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ふだんカラオケが好きというわけでなく、誰かに誘われないと行かないのですが、歌うこと自体は大好きです。(下手ですが…(^^♪)最近、楽天仲間に教えてもらって、ちょっと面白かったのが、このサイト。その名もずばり「Beatles KARAOKE」。かなりのビートルマニアが作っているようで、数えてはいないけれど、ほぼ全曲カバーしているようです。カラオケってふつうボーカル・メロディがかすかに聞こえるので、歌詞さえ表示されれば、けっこう歌えるものですが、このサイトのカラオケ音源は、ヴォーカルメロディがありません。つまり本物のカラオケなのだ。(笑)歌はもちろん、曲の構成(ギターソロなども含めて)をしっかりと把握していなければ、正しく歌えません。何曲か挑戦してみましたが、けっこう難しいですよ。ビートルズは自信があったのに…。でも面白いですよ。皆さんもジョン、ポール、ジョージ、リンゴに思いを馳せながら挑戦してみて下さい。今日聞いた音楽:The Best / Uriah Heep(DVD-A)Glimpse of Glory / Ken HensleyThe Return / The Hensley Lawton BandThe Nightwatch / King Crimson
2004.04.30
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7月の初来日を祝して、ザ・フーの作品が続々とリリースされます。(CDジャーナルより) 6月23日に国内盤で発売されるのは下記の4作品。 ☆ベスト盤『ゼン・アンド・ナウ 1964-2004』(UICP-1053\2,548(税込)) 新曲「Real Good Looking Boy」(グレッグ・レイク参加)と、「Old Red Wine」(ザック・スターキー参加)を含む、20曲収録のベスト盤。 (この新曲2曲はとてもフーらしい曲です。個人的には後者が好みです。)☆シングル・ボックス『シングル・ボックス1』(UICP-7002~13\8,925(税込)) 上記のベスト盤収録の新曲を含む12枚のシングル盤をパッケージしたシングル・ボックス。直輸入限定盤。 ☆DVD『ワイト島ライヴ1970【特別版】』(WPBR-90297\4,410(税込)) すでに発売されている同作に5.1chサラウンドとインタビューを加えた特別版。 ☆DVD『キッズ・アー・オールライト/ディレクターズ・カット完全版』(BVBM-41004~5\6,090(税込)) モンタレー・ポップ・フェス、ウッドストックなど、初期のライヴ映像を集大成した、78年劇場公開のドキュメンタリー映画。(初DVD化)本編はオリジナルよりも長い109分収録(うち、マルチアングル約100分)となり、音声もDTS、5.1chサラウンドで収録される予定。ボーナス・ディスクには、メイキングやロジャー・ダルトリーのインタビューなどが収録されます。収録予定曲は下記のとおり。 ・マイ・ジェネレーション ・アイ・キャント・エクスプレイン ・ババ・オライリー ・シャウト・アンド・ミー ・ヤング・マン・ブルース ・トミー、キャン・ユー・ヒア・ミー ・ピンボールの魔術師 ・シー・ミー・フィール・ミー ・エニウェイ・エニハウ・エニホエア ・サクセス・ストーリー ・恋のピンチヒッター ・リリーの面影 ・マジックバス ・ハッピー・ジャック ・クイック・ワン ・カブウェブス・アンド・ストレンジ ・スパークス ・バーバラ・アン ・ロードランナー~マイ・ジャネレーション ・フー・アー・ユー ・マイ・ジェネレーション ・無法の世界 小泉さんが年金一元化を言ったときは、ちょっと期待した。しかし政府与党が出した年金改革法案は国民負担ばかり増やしている。結局、消費税を上げるしかないなら、どうしてそれを言わない。参議院選挙があるからか?福田長官をはじめ7閣僚と菅代表の年金未払い騒動は、問題の本質から国民の目をそらそうとする茶番のような気がしてならない。今日聞いた音楽:Close To The Edge / YesTusk / Fleetwood MacOne More Car One More Rider / Eric ClaptonThen & Now / The WhoThe Last Dance / Ken Hensley
2004.04.29
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輸入盤規制法案反対のシンポジウムが開催されます。時間のある方は、ふるって参加しましょう。"選択肢を保護しよう!! 著作権法改正でCDの輸入が規制される? 実態を知るためのシンポジウム" 期日:5月4日(火曜日 祝日) 場所:新宿ロフトプラスワン 時間:午後1~3時 入場無料/ドリンク代500円のみ御負担ください 司会進行:ピーター・バラカン パネラー: 国会議員 川内博史議員(民主党) 音楽評論家/HEADZ代表 佐々木敦氏 輸入盤ディストリビューター、リバーブ 石川真一氏 ほか(現在、各方面の音楽関係者に打診中) 発起人:ピーター・バラカン、高橋健太郎 協力:藤川毅この催しは三人の個人有志のみによって運営されます。いかなる団体とも無関係だそうです。高橋健太郎氏のサイト「MEMORY LAB」より転載。日記リンクをしてくれている皆様。今日は何度も書き直しをしてしまってすみません。m(__)mタグ勉強中なもので、お許しを~。
2004.04.28
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嘘りの微笑み(The Smile Has Left Your Eyes)/ ASIAwritten by John Wettonいわずと知れたジョン・ウェットン作の極上バラード。エイジアの2nd「アルファ」に収録。が、内容は愛する女性を他の男に奪われた男の恨み節。いま流行の「冬のソナタ」に出てくるサンヒョクの気持ちを代弁している…?(笑)この曲、じつはジェフ・ダウンズの当時の状況を歌った曲。昨年の来日公演2日目(大阪・心斎橋クワトロ)で、ウェットン先生がそう語っていましたっけ。エイジアのビデオクリップ集「20th Century Masters Video Collection」にも、今となっては非情に懐かしいこの曲のプロモクリップが収録されています。必ずしも歌詞と一致した話ではありませんが、お涙頂戴風の感動巨編(?)です。そのストーリーは…娘を連れて列車に乗る妻を、プラットホームで見送る夫。家族と楽しく過ごした日々を思い出しながら、途方にくれる。I saw you standing hand in handAnd now you come to me the solitary manAnd I know what it is that made us liveSuch ordinary livesThe where to go the who to seeNo one could sympathizeAnd I've become a rolling stoneI don't know where to go or what to call my ownBut I can see that black horizonglooming ever close to viewIt's over now it's not my faultSee how this feels for you他の男と楽しそうに語り合っている妻の姿を見てしまう夫。家では妻と口論になり、結局、妻は幼い娘を連れて家出。But I never thought I'd see youStanding there with himSo don't come crawling back to me父との別れを惜しむ娘は母親の運転する車が赤信号で停車した隙に下車。父の元へ帰ろうとするが、途中で迷子になってしまう。妻から連絡を受けて、娘を探し回る夫。夫婦は橋の上で出くわすが、下を見ると、娘の人形が川に流されてくる。呆然と川を眺める夫、夫の胸に泣き崩れる妻。Now it's too late you realizedNow there's no one can sympathizeNow that the smile has left your eyesはたして娘は何処に?少女はエイジアのメンバーが演奏しているスタジオに現れるのでした。Now it's too late you realizedNow there's no one can sympathizeNow it's too late you realizedNow that the smile has left your eyesThe Smile Has Left Your Eyes / ASIA
