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昨晩、下北沢の某ロックバーで開催された「産業ナイト」というイベントに行ってきました。バンド仲間がDJをやっているので…。DJといっても曲の解説などはなく、自分が聞かせたいCDやレコード(なつかしい響き?)を持って行って、いわゆる産業ロックを10曲ほどかけるという企画です。10歳以上も年下のDJ嬢はスティクスやらカンサスやら、いろいろかけてくれたけど、80年代半ばから90年代初めまでの産業ロックにはほとんど関心のなかった私には、未知の曲が多かったです。(汗)でもマイク・オールドフィールドがロジャー・チャップマン(元ファミリー)に歌わせたヒット曲、「Shadow On The Wall」がかかった時は、同行の友人達が「これって産業なの?」といぶかっていましたが、何となく私のためにかけてくれたような気がしないでもありませんでした。(笑)あ、でもブームタウンラッツの「哀愁のマンデイ」は、なつかしかった。あらためて名曲だなあ…と思った次第。参考:http://www.geocities.com/~sdsundstrom/が、この曲、ちょっと忌まわしい逸話がありましたね。1979年1月29日、カリフォルニア州サンディエゴのクリーブランド小学校に、多くの銃弾が打ち込まれ、校長と教頭が死亡、子どもや警官8人が重軽傷を負う惨事が起こった。犯人は小学校の向かいに住んでいた、当時16歳の女子高生ブレンダ・スペンサー。自宅に7時間以上立てこもったあげく逮捕された。ブレンダは「何故あんなことをしたんだ?」と聞かれた時「I don’t like Mondays(月曜日は嫌い)」と答えた…。猟奇的な事件が多発している現在では、インパクトのない話かもしれないけれど、当時は世界中の人々が驚いた。気やすく「月曜日は嫌い」と言えなくなってしまった。彼女が持っていた22口径ライフルは、父親からのクリスマスプレゼントだった。この曲はこの事件をテーマにした曲だったので、全世界で話題を呼び大ヒットした。でもアメリカでは売れなかった。ブレンダの両親がレコードの販売差し止め裁判を起こすとか、全米ライフル協会が圧力をかけたりした。
2004.01.31
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元ジェネシスのスティーヴ・ハケット(Steve Hackett)バンドによる2003年秋のヨーロッパ公演を収録した最新ライブ・アルバム「Live Archive」(CAMCD33:2枚組み)が届きました。本日、到着したばかりで、ハケットのサイン入り。最新アルバム「To Watch The Storms」からの新曲を含め、22曲が収録されています。エレクトリックでもアコースティックでも独特のギター奏法と音色でファンを魅了するハケット。メタルばりの早弾きはしませんが、ライトハンド奏法の創始者だけあって、多彩な音色が彼のギタープレイの特徴です。昨年、ギターウォーズで来日して、ポール・ギルバート、ヌーノ・ベッテンコート、ジョン・ポール・ジョーンズらと熱いステージを披露しましたが、今年は単独での来日公演が待たれます。日本のサイト:http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/steve_hackett/index.htmlライブ盤の購入はこちら→http://www.stevehackett.com/猟盤記録(2点)CLEAR LIGHT / CLEAR LIGHT SYMPHONY(ARC-7035)CLEAR LIGHT / Forever Blowing Bubbles「シャボン玉幻覚」(ARC-7036)
2004.01.30
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さてウェットン期のクリムゾンと言えば、「太陽と戦慄」(写真)「暗黒の世界」「レッド」の3部作となります。この3枚にはコンセプトの関連性というものはありません。が、この3枚を聴けば、現行クリムゾンが標榜するヌーヴォ・メタルの原型に触れることができると思う。個人的に好きな順に並べるならば、「レッド」→「暗黒の世界」→「太陽と戦慄」という順番になる。たしかウェットンも、あるインタビューで似たようなことを言っていた。作品ごとにバンドの演奏力(特にインプロ)がますます向上し、「レッド」で一つの飽和点に達するのである。レッドは何度聞いても感動がある。レッドがあったればこそ、いまだにプログレを聞いている自分があると言っても過言ではないだろう。ウェットンが作曲し、リチャード・パーマー・ジェームスが作詞した「スターレス」は、クリムゾンという恐竜を「星のない聖なる暗闇(Starless and bible-black)」に引きずり込み、7年間の冬眠に誘い込んでしまったかのようでもある。当時パンクの台頭をいち早く感じ、神秘哲学に傾きつつあったロバート・フリップ、エイジアのような巨大な成功を夢見ていたジョン・ウェットン、完璧な演奏を追い求めていたビル・ブルフォード。この3人が微妙なバランスを保ちながら限界状況の中でつくりあげた「レッド」は、まさに70年代初頭に勃興したプログレ時代の終焉を告げる名盤として、今後もロックの歴史が続く限り、永遠に語り継がれていくであろう。テンプレートの選択肢が増えたので、さっそく変更してみました。なかなかぴったり合うものを見つけるのは難しいですね。
2004.01.29
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今日は休み時間もずっとクリムゾンを聞いていました。改めて「宮殿」から「USA」まで聞いてみると、1作毎に変身を遂げつつ進化していく、まさに恐竜のようなバンドであったなあとしみじみ実感したのであります。特に初期4作のコンセプトやジャケは、詩人のピート・シンフィールドが担当しただけあって、古代ギリシャの哲学者プラトンの対話集「ティマイオス」で語られている世界を構成する四大要素「天地火水」と「均衡が取れた世界」がベースとなった理想主義を反映したものだとか。(注)プラトンの霊肉二元論は、霊魂の三区分「知恵、勇気、節制」が徳を以って肉体と調和したときに正義の国家が現れると説いた。さて、シンフィールドは世界を構成する四大要素をクリムゾンのアルバムのテーマに当てはめたそうです。「宮殿」は天、「ポセイドンのめざめ」は水(海神ポセイドン)、「リザード」は火(錬金術でとかげは火の象徴)、「アイランド」はもちろん地がテーマです。さらに彼は占星術の12星座を個々の楽曲にちりばめていたわけで、「風に語りて」は双子座、「エピタフ」と「ムーンチャイルド」は蟹座、「クリムゾン・キングの宮殿」は獅子座、「ポセイドンのめざめ~リブラのテーマ」は天秤座と乙女座、「アイランド」のジャケには射手座の三烈星雲(M20)の写真が使用されるといった具合。以上の内容は「アイランド」のブックレット解説に詳しく書かれています。当時と言っても、私は後追いでしたが、このようにコンセプトが順に体系的になっているとは知りませんでした。ウェットン期の3作品には、このようなコンセプトはありませんでした。シンフィールドのような詩人はいなかったし、何よりもフリージャズに影響されたインプロを中心とした演奏に、より多くの比重が置かれたためでしょう。
2004.01.28
