこの日の全米ナンバーワンヒット曲で、2.は1965年にレスリー・ゴーアがこれをカヴァーした。3.は同じくこの日の全米3位の曲。4.&5.はこの日がジョン・ケイルの誕生日(1942.3.9生,82歳)で。彼が在籍していたヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代のおなじみのアルバムから。6.&7.は今月が3月(March)ということで、先週に引き続きMarch関連の曲を。10.は「今月の歌」ファッツ・ドミノで。11.は3.11が間近だったので、毎年恒例の “Today” でした。 以上、次回もお楽しみに。
2024.03.14
コメント(0)
“When the Saints Go March’ in” (Traditional Black Spiritual) 子供の頃の聴き取りなどというものは、もちろんいい加減なものが多かったので、話題にするのも馬鹿馬鹿しい限りだけど、いま思い出してもつい苦笑してしまうものがある。 以前も書いたと思うけれど、4~5歳の頃にヒットした春日八郎の『お富さん』が毎日ラジオから流れてきたようで、聞こえるがまま覚えて歌い、両親によく笑われた。 まずは正しい歌詞を書くと、 ♪ 粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の洗い髪 死んだはずだよお富さん 生きていたとはお釈迦様でも 知らぬ仏のお富さん エッサオー 源冶店 そもそも漢字交じりだと、普通に読んでも難しいが、さすがに今では漢字のおかげで意味もわかる。ただ、最後の「源冶店(げんやだな)」は辞書が要るか。 色々面倒なので、この際まずは検索結果から次のサイトを参照いただくとよろしいかと。 UtaTen 春日八郎「お富さん」歌舞伎がモチーフの歌詞の意味を考察 世界の民謡・童謡 お富さん 歌詞の意味 それではいよいよ僕が当時聞こえた歌詞の解説と参りましょう。 まずは一行目の前半。「♪ いきなくろべえ みこしのまつり」当然、くろべえは人名で、くろべえさんは祭りにお神輿担いだのかと思っていた。後半の「あだなすがたの」はその都度いろんな聞こえ方をしたので、適当に歌った。「あらいがみ」はその通り聞こえても意味不明だった。 さて二行目。ここは完璧に聞き取れた。一番でかい声で歌えたのがこの二行目ですね。「死んだはずだよお富さん」は流行語にもなったということなので、日本中の子供もここは大声で歌ったでしょう。 いよいよ問題の三行目ですよ。前半は「うらのはたけのおとみさん 」と見事に別解釈。当時住んでいた家の裏手には畑があったので、それをイメージして勝手に歌詞を変えて歌ったというわけです。つまり「裏の畑のお富さん」ってね。ここが大人に一番ウケた。で、後半の掛け声は『おさるのかごや』から「えっさほー」だとおもっていた。「源冶店」に至っては「え~んヤァだなー」みたいな勝手な歌い方でお茶を濁すという始末。 まだ子供だったということでお許しください。 さて、ここからが本題。 『聖者の行進』あるいは『聖者が街にやってくる』の邦題で知られる “When the Saints Go Marchin’ in” と、ここまで書いたら「あ、それなら僕にも(わたしにも)覚えがある」っていう人が多数いましたね。 そうです。「英語の歌詞の中に日本語が入っているのか」とか、「英語でも日本語と同じような言い方をするのか」などと、全く見当違いの納得の仕方をしていた時期があったんですよね、みなさんにも。 ♪ Oh, when the saints go 街に~ ・・・って、歌ってましたよね。けど、そう歌ってもきっと通じますから、あながち間違っているとも言えないのかと。『聖者が街にやって来る』の邦題を考えた人は、聴く側が混乱することをわかっていて訳したんだろうか。なかなかの名訳ですね。 誰の歌で聴くのがよろしいでしょう。やっぱこれ↓かな。 “When the Saints Go Marchin’ in” [on The Ed Sullivan Show] by Louis Armstrong 1959 ********** fmたまん(76.3MH) 3/16(土) 午前11時から放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」にて、Chihayaちゃんが生出演して歌ってくれることになりました。 みなさんぜひ聴いてくださいね。↑ついにバナナの花が咲いたぞ ********** 3月2日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 聖者の行進 (ルイ・アームストロング) 2. March (The Chiffons) 3. March (Lulu) 4. Martin’ Down Broadway (Harry Nilsson) 5. And I Love You So (Perry Como) 6. I’d Rather Go Blind (Rode Stewart) 7. With a Little Help from My Friends (Larry Carlton) 8. The Twist (Hank Ballard) 9. 夢見るシャンソン人形 (フランス・ギャル) 10. Wishin’ and Hopin’[BBC Live] (Dusty Springfield) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~4.は今月が3月(March)なので、March関連の曲を。因みに1.は「今月の歌」で一発目はおなじみサッチモで。7.はこの日がラリー・カールトンの誕生日(1948.3.2生,76歳)で。8.はこの日がハンク・バラードの命日(2003.3.2没,享年75)で。9.はこの日がこの歌の作詞作曲をしたセルジュ・ゲンズブールの命日(1991.3.2没,享年62)で。10.はこの日がダスティ・スプリングフィールドの命日(1999.3.2没,享年59)で。 以上、次回もよろしく。
2024.03.08
コメント(0)
“Be My Baby” by The Ronnettes 1963 おなじみのライブハウス与那原のコスモスのことは、ここでも何度か書いていますが、このところ体調がすぐれないオーナー西銘さんに代わって、英夫さんが約5年ほどマスターをしていました。 その英夫さんがこのたび定年退職 (と周りでは言っている) を迎え、今日(2/29)がラストデーだったので、おなじみのメンバーが集まって入れ替わり立ち替わりのセッション大会をやりました。 英夫さん、お疲れ様でした。 明日からはアルベさんがマスターになって、後を引き継ぐことになりました。 アルベさんはギターを弾きながら歌う人で、オールディーズが得意です。今日も一緒に2曲やりました。“Route66” と “Be My Baby” ですよ。この辺は得意分野なので、これからもよろしくお願いします。 というわけで久しぶりにロネッツで、これ↓。 “Be My Baby” by The Ronnettes 1963 ↑コスモスのレコードライブラリー。一部です。 ********** すでにすっかりおなじみになったウクレレ少女Chihayaちゃんが、3月16日ついに番組のゲストできてくれることになりました。 放送の中で、何曲か歌ってもらうつもりでいますが、レパトリーが広いので、オールディーズ関連が良いかとも思うんですが、ここはやはり本人の一番得意とするところを歌ってもらうのがよろしいでしょうかね。ちょっと悩んでいます。が、この辺りのことは事前にしっかり打ち合わせをしておこうと思います。 生音でのウクレレ弾き語りは、fmラジオだとどんな感じになるでしょうかね。楽しみです。 みなさんぜひ聴いてくださいね。 改めて告知。 fmたまん(76.3MH) 3/16(土) 午前11時から放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」にて、Chihayaちゃんが生出演して歌ってくれることになりました。 ********** 2月24日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 5-4-3-2-1 2. Do Wah Diddy Diddy 3. Come Tomorrow (以上, Manfred Mann) 4. It’s Too Late (Roy Orbison) 5. The Good Life (Tony Bennett) 6. I’ll Be Your Mirror (The Velvet Underground) 7. あなたが欲しい (ザ・ハプニングス・フォー) 8. Cry (Johnnie Ray) 9. すてきなメモリー 10. 内気なジョニー 11. One Boy (以上, ジョニー・ソマーズ) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.糸満のワーナーさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.はこの日がマンフレッド・マンのリードヴォーカル&ハーモニカのポール・ジョーンズの誕生日(1942.2.24生,82歳)で。4.は「今月の歌」ロイ・オービソンで。7.はこの日がハプニングス・フォーのドラムのチト河内の誕生日(1944.2.24生,80歳)で。8.はこの日がジョニー・レイの命日(1990.2.24没,享年77)で。9.~11.はこの日がジョニー・ソマーズの誕生日(1941.2.24生,83歳)で。 以上、誕生日・命日特集のようになってしまいました。次回もよろしく。
2024.03.01
コメント(0)
“The Fool on the Hill” by 知久寿焼 2003 (Original: by The Beatles 1967) 先週の続きから書かせてもらいますと、結局カウシルズの曲をかける時間がありませんでした。またそのうち機会があるでしょうから、お楽しみに。 カウシルズの『雨に消えた初恋』の流行った頃を思い出しながら、何となく「オリンピックがあって閏年だったなあ」とその時、あらら・・・と気づいてしまったことがあった。 去年が1961年と1967年がカレンダーが同じだったので、今年は1962年と1968年が同じカレンダーだったと何の疑いも持たずに今年の放送に入ってしまったが、これは大きな間違いだった。 確かに2月まではこの法則は当てはまる。でも、今年は閏(うるう)年ではないか。閏年にはオリンピックがあると覚えていたから、今年と1968年がカレンダーが同じだったのは間違いないが、1962年はオリンピックはなかったので閏年ではなかったから、3月からは今年と違うカレンダーになるわけだ。 つまり、今年(2024年)とカレンダーが同じ年はそんなに多くないのかと気づいた。 単純計算して、閏年は四年に一度。曜日は全部で7つ。4x7=28。そうか、28年に一度同じカレンダーになるのか。 調べてみたら、1940, 1968, 1996. 2024, 2052年が今年とカレンダーが同じだった。今年は1968年にもう一度注目したいと思うのでした。 ********** 日曜日(2/18)に「ツナグみらい」というところで「冒険遊び場, 子供アースデー」という催しがあって、そこでウクレレ少女のChihayaちゃんが歌うというので、家族で行ってきました。 この日のChihayaちゃんは最初ずいぶん緊張しているようでしたが、僕らが突然現れたせいだったかなと、ちょっと反省。主に子供達がお客さんだったけれど、みんな楽しんでいました。 いわゆる投げ銭ライブだったのに、ポケットに入っていたのは百円玉が3枚。少なくてごめんなさい。次はもっと持っていきますから。 ↓Chihayaちゃんはこの人のライブを見てウクレレ始めたようです。 “The Fool on the Hill” by 知久寿焼 2003 ********** 2月17日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Love Is Blue (Paul Mauriat)[#1] 2. Hello Goodbye (The Beatles) 3. The Fool on the Hill (知久寿焼) 4. Michelle (Booker T. & The MG’s) 5. Here Comes the Sun (George Harrison [Live]) 6. My Foolish Heart (Tony Bennett) 7. It’s Too Late (Derek and the Dominos) 8. Cry Baby Cry (The Angels)[#88] 9. I Surrender, Dear (Aretha Franklin)[#92] 10. Let Me Call You Sweet Heart (Eimi Yuro)[#91] リクエスト曲は、4.尻焼原人さん。5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は今年とカレンダーが同じだった1968年のこの日(2/17)付の Cash Box Top Singles で#1 だった『恋はみずいろ』。2.は、その1968年の最初に#1 だった曲。ついでにここから5.まではビートルズ関係の曲。3.は元「たま」のあの人。前回誕生日だったので、かけようかと思ったのですが時間が取れなかった。7.は「今月の歌」アルバム「レイラ」収録。8.~10.は、1962年のこの日(2/17)付の Cash Box Top Singles より。Top100の下位の曲 ([#] が順位)。 以上です。次回もよろしく。
2024.02.23
コメント(0)
“The Rain, The Park & Other Things” by The Cowsills 1967 今年の旧正月は2/10でした。 この日 fmたまんは「嘉利~さびら ウチナー正月でーびる」ということで、「穴沢ジョージの “Good Old Music”」も正月特番の枠の中でやったわけですが、内容は特にいつもと変わらず、ただいつもよりは多めのトークで、旧正月のことなどに触れてみました。 で、番組の中でカウシルズの『雨に消えた初恋』をなぜ流したかというと、1968年のちょうど今頃、大学受験1年目、つまり現役で受験したこの時期に流行っていたので、毎年決まって思い出す曲なんですよね。 本国アメリカでは’67年の秋に発売されて、11月には Billboard でNo.2、Cash Box では何と! No.1になっている。少し遅れて我が国でも大ヒットしたというわけです。 ヒットパレードにはすでに興味がなくなっていたけれど、ラジオでしょっちゅう流れていたし、あの巨泉が司会をしていたテレビの「ビートポップス」で毎週かけていたしね。 ビートポップスといえば、小山ルミが巨泉の横に座ってませんでしたか。司会のアシスタントみたいな感じで。これが’68年。 その小山ルミを、翌年か翌々年の冬(?)くらいに国鉄長野駅のホームで見かけたっけ。今どうしてるんだろうかと思って、Wikipediaさんに相談したところ、「1974年に渡米。翌年現地で知り合った日本人宝石商と結婚し芸能界を引退。その後ロサンゼルス在住。1997年にテレビ朝日で放送された『ザ・スーパーサンデー・あの人は今』で、小山のロサンゼルスにおける近況が紹介され、小山は過去のVTRを除き約23年ぶりに放送媒体に姿を見せた」とあった。 そうか、アメリカに行って結婚してたんだな。僕らより3つも年下だったんだね。 話を『雨に消えた初恋』に戻そう。カウシルズのリードボーカルのビル・カウシルが今度の土曜日(2/17)が命日だったではないか。どうする。2週続けてもう一度『雨に消えた初恋』をかけるか、それとも他の曲にするか。悩んでます。(もう一度よく調べたら、命日は2/18との記述もあり、どちらが正しいかまだ判然としません。) “The Rain, The Park & Other Things” by The Cowsills 1967↑庭のムラサキカタバミ。きれいです。 ********** 2月10日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. モスコーの夜は更けて (ケニー・ボール楽団)[#15] 2. Crying in the Rain (Everly Brothers)[#14] 3. It’s Too Late (Ruth Brown) 4. You Are the Sunshine of My Life (Stevie Wonder) 5. Be Real Black for Me (Roberta Flack & Donny Hathaway) 6. Stay with Me (Roberta Flack) 7. 雨に消えた初恋 (カウシルズ) 8. Will You Still Love Me Tomorrow (The Shirells) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&2.は今年とカレンダーが同じだった1962年のこの日(2/10)付の Cash Box Top Singles より。上昇中の2曲 ([#] が順位)。3.は「今月の歌」ルース・ブラウンの熱唱。5.&6.はこの日がロバータ・フラックの誕生日(1937.2.10生,87歳)で。7.は毎年この時期になると必ず思い出す曲。「牛も知ってるカウシルズ」by Kyosen。8.は、この日(2/10)まで東京ドームで来日公演をしていたテイラー・スウィフトがカヴァーしたことがあるということで。オリジナルを。 以上です。次回もよろしく。
2024.02.16
コメント(0)
“It’s Too Late” by Buddy Holly & the Crickets 1957 (Original: by Chuck Willis 1956) 1/25(木)に咳が出始めて、あまり出ないタイプの咳だったから、ちょっと心配だったので、翌日クリニックに行った時に検査してもらえるか電話で尋ねると、熱が出なければ検査はしないとのこと。土曜の午前も発熱外来やっているから、熱が出るようなら来るようにですと。 で、結局一回38.0度出て、その後も微熱が続いたので、土曜の朝発熱外来に行って検査を受けたところ、インフルエンザA型でした。 タミフルが処方され、その他咳止めなど飲んで、熱はその後出ていないので、治ったということですが、咳がなかなか止まらない。気管支喘息みたいな感じの咳の出方で、ちょっと閉口しています。それでも最初の頃よりはマシで、暖かくしてじっとしていればほとんど咳き込まなくなってはいます。 あとは、気がついたら食欲がない。ほとんど普通には食べられず、ようやく昨日あたりからだいぶ普通に食べられるようになったところです。 家族にうつっては困ると思ったけれど、時すでに遅し。妻が土曜の朝39度出て、僕が帰宅したのと入れ替わりのように近所のクリニック(午後2時から発熱外来やっているとのことで)に行って、タミフル処方してもらったような次第。 息子には感染しなかったのは良かったです。 以上のようなわけで、!/27の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」は急遽お休みとなりました。皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。 改めてインフルエンザの感染力の強さには驚きましたが、皆さんも「時すでに遅し」とならぬよう、十分お気をつけくださいね。 「時すでに遅し」といえば、バディ・ホリー&ザ・クリケッツがチャック・ウィリスの “It’s Too Late” をカヴァーしてますね。あまり重ったるくないバディ・ホリーの歌いっぷりが好感持てますね。因みに2/3はバディ・ホリー、リッチー・バレンス、ザ・ビッグ・ポッパーが飛行機事故で亡くなった日で、ラジオでちょっと特集しました。 “It’s Too Late” by Buddy Holly & the Crickets 1957 ↑スミレが咲いてるね! ********** 2月3日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Duke of Earl (ジーン・チャンドラー)[#1] 2. Ain’t That a Shame (コニー・フランシス) 3. It’s Too Late 4. Listen to Me (以上, Buddy Holly & the Crickets) 5. Come on, Let’s Go 6. We Belong Together (以上, Ritchie Valens) 7. Running Bear (Johny Preston) 8. Sunny (Bobby Hebb) 9. Passion Flower (The Diamonds) 10. バラ色の人生 (エディット・ピアフ) 11. Break It to Me Gently (Brenda Lee)[#13] リクエスト曲は、8.酋長Kobaさん。9.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&11.は今年とカレンダーが同じだった1962年のこの日(2/3)付の Cash Box Top Singles より ([#] が順位)。2.は1/27に放送できなかった「今月の歌」(正確には「先月の歌」)。コニーフランシスで。3.~7.はこの日がバディ・ホリー(享年22)、リッチー・バレンス(享年17)、ザ・ビッグ・ポッパー(享年28)の命日(1959.2.3.没)で。のちに「音楽が死んだ日」とドン・マクリーンが『アメリカン・パイ』の中で歌った。なお、3.は「今月の歌」です。7.はザ・ビッグ・ポッパー(J.P.リチャードソン)の作曲。10.はオードリー・ヘップバーンの出演した映画関連の曲の続き。「麗しのサブリナ」で使われた。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2024.02.09
