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十一月
青碧澄明の天、雲端に古城あり、天守聳立てり。濠の水、菱黒く、石垣に蔦、紅を流す。木の葉落ち落ちて森寂に、風留むで肅殺の氣の充つる處、枝は朱槍を横へ、薄は白劍を伏せ、徑は漆弓を潛め、霜は鏃を研ぐ。峻峰皆將軍、磊嚴盡く貔貅たり。然りとは雖も、雁金の可懷を射ず、牡鹿の可哀を刺さず。兜は愛憐を籠め、鎧は情懷を抱く。明星と、太白星と、すなはち其の意氣を照らす時、何事ぞ、徒に銃聲あり。拙き哉、驕奢の獵、一鳥高く逸して、谺笑ふこと三度。 ( 月令十二態 泉鏡花 )
この修辞に接すると11月生まれで良かったなと、一寸ばかり思ってしまう。天守物語の時節の設定はやはり晩秋の11月がふさわしいのだとひそやかな自己満足。しめやかに私語のとき。
あきたけて夜ふかき月の影見ればあれたる宿に衣うつなり ( 金槐集 )
ゾンビ3.0 2026.05.09
10💃読んだ 2025.12.30
10DANCE キタワァ━━━━━━(n'∀')η━━━━━━ !!!!! 2025.12.11