Road to an Agriconsul

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2007年05月16日
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カテゴリ: 村のこと



 ちょっと前の話になるが、大学の後輩たちが「筍」を送ってくれたことがあった。彼らが仲間と借りている畑のそばに竹林があり、そこで掘り出した「筍」をこちらには知らせずに送ってくれたのだが(私を驚かせ喜ばせたかったらしい)、そのとき彼らは新島ではサービスを提供していない宅配会社を利用してしまった。
 結局その「筍」はこちらには届かず、10日くらい後に彼らのもとへ、半分腐りかけた状態で戻ってしまったとのことだった。
 もし私のほうへ連絡してくれていたら、何らかの対応は出来たと残念に思ったが、彼らのあたたかい心遣いはありがたく頂くこととした。

 ところで新島で利用できる小包等の宅配方法は、「クロネコ」と「郵パック」である。しかし「クロネコ」でも「クール宅急便」のサービスは受けられない。そのため常温では送ることができないものは「郵パック」の「チルド」を使うこととなる。例えば新鮮な魚介類などは、発泡のケースに氷と一緒に積めて、「チルド」で送り出すのである。

 しかしそのような島の宅配事情をきちんと理解すればそれほど不便さを感じなくなるのも事実である。
 今の時代インターネットを通して様々なものを手に入れることができるが、その恩恵は島にいても充分受けることができる。というよりは自分で実際に歩きながらショッピングすることができる環境にない島だからこそ、ネットショッピングは島で生活するうえでより重要なものとなっているようにも感じられる。

 また人間というのは身近に手に入るものよりも、手に入りにくいものであってもそれが良いものであるならば何とか手に入れたいという欲求を持つ。つまりは無いものねだりなのだが、実はちょっと前からそんな楽しみ方をネットを通してはじめた。

 それは島に住む友人たちと一緒に、新島では普段売られていない食材を手に入れて食べるという楽しみである。
 その食材は別に目が飛び出るほどの高価なものではなく数千円のものであるが、産地や旬にこだわって、尚且つあまり手をかけずに食べられるシンプルな食材を月に1回、1品だけお取りよせするというものである。

 だいたい「なま物」が多く、常温では送ってもらえないもので、一般的には「クロネコのクール宅急便」を指定している送り主が多い。しかし先にも触れたように新島では「クール便」のサービスは受けることができない、そこで何とか「郵パックのチルド」で送ってもらうことを交渉するのである。

 その交渉は私の担当なのだが、実際やってみて大方のところで「代引き」であれば対応してくれることが分かった。
 そこまでして手に入れたいかと思うが、そこまでするからこそ「旬の旨いものを食べよう」というコンセプトがより際立ってくるのである。

 「では6月のメニューは何にしようか・・・」
 ちょっと頭を悩ませるが、こんな悩みならばいつでも「ウェルカム」である。








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最終更新日  2007年05月16日 23時16分29秒
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