コメント(0)
“Letter Full of Tears” by Gladys Knight & the Pips 1961 火曜日(1/23)はPTAでした。 この場合、PTAというのは Parent-Teacher Association (←日本で普通PTAといったらこれのことですよね) のことでも、Passenger Transport Authority のことでもありません。僕たち人口透析治療を受けている者にとっては比較的よく行われる手術の一種で、シャント(透析用の針を刺すために動脈と静脈をつなぎ合わせて作った血管のこと)に狭窄があったりして血流が良くない場合などに行うのが「シャントPTA」で、これを初めて体験しました。 どういうものか詳しい説明がありました(Google のQ&Aみたいなところにあった説明↓です)。 「Percutaneous Transluminal Angioplastyの略で経皮的血管形成術といいます。 血流を確保するため、シャントの一部にシースという針を刺し、血管内にバルーンカテーテル(先に風船が付いている)を挿入し、閉塞、狭窄した箇所でバルーンを拡張させます」 いろんな人から「痛い」と聞いていたので、それなりの覚悟はしていたんですが、麻酔と眠り薬で気がついたら終わっていました。昨日までは何の痛みも無かったんですが、いまになって刺したところが少し痛む。このくらいなら仕方ないかな。 本来僕のシャントは発達しすぎて太くなりすぎてしまうから、以前に二度にわたって縛って細くする手術をしたんですが、今回は狭窄部ができたせいでPTAを受けたというわけです。 しかし、狭いところを広げてスムーズな血流が確保できたのは大変喜ばしいのですが、元来発達しすぎて太くなる傾向の僕のシャントは、すでに随分と盛り上がってきました。 主治医はとても信頼の置ける、つまり腕の良い血管外科医なので、「これはまたいずれ縛ることになりそうだ」と言われましたが、「その節はよろしくお願いします」とすんなりと答えて診察を終え、日帰り手術から帰った次第です。 以上、PTA報告でした。 ********** グラディス・ナイトの声はとても素敵ですね。 “Letter Full of Tears” by Gladys Knight & the Pips 1961 ↑熟睡中(屋内にて) ********** 1月20日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 魅惑のワルツ (ジェーン・モーガン) 2. Moon River (Audra Hepburn) 3. Charade (Henry Mancini) 4. Ain’t That a Shame (The Four Seasons) 5. Let’s Love (Peggy Lee) 6. A Place in the Sun (Stevie Wonder) 7. Donna 8. I’m Not in Love (10cc) 9. I Could Have Danced All Night (Sylvia Syms) 10. Letter Full of Tears (Gladys Knight & the Pips)[#25] リクエスト曲は、5.尻焼原人さん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.&9.はこの日がオードリー・ヘップバーンの命日(1993.1.20.没,享年63)で。彼女の出演した映画関連の曲を。4.は「今月の歌」で、フォー・シーズンスのカヴァー。7.&8.はこの日がギタリスト、エリック・スチュワートの誕生日(1945.1.20.生,79歳)で。10.は今年とカレンダーが同じだった1962年のこの日(1/20)付の Cash Box Top Singles より ([#] が順位)。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2024.01.26
コメント(0)
“You’ve Got a Friend” by Roberta Flack & Donny Hathaway 1971 気がつけば、全豪オープンが始まってましたわ。 近頃よく使う「気がつけば」ですが、今回の全豪オープンは本当に知らないうちに始まっていたんですよ。 今までだと月曜に始まっていたものが、今年は日曜からすでに始まってしまっていたんだから、困ったもんです。こういうところはしっかりチェックしておかないと、大事な試合を見逃す羽目になるのです。 全豪オープンはオーストラリアのメルボルン開催ですから、日本との時差が2時間なので、テレビで観戦するのに都合が良いはずなんですが、月水金は透析があるので、午後2時頃までしか見られません。もし、クリニックにWi-Fi環境が整っていたら・・・、なんて考えるのはやめときましょう。 まあ、残りの4日間は存分に見られるので良しとしようぜ。 テニスの4大大会(グランドスラム)は、WOWOWオンデマンドのおかげで好きな試合を選んで見ることができるので、加入していて良かった。 今日から3回戦。シングルスのベスト32が出揃ったところで顔ぶれを眺めて見ると、男子はジョコビッチとアルカラスが勝ち残りそうですね。個人的にはチチパス対アルカラスを見たいところだが。女子はシフィオンテクとサバレンカの決勝になるのでしょうか。 こういう予想はなかなか当たらないのが世の常ですが、今回はどうも決まりではないでしょうか。ただ、優勝が誰になるかは、非常に予想が難しい。まあ、ダブルスや車椅子テニスも含めて、残りの10日間楽しみではある。 ところで、女子シングルスでまだ16歳のアンドレエワという選手がいるが、この子には注目してほしい。 ウィンブルドンでも4回戦まで行ったのでご存じの方も多いでしょうが、とにかくテニスが上手い。まだ若いせいか身が軽い。背は高い方ではないがバランスの取れたすらっとした体型ながら、ボールに威力がある。おまけにルックスも抜群である。 今回はベスト8には残ってもらいたいが、そうなるとサバレンカと当たってしまう。まあ、必ず負けると決まったわけでもないので、せいぜい応援しましょうかね。 ********** 『君の友達(You’ve Got a Friend)』は、どなたのが好きですか。 僕の場合、ダニー・ハサウェイがロバータ・フラックとデュエットで歌っているやつが一番気に入っていますね。というのも、この歌の付け足しのようなサビ(大サビというのかな?)の部分は、あまりにも付け足し感が強くて、どうしても好きになれなかったんですが、この人たちのを聴いて、なるほどこう歌ったかと、そのソウルフルな処理具合に実に感心してしまった。ぜひ、聴いてみてください。 “You’ve Got a Friend [Live in New York1971]” by Roberta Flack & Donny Hathaway ↑外猫、桜耳子II世(仮名♀)。大きくなった。 ********** 1月13日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Moon River (Henry Mancini)[#11] 2. You Keep Me Hanging on (Vanila Fudge) 3. Superstition (Beck, Bogert & Appice) 4. You’ve Got a Friend (Roberta Flack & Donny Hathaway) 5. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman (Aretha Franklin) 6. Suspicion (Elvis Presley) 7. Ain’t That a Shame (Bobby Rydell) 8. Norman (Sue Thompson)[#21] 9. When Your Boy in Your Arms (Is the Boy in Your Heart) (Connie Francis)[#8] 10. There’s No Other (Like My Baby) (The Crystals)[#22] リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&8.~10.は先週に引き続き今年とカレンダーが同じだった1962年のこの日(1/13)付の Cash Box Top Singles より ([#] が順位)。2.&3.はこの日がティム・ボガートの命日(2021.1.13.没,享年76)で。4.はこの日がダニー・ハサウェイの命日(1979.1.13.没,享年33)で。7.は「今月の歌」で、ボビー・ライデルのカヴァー。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2024.01.19
コメント(0)
“Deep Purple” by Nino Tempo & April Stevens 1963 1月6日、ニーノ・テンポ (Nino Tempo) が89歳になった。“Deep Purple” はニーノ・テンポ最大のヒット曲なので、ご存知の人も多いでしょう。まずは聴いてみてください。・・・そう、この曲ですよ。↓ “Deep Purple” by Nino Tempo & April Stevens 1963 あの有名なバンド名はスタンダードナンバーの方の “Deep Purple” から取ったとのことなので、それとは同名異曲ということですね。April Stevens は彼のお姉さんです。 ********** 前回、能登半島突端の珠洲市禄剛崎(ろっこうざき)の灯台とその近くの狼煙の町にあった民宿のことを書きましたが、石川県にはとても親しくしていた友人が小松にいて、近頃は音信が途絶えているので、どうしているか心配です。 もう40年近く経ってしまったので、ちゃんと調べないといつのことだったか正確な日付は覚えていないけれど、彼の家に泊めてもらって翌日、友人の親戚の家の車で志賀町(しかまち)まで行ったのだった。運転は妻。僕は当時運転に自信がなくて、もっぱらナビ。友人とその彼女そして友人の母親、あとは飼い犬、もちろん皆運転はせず。結局妻一人が運転するようなことになって結構疲れたんじゃなかったろうか。 途中能登島で昼を食べたりして、志賀町には夕刻についた。彼の親戚は大変大きな家で、そこに一泊させてもらい食べきれないほどのご馳走をいただいた。 そのお宅の若い主人は何かの集まりで忙しがっていたのに、わざわざ夕食の時に顔を出してくれて、色々話してくれたのだが、その時に原発ができてしまいそうだという話もしてくれた。どうやって原発建設を止められるか、困っている様子だったように記憶している。地元の人が反対するのは当然のことだと思うが、賛成の人も多いのかと、考えさせられた。 その後、あれよあれよというまに志賀原発はできてしまった。 今回の地震、最大震度7強は志賀町と聞いた時、思わず福島を連想した。蛇足とは思うけれど、福島の原発でメルトダウンが起きたのは津波のせいではなく、地震が原因で、そこにさらに津波が押し寄せたということだった。だから、7強で原発は本当になんともないのだろうか心配なのだ。 志賀原発は長期間停止中だからと、いかにも心配ないと印象づけるような発表をしているが、実際には外部電源は一部が使えなくなっているし、絶縁や冷却のための油が漏れ出した値を訂正して、実際には9800リットルだったという。あと、6日のNHKのニュースサイトによると「5日までに発電所内のすべての重要設備について目視で点検を行った結果、1号機の原子炉建屋の周辺など少なくとも4つのエリアで、コンクリートで舗装された地面に数センチから最大35センチの段差や地盤の沈下が見られたということですが、北陸電力はいずれも安全上の影響はないとしています」ですって。 電力会社の言うことが信用できるかどうか以前の問題として、あんな自然の豊かな綺麗な場所に原発を作ってしまったことを反省して、福島同様どのように廃炉するかを真剣に考えてもらいたいものだ。 あの晩泊めていただいた友人の親戚宅、あの大きな立派な家は無事だったんだろうか。心配している。 ********** ↑今年最初のチャーシュー麺です。庭のツルナ入り。 ********** 1月6日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Deep Purple 2. Whispering (以上, Nino Tempo & April Stevens) 3. Ain’t That a Shame (John Lennon) 4. Sunday (Buster) 5. Kiss Me Quick (Elvis Presley) 6. The Lion Sleeps Tonight (The Turtles)[#2] 7. The Twist (Chubby Cheker)[#1] 8. I Know (Barbara George)[#10] 9. I Don’t Know Why (Linda Scott)[#15] 10. ’Til (The Angels)[#17] リクエスト曲は、4.ミスターコーラさん。5.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.はこの日がニーノ・テンポの誕生日(1935.1.6生,89歳)で。3.が「今月の歌」で、ジョン・レノンのカヴァー。ニーノ・テンポはこのアルバム「ロックンロール」で、サックスで参加している。6.~10.は今年とカレンダーが同じだった1962年のこの日(1/6)付の Cash Box Top Singles より。[#] が順位。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2024.01.12
コメント(0)
“Goodbye Baby” by Elmore James 1955 気がつけばいつの間にか2024年になってしまいました。 そして元日に能登の大地震。翌日の羽田空港の飛行機衝突事故。 なんだか普通に「おめでとう」が言えない気分のまま三が日が過ぎてしまいました。 能登半島の突端に禄剛崎(ろっこうざき)の灯台があります。 そこに山口誓子の句碑があり、「ひぐらしが鳴く奥能登のゆきどまり」の句が刻まれています。 本当に良いところです。 灯台に上る坂の下の集落が狼煙で、今は道の駅になっているところの向かいにあった民宿に、夏になると毎年のように通ったので、今どうなっているか本当に心配です。 民宿はすでにやめてしまったようですが、みなさんどうしているでしょうか。避難所に身を寄せているんでしょうか。 川浦や木ノ浦の綺麗な海はどうなっているんでしょうか。 漁港には津波も押し寄せたようなので、しばらくはあの美味しい魚や貝も食べられないんでしょうか。 どうかこれ以上の犠牲者が出ませんように。 ********** 12/30は2023年最後の放送でした。ゆく年にさよならということで、同名異曲特集は “Goodbye” を3曲流しました。 そしてラストは、ダメ押しのように憂歌団の “Goodbye Baby” で一年の終わりとしました。 “Goodbye Baby” のオリジナルはこちら↓。そう、エルモア・ジェイムスですよ。 “Goodbye Baby” by Elmore James 1955 元日の透析食。素晴らしいメニューに思わずシャッターを切ってしまった。 ********** 12月30日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Winter Wonderland (Leon Redbone) 2. ボーイ・ハント 3. Sunglasses (以上、トレイシー・ウルマン) 4. 夢で逢えたら (シリア・ポール) 5. Baby Face (Little Richard) 6. It’s Been a Long, Long Time (Pat Boone) 7. Goodbye (Anita O’Day) 8. Goodbye (Blonde on Blonde) 9. Goodbye (Mary Hopkin) 10. Goodbye Baby (憂歌団) リクエスト曲は、5.糸満のワーナーさん。6.酋長Kobaさん。7.尻焼原人さん。9.ミスターコーラさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」『ウィンター・ワンダーランド』をレオン・レッドボーンで。2.&3.はこの日がトレイシー・ウルマンの誕生日(1959.12.30生,64歳)で。4.はこの日が大瀧詠一の命日(2013.12.30.没,享年64)で。7.~9.はタイトルが “Goodbye” の「同名異曲」特集。10.は憂歌団の1st アルバムの最後に入っているエルモア・ジェイムスの名曲カヴァーです。 以上。グッバイ2023!2024年もよろしくお願いします。
2024.01.05
コメント(0)
“It’s Now or Never” by Elvis Presley 1960 ラジオの「クリスマスソング特集」無事終えました。・・・が、困ったことに、予定していた曲を全てかけるのは無理でした。 え?なぜ無理だったかって、そりゃあ、喋りすぎのせいですよ。 何をそんなに喋りすぎたかって? ええ、実はね。 ウィンタースポーツの季節を迎えたつい最近のこと。ネットの NumberWeb の下のような記事を目にしたので、これについて話し始めてちょっと止まらなくなってしまったんですよ。 「このままではスキージャンプができなくなる」高梨沙羅27歳が語る“危機感”…天然雪が減っている「人工雪は足に響く」ケガのリスクも こんな記事だったので、環境問題とか基地問題については黙っていられないこともあって、つい喋りすぎてしまったんですが、時間は計算していたので大丈夫だろうと思っていたのがいけなかった。 何があったかって?それがですね。この話をしたあと一曲流した頃に、急遽「告別式のお知らせ」を二本入れなければならならなくなってしまったんですよ。 まあ、何と言っても「告別式」ですからね。割愛するわけにも参りません。仕方なく支持通り前半と後半に一本ずつ入れて、ちょうど二曲分の時間を使ってしまったというわけ。 長いことやっているといろんなハプニングはあるわけですが、こういうのは初めてでした。 今回の教訓は「おしゃべりは短めに」っていう感じですかね。 というようなこともありましたが、昨日(12/28)は演劇鑑賞をしてきました。 12/28 演劇「亀岩奇談」 妻が、知人が行けなくなったからと、チケットを二枚もらってきたので出かけてきました。なかなか面白かったですよ。 簡単に言えば、美しい海を埋め立てて何かを作ろうとしているがどうなのかという、現在沖縄の抱える問題を、架空の島を舞台に話は展開する。歌を数曲交えてちょっとミュージカル風な喜劇仕立てになっていて、誰でも楽しめる舞台でしたよ。 はじめの方で『オー・ソレ・ミオ』を日本語カヴァーヴァージョンで、と言っても今回の芝居に合わせた歌詞で歌ったのが実に良かったから、こういう曲をあと二つぐらい聴きたかったですね。 今日は『オー・ソレ・ミオ』の英語版、プレスリーの例のやつを聴きますか。 “It’s Now or Never” by Elvis Presley 1960 そんな中、気がつけば今年もあとちょっとで終わる。このブログもたぶん次回は年明けに書くことになると思うので、最後は今年の大収穫 Chihayaちゃんを二曲聴いて、締めということにしましょう。では、みなさん、良いお年をお迎えください。 『点描の唄』by Chihaya [at まんまる夜音祭 2023] (Original by Mrs. Green Apple) 『電車かもしれない』by Chihaya [Live at Kukuru Itoman 2023] (Original by たま) ********** 12月23日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲、全曲クリスマスソングです。1. Christmas Day (The Beach Boys) 2. Please Come Home for Christmas (John Bon Jovi) 3. Christmas(Baby Please Come Home) (Mariah Carey) 4. Home on Christmas Day (Cyndi Lauper) 5. Winter Wonderland (Ringo Starr) 6. Christmas Love ((Minnie Riperton) 7. Merry Christmas All (The SalSoul Orchestra) 8. Angels We Have Heard on High (Ella Fitzgerald) 9. Have Yourself a Merry Little Christmas (Doris Day) 10. Christmas Tears (The Four Seasons) 11. Happy Christmas (John Lennon & Yoko Ono) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。7.尻焼原人さん。8.ミスターコーラさん。9.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は毎年恒例になりましたビーチ・ボーイズのマイベスト・クリスマスソングです。2.~5.は1990年代の中から選曲しました。5.は「今月の歌」『ウィンター・ワンダーランド』をりんご・スターのクリスマス・アルバムから。10.はフォー・シーズンズのクリスマス・アルバムから。11.は恒例の『ハッピー・クリスマスで』。Peace on Earth! 以上。「クリスマスソング特集」でした。次回もよろしくお願いします。
2023.12.29
