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2024.07.08
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カテゴリ: 映画 Cinema
帝銀事件に関する映画は、以前「帝銀事件 死刑囚(1964)」を見ました。自白に至る経緯や平沢死刑囚の家族の苦悩が詳細に描かれ名作だと思いました。

『帝銀事件 大量殺人 獄中三十二年の死刑囚』は松本清張先生の推理が紹介され、確かに有罪とするには無理があるなと思われ、米国占領下の日本での、731部隊の位置づけとか、真犯人は別にいそうに思えて、あらためてこの事件に興味を持ちました。

歳月の経過に伴い、米国での公文書の公開とかないか調べていたら、帝銀事件と日本の秘密戦 (山田朗 著)を発見。山田先生の講演資料を拝見していると、ソ連との冷戦に伴う、対日占領政策の変化による731部隊の扱いの変化が事件に大きく影響していそうです。

また、帝銀事件に見られる容疑者を強引に自白に追い込む手法は過去のものと思いがちですが、現代でも容疑を認めるまで保釈してくれない人質司法の問題があり、解決しなければならないと思います。

作品中のCMの多さがちょっと気になりますが、おすすめの作品です。

2024.10.27陸切れにより削除、内容の追加。




帝銀事件と日本の秘密戦 単行本 – 2020/7/20山田朗 (著)


帝銀事件と日本の秘密戦:明治大学平和教育登戸研究所資料館長 山田 朗


新装版 日本の黒い霧 (上) (文春文庫) (文春文庫 ま 1-97) 文庫 – 2004/12/7松本 清張 (著)


■参考リンク
帝銀事件 死刑囚(1964):監督 熊井啓 出演 信欽三, 内藤武敏, 笹森礼子、山本陽子と、柳川慶子と、「毒の伝説・帝銀事件46年目の真実」ほか

五輪汚職の角川歴彦被告、長期間の勾留は「人質司法で人権無視」と国に損害賠償求め提訴2024/06/27 19:26東京五輪汚職読売新聞オンライン





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Last updated  2024.10.27 21:48:26


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