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■夏の甲子園、閉会式にあった奥島孝康高野連会長の失言が物議を醸している。問題となったのは「とりわけ残念なのは花巻東(岩手)の大谷投手をこの甲子園で見られなかったこと」と言ったこと。これに対し「優勝した盛岡大付高にたいへん失礼・・・」などの批判が集まっている。■これまで書いてきたとおり、ボクの故郷は岩手・花巻。夏休みに帰省するたび、実家にほど近い花巻東のグランドを訪ねることを常としている。だから甲子園のマウンドに立つ大谷翔平を見たい!という欲求は人一倍強いと自負している。そんな事情があり、ボクも奥島さんと同じことを思っていた。ただそれを言ったら「優勝した盛岡大付高にたいへん失礼」と思ったから、このブログに書くことはなかった。■さて---、奥島さんの発言は本当に失言なんだろうか? いや、これは失言ではなく、確信犯的にそう言ったのだと、ボクは睨んでいる。一時低迷した早稲田スポーツ(野球、ラグビー等)を強引に復活させたのは、当時総長だったこの人の手腕に依るところが大きいと、ボクは認識している。もっと言えば、この人の興味あるところは「ビジネス」なのだと。「ビジネス」最優先で考えた場合、なんだかんだ言っても、早稲田ブランドを維持するためにスポーツを強くすることが一番手っ取り早い、そういった考えがあったように推測する(そもそも現在の早稲田ブランドを築くきっかけは早慶戦、つまり野球だったわけだし)。■冒頭の発言も、高校野球のブランド維持のために、今後は人気選手たちが大勢集う甲子園を指向したいという強い意思表示ではなかったか? 人気選手を集めることで話題を呼び、ブランドがさらに確立し、結果として「高校野球ビジネス」を成立させたい、そんな思いが根底にあったように思う。奥島さんという人は一流のプランナーであり興行師じゃなかろうか。■余談ながら、奥島さん(そしてボクの)夢を奪ったのは、岩手県大会決勝にあった審判の誤審である。 今日も1クリックお願いします
2012.08.28
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■今日(8月25日)、川越市市制90周年記念・全早慶戦を観戦した。場所は、高校野球観戦で何度も足を運んだことのある川越・初雁球場。まさかこの球場で早慶戦を見ることができるとは夢にも思わなかった・・・。 (8月25日)全慶大 000 000 300 =3全早大 200 000 100 =3【試合経過】早稲田大が初回に猛攻を見せる。先制点を叩き出したのは、やはりこの男。杉山翔大(4年、東総工高)。1番・中村奨吾(2年、天理高)、2番・前田将希(現・JX-ENEOS)が連打でチャンスをつかむと、送りバント後、4番・杉山が右前に弾き返して2点を先制した。追いかける慶応義塾大は3回に一死満塁のチャンスを作るが、後続が連続三振に終わる。そして反撃を見せたのは5回。走者をひとり置いて、7番・横尾俊建(1年、日大三高)が豪華なスイングでレフトスタンド場外に2点本塁打を放ち、慶応は同点に追いついた。打った瞬間に本塁打とわかる打球だったため、駆け出した直後にガッツポーズを見せる横尾。そしてこれからゲームが面白くなるはずだったが、ボクはここでギブアップ。最高気温36℃、直射日光を浴び続けため、完全に集中力が途切れてしまった。 (写真)打者は慶応・横尾。この写真撮影の直後に2点本塁打が飛び出した。■結局ゲーム途中にボクは帰宅したけれど、早稲田・杉山の巧い打撃、慶応・横尾の豪快な打撃を見れたのは収穫。欲を言えば横尾と吉永健太朗(早稲田大1年)の「日大三高対決」を見たかったし、地元・川越出身の高梨雄平(2年、川越東高)の投球も見たかったが、それは秋季リーグ戦の楽しみにとっておこう。(上記スコアは、7回以降の得点を慶応大野球部ホームページで確認した)以下に、今日のスタメンを記載します。 <全慶応義塾大>1(8)佐藤旭(2年、慶応高)2(6)山本恭寛(1年、慶応高)3(D)前田直樹(現・日本製紙石巻)4(9)藤本知輝(2年、慶応高)5(2)伊場竜太(現・日本製紙石巻)6(7)谷田成吾(1年、慶応高)7(5)横尾俊建(1年、日大三高)8(3)倉橋法志(4年、濟々黌高)9(4)大川武範(4年、濟々黌高)P 只野尚彦(4年、慶応高)<全早稲田大>1(4)中村将吾(2年、天理高)2(8)前田将希(現・JX-ENEOS)3(2)地引雄貴(4年、木更津総合高)4(3)杉山翔大(4年、東総工高)5(D)田中幸長(現・トヨタ自動車)6(9)小野田俊介(2年、早稲田実)7(5)茂木栄五郎(1年、桐蔭学園高)8(7)吉澤翔吾(2年、日大三高)9(6)東條航(3年、桐光学園高)P 内田聖人(1年、早稲田実)今日も1クリックお願いします
2012.08.25
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