コメント(0)
“Dirty Old Town” by The Pogues 1984 当然のことですが、今年もラジオでは「クリスマスソング特集」をやります。・・・が、大変難航しております。 え?何が難航しているかって、そりゃあ選曲ですよ。選曲。 クリスマスにふさわしい曲を集めてくればいいんじゃないかって? はい、おっしゃる通り。だから困るんですよ。 実は毎年クリスマスに一番近い土曜日にやる「クリスマスソング特集」では、一応ある程度のテーマを持った上で、リクエストを中心に選曲して楽しんでいるわけですが、実は、12月に入ったら毎回徐々にクリスマスソングを入れていって、少しずつ盛り上げ、本番に臨みたいという意図もあるんです。 そんなつもりで今年も第1土曜日の1曲目は恒例のオーティス・レディングの『ホワイト・クリスマス』でスタートしたんですよね。ところが、翌週(12/9)は局の都合で急遽お休みになったので、予定が完全に狂ってしまった。ポーグスの特集もジョンとオーティスの特集も16日に回すことになり、16日の放送はパンパンになって、最終的には全てが中途半端なまま23日の本番を迎えることになってしまったのです。 そんな中迎える「クリスマスソング特集」ですから、変な気合いが入ってしまって、どんなテーマでやるかも決まらず、まだ頭の中がとっ散らかったまんまです。 つまりはあれもこれもかけたいということなので、今年はいつも以上に「思い付きランダム選曲」のようになってしまいそうですが、リスナーの皆さんにはどうかお許しを願いたいところです。 そうこうするうちに、あのChihayaちゃんがウクレレ展で歌った時の勇姿がYouTobeにアップされていましたよ。いつも通り元気な歌で突っ走ってます。トレードマーク?だった長い髪がいきなり短くなった頭部にもご注目を。おまけに、まんまる夜音祭で披露してくれたウクレレ演奏の『コーヒー・ルンバ』もどうぞ。 怪獣の花歌』by Chihaya [Live at Kukuru Itoman 2023] (Original by Vaundy) 『コーヒー・ルンバ』by Chihaya [at まんまる夜音祭 2023] ポーグスも聴きましょうか。やはりこれ↓ですかね。 “Dirty Old Town” by The Pogues 1984↑冬瓜(とうがん)と手羽元のスープ(コンソメベースの洋風味付け)。 ********** 12月16日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Winter Wonderland (Darlene Love) 2. Dirty Old Town (The Pogues) 3. Fairytale of New York (The Pogues, featuring: Kirsty MacColl) 4. Lovin’ You (Minnie Riperton) 5. Happy Holiday (The Shells) 6. The White Dove (The Stanley Brothers) 7. Starting Over (John Lennon & Yoko Ono) 8. I’ve Been Loving You Too Long (Otis Redding) 9. Bus Stop (The Hollies) 10. White Christmas (The Darts) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。5.座波ソーメンさん。6.ミスターコーラさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」『ウィンター・ワンダーランド』を「フィル・スペクターのクリスマス・アルバム」から。2.&3.は、11月30日に65歳で亡くなったシェーン・マクガワンの追悼で。7.&8.は12/8と12/10が命日のジョンとオーティスを偲んで、代表曲を。9.はこの日がホリーズのリードギター、トニー・ヒックスの誕生日(1945.12.16生,78歳)で。10.はクリスマス近し。Doo-Wop ダーツの『ホワイトクリスマス』。 以上。次回は「クリスマスソング特集」です。よろしくお願いします。
2023.12.22
コメント(0)
“Fairytale of New York” by The Pogues, featuring: Kirsty MacColl 1987 「番組休止のお知らせ」 誠に申し訳ありませんが、明日、12/9の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」は残念ながら局の都合でお休みとなります。 来週は通常通りに番組をお届けいたしますので、よろしくお願いします。 ********** ポーグスのシェーンが死んでしまった。11月30日。享年65。 以前、1987年のクリスマスシーズンから翌年にかけて流行ったポーグスの “Fairytale of New York” のことについて書いたのがちょうど20年前の12月7日のことだった。 まずは、2003年12月7日の日記「ポーグスのクリスマスソング」を読んでください。 この日記↑で取り上げた “Fairytale of New York” は、プリテンダーズの “2000miles” と並んで80年代クリスマスソングの双璧と言っても過言ではないと、いまでも思っています。 あれこれ言うのもなんですから、まずは聴いてみましょうね。 “Fairytale of New York” by The Pogues, featuring: Kirsty MacColl 1987 ああ、いつ聴いてもいい歌だ。 あの遠い日のロンドンがこのシェーンの声とともにいつでも蘇ってくる。 シェーンが死んでしまうのは時間の問題だったとしても、この歌はいつまでも生きていて、彼はあの声で、クリスティ・マッコールと一緒に、僕をニューヨークではなくロンドンに連れて行ってくれるのだ。 あの年にロンドンにいてこの曲と出会ったのは偶然だったと言えないような錯覚に陥ってしまう。 シェーンくん、どうか安らかに眠ってください。本当にお疲れ様でした。 さて、今年も12月8日がやって来ました。 ウクライナでの戦争はいつ終わるかわからないような状態のまま年を越してしまおうとしているところに、今度はイスラエルがガザで暴れまわっているようで、どうにも仕様がないですわ。 21世紀に入って20年以上も経つのに、こんな状態をジョンもさぞかし天国から呆れて見ていることでしょう。 我が国も、相変わらず核兵器禁止条約を批准する気すら無いようで、二言目には決まって「抑止力」「核の傘の下」といったお題目のような言い回しを使って、ひたすら軍備を増強する道を歩んでいて、困ったもんです。 ********** 近頃またこれ↓に凝ってます。 漢字ナンクロの難しいやつ。 ********** 12月2日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. White Christmas (Otis Redding) 2. 涙くんさよなら (ジョニー・ティロットソン) 3. 風 (はしだのりひことシューベルツ) 4. At Seventeen (Janis Ian) 5. Walk Right in (The Rooftop Singers) 6. Words (The Monkees) 7. Words (Bee Gees) 8. Words (F.R.David) 9. Winter Wonderland (Paul Anka) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は、毎年恒例の12月最初の曲。オーティスの『ホワイトクリスマス』です。2.はこの日が作曲家浜口庫之助の命日(1990.12.2.没,享年73)で。3.はこの日がはしだのりひこの命日(2017.12.2.没,享年72)で。6.~8.は以前にもやったことはあるのですが、このところやっていなかった「同名異曲」特集で、今回は “Words”。なお、信州そばさんからも「同名異曲特集」のご提案はいただいておりました。9.は「今月の歌」『ウィンター・ワンダーランド』をポール・アンカで。 以上。次回もよろしくお願いします。なお、12/9は局の都合でお休みです。
2023.12.08
コメント(0)
“Music and Me” by Michael Jackson 1973 先週末、市民ホール「くくる糸満」の多目的スペースでウクレレ展があって、Chihayaちゃんが出るというので行ってきました。 会場に入ると、入口左手と両側の壁沿いに、ずらっと各地の工房で作られたウクレレが並べられていて、大変見事なもんでした。 正面にはステージがあり、椅子もかなり置かれ、朝10時から夜までライブが楽しめるようになっていて、ここに土曜日の午後2時から Chihayaちゃんが出るというのでそれに合わせて行ったのです。 長い髪が印象的だった Chihayaちゃんでしたが、何と!見事にカットして最初遠くから見たときには別人かと思ってしまいました。 「Chihayaちゃんってどんな子なの」と尋ねられたら、「とっても長くて綺麗な髪が特徴でね」って説明していたのが、今度から「髪がうんと短くて後ろから見たら男の子と間違えそう」なんて言わなくちゃいけませんね。 15分ほどの短いステージでしたが、相変わらず肝の据わった歌いっぷりが楽しく頼もしい。思わず会場中が引き込まれてしまう。元気をもらえるとはこういうことですね。 今回、マイケル・ジャクソン’73年の名曲 “Music and Me” の熱唱が嬉しかったです。YouTubeさんに去年の夏のライブの模様がアップされていました。もちろんまだ髪は長いし、まだ小学生だったし。 “Music and Me” by Chihaya (Original: Michael Jackson 1973) Chihayaちゃんの演奏の後、会場で久しぶりにハワイアンの Nakamaさんにお会いしました。5時頃から演奏するとのこと。以前一緒にバンドをしていた ZinZin も一緒にやるのかと尋ねると、「もちろん。あそこで PA の手伝いをしているよ」って。よく見たら、ZinZin も来てました。休憩に入ったところで ZinZin に挨拶して、家に戻ってもう一度あとで聴きに来ると伝えて一旦帰りました。 家に戻り息子を誘って再度会場に。Nakama さんはウクレレ、ZinZin はギターで女性ヴォーカルとのハワイアン・トリオ。歌も演奏もとても良かったです。 ウクレレ展二日目のラストにはハワイで活躍中のシンガー Chad Takatsugi のライブが予定されているというので、本場の音を期待して行って来ました。Chad Takatsugi の歌声には本当に驚きました。 今回のウクレレ展、ライブは一部しか聴けませんでしたが、とても良かったです。 YouTubeにアメリカPBS HAWAII制作のこれ↓がありました。ぜひご覧ください。 “Chad Takatsugi | NĀ MELE (full episode) | PBS HAWAIʻI” ********** 三枚肉でチャーシュー作った。 ********** 11月25日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Autumn Leaves (Bill Evans Trio) 2. Les Feuilles Mortes (Gigliola Cinquetti) 3. Somebody Loan Me a Dime 4. Directly from My Heart to You (以上, Fenton Robinson) 5. Everyone Thinks He Looks Daft 6. Anyone Can Make a Mistake (以上, The Wedding Present) 7. You Light up My Life (Debby Boone) 8. Fool #1 (Brenda Lee)[#6] 9. Crazy (Patsy Cline)[#13] リクエスト曲は、7.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&2.は「今月の歌」『枯葉』。今回はビル・エヴァンスのピアノとジリオラ・チンクエッティのフランス語で。3.&4.はこの日がフェントン・ロビンソンの命日(1997.11.25.没,享年62)で。5.&6.はこの日が北アイルランドのサッカー選手、ジョージ・ベストの命日(2005.11.25.没,享年69)で、英国ギターバンド The Wedding Present 1987の 1st Album “George Best” から2曲を。8.&9.は今年とカレンダーが同じだった1961年のこの日、11月25日付 Cash Box Top Singles の中からピックアップ。 以上。次回もよろしくお願いします。
2023.12.01
コメント(0)
“Big Bad John” by Jimmy Dean 1961 着るものを整頓していたら、こういうものが出て来ました。 JUNのプルオーバーの長袖シャツです。このタイプのシャツは好きだったので、VANやTakaQの半袖の白やピンクを持っていましたが、これは友人が、今で言うところのサイズアウトしたため、僕の手元に来てから、今まで手放さずに引越しのたびに持ち歩いて、今年でざっと50年。当の私もサイズアウトしてからずいぶん経ちますが、なぜか捨てられずに今日までタンスの奥にしまわれていたのです。 写真は少し明るい色に写っていますが、実際にはもう少し暗い青で、要するに紺です。 現在また少し痩せたような気がして腕を通してみましたが、さすがに入りません。 捨ててしまえば良いのかとも思うけれど、なぜか捨てられません。その最大の理由は、ロゴタイプにあると思った次第です。 このシャツについているロゴのJUNは、当時のVANを真似た真ん中のUが赤いタイプで、つまりはJUNは二匹目のドジョウを狙って見事に成功したというわけで、その後も続々といわゆる三文字商標のブランドが出て来ましたが、なかなか三匹目のドジョウとはならなかったようです。 これは余談ですが、大学1年の時、横浜は花咲町の川沿いの靴屋にずっと欲しかった白黒のサドルシューズが格安で出ていて、サイズが若干小さめだったけど、もちろん買いました。靴を見つけたことにも驚いたけれど、一番驚いたのはメーカーの名前がYANだった!もしかすると、世の中にはYANをVANと勘違いして買ってしまう人がいたかもしれませんが、それにしてもねえ。 同じような話では、リサイクルショップで見つけたTenderのエレキ。これがFenderそっくりのロゴで、一見同じ。つい間違えてしまいました。今でもこういう商法はあるんですね。 おっと、話が逸れましたが、JUNがVANを真似たロゴを使っていた頃は、つまり路線が同じで、いわゆるアイビー系のものを中心に売っていました。覚えているのは長袖&半袖シャツ、トレーナー、セーター。コットンパンツ、などなどで、VANより幾分安く結構好きで買っていました。その後路線を変更してロゴタイプも変え、VANとは違う、大人相手の感じになったんでしたっけ。 それで、このシャツ、もし処分するにしても、商標のところを切り取っておこうかと思ったりしています。 ********** 今年とカレンダーの同じだった1961年の11月に全米ヒットチャートの1位を続けていたのは、“Big Bad John” という曲で、歌っていたのは Jimmy Dean。我が国ではほとんど紹介されなかったと思う。ご存知ない方の方が多いのではないでしょうか。 ところがこの歌を聴いていて、あれっ、これはプラスチック・オノ・バンドの『平和を我等に(Give Peace a Chance)』の手法と同じ作りではないか。前者は脱力系の語り口調の後にリフが、後者は当然力強いメッセージ口調の後にリフが、のような違いはあるにせよ、やってることは似ています。 そうか、ジョンはこの歌 “Big Bad John” が頭にあって、『平和を我等に(Give Peace a Chance)』を作るのに参考にしたんだな。タイトルの “Big Bad John” には、もしかすると親しみを感じていたのかもしれない。 ・・・というようなことを考えているうちに明日になってしまった。 “Big Bad John” by Jimmy Dean 1961 ********** 11月18日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Autumn Leaves 2. From Me to You 3. Nowhere Man (以上, The Beatles) 4. Come and Get It (Bad Finger) 5. Dedicated to the One I Love (The Shirells) 6. Casablanca (Bertie Higgins) 7. This Time (Troy Shondell)[#5] 8. Please Mr. Postman (The Marvelettes)[#3] 9. Big Bad John (Jimmy Dean)[#1] 10. Give Peace a Chance (The Plastic Ono Band) リクエスト曲は、3.teaさん。4.尻焼原人さん。5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」『枯葉』。今回は英語の女性ヴォーカルで。2.&3.は前週予告したように高校時代(1967秋)にバンドでやったビートルズ曲の残りの2曲。結局全部で12曲だった。・・・と思う。7.~9.は今年とカレンダーが同じだった1961年のこの日、11月18日付 Cash Box Top Singles の上位⑶曲。10.は9.と聴き比べ。曲作りの手法が同じなのだ。“Big Bad John” も 以上。次回もよろしく。
2023.11.24
コメント(2)
“Nowhere Man” by The Beatles 1965 高校時代にやったビートルズの曲が、まだあと四曲ほどあると書いて、その四曲をラジオでかけたまでは良かったんだけど、ちゃんと数えたら正確にはさらにあと二曲あった。 ああ、なんでこの二曲を忘れていたんだろう。しかも、何度も歌ったし今でもコードを覚えているくらいなのにね。ビートルズは計十二曲やったんですね。 というわけで、残りの二曲、今度のラジオで流して、今回のビートルズ特集は一旦終了ということになります。 上で書いた残りの二曲のうちの一曲は “Nowhere Man” なんですが、“Nowhere Man” って、直訳できない代表選手のようなものだなあと、初めて耳にした頃思ったもんです。もちろん、今でもできません。 それで、当時の邦題が『ひとりぼっちのあいつ』だったんですが、歌詞全体を眺めたり、あれこれ考えてみると、これはかなり名訳なのかもしれないと思ったりしたのです。 邦題で言えば、同じ英国盤 “Rubber Soul” では『ノルウェーの森』が論争になったこともありました。これは、結論から言うと誤訳であるわけですけど、響きとか音の印象からすると、なかなか良い邦題だということになっているみたいですね。 “Nowhere Man” by The Beatles 1965 ********** 毎年恒例の、沖縄に秋が来たことを知らせてくれるススキの写真を撮りました。この日(一昨日)、ちょっと空模様は怪しかったんですが、結局雨は降らず、夜は少しだけ冷えた感じでした。 しかし、現在、外はちょっと嵐です。いわゆる前線の通過に伴うもので、夜が明ける頃には相当冷え込む予報が出ています。いよいよ服装が難しい季節になりますね。 ********** 11月11日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. And I Love Her 2. The Night Before 3. I Need You 4. You’ve Got to Hide Your Love Away (以上, The Beatles) 5. あんた (ハナ肇とクレイジーキャッツ) 6. ブルーハワイ (石原裕次郎) 7. Coyote (Joni Mitchel with The Band [Live]) 8. Both Sides Now (Harpers Bizarre) 9. Les Feuilles Mortes (Sylvie Vartan) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。7.Steveさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~4.は前週に引き続き高校時代(1967秋)にバンドでやったビートルズ曲。他にもあと2曲ほどやりましたが、それは次回に。8.はジョニ・ミッチェルの名を世に知らしめた名曲。様々な人が歌っている中で、ハーパーズ・ビザールを。9.『枯葉』が「今月の歌」シルビー・バルタンのフランス語で。 以上。次回もよろしく。
2023.11.17
コメント(0)