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「KING CRIMSON 21st CENTURY COMPLETE EDITION」シリーズの第1弾が本日、店頭に並びました。http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/king_crimson/king_crimson_disco.html■ クリムゾン・キングの宮殿(UICE-9051)ピンク・アイランド・プレスから復刻。HDCDマスタリング。■ ポセイドンのめざめ(UICE-9052)ピンク・アイランド・プレスから復刻。オリジナルのテクスチャー紙に近い紙を使用。見開きジャケット内面銀色インク使用■ リザード(UICE-9053)パーム・アイランド・プレスから復刻。金色インク使用。アイランド水色内袋付き。■ アイランド(UICE-9054)オリジナル・フリップバック・アウター、見開き袋型インナーを再現。■ アースバウンド(UICE-9055)HELPシリーズ用黒内袋付き。初回出荷分のみジャケット背上下しぼりタイプ。■ 太陽と戦慄(UICE-9056)専用内袋付き。初回出荷分のみジャケット背上下しぼりタイプ。■ 暗黒の世界(UICE-9057)初回盤仕様の歌詞入り内袋付き。可能な限りオリジナルに近いテクスチャー紙使用。■ レッド(UICE-9058)PP/コーティング加工。アイランド水色内袋付き。初回出荷分のみジャケット背上下しぼりタイプ。■ USA(UICE-9059)PP/コーティング加工。アイランド水色内袋付き。初回出荷分のみジャケット背上下しぼりタイプ。(各税込¥2.344)(←左が衝撃のデビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」、右は筆者が最高傑作と評価している「レッド」)今回の紙ジャケシリース(ユニバーサル)は前回のポニー・キャニオン盤に比べて、よく出来ていると思います。「宮殿」にかんしては、オリジナルのピンク・アイランド・プレスってこうだったんだ~と感心させられます。「ポセイドンのめざめ」(ポセイドンをおいかけて…が、正しい邦題)は、油絵をみているかのような高級感あふれるジャケ。迷作(?)「リザード」は、教科書のつるつるした表紙を思わせるPP加工が良いです。肉体派(?)と言われた「アイランド」はオリジナルのアナログ盤にも付いていた見開き袋インナーが忠実に再現されています。もの時期のライブ盤「アースバウンド」は、粗雑で安っぽいつくりのジャケまで再現してくれています。さてウェットン期の4枚もすごいです。「太陽と戦慄」は中袋がそっくり再現されているし、「暗黒の世界」のジャケも油絵のような仕様。英国の現代詩人Dylan ThomasのUnder the milkwoodも懐かしいですね。「レッド」もつるつるしたPP加工ジャケが、昔の記憶と感動をフラッシュバックさせてくれます。「USA」も光沢がきれいです。解説も今回のリリースに合わせて、すべて新たに書き下ろしされています。ロバート・フリップのクレジットがすべての解説に記載されています。つまり御大公認なわけ。作品毎に過去のアナログ盤やCD盤を紹介するブックレット(クリムゾン・ギャラリー)も付属していて、コレクターにとっては便利です。難を言わせていただくとすれば、英語版ブックレットがキャにオン盤に比べて、こじんまりとしてしまったことでしょうか。紙質も高級感に欠けますか…。レーベルマーク(英アイランド時代は「ピンク」「島」)までオリジナルを再現予定という宣伝文句も嘘だったのかな。レーベルマークがな~い。というわけでキャニオン盤(透けるゴールド・ディスクも良かったし…)も手放せなくなりました、結局。^^;とはいえ、100点満点で90点はあげられます。よくぞここまでやってくれましたと、制作関係者に謝意を表したいと思います。音的には前回のHDCDヴァージョンをそのまま使用しているので、変わりありません。もっともトラック・タイムには若干の違いがあります。といっても、わずか1~2秒の範囲。ここまでくると紙ジャケも一つの文化現象なのではないかと思えてきます。家宝にしようと思います~♪
2004.01.27
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かつてロバート・フリップがこの雑誌の表紙を飾ったことが思い出されます。ただいまコンビニなどで発売中のアエラ最新号(04.2.2)に、以上のタイトルで興味深い記事が載っています。私に言わせれば「プログレの蘇り」というか、リバイバルは89年のABWH(Anderson-Bruford-Wakeman-Howe)あたりからはじまったような気がしますが…。90年代は、エイジアの来日や、8人イエスでプログレ・ルネッサンスは一気に盛り上がり、クリムゾンやフロイド、ELPなどの大御所の再結成ブームを経て、ヨーロッパや南米などの辺境プログレまでもてはやされるようになりました。だからこのような記事を読むと「なんで、いまごろ?」「こっちはもうとっくにマイブームだけど…(ブツブツ)」(笑)ってことになるのですが。まあしかし、今回の記事は銀座や高円寺、蕨のプログレバーに集まる中年の親父(他人事のように書かせてもらいます…)達の喧騒ぶり(?)が紹介されていて面白いです。プログレとは「マジメで探求心のある日本人気質に合った音楽」という某プログレバー店主(面識あり)の言葉に共感を覚えたけど、要するにプログレ・オタクが多いということですね。この記事を書いたアエラ記者氏のCD、LPコレクションは2500枚で、そのうちプログレはたったの700枚だそうで。まだまだですね~、お互いに。(笑)
2004.01.26
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既報のキング・クリムゾン「紅伝説」の再発ヴァージョン(Frame By Frame、Second Edition)ですが、CD1-4はスタジオ録音音源で、オリジナルとは違う新アートワークでのボックス・セット仕様になりそうです。そしてCD5-8はライヴ音源(内容不詳)を収録。さらに紅伝説のコンパクト版「The Concise King Crimson」(2CD,Second Edition)もリリースされます。ウェットン期クリムゾンのライブ音源集「偉大なる詐欺師2」(The Great Deceiver,Second Edition)は、CD1-4が旧オリジナル盤と同内容で、CD5-6に同時期の新発掘音源が収録されるそうです。アートワークも一新されます。これは、あくまでも構想段階です。確定するまでには、まだまだ紆余曲折があるかもしれません。今日のスタジオ練習は、ヴォーカル&コーラス担当がもう一人加入してくれたおかげで、エイジア・サウンドの特徴ともいえる音の壁のような分厚いコーラスの再現に一歩近づきました。(笑)私はというと歌詞抜けがあったり、ベースラインを忘れたりとミスが目立ちました。Don’t Cryも歌詞の一部を間違えました。師匠に似せようとしたわけではないのですが…^^;次回は「Wildest Dreams」やるぞ~♪
2004.01.25
