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11月30日 晴れ 今日も仕事帰り。標高50メートルのモエレ山がある北海道で1番大きなモエレ公園にやって来た。野鳥が観たいと主人が言うのでそれもいいなと楽しみになる。(↑)外周は4キロメートル以上ある散策コースからモエレ山を眺める。(↑)モエレ沼は残念ながら凍り付いて野鳥は姿無し。(↑)モエレ山から近郊の山々を眺める。正面に手稲山。(↑)下山(笑)にします。凍った沼とリタイヤの主人を見下ろしながら。(↑)駐車場傍の白樺林。薄暗くなりかけワンコの散歩がチラホラ。 明日から遂に師走! 11月最後の山はモエレ山! 殆ど散策ばかりの今月だった。
2016.12.06
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11月26日 晴れ 10:05 スタート まだ寒さに慣れていないので室内で休憩出来る藻岩山にした。小林峠で準備するとソロ女性が出発して行く。すぐ横で年配のご夫婦にご挨拶。お二人は砥石山に行くとの事で車道がヘアピンカーブに差し掛かる辺りから登山道の階段を登って行った。(↑)10:14 枝越しに手稲山が見える。あのご夫婦はどの辺りかと隣の山を窺う。(↑)10:23 ソロ女性に追い着き先行する暖かいトラバースの登山道。(↑)10:41 遠望の神威岳が白い。葉が無いので雰囲気も違い歩いた登山道が白く横一文字。(↑)11:00 サイハイランの葉が道中、ずっと見えていた。春が楽しみ。(↑)11:16 旭山公園から合流の分岐。この先は登山道がガチガチに固まって居た。(↑)11:18 道は参道の様に広くなり人も多く挨拶通りになった。空沼岳を眺める。(↑)11:52 お堂が見えて急坂が終わる。バテ気味の人が多かった。(↑)11:54 到着! 紋別岳、イチャンコッペ山その奥に樽前山。(↑)12:01 藤野三山、砥石山、神威岳、烏帽子岳。(↑)12:02 ワレ山、百松三山 屋上から見渡す景観は良かったが展望室は建物が工事中で入れなかった。仕方が無いので登山者用の暗い休憩所で遅い朝ご飯にする。久し振りに暖かいコーンスープ作り。間も無く横にソロマダムが相席となり山談議。慈啓会病院コースから来たと言う同じ東区在住だった。一期一会のひと時はたまらなく楽しいのですがツアー参加が多いらしい彼女に一人歩きのロンリーザックさんは山ほど注意されました。誰か居ないと、もしもの時にウンヌンカンヌン・・・。たまにこんな感じの方に出会いますので改めて身が引き締まります。つい2杯も。甘い珈琲とおにぎり。(↑)13:17 嘴を横にして水を飲んでいたカラス。傍に来たかと思ったら長靴をつつかれた。(↑)13:18 のんびりした藻岩山を振り返る。(↑)14:48 東区ソロマダムと下山した。慈啓会病院コースの分岐でいきなり彼女に一緒に小林峠に下りてもいいかと訊かれ??? すると公共交通でやって来たとの事でナルホド!結果、ご自宅附近まで送り届ける途中、お好きだと言う山の花情報を少し頂けたのは何より。
2016.12.04
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11月25日 曇り 11:50 スタート 仕事をさぼってフラッと家を出た。手稲山にでも行こうかと思っていたが何と無く「盤渓市民の森」に到着した。奥に車が一台停まっているだけでヒヤッと冷たい空気の中、車輛止めゲート横から歩き出した。(↑)12:03 ベンチに残った野生動物の足跡に雪がうっすら積もっている。ふっかふかの落ち葉に軽い雪。一歩ごとに出る音はまだ秋。トレースの無い散策路でとても静か。(↑)12:13 正面には三菱山が見えて来た。あの山の北側はばんけいスキー場のゲレンデになって居る。(↑)12:21 広い管理道路に出て砥石山を眺める。真冬は此処をスキーヤーが通過して居るので横断するのは運次第。案内板では「8番」になる。(↑)12:21 管理道路を挟んで笹の刈りわけ道を登る。よ~く観察したらピンクテープがある。(↑)12:25 見下ろす斜面。刈りわけ道はすぐ岩混じりの急斜面になり真っすぐ登って行く。(↑)12:27 また振り返る斜面、冬は滑るので危ない。方向があって居たら樹林の最後に5.6段の石段が現れ更に細い管理道路に出る。(↑)12:27 その管理道路を挟んで目の前には山頂への石段!(↑)12:29 三菱山。標識は2つ。500足らずの標高なのでほぼ樹林だが東面だけは展望あり。(↑)12:30 山頂の足元に廃リフト 札幌の街が広がり藻岩山が近い。(↑)12:30 少し首を回すと右に砥石山。時間が早ければ砥石山もいい。陽が短いので寝坊のロンリーザックさんは何処の登山口にも辿り着けない残念な11月。即、下山にします。(↑)12:32 石段降りて管理道路を少し回り込んだ。廃リフトからさっきの山頂を見上げている。どなた様にも出会っていないが新しいトレースに時折り合流。(↑)12:34 石段前に戻り今度は登りとは逆方向に管理道路を下る事にした。要するにスキーコースで孫娘と滑った記憶がある。(↑)12:37 三菱山の反対側に来た。昨日の五天山公園は左奥の辺り。眼下は盤渓スキー場のゲレンデ。こうやって改めて歩いてみると不思議と新鮮な気分になって居た。たかが三菱山なのに癒される。(↑)12:38 営業を目前にした新しいリフト降り場の前に来た。足跡があるので点検中らしい。此処から送電線下の笹刈り道に入り山頂を巻いて最初の管理道路に合流。雪がチラつき出した。(↑)12:48 何度も現れる案内板に導かれ今度は盤渓山方向にコースを取ると先行者のトレースが続いた。ナルホドあの車の主は此処を歩いたのだろう。(↑)12:49 此の辺り、真冬は雪が樹々に重たく乗っかりトンネルみたいな散策路になる。(↑)13:01 帰路は妙福寺のゲート前の沢を渡って終了。先程、此処に停まっていた車は消えていた。登りは最短で「7番」に向かったが帰りは「10番」「11番」を通過し一廻り。
2016.12.03
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11月11日 晴れ 12:25 スタート 近くまで仕事で来たのでちょっと歩きたくなった三角山。夏靴の底にまだ泥付きがあったので一石二鳥狙いの散策は靴を履き替えただけ。ランチの腹ごなしも兼ね何も持たずに雪の斜面をトイレの横から登り出す。(↑)12:29 すぐの小尾根。多くの人に愛されているのがよく判る登山道。(↑)12:55 十の坂にある東屋 ヘアピンカーブの分岐から山頂が近い。出会ったのは数人。(↑)12:58 懐かしい山頂 年に1度来るかどうかの三角山。ソロ女性が居ただけ。(↑)13:00 展望が良く夕張岳、芦別岳、美唄山がくっきり。さっきまで恵庭岳も見えていたとソロ女性が言う。ボンヤリと日高山脈も横たわり来て良かった。(↑)13:01 藻岩山を眺める。(↑)13:07 帰りは東屋を直進して急坂を下る。足元に気を付けながら孫キッズと来た時を懐かしむ。下り切ったコルでおにぎりを食べさせた記憶。キャッ、キャッとはしゃいで尻滑りをした孫娘はもう高校生、齢を取る筈・・。(↑)13:07 葉が落ちて手稲山があらわに。南側には新旧送電線の架かる稜線。少しだけ白くなった景色を眺め真冬に歩くルートを想像する。今冬は元気に歩けるだろうかと不安も募る。(↑)13:17 今回は大倉山も奥三角山も行かず哲学の道から戻る。(↑)13:34 小尾根に乗って間も無く斉藤果樹園にダイレクトに降りた。年末も近く仕事が忙しくなったので週末しかフリーになれないのにそこで天気が悪い。それでも忙中閑あり!こうして仕事の合間にひと時でも自然の中でいい空気を吸って免疫を上げている。
2016.11.27
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11月2日 12:47 スタート 定山渓付近での仕事の日。済ませたばかりのランチが重たくて腹ごなしに八剣山に寄り西口から中央口に歩いた。つい最近、山頂から男性が滑落して亡くなったばかりだが全く同じ事故が初夏にも起きたばかり。此の山を見る目がすっかり変わってしまった。変化の多かった10月の山歩きに比べると今月の幕開けは小さな山ながらも気分はとても重たい。(↑)12:47 西口の小さな沢の傍で主人に車を停めてもらい支度をして歩き出す。小さな坂道の先にある登山口には心を痛めたであろう町内会がこんな立て札を用意してあった。(↑)12:48 すっかり葉も落ち笹には露、足元は霜柱。今日もぞくっとするほど寒い。今年は前倒しで季節が巡って来る。(↑)12:58 フリーズ気味のキノコ。いかにも寒そうでおしくらまんじゅうに見える。(↑)12:58 見上げると幹にもキノコ。澄んだ空が寒々しい。人の気配が感じない。(↑)13:00 種のはじけたオオウバユリを見ながら登って行くと少しだけ暖かくなる。(↑)13:05 振り返ると意外と急斜面。初夏は花畑になる。(↑)13:10 小尾根に乗ると山頂が葉の落ちた木々の間からすぐそこ。(↑)13:17 今度は森林管理署の注意書きを見ながら百松沢山の南峰を見る。(↑)13:18 南口からの合流では正面に白い札幌岳が現れた。(↑)13:18 分岐は山頂直下なので山頂の標識が見えている。(↑)13:19 烏帽子岳、神威岳、百松沢山を少しだけズーム。誰も居ない狭い山頂。(↑)13:20 盤龍山が目立つ藤野の山々と札幌岳から空沼岳への稜線。(↑)13:22 改めて山頂標識を眺めて下山にする。周りの山は何処も白い。(↑)13:23 直下から無意根山を見る。注意書きが目立つ八剣山になった。(↑)13:32 下山は南口の予定。全体にいつもより慎重な歩きなる。(↑)13:34 此処もテープが張られている。若い女性2名パーティが登って来ただけ。彼女達は事故の事を知らない様子だった。(↑)13:49 中央口に向かう急斜面から山頂を見上げる。(↑)13:56 中央口に到着。此処には色んな事を思い起こさせる注意書きがあった。ご冥福を祈りつつのプチな縦走でした。(↑)13:57 穏やかな天気に奇抜な八剣山が目立つ。平和そうに馬がこちらを見る。ちょっとだけかいた汗を温存しながら午後の仕事に戻ったら夜のが一味違った。此の日は珍しく夕方まで暖かい。例年より早く庭の草花を刈り、落ち葉の中に掘り上げた球根を見つけ次第、埋め込んだり。気が付くと薄暗くなるまでの作業で施肥も済ませ冬囲い用の竹も出し充実した一日。翌、文化の日は朝から霙で終日寒かった。
