私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2022年01月14日
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カテゴリ: 認識の歩み



 自然論というか宇宙論という観点で読み直してみると、
 なぜ「浮きし脂」や「海月」をもちだすのか。

 「游魚(あそぶいお)の水上に浮けるが猶(ごと)し」や、
 書紀にも「浮膏(うかべるあぶら)」という形容句が現れるのか。

 一書(第五)の
 「海上に浮べる雲の根係る所無きが猶し」といった表現を用い、
 なぜあえて脂(膏)とか海月とか魚とか雲を
 もちだす必要があったのか気になるところです。


 原文では「久羅下」です。

 クラゲは支那では「海月」とも「水母」とも書かれますが、
 「水母」には水銀の意味もあるというのです。

 水銀はもちろん錬金術でもっとも大切な金属、
 さらにアブラやアシカビも
 錬金術に関係していると書いているのです。

 五行説で土に対応する色は黄、
 また、五行相生説によると土は金を生ずるので、
 黄土は金の父。「流珠」とは流れるような珠で水銀のこと。

 五行相生説によると金は水を生ずるので、
 水銀は「水の母」、水母ということになるわけです。


 支那人の陰であり、『気象学』における湿った発散物でした。

 支那の錬金術師のうちでもっとも有名な
 紀元後第四世紀の葛洪(かつこう)は、
 つぎのように書いています。

 「草木は焼けば灰になるが、

 その逆もまた同様である。
 辰砂は、ふつうの植物性物質と大きな差異をもち、
 それによって人を不死にすることができる」。

 神武は不死を求めて、東征したのです。





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最終更新日  2022年01月14日 05時00分06秒
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