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2015.05.18
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“La Pioggia (雨)” by Gigliola Cinquetti 1969

またしても訃報が入ってきました。ブルースの3キングの最後の一人、BBKing が5月14日、89歳で亡くなりました。
ちょうど先月の14日にパーシー・スレッジが亡くなってからこのひと月は、ずっと訃報の連続で、どのように話をまとめれば良いのか、困ってしまいます。
一昨日の “穴沢ジョージの Good Old Music” では、追悼の意味を込めて、Etta James と BB King のコラボした "There Is Something on Your Mind" をオンエアしました。ご冥福をお祈りいたします。
2週間ほど前から雨の唄のリクエストが来るので、皆さんそろそろ梅雨入りを意識しておられますかね。今回は3曲ありましたので、ちょっとした「雨の唄特集」のようになりました。

お送りした曲は次の10曲です。
 1. Love Child (The Supremes) 2. 雨 (ジリオラ・チンクエッティ) 3. Crying in the Rain (a〜ha) 4. 雨に唄えば (ジーン・ケリー) 5. My Baby Just Cares for Me (Nina Simone) 6. There Is Something on Your Mind (Etta James & BB King) 7. 見つめ合う恋 (ハーマンズ・ハーミッツ) 8. Puppy Love (ポール・アンカ) 9. Sweet Talking Guy (The Chiffons) 10. 朝からゴキゲン (Earl Jean)

1. ~5. が、リクエスト曲。2~4. で「プチ雨特集」になりました。
1. 糸満ろまんさん、2. ミスターコーラさん&とっちさん、3. 杏さん、4. 旧友の tougei さん、5. 大度のブッチーさん。リクエストありがとうございました。


以上、“穴沢ジョージの Good Old Music” お楽しみいただけたでしょうか。

     **********

 ジリオラ・チンクエッティが『雨』を歌った頃には、だいぶお姉さんになってしまったなあという印象が強かったです。声や歌い方も随分大人びて、初めて『夢見る想い』で出て来た頃の可憐な少女という感じではなくなって、その成長ぶりも見事でしたね。
 この人のファンは日本にも多く、中でも特に『雨』によってそのままカンツォーネのファンになった人もたくさんいると聞きます。
 数ある「雨の唄」の中でも、どうしてこの歌がみんなに愛されているんでしょうかね。やっぱりジリオラ・チンクエッティの魅力と切り離せないんでしょうか。あの歌いっぷりと、あの声がね。どうしても耳に残る。
 曲としても、アップテンポで言葉がわからないから、あまり「雨」っぽい感じでもない気がするんだけど、何度も聴いているうちに、いつの間にか「雨の唄」としてインプットされてしまいました。
 ライナーノーツにある訳詞をちょっと読んでみると、歌詞の内容は「雨が降っても自分は気にせず先を見て進んで行く」というような感じらしいですから、あのアップテンポも頷けます。
 イタリアの場合、雨が冷たい季節を運んでくるという感じから、冬の前触れのような印象もあるでしょうね。後半は次のように書いてありました。
 「♪ 太陽が行ってしまい 寒暖計の温度は下がる 冬はすべての人を怖がらす でも私の中には 消えることのない火がある なぜだかあなたは知っている」(「決定版!ジリオラ・チンクエッティ ベスト20」歌詞カードより引用) 

 さて、このところ連日真夏日&熱帯夜の沖縄地方ですが、そろそろ梅雨に備えて湿気対策をしておかないとね。放っとくと、いろんなものがカビだらけになってしまいます。

“La Pioggia (雨)” by Gigliola Cinquetti [Live]
La Pioggia (雨)” by Gigliola Cinquetti [日本語]





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Last updated  2015.05.18 11:42:22
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Re:雨の唄、いろいろあるなあ(05/18)  
とっち0407  さん
ジョージさん
こんにちは、ジリオラ・チンクエッティの雨はそんな内容だったのですね。やはりイギリスの様な北の性格とは違って南のおおらかな気質が出ているのですね。雨の曲と言えばホセ・フェリシアーノの雨も印象的で好きでした。 (2015.05.19 10:24:17)

