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2018.10.31
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カテゴリ: 自閉症関連
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発達障害の子も気軽に 宝塚にカフェオープン




発達障害のある子どもを育てる親とその支援者でつくるグループが9月、

兵庫県宝塚市にカフェをオープンさせた。


子どもに落ち着きがなくて店内で騒いでも、

他の客の視線を気にしなくてもいい。

希望すれば臨床心理士とのオンラインカウンセリングもできる。



グループ代表の小林ひかりさん(35)は

「『うちの子はちょっと変わってる?』

と悩む親が気楽に立ち寄り、

欲しい情報をもらって帰る。


そんなゆるくつながれる場所になれば」と話している。 小林さんは長男(7)が4歳になる少し前に発達障害と診断された。

一見すると普通の子だが、言葉を話すのが遅く、

こだわりが強い。

砂場でお友達のつくったものを踏みつぶす……。

「しつけがなっていない」と言われるため、

朝6時に公園で長男を遊ばせた。


知り合いに相談できず、

他人に迷惑をかけるからと外出をためらった。


発達障害と診断された後は必要な手続きも分からない。

「寂しさ8分、可愛さ2分だった」

と振り返る。


 そんな経験から2016年、

同じような子を持つ親や支援者でグループ「宝塚発達コミュニティ花」を結成。

会員は宝塚市内を中心に奈良県や京都府からも加わり70人を超え、

交流会を月1回程度開いてきた。


「もっと気軽にふらっと来られる場所があれば」。

会員の声を受けてクラウドファンディングに挑戦。


「発達障害児の子育ても楽しめる。必要な人や情報とつながるカフェを」

と支援を呼び掛けると、目標を超える190万円が集まった。


 カフェの名は「さんかくカフェ」。

「あなた・カフェ・誰か」の3点がつながる意味と、

「人として〇であることよりも△であることを楽しめたら」

という願いを込めた。

「花」のメンバーがスタッフになりランチを提供。


おしゃべりや相談をし合ったり、

子どもと一緒にケーキづくりを楽しめたりする。


 小林さんらによると、

「子どもが発達障害なのでは」

と感じても、

病院に連れて行くことをためらい、

一人で悩んで孤立する親も多いという。



11月からは毎週月曜にカフェの個室で

「静波こころの診療所」(大阪市北区)の臨床心理士から

オンラインカウンセリング(30分3000円、要予約)も受けられる。


 メンバーの一人で自閉症の長男(8)を育てる

磯部愛さん(33)=宝塚市=は

「診断前は、他の子どもと違う長男の行動に

『いつ治るのか、どうやったら治るのか』と悩み、

何度もベランダから飛び降りたい日があった」

という。


「安心してくつろげるカフェ。

一緒に気兼ねなく過ごしましょう」

と話している。


 阪急小林駅徒歩5分。午前10時~午後4時。

火曜、日曜休み。「さんかくカフェ」(0797・98・9918)。


[毎日新聞]






親子で、また車いすでも気軽に利用できるカフェ、

心強いですね。














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Last updated  2018.11.23 04:38:56
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