2016.11.23
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10月22日 雪 10:26 スタート ニセコパノラマラインから新見温泉に至る道路はまだゲートが開いているとの情報から新見峠にやって来た。早めに終えたニセコでの所用ついでだが天気予報は芳しくない日。午前中さえ持てば白樺山から神仙沼入り口まで縦走出来る。そんな算段でいそいそ準備するが車に積んでいたのは夏用の靴ばかり。チト不安ですが靴底洗いも兼ねて出発。(↑)10:27 駐車場直下に目国内岳の登山口がある。道路を横断した斜め下にはこの小沼。その横が白樺山への登山口で記帳箱は無く目国内岳と共用のようです。(↑)10:31 歩き出したら小雪が散らつき登山道には前日の雪がガリガリ。足跡は全く無い。風の音を聞きながらダケカンバと笹の中を行く。(↑)10:44 振り返ると新見峠の向こう側、手前から前目国内岳と目国内岳 右奥は岩内岳と日本海。ついさっきまでくっきり見えていた目国内岳も雪が降り出したからぼんやりして来た。(↑)10:47 野生動物の足跡が可愛いい。気温は氷点下なのでフリースで歩いても濡れない。(↑)10:48 小尾根に乗ると右手前方にはおにぎり型のシャクナゲ岳がまん中に現れた。その左はビーナスの丘。今日のコースはその丘の上を歩いてシャクナゲ岳とのコルに至る。(↑)10:53 最初のポコから白樺山の山頂を見る。5年前の夏、チセヌプリからこちらの白樺山に向かって縦走した事がある。その時以来なので季節も変わり逆コースを楽しみながら歩く。(↑)10:57 山頂直下から最初のポコを振り返る。此の辺りは高山植物帯だった記憶がある。(↑)11:00 白樺山は岩の感じが目国内岳にも似ている。(↑)11:01 目国内岳が全く見えなくなった。風が冷たい。進行方向側に間も無く降りる。(↑)11:01 進行方向を見ると登山道には雪が残りコースがはっきり浮き出ている。山頂からの下りは岩が凍って滑るので慎重に登山道に降りた。(↑)11:06 白樺山を振り返りこの先はコルまでぐんぐんと下り続ける。チシマザサが太い。(↑)11:18 振り返るマイトレース。歩く度にガリッ、バリッ、。前回、長く感じた辺り。(↑)11:26 道標はまだ10月なのに冬っぽい。コースは南に向かい、いよいよビーナスの丘に向かって登りになる。(↑)11:40 実が付いたままのナナカマドに雪が降っている。きれいだった。(↑)11:46 いきなりシャクナゲ岳が現れた!眼下にはシャクナゲ沼が凍っている! 此処からはビーナスの丘を東に向かって進む事になる。打って変わったように強風となりザックから冬用のアウターを出す。フードもがっちりしめて寒さ対策も万全。グローブは濡らしたくないからなるべく樹木に触れない様に気を付けていた。(↑)11:46 足元は雪の被った岩の状態が解りにくい。こんな所で転んで頭を打つと最悪。一歩、一歩、風に向かって進みながらもシャクナゲ沼を見下ろしては撮影する。(↑)11:50 正面にはチセヌプリが見えて東西に長いビーナスの丘も端のピークが近い。(↑)11:56 丘の端付近から今度はシャクナゲ沼を見ながら下って行く。(↑)11:59 コースはこんな感じが多いので岩に手を掛けまさぐるように一歩ずつの着地。積雪が多くなると歩き易いが此の時期が一番面倒だと思いながら歩いて居た。風は弱まる。(↑)12:03 この沼は丘に沿って東西に長い。前回は8月だったのでサワギキョウやタチギボウシの紫色の花々が楚々と咲き絵を見ているようだった。 それにしても静か。(↑)12:03 シャクナゲ沼に降り立った!沼から振り返る歩いたコースとビーナスの丘。(↑)12:03 ・・・何とも言えぬ水墨画の世界は此処でボタン雪に変わった。ロンリーザックさんは浦島花子になりボ~ッとみとれ、見上げた顔で雪が解けていく。特にこの画像は最初にパソコンで見た瞬間からお気に入り。(↑)12:07 歩きながらグローブは徐々に濡れていく。シャクナゲ岳から声が降って来る。(↑)12:10 シャクナゲ岳分岐 登るつもりで一歩踏み出した足を戻してまた今度にした。往復しても3.40分だが展望も無いし下山の岩がこれだしと気分は引き算だらけでスルーとなる。(↑)12:18 チセヌプリを正面に見ながら進む。此処からグループの歩いた道は時に泥んこ。(↑)12:27 三叉路の不親切な道標は今、辿って来た処ばかりを示している。前回歩いたから神仙沼へは左折と判っているが実際にこの先を歩くのはお初。(↑)12:34 横たわるダケカンバ越しに歩いて来たビーナスの丘方向を見る。(↑)12:36 下りながら長沼が見えた!霙になったのでザックカバーをする。(↑)12:41 こちらは南北に長い沼に沿って歩く。足元はぬかるみ汚れない様に気を付ける。(↑)12:57 奥に見えるチセヌプリのコルから延々下って来た。長沼は神仙沼ついでに何度も訪れている。春先より小さい長沼の畔。この先は広い作業道を軽く登り神仙沼に向かって行く。(↑)13:07 木道が現れ神仙沼が見えた。次は沼巡り。(↑)13:08!!入山禁止!ロープをくぐって観光用の木道に合流。道理で静かな筈。(笑)(↑)13:10 寒い! 風が強い!木道は滑る!(↑)13:13 看板も撤収された神仙沼に鴨が4羽浮かんでいた。(↑)13:18 草紅葉の素晴らしい湿原を一周。手がめちゃくちゃ冷たい。もうすぐ着くのでグローブの交換は我慢した。・・・人っ子一人いない。今回はシャクナゲ沼、長沼、神仙沼とそれぞれ雰囲気の違う沼を見て来た。3日前に大谷地から五色温泉郷に歩いた時に眺めた大沼がニセコで一番きれいだと思ったばかりだが比べられない良さがどの沼にもあった。(↑)13:22 正面の歩いてきたビーナスの丘辺りには雪が降っているようだ。出口付近で団体さんが入って来た。その先ではご夫婦が行こうか戻ろうかと神仙沼までの距離を聞いて来た。転んでしこたま打ったとかで寄り添って歩いて行く。(↑)13:34 神仙沼入り口で待ってくれた主人の車。此処で手を振ったらこけそうになった。今回、思った以上に濡れてオーバーグローブごとぐしょぐしょで脱げないくらいだったから驚いた。道路パトロールの車が駐車中の台数を何度も数えに来ていたのでゲートが閉まるらしいと主人は言う。帰路、余市町で鶴亀温泉に入りあったまったので自宅に着くまでの車中ずっと吞んでいた。主人が運転する時は毎度の事。それにしても前日、室蘭の仕事ついでに寄った「ポロトの森」と全く別世界のニセコ。今月、十勝岳から美瑛岳への周回縦走から始まり最後の山歩きは2度も訪れる事が出来たニセコで靴底にこびりついていた夏山の泥を落として終了。終わってみれば寒い10月だった。
2016.11.18
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10月21日 本日の所用は室蘭まで。前日の雪は我が東区だけ少なかったらしく札幌新道脇や高速道路で見掛けた除雪の山が大きい。室蘭で解散しフリーになった午後イチ、何処かに立ち寄り洞爺湖経由で中山峠から帰る予定にした。(↑)途中、白鳥湾展望台を見つけたので寄り道。噴火湾に架かる白鳥大橋の奥は室蘭港。フムフムと観光マップを見ていたが強風!!!しかも冷たくて体感温度は真冬。急遽、素直に苫小牧経由で帰る事にして車内にあったじゃらん情報で「ポロトの森」の紅葉巡りにナビを変更。(↑)13:55 到着したポロト湖から樽前山を遠望。此処は温泉があるので最近来たばかり。が、その先にポロトの森があるとは知らなかった。砂利の駐車場先は管理道路に繋がり湖岸沿いに進むとこじゃれたインフォメーションセンターがあった。更に道央道の下をくぐり突き当りの広い駐車場まで車が入れる。(↑)14:03 その広い駐車場にポツネンと1台止めて歩き出す。ウツナイ川のきれいなせせらぎに紅葉が映って居る。(↑)14:06 ビジターセンター 手入れをしていた方に何処に行くのかと尋ねられ、あっち!漠然と指さした方角に何も無いよキャンプ場だからと言われた。彼のお勧め通り自転車道をポロト湖岸に向かって歩く事にした。熊鈴は?と問われ名ばかりの音を鳴らしてみせた。(↑)14:12 雰囲気が素晴らしい。この先で直進の自転車道から外れて水辺の遊歩道を行く。(↑)14:15 道央道の高架下にもきちんとした自転車道があり管理道路に向かっている。(↑)14:19 ポロト湿原 説明の看板が建っていた。 (↑)14:20 年配の男性が散策していた以外、どなたにも出会わない。(↑)14:26 自転車道は湖岸を一周してポロトコタンに着くらしいが歩きなのでこの先で戻る。