“If I Fell” & “And I Love Her” by The Beatles 1964 前回、まんまる夜音祭で「高校時代以来のギターの弾き語りをしました」という書き方をしたんですけど、ちょっと誤解を招きそうなので、正しく書き直そうかと思いましたが、面倒なのでこちらに書きます。 以前にも何度か書いたように、高校時代、ビートルズの来日の年に僕らはバンドを作り、翌年の文化祭にビートルズをやったんですが、その時僕はギターを弾きながら主に下のパートを歌うという役割でした。つまり、人前でギターを弾きながら歌うといっても、あくまでバンドの一員だったので、一人で弾き語りをしたわけではなかったというわけです。 だから今回のように人前でギターを抱えてソロで歌ったのは初めてだったことになりますね。それで、次回同じような機会があったら、ぜひとも三曲完璧に仕上げたいと思って、今から必死に曲探しです。 こんなこともあって、ラジオでは久しぶりにビートルズの特集をやりました。それも高校時代にやった曲ばかりかけたんですが(下のオンエア曲を参照,まだあと四曲ほどある)、この中にできそうなのがあるか考えたところ、初期のビートルズの場合コーラスの入ったものはあの独特のハーモニーが大事なのでソロでやるのは変だと常日頃思っているので、却下。ほんとは『恋におちたら』なんかいいんだけどなあ。 では、たとえば “And I Love Her” なんかどうでしょう。おっと、これはギターの間奏が無理だ。『恋する二人』ならいいか。いや、待てよ。ハーモニカはどうする。あ、思い出したぞよ。高校の時はハーモニカホルダーを使ってやったんだっけ。じゃあ、『恋する二人』に挑戦するか。 などとあれこれ考えているうちの真夜中になってしまった。 やはりこの二曲、名曲だわ。“If I Fell” “And I Love Her” by The Beatles 1964 ********** ウクレレ弾き語りの Chihaya ちゃんのことを前回書きましたが、彼女がまんまる夜音祭で歌った時の様子が YouTube にアップされました。音響の良さと相まって、実力の程が見事に発揮されていました。ぜひ聴いてみてください。 歌っているのは Ado の『風のゆくえ』↓ですよ。 まんまる夜音祭で歌う Chihaya ちゃん↑庭に咲く台風花(たいふうばな=Rain Lily)はほとんど黄色なんですが、時々白が咲きます。けど、なぜ今咲くんでしょうか。まさか今から台風が来るなんてことは・・・。 ********** 11月4日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. A Hard Day’s Night 2. I Should Have Known Better 3. If I Fell (以上, The Beatles) 4. Autumn Leaves (Nat King Cole) 5. As Time Goes by (Dooley Wilson) 6. Burning Love (Elvis Presley) 7. True Love Ways (Buddy Holly) 8. Any Time at All 9. Help 10. I Want to Hold Your Hand 11. She Loves You (以上, The Beatles) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.ウィンカーダッソーネさん。7.糸満のワーナーさん。8.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.と8.~11.は高校時代(1967秋)にバンドでやったビートルズ曲。他にもあと4曲ほどやりましたが、それはまたの機会に。4.『枯葉』が「今月の歌」。まずはナット・キング・コールで。 以上。次回もよろしく。
2023.11.10
コメント(0)
“Blue Star” by The Shadows 1961 10月28日(土)「まんまる夜音祭」という催しに行ってきました。 前回、春には名称が違ったのですが、ほとんど同じようなものを同じ場所でやったので、これが2度目といってよろしいでしょうか。近隣の音楽好きが集まって、おもいおもいに歌ったり演奏したりするという、地域の音楽会といったところでしょうか。 主催者は薬局を経営しているご夫妻で、薬局の敷地内の駐車スペースに公民館から借りた椅子と机を並べて、各自3曲までという制限があるだけで、入場無料。エントリーフィーも無し。 そんなわけですから、演奏者も観客も和気あいあいの雰囲気で、とても楽しいイベントでした。 僕は前回は「こうすけ&しょうこ(親子)」(←正式名称忘れました)のバックでスネアドラム叩いただけだったんですが、今回はこの二人が出ないというので、個人で挑戦してみようと、高校時代以来のギターの弾き語りをしました。 まあ、結果はご想像どおりのひどい有様で、3曲中まともにできたのは1曲だけでした。これは当然のことと自分でも予想していたので、驚くには値しません。でも、逆に次回機会があればぜひ3曲完成させたいと、思った次第です。 実は、今回、進行役を任されたんですが、エントリーが19もあったので、午後5時からの予定が前倒しになり、3時45分に始まり9時までという長丁場で、少し疲れました。 十五夜の前夜で、ほぼまんまるな月も出て、イベントとしては大成功だったと、主催者も喜んでいましたよ。 今回の成果としては、ウクレレ弾き語り&ソロ弾きの中学生少女 “Chihayaちゃん” を挙げたいです。 このChihayaちゃん、ステージ度胸は満点でMCもしっかりこなし、その演奏と歌いっぷりは実に元気で、聴いている人たちもつい乗せられる凄みがあった。こういうのを「磨けば光る原石のよう」と形容するのだなと、ひたすら感心してしまいました。 今後に大いに期待したいですね。 YouTube チャンネルを持っているようで、色々上げています。 オー・シャンゼリゼ covered by Chihaya 君をのせて (練習動画) など、色々ありました。 あ、そうそう。あの「たま」の『電車かもしれない』を、なんとたまの知久寿焼氏本人を従えて去年の今日(2022.11.3)歌った動画があって、これにも驚いてしまったのです。最初、知久さんによく似た人がいるなあと思って、よく見たらギターも見覚えのあるアレだったし、そもそも本人じゃないかい。 『電車かもしれない』by Chihaya with 知久さんたち この時まだ小学生だったようです。つまりまだ中1か。 ********** クリフ・リチャードの特集をやったばかりなのに、今度はシャドウズの特集をやることになってしまった。それも当然で、10月28日はシャドウズのリードギター、あの黒縁メガネの Hank Marvin (ハンク・マーヴィン) の誕生日でしたから。 クリフとは2週間違いですが、年齢は一つ下。 中学生の頃、ベンチャーズが流行り始めて、僕らはエレキサウンドを知った。ベンチャーズはすごいなと思っていたけれど、兄がシャドウズの方がテクニックは上だとよく言っていたっけ。 だいぶ経ってから、ベンチャーズがシャドウズを意識していたらしいことがわかった。 たとえば、僕の大好きな『ブルー・スター』は、シャドウズがあのギターサウンドでカヴァーしたやつが先で、ベンチャーズはシャドウズ・バージョンにさらに手を加えたアレンジで数年後にカヴァーしている。 もちろんアレンジの凝り方はベンチャーズの方が徹底しているけれど、ギターサウンドをしっとり聴かせるシャドウズの方が本物感があるように聞こえるよね。 つまりはそういうことで、今日、僕の誕生日にはこれを聴いてください。 “Blue Star” by The Shadows 1961 風鈴仏桑華(フウリンブッソウゲ)が真っ盛りです ********** 10月28日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Tell Me (Cliff Richard & The Shadows) 2. But Star 3. Perfidia 4. Spring Is Nearly Here (以上, The Shadows) 5. The End of the World (Herman’s Hermits) 6. The End of the World (Julie London) 7. Our Love Is Here to Stay (Billy Holiday) 8. Baby, Now That I Found You (The Foundations) 9. Unchained Melody (Elvis Presley) 10. That’s the Way It Goes 11. Let It Be Me (以上, The Shadows) リクエスト曲は、7.座波ソーメンさん。8.尻焼原人さん。9.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~4.と10.&11.はこの日がシャドウズのリードギター、ハンク・マーヴィンの誕生日(1941.10.28.生,82歳)で。1.は先週に引き続きクリフ・リチャード&シャドウズ。10.&11.は珍しくシャドウズが歌っています。5.&6.が「今月の歌」の聴き比べ。どちらも歌詞の一部がオリジナルと異なるところを聞き逃さぬように。 以上。次回もよろしく。
2023.11.03
コメント(0)
“Evergreen Tree” by Cliff Richard & The Shadows 1960 マグカップというものがありますよね。あのコーヒーや紅茶を飲むのに使うやつ 因みに、マグカップは和製英語と言ってよろしかろうかと。 リーダーズ英和によると、mug だけで「マグ (陶器又は金属の取っ手付きジョッキ形コップ)[以下略]」と最初に出てくる。つまりは英語圏では mugcup とは言わないので、覚えておきましょう。 そのマグですが、当然うちにもいくつかありますが、カップ&ソーサーと違って受け皿がないので、紅茶をいただく時にちょっと困るんです。 実は、僕は紅茶 (ミルクティー) を飲むときに、砂糖を入れるんです。砂糖を入れると、当然のことながらスプーンでかき混ぜることになり、そのためにはかき混ぜたスプーンを置くのにソーサーが欲しくなります。 したがって、時々こんな風に↓なります。 個人的な好みというか、僕のセンスとしては、ティーカップはちゃんとソーサーの上にスプーンと一緒に載った形で収まっていて欲しいのです。英語で a cup and saucer って言うように、いわゆるカップ&ソーサーで一つの物として存在していてもらいたいのです。 朝、紅茶を飲むことが多い季節になったので、明日からは久しぶりに本物のカップ&ソーサーで頂こうかと思っています。 ********** クリフ・リチャードの “Evergreen Tree (エヴァーグリーン・トゥリー)” という曲、本国(イギリス)では1960年のアルバム “Me and My Shadows” に収められていますが、シングルカットもされておらず、当時ヒットした形跡がないのです。 だから、僕らが中学生の終わりに近づいた冬(1965年になってから)によくラジオで聴いたのは、「我が国独自のヒット」というやつだったんですね。 同じくバラードの、本国でもヒットして我が国でも流行った “Constantly (コンスタントリー)” と入れ替わるような形で、二匹目のドジョウを狙ったんでしょうかね。でも、こういう曲をレコード会社の人が発掘してくれたおかげで、僕らはビートルズやストーンズと同時にクリフのバラードも楽しませてもらったというわけです。 “Evergreen Tree” by Cliff Richard & The Shadows 1960 ********** 10月21日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Evergreen Tree (Cliff Richard & The Shadows) 2. The End of the World (Brenda Lee) 3. 風に吹かれて (R.C. サクセション) 4. Pistol Packing’ Mama (Al Dexter) 5. Unchained Melody (ライチャス・ブラザーズ) 6. 花のサンフランシスコ (スコット・マッケンジー) 7. Good Vibration (The Beach Boys) 8. She’s a Rainbow (The Rolling Stones) 9. いつも心に太陽を (Lulu) リクエスト曲は、4.ミスターコーラさん。5.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は先週のクリフ・リチャード特集の続き。どうしてもこれは外せなかった。2.「今月の歌」ブレンダ・リーで。3.はこの日が「国際反戦デー」で。日本で生まれた国際反戦デーなので清志郎くんの歌声を一発。6.~9.は、今年とカレンダーが一緒だった1967年が、いかに大衆音楽の歴史的転換点だったのかを知ってもらいたくて、年間トップ100からの選曲。1967年の10月21日には米国で大規模なペンタゴン大行進が行われました。因みに9.は1967年10月21日付 Cash Box Top Singles の第一位、”To Sir with Love” の主題歌。 以上。次回もよろしく。
2023.10.27
コメント(0)
“Lucky Lips” by Cliff Richard & The Shadows 1963 10月14日はクリフ・リチャードの誕生日だったので、ラジオではヒット曲ばかりを6曲かけました。ちょっと多かっただろうか。それとも少なかったか。 それでも、まだ何曲か聴いてもらいたいと思ったので、今度の放送であと1曲お届けしますからね。 放送を聴いていただいた皆さんは何の曲かお分かりでしょうが、聴けなかった皆さんは次回の放送をお楽しみに。 そんなわけで、今日はこれ↓ですよ。 “Lucky Lips” by Cliff Richard & The Shadows 1963 (1963年の曲ですが、たぶん映像は1966年頃のものです。スカート丈で判断) ********** 土曜 (10/14) 日曜 (10/15) と二日続けて村田浩さんのライブに行ってきました。 村田さんは、毎年沖縄に来ているので、今回で何度目かになるのですが、コロナの間は聴きに行っていなかったから、4年ぶりくらいになるでしょうか。 その村田さんですが、ついに80歳になったそうです。まだまだ元気にトランペットを吹く姿には驚かされますね。 今回は、14日が南風原町のある自治会の主催で屋外の和気藹々としたコンサートで、15日はおなじみ与那原のコスモスでのじっくりジャズを聴かせるライブといった使い分けで、曲もダブることなく、両日とも楽しく聴かせてもらいました。 これは余談ですが、14日に「ダイアナ事件勃発」とでもいうべき出来事があり、これには実に笑わせてもらいました。 かいつまんで書かせてもらうと、休憩を挟んで第2部になり、アルコールが回ってきたのか、ご機嫌に踊っていた御婦人がステージ近くまで進んで「リクエスト!ダイアナ!ダイアナやって」と叫ぶんです。それを聞いた村田さん「僕はわかるけど他のメンバーはみんな若いから知ってるかな、ダイアナ。僕が中学生の頃だから」などと言いつつ、結局ダイアナを他のメンバーも一緒にやってしまった。 と、ここまでは良いのですが、実は「ダイアナ」と叫んだ御婦人、演奏が始まる前に「ディック・ミネも知ってるわよ」って言って、村田さんはディック・ミネのバックを務めたことがあるという逸話も話してくださり、大変面白かったんですが、このとき僕は「あっ!ダイアナじゃなくて、ダイナじゃないのか?!」と思ったけど、村田さんは気づかず、「ダイアナ」も始まりそうになっていたので、もうちょっとで「ダイナですよ」と言いたいのをじっとこらえて、翌日話す機会があったら直接伝えようと考えた。 で、コスモスでのライブのあと、直接村田さんご本人に「昨日のダイアナ事件は面白かったですね」と切り出すと、村田さん「面白かったねえあれは」と。そこで僕、「でも、あれはダイアナじゃなく、ダイナって言いたかったんだと思います。だからディック・ミネって叫んでいたんでは」と。すると村田さん「ああ、そうか。それで合点がいった。ディック・ミネって言っていたわけがわかった。ようし、来年はダイナやりましょう」って。こういうところが、また楽しからずや、っていうお話。 ぜひ来年も同じ場所で、1年前のリクエスト曲ダイナを演奏してもらいたいですね。 ********** 10月14日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Living Doll 2. The Young Ones 3. Lucky Lips (以上、クリフ・リチャード) 4. Beyond the Reef (ビング・クロスビー) 5. I Feel Pretty 6. One Hand, One Heart (以上、O.S.T.) 7. Unchain My Heart (Ray Charles) 8. Alone (The Four Seasons) 9. Summer Holiday 10. Let’s Make a Memory 11. Constantly (以上、クリフ・リチャード) 12. The End of the World (Patti Page) リクエスト曲は、7.酋長Kobaさん。8.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.と9.~11.は、この日がクリフ・リチャードの誕生日(1940.10.14.生,83歳)で。4.はこの日がビング・クロスビーの命日(1977.10.14.没,享年74)で。5.&6.はこの日がレナード・バーンスタインの命日(1990.10.14.没,享年72)で。12.が「今月の歌」パティ・ペイジのカヴァーで。 以上。次回もよろしく。
2023.10.20
コメント(0)
“The End of the World” by Skeeter Davis 1962 先週ぐらいまで、ずいぶん涼しくなってきたなどと言ってましたが、それでも最低気温は25~26度で、それってまだ熱帯夜ですよね。 でも、ご安心ください。今週に入ってから本当に涼しくなってきましたから。 今夜からの予想最低気温は23度で、来週に入ると22度から21度まで下がるとのこと。 昼間の最高気温も30度を下回る日が多くなってきたと思ったら、この先はずっと下回ったままのようで、これはやはり秋が来たということでしょう。 それで、久々に家族揃って外出することになったのですが、こういう日なので海に行くよりは何かの施設に行った方が良いのではということになり、本当に久しぶりに沖縄ワールドに行って来ました。 沖縄ワールドには、コロナ前は修学旅行の中高生の民泊受け入れをしていたので、生徒たちを連れてよく行っていました。 その当時は入場は無料で、各施設の体験ごとに料金を払うシステムになっていて、エイサーは無料で見学できたんですよね。 それが今では入るのにまず入口で入場料を払い、体験によっては別料金を払うようになっているみたいです。例えば地下に広がる広大な鍾乳洞、玉泉洞 (ぎょくせんどう) には無料で入れます。 今日はこの玉泉洞と熱帯フルーツ園を中心に見て来ました。玉泉洞は約8年ぶり2度目。相変わらず結構な規模で美しい鍾乳洞でした。熱帯フルーツ園は初めてで、なかなかおもしろかったですよ。それと琉球王国城下町という、古民家を移築したものや登り窯の再現したもの、シーサーなどを集めたちょっとした博物館のようなものが配置されていて、ここも興味深かったです。 県民割引というのがあって、入場料金が半額になるので、お暇なときに行ってみてください。 ただし、平日だというのに外国人観光客と修学旅行生を中心とした団体旅行客で、かなり人は多かったです。 ********** スキーター・デイビスの『この世の果てまで』は、一体どういう経緯でこんな邦題になってしまったんでしょう。 原題はみなさんご存知のように “The End of the World” ですから、つまり失恋してしまって「この世の終わり」を歌っているのに、まるで「この世の果てまでついて行く」みたいに感じてしまいませんか。 などと、今更のように書くのもなんですが、約60年前にこの歌に出会ってしばらくしてからずっと、未だに気になって仕方ありません。 でも、初めて覚えたものというのは、なかなか簡単には抜けて行かないもので、曲紹介では平気で『この世の果てまで』と言ってしまいます。 ビートルズの第1作目の映画のタイトルは『ビートルズがやって来る、ヤア・ヤア・ヤア』で、ちょっと長いので、僕らは『ヤア・ヤア・ヤア』と略して普通に言ってました。決して “A Hard Day’s Night” とは言いません。曲の方はもちろん『ヤア・ヤア・ヤア』ではなく『ハード・デイズ・ナイト』ですよ。 “The End of the World” by Skeeter Davis 1962 ********** 10月7日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. The End of the World (Skeeter Davis) 2. Take Good Care of My Baby (Bobby Vee) 3. Shadows in the Moonlight (Anne Murray) 4. And I Love You So (Perry Como) 5. 悲しき天使 (メリー・ホプキン) 6. Arrivederci Roma (マリオ・ランツァ) 7. Runaround Sue (Dion & The Belmonts) 8. 旅立てジャック (レイ・チャールズ) 9. Crying (Roy Orbison) 10. Kissing’ on the Phone (ポール・アンカ) 11. I Love How You Love Me (The Paris Sisters) リクエスト曲は、3.ミスターコーラさん。4.酋長Kobaさん。5.モモちゃんとプーさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.が「今月の歌」オリジナルのスキーター・デイビスで。2.&7.~11.は、今年とカレンダーが同じだった1961年のこの日(10/7)の Cash Box Top Singles の中から選曲。6.はこの日がマリオ・ランツァの命日(1959.10.7没,享年38)で。 以上。次回もよろしく。
2023.10.13
コメント(2)
