1986年発表の本盤『ウィ・ガット・シューズ(At Least We Got Shoes)』は、そんな時期の密かな秀逸盤と言っていいように思う。自作やメンバーの曲にカバー曲を織り交ぜ、独自色を出そうとしている(それはすなわち、かつてのL・スティーヴン/B・スプリングスティーン色からいい意味で脱却しているとも言える)。ニュージャージーを代表するギタリスト、ボビー・バンディエラがバンドに加わり、新しい可能性が広がっていくきっかけにもなった。
3.Walk Away Renée(愛しのルネ) 4. Take My Love 5. You Can Count On Me 6. Till The End Of Night 7. I Only Want To Be With You(二人だけのデート) 8. Lorraine 9. I Can't Wait 10. Under The Sun