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今日、個人的に嬉しかったのが、元ビートルズの故ジョージ・ハリスンが、ダークホースレーベルから出した6タイトルが3月3日に再発売されるというニュース。「33 1/3」「慈愛の耀き」「想い果てなく~母なるイングランド」「ゴーン・トロッポ」「クラウド・ナイン」「ライヴ・イン・ジャパン」「想い果てなく~」は80年12月8日、ニューヨークでジョン・レノンがファンに射殺されたことにショックを受けたジョージが翌年2月、ポール・マッカートニーやリンゴ・スターとともに、ジョンに捧げる曲「過ぎ去りし日々」を収録したことで有名ですね。70年のビートルズが解散以来、メンバーが初めてスタジオに集まりレコーディングしたということで、ヒットチャートでも全米2位を記録するなど話題になりました。私もLPを購入して聞き込んだ記憶があります。CD化がなかなかされないのでやきもきしていましたが、ようやくリマスター盤が出ますね。http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1892904 オフィシャル情報:http://www.toshiba-emi.co.jp/beatles/news/news20040123.htmただ問題は、SACD仕様でリリースされる「ライヴ・イン・ジャパン」以外の5枚は、コピーガードがかかったCCCDが採用されたということ。どうせ売れることは間違いないのだから、これは止めてもらいたいです。CCCDはCDプレイヤーやCD-ROMドライブに過度の負担をかけます。じっさい友人の一人はCDプレイヤーを故障させてしまいました。パソコンのCDドライヴでも、異常な「うなり音」をあげます。結局、オーディオ機器の寿命を縮めることにしかならないと思います。レコード会社にとって違法コピー防止は死活問題なのかもしれませんが、消費者にとっては百害あって一利なし。コピーガードをかけたとしても、売れるものは売れるんだし、売れないものは売れない(消費者の立場で言えば、買うべきものはなんとしても買う)と思うのですが…。
2004.01.24
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今日は会社が休みだったので、いつもバンドで使っているスタジオで個人練習をしてきました。今月は平日の昼間に限り1時間500円でレンタルできるという特典を利用しました。一人でスタジオといっても、メインアンプにMDをつなげて、エイジアの曲を流しながら、ベースを弾いて歌いました。左右両方のスピーカーのちょうど真ん中の位置に立って演奏していると、あたかも自分が5人目のメンバーになったかのよう。エイジアの録音って、ベースの音があまり聞こえないので、自分が弾くのに都合がいいですね。(笑)ヴォーカルはリードを歌ったりコーラスを歌ったり。バンドの新しいレパートリーでもある「Wildest Dreams」にも挑戦。これはエイジア曲の中でも難曲なので、完璧にマスターするには時間がかかりそうです。反戦をテーマにした歌詞が、ご時世にも合っているかも。ここで出てくる「they」を小泉・石破…とかって置き換えて考えたりはしませんけど…(^^ゞhttp://display.lyrics.astraweb.com:2000/display.cgi?asia%2E%2Easia%2E%2Ewildest_dreams というわけで、2時間にわたり20曲をやりました。さすがに高音がでなくなり、声が枯れてしまいました。明後日はバンドのメンバーがそろってのリハがあるのですが、声がでますでしょうか…^^;今日弾いた曲は以下の通り。(繰り返し含む)Wildest DreamsHeat Of The MomentOnly Time Will TellSole SurvivorDon’t CryThe Smile Has Left Your EyesThe Heat Goes OnGoVoice Of AmericaWishing出来に関しては、あくまでも自己満足の世界です…^^;当たり前のことですが、弾きなれた曲よりも新たにチャレンジする曲を演奏する時のほうが脳細胞(特に前頭葉の)が活性化するのを感じます。老人のボケ防止には音楽、それも躍動感のある音楽(ロックとはいいませんが…)を聴くのが良いなんていう話を読んだことがあります。それも聞き慣れた(or 飽きた)曲よりも新しく聞く曲のほうが効果かが大きいとか。で、楽器をやるさいにも、同様のことが言えそうです。いちおう完璧に弾けるようになってしまった曲は飽きます。すると演奏していてもつまらないし、ひどいときは眠くなったりもします。(弾きながら寝ることはありませんが…)こういうケースはボケ防止にはならんでしょうね。結論として、脳を活性化させるには、同じところにとどまらず、つねに新しいものに挑むチャレンジ精神が必要だってことでしょうか。
2004.01.23
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いきなりエキセントリック(?)な出だしですみません。キング・クリムゾン(King Crimson)の紙ジャケ再発プロジェクトの第3弾ラインナップが発表されたことに対する、率直な感想です。(笑) 3月24日に「ナイト・ウォッチ」(ウェットン在籍時音源)、「アブセント・ラヴァーズ」、「ヴルーム・ヴルーム」が紙ジャケでリリースされます。今回はタスキ裏に記載の応募券を切り取って、応募すると「A賞(必要応募点数8点):ロバート・フリップ直筆サイン入りギター1本 1名様」「B賞(必要応募点数7点):ロバート・フリップ直筆サイン入り『クリムゾン・キングの宮殿』アナログ・ジャケット1枚 1名様」「C賞(必要応募点数5点):輸入Tシャツ1枚 30名様」「D賞(必要応募点数3点):『ディシプリン』サンプラー 300名様」が当たるそうです。さらにまた長らく廃盤だったボックスセットの「紅伝説」と「グレート・デシーヴァー」が4月7日に再発されます。紅伝説(虹伝説ではありませんので要注意!)はCD4のライブ音源が別音源に入れ替わるそうです。個人的にはあまり欲しくないものばかりではある。帯を切りたくないからもう1枚ずつ、なんてのもばかげてるし。とりあえずウェットン・ファンとしては「ナイト・ウォッチ」(リマスターでしょう、たぶん)だけ確保すれば良いのではないでしょうか。(あくまでも独り言…(笑))レコード会社も収益を上げるために、あれこれやってくれるのはいいのですが、とんでもないバンド(ミュージシャン)のファンになってしまったもんだと、いまさらながら後悔しきり。もう後戻りは出来ない…(苦笑)
2004.01.22
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ブリティッシュ・ロックファンご用達の愛読誌です。まだ1月なのに3月号なんて気が早いと思いつつ、一気に読破しました。今月号の特集はキング・クリムゾン。近くリリースされる紙ジャケシリーズ第1弾を意識したものであることは間違いありません。今回は歴史やサウンドの変遷がラインナップ毎に、簡潔にまとまっていて読みやすい。アルバムレヴューも、それに付随するライブ・アルバムが紹介されていて、初級者から上級者(なんているのか?)まで便利な記事になっています。イアン・マクドナルド、ピーター・ガブリエル、デイヴ・シンクレアなどのインタビューも読み応えがあります。クリアライトのアルバムでジョン・ウェットンが歌う予定だったなんて、知りませんでした。参考:http://www.strange-d.com/index.htm 続・空から降る一億の星ドラマの続きという意味ではありません。このドラマを収録したDVDにはエイジアの「嘘の微笑み」(The Smile Has Left Your Eyes)は収録されていませんでした。(やっと見終わった。)最終回の放映でこの曲が使われた場面(キムタクと深津絵里、とよた真帆の3人がバーで会うシーン)では、スティーヴ・コステロが歌う主題歌「スマイル」に差し替えられていました。ちょっと、残念。
2004.01.21
