埼玉　大宮の地酒屋日本酒、ウイスキーブログ

台湾の「ウイスキー・エイジ  WHISKY AGE 」は、 2014 年に様々なフレーバーのウイスキーアイスクリーム『アイラ・インパクト・ウイスキーアイスクリーム』を発売し、話題になりました。その後ウイスキー専門会社としてボトリングを手掛けるようになり、現在、 400 樽近くのストックをスコットランドに有しています。 2018 年には満を持して自社ブランド『ザ・ウイスキー・ブルース』をリリース。  2020 年に「 The Whisky Jury 」のエージェントとなり、さらに翌 2021 年に独自のカスクセレクションブランド「 Whisky AGE 」を発売。
[ WHISKY AGE  ホームページより抜粋 ]

【ウイスキーエイジ　 No.013 ボスキャットシリーズ】

ブナハーブン ストイーシャ 2013 8 年 58.7% 700ml 円（税込）

【テイスティングノート】

香り：澄んだ海の潮気と甘いフルーティーな香りが混ざり合い、軽いピート香やスモーキーさを放ちます。ナッツ、ミント、フェンネル、ナツメグ、コショウの香り。

味わい：フルボディのピートとスモーキーさが塩気と共に強く絡み合います。レモン、パイナップル、麦芽、ジンジャー、ウッド、コショウ。

フィニッシュ：まるで海水を飲んだかのように潮気が口の中に残り、甘い塩味に変化します。麦芽、ドライウッド、ミネラル、柔らかいスパイスの風味が十分に感じられます。

コメント：トータルパフォーマンスは一貫していて、海の塩味にピートとフルーツの香りが伴います。中盤から後半は、滑らかな塩味のバター、麦芽、ハニーキャラメル、ナッツの味わいが感じられます。最後に干し草、ミント、ジンジャー、フェンネルの風味が続いて現れます。海の潮気に慣れるとフルーティーな甘さに変わり、もっと飲みたくなります！

【ウイスキーエイジ　 No.012 ボスキャットシリーズ】

クライゲラキ 2009 13 年 53.8% 700m １８３７０円（税込）

今回の黒猫ボスキャットは、花柄のシャツを着てストローを口にくわえ、年季の入った車輪にもたれ、ゆったりとした表情で世間に微笑みかけている、隠れ家的なくだもの屋の店主です。 あまりにリラックスしているのは、ボトルの中のウイスキーに自信があるのでしょう。この『クライゲラキ 2009 』は、開栓当初はスモーキーで肉厚なスパイシーな香りがより強調され、その後 2 週間ほど寝かせると、様々なフルーティーさとモルティな甘さがラインを支配するようになり、甘くチャーミングな味わいになります。

一般的に言えば、 20 年以上の熟成を経たクライゲラキのほうが、複雑な風味でもちろん優れていますが、 13 年のこの気楽で少し個性的なクリーミー・バナナはなかなか良いです！

【ウイスキーエイジ　 No.011 ボスキャットシリーズ】

クーリー 8 年 2022 年ボトリング 58.6% 700ml 17,270 円 ( 税込 )

ラベルに描かれている猫は、年輪にもたれて長い棒を扱っているが、実は絵の外で大きなマシュマロを作っているのです。 マシュマロのやわらかく甘い味わいが、このボトリングとシンクロします。

濃厚な青リンゴのノートを持つまろやかな味わい。洋ナシ、プラム、これらの緑黄色果実の香り。クリーム、クリームチョコレート、バニラ、フィニッシュはオークとマイルドなスパイス。若々しくて青き良き時代を思い出させてくれます。

【テイスティングノート】

香り：フレッシュな青リンゴ、洋ナシ、バナナ、チェリー、台湾の砂糖漬けフルーツの塩辛く甘い香り、クリームパン、シロップ、バニラ、オーク、スパイシー。

味わい：フレッシュな青リンゴに柑橘類、バナナ、クリームチョコレート、クリーミーでナッツの風味。オーク、ミント、スパイス。

フィニッシュ：ミディアム。青リンゴのフレッシュさ、洋ナシ、バナナ、クリーム、蜜、バニラ、オーク、カルダモン、マイルドなスパイス。フレッシュさと活力に満ちています。

コメント：フルーティーな風味を持つ 8 年熟成のアイリッシュウイスキー「クーリー」。優れたアイリッシュウイスキーは通常、フレッシュでフルーティーですが、この若いクーリーはフルーティーなだけではなく、心底リラックスしたいときにぴったりです。若いアイリッシュウイスキーのフレッシュでフルーティーな風味を楽しみたい方は、ぜひお試しあれ！