(↑)14:31 ポロト湖の対岸が枝越しに見えるだけで此処からの展望はイマイチ。(↑)14:34 たわわに実ったコクワを見上げ2.3個ポケットに入れた。(↑)14:40 高架下に着いた 紅葉は盛りなのか終わったのか。気持ちの良いコースではある。(↑)14:42 空気がいい、人も居ない。此処は風も全く感じないのでチョイスは正しかった。(↑)14:47 行きでスルーした自転車道のカーブにこんな道標を見つけ帰路は望岳台に向かう。(↑)14:50 いきなり暗い樹林で紅葉は一本も無い。登山靴がふさわしい道をスニーカーで登る。ジグを切りながら馬の背コースの尾根に向かうと汗が出て来た。(↑)14:55 狸のトイレが多い。数え切れない狸のトイレコースが延々。時折り倒木あり。(↑)14:58 振り返るとこんな感じで尾根に出たら少し明るくなった。(↑)これはどなたの?(↑)15:06 やっと目的の望岳台に到着。道標を見てもキャンプ場に向かえばビジターセンターに戻るくらいしか解らない。(↑)15:06 樽前山をズーム。楽しみにしていた景観は意外と遠かった。(↑)15:09 此のコースはさっきの馬の背コースと大違いでとても整備されていたがいかにも用を足したばかりの糞にハエがぶんぶんしていた。(↑)15:20 今にも熊が出そうな馬の背コースから人の気配がするキャンプ場に戻った。(↑)15:22 此処のバンガローは暖房も完備されているらしい。とてもきれいな環境のキャンプ場。紅葉の名所は今回辿らなかった紅葉平だった事が判明し其処を目指してスタートすれば良かったかも知れない。15:29 ビジターセンター前で少しお話をしたら前日、街に熊が出たとの事。必ずポロトの森を通るらしいので熊鈴無しは危険なようでした。ナルホド、ありがとうございました。雪が降ったせいか寒い日が続く。翌日、ニセコに急な仕事が入り3日前に行った時が最後と覚悟していたから嬉しくなった。
2016.11.12
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10月19日快晴 12:46 スタート 岩内方面で所用が終わり通過したばかりのニセコに戻った。今回も時間が無いのでパノラマラインの神仙沼駐車場を過ぎ大谷地湿原入り口に。車が1台だけあった。此処を起点に大沼経由で五色温泉郷にミニミニ縦走します。暖かい日は今日で終わり、明日は雪予報ですが信じられない程の秋空。(↑)12:46 乾燥気味の湿原の中に木道が続く。見えているのはニトヌプリだと思いますが地形図では手前にもっと標高のある山が載って居るので多分、奥がそれ。駐車場からは階段を少し降りるので湿原に入る時はヒヤッと寒い風が吹いた。(↑)12:54 乾燥が進んで身の丈以上のチシマザサと時折り横切るよどんだ小沢。振り返ると渓流釣りに行くと言う主人が両手を振って居た。見上げながらストック振ってポクポク進む。間も無く小さな秋の湿原が現れすぐ樹林歩きの登りとなる。ニセコ特有、岩混じりの登山道。(↑)12:57 足元から野鳥の威嚇するような囀り。何度か聞きながらどなたにも出会わず静か。(↑)13:08ナナカマドの赤い実が頭上に広がりコントラストの素晴らしさに見惚れる。(↑)13:13 足元はダケカンバが雪の重さで横たわり歩きづらい道になったが距離は短い。笹の間から水面が見え出すと待ち切れず樹の幹に足を掛けて首を伸ばしたりした。(↑)13:19 大沼に到着したらしい。登山道から右に入るとすぐ沼のほとりに。(↑)13:20 大きくて美しい沼。長沼よりずっときれい。南側の山容はニトヌプリと手前の山。(↑)13:21 コースはこの沼を巻いてあのイワオヌプリに向かう。(↑)13:21 この後、一旦、引き揚げたがもう一度戻って眺める。イワオヌプリの右にコオワオヌプリ。登山道は此の先、下りとなる。(↑)13:36 下り切ったら小さな湿原に出た。初夏は花が咲いて賑やかだろうと想像する。コースは今見えているイワオヌプリとコイワオヌプリのコルを通る。(↑)13:37 下って来た樹林を振り返る。前にペアパーティが見えた。(↑)13:37 コースの先は明るくなり裸地が広がっているようだ。(↑)13:39 登山道は火山灰のポコポコした小山を上り下りして子供が喜びそうなコースになった。(↑)13:41 かと思ったら密集した樹林に入り向こうから団体さんが来たので待つ。口々に「ナマチュー!」?そんな言葉を残して通過して行く。無言で過ぎそうな人には日本人のガイドさんが「ナマチューは?」と促していたのでどうやら感謝の言葉だとやっと理解した。(↑)13:41 直進する別コースがあったが右に折れて硫黄川に降りる。カメラを抱えたソロ男性に出会い駐車場に1台あった車の持ち主だろうと勝手に決めた。(↑)13:41 この先は鉱山跡があり昔200名程が暮らし学校もあったらしく今では探検コース。(↑)13:42 水量は時期的に少ないが硫黄川を渡る。こんなに楽しいコースはニセコで1番かと思う。南側の眩しい上流には火山灰の不思議な崖が続き面白い。(↑)13:46 一気に植生が変わる。一面、イソツツジやガンコウランなどの高山植物が敷き詰められ花の時期も訪れたくなる。(↑)13:47 振り返りながら登って行く。小さな登り返しが多いのもニセコの特徴。(↑)13:57 小さなピークから改めて見下ろす歩いたコース。(↑)14:02 トラバースの先にはイワオヌプリが目の前に。右はコイワオヌプリの影。(↑)14:03 振り返るトラバース先の草紅葉が綺麗な幼木林。とても気持ちが良かった。(↑)14:07 コイワオヌプリとのコルに入る。影が長くなり晩秋を実感。(↑)14:09 コース中、何度も眺めたナナカマドの真っ赤な実にやっと手が届いた。(↑)14:11 正面に昆布岳が見える!足元は再び岩歩きで笹薮も濃いが迷う事は無い。ツツジが多い。(↑)14:15 あのコイワオヌプリに登る人が居るらしく何と無くコースが完成していた。(↑)14:17 ニトヌプリとの分岐に到着。(↑)14:19 ニトヌプリへの登山道がくっきりと見える。(↑)14:19 イワオヌプリを見上げたら山頂稜線を歩く人影が見えた。(↑)14:20 イワオヌプリの分岐。 この先は下る一方。今回は2時間だけの約束なので直進。(↑)14:23 振り返るとピンクテープの先に辿って来たコースがトンネルの中でトトロの世界。(↑)14:34 階段を下ると記帳箱。左下に見える駐車場に降りたら車が無い。主人に連絡したらイワオヌプリの5合目まで登っていると息荒く言うが途中、出会っていないし。軽く登り返しトラバースの遊歩道に出た途端ベンチに腰掛け喘いでいる主人にあっけなく合流した。何の事は無い、下の駐車場に止めて此の階段下まで来ただけの事。大雪山系原始の森で汲んだ天然水も随分空になったので持参して来たペットボトル10本ほどに「昆布の森」の甘露水を汲んだ。その後、目の前のグランドホテルで温泉に浸かりさっぱり!今回はコンビニセットでビアを飲みながら帰る。車窓の羊蹄山が夕陽で焼かれいつもの何倍も美しかった。翌日20日は真っ黒な雲が湧き平地にも本当に雪が降った。
2016.11.10
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10月18日 晴れ 10:55 スタート 珍しく晴れて暖かい!オフ日だったので冬物を入れ替えオシャレ着洗ってからのお出掛け。藻岩山からすでに紅葉が綺麗で札幌岳に行く予定の道はずっと錦絵の様な景観。定山渓温泉に着く頃から渋滞になり豊平峡ダムに皆さん紅葉狩りだと気付く。あそこは札幌岳の登山口に近いので急遽、小天狗岳に変更。(↑)温泉街も紅葉一色で外国人が沢山、撮影していた。ポコは朝日岳の頭。(↑)10:55 小天狗岳の登山口となる定山渓ダムの駐車場も満杯状態。観光客と別れて小尾根歩き。奥は資料館でアナウンスが聞こえる。(↑)11:03 登山口を過ぎたら間も無く神威トンネルと白井トンネルを繋ぐ橋脚が現れる。(↑)11:17 最初からとてもきれい。高い山は紅葉が終わって居たのでこれが正解でした。(↑)11:22 神威岳が黄葉の向こうに。(↑)11:27 さっぽろ湖がチラ。癒される。(↑)11:29 この岩塔はコースのほぼ中間。此処はいつも楽しみなのに黄色の危険テープが張られて立ち入り禁止となっていたが。(↑)11:31 その岩塔の上からは西側に無意根山が良く見える。(↑)11:31 岩塔の反対側からは札幌岳と藤野の山々が一望です。下山の山ガールさん達もついて来ちゃった。(↑)11:31 岩塔から見下ろすさっぽろ湖。左端は烏帽子岳、中央寄りに神威岳。こんないい景観はコース中で此処しかない。斜面の紅葉も素晴らしい。(↑)11:51 登山道に敷き詰めた落ち葉に見惚れていたら下山のソロ男性がもう誰も居ないから独り占めだと教えてくれた。(↑)11:52 小天狗岳は紅葉の多い山。(↑)11:53 登山道の右側は崖になり所々、撮影スポットあり。(↑)11:54 綺麗・・暑くて汗を掻いたが此の辺りからは風も冷たくなって来た。で獣臭も少し。(↑)11:55 ちょっとだけ近くから。(↑)11:58 小天狗岳の山頂~ 静かなブランチタイム。(↑)11:58 烏帽子岳方向は枝が多くてスッキリしない。(↑)11:59 山頂はやたらと危険テープ。多分、八剣山で滑落事故が続いたせいかと思う。(↑)12:11 定山渓天狗岳も最大の景観でこんな感じの小天狗岳山頂。(↑)12:17 下山でさっぽろ湖を改めて見下ろす。神威岳、烏帽子岳、百松沢山。(↑)12:18 紅い紅葉は少ない。(↑)12:34 黄金色の世界は景気が良さそうで楽しい。(↑)12:33 不思議な樹 ペアパーティが二組登って来た。 12:56 下山 そのまま遊歩道に行く。(↑)12:57 階段歩きの遊歩道は観光客もあまり登って来ない。快晴、まだ暑い。(↑)13:04 遊歩道は此処まで。烏帽子岳と神威岳が目の前に。(↑)13:12 遊歩道を下山して資料館前のきれいな紅葉を見上げる。(↑)13:17 ダム下園地の駐車場から見渡す紅葉が良かった。下山のソロ男性が今年の紅葉は遅かったし早く終わると惜しんでいた。大雪山系も同じだったと思う。当たり外れの無い定山渓温泉周辺の紅葉に今年も感激した。手稲山で上旬に出会った方が定山渓はまだまだと話していたので待ちに待った甲斐があったと言うもの。結局この後はチャンスが無くて見頃は最初で最後の定山渓になった。