2004.04.27
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いわずと知れたジョン・ウェットン作の極上バラード。エイジアの2nd「アルファ」に収録。が、内容は愛する女性を他の男に奪われた男の恨み節。いま流行の「冬のソナタ」の裏テーマソングにふさわしい?(笑)とくにセカンドヴァースのこの辺にぐっとくるものがあります。And I've become a rolling stoneI don't know where to go or what to call my ownBut I can see that black horizonglooming ever close to viewIt's over now it's not my faultSee how this feels for youじつはこの曲、ジェフ・ダウンズの当時の状況を歌った曲であるとウェットン先生が、昨年の来日公演2日目(大阪・心斎橋クワトロ)のMCで語っていましたっけ。最近、リリースされたエイジアのビデオクリップ集「20th Century Masters Video Collection」にも、今となっては非情に懐かしいこの曲のプロモクリップも収録されています。必ずしも歌詞と一致した話ではありませんが、お涙頂戴風の感動巨編(?)です。そのストーリーは…他の男と楽しそうに語り合っている妻の姿を見てしまう夫。家では当然のごとく口論になり、結局、妻は幼い娘を連れて家を出ます。娘を連れて列車に乗る妻を、プラットホームで見送る夫。娘と楽しく過ごした日々を思い出しながら、途方にくれる。父との別れを惜しむ娘は母親の運転する車が赤信号で停車した隙に突然下車して、父の元へ帰ろうとする。が、途中で迷子になってしまう。妻から連絡を受けて、娘を探し回る夫。夫婦は橋の上で出くわすが、橋の下を見ると、娘が持っていた人形が川に流されてくる。呆然と眺める夫、夫の胸に泣き崩れる妻。はたして娘は何処に?ここから先は明日までの宿題です。ではでは。(笑)
2004.04.26
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ジョン・ウェットン、いよいよ次作に向かって始動した模様です。作曲作業は、いまだ初期段階にあるものの、2週間前から曲を書き始め、9~10曲くらいを作っているそうです。毎朝、コーヒーを1杯飲み、ピアノに向かい、前日に書いた作品をおさらいしてから、新しい曲に挑戦する毎日を過ごしているとか。毎日毎日、進歩させるのが自分のやり方で、それ以外に方法はないと。必要とあらば、次の作品にもHugh McDowell (ELOのチェロ奏者)に参加してもらうそうです。少なくとも9月まではツアーを行わないそうです。長いように感じるかもしれないが、そうでもないと。月日はすぐに経ってしまうものだからと。(エイジア・オフィシャルサイト管理人、Dave Gallant氏との電話より)5月5日、アメリカ東部標準時の夜7時から11時まで(日本時間では6日(木)午前9時~午後1時まで)、インターネットラジオ局「Delicious Agony Progressive Rock Radio」がジョン・ウェットンの特別番組を放送します。8時からはジョンのインタビューも流れます。放送時間いっぱいを使って、ジョンの歩みを振り返るとのこと。インタビューの内容は、後日、ウェッブサイトにもアップされるそうです。さて、今日は久しぶりにスタジオジャム。歌うベーシストがいるので、こっちでの担当はバックボーカルとギター。といってもサイレント・ギターをアンプにつないで、コード・バッキングが主な役割。が、今日はキーボード担当が急用で欠席。知り合いに代役を頼もうにも、外国に行ってしまって音信不通。(笑)てなわけでキーボードレスでエイジアの曲を7曲ほど演奏。さすがにシンセがないときついものがありますが、なんとかかんとかツイン・ギターでカバー。すっかりウィシュボーン・アッシュのようなエイジアになってしまいました。それでも楽しかったから、よかったですが。「Sole Survivor」はリード・ヴォーカルを歌わせてもらいました。コーラスのところ、思わず「ソース・バーガー」と言いそうになって、舌を噛みそうになりました。(^^ゞ
2004.04.25
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本日、西新宿のCDショップ、ガーデン・シェッドにて輸入盤規制法案反対の署名してきました。かなり集まっているようにも見受けられましたが、まだまだ世論の盛り上がりが必要だなと痛感しました。署名ができない方は首相官邸が行っている「知的財産推進計画の見直しに関する意見募集」への投稿(匿名応募可能)や、関連議員、政党へのメールなどでご意見を述べてみるのもよいかと思います。官邸にメールを送られた方のお話では、承った旨の返信が届くそうです。ま、この問題で小泉首相がメールを一件一件、読んでくれるとは思えませんけど。それでも署名は侮れません。国会法第80条で紹介議員が20名以上いる請願署名は強制的に本会議で審議することになっているからです。参考:http://sound.jp/stop-rev-crlaw/actions/agreement_act.html
2004.04.24
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イエスが全米で初めて100万枚を売り上げた「トーマト」(78年)リリースにともなうツアーから、1979年フィラデルフィアで行なったライヴが収録されたDVD作品「ライブ・イン・フィラデルフィア 1979」が装いも新たに再発されました。販売元はハピネット・ピクチャーズ、発売元はコロムビアミュージックエンタテインメントで、型番は「HMBR-1007」となっています。 前回、日本コロンビアからリリースされたものはリニアPCM音源だけでしたが、今回はそれにDTS 5.1chサラウンド音源が加えられ、ボーナス映像としてロック・ジャーナリスト、クリス・ウェルチ氏(メロディ・メイカー誌)の解説映像が追加収録されました。トーマト・ツアーは78年8月から79年6月まで「バンド結成10周年ツアー」として行われましたが、このフィラデルフィア公演は79年6月21日なのでツアー終盤の映像です。テレビスペシャル用に記録された映像なので当時のツアーでは20曲くらい演奏された中から、6曲しか選曲されていないのは少々、残念かも。円形の回転ステージは、当時としてはとても珍しいアイデアで、どの席からでも各メンバーの演奏が観られるようによいう配慮。