“Fly Me to the Moon” by Tony Bennett 1965 (Original Title: “In Other Words”1954) 「月(moon)の歌特集」無事終えることができました。 十五夜の翌日(9/30)の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」は、「月」にまつわる曲だけの1時間となりました。前テーマをいつもの “Little Honda (リトルホンダ )” から “The Surfer Moon (サーファームーン)” に変更した以外は、すべていただいたリクエスト曲だけで番組を構成することができました。なお『サーファームーン』もフルバージョンでお届けしましたよ。 曲目の詳細については、下記のオンエア曲を参照してください。 ********** 同じ9月30日、夜は「寓話」で叩かせてもらいました。今年に入って2度目。 ここはいつ来ても落ち着く店で、近くにあったら頻繁に通いたいところですよね。 この日はサックスのフィルも来て、久しぶりに一緒にできたのはとても嬉しかったです。 彼の場合、歌も歌うので、女性ヴォーカルのおりえさんと歌モノをたくさん演奏できたのも良かったですね。 前日の十五夜に合わせての選曲だったかどうか聞きそびれてしまいましたが、フィルが “Fly Me to the Moon” をヴァース付きで歌いました。このところ、これをヴァース付きで歌う人が少なかったので、ちょっと新鮮でした。 彼はトニー・ベネットが好きなようなので、たぶんトニー・ベネットを参考にしているんだとうなと思わせる歌いっぷりでした。相変わらず歌も上手い。 いつになるかわかりませんが、次回寓話で叩くときはあらかじめお知らせしますね。その際は皆さんでお越しください。 さて、今夜(10/5)は久しぶりにコスモスに行こうか。 “Fly Me to the Moon” by Tony Bennett 1965 ********** 9月30日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. The Surfer Moon (ビーチボーイズ) 2. Mister Moonlight (ビートルズ) 3. Moonlight Swim 4. Blue Moon (以上、Elvis Presley) 5. Blue Moon (Nat King Cole) 6. Blue Moon (The Marcels) 7. Blue Moon of Kentucky (ビル・モンロー) 8. Bad Moon Rising (C.C.R.) 9. Luna Rossa (Lucienne Delyle) 10. Allegheny Moon (Patti Page) 11. No Moon at All (Diana Krall) 12. The Moon Is Mine (Fairground Attraction) リクエスト曲は、2.伊原の上原さん。3.&9.酋長Kobaさん。4.5.&11.信州そばさん。6.&7.ミスターコーラさん。8.ウィンカーダッソーネさん。10.座波ソーメンさん。12.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外1.のみ穴沢選曲です。4.&5.は聴き比べ。ほか、すべて「月の歌特集」でお届けしました。 以上。次回もよろしくお願いします。
2023.10.05
コメント(0)
『月影のレナート』by 弘田三枝子 1963 (Original: “Renato” by Mina 1962) 「月(moon)の歌特集」今度の土曜日ですね。 十五夜の翌日の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」は、「月」にまつわる曲だけをお届けするので、ぜひリクエストをくださいと、結構しつこく呼びかけたおかげか、ずいぶんリクエスト曲が集まりました。 とりあえずその前に、「おそらくこういう曲はリクエストが来ないだろう」と、前回の番組の中で、弘田三枝子の『月影のレナート』と、ザ・キューピッツの『ミスター・ムーンライト』をかけましたが、いかがでしたか。 どちらも漣健児の訳詞で、特にキューピッツの方はあまりラジオでは聞かないだろうなと思ったので、この機会に流しましたが、やはり若干色物的選曲になってしまったのは否めないところでしょうか。 もう1曲、“As Time Goes by” をジュリー・ロンドンで聴いていただきましたが、こちらは歌詞の中で moonlight という単語が実に印象的に使われているので、こういう歌でもリクエスト可能という意味で選びました。 いずれにしても、集まっているリクエスト曲は多岐にわたっているので、楽しいものになること請け合い。お楽しみに。 「月の歌」で一番最初に浮かぶ曲って、やっぱり『月影のナポリ』でしょうかね。 なんてったって、あの「♪ ティンタレーラディルーナッ」っていう出だしがね。まだ小学生だから、それがイタリア語だなんていうことは全く考えもせずに大声で歌ったものでした。もちろんここ以外は日本語でね。森山加代子とザ・ピーナッツのが流行りました。 ミーナで言えば、その後’62年に出た『月影のレナート』ですが、これは弘田三枝子のカヴァーがあったりして、なんの疑問も持たずに「月の歌」のつもりでいたけれど、歌詞を見ても「月」の影すら見えない。要するに「街角シリーズ」みたいな「月影」シリーズだったわけだ。 したがって、これは弘田三枝子が歌ったものは「月の歌」で、ミーナの歌ったものはただの “Renatoレナート” で、「月の歌」ではなかったということでした。 『月影のレナート』by 弘田三枝子 1963 “Renato” by Mina 1962 ↑どうも成長具合がよろしくない。これは大きくならないかも。 ********** 9月23日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I Fall to Pieces (リンダ・ロンシュタット) 2. I Fall to Pieces (Mike Nesmith & The First National Band) 3. 枯葉 (ジュリエット・グレコ) 4. Travelin’ Man (Ricky Nelson) 5. And I Love You So (Elvis Presley) 6. 月影のレナート (弘田三枝子) 7. Mr. Moonlight (ザ・キューピッツ) 8. As Time Goes by (Julie London) 9. Hungry Heart 10. Sherry Darling (以上、Bruce Springsteen) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.「今月の歌」今回は次回が特集なので二曲。3.はこの日がジュリエット・グレコの命日(2020.9.23没,享年93)で。6.~8.は次回行う「月(moon)」の特集の予告編として、たぶんリクエストの来そうにない曲を。なお、8.は歌詞に moonlight が出てくるので。9.&10.はこの日がブルース・スプリングスティーンの誕生日(1949.9.23生,74歳)で。 以上です。次回は「月の歌特集」です。よろしくお願いします。
2023.09.28
コメント(0)
“If I Fell” by The Beatles 1964 さて、みなさん、冒頭からいきなり告知ですが、来週はいよいよ「月(moon)の歌特集」ですよ。 ちょっと詳しく説明しますと、来週の金曜日 (9/29) は旧暦の八月十五日、つまり十五夜で、その翌日(9/30)のラジオ(FMたまん「穴沢ジョージの “Good Old Music”」)では十五夜に合わせて「月(moon)」の特集をすることにしました。 今まで何度となく「月」にまつわる曲を機会があるごとにお届けしましたが、今回は全曲「月」にまつわる曲でやってしまおうというわけです。したがって、リクエスト曲も「月(moon)」に関係した曲でお願いします。 タイトルに「月」や「moon」が無くてもいいです。できれば金曜日になる前にリクエスト曲がわかれば用意するのも楽なので、よろしく。 申し遅れましたが、「FMたまん」のある我が糸満市ではこの十五夜に「糸満大綱引き」が行われます。今年は4年ぶりの開催ということで、かなりの盛り上がりが予想されます。 熱中症やコロナ、インフルエンザなどに気をつけながら楽しんでください。 ********** 普段からインスタントラーメンをたくさん食べるというわけではありませんが、時々食べたくなったりします。 「明星チャルメラ」にどうしても手が伸びるんですが、ここ数年食べていませんでした。パッケージがどうも昔と違ったり、「バリカタ」とか「チャリメラ」などという不可思議なネーミングに変えてみたり、色々やりすぎて、なんだか味も変わっちゃったのかしらと思って、しばらく遠ざかっていたんですが、先日いつも行くスーパーの棚で見たときに。「あら、昔に戻ったかな」と思って買ってきました。 無論、味噌とか塩でなく、昔からの「明星チャルメラ」です。まあ、強いていうならば、しょうゆ味でしょうか。 最初はこの屋台のおじさんがもっと前面に出ていたけれど、ずいぶん昔に戻りましたよね。 中を開けると、粉末スープとコショウが繋がった袋も昔と同じ。ただ、今回のコショウは「秘伝のスパイス」と記されていたのが昔と違いました。昔は「木の実のスパイス」でした。ちなみに「木の実」はもちろん「このみ」と読んでくださいよ。 早速昨夜、夜食に作って食べました。これこれ。安定の「明星チャルメラ」の味でしたよ。 なぜこれほど「明星チャルメラ」にこだわるのかといえば、つまりは忘れられない鮮烈な思い出があるからです。 1966年の秋、10月か11月の出来事。ちょうど僕が高校2年生だったのでよく覚えているのだが。 この時期に、それまで漠然と3年生になったら文化祭でバンドをやるのだと決めてはいたけれど、まだ具体的な形にはなっていなかった。それがちょうどこの時期にN村Yくんとビートルズをやりたいという話になり、もう一人N村Kくんがそこに加わった。のちに、ベースのTくん、ドラムのTくんが加わって結局5人で主にビートルズをやることになるのだが、その原型ができつつあった頃のことだった。 学校の帰りの夕方N村Kくんのところに3人で集まって、どんな歌をやりたいかとか、楽器はどうするのかとか、まあ、そのほか他愛もない話をしていたのだと思う。そこにN村Kくんのお母さんが、お腹すいたでしょと、インスタントラーメンを作って持ってきてくれた。それがあの発売して間もない「明星チャルメラ」だった。 テレビで何度もコマーシャルを見ていて、その存在はもちろん知っていたし、食べてみたいと思っていたけれど、僕のうちもN村Yくんのところも普段はインスタントラーメンを家で食べる習慣がなかったから、こんな形で出会い、食べることになろうとは考えてもいなかった。そのせいか、実に旨く、その味は今もしっかり覚えているのだ。 ところで、その後、バンドはどうなったかといえば、念願叶って翌年の文化祭でビートルズ中心の歌入りバンドをやった。まだ田舎のバンドといえばベンチャーズばかりで、ビートルズをやる高校生はいなかったから、それなりにウケたし、一部では伝説のバンドということになっているらしい。 「明星チャルメラ」とあの時のバンドメンバーの顔とビートルズの歌が入れ替わり立ち替わり頭の中でぐるぐると回っていることがある。つまりは、僕の頭の中は当時のままということだな。 N村Kくんは、13年前に亡くなった。その時、お母様はまだ健在で、親戚以外は誰も呼ばなかったのだが、僕とN村Yくんにだけは声をかけてくださった。一人っ子で小さい頃から、シングルマザーで育ててくれた母親を置いて、そんなに早死にするなんて、親不孝者だと思ったと同時に、僕ら二人だけには声をかけてくださった、あの時「明星チャルメラ」を作ってくれた、お母様には、ただただ感謝するしかなかった。 彼の棺にはビートルズのレコードが1枚入っていた。 余談ですが、このバンドのヴォーカルはほぼN村Yくんと僕の二人でとり、N村Kくんはといえば、とんでもない小心者で、終始口パク状態だった。 これは↓持ち歌の中でも好きな歌の一つだった。 “If I Fell” by The Beatles 1964 ********** 9月16日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I Fall to Pieces (コニー・フランシス) 2. Metal Guru 3. Children of the Revolution 4. Celebrate Summer (以上、T. Rex) 5. America 6. Cool (O.S.T.) 7. おお! キャロル (ニール・セダカ) 8. In and Out of Love (Diana Ross & the Supremes) 9. 500 Miles 10. I Shall Be Released (以上、Peter, Paul and Mary) リクエスト曲は、7.酋長Kobaさん。8.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.「今月の歌」で、今回はおなじみコニー・フランシスで。2.~4.はこの日がマーク・ボランの命日(1977.9.16.没,享年29)で。5.&6.この日がジョージ・チャキリスの誕生日(1932.9.16生,91歳)で。彼の出演した映画 “Westside Story” から2曲。9.&10.はこの日がマリー・トラヴァースさんの命日(2009.9.16.没,享年72)で。 以上です。次回は「月の歌特集」です。よろしくお願いします。
2023.09.22
コメント(0)
“Don’t Be Cruel (冷たくしないで)” by Elvis Presley 1956 テニスのUSオープン、女子シングルスは、期待のココ・ガウフが見事サバレンカの強打に対して冷静に対応しての優勝。若さに落ち着きが加わって、今後ますます楽しみです。男子は残念ながら、アルカラス対ジョコビッチとはなりませんでしたね。しかし、ジョコビッチはメドベージェフに1セットも渡さず年齢を感じさせない強さでした。圧倒されます。全豪はアルカラス対シェルトン戦になったらおもしろいけど。 ********** Wikipediaさんで、9月9日放送のネタを探そうと思って「できごと」の項目を見ていったら、エルビス・プレスリーが初めてエド・サリバンショーに出演したのが、1956年の9月9日のことだった。 以下、日本語版ウィキペディアさんの「できごと」からの引用です。 「1956年 - エルヴィス・プレスリーがエド・サリヴァン・ショーに初出演し、視聴率82.6%を記録する」 時代が違うといってしまえばそれまでですが、テレビ番組でこの「視聴率82.6%」にはただただ驚くばかりです。 この時歌ったに曲が “Don’t Be Cruel” と “Love Me Tender” の二曲。 そこで、この日のエド・サリヴァン・ショーはどんなだったのか、やはりWikipedia(日本語版ウィキペディアさん)で調べてみました。エド・サリヴァン・ショーの「エルビス・プレスリー」の項目がありました。以下引用。「エルヴィス・プレスリー出演の際には寸前まで反対していた。しかし、プレスリーの真摯な態度を見たサリヴァンはプレスリーを「立派な若者です」と称賛し、実際に再度の出演も実現している(1956年9月9日、10月28日、1957年1月6日の通算3度出演)。また、プレスリーの最初の出演時には、全米視聴率が82.6%を記録している。3度目の出演時にはプレスリーの腰を振るアクションにクレームが入ったために、本番では延々と上半身だけのアングルの放送を行うことを要求し、プレスリー自身の顰蹙を買ったという逸話も残っている」 もう一つ、引用を。日本語版ウィキペディアのエルヴィス・プレスリーの中の「エド・サリヴァン・ショー」の項目です。 「当時のアメリカの国民的バラエティー番組『エド・サリヴァン・ショー』には、1956年9月と10月、1957年1月と短期間に3回出演した。なお、広い視聴者層を持つ国民的番組への出演を意識して、ジャケットを着用し出演した上に、当初保守的な視聴者の抗議を配慮した番組関係者が、意図的にプレスリーの上半身だけを放送したと伝えられている。そのようなやり取りがあったものの、司会者のエド・サリヴァンが「このエルヴィス・プレスリーはすばらしい青年です」と紹介したことから、プレスリーへの批判は少なくなった上に、アメリカ全土へのプロモーションに大きく役立ったと言われている」 なお、上記の日本語版は英語版を簡略化してまとめたものと思われ、この日はエド・サリヴァンが自動車事故後の療養中で、司会をCharles Laughton が務めたことが、記載されていません。その他、あの腰振りダンスのことなども含めて、 英語版Wikipedia “Elvis Presley”の中の Steve Allen Show and first Sullivan appearance の項目にたいへん詳しいので、要参照です。 初期のプレスリーではなんといってもこの曲がいいですね。二度目のエド・サリヴァン・ショー出演時の模様です。↓ “Don’t Be Cruel (冷たくしないで)” by Elvis Presley (October 28, 1956) on The Ed Sullivan Show ↑庭のモリンガ。鬱蒼と茂っています。 ********** 9月9日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1.冷たくしないで 2. Love Me Tender (以上、エルビス・プレスリー) 3. I Fall to Pieces (Johnny Tilotson) 4. Delilah (トム・ジョーンズ) 5. 二人のシーズン (ゾンビーズ) 6. Emergency 999 (The Alan Bown Set) 7. Back up &Push 8. Kentucky Waltz 9. 9ポンドのハンマー (以上、ビル・モンロー) 10. 南国の夜 (日野てる子) 11. She (Elvis Costello) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。5.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2はプレスリーが1956年のこの日初めてエド・サリヴァン・ショーに出演し、歌った二曲。3.は「今月の歌」で、ジョニー・ティロットソンのカヴァー。6.はこの日が9/9の語呂合わせで「救急の日」だったので。ちなみにイギリスでは119番ではなく999が救急番号です。7.~9.はこの日がビル・モンローの命日(1996.9.9.没,享年84)で。10.はこの日が日野てる子の命日(2008.9.9.没,享年63)で。11.この日がヒュー・グラントの誕生日(1960.9.9生,63歳)で。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2023.09.14
コメント(0)
“Ode to Billie Joe” by Bobbie Gentry 1967 今年とカレンダーの同じだった1967年の9月2日付キャッシュ・ボックス・トップ・シングルズの第1位は、ボビー・ジェントリーの歌う『ビリー・ジョーの唄 (Ode to Billie Joe)』だった。前週から4週連続の1位で、その前はビートルズの『愛こそはすべて (All You Need Is Love)』が2週連続。そして次がボックス・トップスの『あの娘のレター (The Letter)』が3週連続。つまり、ボビー・ジェントリーはビートルズやボックス・トップスよりも受けたということか。 因みに、年間チャートだと、Cash Box 4位、Billboard 堂々の3位! こういう歌が流行るというのは、どう考えても時代と関係ありそうで、とても今の時代には考えられないですね。 YouTubeで、歌詞を上手に訳したやつ↓を見つけたので、あとで見てください。 “Ode to Billie Joe” by Bobbie Gentry 1967 ********** テニスのUSオープン、ついにベスト4が出揃いますね。 男子シングルス準々決勝のアルカラス対ズベレフという好カードは、つい最後まで見てしまいました。解説の松岡修造氏も言っていましたが、アルカラスのテニスは見ていておもしろい。もしかするとまた決勝でジョコビッチとあたり、ウィンブルドンに続いて勝ってしまうなんてこともありそうです。 女子は、サバレンカで決まりでしょうか。ココ・ガウフに期待してますが。 車椅子テニスの小田くんは初戦敗退。大変残念でしたね。あまりに順調すぎるランキングナンバーワンの17歳に対して、ベテランがお灸を据たっていう感じなのが妙に納得で、きっとこれを機にしっかり出直してくれることでしょう。 ↑庭のドラゴンフルーツが実を付けました。今年から息子が真剣に庭の世話に取り組んでいて、早速成果となって表れました。 ********** 9月2日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1.恋のパームスプリングス (トロイ・ドナヒュー) 2. I Feel Those Tears Coming on 3. You Kissed a Fool Goodbye (以上, Jimmy Clanton) 4. Take Good Care of My Baby (Bobby Vee) 5. 漕げよマイケル (ブラザーズ・フォア) 6. All You Need Is Love (ビートルズ) 7. ビリー・ジョーの唄 (ボビー・ジェントリー) 8. クレア (ギルバート・オサリバン) 9. 恋の売り込み (エディ・ホッジス) 10. I Fall to Pieces (Patsy Cline) 11. Don’t Bet Money, Honey (Linda Scott) 12. Venus in Blue Jeans (Jimmy Clanton) リクエスト曲は、8.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日がトロイ・ドナヒューの命日(2001.9.2.没,享年65)で。2.&3.と13.はこの日がジミー・クラントンの誕生日(1938.9.2生,85歳)で。4.&5.と9.~11.は1961.9.2付 Cash Box Top Singles の中から選曲。因みにこの中の11.が「今月の歌」でパッツィ・クラインがオリジナル。また5.はランクインしたのはハイウェイメンだった。6.&7.はやはり今年とカレンダーが同じだった1967.9.2付 Cash Box Top Singles の中からの選曲。 以上。次回もよろしくお願いします。