2016.11.05
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10月16日 曇り 9:56 スタート 久し振りに仕事も休みなので主人が魚を買いに浜益に行くと言い出した。いつもは岸壁傍の魚屋さんだが今年の営業が終わって居たので国道沿いの魚屋さんで少し買い物。風があり留萌地方だけは天気予報が悪かった此の日、行先は黄金山しかない。駐車場は車が多く横でご夫婦が出発の準備をしていた。小沢を見ながら登って行き分岐から旧道をチョイス。帰路は新道コース。(↑)10:22 旧道の広い作業道から山頂付近を眺める。若い先行ペアの明るい声が降って来る。(↑)10:42 手足を使って急斜面をよじ登る内に若いペアの元気な声は遠くなった。逆コースにした事がある。やはり足元が危険なので此処は登りが無難だと思う。(↑)10:52 急斜面が終わり崖下のトラバースになると新道コースが近い。(↑)10:57 分岐に到着。ずっと獣臭が凄かったが風が強いせいか臭いは山頂までついて来た。(↑)10:57 岩場歩きとなり山頂で休む人の声が聞こえる。(↑)11:06 黄金山に到着! ガスですぐ近くに有る筈の暑寒の山々は全く見えない。狭い山頂では8名ほどの方々がランチタイム。座る程の疲れも場所も無いのでスポドを一口、飲んで下山にした。尤も非常食以外持ち合わせも無い。(↑)11:06 狭いが普通の地面である山頂から眺める前ピーク。山頂よりスリリングで全てが岩。(↑)11:14 今度は岩山の前ピークから山頂を振り返る。人が座っているのが解る。(↑)11:16 石垣の様な山肌。 山頂直下の分岐で崖下をトラバースしている若いペアに再会した。彼らを見下ろしながら獣臭の話になると通過中の新道コースの方々が口々に驚く。キノコの腐った臭いだと思ったとか樹の臭い、あるいは何の臭いかと皆さん不思議だったらしい。(↑)11:28 新道コースは足に優しく別の山に来た気分を味わえる。(↑)11:48 新道コースの笹原から山頂付近を振り返る。途中、出発前に横で準備していたご夫婦に再会した。下山は旧道を辿る予定らしいが随分、ご主人はバテていた。(↑)11:49 旧道との分岐にある水場。(↑)12:00 気持ちの良い小沢。(↑)12:02 下山 いい汗かいた~。主人は附近の沢でヤマベが沢山釣れたとご機嫌だった。基本、キャッチ&リリースなので手ぶら。魚は魚屋さんで買うのが我が家のルール。帰路はドライブがてら青山経由。度々利用する山あいの産直で採れたてボリボリ!山芋!大好きなロロンカボチャ!などを購入。そこにはこんな時期に主人の大好物ゆでトウモロコシが!美味しいからと食べながら3本追加。温泉は主人が当別「ふくろうの湯」私は新篠津タップの湯♨。夕食は早速教えて頂いたキノコ鍋!ボリボリの食感が良かった。此の日の札幌は21度で秋晴れ。
2016.11.03
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10月14日晴れ 10:04 スタート 車を降りたらとても寒い。この寒さも今日までの辛抱と天気予報は伝えたがアップ作業の本日は11月。結局寒い秋だった。(↑)10:16 振り返るハイランドのゲレンデも紅葉が少し早い。だが汗は掻かず暖まらない。(↑)コウリンタンポポの咲き遅れた株に出会う。(↑)10:45 振り返るとネオパラ山。3日前の初冠雪はすっかり消えている。(↑)10:52 手稲山に到着。風は冷たいが展望は良い。先客に教えられ奥宮の裏側に残って居た先日降った雪を見る。(↑)11:04 陽射しの中に紅葉が点々と映えその先に雲で翳った銭函天狗岳を見下ろす。日本海が青くて美しい。目を凝らすと暑寒の山が白い。(↑)11:13 中央の奥に縞模様の羊蹄山、その左にやはり雪の降った無意根山。朝里岳の奥は余市岳でこちらも雪で白い。(↑)11:14 ススキが寒々しい。烏帽子岳、百松沢山の奥には支笏湖周辺の山々もスッキリ。(↑)11:24 帰路は樹林の遊歩道からケルンの山頂に。すぐ其処に西峰。(↑)11:25 平和の滝コースからシニアパーティが登って来た。(↑)11:28 ケルンの山頂を見ながら少しだけ登り返して下山にする。(↑)11:44 ネオパラ山を見ながらのんびり急斜面を行く。(↑)11:45 ヤマハハコがドライフラワー状態で風に揺れる。12:00 下山 時間があるので自宅に近い孫キッズ宅に立ち寄ると庭も畑も荒れ放題。種蒔き以来の訪問なので仕方が無い。主人と合流して暗くなるまで整理整頓して居た。芋掘りは終わったと聞いていたがナント15・6キログラムの収穫があった。紫色や鮮やかな黄色、赤い芋とバラエティ豊かな種類。掘り残しなのでショベルで傷がついて居る物を分別し無傷は冬用に保存した。(↓)此の頃から20日には平地にも雪が降るとの予報だったが見事に当たった。
2016.11.01
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10月11日 曇り 10:56 スタート 今月1日に十勝岳から美瑛岳へと歩いた想い出に上書きしない様、暫く仕事に没頭して過ごした。寒い日が多かったし夏の後始末、冬への準備にもやる事が山積。今日は所用で近くに来たので昨年、発見した野葡萄を見に行く事にした。(↑)10:59 市民スキー場の広い駐車場から尾根コースに入る。下山のソロマダムに野葡萄の話をしたら場所が知りたいからと一緒に登り返す事となる。(↑)11:33 昨年より少ない虫こぶ。(↑)11:34 それでも綺麗。(↑)11:36 葉は観葉植物のように美しい。(↑)11:36 葡萄の葉より椛に似て。(↑)11:42 秋らしくていい。(↑)12:00 ソロマダムと別れ兎平からの景観。支笏湖周辺の紋別岳、樽前山、イチャンコッペ山、恵庭岳が並んでいる。藻岩山神社の前には外国人が居た。(↑)12:20 山頂から札幌岳。いつもの展望室でブランチタイム。シニアパーティが入れ替わり立ち代りで人気のある藻岩山。(↑)12:42 砥石山、神威岳、百松沢山と烏帽子岳。風があるので少し寒い。(↑)12:54 下山は初めて遊歩道を利用した。どなたにも会わず静か。(↑)13:08 帰路は兎平のリフト降り場を直進して樹林に向かうコースを辿る。(↑)13:10 ??? 楽しそうなので小道を辿ると迷路のように。(↑)13:13 ナルホド。学習用の小道でした。(↑)13:17 ゲレンデに出たくて右に折れると・・(↑)13:18 巣箱が一定の間隔で取り付けられていた。(↑)13:25 ゲレンデに出たら花の様な実が沢山ぶら下がった樹に吸い寄せられた。(↑)13:38 真ん中のポコを歩いた下山。ゲレンデに3カ所ほど出口があったので次回の楽しみ。なまった体に途中、小雨が当たった。此の日は手稲山に初冠雪だったらしい。黒岳は初冠雪が昨年より19日遅い4日。確かに紅葉もジワ~っと色づいていた今年の大雪山系。
2016.10.28
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10月1日 曇りのち晴れ 8:40 スタート 宿で寝起きと同時に窓に駆け寄る。昨日、夕映えが素晴らしかった美瑛岳の辺りはどんよりと暗い雲に覆われて場所の見当もつかない!ガッカリ。仕方が無いのでゆっくりと朝食。その終盤でランチの分として別腹に詰めた。非常食が結構あるのでスポドだけザックに入れて準備する望岳台の駐車場は見る間に満車となって行く。横で靴を履いていたソロ青年と記帳して出発。予定では十勝岳から美瑛岳に廻りたいが天候次第。(↑)90:03 いつも避難小屋までは汗をかく。ソロ青年は雲の平分岐で休憩しすぐ後ろに居る。(↑)9:58 すり鉢火口に着く頃は寒さも限界。ダウンジャケット、ニットのフェイスマスク、オーバーグローブを出す。ソロ青年も半袖の上からフリースを着込んだ。風がとても冷たい。(↑)10:11 雲は飛んで鋸岳が現れた。撮影して居たらソロ青年もいつの間にか並んでシャッターを切って居た。(↑)10:23 馬の背過ぎて急登から振り返るとソロ青年が遅れ始めた。(↑)10:26 道標の辺りで富良野岳への稜線が一瞬、見える。今年の大雪山系は此の十勝岳から凌雲閣に下山したのが最初だった。(↑)10:26 最後の急登が待っている。時間は10分少々で辿り着く。(↑)10:38 十勝岳山頂は雲の中。風を避け食事中の方が多い。お腹は一杯なのでスポドを一口。(↑)10:55 ガスと風の中、美瑛岳から来たソロのシニア男性を労う。行くのかと訊かれ、その予定と返答しながら楽しくなさそうで決心がつかない。彼は上富良野町に四国から移住して来た事、前回美瑛岳に山中泊して縦走するも途中断念した事、そして今日はすぐ先で道が不安になり風と寒さに負け戻って来たと言う。