心の健康と子育てを考える              ベイサイドカウンセリング  Part2

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2006.11.16
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テーマ: ニュース(96643)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 いじめによる自殺は、連鎖が増すばかりで一向に減る様子が見られません。自殺予告の手紙も日に日に増えています。マスコミの対応に対しても批判が寄せられ、どのように対処すればこの事態を収拾することができるのか暗中模索の状態にあるようです。

 文部科学省は、いじめに関する調査を改めて行ったり、各学校にいじめ防止の通達を送ったりしています。しかし、難しい言葉が並べられた通達が学校に届いたからといって、いじめがなくなるわけではありません。行政としてできることには、限界があるのでこれもやむをえないでしょう。

 今、いじめによる自殺を防ぐために一番頑張らなければいけないのは、お役所でも教育委員会でもなければ校長でもありません。現場の教師です。現場の教師は、一日中、色々なことをしなければなりません。授業、その準備、生活指導、部活の指導、会議、研修等など、毎日が本当に忙しいです。

 でも、一番に考えていただかなければならないのは、子供の「命」です。子供に自分自身の命の大切さを教えることだけでなく、相手の命を大切にすることをまず、教えてほしいものです。教壇に立って、ただ話せばよいと言うのではなく、子供たちの心に響く方法を実態に合わせて考え、実施していただきたいと思います。

 もし、いじめられた子供が、その被害を訴えてきたとき、その子供が不利になるような対処をしないでいただきたいと思います。いじめを受けた子供が、「先生には言いたくない」と、言います。それは、告げ口のようなかたちになり、その後、さらにいじめがエスカレートすることがわかっているからです。先生に訴えたことによって、いじめがなくなるという安心感がなければ、相談には来ないでしょう。しばらく様子を見るとか、いじめている子を呼び出して一度注意して終わるということでは、だめです。それなら、教師ではなくても誰にでもできます。

 教師は、教育の専門家として、受け持っている年齢の子供たちの心の動きを理解しなくてはならないのではないでしょうか。いじめられている子の気持ちはもちろんのこと、いじめている側の心の状態を知り、適切な対応をする必要があるのではないでしょうか。相談を受けた一人の教師が、その責任を負うことは難しいと思います。一人の目では、子供たちの様子を十分把握することができないからです。複数の教師で、連携を取り、今、不安を抱えている子供たちの心に寄り添うことが、今、一番求められていることではないでしょうか。

 忙しい中、大変だと思いますが、先生、よろしくお願いします。       ・・・つづく








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Last updated  2006.11.16 17:03:56
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