アラ還の独り言

アラ還の独り言

2020年12月16日
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全く関係のない医薬品に睡眠薬を混入したのは 業務上過失傷害罪 に問うべきだと思います。

やっと小林化工の問題をマスコミが騒ぐようになってきましたが、なにが問題なのか分かっていないマスコミが多いようです。

クラスIと回収会社が判断したのは今年の回収品目では血液とメトホルミンと小林化工のイトラコナゾールだけです。

医薬品回収情報 によればクラスIとは
クラスIとは、その製品の使用等が、重篤な健康被害又は死亡の原因となり得る状況
」ということです。

クラスIで睡眠薬が混入したロットを回収し、クラスIIで他のロットも回収することになりました。

クラスIIとは「 製品の使用等が、一時的な若しくは医学的に治癒可能な健康被害の原因となる可能性がある状況又はその製品の使用等による重篤な健康被害のおそれはまず考えられない状況をいう 。」



健康被害が出て、クラスIの回収を始めた小林化工ですから、なにが入っているかは分かりません。回収情報は普通は病院・薬局には届くようになっています。ここで在庫などは回収できますが、実際に処方されて、患者さんにわたっている場合には、患者に連絡して回収するしかありません。 始めて処方する調剤薬局では連絡先の記載を求められます。個人情報はさらしたくないということで記載しない人がいますが、提出した個人情報が漏れた場合には調剤薬局は罰せられますので、きちんと書くことをお勧めします。

しかし、この回収の費用はだれが持つのでしょうか? 小林化工が持つのが当たり前だと思います。 患者さんは イトラコナゾールを回収して終わりではありません 。治療のためには代わりの薬剤をもらわなくてはなりません。これは患者負担であるわけがありません。 不良品を患者と国に売りつけたのですから、正しい商品を手渡す必要があります。今回の場合は小林化工のいとこなゾールは全て回収ということになっているので、他の会社のイトラコナゾールを処方する必要があります。

この経費は薬局の人件費、患者の交通費をひっくるめて小林化工が支払うようにしなくてはなりません。

デジタル省では早急に健康保健証のデジタル化だけではなくて、お薬手帳のデジタル化(マイナンバーカードで記録を取るということです。)

処方箋の薬剤の価格を請求するために使用した薬剤は電子的な形あるいは手書きで都道府県の処方内容を監査するところに送られて保険償還するかどうか決めます。このデータも個人のマイナンバーカードのサーバーに蓄積することでオンタイムに送信可能となります。

小林化工の様な犯罪は度々起こるものではありませんが、もし起こったときに迅速な対応が必要が場合にはシステムを考える必要がありません。この件に関しては「二番目」ではダメです。





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最終更新日  2020年12月16日 12時02分10秒
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