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本格でも変格でもなく、フェアプレーによる読者への挑戦も期待できず、キッチュ好きな私としてはパスティーシュ未満、程々パロディ、エンターティメントととして笑わせてもらって読了。
トリックやロジックの構成は推理小説の王道から著しくはずれており、犯人像や犯行状況、犯行動機が解明されても (゜Д゜) ハア?? 腑に落ちない一方で、単純な消去法で犯人が何となく判ってしまうのは破綻というべきか御愛嬌とすべきか。
しいてバカミスのジャンルに押し込んでしまえるかな~といったあやうさもあるかな(あやしくはないと思う)いや、バカミスの条件も満たしているとは思えない、犯人探しならぬ突っ込みどころを探して楽しむ、さしずめボケミスといったところか。
それにしても、取りあえずトリックはなくてもレトリック、作者は虚実綯い交ぜのワイルドネタで読者サービスはしているのだがダグラスについての言及が一行しかなかったのは如何のものか。
ダグラスのいないワイルドなんて、蘭丸のいない信長のようなもの...と秘かに思うのであった。