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最近購入したCDの中から、感動したものを紹介します。Dave Sinclair / Full CircleDaveは、ソフト・マシーンイギリスのカンタベリー・シーンを代表するキャラヴァン(Caravan)の元キーボード・プレイヤー。2002年1月の初来日公演にも参加しました。ソロ作としては2作目にあたるこの作品は、こてこてのプログレというよりは、AOR風ロックに仕上がっています。もちろん所々に(特にキーボード・ソロ)プログレ的アプローチを感じる部分も多くあります。カンタベリー出身の女性ヴォーカリスト、Roxane(ロザーン)が幅広い音域と豊かな表現力でデイヴの楽曲を引き立てています。キャラヴァンの新旧ベーシスト、Jim LevertonとRichard Sinclairが、これまた渋いヴォーカルを披露。ジムおじさんは、2003年、キャラヴァンの来日公演でも演奏したNowhere To Hideというバラードの完全版で説得力あふれる歌唱を披露。デイヴの従兄弟でもあるリチャードは、カンタベリーの名バラード、O’Carolineで優しい歌唱を聞かせてくれます。キャラヴァン陣営からはギタリストのDoug Boyle、パーカッショニストのSimon Bentallも参加しています。異色なのが仏英日の3ヶ国語で歌われる平和ソングPeace In Time。表題の歌詞が出てきます。おもいだして はだのぬくもりやさしいひとみ おだやかなえがおロックの中で日本語が使われた例は多いですが、これはクィーンの「手を取り合って」を思い出させます。原田なおみという女性歌手が美しい平和ソングに色を添えています。イエスのFragile(こわれもの)を想起させるジャケのアートワークも秀逸。さっそく今年のマイベスト候補になりました。デモ音源や未収録曲を収めたInto The SunというCDも同時発売されています。購入はこちらで(送料無料)→http://www.musicterm.jp/default2.asp オフィシャルサイト(日本語):http://www.iris.dti.ne.jp/~yutayuta/ds/index.htm
2004.01.20
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行きつけのCDショップからご丁寧に電話があって、クリムゾンの第1次紙ジャケリリース日が今週の21日から来週の28日に変更になったそうです。参考:http://www.diskunion.com/progre/review_detail.php?gid=11&sid=4&rid=211 「わざわざ電話してくれなくてもさ、HPで知っていましたよ」って、電話をくれた女性店員に言うのもなんですから、素直に「はい。わかりました。」と答えておきました。このお店はかれこれ6~7年くらい通いつめているので、今では店員に自分の名前をすっかり覚えられたうえ、店長さんとも親しくなってしまいました。向こうからいろいろ貴重な情報やらブツ(ミュージシャンのサインとか)をくれるようになりました。まあ、こちらもあの店には、いわば巨額の投資をしてきたわけですから、それなりの対価だとおもえばいいのでしょう。でも店長のいるときは何も買わずに帰れなくて…、欲しい物が無くても買っちゃったり、お気に入りのミュージシャンでもないのに宣伝文句につられて新譜を予約しちゃったりと、すっかりカモにされています。(笑)ところでCDの梱包作業って、すべて手仕事だそうです。ライナーノーツや解説、CD、裏ジャケなどは手作業でジュエルケースに挿入するとか。見本盤は業界関係者に出回っているのに、リリースに1ヶ月以上もかかるのはそのためだとか。特に需要の少ないプログレ関係(紙ジャケは特に…)は後回しにされる傾向が多いそうです。なので、たまに全く関係の無い解説書が封入されていたりするわけですね。(経験あり)
2004.01.19
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なんで今頃?と思われるかもしれないけど、今ハマっています(笑)。このドラマを見ることになったきっかけは、もちろん副題にあります。The Smile Has Left Your Eyes.(←クリックで歌詞サイトにリンクします。)そうです。ジョン・ウェットンがエイジア時代に書いた名曲の一つ。曲とドラマのテーマがビミョーに交差します。放映当時、最終回にこの曲がかかるという情報を聞いて、その回だけ観ました。で、改めて1回目から観ているわけです。今日は、やっと7回目を見終わりました。あと4回分、残っています。(いつ、見終わる?)結末がわかっているせいか、感動も新たってことはありませんが、キムタクって演技が決して上手いとは思わないのですが、(ファンの方、ごめんなさい)なぜか惹きつけられます。元々持っている殺気立った凄みのようなものがあります。彼が出演したドラマは「ロングバケーション」「ギフト」「古畑任三郎」などが印象に残っています。謎の多い役が多いような気もします。もっとも古畑をパロった古畑拓三郎なんていうコメディもありましたけどね。どちらが彼の本性なのでしょうか?と、話しがプログレから大きくずれたところで、今日はおしまい。参考:http://www.fujitv.co.jp/jp/sorakara/index2.html
2004.01.18
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新作のレコーディングに入ったウェットン先生、旧友のロバート・フリップ翁とお茶をしながら、今後の活動計画について話し合ったそうです。1月14日、フリップ御大はDGM(Discipline Global Mobile)に行きがてら、Ringwoodでウェットンと落ち合いました。久しぶりの出会いだったようで、お互いの近況について語り合い、「レッド」リリース30周年企画についても話し合った模様。二人は72年にバンドを組むずっと前の大学時代(65~66年)からの知り合いだそうです。参考:http://www.disciplineglobalmobile.com/diary/diary-RobertFripp.shtml 今年2004年は「レッド」リリース30周年記念(30th anniversary)なので、DGMとしては、フリップとウェットンを中心に、なんらかのプロジェクトをしかけたいようです。たとえばトリビュート・アルバムが真っ先に思い浮かびますが、これまで「レッド」をカヴァーしたバンドは幾多あれど、どれもパワー不足なので、いまいちどフリップ・ウェットンの再合体により記念アルバムを制作なんてことも検討されているようです。レッドのアウトテイクも収録したリミックス盤なんていうのを期待してもいいかもしれません。さらにコレクター泣かせの情報が…(泣笑)今年中に予定されている「Frame By Frame / 紅伝説」の再発ですが、8CDセット(CD二枚組x4セット)仕様になるかもしれないとのこと。最初の4CDにはスタジオ録音曲、後半4CDにはライブ録音曲をそれぞれ収録した形でリリースされそうです。ウェットン期クリムゾンの貴重なライブ音源を収録した「The Great Deceiver」の再発盤は、6CDセット(二枚組みCDx3セット)仕様になるかもしれません。CD5/CD6には92年以降に発見されたアーカイヴ音源が収録されるだろうとのこと。米国公演より前、そして「The Great Deceiver」に使用された公演より前のヨーロッパ公演のいくつかを収録したblue 1/4インチ・テープ1セットをDGMが所有しているそうです。これじゃ、いくら頑張って働いても、ウェットン先生とフリップ御大の老後のために搾取されていくようなもんだなあ…(ため息)。
2004.01.17
