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“ Les Champs-Elysées (オー・シャンゼリゼ)” by Joe Dassin 1969
テニスの全仏オープン、シングルス男子はナダルが優勝。これは順当かな。女子はラトビアのオスタペンコさん。こちらは、ノーシードからの優勝。驚きましたね。でも、どんなボールでもとにかく打ち込んでゆく姿は、見ていて気持ちよかったです。まだ二十歳になったばかりですから、これからが楽しみですね。去年は大坂なおみさんに1回戦で負けているので、年齢からいっても、来年は大坂さんの番かな。というわけで、“穴沢ジョージの Good Old Music” では今回も後半にプチフランス特集をお届けしました。お送りしたのは次の12曲です。
1 . ラ・パロマ (Edmundo Ros & His Orchestra) 2 . 泣かずにいられない (レイ・チャールズ)3 . 君が好き (坂本九)4 . 恋の砂文字 (ディック・ミネ)5 . ライオンは寝ている ( トーケンズ)6 . Spanish Harlem (Ben E. King)7 . そよ風に乗って (マージョリー・ノエル) 8. オー・シャンゼリゼ (ジョー・ダッサン) 9. Grands Boulevards (イヴ・モンタン) 10. Ces Bottes Sont Faltes Pour Marcher (アイリーン) 11. Les Framboises (ストーヌ) 12. L’Homme En Noir (シルビー・バルタン)
5.~7.がリクエスト曲。5.さくらさん。6 . 糸満のワーナーさん。7.座波ソーメンさん。
1.~4.&8.~12.が穴沢選曲。1.は鳩をよく見かけるので。2.~4.は命日特集。3.は作曲の中村八大。4.の原曲は、もちろん、“Love Letters in the Sand”。録音した年がはっきりしませんが、1930年代前半であることは間違いなし。若き日のディック・ミネ、いいね。7.~12.が今回のプチフランス特集。8.&9.は、パリの大通りを歌った歌。10.~12.は前回同様フランス版カヴァーポップス。元歌は英語です。9.はナンシー・シナトラの “These Boots Are Made for Walkin’(にくい貴方)” 10.が ビーチ・ボーイズの “You’re So Good to Me”。11.はロイ・オービソンの “Oh, Pretty Woman”。
以上。次回もよろしくお願いします。
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初めてジョー・ダッサンの『オー・シャンゼリゼ』を聴いたのは、1969年に発売されてすぐだった。あの当時の世相に見事に逆行するような、その明るいメロディーと弾むリズムが妙に気に入って、この曲の入った LP を買い、よく聴いた。
この曲に対してはいくつかの誤解があった。
まず、日本語のタイトルと曲中に繰り返される「♪ オー・シャンゼリゼ・・・」の「オー」は、てっきり感嘆詞の「オー」つまり “Oh!” だとばかり思っていた。実際にはフランス語の「前置詞+冠詞」の “aux (発音:オ)” だった。
だから、途中のリフレインの歌詞としては次のように表示されるわけですね。
♪ Aux Champs-Elysées, aux Champs-Elysées
シャンゼリゼ大通りには シャンゼリゼ大通りには
でも、これに関しては、後に訳詞が付けられた時にも、「オー」は感嘆詞として解釈され歌われたであろうと推測されますね。「♪ オー・シャンゼリゼ・・・」「おお、シャンゼリゼよ!」っていう感じでね。
まあ、これはこれで間違っているということでもなくて、たまたま発音が同じだったものを当てはめることができた例だと思えば良いわけですね。
もう一つ。これが元々イギリス人の手による英語の歌だったということ。
これを知ったのはずいぶん経ってからだったが、大変な衝撃だった。
何しろこんなにパリの風景とマッチしたメロディーが、英国製だったとは!
1968年に Jason Crest というバンドの “Waterloo Road” という歌が原曲だった。
当然歌詞は英語で、その「ウォータールー・ロード」を「シャンゼリゼ」に置き換えて、あたかもそちらが本家であるかのようなフランス語の歌にしてしまったところが素晴らしい。このアイディアは大したものだ。
でも、それもこれも原曲の良さが前提であることを忘れてはいけないかな。
そういえば、元はシャンソンだった曲に英語の詞をつけて、見事に成功している曲もたくさんありますからね。
では、聴いてみましょうかね。アレンジも似てます。
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