心の健康と子育てを考える              ベイサイドカウンセリング  Part2

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2006.09.06
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 あなたの人生は、バラ色ですか?


 人生のひとつの岐路は、理屈抜きのおもしろさを味わえるかどうかにある。ところが「くだらない」という考え方をしていると、この理屈抜きの喜びの体験を回避することになる。「くだらない」という無意味感をもつことによって、自分からこのような機会を拒絶してしまうのである。
 おいしいものを食べることなども大切なことであろう。「食べる」ことなどといって軽く見てはならない。そしてこれがまた大切なことなのだが、おいしいものを味わう能力があっておいしさを楽しめるのではない。おいしいものを食べているうちに、舌がこえてくるのである。そして、舌がこえてくると「食べる」ということが楽しみになる。すると遠くにまであるものを食べに行くようになり、そこから人生が明るくなるということもある。食通になってから、という考え方をすると、人生は味気なく、むなしく、不安と心配におそわれてくる。まずいろいろ食べることなのである。
 自分の感情が低調になってしまうのは、基本的に元気になったら活動しようという考え方で生きているからである。活動するから元気になるので、その逆ではないということを忘れてはならない。スポーツをしながらよく”ファイト!ファイト!”と声を出すのは、元気だからではなく、逆に声を出すことで元気になろうとしているのである。元気だから歌うのではなく、歌うから元気になることを忘れてならない。
 歌うことも食べることも、決して「くだらない」ことではない。生きることがなんとなくつまらないという人、精神的活動の低調な人は、何事も決して「くだらない」という前提に立って行動してはならない。そのように生きることで、いよいよそのくだらないという前提は自分の中に強化されてくるのだから。
 灰色の人生をバラ色に変えるためには、まずその灰色の前提に立って生きることをやめることである。逆に人生はすばらしいという前提に立って生きることである。
                              加藤締三「行動すること」より




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Last updated  2007.06.05 16:42:42
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