のちにデフ・レパードやメタリカなど、多くのロックバンドに受け継がれたスタイルでもあります。■ 曲目 1.Siberian Khatru 2.Circus Of Heaven(天国のサーカス) 3.The Ancient(古代文明より「Leaves Of Green」) 4.Starship Trooper5.I've Seen All Good People 6.Roundabout メンバーはイエス史上、最強ともいえるジョン・アンダーソン、スティーヴ・ハウ、クリス・スクワイア、リック・ウェイクマン、アラン・ホワイトの5人。このメンツで昨年、バンド結成35周年記念ツアーの一環として来日公演したのは記憶に新しいところ。円熟した演奏ではありましたが、才能がほとばしるような鋭さ、革新性に欠けていたのは事実。なのでこのフィラデルフィア公演は若き日の5人による熱い演奏が観れるので貴重です。欲を言えば、容量が大きいDVDなのですからセットリストをすべて収めた完全版にしてほしかったかなと思います。<追記>既存のDVD(COBY-90040)との比較では、今回の再発盤が画質、音質共に向上しています。映像の歪みがなくなり、音の分離がよくなりました。5.1サラウンド音源も再発盤のみに収録されています。ただし既存盤の冒頭部にあったメンバー紹介のナレーションが、再発盤ではカットされています。そのかわりメンバーがステージに向かうシーンから収録されています。コレクターならイエス30年史(字幕表示)も収録されている既存盤も手放しにくいでしょう。
2004.04.23
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著作権法改正案の問題は、コレクターにとって最大の関心事であるので、私も近日中にGSなどで法案反対の署名をするつもりです。さて、毎日この話題ばかり書いていてもいいのですが、さすがに疲れてきたので純粋に音楽の話に戻しましょう。(笑)ケン・ヘンズレーといえばユーライア・ヒープのほとんどの曲を作ったソングライター兼キーボーディスト(ギターも弾きます)ですが、「ストレンジ・デイズ」6月号に新作国内盤リリースにともなうインタビュー記事が掲載されています。インタビュアーがヒープが73年に来日した時、イエスと比較されて、「神のイエス、悪魔のユーライア・ヒープ」とイメージされていたのを知っているかと質問するくだりが面白い。ヘンズレーは「そんな風に見られていたとは知らなかった。アルバムジャケットにネガティブなイメージがあったかもしれないが、バンドの本質を理解したならば、悪魔のイメージからはほど遠いと思う」と、答えている。じっさい彼らの最高傑作「悪魔と魔法使い」は北米では悪魔崇拝のレコードだと受け止められたらしい。ほんとうは「善と悪の闘い」がテーマになっていると彼は主張しています。たしかにイエスとそのように比較されてしまったのは、残念でした。ルックス的な面もあったのではないかと思われますが…。(^^ゞそれはともかく、国内でもつい最近リリースされた彼の新作「ラスト・ダンス」、ブルースフィーリングたっぷりの曲や、ヒープ風の叙情性を感じさせる大曲もあり、とても良い作品になっています。関心のある方はぜひ聞いてみて下さい。王道ロックに出会えるはず…。
2004.04.22
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洋楽輸入盤が買えなくなるのではないかという洋楽ファンの心配をよそに、「著作権法の一部を改正する法律案」(閣第九一号)が21日、前日の文教科学委員会に引き続き本日の参議院本会議で可決されてしまいました。投票総数191票のうち全会一致、つまり反対票はなかったわけですね。民主党には洋盤CDを守る集まり「ホームエンタティメント議連(エンタメ・HE議連)」が結成されていたのに…。これで同法案の審議は衆議院へと移るわけですが、ゴールデンウィーク明けの5月第2週頃には開始されるはずです。で、6月16日に今通常国会が閉会になるので、そのあたりがヤマ場になるでしょう。ただ参院文教科学委員会の審議で、政府側答弁で、個人輸入に関しては規制しない旨を述べていました。たとえば香港から帰ってきた観光客が持ち込むCDでも規制対象とはならないということです。ただし営業目的であることが明々白々な場合は、確実に処罰されます。関税を余分に払えば済むという次元ではなく、刑事罰に処されます。いちおう今回の参院通過の際、消費者保護および適正な流通市場の維持の観点を重視した運用がなされるよう、十分留意するとの趣旨の付帯決議がなされたのは、消費者の立場にある程度、配慮がなされたものであると評価できると思います。特に洋楽の商業用レコードについては、「還流防止措置が行使されることなどにより、著しく消費者の利益が侵害される事態が発生した場合には、本法の見直しを含め、再検討すること。」という注文がつけられました。もっとも海外のほうで対日輸出をストップできるなどの問題点は解決されていません。法の運用次第では輸入盤を一網打尽にできるわけですから。やはりどうにでも解釈できるこのような「ザル法」は廃案にするか、根本的に修正してほしいと思います。しかし全会一致とはね…。これが国民を代表する国会議員なのでしょうか。弱者の味方などと言いながら、消費税率引き上げに終始一貫、反対してきた社民党や共産党も落ちたものです。
2004.04.21
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昨晩の日記でマニアックなCDを扱うショップは大丈夫みたいなことを書きましたが、どうやら状況はそう簡単に楽観できないようです。東京の西新宿を徘徊するプログレッシャーなら知らぬ者はいない「GARDEN SHED」というお店。ここはプログレ系を中心にトラッド、フォーク、ヨーロッパの辺境プログレ系まで幅広く扱っています。このお店のサイトにも「著作権法の一部を改正する法律案」(閣第九一号)に憂慮する旨のコメントが書かれていました。結論から言って、プログレファンが求めるようなマニアックなCDは関係ないだろうという甘い考えは捨てたほうがいいようです。あくまでもたとえ話ですが、UKの3作品すべてが海外でリマスター盤で再発されるので全部買いたいと思っても、1stの「憂国の四士」だけ国内盤でリリースされるために、1stの輸入盤だけ購入できないという事態が発生する可能性があります。「何言ってんの。1stは国内盤が出るんだからそれを買えばいいでしょうが…」と思う方もいるでしょう。ですが、もし輸入盤だけには特典としてオリジナルメンバーによる幻のライブ映像が収められたDVDがセットで付いていたとしても、国内では手に入らないということになります。「そうなったとしても、個人輸入で買うからいいよ」という人もいるかもしれません。しかしこの法案が成立してしまうと、それさえも不可能になりかねません。海外のディストリビューターが日本への輸出を拒否するかもしれないからです。そうなるとイギリスにライブを見に行ったついでに買ってくるという方法もありえるでしょう。が、それさえも税関で取り上げられてしまうという最悪の事態もありえます。このような事態は現実的には考えにくいです。が、法の運用のしかたではありえます。もっとも税関職員がプログレやトラッド関係に理解があったり、ジョン・ウェットンの大ファンがいたりするなら話は別ですが…(ありえない、笑)特にプログレ系アーチストの場合、同じタイトルでもリリースされた国によってボートラが違っていたりして、集める楽しみがあるのですが、これさえもできなくなる恐れもあります。たとえばヨーロッパ盤「Arkangel」(J.Wetton)にのみ収録されていたWomanやMagazinesが、国内では聞けなくなってしまうのです。そうなるともう残された道は、イギリスなど海外に移住するしかないですね…。(これまた、ありえない話…笑)
