暁太郎の日記随想

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暁1929

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コースケ@ お、俺のおtmtmがぁ――!! もう、もう……なんも出まへぇーん!(TT…
ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…
kissakem @ 6カ国協議延期と核保有宣言 暁さんのご意見に同感です。相手のあるこ…
中澤 照道@ Re:14日の日記(01/14) 相撲がお好きなようですね、私も相撲は大…

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2005/11/25
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 川口から海に出るとのり網が仕掛けれあって、漁家の冬場の収入源になっている。施設の排水はこの川に流れているのだが、海のにおいか、魚の腐ったにおいが何時も漂っている感じであった。

 ところがそのにおいが、施設のし尿浄化槽の故障が原因と判った。これまで少量であったが、大きく破損して大量に流れたのであろう。早速修理に及んだが、その年ののりの生育が悪くて収穫が激減したようだ。川に流れたし尿が成長を助けていたのであろう。

 現在はもう過去のことなのか、現在も如何なのかは知らぬが、海苔の養殖には、自家製のし尿処理もかねて、のり網にかけたというから頷けることでもある。海苔を製品にするには、大量の水で洗うのだから特に忌避する必要はないのである。
 播磨灘に面した13漁協は、のり生産全国一であったが、最近は、のりが色落ちしたらしく、のりの成長に必要な、窒素・リンを冬場に増殖する植物プランクトンが、のりよりも先に食べるのが原因とわかって、このプランクトンを食べる二枚貝のウチムラサキを放流したようだ。

 真っ黒ののりは、巻き寿司にしても光沢があって、いいものだが、やや茶色がかったのりは、全くその価値を失ってしまうから、このことは死活問題に繋がるのであろう。

 淡路島の沿岸でものりの養殖は盛んで、淡路市北淡町ののりは浅草のりとして
出荷されているようである。昔の農家は、化学肥料を使わず、全て自家製下肥であったことを思えば、窒素・燐酸・カリを含んで重宝で、それは陸でも海でも重宝なものであったのだ。







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Last updated  2005/11/25 11:42:50 AM
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