誰か行くなら一緒に行きたいと懇願の眼差しを一途に向ける。彼の話に耳を傾けるさ中、ソロ男性が懸念の美瑛岳から縦走して来たが風は強く凌ぎながら歩いたとの事。時折りガスが晴れ歓声が沸いて山頂に人が集まるが溜息もすぐ聞こえるので一瞬なのだろう。そんな山頂を振り返ると一緒に登って来たソロ青年が今、到着したので「オツカレ!」とジェスチャー混じりで出迎える。「早いですね」と聞こえたが目の前の四国シニアの説得は続き決断を迫られる。(↑)10:57 美瑛岳に向かって十勝岳をやや北に下り始めたら急にガスが晴れて振り返る。(↑)11:06 彼が引き返した平が岳附近は横に飛ばされそうなくらいの強風で晴れ間の撮影も難儀な作業。途中に新得コースとの分岐があった。赤岳で風に飛ばされ怪我をした要らぬ経験者なのでダブルストックを駆使する。(↑)11:09ガスが晴れいきなりの鋸岳直下。此処からは東に下りとなる。昔に比べたら道標はしっかりしていると思うが初めての彼は足跡もあまり見えず不安だったと言う。(↑)11:11 コースは右へ東に巻いて左下の沢形を渡り再び北側の美瑛岳コブに向かって登って行く。(↑)11:12 「来て良かったガヤです。」陽だまりの様な下りでお先にどうぞと譲ったら柔らかな四国のお国言葉が返って来た。彼は「フェイスブックに本日の予定をアップしたガヤです」・・ので楽しみにしている方たちの為にどうしても来たかったらしい。(↑)11:13 景観は雲で隠れた美瑛岳。其処に続くコースが現れ正面奥には東大雪。(↑)11:26 左下の沢形からコブに登って居る。鋸岳をバックに四国シニアがカメラを構えながら風に煽られている。雲は徐々に晴れていい予感。後ろからソロ男性がやって来た。多分、十勝岳の山頂から見下ろしていたあの集団に居たのだろうと想像する。(↑)11:27 すっきりと晴れて来た。美瑛岳の山頂とコース。風はまだ残るが気にならない。(↑)11:31 鋸(のこぎり)岳の全貌を振り返ると構造土の中に遅れ出した四国シニアの背中。(↑)11:37 更に振り返るとピラミダルな下ホロカメットク山、境山が南方向に。(↑)11:48 鋸岳を何度も振り返る。撮影三昧の四国シニア。明日の為に。(↑)12:00 正午になったが朝ご飯は消化して居ない。左端に下ホロ、右に十勝岳、そして振り返る画像にはもれなく四国シニア。(↑)12:07 景観は外輪を巻くので面白いように変わる。山腹の先には石垣山、ベベツ岳、オプタテシケ山。その向こうに中央はトムラウシ山。その奥は石狩連峰、ニペソツ山、丸山まで見えていた。(↑)12:11 美瑛岳の山頂に2名到達するシルエットあり。四国シニアが見失って戻る原因になった「先を行く二人」だとすぐに判明。(↑)12:18 此の辺りはいつも下界の紅葉がいい。遠景は丸山、ウペペサンケ山。進行方向の東側の沢は全て十勝川に注がれる。(↑)12:40 美瑛岳山頂。風は弱いがまだ寒い。山頂標識の後ろは歩いた外輪遠景は東大雪。四国シニアにねだられなかったら多分、十勝岳をピストンしていたのは間違い無い。彼に心底感謝!(↑)12:40 火山活動の活発な山域。美瑛岳から眺める十勝岳は絵になる。奥は富良野岳。(↑)12:43 美瑛岳が大雪山系のラストに成るのは2014年9月26日以来。前回は雪降りで鼻水が止まらず山頂は強風で口が回らなかった。(↑)12:44 四国シニアが間も無く到着ですがトムラウシ山を眺めているようです。(↑)12:49 下山に時間が掛かるので出発しましたが彼の食事が心配になる。(↑)12:57 山頂を振り返る。西側の下山コースの尾根は少し荒れていた。(↑)13:13 下山コースを見下ろす。 間も無く「先を行く二人」に追い着いた。(↑)13:31 美瑛富士分岐 四国シニアの話題を「先を行く二人」と休憩しながら話していたら本人が現れ一から始まるので終わりましたよと全員で爆笑した。この先は私達が先行し急斜面をポンピ沢まで一気に下る。(↑)14:02 ポンピ沢は凄い荒れようだった。右岸がかなり削られて大岩が積み上がっている。沢の真ん中にあったあの小石が挟まった流木は何処かに流れてしまったらしく見当たらない。四国シニアを待ちながら小さなケルンを積んで来た。(↑)14:12 ウラジロナナカマド越しに美瑛岳を眺める。(↑)14:22 北向沢の底。雪が無い時は梯子を下りロープで登る。此処も崩れているような気がする。鋸岳の中腹辺りになるのだろうか。(↑)14:24 四国シニアもアウター脱いで北向沢の梯子に向かっている。(↑)14:34 此処で改めて眺める美瑛岳。山頂に向かう時とは全く違う姿で紅葉をまとう。(↑)14:41 雲の平を歩きながら旭岳が見えて来た。四国シニアとは徐々に距離を開け解散モードにする。彼なりに休憩、食事しつつ下山すると思う。(↑)15:10 一面がシラタマになるのが十勝岳周辺の特徴でもあり楽しみ。(↑)15:07 いつも黄葉が素晴らしい。(↑)15:12 小沢を見ながら雲の平分岐に向かう。雲の平は黒岳石室先の北鎮岳に向かう花畑も同じ名前。ちなみに平が岳も高根が原にあるがどちらもフラットな山容。(↑)15:50 下山 観光客に紛れて主人が途中まで来ていた。31239歩 初雪が消えた旭岳も眺めたし十勝連峰で始まった今シーズンはやはり十勝連峰で終わった。思い残しは何も無い。天気予報通りにすっかり晴れて良い山歩きになった。スポーツタイツが無かったので四国シニアに合わせてのんびり歩いたつもりがやはり筋肉痛が来た。
2016.10.26
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9月27日 晴れ 10:32 スタート またまた黒岳からの片道切符で今日はシャトルバス規制も解けた銀泉台に紅葉狩り縦走。今期は台風の影響で登山口も限定され黒岳での片道利用はこれで8回目の大ラス。札幌は予想気温が28度。大雪山系もスッキリとした秋晴れ。(↑)11:09 層雲峡温泉お向かいの北大雪。朝陽山、ニセイカウシュッペ山、平山、丸山。(↑)11:10 8回眺めた「まねき岩」も見納めです。斜面はブラウン系に移行中。(↑)11:22 黒岳山頂は静か。陽気の割に人が少ない。(↑)11:31 中央の石室が絵の具に染まってただの点。噛みしめながら下って行く。(↑)11:31 その点を右に見て左に続く登山道が今日のコース。左端が辿る北海岳。(↑)11:37 石室に立ち寄り小屋番さんと少しお喋りをして思い出づくり。(↑)11:44 美ヶ原に下ると深紅が目に飛び込んでくる。赤石川の向こうに辿る北海岳右端。(↑)11:51 毎回思った・・今日が一番きれい!。今日がイチバン!!!!北鎮と凌雲岳。(↑)11:56 赤石川の渡渉で一面の草紅葉がせつな色。背景には紅い黒岳。(↑)12:00 更に近づく北海沢では改めて始まるチングルマの紅葉がこれまたいい。(↑)12:01 見上げるとため息が漏れる程、降って来る紅葉。お鉢平巡りをして来たソロ男性は北側の北鎮岳方向より南側のこっちが綺麗だと言う。やはり人は少ないとの事で朝は寒かったらしい。此の日の予報は美瑛町で最低気温が8度、最高気温が28度。早朝は0度近かったと思う。(↑)12:07 北海沢の何年雪。初夏は雪渓歩きとなるが季節が少し巡るとこんなに違う顔。(↑)12:10 いい天気。見上げてばかりの紅葉ですが3日前に此のコースから北海岳を直進して中岳経由、裾合平、天女ヶ原の盤の沢コースに下山したばかり。深みが増してピーク色。(↑)12:21 歩いた景色を眺めながらブランチタイムでコンビニのおにぎり弁当を広げる。歩き続けないと冷たい風が身に染みるのでダウンジャケットを羽織った。(↑)12:57 独り占めの北海岳山頂。標識の右に凌雲岳と東側に黒岳方向。(↑)13:00 北側はお鉢平を挟んで右から北鎮岳、中岳、中岳分岐。奥の稜線は比布岳、安足間岳そして当麻岳が左端に。本日は節操無いほど全部見せている。今夏も楽しませて貰った。(↑)13:05 山頂から前回は直進したが今日は真南の北海平に下る。雨裂が酷くなっている。正面に白雲岳。直下の白雲分岐から左折して赤岳に向かい銀泉台に下山の予定です。(↑)13:08 此処でも紅葉が待っていた。花の季節もいいが秋もいいのが大雪山系。(↑)13:14 誰も居なかった北海岳。直下で振り返ったら旭岳方向から数名が登って来た。休憩し撮影後、黒岳方向に下るそのシルエットが青空にゆっくり浮かんだ。丸で影絵の様な無声映画を想像した。(↑)13:17 中央に辿った黒岳、右に縞模様の烏帽子岳。間に北大雪が遠くに見える。(↑)13:22 最低コルの北海平から進行方向の右には手前が後旭岳、奥に旭岳。どちらにも小さな雪渓が付いて居る。(↑)13:25 白雲岳が近く成った。お鉢巡りのソロ男性以外は殆ど人には出会わない。(↑)13:29 白雲分岐が中央のへこんだ辺り。白雲岳は岩の塊なので足元は岩が多くなる。(↑)13:31 遅くまで大きな雪渓が残る花の沢源頭。左が烏帽子岳、沢形を挟んで右が辿る赤岳。此処から眺めると雪は消えてしまったかと思った。(↑)13:35 やっぱり雪渓はある。此の斜面も登山道脇から白雲岳の斜面にもチシマクモマグサの白い花大群落が展開する事が稀にある。ビジターセンター曰く10年に一度の奇跡らしいが実は遭遇した事があり口あんぐりで発狂?した記憶が残る。あの時は源頭の斜面が霞んで苔かと思い込んだ程凄かった。(↑)13:47 白雲分岐に到着したら別の山塊に来たかの様な活気。銀泉台のシャトルバス規制が終わったので出入りが自由になったからか数パーティ居た。此処で残りのおにぎり出しやっと暖かくなったのでダウンを脱いだ。