2004.04.20
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小泉内閣が今国会に提出した「著作権法の一部を改正する法律案」が成立すると、洋楽ファンが国内盤に比べて廉価な輸入CDが買えなくなるという話。実はこの問題、すごい勘違いをしていまして、てっきり中国や韓国などで乱造されている海賊盤の国内流入を防ぐためのものかと誤解していました。が、実際は海外で作られた邦楽の正規盤が廉価で国内へ逆輸入されるのを防ぐためのものなのですね。著作権法の一部を改正する法律案これじゃ、なんだかさっぱりわかりませんね。一般庶民にわざとわかりにくくするために書いているのかという感じ。で、法律案通りの趣旨ならば、国内の音楽業界が自衛手段として、アジア各地で日本より安く販売されている邦楽CDの国内還流を防ぐことが目的であることがわかります。が、問題はこの法律案に対する野党議員への政府答弁で、洋楽アーチストの輸入盤も規制対象になることが明らかになってしまったということ。民主党の川内博史、佐藤謙一郎両議員の連名による質問 政府側(文化庁)の答弁 質問書と答弁の要約 とどのつまりこういうこと。☆国内盤が出ている洋楽ミュージシャンの輸入盤(もちろんオフィシャル)が買えなくなるかもしれない。 ☆日本盤がCCCDで、輸入盤がふつうのCDの場合でも、日本盤しか買えなくなるかもしれない。 ☆国内盤が出ないCDは規制の対象外だが、小売店では販売しにくくなる。 ☆販売目的ではなく、個人的に楽しむための輸入は禁止されない。が、国内盤が出るものなら、欧米のメーカーが日本への輸出を禁止できる。つまり国内の消費者は国内盤しか買えなくなる。たとえばAmazonやHMVなどのネット通販で国内盤より2割以上安い輸入盤は販売不可になるでしょう。輸入されたとしても国内盤と同じくらいの値段で売られることになるかもしれません。そもそも洋楽の国内盤CDは、海外のレコード会社にライセンス料を払うことで制作されているから、海外のレコード会社も割高な国内盤から得られるライセンス料に魅力を感じて、対日輸出をストップさせることもあるでしょう。それじゃ国内盤が出ないマイナーな洋楽輸入盤なら買えるのではないかと思ったのですが、メジャーなCDが禁止された場合、マイナーな輸入CDには輸送費などのコスト負担が上乗せされて、結局は高価になってしまいそう。マニアックなCDを売っても採算が取れるかもしれない西新宿などの小売店は別として、普通のショップでは輸入盤の扱いをやめてしまうかもしれませんね。ここに書いたことは、あくまでも法案成立後に憂慮されることとして、ネット上で言われていることをまとめたもので、実際にはこの法律をすべての洋楽輸入CDに適用するのは不可能でしょう。しかしこの法律案が業界とそれに癒着した政府が、消費者の商品選択の自由を制限しようという悪法であることは明らかでしょう。くわしくはこちらのサイトで。http://sound.jp/stop-rev-crlaw/index.html
2004.04.19
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前の日記でイラク邦人人質事件を自衛隊派遣の是非と絡めるべきではないと書いたが、同様の主張が本日(2004年4月18日)の読売新聞『地球を読む』というコラムに寄稿された京都大学の白石隆教授が述べていた。さすがに学者さん、素人よりは説明が上手い。(笑)白石教授曰く今回の事件で問われているのは(中略)「テロに屈するな」という国際的規範と「政府は国民の生命を守る義務がある」という日本の国内的な社会契約との折り合いをどうつけるかという問題である。よって今回の事件を自衛隊派遣と結び付けるべきではないと白石教授は論理を展開している。私はこの意見に共感します。政府の人質解放への取り組みも人質になった3名の責任論も、このような規範論理から語られるべき問題なのではないかと。自衛隊であれ、NGOであれ、日本人が諸外国で活動することが多くなっている今日、ある特定の集団(テロリストの場合もある)が、みずからの政治的目的を達成するために邦人を人質にとって、日本人を救いたいのであれば政策を変更せよと、日本政府に要求する事態は今後、続発するでしょう。今回のイラクの問題を自衛隊派遣によって引き起こされたと考えるのは、テロリストの言い分を丸呑みするのにほかならない。で、今回の事態は「テロに屈するな」と「政府は国民の生命を守る義務がある」という2つの規範のどちらを優先させるかという問題で、国論が分裂したと考えるべきであると白石教授は説いている。小泉さんの師匠である福田赳夫元首相(故人)は、「人命は地球より重い」といってテロリストと交渉して、人質を解放させたが、アメリカをはじめ世界から「テロリストと交渉などして」などと批判された。これがアメリカだったら特殊部隊を送って、犠牲を覚悟してでも強行突破していたはず。残念ながら日本には憲法のしがらみで海外で人質になった邦人を武力で救うというオプションは選択できない。今回は5人が無事、帰還できたからよかったものの、不幸な結果になっていたらその時は政府の決定に是非が問われていただろう。今回の邦人人質事件の背景はいまだに解明されていないが、アメリカの対イラク武力行使の非合理性(もしくは非人間性)と、イスラム世界の現状を全世界に伝えるということがあったかもしれないが、民間人、それもイラク復興支援協力者を人質に取るという行為自体は正当化されるものではない。今回の事件はテロリズムにどう対処するのかという命題をつきつけられたわけで、ここ楽天はじめ、市民のレベルでもいろいろと論議がされるようになったことは好ましいことではないでしょうか。このことは政治のレベルでもきちんと議論されてほしいと思います。ましてや3人に救出費用の一部を負担させようなどという与党内の「せこい議論」は問題外。天下国家を論ずる政治家の議論としてふさわしくないと思います。
2004.04.18
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今頃?と思われちゃうかもしれませんが、とても良い作品ですね。(笑)じつは金曜日の「スタパでライブ」(@NHK)を観ていたら平原さんのライブをやっていて、新曲を含む数曲を熱唱していた姿に感動したもので。サックスを専攻されているそうで、まだまだ父上の技量には遠く及ばないけれど、いつかはライブでも披露したいそうです。彼女の歌唱法や、このデビューアルバムを聞いて思ったことは幅広い声域を十分に活用したオクターブ唱法(?)とでも言えばわかりやすいでしょうか。前に「Jupiter」のところでも書いたけれど、地声から裏声、さらにはオクターブ上の音を出すファルセットへの移行がとてもスムーズで聞きやすい。もう一つの特徴は発声法。アルバム1曲目の「明日」という曲にも顕著ですが、胸の奥から息を出して発声しているので、音程の狂いがない。体をかがめて歌っていても、息が途切れません。若いのにこんな歌い方ができるなんて、将来的にも大きく飛躍する可能性を秘めているといえましょう。スタンダードな曲ももっともっと歌ってほしいと思います。ふだんは邦楽をほとんど聞かない私の心の隙間に入り込んで、しっかりと立地を確保してしまった平原さんの次作が楽しみです。(笑)平原綾香オフィシャルサイト
2004.04.17
