私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2022年01月17日
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カテゴリ: 認識の歩み



 ①呪的意味②染料③防腐④顔料⑤薬⑥黄金の抽出、
 の六つがあげられます。

 新羅征伐に向かった神功皇后は、
 爾保都比費命の託宣に従がって、
 船体を赤く塗り赤い矛を船上に逆さに立て、
 軍兵には赤い衣を身に着けさせたので、
 新羅を無事に平らげることができたという。

 この伝承から丹を用いた戦勝祈願のようすがわかり、

 理解できます。

 船体に丹を塗ったのは、
 着衣を赤く染めたように丹が②染料であったからで、
 古代において官船は赤く染められていたのです。

 同時に、水銀には船材の腐食を防ぐ③防腐効果があり、
 古墳の内部や棺に丹を塗布したのもその効果のためでした。

 また『魏志』倭人伝に「朱丹を以てその身体に塗る、
 支那の粉を用うるが如きなり」とあるように、
 顔や体に④顔料として丹を塗っていました。

 赤い色が魔除けとしての呪的な意味を持っていたからで、
 水銀には代謝を促し一時的に肌を白くする作用があって、

 用いられることもありました。

 そのような効果も含め、
 不老不死や病気の治癒のための
 ⑤薬として服用することもありました。

 何よりも水銀の用途として考えなくてはならないのは、


 神武天皇の東征の道が丹の道であり、
 丹を求めて移動したと思われますが
 国内需要が少なかったと思われる丹を、
 神武天皇は何のために求めたのか。

 丹が王権と不老長寿を象徴するものだったからです。

 まさに光輝く太陽の色は丹の「赤」であり、
 太陽神の末商を名乗る天皇家にふさわしいものです。

 さらに丹が王権を象徴するものとなり得たのは、
 丹が支那との間で貨幣的価値を持って
 移動していたこととも無縁ではありません。





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最終更新日  2022年01月18日 09時02分10秒
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