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2008/10/30
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カテゴリ: 映画





ful.jpg

迷彩柄のヘルメットには「BORN TO KILL」の文字

殺す為に生まれると書かれていた。

そして、ピースマークが矛盾するかのように・・・


この映画は完全なる二部構成から成り立っている。

まず前半は・・・



グッバイ恋人♪ ハローベトナム♪という歌詞の

軽快なメロディの中、アメリカの若者達が

バリカンで今まで伸びた髪の毛を丸刈りにするシーンから始まる。

これから始まる海兵隊新兵訓練キャンプでの過酷な生活の序曲だった。



鬼教官「ハートマン」の叱責と罵声の中、落ちこぼれ「ブタのレナード」は

格別「ハートマン」の標的になり徹底的にシゴき抜かれる。

hurumetaru4.jpg

いつも冷静で班長も任命された「ジョーカー」は「レナード」の

世話役も命じられ、いつも横で「レナード」を指導し助けてゆく。

そんな中、鬼教官「ハートマン」は、「レナード」の失敗を

連帯責任とし懲罰を「レナード」以外の訓練生に加える。

度重なる連帯責任の懲罰に耐えかねた訓練生達は、「レナード」に

真夜中リンチを加えるが、いつも面倒を見てきた「ジョーカー」も

躊躇しながらも加担する。

このリンチを境に「ブタのレナード」は表情が一変し

のろまで足手まといでしかなかったのが、狙撃だけは鬼教官の

「ハートマン」も褒めるようになる。

しかし、その反面徐々に正気を失いつつある「レナード」に

「ジョーカー」は不気味さを覚え始めていた。

hurumetaru3.jpg

そして、卒業前夜事件は起きてしまう。

「レナード」は鬼教官「ハートマン」を射殺し、

銃口を口に咥え自らの命を絶ってしまう。



そして舞台は数ヵ月後のベトナムへと変わり第二部が始まる。



報道部員となった「ジョーカー」は、前線での取材を命じられ

訓練所で同期だった「カウボーイ」と再会し、

彼の部隊に同行することになる。

ある日、「カウボーイ」達は、諜報部から敵の後退を知らされ、

その確認のために先遣されが、人形に仕掛けられた爆弾で

指揮官を失った上、ベトコンの狙撃で仲間を一人二人と

失う羽目に陥り部隊は混乱し始める。

そして遂にベトコンの狙撃者を仕留めるが、その狙撃者は

10代のお下げ頭の少女兵士だった。

hurumetaru2.jpg

息も絶え絶えのその少女は、祈りを捧げた後・・・

目を見開き最後の力を振り絞るかのように

「私を撃って!」と何度も懇願する。

誰もが撃ちたくもないベトコンの少女兵士を「ジョーカー」は

息の根を止めるために射殺する。

そして、「ミッキーマウスのテーマ」を口ずさみながら

暗闇の戦火の跡を、「ジョーカー」達は行進するラストシーン。



後で触れるが、このラストシーンはその後のアメリカを案じるかのような

不気味な行進のように感じ取られた。



この映画は、前半と後半の二つの射殺に焦点を当てている。

前半は「デブのレナード」が鬼教官「ハートマン」を射殺し

後半は「ジョーカー」が「ベトコン少女」を射殺する。

「デブのレナード」は自ら自殺し戦場へ行くことを拒み

「ジョーカー」は訓練ではなく戦場で殺人マシーンのように変貌してゆく。

まさしく、ヘルメットに記された「BORN TO KILL」の言葉のように・・・。

訓練と戦場で失われてゆく人間性と狂気。

平静さを失い狂気に満ちた眼差しになった「レナード」と

瀕死のいたいけな少女を射殺してしまった「ジョーカー」

目に見える狂気と、内面に潜んだ狂気・・・

一体どちらが本当は狂っているのか?

人間性とは? 狂気とは? と、問いかけてくる。



最後に一言付け加えるとすれば、いつも面倒を見てきた

「レナード」にリンチを加え、それを苦悩していた

「ジョーカー」も戦場では「ベトコン少女」を射殺し殺人マシーンのように

ミッキーマウスのテーマを口ずさみ行進する若者へとなった。

「ジョーカー」は結果的に二人の死を背負い生きていく事になる。

ベトナム戦争後、「ジョーカー」のような青年が、

どうやって生きていくのか?

戦争というものが、これからを担う若者の人間性に

どのような影響を与えるのか?

残忍な戦闘シーンを描かず、戦争がもたらす

表面化された狂気、内面化された狂気を、

非人間化と堕落をテーマに・・・

巨匠スタンリー・キューブリック監督は、

私達観客に反戦を訴えたかったのかも知れない。

hurumetaru1.jpg



Micco


フォトエムの置き場 http://blogs.yahoo.co.jp/bluerosecafe_micco




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最終更新日  2008/10/30 03:12:01 PM
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