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After all your day is doneTime for sleep,the night time's comeHopes and dreams are rebornIn the quiet of your room彼が肺がんを患っていることに気づいたのは去年の9月。病院で検査を受けたときは、すでに「stage4」でどうしようもなかったそうです。放射線治療を受けたものの効果はなく、モルヒネなどの鎮痛剤による治療は植物人間になるだけだと拒んだそうです。すべての苦痛、痛みから解放され、ジョンは4月1日に永眠したとのメールが、今日、奥さんから送られてきました。思えば彼との出会いはジョン・ウェットンのオフィシャルサイトでした。当時、私は本名で書き込みメルアドも公開していたので、すぐに彼から連絡が来ました。日本でのみリリースされた「ウェットン・ダウンズ」のCDが欲しいというので、新宿のレコードショップに問い合わせたりして手に入れてあげた。おかえしにウェットンが参加したフィリップ・ランボウのソロアルバムが買えるサイトを紹介してもらったり、当時はCD化されていない貴重な音源をもらったりした。ウェットン・ファンとして、プログレ・ファンとして、国と言葉が違っても通じ合えるものがあった。彼はよく「Ken、僕たちはとても音楽の趣味が似ているね。仲良くしよう。」と言ってくれた。年齢もそう変わらなかった。彼は野外動物公園の警備員をしているとかで、よく馬に乗っていたそうだ。こっちがメールの最後の挨拶にエイジアの曲名でもある「Ride Easy」とよく書いてあげたら、すごく喜んでくれた。9・11アメリカ同時テロの時は、「アメリカに神様のご加護がありますように」とお悔やみを言ってあげたら、「君の祈りに感謝するよ」とレスがきた。最近はとんとご無沙汰になってしまって、どうしたのかなと思っていたら、奥さんから訃報が届けられた。大事な友人を失った。とても寂しいし、悲しい。After all the pain has goneOnly memories linger onAnd in the darkness,when I callTell me please,that there is light,after allI'll never forget what you had done for me.You were always very kind.I wish it would be the same if I saw you in heaven.God bless you,Mr.John Selby.ちょっと気を取り直して日記を読み直してみたら、誤解を生じるような書き出しだったかもしれません。ご容赦を。^^;
2004.04.16
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God is a conceptBy which we measure our pain苦しい時の神頼み。生きて解放される人質もいれば、無残にも殺されてしまった人質もいる。イラクで人質になっていた日本人3人が釈放されました。一言、よかったです。でも殺されてしまったイタリア人のことを考えると、そう喜んでもいられません。彼らは帰国したら、マスコミに出ずっぱりになるかもしれません。マスコミも彼らを「英雄」として扱うのでしょうか。で、彼らは何を語るのでしょうか。A working class hero is something to be一難去ってまた一難。フリージャーナリストら2名の日本人が人質になったらしい。憲法上、渡航禁止はできないらしいけど、危険なことは止めておいたほうがいいと思います。一番やってはいけないこと。それは人質の政治利用。今回のことで自衛隊派遣の正当性を訴えることも、あるいは自衛隊撤退を訴えることも全く意味がないと思います。と、思いつくまま、書きなぐってみました。反論は受け付けません…(笑)レノンはうまいことを言っていますね。Love is wanting to be lovedLove is asking to be lovedLove is needing to be lovedイラクの民衆も、もっと自分たちのことに関心を持ってくれよと言っているのかもしれません。
2004.04.15
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エイジアのビデオクリップが収録されたDVD「ASIA 20th Century Masters - DVD Collection」が、まもなくリリースされます。ジョン・ウェットンがエイジアのフロントマンとして活躍していた頃の貴重な映像集で、アメリカでは20日にリリース予定です。写真はそのジャケットです。よく見たら、去年出たベスト盤CD「The Best Of ASIA 20th Century Masters The Millenium Collection」と同じ写真が使われているようです。収録曲は以下の5曲。1.Heat of The Moment 2.Only Time Will Tell 3.Wildest Dreams 4.Don't Cry 5.The Smile Has Left Your Eyes当初の予定では「Wildest Dreams」ではなく「Go」が収録されるとの情報もあったのですが、なぜか差し替えになってしまいました。デビュー当時、ベストヒットUSAなどで「Heat of The Moment」のクリップはよく放映されていたので、覚えている方も多いでしょう。これはDVD化もされていますし…。私が初めて動くジョン・ウェットンを観たのも「Heat Of The Moment」のビデオなのですが、「ウェットンって、けっこう丸いのね」(爆)と思ったものです。が、20年以上経って全く別人になってしまうとは、当時は夢にも思わなかったな~。 あとレオタード姿の体操選手がTVを飛び越える「Only Time Will Tell」や、怪しい美女に篭絡されるウェットン以外の3人がコミカルな味を出している「Don't Cry」、涙なしでは見られない「The Smile Has Left Your Eyes」(嘘りの微笑み)などは必見でしょう。ブートビデオなどで、すでに観られた方も多いでしょうけれど(私もその一人)鮮明な映像かつ高音質でのオフィシャル・リリースは今回が初めてです。あの頃の熱気を思い出しながら鑑賞することになりそう。(^^♪しかし艶めかしい金髪のウェットンと、2代目ギタリスト、マンディ・メイヤーの勇姿が見られる「Go」の映像が収録されていないのはマイナスポイント。(;_;)
2004.04.14
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2日間で「夏」と「冬」を体験できるなんて、貴重なのかな。(のわけない?)とうとうザ・フーがやってきますね。今朝の新聞でも広告が載っていましたけど、プロモーターとして長い歴史を誇るウドーが企画した「THE ROCK ODYSSEY 2004」に出演するそうです。7月24日~25日の2日間、横浜国際競技場と大阪ドームで開催されるとのこと。【開場/開演】9:30/11:30(両日) 【チケット】アリーナ立見(ブロック指定):\14,000、スタンド指定:\14,000 【出演】 ・エアロスミス ・ザ・フー ・レッド・ホット・チリ・ペッパーズ ・ポール・ウェラー ・ジョシュ・トッド(元バックチェリー) ・ミシェル・ブランチ ・レニー・クラヴィッツ ・ブラック・アイド・ピーズ ・トラプト ・矢沢永吉 ・稲葉浩志(出演は7/24の横浜のみ) ・ウルフルズ(出演は7/25の大阪のみ) ・ラルク アン シエル ・ラヴ・サイケデリコ ・HY ・・・etc(この他にも交渉中のミュージシャンがいるらしい)フー観たさに行きたいけれど、それだけ観るために14000円は高いしな~。ポール・ウェラーも最近のは知らないし。もう一押しなんだけどねえ、ウドーはん。(笑)皆さんは、どうします?