(↑)13:56 白雲岳は今夏、登ったので眺めるだけ。黒岳山頂で見掛けたトレイルの若いソロ男性が白雲岳から下山して同じコースを戻って行った。(↑)14:02 小泉分岐傍のフラットな小泉岳に立ち寄る。山頂標識の真後ろは白雲岳。右後ろは旭岳。(↑)14:08 赤岳に向かうコースが見えている。烏帽子岳と黒岳と北大雪。此の標高も大ラス。(↑)14:12 名残惜しく眺める歩いたコース。中央が北海岳。お鉢平の向こうに北鎮岳。(↑)14:18 赤岳から眺める旭岳は左奥。中央が北海岳で下に繋がる北海平。直下は花の沢で此の源頭を辿って来た。表大雪の雄大さが感じられぼんやり眺めていた。(↑)14:19 遠くに見えていた烏帽子岳がすぐ其処にある。右奥が最初のピーク黒岳。左は凌雲岳。どのピークも歩き始めから見えていたが愈々下山。(↑)14:27 やっぱり赤岳の紅葉はいい!下り始めからコレ?(↑)14:32 ときめきながら今季お初の銀泉台紅葉が嬉しい。雪渓脇からつま先立ててツガザクラを愛でた初夏が遠い遠い日に思える。(↑)14:45 オォ~!!!!(↑)14:45 アザミ嬢の群落で。(↑)14:57 コマクサ平附近から東岳を見ると雪渓があった。翳った瞬間もいい。(↑)14:59 此処の小沼に映る紅葉もお気に入り。(↑)15:06 奥の平もいい。(↑)15:16 第一花園が美しい。下山パーティの楽しそうな話し声が降って来る。紅葉に高揚!(↑)15:18 カメラを抱えた方の後ろ姿がモミジに溶け込む。(↑)15:18 どのアングルも紅い!(↑)15:18 頭上も綺麗・・(↑)15:25 紅葉目当ての観光客が登って来て登山道は大賑わいの渋滞気味。老若男女、癒される紅葉。素晴らしい一日。これにて表大雪がホントに最後となりました。雪解けも紅葉の始まりも遅い今シーズンでしたがじわ~っと色づくのもこれまたいい感じで長い期間楽しめた。15:28下山 そんなに遅く無い時間なのに宿を取ったと主人が言う。(↑)16:30 層雲峡温泉で珍しく早めにチェックインした宿の中庭にはエゾ鹿が遊んでいた。穏やかな日だと思ったが翌朝、上階のせいか風が強くて目が覚めた。しかも雨の予報で荒れ模様。仕方が無いので天然水を汲んだり産直で野菜を購入したり欲求不満気味で帰宅した。9月最後の山、その数日後に旭岳は雪が降る。 10月1日は十勝連峰にチャンスあり。
2016.10.21
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9月24日 晴れ 10:30 スタート 久々の好天。またまた黒岳からこんな時間に南回りします。北海岳を経由して間宮分岐から中岳温泉、裾合平と紅葉を巡り天女ヶ原の盤の沢コースへと縦走。本来なら北回りの北鎮経由の方が中岳分岐には圧倒的に近いのですが北海沢の紅葉を見たくて遠回り。つまり黒岳から左へ向かい間宮分岐からは右へ、更に裾合平へと再び左に大きなS字を描いて表大雪をねり歩きます。(↑)10:22 何度も利用したリフトの下も遂に紅くなりました。(↑)11:28 黒岳山頂は今日も人が多い。(↑)11:40 何時ものようにスルーして石室分岐に向かう。歩くコースは左の北海岳を経由して正面、お鉢平の奥のに横たわる間宮岳をゆるりと辿って次のコル中岳分岐に向かいます。(↑)11:47 黒岳石室附近も一層美しい。(↑)11:47 石室分岐から美ヶ原に入り赤石川に向かう。奥に白雲岳、中央には辿る北海岳。(↑)12:16 ウラジロナナカマドがイマイチで残念がる帯広マダムと立ち話。彼女は北海岳帰り。(↑)12:19 北海沢もいい感じの紅葉。次々、すれ違う。(↑)12:26 空に白い帯 ハイ松の緑と紅葉の赤も帯になって居る。(↑)12:39 北海沢から少しの登りでいつものベンチ。ブランチしながら黒岳を振り返る。(↑)12:47 正面に北鎮岳。4日前に経由して愛山渓温泉に縦走した日を思いながら眺める。(↑)12:59 北海岳の登り。此の辺りは初夏の花も秋もいい。(↑)13:08 南回りから見下ろすお鉢平。(↑)13:10 静かな北海岳に到着。中央はこれから辿る間宮岳。その奥は雲が掛かった旭岳。(↑)13:10 北海平を見ると赤岳から続々、縦走して来るグループが見える。右奥は白雲岳。(↑)13:11 次のピーク松田岳に向かって出発。(↑)13:17 振り返る北海岳。右斜面は北海平に続き白雲岳、赤岳へのコース。(↑)13:22 松田岳 2136mから進行方向の間宮分岐、間宮岳を見る。その手前に荒井岳。(↑)13:32 荒井岳と間宮分岐が近づいた。肉眼では分岐に人が沢山見えた。(↑)13:37 振り返る北海岳。お鉢平の中央奥に黒岳が羆の昼寝の様な後ろ姿。頭が左向き。(↑)13:38 荒井岳手前の砂礫稜線から眺める白雲岳。先日見えたトムラウシ山は雲の中。(↑)13:41 此の稜線も今年は最後となり名残惜しく振り返る北海岳。(↑)13:41 中央の窪みが辿る中岳分岐。あそこから北側に下り中岳温泉経由で裾合平に向かう。見えているのは直進の稜線に中岳、北鎮岳。中岳分岐の奥は先日の比布岳、安足間岳。(↑)13:48 荒井岳2183m 松田岳同様に山頂標識は無い。右は後旭岳。(↑)13:51 間宮分岐に着いた。奥は旭岳。旭岳から来ると此処でどなたも休憩するポイント。此処にも数名のパーティがいた。咽を潤し中岳分岐に向かう。(↑)13:55 フラットな歩きのまますぐ着く間宮岳。遠くからもペシャふんわり型の山様。(↑)14:08 次は中岳分岐に向かって下る。出会ったソロ青年に盤の沢に下山する事を話すと知らなかったコースだから是非歩いてみたいと言われる。彼は当麻経由で周回縦走なので今日は無理らしい。(↑)14:10 「立派な城壁が出来ましたね」石積み作業の方に声を掛けた。景観にそぐわないから埋め戻したいとの返答。頑丈になった登山道に感動しながら歩いた身には思い掛けない展開で必死に止める。(↑)14:12 中岳分岐に到着で愈々、裾合平を経て姿見駅に下山となります。後ろは間宮岳。(↑)14:15 即、真っ赤!!ウラシマツツジ。行く手には下山のパーティが見え出す。(↑)14:20 此の辺りから雲が厚くなる。右から先日の鋸岳と比布岳岳への稜線。眼下には安足間岳から大塚山に向かって星の川が流れている。(↑)14:29 中岳温泉を見下ろすと人影が。(↑)14:32 足湯を楽しむ人が居た。(↑)14:32 何気に看板も地べたに。(↑)14:35 草紅葉の雲間川に沿って中岳温泉から下る。(↑)14:38 裾合平が近づくと果たしてどんな景色が広がるのかと胸がときめく。(↑)14:41 始まり、始まり~。(↑)14:45 おぉ~ 素晴らしい。(↑)14:45 こんなシーンになってから空は真っ黒になり折角の紅葉も奥行きが無い。(↑)14:46 木道歩きになる。少ないが池塘も現れる。人も意外と多い。(↑)14:50 うっすらと紅葉の先に旭岳。(↑)14:51 振り返る紅葉の海。旭岳はぼんやりとしている。実際はもっと暗かったがカメラが機能して程度の良い画像になって居た。(↑)14:57 可愛いいチングルマの風車。(↑)14:57 当麻乗越が右奥の稜線下になる。日没と勘違いする程、暗かった。(↑)14:58 裾合分岐から先はやたらと人が多かった。(↑)15:12 色のいいウラジロナナカマド。(↑)15:28 今年はホシガラスが少ない。(↑)15:44 夫婦池近くの絶景ポイント。(↑)15:51 夫婦池に逆さ旭岳。観光客がカメラを抱えて行列に。この先は姿見駅、ゴンドラには乗らないのでスルー。数100m先の分岐から盤の沢コースに右折すると観光客が怪訝な顔で見送ってくれる。(↑)16:09 盤の沢コースに入った途端に此の景観!!奥は旭岳。誰も居ない。このまま、下山するまでどなたにも行き交う事無く独り占めでした。(↑)16:10 アングル変えて満喫。(↑)16:12 下山の方向も美しい。(↑)16:14 振り返る。笹刈りが済んで明るい登山道。(↑)16:50 第一天女ヶ原の草紅葉が進んだ。この先の樹林下ではさすがにつるべ落としの秋の空を実感する。17:12 下山 薄暗くなり33610歩 これが大雪山系の大ラスかと観念した。渓流釣りやキノコ採りの後、駐車場に居た主人の第一声「宿が取れなかった」連休の土曜日でした。 なのに車内には落葉キノコがどっさり!!モチロン仲間の方が沢山採って持たせてくれている。更に愛山渓温泉の女将さんに「愛別名物の舞茸」まで貰っている。 帰らないとダメじゃん・・
2016.10.12