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ここだけの話です。他言は無用です。(笑) ジョン・ウェットンが昨年9月の来日公演で使用したベースは日本のフェルナンデス社製で「FRB-40M SW」という型番だそうです。参考:http://www.fernandes.co.jp/main.html で、これと同じ型名のベースが同社のカタログに掲載されているのですが、なんと定価がたったの4万円~(爆)。参考:http://www.fernandes.co.jp/2002catalog/014.html SWというのはボディのカラー(白)を意味しています。ひょっとしたらウェットン用に作られた特別仕様だったのかもしれませんが…。それにしても定価が40,000円のベースだなんて、あまりにも安すぎませんか。脱力寸前~。^^;ジョンの名誉のために「ベース・マガジン」(2003年11月号)の記事から追記しておきます。ライブで使用したベースはFRB-40Mパッシヴ・ベースなのですが、プリアンプにTC-9500を搭載したアクティヴ・ベース仕様に変えられていたとのこと。また、ピックアップはFGIテクノロジーのPJタイプが使われています。つまりライヴ用にパワーアップされていたわけです。ベースの型番はかわりませんが…。購入はこちら→
2004.01.16
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ヴァンゲリスとジョン&ヴァンゲリスの紙ジャケ再発盤(5枚)を購入。(誘惑に負けた) 「ショート・ストーリーズ」(ジョン&ヴァンゲリス UICY-9375)「フレンズ・オブ・ミスター・カイロ」(ジョン&ヴァンゲリス UICY-9376)「プライヴェイト・コレクション」(ジョン&ヴァンゲリス UICY-9377)「野生」(ヴァンゲリス UICY-9378)「流氷原」(ヴァンゲリス UICY-9379)ヴァンゲリスは「炎のランナー」の映画音楽で、有名になりましたが、イエスのヴォーカリスト、ジョン・アンダーソンとのコラボは70年代の半ばから始まっていたわけで、今回の再発盤シリーズは無名時代のヴァンゲリスの作品まで網羅していて貴重です。「ショート・ストーリーズ」は「炎~」の1年前、つまり80年1月にリリースされた作品。当時、ジョンはイエス脱退の決意をしていたそうです。ヴァンゲリスとは、ジョンのソロ作「サンヒーローのオリアス」(76年)からの付き合いで、ヴァンゲリスは74年、イエスを脱退したリック・ウェイクマンの後任候補に名前があがったほど。透明感あふれるヴァンゲリスのシンセサウンドにジョン・アンダーソンのクリアーな歌声がマッチしていて、いろいろと想像力を掻きたててくれます。仕事の合間に一服しながら聞くと心が和みます。特にハードワークの後や行き詰まった時には、こういう曲がいいですね。癒し効果も大。リマスターされて音質もぐんとアップしました。自分はどうもジョン・アンダーソンのハイトーン・ヴォイスが気に入らず、イエスもあまり聞かなかったのですが、30代半ばになって、やっとあの声に癒されるようになり、以後、イエスを深く聞くようになりました。あれって地声だったんですね。どうりで若い頃からほとんど歌声が変わらないはずです。日本人歌手で例えるなら、音質が異なりますが、美川憲一さんなどがこの部類でしょうか。いずれにしても、歌は地声で歌うのが喉には一番良いそうです。バンド練習ではそうもいかないのですが…。(表題の話題から少し外れてしまいました…^^;)参考HP:ヴァンゲリスの部屋購入サイト:ディスクユニオンなど。 夜はサーバーが混雑するみたいで、日記を二回もアップしたのに失敗しました。HPも正しく表示されなかったりして不安になりました。無料サービスとはいえ、楽天で買い物をしたり、商品の宣伝などもしているんだから、夜中でも閲覧や更新がサクサクとできるようにサーバーをもっと強化してほしいものです。
2004.01.15
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70年代後半のパンクブーム。当時、自分とは無縁かと思っていました。セックス・ピストルズ、クラッシュ、ポップミュージックなど聞きましたけど、自分には合わないと思ったからです。(クラッシュのロンドン・コーリングは良かったけど…)で、意外とハマったのが「ジャム(THE JAM)」でした。初期ビートルズのような明るさがありました。ポリスに次いでメロディアスなパンクロックというイメージでもありました。特に好きなアルバムは5作目の「サウンド・アフェクツ」。当時、大学の生協でジョン・ウェットンの「コート・イン・ザ・クロスファイアー」とを見比べながら、どちらを買おうか迷ったあげく、手に取ったのが前者でした。(後者はカセットで聞いていたのです、実は。^^;)この中の「ザッツ・エンターテインメント」は名曲です。「プリティ・グリーン」も良かったな。シングルの「スタート」なんか、もろに「タックスマン」のパクリなんだけどテクニック的にはこっちが断然上。で、さらに泣けたのが次作でラストアルバムになってしまった「ギフト」。捨て曲なしのすばらしい作品でした。まあ、プログレッシャーになる前は、いろいろあったわけですね。もっと驚くような遍歴もあったのですが、後日にとっておきましょう。(笑)そこで今日はこのCDを中古で買ってきました。http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/jam/jam_disco/uicy1115.html こうして聞いてみると、ジャムの曲は1曲1曲が短く簡潔なところがいいのです。そんな中にもしっかりと主張が込められていて。
2004.01.14
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エクソシストのテーマ曲といえば、ぴんとくるでしょう。そう、マイク・オールドフィールドの処女作にして最高傑作「TUBLAR BELLS」の2003年リメイク・ヴァージョン のDVD-AUDIO盤(ややこしい?)がついにリリースされてしまいました。メーカーの関連HPマイクファンの間では「いつになったら出るの?」という声が多かったそうですが、これってコピーコントロール付きのSACD盤が昨年リリースされたり、通常盤が出たりとわけがわかりません。それでも今回のDVD-AUDIO盤は、5.1chはもちろん、さまざまなサウンド・ヴァージョンを収録しているそうで、1枚で何パターンもの「チューブラーベルズ」が楽しめるそうです。とは言っても、ハード(再生機)を持っていない私にとっては何の意味もありません。SACD盤は買いましたけど、再生機がないので、生まれ変わった音世界の恩恵にあずかれていません。http://www.diskunion.com/progre/search.php?page=&search_type=artist&search=MIKE%20OLDFIELD まことに独りよがりな希望ですが、DVD-AUDIOとSACDが再生できて、DVD-VIDEOはNTSCとPALに対応してリージョン・フリーという機能を備えたうえで、値段が3万円位の「DVDレコーダー」なんてないでしょうねえ…。欲張り?(爆)
2004.01.13
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「Rock Of Faith」に続くジョン・ウェットン(John Wetton)の新作が今年の12月にリリースされる予定です。ウェットン先生、いよいよ今月からThin Ice Studiosでレコーディングに入ります。スタッフは前作とほとんど同じとのこと。とはいっても、前作のように期間を設定して一気に仕上げるということではなく、時間をかけてレコーディングするそうです。というのも、ジョンは「Rock Of Faith」のプロモートツアーをヨーロッパでもう少し続けたい意向だそうです。ですが、今回のレコーディングでは数曲レコーディングしてみて、アルバムの方向性を模索したいと考えているそうです。あくまでもリリース予定日ですが、日本では年末(12月)、ヨーロッパでは2005年初頭になる模様です。エイジアのヒットソング「Don’t Cry」が、イギリスの大衆紙「Daily Mail」日曜版「Mail On Sunday」1月25日号の付録CDに収録されるそうです。発行部数は数百万部だそうです。Daily Mailは、保守的でミドルクラスから労働者階級までの読者層を持つ新聞。エイジアの「LIVE IN MOSCOW」(90年)のDVDがEagle Visionから再発されました。このライブの映像はClassic Rock Productionからも出ていて、これの国内仕様盤もアルカンジェロからでていますが、今回のEagle盤はオフィシャル限定盤で、エイジアのオフィシャル・ロゴ(!)が付いているのが既出盤との違いだそうです。そのうちオフィシャルサイトからも買えるようになるそうです。(from the JW INFOLeTTeR Jan12 2004)