2004.04.13
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イギリスのカンタベリー系グループの大御所、キャラバンのオリジナル・キーボーディスト、デイヴ・シンクレアー(Dave Sinclair)が来日、東京は江古田のフライングティーポットというロックバーで行ったミニライブを観て来ました。70~80名くらいのコアなファンを前に、新作「Full Circle」から数曲とマッチングモール時代の名曲「オー、キャロライン」などを披露してくれました。Full Circleの曲は世界初演で、イギリス人もまだ見たことはないという貴重なもの。サポートメンバーに、SIXNORTHの島秀行(B)さんをはじめ、浦千鶴子(Vo)、飯田一樹(K)という日本のプログレシーンを支えるミュージシャンを従えてのミニライブでした。フルバンドではなかったのでバラード系の曲ばかりでしたが、デイブのキーボードプレイは、春の優しい日差しのように会場を暖かく包み込み、とても楽しい小1時間を過ごせました。ジャズっぽい浦千鶴子さんのヴォーカルも、ときおりスキャットを織り交ぜながら、デイヴの楽曲をうまく引き立てていたと思います。入場者にのみ販売された新曲「Always There」は日本のファンのために作ったんだよという心憎いまでの配慮。Fill my life with wondertouch my heart with pain,but let me know you're always therecause deep inside,my spirit will never be the samenow you know how much I careFor you have shone a lightto guide me on my wayand bring me safely back againこの時期に来日したのは桜を見たかったからというのは、半分冗談でしょうけれど、(本当は秋の来日公演のための契約関係でしょう)この人も日本を愛する貴重なミュージシャンです。とゆーか、日本のファンに支えられているのです、この人も。(笑)ということで、今秋、デイヴは再びやってきます。いとこのリチャード・シンクレア(ex Caravan,Hatfield & The North,Camel..)と共に、東京と大阪で10月中旬(東京は16日、@オンエア・ウェスト)頃に本格的なライブをやるそうです。これはプログレ・ファンにとっては必見でしょう!
2004.04.12
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ふだん日本の歌謡曲や流行歌にはほとんど無縁なのですが、正直に言ってこの曲を聞いた時には驚きました。平原綾香が歌う「ジュピター」。ご存知、ホルストの組曲「惑星」から「木星」に、深遠なメッセージをこめた日本語の歌詞をつけて歌っているわけですが、このたび手に入れたDVDヴァージョン(MUCD 5054 CD+DVD)は冒頭のシーン(写真参照)からとても感動的です。「Every day I listen to my heartひとりじゃない深い胸の奥で つながってる」と歌いながら、地球を包み込むような手のしぐさが、この曲にとてもマッチしていて、癒されます。背筋がぞくぞくするほどの感動は本当に久しぶり。ハイトーンボイスから、地声までを使い分ける歌い方に特徴がありますね。Every day I listen to my heartひとりじゃないこの宇宙の御胸に 抱かれて私たちは誰も ひとりじゃないありのままでずっと 愛されてる望むように生きて 輝く未来を歌詞がすばらしい。宇宙、人類の和、博愛、癒し、なんと雄大で包容力のある詞なのだろう。デビュー曲でここまでやってしまうと後が大変なのでは…などというのは邪推かな?ホルストといえばキング・クリムゾンの2作目「ポセイドンのめざめ」(70年)に「火星」(Mars)を改作した「デヴィルズ・トライアングル」が収録されています。またエマーソン、レイク&パウエル(Emerson,Lake & Powell)も「火星-戦争をもたらすもの」(86年)というタイトルで「火星」を演奏しています。もちろんクリムゾンもELPowellも深遠な歌詞などはなく、演奏のみです。早期解放を願いつつ…。
2004.04.11
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最近、ユニヴァーサルからリリースされたオリビア・ニュートンジョンのDVD「The Best Of Olivia Newton-John (20th Century Masters The DVD Collection」(B0002225-09)という作品を、AMAZONで購入しました。カタログには「Region 1 米国、カナダ向け ※日本国内(Region 2)用のDVDプレーヤーでは再生できません」などと注意書きが書かれていたのですが、我が家の国内製DVDプレイヤーでは再生できました。DVDプレイヤーがリージョンフリーなのか、それともDVDメディア自体がうたい文句とは違ってリージョンフリーなのか、よくわかりません。が、アメリカでリリースされているDVDは、リージョンコード1と書かれていても、国内製DVDプレイヤーで再生できてしまうこともよくあるようです。(録画形式はNTSCで日米共通)DVDが開発された頃は、各国のレコード会社の縄張りを守るみたいな、せこい考えでリージョンコードをつけることになったのだと記憶しています。が、国内ではリリースされない輸入DVDを多く集めている私のようなコレクターにとっては、リージョンコードの制限で観賞できないDVDがあるのは困るので、輸入盤のリージョンフリー化の傾向は大歓迎です。もうリージョンコードなどは不要ではないかとも思います。かたくなに市場を閉ざしているのは、もはや日本だけだと思います。文化庁は音楽CDなどの海外版の日本への逆輸入を、海外発売から一定期間(5年間)に限り差し止められる制度を導入する方向らしい。現地の物価水準に合わせて発売される安価な海外版が国内に流入しにくさせる意図だそうです。このような動きを知るにつけ、消費者サイドに立った政治ができないものかと、思います。最後はまた政治の話になってしまいました…。(^^ゞ
2004.04.10
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Why don't you take another little piece of my lifeWhy don't you twist it, and turn itAnd cut it like a knifeAll I do is liveAll I do is dieWhy can't we just be friendsStop livin' a lieだれも限られた一生を送る。それをどう自己責任で磨き輝かせるか。どうして友達になれないのか?嘘をつくのはやめよう。(意訳)この日記を始めるにあたって、政治に関することは一切書かないつもりでした。あくまでも趣味の世界(音楽)だけで楽しくやろうと思ったからです。しかし今回の事件は深刻なので書かざるをえません。みなさんも書かれていらっしゃるように、日本人としてイラクの問題が身近な関心事となったことは事実です。平和ボケの日本人を覚醒させる効果はあったのかもしれません。これが世界の現実なのでしょう。これが現実です。http://www.euronews.net/create_html.php?page=detail_info&lng=1&option=1,info先月、同僚が仕事でイラクに行って来ましたが、向こうに行っている間はこちらも気が気ではなかったです。私なら絶対に行けないと思った。チェチェンやアフガン、中東のガザ地区など世界に紛争地域はたくさんありますが、皆命がけで生き抜いています。それにしても人間の尊い命を、政治の取引材料にするテロリストは許せません。イラクの人々を愛し、自らの命を投げ出してまでイラク復興に寄与した素晴らしい日本人3人が、なんとか救われてほしいと祈るのみです。