2023.09.08
コメント(0)
“Maui No La Ka Oi” by King Nawahi’s Hawaiians 1930 「穴沢ジョージの “Good Old Music”」ですが、8月26日、無事、放送開始444回目を迎えることができました。 前回、数字が3つ並んだ第333回目は2021年6月12日だったので、ほぼ2年に1度の割合でこの日がやってくるので、555回目は2025年の秋頃なのではないかと予想できますね。こんなのは、きちんと計算すればいつになるか正確にわかるはずですが、さすがに面倒なので適当に予想してみました。 ところで、333回目の時は結構気合が入っていて、しっかり特集したんだよなぁと、遡って読んでみた。 こちらです→ 2021.06.17.の日記「放送333回記念」 そしたら、リクエストの1曲を除いてすべてタイトルに three (またはtrois) が入っているという徹底ぶりで、今回の「four特集」があまりにお粗末なのがちょっと恥ずかしくて、参ってしまったんですよね。タイトルに four の入った曲なんてたくさんあるだろうに、ちょっと集めれば前回と同じような特集が組めたのにと、二度とやってこない444回目のことをいつまでもくよくよと後悔しそうです。 ところで、マウイ島の大火はひどいものでしたね。被害の最もひどかった古都ラハイナは、ハワイの中でもとても良い所だということで、焼け跡の光景は余計悲惨に見えます。 そのラハイナのことを歌った “Lahaina Luna” と「マウイ島が一番だ」という意味の “Maui No La Ka Oi” という歌がうちにあったので、番組の最後に流しました。 大変でしょうが、マウイの皆さんにはどうか一日も早く立ち直っていただきたいものです。 “Maui No La Ka Oi” by King Nawahi’s Hawaiians 1930 ********** 台風11号が近づいていて午後から雨の予報だったので、ある程度は覚悟していたんですが、とうとう降らずじまい。そういえば満月だったと思い出して、夜中に外に出てみたら実に綺麗なスーパームーンでした。ブルームーンとも呼ばれるやつですね。 iPhoneで無理矢理撮ったら、月が明るすぎて?ハレーション起こしたようになってしまいました。 ********** 8月26日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1.This Is My Story (The Four Lovers) 2. Sherry 3. Happy Happy Birthday, Baby (以上, The Four Seasons) 4. Four (Anita O’Day) 5. Once upon a Summertime (トニー・ベネット) 6. Once upon a Summertime (Carmen McRae) 7. La Valse des Lilas (ミシェル・ルグラン) 8. All I Had to Do Is Dream (The Every Brothers) 9. Alone Again (ギルバート・オサリバン) 10. Lahaina Luna (コニー・フランシス) 11. Maui No La Ka Oi (King Nawahi’s Hawaiians) リクエスト曲は、8.座波ソーメンさん。9.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~4.はこの日が番組444回目にあたり「4」に因んだフォー・シーズンスと “Four” という曲をお届けしました。5.~7.は「今月の歌」因みに7.が原曲。作曲もミシェル・ルグラン。10.&11.はマウイ島の大火見舞いに、ラハイナとマウイを至った歌を二曲。どうか1日も早い復興を。 以上です。次回もよろしく。
2023.09.01
コメント(0)
“上を向いて歩こう” by 坂本九 1961 前回のラジオは8月19日の放送で、この日に何があったのか調べていたら、1961年のこの日、坂本九が「夢で逢いましょう」で初めて『上を向いて歩こう』を歌ったとのことだった。 基本的に僕は早寝早起きの少年だったけれど、小学6年生になって「夢で逢いましょう」が始まると、土曜日だけはこれを見てから床に就いた。毎回放送が本当に楽しくて、床に入っても頭の中で「♪ ゆーめで あいましょ~」のメロディーが聞こえていたような記憶があるような無いような。 当時、飯田久彦、森山加代子、坂本九、パラキンといったら、僕の中では間違いなくアイドル的存在だった。この人たちの歌うカヴァーポップスが毎日のようにラジオやテレビから聞こえてくる中、A面『九ちゃんのズンタタッタ (歌:坂本九)』B面『それが悩みさ (歌:石川進)』というパラキンの豪華なレコードを兄が買ってきて (あ、パラキンっていうのはダニー飯田とパラダイスキングのことね)、これがどちらもいい歌で、よく歌ったものです。しかも日本人の作詞作曲 (青島幸男ですよ!) だった。いわゆる歌謡曲っぽくない、僕らでも大声で歌えるようなこういう歌が少しずつ出てきたのが、この頃だったんだね。青島幸男はこのあと、萩原哲晶とのコンビで『スーダラ節』などクレージーキャッツの素晴らしい歌の数々を作った。 そんな1961年、テレビで始まった「夢で逢いましょう」の「今月の歌」は名曲が多かった。作詞作曲は永六輔・中村八大のコンビ。曲調は歌手に合わせることが多かったせいか非常に多岐に渡るけれど、歌謡曲然としたものは少なかった気がする。いずみたくや宮川泰はもう少しあとに出てくることになる。 それで「夢で逢いましょう」放送開始から5ヶ月目の8月19日に『上を向いて歩こう』が登場したのだ。どうして初登場が第1土曜日ではなく第3土曜日だったのかはわからないし、僕の記憶にもその辺のことは全く残っていないので、Wikipediaさんに頼るしかないのだが。たぶん、初登場した時にはまだ「今月の歌」扱いになっていなかったのだろう。それで確か、9月に「今月の歌」になったのじゃなかったかしら。レコードも9月に出ているしね。 2年後にアメリカでヒットチャートを駆け上がることになろうとは、当然のことながら、この時点では全く思いもよらないことだった。 “上を向いて歩こう” by 坂本九 1961 ********** 甲子園で慶応高校が優勝したのは、痛快だった。とうとう髪型自由の高校が優勝したのだから。これを機に、多くの学校で普通の髪型で野球ができるようになれば良いと、心から思う。なんども言うようだが、全員坊主頭で野球をするスタイルは、明らかに軍国主義の名残だから。 実は、こちらのブログでこの髪型問題について少し触れたことを思い出した。2008年に慶応高校が準々決勝まで勝ち進んだときのこと。 2008/8/21の日記 そういえばこのとき負けた相手は沖縄の浦添商業だったようだ。で、今年は準々決勝で沖縄尚学に勝って決勝まで進んだのも何かの縁かしら。 ↑うりひゃー!びっくりしたな〜もう。 ********** 8月19日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I’ll Keep You Satisfied 2. Little Children (Billy J. Kramer with The Dakotas) 3. You’ve Got Your Troubles (The Fortunes) 4. Long Cold Woman (In a Black Dress) (ホリーズ) 5. 想い出の瞳 (シャルル・アズナブール) 6. 想い出のグリーングラス (トム・ジョーンズ) 7. 悲しき街角 (飯田久彦) 8. ポケット・トランジスタ (森山加代子) 9. 16個の角砂糖 (伊東ゆかり) 10. 上を向いて歩こう (坂本九) 11. From a Window (Billy J. Kramer with The Dakotas) 12. Something Tells Me (Something’s Gonna Happen) (シラ・ブラック) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.なんくるタイムの洋ちゃんさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.2.&11.はこの日がビリー・J・クレイマーの誕生日(1943.8.19生,80歳)で。3.4.&12.はこの日が作曲家ロジャー・クックの誕生日(1940.8.19生,83歳)で。7.~9.は今年とカレンダーの同じだった1961年のこの時期に流行ったカヴァーポップスを。そしてちょうどこの年のこの日(8/19)にNHKの「夢で逢いましょう」で初めて坂本九が10.を歌ったのだ。 以上。次回もよろしく。
2023.08.25
コメント(0)
“The Weight” by The Band 1968 ザ・バンドのロビー・ロバートソンが8月9日に亡くなりましたね。80歳でした。 こんなに立て続けにミュージシャンが亡くなると、もういいだろう、そろそろ終わりにしてくれと、つい言いたくもなるところだけれど、こればかりは仕方ない。冷静になって考えてみれば、今更愚痴るようなことでもない。皆それぞれに寿命がきたのだから。それより、安らかに眠るよう祈るのが正しいのだろう。・・・のように自分に言い聞かせてばかりいる。 ザ・バンドといえば、何と言っても1968年のファーストアルバム “Music from Big Pink” ですよね。中でも、”The Weight” と “I Shall Be Released” の二曲は今でもよく聴きます。 あとは、あの解散コンサートの三枚組、78年の “The Last Waltz” です。ゲストが豪華すぎてね。ビデオを見たときに改めてザ・バンドの凄さを認識したような次第です。 いろんな人がカヴァーしてますが、やはりオリジナル↓を聴きましょうね。 “The Weight” by The Band 1968 ↑息子が買ってきた島とうがらしの鉢植え。たくさん実りました。 ********** 8月12日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. ティファナ・タクシー (ハーブ・アルパートとティファナ・ブラス) 2. Matchbox (The Beatles) 3. Once upon a Summertime (アストラッド・ジルベルト) 4. イザベル (シャルル・アズナブール) 5. Ain’t It a Shame (Fats Domino) 6. 悲しきサルタン (ダイアー・ストレイツ) 7. 見上げてごらん夜の星を (坂本九) 8. The Weight 9. I Shall Be Released (以上、The Band) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。5.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.は台風で放送ができなかった8月5日の分を最初にお届けしました。1.は8/5が「タクシーの日」で。2.は8/5が「箱の日」で。3.は「今月の歌」元はフランスの歌(原題: La valse des lilas)ですが、ジョニー・マーサーが英詞をつけてスタンダードナンバー化した曲。6.はこの日がダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーの誕生日(1949.8.12生,74歳)で。7.はこの日が1985年のこの日起きた日航機墜落事故で亡くなった坂本九の命日(1985.8.12没,享年43)で。8.&9.は先日(8/9)亡くなったロビー・ロバートソンを偲んで。 以上です。次回もお楽しみに。
2023.08.18
コメント(0)
“Dream a Little Dream of Me” by The Mamas & Papas 1968 今年の台風の中でもちょっと大きくて強めの台風6号が接近しています。 進路予想が当初の予報とは随分異なり、速度を下げ、沖縄の東に抜けた辺りで停滞し、何日か影響が続く見通しのようです。 さて、困った。 透析患者の僕は、クリニックに車で通っているので、さすがに暴風圏に入った段階での車の運転は避けたい。しかし、クリニックの都合もいろいろあって、まず当面の問題は今日の午後だ。 本来、月水金の午後から夜にかけての治療を受けているけれど、台風を見越して、まずは月曜を前倒しにして日曜に実施。これはよかった。多分火曜の人も台風の速度が落ちたのに合わせて月曜に変更になったはず。 しかし、ここからが問題で、明日(水)の予定だった僕らは、今日のうちに透析を済ませて、台風がピークの明日(水)を休みにしないと、どうにもそのあとのスケジュールが組めないことになる。というようなわけで、今日の午後1時からの4時間という変則短時間での治療が決定しました。 ところが、この台風、今日の昼過ぎには沖縄本島が暴風圏内に入るという予想で、出かける頃にはすでに荒れ狂った天気になりそう。さらに、帰る頃には、もしかすると車の運転は無理ということになるかもしれない。 そこで、妻が考えた。知り合いの世話になってはどうかと。 この知り合いの人は、なんと!クリニックから車で1~2分の至近距離に住んでおられる。うちは車で25~30分かかるのだから、実に夢みたいな話で、早速お世話になることにしました。 台風が極端に弱まったり突然進路変更をしない限り、今日は家に帰らず、明日台風が暴風圏から抜けた隙を見計らって、帰ります。 どうか皆さんもくれぐれもお気をつけて。 ↓8月1日午前10時30分現在のさとうきび畑。北東の風強し。 ********** ママズ&パパスのママ・キャスこと、キャス・エリオットが亡くなったのが1974年の7月29日で、32歳という若さだった。 歌の上手な人でしたね。見た目の迫力も凄かったけど。 この歌↓はスタンダードナンバーですが、アレンジの良さもあって、完全に自分のものにしているなあ。 “Dream a Little Dream of Me” by Mama Cass 1970 TV Live ********** 7月29日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I Left My Heart in San Francisico 2. Because of You 3. I’ll Be Seeing You (Tony Bennett) 4. 谷間に三つの鐘がなる (ブラウンズ) 5. I Wanna Be Your Man (The Rolling Stones) 6. Forevermore (コニー・フランシス) 7. Blue Hawaii (エルビス・プレスリー) 8. 君に涙とほほえみを 9. 花咲く丘に涙して (以上、ニュー・クリスティー・ミンストレルズ) 10. I Call Your Name 11. Dream a Little Dream of Me (以上、ママズ & パパス) リクエスト曲は、4.ミスターコーラさん。5.酋長Kobaさん。6.なんくるタイムの洋ちゃんさん。7.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~3.は先日(7/21)亡くなったトニー・ベネットを偲んで。7.は「今月の歌」本命のエルビス。8.&9.はこの日がニュー・クリスティー・ミンストレルズのリーダー的存在、ランディ・スパークスの誕生日(1933.7.29生,90歳)で。10.&11.はこの日がキャス・エリオットの命日(1974.7.29没,享年32)で。 以上です。次回もお楽しみに。
2023.08.01
コメント(0)
“I Left My Heart in San Francisco” by Tony Bennett 1962 PANTA(パンタ)、ジェーン・バーキンに続いてトニー・ベネットが逝ってしまいました。96歳での大往生だった。長い間お疲れ様でした。 続いて80年代に活躍したシンニド・オコナーさんが、56歳で亡くなったとのこと。色々大変だったみたいですね。まだまだ若いのに・・・。どうぞ安らかにお眠りください。 とにかくこのところミュージシャンの訃報が続いていますね。 『想い出のサンフランシスコ(I Left My Heart in San Francisco)』でトニー・ベネットを初めて知ったのは、たぶん1963年から1964年にかけてのこと。僕は中学生だった。 以前、この歌についてちょっと書いたときに、「9500万人のポピュラーリクエスト」では、ブレンダ・リーでチャートに入っていたのではなかったかと、そしてその時の邦題は『サンフランシスコの思い出』だったようなと、五黄の寅さんからご指摘を受けたことがありました。(↓その時の日記) 2017.05.31の日記 (金門橋開通80周年) そういえばそうだったなあ、『霧のサンフランシスコ』も含めてこの歌の邦題は3つもあったんだなと、色々忘れていたことを思い出したりしているうちに、何年か経ってしまった。で、そうこうするうちにトニー・ベネットは逝ってしまった。 さすがに96歳は偉いと思う。そういえば、一昨日「徹子の部屋」に北村英治が出ていたけど、94歳だって。元気にクラリネット吹いているのは知っていたけれど、本当にしっかりしていて驚いた。 トニー・ベネットや北村英治は例外と言っていいのかもしれないが、どうしても若くして亡くなってしまうミュージシャンが多い中で、彼らのような長生きの仕方が、多くの人にとってある種のお手本になることも事実だね。 “I Left My Heart in San Francisco” by Tony Bennett on the Ed Sullivan Show 1964 ********** ちょっと気合入れてマヨネーズを2週連続で作りました。 前回は主にマカロニサラダに使いましたが、今回はハンダマとツナ缶のマヨネーズ和えなどにしていただいております。 ↑玉子の黄身に塩を入れ撹拌したところ。このあと、お酢を加えていよいよ開始 ********** 7月22日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. ブルー・ハワイ (ほりまさゆき) 2. Blue Hawaii (Ray Charles) 3. 哀しみの影 (Jane Birkin) 4. These Foolish Things (Jane Birkin & Jimmy Rowles) 5. Hotel California (The Eagles) 6. Angie (The Rolling Stones) 7. Vacation (Connie Francis) 8. La Belle Vie (Sacha Distel) 9. 恋のひとこと (Sacha Distel & Joanna Simkus) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。7.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲で、1.&2.は「今月の歌」先週割愛させていただいたので、今回は2曲お届けしました。ちなみに1.は日本語版。2.はワルツで始まり、後半にスイングになるという凝ったアレンジ。3.&4.は先日(7/16)亡くなったジェーン・バーキンを偲んで。5.はこの日がドン・ヘンリーの誕生日(1947.7.22生,76歳)で。8.はこの日がサーシャ・ディステルの命日(2004.7.22没,享年71)で。ちなみに8.はスタンダード・ナンバー “Good Life” の仏語版。9.は “Somethinga Stupid” の仏語版。 以上です。次回もお楽しみに。
2023.07.28
コメント(2)