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9月20日 晴れのち曇り 10:02 スタート 寒い朝。ロープウェイ駅でいそいそ準備していると駐車場整理の方から今朝の気温が0度で前日は-2度だったと聞かされた。今日も片道切符を買って予定は北鎮岳から比布岳を経て安足間分岐を永山岳経由で愛山渓温泉まで縦走します。(↑)9:54 眺める黒岳が色づいてきたせいかと何時もより乗っている時間が短く感じる。(↑)10:33 まねき岩が現れるともう少しで山頂。紅葉は遠くから眺めた方が映える。(↑)10:51 黒岳山頂。生憎のガスが少し出て来た。皆さんアウターを着込んでいる。(↑)10:52 スルーで黒岳石室にいつものように向かう。紅い色が一層濃い。(↑)10:58 遠ざかる赤い黒岳を振り返ると針のように人が立って居る。ガスは一旦、晴れた。(↑)11:09 奥の桂月岳山頂にも人が見える。其処までチングルマの紅葉がパッチワークで続く。(↑)11:14 分岐から雲の平に足を踏み入れたら期待通り紅葉模様の絨毯が敷き詰められていた。(↑)11:14 これから辿る北鎮岳の雪渓が小さくなっている。右は凌雲岳。(↑)11:06 チングルマの色に見惚れると奥に烏帽子岳。此の先で出会った見覚えあるご夫婦はHP「札幌あれこれ」さん。早速、花情報を頂きましたがクロバナヒキオコシやマルバキンレイカとお初の名前です。改めて尻別岳、神居尻山でお花見しなければと思いながら来年の再会を願ってお別れしました。(↑)11:49 満開のミヤマギキョウに声援送って御鉢展望台に向かう。(↑)11:52 お鉢平展望台。此処で帰る方が多いからランチタイムで賑わう。(↑)11:54 北鎮の肩に向かうといい感じの紅葉に癒されうらうらと。(↑)12:07 肩直下で雪渓越しにこれから向かう北鎮岳の山頂を見る。(↑)12:16 北鎮の肩に到着 お鉢平の向こうは北海岳。その奥の稜線は左から縞模様の烏帽子岳、横が赤岳、小泉岳、稜線右端の真ん中が割れた白雲岳。(↑)12:24 見下ろすと北鎮の肩から旭岳へと続く登山道がスッキリ見える。最初のピークは中岳、そして中岳分岐、間宮岳。間宮分岐からは後旭岳と旭岳のコルに向かい一番高い右奥の旭岳に至る。(↑)12:30 北鎮岳では若いペアがキッチン中。コンビニのおにぎり弁当を出し1個だけ頬張る。(↑)12:30 辿るコースの中央が比布岳、左奥が安足間岳。右奥の愛別岳は吊り尾根で繋がる。(↑)12:37 忠別岳やトムラウシ山が最奥に見えている。ガス日和が多かったので嬉しい。(↑)12:37 山頂から眺める黒岳と右端に烏帽子岳。北大雪の山々も今日は見える。(↑)12:37 辿るコース少しズーム。最初に手前の鋸岳をトラバースしている。(↑)12:38 歩き始めは凌雲岳方向の北に巻いてから鋸岳へと西に向かう。珍しくソロの男女が3名来たのでご挨拶。奥の北大雪は朝陽山、ニセイカウシュッペ山、平山。間にアンギラス。(↑)12:46 どう見ても前日の雪。出会ったソロ男性は銀泉台にも降った事を教えてくれた。寒かった筈で駐車場での会話を思い出し納得。此処は旭岳でも黒岳でも無いので初冠雪としてカウントされないが。(↑)12:48 北鎮平から見上げると一層、美しさに磨きがかかった鋸岳の裾。(↑)12:49 大きく巻いて下った鋸岳とのコル北鎮平から振り返るとさっきのソロが見える。(↑)12:50 鋸岳。正面は安足間岳と派生した尾根の先に大塚山。この先は出会いが無く静か。(↑)12:56 鋸岳から近づいた比布岳を見る。左は安足間岳だが辿る稜線は緊張しながらも魅力的。(↑)13:02 振り返る鋸岳と北鎮岳。そして比布平の最低コルで好きな景観。(↑)13:05 比布岳を見上げる。周りは何処までも何処までも紅いチングルマ畑。(↑)13:14 振り返る度に再び雲が湧いて来た。目の前の比布岳を見ると一瞬で雲の中になる。(↑)13:24 比布岳。北海道第3位の標高。真っ白。やっぱりこんな日しか無いかぁと諦める。(↑)13:26 山頂の白い風景の中を次の安足間分岐に向かう。アンギラスまた見えなかった。(↑)13:30 愛別岳の吊り尾根は此処から。下る時は恐怖心があるが登りは意外と平気になる。(↑)13:32 愛別岳分岐を直進で右側、大覗谷の外輪を歩き安足間分岐に向かう。(↑)13:32 進行方向の左は小覗谷。深い沢形の向こうに中岳がある。沢の名前は「星ノ川」で南側に「月ノ川」があり合流してピウケナイ沢に注ぐらしい。(↑)13:35 大覗谷のヘリにも降ったばかりの新雪が凍って居た。(↑)13:36 歩いたコースを振り返るとまだ白いオブジェの世界。(↑)13:37 斜面の細いトラバースで立ち止まり見上げた空には太陽が月っぽく浮いて居た。(↑)13:38 安足間分岐に着いた。道は二手になり、やや直進で安足間岳を経由して当麻乗越に行くコースと右に振れて永山岳に向かうコース。此処は永山岳に向かいます。(↑)13:39 薄日になり振り向いた安足間分岐。もう下る一方になる。(↑)13:39 雲が晴れた大覗谷には頭の黒い愛別岳と其処に続く吊り尾根が横たわっていた。(↑)13:40 愛別岳の吊り尾根に下る比布岳の急斜面。とてもスリリングな異次元のシーン。(↑)13:44 永山岳に向かう下りのコースと沼の平が一望。(↑)13:44 進行方向の左には当麻乗越に至る稜線がすっかり現れ奥に旭岳の噴煙が見える。(↑)13:46 沼の平を挟んで当麻の稜線と永山岳への稜線。左奥には忠別湖が大きい。(↑)13:50 永山岳が近く成ると山頂に人が居ると判る。(↑)13:50 比布岳を振り返る。大覗谷に愛別岳への降りる斜面も見える。(↑)13:53 振り返る歩いたコースに国立峰。左奥に比布岳。右は安足間岳。(↑)13:54 1978m永山岳到着。此処まで休憩入れて3時間50分。ソロ男性は10時に愛山渓を出発したので山頂で人に会うとは想定外だと驚いたが同じ感想にお互い二度びっくり。彼は折角だから同じコースでは無く当麻乗越経由で愛山渓に戻りたく迷っていると言う。その計画は時間的に厳しいので滝の上分岐から沼の平に立ち寄り三十三曲がりで下山する事を提案した。是非、そうするとの事で彼は先に下山して行った。(↑)13:55 独り占めの山頂で残りのおにぎりを食べながら1週間前に黒岳に縦走する時辿った当麻の稜線を眺める。(↑)14:04 歩いたコースにはまた雲が湧いて。今年最後の愛山渓コースを目に焼き付けた。(↑)14:08 山頂の裏側から巻いて下山。登山道を見せながら永山平が広がり奥に光る沼の平。(↑)14:11 チングルマが美しい。もはや完全に独り占め。(↑)14:15 花も紅葉もいい永山平。何度、訪れても味わえる天国バージョン。(↑)14:15 振り返った永山岳はすでに雲の中。今日の雲行きはせわしない。(↑)14:16 チングルマの綿車がポヤポヤと可愛いらしくて。癒されて歩く銀明水辺り。(↑)14:39 濃いハイ松帯に入って間も無く先程のソロ男性に追い着き先行してしまう。(↑)14:51 ハイ松帯を過ぎたら大岩の悪路を転がるようにひたすら滝の上分岐に向かって下る。(↑)15:05 滝の上分岐。左に行くと沼の平と三十三曲がりコース。右の滝コースを行く。(↑)15:08 すぐポンアンタロマ川を渡渉する。(↑)15:09 秋の森・・・きのこが可愛いい。 (↑)15:14 村雨の滝はいつも豪勢。(↑)15:29 ポンアンタロマ川から永山岳の斜面を見る。(↑)15:57 下山 愛山渓温泉に到着。27796歩 今日も寒い山中で鼻水に悩まされた。半月ぶりに開通した愛山渓温泉に至る道路は豪雨の傷跡が残る。温泉の元気な女将さんは道が無いのでバイクで林道から入ったと聞いた。此の日は忙しいらしく姿が見えなかった。翌日は所用で厚真に行った。久々に違う方角に出掛けたら道路脇にユウゼンギクがピンクや紫の大群落でそれは見事だった。「厚真ジンギスカン」のランチも美味しかった。帰路、どうしてもマオイ近くのアイスクリーム屋さん「茶花」の山羊に会いたくて立ち寄る。やっぱり期待を裏切らない可愛さ!!!外飼いの猫達も人気らしく若い女性に囲まれていた。猫ならウチにもポプリちゃんがいる。
2016.10.09
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9月18日 晴れのち曇り 10:25 スタート 富良野の宿でしっかり朝食を摂り旭岳温泉の大雪山山荘に立ち寄ったりコンビニ弁当を買ったりしていたらすっかり遅くなった。それでも本日の予定は紅葉のメッカである沼の平から当麻乗越経由で裾合平分岐そして天女ヶ原を辿る盤の沢コース下山。そこそこの時間かと案じる事も無い。開通したばかりの愛山渓温泉の駐車場は20台ほどでまあまあの賑わい。(↑)10:38 昨年は橋が流されていたので渡渉したポンアンタロマ川に新橋?架かって居ました。(↑)10:40 三十三曲坂分岐 向かう姿見の池まであと9.4km。永山岳に行くなら直進でポンアンタロマ川に沿った滝コースですが今回は沼の平へ三十三曲がりを辿るので右折、急斜面の階段登りが延々クネクネ続きます。(↑)10:51 倒木に秋の気配。和む瞬間が時折りで汗を拭く。(↑)11:05 足元はこんな感じですがサイドは笹刈りが万全。笹を掻き分けて通った日々が懐かしい。そして2年前N嬢とも歩いた。あの時、彼女が買ったばかりの熊鈴を落としたと言うので探しながらの下山だったが今でも自然に目が草むらに向く。(↑)11:33 アカモノが可愛い。(↑)11:33 沼の平分岐に到着 永山岳への登山道が紅葉の中に続いて人の頭が動くこの景観が好き。すぐ先の八島分岐は通行止め、もはや開通のめどは無し。 (↑)11:33 エゾオヤマノリンドウがいつもの場所で今年も。以前より整備された木道をポコポコ歩く。(↑)11:40 永山岳の頭が見えその左に愛別岳、右に国立峰が聳えている。右は安足間岳と当麻の稜線。(↑)11:42 草紅葉の池塘が広がりいい空気に癒される。自分の靴音が響くだけ。(↑)11:43 五の沼に立ち寄る。此の水際に登山道があった頃を思い出しながらその先まで目でなぞる。(↑)11:45 五の沼を見下ろす。毎年見ているのに飽きない眺めでうっとり。(↑)11:48 歩いたコースを振り返ると永山岳にうっすらと雲が掛かって来た。(↑)11:53 永山岳の雲が晴れて当麻の稜線もきれいに現れた。(↑)11:57 その景色を六の沼 から眺める。好きな場所だが紅葉はまだイマイチ。(↑)11:57 同じ場所から進行方向の当麻乗越を見ると旭岳のテッペンだけが覗いて居る。(↑)11:58 この先で先月、白雲分岐で出会った時9か月だった赤ちゃんパーティと再会!