2004.04.09
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イエスの「ニュー・スタンダード・リマスター・コレクション」シリーズ第3弾で、「トーマト」「ドラマ」「ロンリー・ハート(原題:90125)」がリリースされましたが、日本では、「ロンリー・ハート」(WPCR-11859\1,890(税込))のみ6月9日にリリースされるそうです。国内盤にも海外盤同様に以下の追加曲(6曲)が追加収録される予定。・Leave It(Single remix) ・Make It Easy ・It Can Happen(Cinema Version) ・It's Over *未発表曲 ・Owner of a Lonely Heart(Extended remix)*未発表曲 ・Leave It(A Capella version) また、6月23日には、DVD化された「9012ライヴ」がリリースされる予定(WPBR-90257\4,410(税込))。従来のステレオ音声に加えて、5.1chサラウンド対応の音声も追加収録される模様。イエスといえば、「YESSPEAK DVD」の日本盤はもうすぐ4月20日に発売されます。オススメの目玉はオマケの静止画付サウンドトラックでリック復帰の2002ツアーのコンサートを完全収録しています。もうひとつ、「LIVE IN PHILADELPHIA 1979」のリマスター盤DVDの日本盤もハピネットピクチャーズより4月23日に発売。以前出ていたもの(TV放送バージョン)に比べ画質UP。しかもメンバー登場部分の映像を収録など若干内容が追加。クリスウェルチ氏の解説映像も追加になっています。FC情報によれば、買い替え推奨盤だとのこと…。アメリカ軍など連合軍と反米武装勢力との衝突が拡大し、治安情勢が一層悪化しているイラク国内で、とうとう日本人が武装勢力の人質に捕った。韓国の牧師7人も拘束された。(こちらは、その後、釈放された)小泉さん、困りましたね。武装グループの要求を受け入れて自衛隊を撤退させたらアメリカの反発を買うだろうし、イラク戦争に加担してきた大義名分を失い、政権は吹っ飛ぶだろう。かといって、このまま3人を見殺しにはできない。小泉さんの師匠でもある故・福田赳夫元総理は77年9月、赤軍派のハイジャック事件で乗客が人質に取られた時、「人の命は地球より重い」と言った。しかしこの時、世界は「日本はテロリストと取り引きをするもか」という非難を浴びました。
2004.04.08
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フリートウッド・マックが70年代中期にヒットさせた名盤「噂」がデモ音源や未発表曲を付けて2枚組みで再発された(輸入盤)のを機に、この作品を聞き直しています。全米TOP40で31週間も1位を続け、全世界で1700万枚以上を売上げた名盤。もうお腹いっぱいと言ってもメイン・ディッシュが次から次へと出てくる感じ。当時は「なんでこれが?」という感じもしたけど今こうして聴いてみると味わい深い曲ばかり。意外にも、当時バンド内の人間関係は最悪だったようです。スティービー・ニックスとリンジー・バッキンガム、ジョン・マクビーとクリスティン・マクビーの2カップルがそれぞれ長年の関係にピリオドを打ち、ミック・フリートウッドもまたジョニー・ボイド(エリック・クラプトン、ジョージ・ハリソンとの関係で有名なパティー・ボイドの姉妹)との結婚生活に幕をおろしたところでした。12ヶ月の制作期間を経て完成したアルバムの内容は、男女の愛のトラブルを描いたものが多いです。バンド内の緊張感が歌詞に赤裸々に反映されています。ニックスの気だるいヴォーカルが印象的な「ドリームス」、クルスティン・マクビーの前向きな歌詞が印象的な「ドント・ストップ」(これはアメリカ大統領選挙のキャンペーンソングにも使われてしまい、ちょっと残念)、バッキンガムの名作「オウンウェイ」は体が自然と左右に動いてしまうグルーヴ感が最高。「ユー・メイク・ラヴィング・ファン」、「ゴールド・ダスト・ウーマン」と佳曲が目白押しな中で、一番好きな曲はクリスティンの「ソングバード」だったりします…。(^^♪さて輸入盤では「噂」(Rumours)のほかに「ファンタスティック・マック」(Fleetwood Mac)、「牙」(Tusk)と全3作がリリースされてますが、国内盤で「ファンタスティック・マック」(WPCR-11856 \1,890)と「噂」(WPCR-11857~8 \3,150)の2作のみ、6月12日にリリースされるそうです。同じ日には、2003年9月24日にアメリカ・ボストンにて行なわれたライヴの音源を収録したDVD「ライヴ・イン・ボストン」(WPBR-90294~5 \7,350)もでるとか。マック・ブーム再来か…。http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=6470
2004.04.07
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昨晩、NHKの英語教育番組「英語でしゃべらナイト」に出演したジミー・ペイジ氏の名言です。英会話の勉強(?)をかねて、じっくり味わってください。Whatever it is,it's 6 strings and that's it.I am a slave or a master to it.ギターにあるのは6本の弦だけ私はその奴隷となるか主人となるかどちらかなのですギタリストの野村義男が「リフはどうやって作るのか?」と質問したことへの答えの一部。「それは難しい質問だね」と言いながらペイジ氏、「ギターをいろいろ弾いているうちに自然と生まれる」などと答えていました。どちらかというと、理屈っぽいしゃべりかた。ほっとけば、一人で1時間も2時間もしゃべり続けるタイプかとお見受けしました。いるんですよね、こういう人。コーヒーについて、ああでもない、こうでもないと語り続ける先輩を思い出してしまった。さらにもう一人のゲスト、KISSのジーン・シモンズ氏も自己の体験から(?)、外国語の習得に関して貴重なアドバイスをしていました。Boys, get an American girlfriend.Girls, get an American boyfriend.They will make you learn to speak English.Oh, the show was fantastic! And, all the women on the show, ... unbelievable!The most beautiful women are in Japan, just like Yumiko.Yumikoというのは番組進行役のアシスタント、釈由美子さんのことです。シモンズ氏、番組の中では釈さんばかり見つめて口説いていました。有名な『伝説の舌さばき』を至近距離で見せながら…(爆)。それに対する釈さんの断り文句「You're just kidding!」もバカうけでした。シモンズ氏はイスラエル生まれなので、9歳まで英語は使っていなかったとか。ですから、英語習得法の説明にも説得力がありました。それはともかく、外国語習得において異性の友人(or 恋人、愛人、妻)を作ると上達するというのは本当です。わが身を振り返ってみても…(謎)(^^ゞ参考:英語でしゃべらナイトのサイト
2004.04.06
