私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2019年02月21日
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カテゴリ: 千の朝


 何よりも戦後日本に特有の思想状況が関わっているのであろう。

 それは、具体的には、日本国憲法の前文や第九条に体現された
 国際政治観とその前提となっている、
 日本が行った戦争への特定の歴史解釈である。

 まず、憲法前文には、
 「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼する」とあって、
 世界が本来的に平和で「無事」な場であるとされており、
 それと密接に結びついて

 その背景には、平和な世界のなかで、
 日本だけが戦争という時代遅れの悪に身を染めてきた
 との歴史観がある。

 そして、こうした見方をもとに、
 日本は偏狭な国家の立場に発するそれまでの行動を反省し、
 世界でも国際連合が結成されて、
 人類は国家の対立を越えて新しい平和な時代を迎えたという
 戦後に特有の国際社会のイメージが形作られてきたのである。

「市場と国家」 坂本多加雄 藤原書店





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最終更新日  2019年02月21日 05時10分06秒
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