やっぱり読書  おいのこぶみ

やっぱり読書 おいのこぶみ

2014年04月26日
XML

連続老後問題シリーズになってるもようである

こういう話があるある高齢知り合いの夫婦場合

妻はとても旅行好きで
日本全国をツアーやひとり旅で行きまくっている活発で旅行計画などきっちり作り
物おじしない性格

ところが夫は旅行好きではない
いいひとなのだが性格が地味、無口おまけに
興味の対象が少ない、というよりないらしい

初めの頃は妻の計画した旅行に夫は連れて行ってもらうかたちであったが一緒に行っていた

宿や交通機関、日程などをきめ細かく選び
夫の好きそうなおいしいものを食べられる店をチョイスしたり
努力したその旅行日程

旅行後、夫に夫人が「どう、おもしろかった」と感想を聞くと
「普通」と答えたそうだおまけに長期間車内に座って行くのが
苦痛で足がしびれる、疲れてかなわんと文句たらたら

じゃぁ、もう連れて行かない!と妻だけが決心してひとり旅を楽しんでいた

夫は作り置きのお菜をたっぷり作ってもらって
まめな人でもあるから
ひとりを楽しんでいるらしかった

今年、何回目かの旅に出かける時に妻がいつも通り「行ってきます~、じゃぁ、明日帰ってくるから」とあいさつすると

夫が言った
「あれ、日帰りじゃなかったのか!」
そして
「そんなに行きたければ、どこかでのたれ死んで来い!」
と怒鳴って送り出したそうな

それを出掛けに言われた妻は
旅行中に気になって仕方がなかったらしい
帰ってきてから大ゲンカになっていまだに冷戦状態という

この夫
最近ボケてきたのではないかと妻は思ってるらしい
以前は「二泊三日」にしていた旅行を「一泊二日」に縮めたのにだ

まあ、たしかに性格的にはボケそうだなとは思う
几帳面なひとだけれど幅がないのだ
また、興味の対象もほとんどないと言っていい

反対に妻は何事にも興味があり
本もたくさん読み、積極的で行動力もある
勝気でもあり、上昇志向も大ありである
ありすぎるくらいで、うざったいほど(笑
でも、その活力は尊敬する

お見合いだそうだが
二人で一生懸命働いてきて、悠々自適老後をしているのだし
娘も二人いるから、いい時もあったと思う

素の自分に立ち返ったときが
あるいは
もう後がない人生最後のいっときになったと思ったとき

あまりにもちがう性格と行動や趣味折り合いをつけるのが難しいのだろうか

あるいは夫妻が老齢になったため許せる幅がお互いに少なくなってしまったか

どうなるこの先とわたしはややおもしろ半分興味ありだ(オイオイ












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年04月29日 18時42分38秒
コメント(7) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:夫婦の相性(04/26)  
alex99  さん
夫婦って
本質的に似たもの同士でないと
やがて、齟齬が生まれますね

それから、几帳面で、細かすぎる人も
相手に対して要求が強すぎる人も
私はいやだな
その反対の性格なので

私は、大ざっぱで、あまり細かいことは気にしない
と言って
だらしないと言うほどでもないし
抑えるべき所は抑えているつもり

一応、商社マンとして生きてきたから
接待や出張といった実務も、こなしてきたし
人の気持ちも読まないと務まらない生業だったし

何を言っているのやら
わからなくなりました(笑)


(2014年04月29日 19時27分34秒)

Re[1]:夫婦の相性(04/26)  
ばあチャル  さん
alex99さん

>夫婦って
>本質的に似たもの同士でないと
>やがて、齟齬が生まれますね
-----

わたしはそれを会話ができる
夫婦あるいはカップルであると結論しています

ほんとうの会話って
たくさんの素養と経験がいるものですよね
「ああ、いい、そこそこ」だけではすぐ飽きます(失礼
長続きしませんよ

>それから、几帳面で、細かすぎる人も
>相手に対して要求が強すぎる人も
>私はいやだな
>その反対の性格なので

>私は、大ざっぱで、あまり細かいことは気にしない
>と言って
>だらしないと言うほどでもないし
>抑えるべき所は抑えているつもり

>一応、商社マンとして生きてきたから
>接待や出張といった実務も、こなしてきたし
>人の気持ちも読まないと務まらない生業だったし

>何を言っているのやら
>わからなくなりました(笑)
-----

もちろんalexさんは一緒にいて心地よいひとでせう
会話もはずむ、ね


(2014年04月29日 20時02分25秒)

Re:夫婦の相性  
ひよこ さん
私も旅行の日程からICはどこで降りるかとか観光する場所も全部、プレゼンしてました
もちろん、旦那が行きたい場所を聞いてからですよ
でもそのうち旦那が行きたがらなくなりましたね
でもその経験は一人旅にいきてます
元々私のほうがおしゃべりなので会話と言うより私の漫談でした
ダメだこりゃ(笑) (2014年04月30日 06時50分01秒)

Re[1]:夫婦の相性(04/26)  
ばあチャル  さん
ひよこさん
>私も旅行の日程からICはどこで降りるかとか観光する場所も全部、プレゼンしてました
>もちろん、旦那が行きたい場所を聞いてからですよ
>でもそのうち旦那が行きたがらなくなりましたね
-----