“マーラーズ・パーラー(Mahler’s Parlor)” by PANTA 1976 PANTA(パンタ)が逝ってしまった。 PANTAは僕と同学年の早生まれ(1950.2.5生)だから、享年73。まさに他人事ではない気がして焦る。彼が闘病生活をしていることを知らずにいたのは不覚だった。 あまりに突然のことに感じたのは、てっきり元気に演奏活動しているとばかり思っていたからで、もっとどんな様子だったかは知っておくべきだった。こういうことには心の準備が必要だと、つくづく思う。 たまたま去年の2月5日が土曜日に当たり、ラジオで頭脳警察とPANTAの曲をがけてから、まだ1年5ヶ月しか経っていないのが嘘のようだ。ちょっと長いけれど、7/15の放送でも『マーラーズ・パーラー(Mahler’s Parlor)』をかけてしまった。僕の中でソロになってからのPANTAで一番好きな曲だから仕方ない。 とにかく、冥福を祈るばかりだ。 去年の2月10日にPANTAの思い出をちょっと書いたので、そちらを合わせて読んでいただければ幸いです。↓ 2022.02.10の日記「Panta (パンタ) 72歳」 今日もまたこれ↓を聴くとしますか。 “マーラーズ・パーラー(Mahler’s Parlor)” by PANTA 1976 そして、7月16日にはジェーン・バーキンが亡くなった。享年76。 ロンドン生まれでフランスで活躍した、可愛い人だった。どうか、安らかにお眠りを。 22日のラジオでは、この中↓から1曲選びますね。 ********** さて、テニスのウィンブルドン大会、男女シングルス共に先月の全仏がどうも自分の中で盛り上がらなかったんですが、その分今回の決勝は面白かったですね。特に男子のアルカラス(20歳)の優勝は見事でした。4時間半を超える死闘を、つい全部見てしまった。 いわゆる BIG4 以外の優勝は21年ぶりというからやはりとんでもない快挙だ。 そして車椅子テニス。やはりやってくれましたね。小田凱人(Tokito Oda)くん、ストレートで地元イギリスのヒューイットに勝っての優勝ですよ。これで全仏に続き四大大会二連勝。何しろまだ17歳ですから、今の強さが続いたら、とんでもない記録が生まれそうですね。楽しみです。とにかく怪我だけはないようにしてもらいたいと、ただそれだけです。 ********** 7月15日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。今月の歌とリクエスト曲以外はロンドン出身ミュージシャン特集 (第2弾) のつもりでしたが、そうでもない内容になってしまいました。特に「今月の歌」が収まりきらなくて申し訳ありません。次週、2回分お届けいたします。1. Desperado (Linda Ronstadt) 2. Young Love (Tab Hunter) 3. My Special Angel (The Vogues) 4. Mahler’s Parlor (PANTA) 5. What Am I Doin Here with You (Twinkle) 6. The Kids Are All Right (The Who) 7. Itchycoo Park (The Small Faces) 8. A 13, Trunk Road to the Sea (Billy Bragg) 9. She (Elvis Costello) リクエスト曲は、3.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲で、1.はこの日がリンダ・ロンシュタットの誕生日(1946.7.15生,77歳)で。2.は先週かけた’56年のソニー・ジェームスとの聴き比べで、’61年にカヴァーしてヒットしたタブ・ハンターヴァージョンで。4.は7/7に亡くなったPANTAを偲んで。5.~9.はテニスのウィンブルドン大会に合わせて、ロンドン出身の歌手の歌とロンドンで結成されたバンドの歌を。Twinkleは正確にはロンドンの西に隣接したサービトン出身です。 以上です。次回も英国特集(第2弾)の予定です。
2023.07.19
コメント(0)
“Waterloo Sunset” by The Kinks 1967 テニスのウィンブルドン大会もセカンドウィークに入って、もうすぐベスト4が出揃うところですが、ウィンブルドンのあるロンドン出身のミュージシャン、大勢いますよね。 そこで、ラジオではロンドン出身の歌手やロンドンで結成されたバンドを取り上げて「英国特集、ロンドン出身ミュージシャン」を企画しましたが、1回ではさすがに足りず、次回もやろうと思っています。 今回はとりあえず1960年代のブリティッシュ・インヴェイジョンの頃に限定してやっていますが、この時代は何と言ってもバンドの時代で、さもなければ女性歌手が活躍していたわけですね。 そんな中にあって、この企画に入る前の予告編として、7/1番組の最後にロンドン出身の女性二人を取り上げました。 おなじみアルマ・コーガンとヘレン・シャピロです。 この二人には共通点があるのですが、それは二人ともイースト・ロンドンの出身だということ。アルマ・コーガンはホワイト・チャペル(White Chapel)。ヘレン・シャピロはベスナル・グリーン(Bethnal Green)で、ある意味下町の出であると言えますかね。 この二人に対して、今回取り上げた二人、ダスティ・スプリングフィールドとマリアンヌ・フェイスフルは、それぞれが、ウェスト・ハムステッド(West Hampstead)とハムステッド(Hampstead)の出身ですからね。この二つの街はどとらも高級住宅地ですから、なかなか面白いですね。 ウエスト・ハムステッドやハムステッドは、一般的には ”sofisticated(洗練された)”と呼ばれるような地区ですが、上記のホワイト・チャペルやべスナル・グリーンあたりの人から見たら、”posh(お上品な)” と形容されるような所ですね。 特に21世紀に入ってから、ロンドンも随分変わってしまったようですが、それでもそれぞれの地域には独自性が色濃く残っているのはまちがいないでしょう。 キンクスがロンドンを歌った名曲『ウォータールー・サンセット』について随分昔こちらに書きました。↓ 2003年2月24日の日記 写真追加:キンクス『ウォータールー・サンセット』 こちらの動画↓1967年当時の動くキンクスです。 “Waterloo Sunset” by The Kinks 1967 ********** さて、約1週間(8泊)のホテル生活を終えて、家に戻りました。妻も息子もどうやら峠は越えたようで、いまは後遺症が心配。特に息子は嗅覚がやられていて、匂いとか香りが正常に嗅ぎ分けられないようで、大変そうです。妻の方は夏バテも伴ってちょっとのことで疲れが出ると言っています。 相変わらず僕には症状が出ていないので、これからもただ気をつけて過ごすしかないと思っています。 コロナは「ただの風邪」ではなく、風邪だとしても流行性感冒の一種で、かと言ってインフルエンザとも違う「タチの悪い風邪」だと、つくづく思う次第です。 お互い、くれぐれも気をつけましょうね。 ここは風が通って気持ちいいです ********** 7月8日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。今月の歌とリクエスト曲以外はロンドン出身ミュージシャン特集 (第1弾) お届けしました。1. 5-4-3-2-1 2. Come Tomorrow (以上、マンフレッド・マン) 3. Wishin’ and Hopin’ 4. 恋のキラキラ星 (以上、ダスティ・スプリングフィールド) 5. ブルー・ハワイ (パティ・ペイジ) 6. Bonny Moronie (Larry Williams) 7. Young Love (Sonny James) 8. 故郷へ帰りたい (ジョン・デンバー) 9. 恋する時は 10. ハートがドキドキ (以上、マリアンヌ・フェイスフル) 11. Stop Your Sobbing 12. Waterloo Sunset (以上、The Kinks) リクエスト曲は、6.座波ソーメンさん。7.ミスターコーラさん。8.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲で、テニスのウィンブルドン大会に合わせて、ロンドン出身の歌手の歌とロンドンで結成されたバンドの歌をお届けしました。 以上です。次回も英国特集(第2弾)の予定です。
2023.07.13
コメント(0)
“Bye Bye Blackbird” by Ringo Starr 1970 (Original: 1926) 2週間近く経ってしまいましたが、6月25日 groove の「歌とギターとベースな夜」に行ってきました。 結論から言うと、実に良かった。楽しかった。 出演は東京からの「ハタスマ!」のお二人。おなじみギターの佐久本丈一くん、そしてこれまたおなじみ「まぁきぃととおるの独演会」のお二人。 ほとんど予備知識なしに参加したんですが、今回はこの「ハタスマ!」のお二人のライブを丈一くんと独演会でサポートするというものでした。 まずは「まぁきぃととおるの独演会」の演奏でスタート。まぁきぃさんが喉の調子が良くないようなことを言っていたので、心配でしたが、全然問題なかったです。とおるくんのあの独特なギターの音に見事にマッチした綺麗な声で、あいかわらずの独演会サウンドが楽しめました。「橋の下」と「橋の上」については説明が面倒なので省略しますが、選曲もよかったですよ。 次は丈一くんのジャズギターソロ。この人のギターは一言で言うならば心地良い。本人が心がけているかどうかはともかく、音に雑味が感じられないのがよろしい。最近凝っているらしい昭和歌謡を最後に1曲歌ったが、結構歌も上手い。 そして真打ちの「ハタスマ!」登場。実はこの「ハタスマ!」のお二人、ご夫婦。ボーカルのスマ(Sumako)さんが奥様でウッドベースのハタ(羽立光孝)さんがご主人。 それで今回はギターがバックについたのかって?いえいえ、そうではありません。なんと!このお二人、ウッドベースと歌だけの編成なのですよ、みなさん。 びっくりしたのはその編成だけでなく、歌と演奏の実力。その音圧の凄さ。こういうのを圧倒されたと言うんでしょうね。ジャズが基本にあって、スタンダードナンバーからアニソンまで幅広くこなし、完全に自分たちのモノにしている。本人たち曰くノンジャンルとのこと。しかしこの幅広さを歌とベースだけで乗り切ってしまうというのは初めて見ただけに、正直驚きましたね。 やはり先月見たピアノボーカルのDynaさんとドラムのチッコさんの二人だけのユニットにも圧倒されましたが、今回の二人にも驚かされました。 「ハタスマ!」が終わって休憩を挟み、ライブは丈一くんとおるくんのギターとハタさんのベースによるジャズの演奏を堪能。途中ハタさんがギターの二人は昔はガチガチのロックだったのが、今はこんな風にすっかりジャズになっているというようなことを話してくれて、どうやら出演者のつながりがわかった。 つまり、出演者はほぼ同世代で、皆沖縄で大学時代に音楽をやっていた旧知の仲だったのだ。それにしても、よくもまあこれだけの面白いメンバーがそろったもんです。 その中に割って入るように、セッションタイムに1曲歌わせてもらい、そのあと最後まで叩かせていただき、ちょっと図々しかったなあとも思ったけれど、大変楽しいひとときでした。 みんなでセッションのⅰ曲目はこれ↓でした。僕はリンゴで覚えた歌です。 “Bye Bye Blackbird” by Ringo Starr 1970 ********** 我が家にコロナがやって来た。 とうとうやって来てしまいました。奴らはまず妻に、そして息子にまで襲いかかってきたので、僕はといえば、一人ホテル暮らしをすることになってしまいました。 今のところ症状はないですが、僕はいわゆる基礎疾患のある老人なので、家族が心配してくれた結果、ホテルに隔離するのがベストな選択だろうとの結論になりました。 約1週間はホテルで寝て、食事はテイクアウトかスーパーで買う生活です。1日も早くみんなで暮らせるようになることを祈っています。みなさんもくれぐれも気をつけてください。 ********** 7月1日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. ダイヤモンドヘッド (ベンチャーズ) 2. Summer Means New Love (The Beach Boys) 3. Surf Beat (Dick Dale) 4. 真珠貝の歌 (ビリーヴォーン楽団) 5. On the Beach (Cliff Richard) 6. Who’ll Stop the Rain (Creedence Clearwater Revival) 7. Shake a Tail Feather (James and Bobby Purify) 8. Blue Hawaii (Bing Crosby) 9. Barefoot in the Sand (Sea Shells) 10. Sammy the Sidewalk Surfer (The Surfettes) 11. Eight Days a Week 12. More (Alma Cogan) 13. The End of the World (ヘレン・シャピロ) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。7.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~4.と8.~10.は「夏の曲」を集めました。また、8.は「今月の歌」。11.~13.は翌週から始まるテニスのウィンブルドン大会の前祝いに、ロンドン出身の歌手の歌を。 以上です。次回は主に英国特集です。
2023.07.07
コメント(0)
“Do Re Mi (ドレミの歌)” by Doris Day 1964 6月24日が「ドレミの日」だとは、全然知りませんでした。 Wikipediaさんによると、以下のような説明がありました。 1024年のこの日、イタリアの修道士グイード・ラレッツォが「ドレミファソラシ」を利用した階名唱法を考案した。(以上、Wikipediaより引用) 1024年といえば今から999年前ではないですか。ほぼ千年ですよ、みなさん。すごい発明ですよね。 ドレミファソラシドといえば「階名」、ハニホヘトイロハが「音名」と学校で教わったのは、どうやら僕らが最後ぐらいだったようで、下の世代にはこのことが伝わらないことが多い。 ちょっと簡単に説明すると、ハ長調のドレミファソラシドといえば、「C」つまり「ハ」の音が「ド」で、シャープが一つ付いたト長調のドレミファソラシドの場合は「G」つまり「ト」の音が「ド」になる。 こんな風に覚えたので、歌を歌う場合などにシャープやフラットの有無を見て、どこが「ド」か確認すれば歌詞を覚える前に階名で練習できた。 こんな便利なことを学校で教えなくなったのはどうしてなんだろうと、ちょっと考えてみて、思い出したことがある。 中学の3年生のとき、音楽のテストで満点を取った。その時の平均点は何点か忘れたが、実にひどいもので、先生は大変嘆いていた。その先生は授業で、音名、階名、和声、近親調などについて結構きちんと教えてくれて、こういうことが面白いと感じていた僕には実に納得の行く問題がテストに出たから全部わかったというわけなのだけれど、関心のない生徒には難しかったんでしょうね。 音名と階名については、きっと、覚えられない生徒が多すぎて、面倒だから教えるのはやめたんだろうね。 いずれにしても、西洋音階の長調と短調をとりあえず徹底的に教わったのだから、入り口としては大変その後に役立ったはずなんだけど、その後ギターもちゃんと勉強せず、もちろんピアノもやったことがないので、僕の場合入り口で止まっている感じ。これからどのくらい音楽を勉強すればいいんだろう。 ギターをちゃんとやれば、上の西洋音階の長調と短調は、つまりメジャー・スケール(長音階)とマイナースケール(短音階)で、そのほかにもいくつものスケールを練習するんだなあということぐらいはわかる。いや、ギターに限らずどんな楽器でもやるんだろうか。 こういうことは、ここに書いていて入り口でぐるぐる回っているだけみたいでみっともないから、何か楽器をきちんとやるといいんだろうね。 今んとこ、僕はドラムをやっているので関係ないかな。と言ってごまかして、今日も寝るとするか。 「サウンド・オブ・ミュージック」の中で歌われたあの有名な『ドレミの歌』の歌詞についてちょっとだけ。 Do(ド)とRe(レ)とSo(ソ)ですが、英語で歌われるときどうしてもこれが二重母音になって[dou] [rei] [sou] という発音になってしまうのが気になります。しかたないんだけど。 あとは、Si(シ)がTiで、発音が[ti:]ですね。これも気になるんですわ。 もう一つだけ気になるのは、ドレミファソラシドを階名として覚えていない人は、この歌を移調して歌うことは難しいのではないでしょうか。きっとこの歌はハ長調の歌だと決めて歌うんでしょうね。ちなみに僕は自分に合ったキーで歌詞の通りに歌えますが。 今夜はドリス・デイで聴いてみましょう。 “Do Re Mi (ドレミの歌)” by Doris Day 1964 ↑梅雨明けの空。♪ソは青い空~ ********** 6月24日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. As Tears Go by (ローリング・ストーンズ) 2. Fire (The Crazy World of Arther Brown) 3. If You Leave (O.M.D.) 4. Sunshine of Your Love (Cream) 5. 雨を見たかい (C.C.R.) 6. ドレミの歌 (ドリス・デイ) 7. 風に吹かれて (シルビー・バルタン) 8. The Unknown Soldier (The Doors) 9. Caravan of Love (The Housemartins) リクエスト曲は、4.座波ソーメンさん。5.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は「今月の歌」で、やっぱりきわめつけはこれを作ったストーンズでしょう。2.はこの日がアーサー・ブラウンの誕生日(1942.6.24生,81歳)で。3.はこの日がO.M.D.のリードボーカル、Andy McCluskey の誕生日(1959.6.24生,64歳)で。6.は、この日が「ドレミの日」で。7.~9.はこの前日(6/23)が慰霊の日だったので、反戦の誓いとともにこんな歌を選びました。 以上。次回もよろしく。
2023.06.30
コメント(0)
“It Might as Well Be Spring” by Astrud Gilberto 1964 この子はどこの子でしょうか。 迷子になってしまったようで、うちの前に来ています。外猫として保護しています。心当たりのある方はご連絡ください。 ********** さて、6/17のラジオは、アストラッド・ジルベルトの特集をやったわけですが、リクエスト曲とバリー・マニロウ以外は「ほぼボサノバ特集」になりました。 たとえば、誕生日だった金井克子は『恋はボサノバ(Blame It on a Bossa Novaの日本語版. 訳詞:漣健児)』を、そして今月の歌 “As Tears Go by” はナンシー・シナトラでお届けしましたが、これは途中からボサノバになってなかなか良いアレンジですね。つまり結果的にこれらも「ボサノバ特集」に入ってしまいました。 それと、よくボサノバにアレンジして歌われる『いそしぎのテーマ』すなわち “I Will Wait for You” ですが、こちらはアストラッド・ジルベルトはバラードで歌っているので、ニッキ・パロットのかっこいいボサノバで聴いていただきました。 ところで、スタンダード・ナンバーをボサノバにアレンジして歌うというのは、今ではごく普通に行われていますが、そもそもアストラッド・ジルベルトが英語でボサノバを歌い始めた最初のライブアルバム “Getz Au Go Go” から始まっていますよね。 アルバムの中で特に際立っているのが “It Might as Well Be Spring(春のごとく)” だと思うのは私だけでしょうか。この曲を選択したのが誰かは知らないけれど、実に素晴らしい選択だったと思う。 楽曲については、以前にこちら↓で書いているので、よかったら読んでください。 2020.04.01.の日記『春のごとく』 では、今日も聴いてみますか。 “It Might as Well Be Spring” by Astrud Gilberto 1964 ********** 6月17日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. It Might as Well Be Spring 2. Fly Me to the Moon (以上、アストラッド・ジルベルト) 3. 恋はボサノバ (金井克子) 4. 哀しみのマンディ (バリー・マニロウ) 5. 明日にかける橋 (アレサ・フランクリン) 6. As Tears Go by (ナンシー・シナトラ) 7. The Shadow of Your Smile 8. Here There and Everywhere (以上、アストラッド・ジルベルト) 9. I Will Wait for You (Nicki Parrott) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.2.&7.8.は今月5日に亡くなったアストラッド・ジルベルトを偲んで。3.はこの日が金井克子の誕生日(1945.6.17生,78歳)で。1963年、僕らはこの歌とエルビスの『ボサノバ・ベイビー』でボサノバを知ったのだ。4.はこの日がバリー・マニロウの誕生日(1943.6.17生,80歳)で。6.は「今月の歌」。ナンシーはこの歌を最初バラードで入って、途中からボサノバで歌っています!9.はアストラッド・ジルベルトも持ち歌にしていますが、彼女はバラードで歌っているので、ニッキ・パロットさんのボサノバで聴いていただきました。 以上「ほぼボサノバ特集」でした。次回もよろしく。
2023.06.23
コメント(0)