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なつかしの名曲をシングル盤で復刻したCD付お菓子がブームですが、いよいよ洋楽の分野まで進出してきました。カバヤ食品より4月13日に『メモリータイム~懐かしのアメリカン・ポップス編』と題された商品が発売されます。50年代から80年代にかけてのアメリカン・ポップスが、アーティスト別に2曲ずつ入った12cmCDに、ミント味ガム1枚がセットになってリリースされる予定で、価格は315円(税込)也。 歌詞・解説付きリーフレットが付属するところが、他社製品とは違って良いですね。買う前から中味がわかると、なおよいのですが、開けてからのお楽しみ的な面白さを追求しているのか…。いまのところ収録が判明しているのは、●ルイ・アームストロング ●ピーター・ポール&マリー ●ニール・セダカ ●KC&ザ・サンシャイン・バンド ●サイモン&ガーファンクル●フィフス・ディメンション ●ザ・プラターズ ●ライチャス・ブラザース ●ポール・アンカ の9アーティストですが、これ以外にもシークレットが4つほど用意されているとか。(誰だろう?)この調子で行くとブリティッシュ・ロック編なんてのも出るかもしれません。うまくいくと、『なつかしのプログレ・ハードロックCD付キャットフード』なんてのも期待できるかも…。(ウソ)それにしても、このような企画はデフレ時代なればこそですね。
2004.04.05
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某オークションで、「カンパイ!! ラガー いかりや長介アレンジヴァージョンをゲットしました。どうしても欲しかったんだよね~。幸い廉価で大量に販売している人を見つけることができました。(キリンの関係者かも…)イントロからいきなり「カンパイ!! ラガー 、ラガー、イェー」の掛け声と共に聞こえてきたメロディは、ベイ・シティ・ローラーズの「サタデイ・ナイト」。そう「S・A・T・U・R・D・A・Y、NIGHT」の代わりに冒頭の掛け声を言っているわけです。で、いかりやさんの奏でるベースラインは「サタデイ・ナイト」の「S・A・T・U・R・D・A・Y、NIGHT」(ここでは「カンパイ!! ラガー 、ラガー、イェー」と変化)のバッキング・ラインになっています。じつにフュージョンっぽくて歌心があるベースラインです。歌メロが始まるとスタジオミュージシャンのベーシストに交代して、Jenkaという女性歌手のヴォーカルが入ってきます。いかりやさんがイントロ部で弾いていたベースラインももちろん出てきます。なんとなく「ズンドコ節」を連想してしまうベースラインでもありますが、いかりやさん、けっこう練習したのではないかと思われます。
2004.04.04
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今日の午後、自宅近くの公園で写した桜です。桜の新名所と言われているだけあって多くの人が、花見に訪れていました。ほんとうにその数だけあるのかわかりませんが「千本桜」という所です。桜に酔っているのか、酒に酔っているのか、酒席の雰囲気に酔っているのかわからない人々を横目に見ながら、川縁のサイクリングを楽しんだ後は亀戸のサンストリートへ。ドーナツと抹茶シェイクでお腹を満たしていると、イベント広場では青空ライブが始まりました。ストリート系、インディ系の無名のミュージシャンがよくライブをやっています。そういえば山本コウタローのライブも観たことがあるな、ここで。「走れコータロー」も有名だけど、「岬めぐり」が好きですね。さて今日のライブは、女性キーボーディストの弾き語り。とても澄んだ声でピアノの音色もとても優しい。バラードばかりでしたが、メロディラインに無理がなく、歌詞もくどくない純愛風ラブソング。ときおり裏返る声がとても自然に聞こえる歌唱法で、私も好きな歌い方です。例えるならばジョン・ヤング(ex John Weton Band)のようなやさしいメロディといえますね。って、ウェットン・ファンしかわからないでしょう、この例え方は。(笑)3,4曲演奏しただけでしたが、また次回も聞きたくなるようなメロディが脳裏に焼き付いてしまいました。ヒット間違いなしの佳曲でした。家に帰ってHPで検索したら、けっこう有名なシンガーソング・ライターであることが判明しました。奥華子さんという千葉県出身のシンガーソングライター 。ライブ後はCD即売サイン会になって長蛇の列。自分とほぼ同年代風のスーツ姿の男性も並んでいる。(笑)よっぽど並ぼうかと思ったのですが、足手纏いな連中を引き連れていたので次回の時に…。また亀戸に来るそうなので。
2004.04.03
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リズム隊が生き残ったビートルズ、リズム隊が他界してしまったザ・フー。この二つのグループが合体すればパートのダブらない4人組のバンドになります。かと言って、単純に合体効果以上の化学反応が起きるかどうかは別問題ですが…。ザ・フーの名作「トミー」(UIGY-7055~6 \4,830) が、デモやアルバム別ヴァージョンなどのレアな音源を多数収録したボーナス・ディスク付きで、ユニヴァーサル・ミュージックから再発されました。輸入ハイブリッドSACD盤に帯と解説が付いた国内盤仕様でリリースされました。ピート・タウンゼンドによるリマスタリング作業により5.1chサラウンドにも対応しています。ただし、ボーナスディスクの(13)~(17)はCD層のみに収録。ピート・タウンゼンドがこの「トミー」という現代オペラの構想を練り始めたのは、1967年頃。主人公トミーを三重苦にすることによって、外界の混沌な世界から遮断した。こうすれば人間はいつまでも純粋でいられると信じた。これは当時ピートが傾倒していたインド哲学(師はミハー・ババ)からトミーを伝導者(救世主)にする構想となり、69年に完成した。インド哲学などに魅力を感じていた若者達の間では狂信的ともいえるブームを巻き起こしたそうです。SACD層の音はたしかに以前のCDより向上しています。アコギのカッティング、フレンチホルンやトランペットなど管楽器の音の伸び。逆に粗が目立つ部分もなきにしもあらずでしたが、感動を新たにしました。組み曲形式の大作志向はイエス、ジェネシスなどのプログレ系ミュージシャンにも小さからぬ影響を与えた事は明らかだと思います。哲学云々よりもロック・ミュージックに救いを求める若者へ向けたまなざしが、普遍の生命力を生んでいる傑作。http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=6138
2004.04.02
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紙ジャケで再発されたUKオリジナルアルバム・ヴァージョンを購入しました。「夕暮れバージョン」です。改めて聞いてみて、クイーンのアルバムの中で一番聴きやすいと思いました。フレディはもうこの世にいないのだから、死を目前とした緊迫感がないからでしょうか。それだけではなく良い意味で「吹っ切れている」のだと思う。フレディの死後、4年という長い歳月を経てリリースにこぎつけた本作。全盛期のようなメンバーの気合は伝わってこないかわりに、前進し続けることを誓った3人の意気込み、一体感は感じます。強烈なのは4曲目の「Mother Love」。I'm a man of the world and they say that I'm strong.But my heart is heavy,and my hope is gone.最後に録音したと言われている曲だけあって、テーマも重い。しかし人間は最後には母の胎内に帰っていく「母胎回帰」というテーマには泣けます。とにかく歌詞とメロディが、すーっと心の中に入ってくる作品群。クイーンが成長したのか、自分が老いたのか、どちらかでしょう。(苦笑)それにしても「You Don't Fool Me」などを聞いていると、フレディの新境地をみるようで、45歳の若さで逝ってしまったのは本当にもったいない…。購入はこちらで⇒クイーン (紙ジャケット) / メイド・イン・ヘブン
2004.04.01
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