山歩きは好歩(スキップ)して四季折々・・・登山日和のFOOTMARK

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syokann@ Re[2]:5月の山・・・手稲山 シラネアオイ満開(05/23) ロンリーザックさんへ 2021年11月6…

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2013.04.13
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カテゴリ: 2013年一人歩きの山
4月1日晴れ 9:41スタート

高さ7.8メートルの雪の壁を見上げながら先行スキートレースを辿るが重たい雪に閉口。
夏道コースのグラウンド手前で除雪も終わりスキートレースと違う処から壁をよじ登って広い雪原に出た。

9:55.jpg
(↑)9:55 旧スキー場跡の斜面をトラバース
湿った雪も此処まで来たら少しだけ軽く感じ振り返って旧豊羽鉱山を見下ろす余裕。
樹林に入ってからは所々、地吹雪が発生して嫌な気分になりながら下山も考え出す。
複雑な樹林歩きでは消えたスキートレースの変わりにテープを付けながら進んだ。

11:23.jpg

スキートレースがたまに現れるが地吹雪は一層酷くなり青空とうらはら。
結局、此処まで登って来たが誰一人として見当たらない静寂と唸る風の繰り返しの中、吹き溜まり越えて尾根に乗る。

11:41.jpg
(↑)11:41 尾根歩きから余市岳を振り返る
地吹雪の止んだ合い間の撮影。進行方向には最後の斜面が待っている。
膝までの深いラッセルになっているが下山では全く消えていたマイトレース。
結んだテープが無かったら消えた事も気付かなかったと思う。

11:45.jpg
(↑)11:45 尾根から大沼山、美比内山方向を眺める。
隣の1110ピークの雪庇が凄くて眺めながら歩く。
稜線にダケカンバが数本だけ目立ちその向こうは青空、雲の流れが流石に速い。

12:07.jpg
(↑)12:07 やっと地吹雪の中を稜線に乗っかった。
斜面が想像以上に続き疎らなダケカンバもなくなる頃、振り返ると定天。

立っていられない風では無いけどトレースがすぐ消えて行く。

12:09.jpg
(↑)12:09 真正面に無為根山が!
あそこまで手が届きそうでも足は届かない。じっと見つめて風の音だけ聞いていた。
 誰も居ない360度が真っ白。
  波打つ雪原に舞い上がる地吹雪が次々と寄せて来る様は異次元でキテヨカッタ。

12:09.jpg

立っている稜線は隣の1110ピークから大沼山方向に延々と繫がって見える。
素晴らしい景観に見とれて満足しているが風はあちこちで雪を舞い上げている。

12:11.jpg
(↑)12:11 千尺高地を眺める
今回は此処で戻るが晴れたらゆっくり歩きたいコースだった。
昨日、年季リュックさんと遠くなりつつある豊羽から入山する山々の話をしたばかり。
まさか通行出来ると思わなかったので今期中にまたトライしたい。

12:11.jpg
(↑)12:11 余市岳に向かって下山を開始する
僅か数分前のトレースが消えかかっている広い稜線を風に足元を巻かれながら歩く。
広がる景観は百松沢山や烏帽子岳と変わって行く。
苦労した斜面を尾根まで降りるのは早かった。

12:21.jpg
(↑)12:21 1110ピークの雪庇
尾根からズームで写したあと下山中のビューポイントで定天見ながらランチにした。
テープの回収しながら樹林に入ると若いソロ男性が来た。
少しの歓談でお互いお初トライと知る。
道理でお恥ずかしいマイトレースなのにきっちりハマッた歩き方。
直後から空は鉛色に変わり小雪もパラついた。彼はスキーだから下山は早そう。
樹林帯を抜けた頃、空模様が真っ暗になった谷あいにぼんやりと豊羽の建物。

トラバースしながらの下山でコース上を見上げたら夏道らしき標識があったので意味も無く登り返して行き確認する。
樹に打ち付けた黄色いブリキ標識は錆びて「豊羽元山、無為根山、千尺高地」と読めた。
最近、此の看板を見たのは一昨年の秋なのでノスタジックな気分になった。

13:41下山 除雪された道路の雪壁はやはり凄かった。
      今回は雪が重くて背中のペラソリも役に立たず。
      こうして4日連続の山歩きは終了で一旦、下山にする。
      次回は4日に手稲山のピンポン尾根、5日は丹鳴山。





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Last updated  2013.12.26 15:31:58
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