2004.01.12
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たしかに男女が恋に落ちる瞬間って、激しくスパークするものなのでしょうが、「ヒート・オブ・ザ・モーメント」も歌詞だけ見るとやはり陳腐かもしれません…(^^ゞhttp://www.geocities.com/paris/8099/asialyrics.html で、1982年7月3日付の全米シングルチャートトップ10です。順位 前週 週数 1 ( 2) (18) Don’t You Want Me(愛の残り火)- The Human League 2 ( 3) (12) Rosanna(ロザーナ)- Toto 3 ( 1) (13) Ebony And Ivory(エボニー・アンド・アイボリー)- Paul McCartney with Stevie Wonder 4 ( 4) (12) Heat Of The Moment(ヒート・オブ・ザ・モーメント)- Asia 5 ( 6) (11) Hurts So Good(青春の傷あと)- John Cougar 6 ( 5) (18) Always On My Mind(オールウェイズ・オン・マイ・マインド)- Willie Nelson 7 ( 8) (11) Let It Whip(レット・イット・ホイップ)- Dazz Band 8 ( 9) ( 9) Love’s Been A Little Bit Hard On Me(愛のサンシャイン)- Juice Newton 9 (19) ( 5) Eye Of The Tiger(アイ・オブ・ザ・タイガー)- Survivor 10 (12) (10) Caught Up In You(想い焦がれて) - 38 Special懐かしいですね。当時はいわゆる80年代の第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの年でして、ヒューマン・リーグがアメリカ独立記念日に1位を奪取。翌年デュランデュラン、スパンダー・バレー、カジャグーグーらが次々と全米でブレイクします。トトの「ロザーナ」、ポール・マッカートニー&スティーヴィー・ワンダーの「エボニー&アイボリー」、日本でも大ヒットしました。エイジアの「ヒート・オブ・ザ・モーメント」は4位と、このままいけば1位も夢じゃないと期待が膨らんだのですが、映画「ロッキー3」のテーマ曲「アイ・オヴ・ザ・タイガー」(サヴァイヴァー)の爆発的ヒット(この後7/24付から6週1位、この年の年間チャートでは堂々の2位)に押されて1位にはなれませんでした。ちなみにこの年の年間1位は、衝撃のお色気路線(?)で10週ナンバーワンを記録したオリヴィア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」でした。(笑)この時点でオリヴィアには見切りをつけていました…(汗)あ、誤解を恐れず書きますけど、今のオリヴィアは好きです。昨年、25年ぶりの来日公演をしましたけど、年を重ねていっそうキュートになっていると思いました。って、ちょっと話がずれちゃいました。^^;
2004.01.11
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オリジナルメンバー(John Wetton,Steve Howe,Geoffrey Downes,Carl Palmer)によるエイジアの映像(プロモやライブ映像など)はありませんか?という質問をよく受けます。が、いまのところ国内盤では「Heat Of The Moment」のクリップを収録したこのDVDしかリリースされていません。(購入を検討される方は、画像(→)をクリックしてください。当時、一世を風靡した英米のミュージシャン達のビデオクリップも多数、収録されています。)多感な青春時代には、皆こんな経験があるでしょう(?)みたいな歌詞にマッチした「Heat Of The Moment」映像は、ゴドレイ&クレーム(Godley & Creme)のプロダクションによるもの。MTVのはしりになった映像作品でもあります。ウェットンをはじめ4人のメンバーが、とにかく若い…(笑)。とはいってもウェットンは当時、33歳で既婚者でもあったわけで、新人というには少々、無理があったのではないかと思われます。(他のメンバーも同様ですが…)70年代を席巻したディスコブームが沈滞していた時期に、ウェットンが「And now you find yourself in ’82.The disco hotspots hold no charm for you.」と歌った歌詞になぜか共感を覚えました。最近のウェットンによれば、「82」とは時ではなく場所のことを意味しているそうです。よけい意味不明になってしまいましたが…。この曲の歌メロはジェフリー・ダウンズがバグルス(Buggles)としてヒットを飛ばした「ラジオスターの悲劇」にそっくりなので「作曲者がパクってるんだから、許してやろうか」と、笑った記憶があります。とにもかくにも、この一曲とアルバム「エイジア」(邦題:詠時感)でウェットンもメジャー歌手として大ブレイクしたわけで、昔からのファンとしては「よかった、よかった」と胸をなでおろしたのも事実ですが、その反面、「イエス、ELP、クリムゾンなどのプログレ系バンドの出身者で固めたこのラインナップで、なんでプログレやってくれないの?」というフラストレーションも感じたものです。当時はプログレに萌えはじめた時期でしたらね~。(^^ゞ日記は何回か書き直しています。最初から最終稿をアップすればいいのですが、これはあくまでも個人の日記ですから。お許しあれ~。(笑)
2004.01.10
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ジョン・ウェットン・ファンの皆様、おまちどうさま。久しぶりにジョン・ウェットン関係の話題です。(^^♪ヴォイスプリントからエイジアが90年に日本で行ったライブの音源が再びリリースされます。「Live at the Alcaic Hall 1990」(2CD,VPTMQ007CD)というタイトルで2月23日にリリース予定です。音源的には9月24日、兵庫県尼崎市のアルカイックホールでのライブ音源ということになっています。ということは、昨年秋にリリースされた「Live In Hyogo」との関係は?ってことになっちゃいますね。ただし今回リリースされるCDは、「Live In Hyogo」ではなぜかカットされていた「The Smile Has Left Your Eyes」が収録されているので、完全録音盤と言えるでしょう。