アラ還の独り言

アラ還の独り言

2017年10月28日
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ネイチャーに面白い​ 総説 ​が掲載されていました。

老化細胞というものが存在し、それらが不死化することによって、人は老化していくという事に関する最新の研究をまとめたものです。

老化細胞を除去する薬物があれば、人は老化を防げるという話です。しかし、この薬物の臨床試験は寿命を延ばすと言うことを主要評価項目にすれば膨大な試験費がかかることは明白です。しかも当局は老化と言うことを病気としては認識していないので、薬を申請できるかも不明です。

マウスの老化モデルでダサチニブ(チロシンキナーゼ阻害薬)とケルセチン(植物のポリフェノールのひとつ)が効果を示すことから、老化と関係のある病気の進行を止めるための臨床試験が行われようとしています。

対象になるのは変形性関節炎や加齢性黄斑変性症です。老化細胞だけを除くのであれば、年1回程度薬剤を投与し、老人細胞を減らせば効果がでる「ヒット・アンド・ラン」療法が副作用とコストを考えれば有効と考えている人もいます。

結論は老化に関しての疑問に対して答え続けることが、成功のための最善の方法となるということです。老化について知ることができるのは、優れた測定方法とその防止策をどう可能にしていくか。です。

若返りと言うよりも、上の二つのような加齢が原因である病気の画期的な治療法が見つかるかもしれません。





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最終更新日  2017年10月28日 20時01分29秒
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