Re[1]:雨の唄、いろいろあるなあ(05/18)  
To とっち0407さん
>・・・こんにちは、ジリオラ・チンクエッティの雨はそんな内容だったのですね。やはりイギリスの様な北の性格とは違って南のおおらかな気質が出ているのですね。雨の曲と言えばホセ・フェリシアーノの雨も印象的で好きでした。
-----
イタリアですからね。(笑)
イギリス、一年中雨ですから。しかも冷たい雨ばかりだし。
でも、そのおかげでか、花はきれいですけどね。
ホセ・フェリシアーノの『雨』って、どんなんでしたっけと思ってYouTube覗いたら、『雨のささやき (Rain)』ですね。
良く知ってる曲でした。結構流行りましたよね。
これ、次のリクエスト曲でよろしいでしょうか。 (2015.05.19 23:59:36)

Re:雨の唄、いろいろあるなあ(05/18)  
こんばんは♪

「雨」はラジオを聴くようになった頃の大ヒット曲でした。
懐かしいです。
中学生でした。
親父さんが株式市況を聴くために買った小さな短波ラジオとセットになって思い出します。
お風呂でも聴いてたなあ。
もちろん湯船に落としました。
自分のラジオを買ってもらってからは、深夜放送にどっぷり。
ああ、3千円ぐらいのガットギターも同じ頃に買ってもらったんですわ。

(2015.05.20 02:49:08)

Re[1]:雨の唄、いろいろあるなあ(05/18)  
To 幻泉館 主人さん
>・・・「雨」はラジオを聴くようになった頃の大ヒット曲でした。
>懐かしいです。
>中学生でした。
>親父さんが株式市況を聴くために買った小さな短波ラジオとセットになって思い出します。・・・
-----
そうそう、ラジオですよね。短波も聞こえる2バンドとか3バンドとかありましたね。
『雨』は中学生でしたか。ラジオでよくかかってましたよね。
ジリオラ・チンクエッティは僕らが中学生の頃にデビューして、大学生の頃に『雨』ですから、何だか一緒に成長していったような・・・。
でも、圧倒的に彼女の方が大人っぽくなってましたっけ。
最初に買うギターって、なぜか3000円台でしたね。 (2015.05.20 09:51:55)

Re[2]:雨の唄、いろいろあるなあ(05/18)  
とっち0407  さん
穴沢ジョージさん
>イタリアですからね。(笑)
●なるほど、リズムもなんか通常のポツリポツリではなくラテン系の情熱的な雨ですよね。(笑)
>イギリス、一年中雨ですから。しかも冷たい雨ばかりだし。
>でも、そのおかげでか、花はきれいですけどね。
●ほんとですね。しかも、花が枯れる前に同じ場所で違う花が出て来れるように計画して植えているガーデニングテクニックも面白かったです。
>ホセ・フェリシアーノの『雨』って、どんなんでしたっけと思ってYouTube覗いたら、『雨のささやき (Rain)』ですね。
●そうでしたか、失礼しました雨のささやきと言う題名なんですね。
リクエストよろしくお願いします。
-----
(2015.05.21 10:00:25)

Re[3]:雨の唄、いろいろあるなあ(05/18)  
To とっち0407さん
>・・・●ほんとですね。しかも、花が枯れる前に同じ場所で違う花が出て来れるように計画して植えているガーデニングテクニックも面白かったです。・・・
-----
そうなんですね。さすがガーデニング先進国。
ホントにどこに行っても、花はきれいだったという印象でしたね。
チンクエッティの『雨』のイントロは、雷と雨音を表していると思うんですけど、ありがちな本物の音を入れるより、ずっと音楽的で正しいやり方だなあと、いつも聴くたびに思うんですよ。
ほら、ビバルディの『四季』みたいにね。
リクエスト了解です。 (2015.05.21 23:40:37)

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