この知人もほんとうは病気を心配してまして
脳ドックで検査してもらったそうです
なんと「年相応の老化現象」とのこと
だから哀しいかなそのひとなりに老いるのですね

>でもその経験は一人旅にいきてます
>元々私のほうがおしゃべりなので会話と言うより私の漫談でした
>ダメだこりゃ(笑)
-----

ふふふ
想像できますよ
でも、質のいい漫談だったでしょうから
惜しかったわね、もったいなかったわね(笑

このはなしの彼女はわたしが観察するところ
「ユーモアなしのただおしゃべりの機関銃」
それじゃ、どっちもどっちってことよ


(2014年04月30日 08時08分39秒)

Re:夫婦の相性(04/26)  
Rinn さん
なにかと忙しくしていて、しばらくpc開いていませんで、亀コメですいません(汗

夫婦は似た者同士がよいという意見には賛成です。もう一つ言わせてもらえば、長い年月の間におたがいの理解がすすむから寄り添っていける、と思います。その間にどうしても理解できない点が多くなって、なおかつお互いに譲らないご夫婦は、残念な結果になってると。。
人としての幅っていうか、おたがいに相手に対しての許容量を増やせるかどうか、、そこらへんが夫婦のアヤっていうのかな、なんて思ってます。(笑
(2014年05月07日 10時55分07秒)

Re:夫婦の相性(04/26)  
Rinn さん
つづき^^
私たちもこれから老いて、おたがいに許せたことが許せなくなったり、いわゆる根がつきるのかな?
やれやれ、シンデレラや白雪姫は、どんな老後だったのかしら?
意外に老夫婦の心境や暮らし方はパターン化されて伝わり、多様性が認められてない印象。ばあチャルさん、そんな本ご存知ないですか?
(2014年05月07日 11時13分40秒)

Re[1]:夫婦の相性(04/26)  
ばあチャル  さん
Rinnさん

ひさしぶりのコメントありがとうございます

でも
長寿の姑が亡くなってあわただしくしております
落ち着いてからお返事しますね

冷静のつもりでも(わたしでも)
頭の中がチラかっております(汗

(2014年05月08日 14時35分37秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

ばあチャル

ばあチャル

コメント新着

ばあチャル @ Re[3]:白内障手術(06/11) todo23さんへ メガネの話題でもりあがる…
todo23@ Re[2]:白内障手術(06/11) ばあチャルさんへ 会社にいる頃は遠近両用…
ばあチャル @ Re[1]:白内障手術(06/11) todo23さんへ 「近く」を選択すると読書…
todo23@ Re:白内障手術(06/11) ばあチャルさんは「近く」を選択したので…
ばあチャル @ Re[1]:年賀状じまい(01/07) オーキリさんへ お互い元気で何よりです…

お気に入りブログ

「ダサい中年男性」… New! tckyn3707さん

吉田浩太「スノード… New! シマクマ君さん

小田原へ行ってきま… New! ひよこ7444さん

10/6-2:襟裳砂漠と… 天地 はるなさん

東京タワー 七詩さん

政界のジャンヌダル… alex99さん

フリーページ

耽溺作家の作品群


山本周五郎の世界


清張ワールド


クリスティの手のひら


時代物の神様正太郎


宝石箱


子供の頃の読書


作家別読了記録【あ】行


【あ】 日本文学


【ア】 外国文学


【い】 日本文学


【イ】 外国文学


【う】 日本文学


【ウ】 外国文学


【え】 日本文学


【エ】 外国文学


【お】 日本文学


【オ】 外国文学


作家別読了記録【か】行


【か】 日本文学


【カ】 外国文学


【き】 日本文学


【キ】 外国文学


【く】 日本文学


【ク】 外国文学


【け】 日本文学


【ケ】 外国文学


【こ】 日本文学


【コ】 外国文学


作家別読了記録【さ】行


【さ】 日本文学


【サ】 外国文学


【し】 日本文学


【シ】 外国文学


【す】 日本文学


【ス】 外国文学


【せ】 日本文学


【セ】 外国文学


【そ】 日本文学


【ソ】 外国文学


【た】行


【た】 日本文学


【タ】 外国文学


【ち】 日本文学


【チ】 外国文学


【つ】 日本文学


【ツ】 外国文学


【て】 日本文学


【テ】 外国文学


【と】 日本文学


【ト】 外国文学


【な】行


【な】 日本文学


【に】 日本文学


【ぬ】 日本文学


【の】 日本文学


【ノ】 外国文学


【は】行


【は】 日本文学


【ハ】 外国文学


【ひ】 日本文学


【ヒ】 外国文学


【ふ】 日本文学


【フ】 外国文学


【へ】 外国文学


【ほ】 日本文学


【ホ】 外国文学


【ま】行


【ま】 日本文学


【マ】 外国文学


【み】 日本文学


【ミ】 外国文学


【む】 日本文学


【メ】 外国文学


【も】 日本文学


【モ】 外国文学


【や】行


【や】 日本文学


【ゆ】 日本文学


【ユ】 外国文学


【よ】 日本文学


【ら】行 【わ】行


【ラ】 外国文学


【り】 日本文学


【リ】 外国文学


【ル】【レ】【ロ】 外国文学


【わ】 日本文学


【ワ】 外国文学


【共著】【マンガ・コミック】


「読みたい本・注目の本」記事録


『世界の「今」に迫る10冊』


吉屋信子『私の見た人』の昭和の作家


ウェヴスター『あしながおじさん』に出てくる本


日本の作家(ちくま日本の文学全集収録)


昭和の作家(1962年 朝日新聞記事より)


映画鑑賞会


2024年


2025年


カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: