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2022.02.10
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カテゴリ: 映画 Cinema
アマゾンプライムビデオで視聴。

先日観たNHKのプロジェクトXで帝銀事件を調べていたら、拷問による自白があったとの記事を読んで興味を持ち、観ました。この映画は若いころに観た記憶がありますが、それほど印象に残らず、すっかり忘れていました。

大量殺人事件の犯人を捕まえないと納得しない世論、それを煽るマスコミ、犯人検挙のためには荒っぽいことも許された時代背景、ないがしろにされる容疑者家族の人権、戦後の混乱期の闇等、現代にも通じるさまざまなことに考えさせられる作品でした。どの俳優さんも熱演です。お勧めの作品です。

なお、再審請求を出し続けていた養子の方が亡くなり、2013年に東京高裁は事件の再審請求手続きが「終了した」との決定を出したそうです。

ストーリーも良かったですが、笹森礼子さん、山本陽子さん、それから平沢死刑囚に面会する娘を演じた女優さん、柳川慶子さんでしょうか、に見とれていました。ラストシーンが感動的でした。


2022.11.5内容の追加。

関口宏さんの「知ってるつもり?! 平沢貞通」で、コルサコフ症候群をくわしく取り上げていました。事件にこの病気は大きな影響を与えていたように思います。
2023.1.9内容の差替え。
2024.7.14リンク切れにより削除。


Wikipedia:帝銀事件
帝銀事件(ていぎんじけん)とは、1948年(昭和23年)1月26日に東京都豊島区長崎の帝国銀行(後の三井銀行。現在の三井住友銀行)椎名町支店(1950年に統合閉鎖され現存しない)に現れた男が、行員らを騙して12名を毒殺し、現金と小切手を奪った銀行強盗殺人事件。
犯人として画家の平沢貞通が逮捕され死刑判決を受けたが、平沢は獄中で無実を主張、刑の執行がなされぬまま1987年(昭和62年)に95歳で獄死した。
太平洋戦争後の混乱期、GHQの占領下で起きた事件であり、未だに多くの謎が解明されていない。

Wikipedia:帝銀事件 死刑囚
『帝銀事件 死刑囚』(ていぎんじけん しけいしゅう)は、1964年に公開された日本の映画である。1948年に起きた帝銀事件を描いている。
概要
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この節の加筆が望まれています。
丹念な資料調査、平沢貞通死刑囚との面会、現場の実地の調査や関係者への取材を積み重ねて、製作されたセミドキュメンタリードラマである。監督した熊井啓は関川秀雄の『ひろしま』で助監督を務め、日活入社後は、すでに脚本家として活躍しており、本作は監督デビュー作となった。
映画に登場する銀行名、地名、被告名等、事件の核心部分の名称は実名。新聞社の会社名、新聞記者らの名前は架空のものとしたが、撮影のために、帝国銀行椎名町支店の見取り図から忠実に事件現場を再現したセットを設け、瓶、ピペット等、犯行に使われた器具をすべて再現した[1]。毒物を茶碗に正確に注ぎ分けるシーンは、正確に再現するため、日頃からピペットを使い慣れている某研究所員に「手」の演技の代役を依頼し、撮影を完了した。
1963年秋にはすでにこの企画を決定しており、熊井は、仙台市の宮城拘置所(現在の宮城刑務所仙台拘置支所)に平沢を訪ねている[2]。 映画は、公開前から評判になり、真犯人を追及する本作の公開を平沢自身も非常に喜んでいた。
1964年5月15日、第46回国会衆議院法務委員会で、日本社会党の坂本泰良議員は、最高裁判所の横田喜三郎長官が同年5月8日、記者からの問い合わせに応えて、本作品について、「興味本位なもので、しかも判決とは違う印象を与えると聞いている。学問的に裁判を批判するのは自由だが、この映画については遺憾だと考えている。」と発言したこと(5月9日付の読売新聞に掲載)を紹介し、発言の真意を質した。これに対して、関根小郷最高裁判所事務総長は、「横田長官はまだごらんになっておらない」「特定の事件について無罪であるというような批判を受けるようなことになると、これはやはりおもしろくないのじゃないかということをお話しになった」と答弁した[3]。なお、真犯人の声は加藤嘉が担当した。

帝銀事件の再審請求手続き、養子死亡で「終了」 東京高裁2013年12月3日 12:26 (2013年12月3日 12:38更新)日本経済新聞

武彦さんは今年10月、東京都の自宅で亡くなっているのが見つかった。弁護団は11月末、手続きを終了させないよう求める意見書を出しており、決定に対し異議を申し立てる方針。
平沢氏は55年に死刑が確定した後も獄中から無実を訴え続けた。武彦さんは平沢氏を支援していた作家、森川哲郎さん(故人)の長男で、81年に平沢氏の養子になり、87年に平沢氏が95歳で獄死した後の89年、19度目の再審請求を起こした。
弁護団は毒物に関する鑑定書などを新証拠として提出し「画家だった平沢氏には入手できない毒物が使われた可能性が高い」と主張していた。
帝銀事件は48年1月26日に発生した。東京都豊島区の帝国銀行(三井住友銀行などの前身)椎名町支店に、東京都の防疫班員を名乗る男が訪問し「赤痢の予防薬」と称して行員らに青酸化合物を飲ませ、12人を殺害して現金や小切手を奪った。
類似事件の捜査過程で画家の平沢氏が浮上。逮捕後に自白したとされるが、公判では一貫して無罪を主張した。





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Last updated  2024.07.14 16:08:54


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