アラ還の独り言

アラ還の独り言

2016年11月09日
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カテゴリ: 政治
アメリカ大統領に選ばれたのは、多くのFOX以外のアメリカのマスコミが応援したクリントンではなくトランプです。

一部にはイギリスのEU脱退のように現政権に対するお灸を据えるために離脱賛成と同じ現象と評論している人もいますが、これは違うと思います。木村太郎さんがいうように、格差が大きくなりすぎたことにより、チャンスさえ与えられない層がトランプを選択したのだと思います。

トランプは機会平等を実行してくれる希望を抱かせてくれたので、投票する人が多くなったのだと思います。政策を掲げていないという人もいますが、それはクリントンも同じです。

ここで資本論を思い出します。資本論は出版が早すぎたために、本来の経済格差ができる前に共産革命なるものができてしまったので、イデオロギーになってしまいましたが、格差をなくすことに対して底辺層の理論武装の面もあります。そこには機会平等の理論はありませんが、民主主義はグローバル主義によって取って代わられたために格差が生じたのであれば、経済学者は新資本論を提唱してもいい時期にあると思います。つまり、マルクスの資本論は単なる哲学として位置付け、その哲学に現在の時代を組み込みことにより、グローバル主義に対する対案としての新資本論が必要なのではないでしょうか。

かつて小松左京はアメリカには全くの凡人が大統領になる可能性があるので、大統領を補佐するシステムが存在すると書きました。ブッシュ親子が大統領を全うできたのはそのシステムのお陰だとその話に納得したのを思い出します。私見ですがそのシステムを壊したのはオバマだと思います。周りと相談しないということがそのシステムを壊したのだと思います。

トランプ大統領が日本の某民主党(現某民進党)のように、目標が政権を取ることだけであったので硬直した官僚政治に支配されることによって崩壊することがないように願います。





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最終更新日  2016年11月09日 22時27分27秒
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