黒く塗られた雑誌…

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2004年05月14日

ブロスを買いに、音楽通りの治屋（はるや）にいった。
治屋は、年中無休、朝8：00-夜11：00まで休みなくオープンしているというちっちゃくてかわいいおばあちゃんがこじんまり経営している昔ながらの本屋さん。

夜になると雑誌ラックは店内奥にしまわれているのだが、終っているわけではないので、勝手にずかずか入って自分でとってオッケーなんです。

で、200円だしたら10円のおつりもしまっちゃったらしく、奥のほうにとりにいっていた。
その間、おばあちゃんのカウンターの上を見ると、「野毛なんとか」っていう1冊の雑誌があった。
ハンドブック大だけどわりとしっかりしているせいか、価格は500円もする。

開けるとすぐに、元ゴールデンカップスのギタリスト「エディー藩」の笑顔が飛び込んできたが、その後は、野毛で飲んでた人たちのスナップが続いていたりしておもしろいのか、そうじゃないのか、よくわからない作りになっている。

＊ちなみに、日記リンクしているゴーヤさんの姿を探したが、残念ながらわたしにはみつけられなかった…
頻度からすると、載っている確立は高いはずなのだが…

なんと手書きで何行も黒マジックで塗りつぶされているのだ。

それはまるで、戦争直後の教科書のよう…

戻って来たおばあちゃんに、「この雑誌、すごいですね…」というと、「ええ、先日置いてくれって持って来たんだけどね、たぶん素人が作ったからそういう風になっちゃったんじゃないかしら。」とにっこり。

出来てから誰かからダメだしが出たのか、もしくは、まさか、校正が間に合わなかったのか？

謎の創刊第１号でした…

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『くまのプーさん』
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