青空のDAY-TRADE REPORT

青空のDAY-TRADE REPORT

2012.08.05
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◆8月3日(金)

◆日経先物:8540円-90円 (15:15)
始値:8630円 高値:8690円 安値:8500円
9月物は下落し、終値は前日より90円安の8540円だった。欧州中央銀行(ECB)理事会で欧州債務問題の具体的な対策が示されず、失望感から売りが優勢だった。円相場の高止まりも重荷になった。もっとも、日本時間今夜発表の7月の米雇用統計の内容を見極めたいとのムードが広がり、下げ幅を縮小する場面もあった。売買高は3万1903枚だった。


◆ドル・円:78円20
◆前日のNYダウ:1万2878ドル -92ドル
始値:1万2969ドル 高値:1万2969ドル 安値:1万2778ドル
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の記者会見内容への失望から欧州債務問題への警戒感が改めて強まり、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた。非鉄のアルコアなど世界景気の動向に収益が左右されやすい銘柄を中心に売りが広がった。ダウ平均は一時190ドルあまり下げた。
ドラギ総裁は会見でスペインなど南欧諸国の国債買い入れを再開する方針を示したが、具体的な時期や規模に言及しなかった。より踏み込んだ内容を期待していた投資家から失望売りが膨らんだ。
売り一巡後の相場は下げ幅を縮小した。7月の米雇用統計の発表を翌3日に控え、持ち高を売りに傾けにくいムードが広がったという。取引終了にかけ、持ち高を中立方向に調整する目的の買いが入った。


◆日経先物225ミニ取引



本日合計+90円(1枚当たり)


3日のNYダウ:1万3096ドル
+217ドル
7月の非農業部門の雇用者数は前月から16万3000人伸び、増加幅が市場予想(9万5000人程度)を大きく上回った。失業率は前月から上昇したが、米雇用の回復鈍化に対する過度に悲観的な見方が後退した。ダウ平均の上げ幅は一時250ドルを超えた。
欧州債務問題への警戒感が和らいだことも相場を下支えした。欧州中央銀行(ECB)が債務危機の克服に動くとの観測が改めて強まり、スペインなどの国債利回りが低下(価格は上昇)。欧州の主要株価指数が総じて上昇し、米市場に買いが波及した面もあった。






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Last updated  2012.08.05 18:54:14
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