TRACKLIST:Disc 1:1. Wildest Dreams2. Sole Survivor3. Don’t Cry4. Voice of America5. Video Killed The Radio Star - Downes Solo6. Time Again7. Prayin 4 A Miracle8. Only Time Will Tell9. Rendezvous 6:0210. Book of Saturday Disc 2:1. The Smile Has Left Your Eyes(貴重!)2. Days Like These3. The Heat Goes On - Palmer Solo4. Go5. Heat of the Moment6. Open Your Eyesまだ聴いていないので、よくわかりませんが、音源的には「Hyogo」と同じでしょう。もしサウンドボードだとしたら、それはそれで驚嘆ものですが…。(笑)またアルカンジェロからリリース予定の「ゼン・アンド・ナウ・ツアー ’90」(ARC-1067/68)というCDも、これの国内盤仕様になるのではないかと推測されます。いずれにしろ不完全盤の「Hyogo」は廃盤でしょうから、それはそれでコレクターズアイテムとなってしまうかも。http://www.voiceprint.org.uk/voiceprint.php/Catalogue/Coming/VPTMQ007CD しかし、こう手を変え品を変えいろいろ出されると、たまったもんじゃないですね。まさにConfusion will be my epitaphな気分です~。^_^;ところでエイジアのファースト・アルバムって、世界的に700万枚も売れたんですね。
2004.01.09
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若き日のピンク・フロイドの映像が拝める「ライブ・アット・ポンペイ」(UUSD-70026:ユニバーサル・ピクチャーズ)のDVDを観ました。歴史的な大ヒットアルバム「狂気」がリリースされる前の、71年10月4日から7日にかけて、イタリア南部のポンペイ遺跡で敢行されたライブの映像です。ライブとは言っても観客はいません。中期の名曲「エコーズ」や「吹けよ風、呼べ嵐」などの楽曲を、古代ローマ時代の円形劇場で演奏しているさまは圧巻です。途中途中、「狂気」のリハーサル風景(これは貴重です)も挿入されています。メンバーの「若さ、青さ」(笑)がとりわけ際立っています。ウォーターズもギルモアも声が垢抜けていないと言うか、とにかく若いのです。声変わり前と言っても過言ではありません。4人の和気藹々とした姿も印象的です。この後、メンバーが仲違いしてしまうなんて信じられません。コンピューター・グラフィック処理で復元されたポンペイ遺跡の映像も見事です。DVDならではの資料集や地図などボーナス満載。これで3800円は決して高くはないと思いました。プログレファンのみならず、全ロックファン必見です。(と、押し付ける気はさらさらありませんが…)■収録曲・エコーズ PART1・ユージン、斧に気を付けろ・神秘・吹けよ風、呼べよ嵐・太陽賛歌・マドモアゼル・ノブス・エコーズ PART2全7曲 イタリア、ポンペイ古代遺跡・円形演技場にて収録。購入を検討される方は、たとえばこちらで→
2004.01.08
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去年の9月、東京国際フォーラムにイエスのライブを観に行った時に、気になってしかたがなかった「人体の不思議展」(東京国際フォーラム1階)に行ってきました。(所用で有楽町に行ったついでに。)一言で、びっくりしました~。「体の中って見えないから、見たくなる」なんていう宣伝文句は嘘ではないと思いますが、ここまでリアルに人体の中味が見れるとは。(具体的には書けません、汗)ここに展示されている人体標本は「プラストミック」最新技術により、半永久的に常温保存できるものだそうで、すべて献体されたものだそうです。全身解剖標本が16体、頭蓋骨の断面や内臓、筋肉や血管などのしくみがわかる標本が160余りも展示されています。人間って実に精巧に作られているものだなあと思います。神が創造した小宇宙ということばが、ぴったりだと思う。命の尊さはもちろん、人間にとって最大の美徳は健康にありというお決まりの結論に達したわけです。それにしてもこれらの標本を見ながら、生前はどんな人だったのかなあ、死んだ後も人目にさらされて恥ずかしくないのかな…などと、いらぬ心配をしてしまいました。興味のある方はこちらへ。地方開催もします。2月1日(日)まで開催期間が延長されました。で、グロテスクな標本を見ながら思い出したのが、ロン・ギーシン&ロジャー・ウォーターズの「肉体(ボディ)」(Music From THE BODY-Ron Geesin&Roger Waters of the PINK FLOYD 1970)のジャケット。Roger Watersのサイトこの作品は人間の神秘のベールを剥がすために書かれた百科全書「THE BODY」を題材にした人体ドキュメンタリー。このサウンドトラックがBGMとしてかかっていたら、もっとぞくぞくしていたかも…。(って、不謹慎?)これから帰宅して食事するのですが、いや、考えまい…(ーー;)圧巻だったのは頭のてっぺんからつま先まで、細かくスライスしてある標本でした。中身(内臓ですね)がそのまま残されているので、すごいなと思いました。あと目のやり場に困る標本が何体もありますので、付き合い始めて日の浅いカップルは行かないほうがいいかも。老婆心から言わせていただきますが…。(爆)
2004.01.07
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いかにも答えが明白(NO)な問いではありますが…。ディスク・ユニオンで1月28日発売のキング・クリムゾン紙ジャケ第一弾(9タイトル)を、まとめて予約もしくは購入すると特典「太陽と戦慄 BOX」がもらえます。さらに2月21日リリース予定のキング・クリムゾン紙ジャケ第二弾(6タイトル)のうち、「ディシプリン」「ビート」「スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー」3タイトルまとめて予約もしくは購入すると特典「Beat BOX」がもらえます。さらにさらに、2月リリース予定のケヴィン・エアーズ紙ジャケット(初期4枚)を買うと「"はこの歓び"ボックス」というのがもらえるそうです。固定購買層をターゲットにしているので、薄利多売も厚利少売(?)もできず…ってところで、この国の景気とは無縁でしょうね。
2004.01.06
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70年代末、ジョン・ウェットンと共にUKという「遅れてきたプログレバンド」を率いていたエディ・ジョブソンが、UK活動休止後、ジェスロ・タルに在籍していましたが、その時のライブ映像がとうとう正式にDVDでリリースされるそうです。80年にリリースされたタルの「A」が、2月25日、東芝EMIから紙ジャケ・リマスター音源で再発されるさいに、エディがバッチリ映っている幻の映像作品「SLIPSTREAM」がボーナスDVDとして付くそうです。参考:http://www.diskunion.com/progre/review_detail.php?rid=221&sid=1#私は特別エディのファンというわけではありませんが(汗)、この映像はブートビデオなどでみたときに、UK時代のキーボードセットで全く同じ音を出しているのが面白いと思いました。79年のUK日本公演でも、こんな容姿だったのかと想像できます。・エディ・ジョブソンのサイトはこちらです。・イアン・アンダーソンのインタビューはこちらです。・ジェスロ・タル・オフィシャルサイト(英語です。)John Wetton日本公演レヴューのページに23日のセットリスト(メンバーのサイン入り)のコピーを掲載しました。提供してくださったYさんに感謝します。
2004.01.05
