Road to an Agriconsul

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2007年07月04日
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カテゴリ: 農業一般



 とりあえず執念でババコ園の近くで発見できた巣は全部焼き尽くしたわけですが、探せば探すほど、あちらこちらで蟻塚が見つかります。まさにババコ園のまわりに蟻塚があるというよりは、蟻塚の中にババコ園があると表現したほうがふさわしいのでした。

 この現実から、私は今の焼き尽くすという方法ではこの問題を乗り切ることは不可能だということを知りました。しかし、この問題を解決しない限りはこのババコ園の未来はありません。
何か他の方法はないだろうか・・・、と思案したわけです。

 「己を知り、敵を知れば百選危うからず」という諺があります。まずは敵のことを理解しなければ勝利はありえません。そして必ずその敵(カルガドール)の生態を利用した駆除の方法が存在するはずだ・・・、それに、相手の生活パターンを逆手にとった駆除の方法であれば、こちらのエネルギーも少なくてすむし、自然に与える負荷も少なく、合理的な方法になるにちがいないだろう・・・と考えたわたしは、早速情報収集を始めました。それは少しですが生物学をかじった人間として客観的に、そして冷静にことを為そうとする意地もあったわけです。

 するとある現地の人からとても興味深い話を聞くことができました。
 それは「乾季のある時期、このカルガドールの女王蟻が巣を抜け出し、新しい巣作りのために移動するので、それを掴まえてしまえば、巣の増加を防ぐことができる。」というものでした。  
 季節はちょうど乾季を迎えたころで、女王アリが巣を抜け出す時期に近いことを知った私は、ババコ園の周辺にある巣、それもかなり遠くにある巣にまで、その入口に白い捕獲用のネットを張ることにしました。

 焼却作戦に挫折感を感じたわたしですが、この新しい妙案に気持ちはすっかり復活し、「これで彼らも一網打尽だ。」と思いながらせっせと網を取り付けました。
 それに「その捕まえた女王アリを油で揚げて食べると酒のツマミに最高だ~。」ということも聞いていましたので、昆虫食文化圏の出身(信州)の私は、それがどんな味なのかというのも楽しみになっていました。

 しかしこの作戦にも、大きな落とし穴があったわけですが・・・・。







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最終更新日  2007年07月04日 07時31分04秒
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