“Do You Know What It Means to Miss New Orleans” by Louis Armstrong 1947 テニスの全仏オープンでの小田凱人 (Tatsuto Oda) くんと加藤未唯 (Miyu Kato) さんの快挙は、後世に語り継がれるべきものでしたね。 車いすと混合ダブルスという、比較的話題になりにくいジャンルではあるのですが、どちらも男女シングルスに劣らず見応え十分の試合でした。グランドスラムなんだから、NHKなんかBSサブとか使って中継しても良さそうなもんですが、どうもこの分野にはあまり関心がないみたいですね。 しかし、小田くんは17歳であのヒューイットを負かし、ワールドランキングついに1位ですからね。 去年のジャパンオープンで国枝に競り負けたときに、これで国枝も安心して引退できそうだと思わせるくらい、本当にいい試合だったから、ひょっとするととは思っていたけれど、こんなにあっさり世界1になってしまうとはね。 試合後のインタビューの話し方なんか、あまりにも落ち着いてしっかり受け答えしていて、もうすっかり大人の風情ですし。 そのまま漫画にできそうなサクセスストーリーを地で行っている小田くんですが、どうやらあと20年くらいこのまま続きそうな期待を持たせてくれますね。 加藤さんの混合ダブルス決勝も良い試合でした。 女子ダブルスの失格事件の後だっただけに、ついつい注目して見てしまいましたが、加藤さんだけでなくパートナーのプッツ選手や、対戦相手のペアの、試合後のやり切った感に満ちた爽やかな態度やオンコートインタビューも、好感の持てるものでした。 ウィンブルドンも楽しみです。 ********** さて、全仏オープンも終わった翌6月12日&13日と2日続けてセッションライブに行ってきました。 12日は、東京から来たドラムの巨匠チッコ相馬氏 (=チッコさん) が、沖縄では名高きベーシストのジェフ蔵方氏と組んで「チッコソウマのファンキージャム」を那覇の SOUND M’S で挙行。 僕らは9時過ぎに到着。天気も悪く月曜ということもあって、客の入りがあまりよろしくなかったんですが、はじめからいたと思われる英語圏から来たカップルの特に女性の方のノリが良く、マイクを握って熱唱するチッコさん、どんどん熱が入る。 ただ、この日は演奏者がドラマーばかりでメロディー楽器が一人も来ていない。ベースの蔵方さんは珍しくリッケンバッカーのエレベ抱えて、孤軍奮闘の形。けど、蔵方さんのエレベをじっくり聴く機会もなかなか無いので、これはこれで大変貴重な体験となる。 そのうち、チッコさんがリクエストを募り、プレスリーを歌うことになった。何を歌うのかと思ったら、あ、そうか。こういうときには “Love Me Tender” なのか。なるほどね。で、次にビートルズをとなって “Yesterday” ですよ。こういうのを定番というんでしょうね。万国共通の言語みたいなもんでね。外国人カップルも大喜びでした。大変勉強になりましたよ。 徐々に客も入り出して、遂に若いピアノ弾きが登場。かなり弾ける青年で、場は随分盛り上がり、ドラムセットを前にしたチッコさんもいよいよ本領発揮で、実に聴きごたえのある最後の1時間だった。でも、観光客風の初老のおじさんに ”Take Five” リクエストされてちょっとかわいそうでした。この曲はあまりピアノではやりませんからね。ピアノはずっとバックで同じフレーズ弾くのが普通なので。それでも頑張ってやってしまいました。よかったよかった。 翌13日。場所はコザのOTORAKUに。ここではピアノの弾き語りをするDyna (ダイナ) さんが待っていた。 チッコさんの元お弟子さんで、こちらで活躍中のドラマーのせっちゃんがセッティングしてくれたイベントで、さすがに顔が広いせっちゃんのこと、知り合いのお客さんでお店はほぼ満員。 ピアノとドラムというあまりお目にかかれない演奏形態はどんなんだろうという懸念は、始まった途端に払拭されましたね。もともとDynaさんは福生の方でチッコさんとはよく演奏していた仲だったということもあって、息の合ったデュオでした。 Dynaさんの弾き語りって、誰かに似ている気がするけど、誰だったかなあ。と、思いながらいろんな人が頭に浮かんだけどやっぱり、この人だ。Dr.John (ドクター・ジョン)!いえいえ、もちろんあんなダミ声ではありませんよ。とても声量のある、まさにダイナマイト級の歌声で、全然声質なんかは違う。けど、ピアノの弾き方とかも含めて、なんだかとても近いものを感じましたっけ。白いピアノのせいもあるかな。 それでね。1曲目が素晴らしい “Georgia on My Mind”。続いてジョージアの次はニューオーリンズということで、なんと!あの僕の大好きな “Do You Know What It Means to Miss New Orleans” ですよ、みなさん。 Dynaさんの言葉を借りれば、「まるでニューオリンズの片隅のローカルな店に迷い込んだよな感覚」のコザOTORAKUで聴くこの歌ですから。最初から選曲でやられました。 二人の演奏をたっぷり聴いた後、飛び入りでの歌や演奏もあって、実に楽しかった。ジャズに限らずいろんなタイプの曲を楽しげに演奏するDynaさんとチッコさんを見て、やはり音楽は人を元気にするなあと感じた夜でした。↑上、Dynaさん。下、チッコさん。 “Do You Know What It Means to Miss New Orleans” by Louis Armstrong 1947 ********** 6月10日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 踊り明かそう 2. やさしい気持ち (以上、シャンタル・ゴヤ) 3. As Tears Go by (Vanessa Paradis) 4. おいしい水 (アストラッド・ジルベルト) 5. Night Time Is the Right Time 6. Funny (But I Still Love You) 7. Take Me Home, Country Road (以上、レイ・チャールズ) 8. Sukiyaki (ボビー・コールドウェル) 9. A Thing of the Past 10. Maybe Tonight (以上、The Shirells) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。5.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.はこの日がシャンタル・ゴヤの誕生日(1942.6.10生,81歳)で。因みに1.は “Tossing and Turning” のフランス語によるカヴァー。3.は「今月の歌」。以上の1.~3.はテニスの全仏オープンに合わせてフランス特集も兼ねて。5.~7.はこの日がレイ・チャールズの命日(2004.6.10,没,享年73)で。8.はこの日が中村八大の命日(1992.6.10,没,享年61)で。9.&10.はこの日がシレルズのリードボーカル Shirley Owens の誕生日(1941.6.10生,82歳)で。 以上です。次回もよろしく。
2023.06.16
コメント(0)
“It Might As Well Be Spring” by Astrid Gilberto 1964 ああ、今度はアストラッド・ジルベルトさんですか!83歳でした。ご冥福をお祈りします。 次々と馴染みのミュージシャンが亡くなってゆきます。結局はそうなるべくしてそうなってはいるのですが、なかなか素直に受け入れ難い面もあります。 どんな歌でも自分のものにして軽く返してくる、というような歌い方なんですよね。その感じが常に心地良い。 これはとても好きです。↓ “It Might As Well Be Spring” by Astrid Gilberto 1964 ********** あのチッコさんがやって来ます。 2016年「寓話」における Keimo & The Wave とのジョイントライブ以来、実に6年半ぶりの「チッコソウマと仲間たち」による沖縄ライブが実現しました。今回は実力派のドラマーを連れて来ますので、どうぞご期待ください。 沖縄在住の皆さんにはぜひ参加をご検討いただきたい。断然オススメですよ。 今更ですが、チッコさんのプロフィールなど、こちら↓でご確認ください。 Funckyドラマーチッコソウマの公式サイト いよいよ今度の月曜・火曜に迫ってまいりました。どちらも飛び入り大歓迎!!是非ご参加ください! お待ちしております。 6/12 月曜日 「チッコソウマのファンキージャム」 at SOUND M’S on Kokusui-Dori in Naha (那覇市国際通り) Tel. 090-1067-8055 OPEN 19:00 / START 20:00 料金:1500円 出演:チッコソウマ(mc.dr.&vo.)/ジェフ蔵方(b.)/大江一輝(dr.)/中野真季(dr.) ほか 6/13 火曜日「セッションライブ!」 於, コザ劇場 オトラク (沖縄市上地 1-2-32) Tel. 098-032-3933 OPEN 19:30 / START 20:30 料金:Tips制 出演:チッコソウマ(mc.dr.&vo)/Dyna(vo.&p.)/Setsuko Makino(dr.) ほか ********** 6月3日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Groovin’ (ヤング・ラスカルズ) 2. Here Comes My Baby (The Tremeloes) 3. 今日を生きよう (The Grass Roots) 4. Love You Like a Woman 5. Tease Your Man (以上、Koko Taylor) 6. 慕情 (The Four Aces) 7. 別離 8. コメ・プリマ 9. 花はどこへ行った 10. 悲しき天使 (以上、ダリダ) 11. As Tears Go by (マリアンヌ・フェイスフル) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~3.はカレンダーが今年と同じだった1967年6月3日付 Cash Box の Top Singles にそれぞれ3位、12位と33位にランクインしていた3曲を。4.&5.はこの日がココ・テイラーの命日(2009.6.3,没,享年80)で。7.~10.は開催中のテニスの全仏オープンに因んでフランス特集。代表してダリダの歌を4曲。全てフランス語で(『コメプリマ』の一部にイタリア語あり)。11.「今月の歌」オリジナルのマリアンヌ・フェイスフルで (この時の邦題は『涙あふれて』)。なぜこれが今月の歌なのかは、次回の放送で明らかになります。 以上、次回もよろしく。
2023.06.08
コメント(0)
“My Everything to Me” by Ike & Tina Turner 1963 ライブ告知です。 どちらも飛び入り大歓迎!!是非ご参加ください! お待ちしております。 6/12 月曜日 「チッコソウマのファンキージャム」 at SOUND M’S on Kokusui-Dori in Naha (那覇市国際通り) Tel. 090-1067-8055 OPEN 19:00 / START 20:00 料金:1500円 出演:チッコソウマ(mc.dr.&vo.)/ジェフ蔵方(b.) ほか 6/13 火曜日「セッションライブ!」 於, コザ劇場 オトラク (沖縄市上地 1-2-32) Tel. 098-032-3933 OPEN 19:30 / START 20:30 料金:Tips制 出演:チッコソウマ(mc.dr.&vo)/Dyna(vo.&p.)/Setsuko Makino(dr.) ほか はい、そうなんです。あのチッコさんがやって来ます。 2016年「寓話」における Keimo & The Wave とのジョイントライブ以来、実に6年半ぶりの「チッコソウマと仲間たち」による沖縄ライブが実現しました。今回はどのようなメンバーを率いてくるかは、来てからのお楽しみということで、 とりあえず沖縄在住の皆さんにはぜひ参加をご検討いただきたい。断然オススメですよ。 今更ですが、チッコさんのプロフィールなど、こちら↓でご確認ください。 Funckyドラマーチッコソウマの公式サイト ********** 火曜日に、ばね指の手術無事終わりました。 抜糸の必要の無い小切開手術という方法で、3分で済む簡単な手術だということでしたが、もちろん準備はそれなりに必要で、点滴や手の洗浄などに1時間ほど費やして、いよいよ手術ですけど、手術室に入る前に麻酔注射があって、これが痛いのなんのって。ねえあなた、そりゃあ今まで受けた注射で最も痛かったと断言できますよ。 骨の髄まで届いているかと思うほど、深く針を刺したんじゃないでしょうか。 で、手術室まで歩いてベッドに横になり、いよいよ手術開始。局部麻酔が効いているので、何をされているのかはよくわからないけれど、どうやら始まったようだ。・・・と思ったら「はい終わりましたよ」ですって。 これ、3分かかっていないよ、たぶん。 この日はぐるぐる巻きの包帯をして帰り、翌朝包帯をとってもらいに再受診すると、「どうでしたか手術は」と医師が聞くので、あまりに早くて驚いた旨伝えると、大変得意げに「秒で終わりましたよね」ですって。そうかもしれない。断言はできないけれど、たしかに1分かかっていないかもしれない。その意味においては、秒だったんでしょうかね。 医師は相当自慢したいようで、「透析室の皆さんに宣伝しておいてください」という意味のことを言っていました。 ↑以前のように、ちゃんと曲がります。 ********** 先週に引き続き、若き日のティナ・ターナーの歌声を聴きましょうね。 “My Everything to Me” by Ike & Tina Turner 1963 ********** 5月27日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 小さな悪魔 (ニール・セダカ) 2. 愛するハーモニー 3. Your Song (以上、ニュー・シーカーズ) 4. Statesboro Blues (The Altman Brothers band) 5. Rock around the Clock (ビル・ヘイリーとコメッツ) 6. すべては風の中に (Kansas) 7. More Than You Know (Carmen McRae) 8. Desire 9. My Everything to Me (以上、アイク&ティナ・ターナー) 10. ハロー・メリー・ルー (リッキー・ネルソン) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&10.はカレンダーが今年と同じだった1961年5月27日付 Cash Box の Top Singles 11位と10位にランクインしていたお馴染みの2曲を。2.&3.はこの日がニュー・シーカーズ立ち上げメンバーの一人、マーティ・クリスチャンの誕生日(1947.5.27生,76歳)で。4.はこの日がグレッグ・オールマンの命日(2017.5.27,没,享年69)で。7.「今月の歌」カーメン・マクレエの Live at Dug より。8.&9.は5/24に亡くなったティナ・ターナーを偲んで。1963年の名盤 Don’t Play Me Cheap より。 以上、お聴きいただきありがとうございます。次回もよろしく。
2023.06.02
コメント(0)
“Love Letters” by Ike and Tina Turner 1963 ティナ・ターナーさん亡くなりましたね。83歳でした。 ご冥福をお祈りします。 アイク&ティナ・ターナーの時代の “Don’t Play Me Cheap” というアルバムがうちにあるんですが、この中の “Love Letters” は何度も聴き返してしまいます。あのスタンダードナンバーが、珠玉のロッカバラードに仕上がっていますよね。 若き日のティナ・ターナーの歌声、聴いてください。 “Love Letters” by Ike and Tina Turner 1963 ********** また手術です。 でも、安心してください。ばね指ですから。 などと、ふざけている場合ではありませんね。一応手術なんですから。 左手の親指がカクンカクンとなって、変な感じだなあと思っていたら、そのうちにカクンとなるたびに痛みが出てきました。 はじめのうちは第一関節だけだった症状が第二関節にも表れて、普段は普通に曲げ伸ばしができた関節が、曲げ伸ばしのたびに痛むので、これは結構厄介なことになってきたぞと思っていたら、早速息子がネットで調べてくれて、症状からすると「ばね指」とのこと。簡単に言えば「ばね指」は、すなわち「指の腱鞘炎」だそうです。 周囲のいろんな人たちの話を聞いたりネット検索などして総合的な判断をくだし、整形外科を受診しました。 通っている透析クリニックに紹介してもらった整形外科の医師は、随分慣れた様子で、ばね指について早口に説明すると、注射と手術とどちらが良いかと尋ねるので、咄嗟に「手術でお願いします」と答えてしまいました。なにしろ、抜糸の必要の無い小切開手術という方法で、3分で済む簡単な手術だということですから。 手術は来週の火曜日。結果はまた後日お知らせします。 本来なら右のように大きく反らすことができるはずなのに、とても痛くてできません。 ********** 5月20日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 若葉のころ 2. Lamplight (以上、ビー・ジーズ) 3. Light My Fire (The Doors) 4. Only You [1955 Mercury Record Version] 5. Only You [1954 Federal Record Version] (以上、プラターズ) 6. More Than You Know (Tony Bennet) 7. Honey Bee (Stevie Ray Vaughan) 8. Honey Bee (The Darts) 9. Our Day Will Come (Cher) 10. 雨に消えた初恋 (カウシルズ) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.は5月に入ったら原題が “The First of May” の1.をかけることになっていたのに、ずっと忘れていてようやくこの日かけられたのと、ちょうどこの日が2.でリードヴォーカルだったロビン・ギブの命日(2012.5.20,没,享年62)で。3.この日がドアーズのキーボード奏者レイ・マンザレクの命日(2013.5.20,没,享年74)で。4.&5.は本日の聴き比べ。6.は「今月の歌」でトニー・ベネットはヴァーズ付きで歌っています。7.&8.この日が国連の制定した「世界ミツバチの日 (World Bee Day)」で、タイトルが “Honey Bee” の曲の中からこの2曲を選びました。9.はこの日がシェールの誕生日(1946.5.20生,77歳)で。10.はこの日がカウシルズのスーザン・カウシルの誕生日(1959.5.20生,64歳)で。 以上、全10曲をお届けいたしました。次回もよろしく。
2023.05.26
コメント(0)
“Thank You (For Loving Me All the Way)” by Little Stevie Wonder 1964 5/13 はスティービー・ワンダーの誕生日でした。1950年生まれなので計算しやすい。73歳になりました。 まだリトル・スティービー・ワンダーと呼ばれていた頃の彼の歌を聴き返してみれば、なるほどまだ子供の声には違いないが、その歌唱力にはただただ圧倒されてしまう。 シングル盤では、名義にまだその「リトル」が付いていた13歳のとき、“With a Song in My Heart” というスタンダードナンバーばかりを歌ったアルバムを出したのだけれど、その際初めて名義の頭の「リトル」を取って、スティービー・ワンダーとしたということだが、歌いっぷりだけで判断するなら、デビューからすでにリトルは要らなかったと言うべきか。 殊に上記のアルバムで歌うスタンダードナンバーの数々は、曲の歌詞をきちんと理解できていなければああいう歌い方はできないだろうと思う。時折聴きたくなるアルバムだ。 で、もう一度「リトル」に戻るが、リトル・スティービー・ワンダー名義最後のシングル盤 “Castles in the Sand” のB面の曲 “Thank You (For Loving Me All the Way)” をぜひ聴いていただきたい。 “Thank You (For Loving Me All the Way)” by Little Stevie Wonder 1964 こういうタイプのポップチューンを歌うリトル・スティービー・ワンダーも結構素敵だと思いませんか。 ********** この日(5/13)、夜は久しぶりに那覇の「寓話」で叩かせていただきました。 コロナ以来行っていなかったので、3年以上経っているでしょうか。みなさんお元気なようで良かったです。 恵茂さん、朝秋さん、ブンちゃん、オリエさん、そしてママさん、お世話になりました。 近いうちまた伺います。 ********** 5月13日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. On the Sunny Side of the Street 2. Thank You (For Loving Me All the Way) (以上、スティービー・ワンダー) 3. 恋のダウンタウン (ぺトゥラ・クラーク) 4. Vincent (Starry, Starry Night) (ドン・マクリーン) 5. Smoke Gets in Your Eyes (The Nat King Cole Trio) 6. More Than You Know (Billie Holiday) 7. Sentimental Journey 8. Day by Day (以上、Doris Day with Les Brown Orchestra) 9. Sad Boy 10. Pretty Little Angel 11. A Place in the Sun (以上、スティービー・ワンダー) リクエスト曲は、3.座波ソーメンさん。4.ウィンカー・ダッソーネさん。5.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.と9.~11.はこの日がスティービー・ワンダーの誕生日(1950.5.13生,73歳)で。因みに2.&10.はリトル・スティービー・ワンダー(Little Stevie Wonder)名義。6.は「今月の歌」。ビリー・ホリデイ版は極めつけかと。7.&8.この日がドリス・デイの命日(2019.5.13,没,享年97)で。 以上、全11曲をお届けいたしました。次回もよろしく。
2023.05.19
コメント(0)
全809件 (809件中 1-50件目)