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2021.04.29
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カテゴリ: なろう小説



【R18】河越城奇譚 〜 城はいかにして内から喰われたか
https://novel18.syosetu.com/n3848gt/


 第6作は執筆中です。少々時間はかかるかもしれませんが、22〜25話見当で現在進行中です。

 食肉を戦国時代中に流行らそうとしてるんですが、現代のように冷蔵庫や冷凍庫が普及しているわけではない。解体と流通の基幹部分に天然の氷穴を用いるような仕込みは、これまでのシリーズ中でやってるのですが……。小売店まで生肉を持っていき、次々に消費するところまでは行きそうにない。

 となると、魚介類と同様ですかねえ。塩漬け、味噌漬け、酢漬け、天日干し。

 ただ、森林伐採が進み、炭作りも盛んになる方向だから、燻製というのもありでしょうか。鰹節やいぶりがっこのような伝統的な燻製だって日本にはある。

 ただし、ここでもまた江戸時代の壁なんですよね。鰹は太平洋沿岸では縄文時代から食べられていた痕跡があるようですが、保存性を高める試みはやはり干物が一般的だったみたいですね。

 鰹節という形態が全国的に流通するのは江戸時代のようで。それと鰹節に限らず、いろんな魚を材料にした「節」も江戸時代には広まっており、関東では鯖節が一般には使われていたようです、

 まあ、魚の加工から転用して来るのかな……日本人にとっての食肉は、食用家畜の大規模牧畜が行われない以上、狩猟によるか、家畜の廃用によるかしか供給がないわけで、そりゃあ動物性蛋白質の摂取は魚介が中心にならざるを得ないよというわけですね。それを打破しようと思えば、食用とはっきり目的化した動物の大量牧畜を確立させて、保存技術も発達させていくしかない。

 写真のジャーキーは保存料などを用いずに、賞味期限は120日。現代の大量消費の体系にはなじまないかもしれないけど、中世日本ならば十分な保存期間ですよね。





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最終更新日  2021.04.29 19:09:46
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