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ウェットン・ファン仲間のMさんからこんな年賀状(←)がとどきました。(画像だけ見えるように解像度を落としました。)そう、ジョン・ウェットンと彼の旧友、リチャード・パーマー・ジェームスが共作した過去の楽曲集「MONKEY BUSINESS(モンキー・ビジネス) 1972-1997」(VPJ 093,BP-295-CD)のジャケです。単純に申年だからこのジャケを選んだのか、それとも何かほかの意味があるのか、それは本人に直接きいてみないとわからないとは思います。が、いろいろ邪推してみました。(いたずら半分ですが。)辞書的に「MONKEY BUSINESS」とは、「怪しいこと、いかがわしい行動、いたずら、嫌がらせ、いんちき、ごまかし、ばかなまね、ふざけ、ずるい不正行為、法律違反の行為」と訳されます。【用例】 A wise monkey never monkeys with another monkey’s monkeys. : 賢い猿は決して他の猿のイタズラのネタを使ってイタズラしたりしないまあ、いずれしにてもモンキー・ビジネスってあまりいい意味ではないんですね。この年賀状の送り人、じつはバンドのドラマーなんですけど、CDコレクターとしても凄い人なんですね。(って、私の友人はこんな人ばかり、笑)最近はいろいろな音源(もちろんブート)やら映像やらを私にくれるんですけど、(それはそれでうれしいのですが…)なにやら怪しい商売を始めちゃったりしないか心配で。まさかこの賀状が、それを暗に意味しているなんていう深読みはいけませんね…。(^^ゞえ?肝心のCDレヴューがない?うーん、それは次回に…というか、これはかなりのマニア向けCDなので、一般のロックファンにはアピールできる部分がないかもしれません。それでも「The Night Watch」のアコギライヴ・バージョンは決定版ともいえるレベルの高い演奏ですし、「The Good Ship Enterprise」ではエイジアの「Go」のブリッジ部(リードギター)がもろに出てきたりします。名曲「Starless」の97年ヴァージョンは、ちょっとヴォーカルが枯れ気味ですが、パーマー・ジェイムスが書いたオリジナル通りに歌詞を歌っています。ね、かなりマニアックでしょ?以上の文章で興味を持たれた方のみ購入してください。^^;
2004.01.04
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年末年始の慌ただしさの中ですっかり忘却の彼方となってしまっていたPaperlate Rock Radioの「2003年ベスト10アルバム」投票ですが、ジョン・ウェットンの「Rock Of Faith」が堂々の5位に選出されました。(拍手~)http://home.concepts.nl/~paperlte/poll2003.htm結局、229票を得ての5位ということで、King Crimson / The Power To Believe(7位、64票)やSteve Hackett / To Watch The Storms(11位、41票)などに大差をつけての上位入賞は快挙と言えましょう。改めて、投票にご協力いただきました方々に感謝を申し上げます。m(__)mそれにしても1位の「Us - eamon´s day」は410票も集めたんですねえ。たいしたもんだ。(笑)ちなみに1位から4位までは、ほとんど未知のバンドです。^^;友人宅で手作りシュークリームを食べました。美人の奥さんが作ってくれたのですが、焼きぐあいが香ばしいシュー生地に甘すぎないクリームが私的には最高でした。シュークリームと言えば○ロタのミニシューが好物なのですが、(コンビニの100円シューも好き)あれくらいのが手作りできるなら商売できますよ、っていう誉め言葉を言い忘れました。(笑)
2004.01.03
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プログレッシヴな初夢なんてあるんかい?というツッコミを受けそうですが、それよりも具体的にいつ見る夢を初夢というのでしょうか?初夢の内容で1年を占う「夢占い」というのが古くから行われていたりするので、なおさら気になりますね。いつ見る夢が初夢なのかについては以下の3通りの説があるようです。 ・1日起きるまでに見る夢 ・1日に寝てから2日に起きるまでに見る夢 ・2日に寝てから見る夢この基準で行くと私の場合、今朝見てしまった極めて実務的な仕事の夢ってことになってしまう。そんなのいやじゃ~(笑)。で、もう一回仕切り直しってことで、今日の晩から明日の朝にかけて夢が見れたらそれを初夢とすることにします。初夢に良い夢を見るためのおまじないの一つは「なかきよのとをのねぶりのみなめざめ なみのりぶねのをとのよきかな」(長き世のとをの眠りのみな目覚め波乗り船の音のよきかな)という回文(上から読んでも下から読んでも同じ言葉)を書いて、それを枕の下に敷くと良いらしいです。もうひとつは悪い夢を食べてくれるという獏(ばく)の絵、あるいは「獏」という字を書いた紙を枕の下に敷いて寝るという方法もあるらしい。また、初夢に縁起がいいものは「一富士・二鷹・三茄子」ということだそうです。富士とか鷹というのは納得できますが、茄子というのは、なんだかよくわかりません。感動的なウェットンのライブで、自分がバックで演奏している夢なんてのが見たいんだけどねえ。(自爆)今日聴いたアルバムで感動的だったのはキング・クリムゾンの「レッド」。各楽器の音が濃密で、リズムはヘヴィーだし、ヴォーカルは切ないし、ギターはどことなく投げやりだけど哀愁を感じるんですね。プログレの定番、「スターレス」の名唱はわれらがジョン・ウェットン。
2004.01.02
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あけまして、おめでとうございます。ここを訪れていただいた皆様のご多幸をお祈りいたします。昨年暮れからスタートしたこのHPですが、今年はさらにパワーアップして、プログレッシブな内容にしていくつもりです。必ずしもジョン・ウェットンやエイジアばかりを扱うのではなくプログレやロック全般について、そのときそのとき思いつくままに書いてまいります。音楽とは関係ないことも書くでしょう。ですので、感想はもちろんのこと、何か気付いたことがありましたら書き込んでくださいネ。さて新年最初に聴いた曲は、John wetton / Rock Of Faithでした。このアルバムって、ジョンが自身の再出発をテーマに曲を書いています。ジョン・レノンで言えば、「Starting Over」みたいなものでしょうか。新年、再スタートにあたり、Rock Of Faith、A New Dayなど佳曲ぞろいです。神聖な気分になれる名盤だと思います。今年の目標・<バンド活動に関して>ベースを弾いて歌うことには慣れてきたので、今年はヴォーカルに本格的に力を入れようかと思っています。・<コレクターとして>これ以上CDを買い続けると床が抜けるかもしれないので(半分冗談)、必要の無いものはどんどん処分します。・<職業人として>今年は積極的に打って出ていこうかと思います。いつまでも「イエスマン」ではいけないですから。・<一家の大黒柱として(古い表現だけど…)>子供たちには、もっと厳しい親父にならないとなあ…。^^;これまで音楽や趣味の活動に関しては、グループ単位で活動することが多かったのですが、今年はソロ活動に力を入れたいと思う。このHPもその一環かもしれません。といっても、極端に引きこもったりはしないし、友人達がそうもさせてくれないでしょうね。さっそく3日からオフ活動開始だし…(笑)。
2004.01.01
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