◎ 心体ノート

◎ 心体ノート

2009.07.27
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カテゴリ: 簡化太極拳

本日の練習も1級受験者メインです。

真剣さが増している彼女たちの

邪魔にならないように

練習です。

今度二段を受ける方と二段取得者と

弓歩の前引きについて

あれやこれと・・・。

二段受験になると

前引きについては厳しいチェックが入るので

必至です。

そして最後には二段取得者が先生を呼んで

「この人を見てください。」と・・・。

二段受験予定者はずっと

あれやこれやと悩み抜いた弓歩を

先生に見てもらう事に・・・。

先生が

「自信のあるのをやってみなさい。」と言い、

両手で太腿を押さえられました。

すると

もう動きません。

なるほど

前で引いているから押さえられると

動かないのですね。

そして

弓歩の定式。

虚領頂頸の説明で

二段受験予定者は

「ここで上体を少し下げるのですね」と確認

「いやいや、逆です。少し上げるくらいの気持ちです。」

彼がなぜそう聞いたか察知した私は

すかさず

「よく弓歩ではお尻にエクボを作るような感覚でして下さいと

耳にするのですが・・・?」

と聞いたのです。

「それは上体を下げてエクボを作るのではなく、

尾骨を巻いてエクボを作るという意味です。」

その二段受験予定者から

「お尻のエクボは、ブランコに座れるくらいのエクボを作らなくちゃいけないらしい」

と聞いていたので、

きっとその彼はそれを作ろうと必死で上体を下げて

お尻に窪みを作ろうとしていたと想像できたから

うやむやにしてはいけないと思い 聞いたのですが、

やはり聞いて正解だったようです。

太極拳では時に分かりやすい言葉で

説明しようといろいろな表現が出てきますが

時にこうした言葉が誤解してしまうことがあります。

言葉だけでなく身体も合わせて

一つ一つ確認しながら

覚えていかないといけない ものであります。

太極拳は難しく、だから面白くもあります。






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Last updated  2009.08.14 00:46:29
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