あま野球日記@大学野球

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2012.04.01
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カテゴリ: 大学野球

■以下、デイリースポーツより。
最大級の怒号がスタジアムにこだました。「何やっとんじゃボケエ!」。楽天星野監督の視線の先で、ルーキーの島内が転んでいる。1点を追う八回無死満塁。中村が右飛を打ち上げる。犠飛で同点。誰もがそう思った次の瞬間に、ミスが起こった。

打球の行方を追おうとしたのか、ベースから足が離れてしまい、慌てて戻ろうとした時に島内は足を滑らせ、スタートを切れなかった。「あんなの見たことない」とキレる指揮官。結局この回無得点。島内は報道陣からのどんな質問にも「ハイ、ハイ」と答えるのが精いっぱいだった。


■今朝のテレビ『サンデーモーニング』(TBS系)には、ベンチに戻り青ざめた島内の表情が映った。島内の名を聞いても、それが誰なのかボクは分からなかった。調べてみて、初めて島内とは、 星野仙一 監督の後輩・明治大にいた島内宏明だったことを知った。

そうか、昨秋のドラフトで楽天に入団したんだ・・・!?

ま、やってしまったことは仕方がない。近いうちに汚名返上のプレーを期待したい。


島内宏明
明治大時代は、打席でやけに落ち着き払った、いかにも「明治」っぽいいしぶといアベレージヒッターだった。ただwikipediaには50m走、5.8秒の走力と紹介されていたが、主に3番・4番を打っていたせいか、走力に優れた選手とは気づかなかった。4年間通算の盗塁数がたった「3」だったし。

出身高校は石川・星稜高。
2007年夏の甲子園に1番・ファーストで出場した。だが初戦で長崎日大高と対戦し、スコア1-3で敗退した。自身の成績は3打数1安打、1四球。チームメイトには國學院大を経て読売に入団した 高木京介 がいた。

(参考)2007年夏の甲子園は、佐賀北高の「がばい」旋風に沸いた、あの大会である。 決勝で広陵高のエース・野村祐輔が逆転満塁本塁打を浴びて敗れた


明治大時代。
島内は、その広陵高・ 野村祐輔 とチームメイトになる。3年秋は打率.400を残すも規定打席に達しなかったが、4年春は.385を残して打撃十傑の3位、そしてベストナインに。続く秋もベストナインに選出された。チームメイトには他に、ペーチェット病と戦いながら読売に育成枠で入団した 柴田章吾 もいた。


《島内、明治時代の成績》 東京六大学野球連盟HPのデータを編集した。

シーズン 試合 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 四死球 三振 打率
2010年秋
9 25 10 1 2 1 3 4 0.400
2011年春
12 39 15 0 4 2 6 8 0.385
2011年秋
13 43 15 1 6 0 16 2 0.349
34 107 40 2 12 3 25 14 0.374

大笑いウィンク

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Last updated  2012.04.02 00:23:20
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