今回、教えて頂いた名前に峰の字が入って居たので「ピークちゃん」と勝手に呼んで立ち話。寒いのでと冬用のスノーコンビを着ていたがそれ以上に涼しげな彼女の眼差しが眩しかった。成長が楽しみな出会いに感謝。(↑)12:17 歩いた沼の平を見下ろす。肉眼では愛山渓温泉も見えていた。(↑)12:20 左から愛別岳、永山岳、国立峰、そして稜線は安足間岳から当麻岳に続き下の方に当麻乗越。比布岳は国立峰の陰になって居るので見えない。(↑)12:30 頭だけ見えていた旭岳も此処で噴煙がはっきり。横は熊が岳。まだ距離は半分にならない。(↑)12:31 当麻乗越近くから当麻岳の奥にやっと比布岳が見えた。(↑)12:42 ピウケナイ沼 傍に行けないが大小の池塘が世界地図を広げたようだ。(↑)12:46 奇岩と消化不良の紅葉の織り成す景観だがそれなりに楽しい。(↑)12:52 紅葉を探してアングル変えてみる。(↑)12:53 う~む。やっぱり綺麗と言う事で。(↑)12:55 登山道脇のウラシマツツジの赤は頑張っている。(↑)12:57 ぐずぐずしながら当麻乗越に到着で稜線を感慨深く見上げる。4日前に姿見池から此の稜線を辿り比布岳・北鎮岳そして黒岳に縦走したばかり。(↑)13:01 いよいよ裾合平分岐に向かって出発。数名のシニアパーティがいた。(↑)13:07 ピウケナイ沢を見ながら下って行くと前回は笹薮だったのにきれいに笹刈りされて居た。(↑)13:11 渡渉して振り返るピウケナイ沢は4日前と同じで問題ない。(↑)13:16 分岐までは奇岩や小さな池塘が散在して気持ちが良い。(↑)13:37 大塚小塚と当麻の稜線を振り返る。右端が安足間岳、左に当麻岳。(↑)13:38 裾合分岐に着いた やっと朝食が消化したのでお弁当を広げる。(↑)14:08 大塚山の右奥にはうっすら比布岳、鋸岳、北鎮岳と先日の辿ったコースを振り返る。(↑)14:30 混植の紅葉だが此処はいつもきれい。観光客も来そうな距離だが意外と居ない。(↑)14:34 すぐ夫婦池に到着で賑やかになる。人混みに溶け込んだまま流されて進む。(↑)14:46 姿見駅の周辺も人だかり。こんな日はロープウェイを利用しないのが常だからスルー。(↑)14:48 旭岳を正面から眺める。観光客とすれ違いながらの撮影。(↑)14:49 分岐から盤の沢コースに入った途端、静寂に包まれた。(↑)14:56 姿見川が登山道を横断している。コースと間違えて入り込む人が居るらしく近年はロープが張られている。(↑)14:58 シモツケの色っぽい紅葉。(↑)15:18 第2天女ヶ原 ファミリーとすれ違いほほえましい盤の沢。(↑)15:19 アカモノとシラタマとエゾオヤマノリンドウ。(↑)15:30 第一天女ヶ原 一合目。(↑)15:51 ロープウェイ駅に下山27343歩 主人は魚釣りの合間に落葉キノコ採り。仲間の分も貰って帰宅。こうして秋定番のコースを日々満喫し来たる冬を甘んじて受け入れる心の準備にいそしむロンリーザックさんでした。20日は黒岳からまたもや愛山渓温泉に縦走しました。
2016.10.07
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9月14日 晴れのち曇り 7:13 スタート 何時に無く自宅を早出。今回は黒岳までの縦走ですがコースは当麻乗越から安足間岳・比布岳を経由して北鎮岳に至り黒岳石室に向かうのでロング。ロープウェイを利用して姿見駅まで揺れながら観光客は相変わらず多い。横に居たポニーテールの山ガールさんは北海岳経由で黒岳に向かうと言いその山頂での再会を願いつつ右に左に歩き出す。(↑)7:18 旭岳の噴煙見ながら夫婦池方向に。同じく当麻乗越に向かう予定のシニア・パーティのリーダーが声高に案内所でピウケナイ沢の渡渉は確認が取れない事を仲間に伝えている。どうやら裾合平に変更の様子。確かに今回はトリプル台風の影響で懸念される個所ではあるが行かねば解らない。(↑)7:22 夫婦池付近から辿る当麻の稜線を見る。手前に懸念のピウケナイ沢がある。(↑)7:32 ガンコウランの実を見る頃、辺りは急に静かになった。(↑)7:35 シラタマとコケモモの紅白が何とも可愛らしく頬が緩む。(↑)7:39 白花のエゾオヤマノリンドウが何株か咲く場所だが終わったらしい。(↑)7:49 当麻の稜線、右端の安足間岳直下に大塚・小塚が並んでいる。(↑)7:49 振り返ると十勝連峰がくっきり。前にソロ男性が居るだけで後ろに人の姿は無し。(↑)8:03 いくつかの沢形を横断する内にあろう事か浮石に足を乗せて転倒し激痛が。(↑)8:08 逆光でチングルマの綿毛が雪の様に綺麗なのに股関節辺りが痛くて歩みはのろくなる。(↑)8:09 ウラジロナナカマドは実が赤いだけで紅葉はまだ。大塚小塚が近づく。(↑)8:20 裾合平分岐に到着。左がピウケナイ沢方向で右は裾合平に。此処で熊鈴を付けてピウケナイ方向に。先行していたソロ男性は裾合平に向かうとの事でこの先は誰も居ない筈。なのに今別れた男性と似た後ろ姿の男性が目の前を歩いて居るので思わず目をこする。(↑)8:41 当麻乗越への登山道が見え出し渡渉が気になる。どうやら突然現れたソロ男性は勿論、別人で多分、誰も居ないから不安になり戻って来たらしい。分岐で付けた鈴音を聞き、気を取り直して早足で前を行く。(↑)8:41 ピウケナイ沢までドンドン下って行く。もう沢音が聞こえる。(↑)8:43 ナルホド! 見下ろしたピウケナイ沢、確かに以前はあった飛び石が流されてしまっている。元々無かった石だし水量は普通なので渡渉はクリア。先行して渡渉したあのソロ男性は登山道のある方向とは反対側の下流で道を見失っているようなのでさりげなくお先に失礼。そのまま振り返らずに当麻乗越に向かうと若干の笹薮道だが歩く事に支障は無し。後日、沼の平から此処を辿った時はきれいに笹刈りされていた。(↑)9:00 当麻乗越に到着。左に下ると沼の平から愛山渓温泉へ。此処は右に稜線を目指す。(↑)9:08 乗越の先で此の景観を見ながらブランチタイムでコンビニ弁当のおにぎりを一つ頬張る。ついでにしこたま打った場所に湿布を貼る。(↑)9:22 乗越を見下ろすと先程のソロ男性が到着して三脚を立てていた。他にはどなたもいらっしゃらず静かな当麻岳に向かって登り始める。またもやガスが掛かって来た。最近はずっとガス日和。(↑)9:23 時折り綺麗なウラシマツツジの赤に慰められながら沼を見下ろす。(↑)9:29 当麻岳は見えない。下りでも長く感じる此の辺りが一番キツイ。(↑)9:44 メアカンキンバイが今頃。切な可愛い。(↑)9:58 安足間岳の尾根から派生する大塚を見下ろす位置に来た。(↑)9:59 やっと稜線に乗っかった。少しトラバース気味に歩くので気が楽になる。(↑)10:00 当麻岳と進行方向。左手は永山岳方向。人影無し。(↑)10:02 雲の掛かった旭岳とピウケナイ沢。(↑)10:03 イワギキョウ 花には冷たい風が吹く。(↑)10:05 フリースの冬用帽子が丁度いい。(↑)10:05 トラバースの登山道にはいつもの様にヒグマの糞。誰かが踏んだ印が古い。(↑)10:14 秋は必ず辿りたくなる此の稜線は寒いが静かなので大好きなコース。(↑)10:17 振り返る当麻岳(↑)10:22 遠くなる歩いた稜線と沼の平。(↑)10:28 進行方向の左手、永山岳がすぐ傍に見える。(↑)10:35 当麻の稜線を振り返る安足間岳の直下で一息ついた。(↑)10:57 今度は比布岳が現れた!後ろは鋸岳で北鎮岳に至るこれから辿るルート。(↑)10:59 安足間岳山頂から当麻乗越方向を振り返る。(↑)11:02 安足間分岐に到着。改めて安足間岳を振り返る。(↑)11:02 同じ分岐からずっと見えていた永山岳を見る。その眼下に沼の平。(↑)11:06 安足間分岐から直進して比布岳に向かいます。(↑)11:06 砂礫の斜面を歩くと北側の大覗谷はオブジェが多い(↑)11:09 愛別岳への道標 此処はスルー。(↑)11:17 独り占めの比布岳 ガスで何も見えない。歩いた安足間岳方向を振り返る。(↑)11:20 比布岳から鋸岳とのコルを見下ろす。 これから比布平に下る。(↑)11:34 比布平から比布岳を振り返るが山頂はガス。(↑)11:40 鋸岳の登りになると紅葉が深い。後ろは比布岳。(↑)11:52 鋸岳のトラバースが終わる頃、斜面の紅葉がいつも美しい。(↑)12:04 鋸岳から今度は北鎮岳を目指しての登りとなる。一瞬の雲の切れ間。(↑)12:15 やっと北鎮岳 同着で旭岳方向から縦走中の若いソロ女性。黒岳石室泊だが時間があるので安足間岳に行って来るとの事。此処で当麻乗越以来、やっと人に出会った。(↑)12:26 山頂は寒いので鼻をかんだだけで下山にした。(↑)12:30 下山中、北鎮の肩に向かって登るパーティが見えた。ご挨拶するとご夫婦でした。(↑)12:39 肩付近の雪渓越しに奥は凌雲岳。その右に黒岳。(↑)12:39 お鉢展望台に向かって下山するとガスの中に最後に辿る黒岳が見えている。(↑)12:51 此処まで来ると登山者が少しだけ増えて来た。(↑)12:54 お鉢展望台の陽だまりで残りのおにぎりタイム。(↑)13:05 御鉢からの下り斜面、やっと雪渓が消えてアキノキリンソウが一面に咲いて居た。今年は此の辺りの雪解けが遅かった。(↑)13:17 ウラシマツツジの紅葉が中途半端。奥は赤石川を挟んで北海岳。(↑)13:18 北海岳を眺めながら朝のゴンドラで出会ったポニーテールのソロガールを思い出す。(↑)13:40 9月のコマクサ 珍しい。その先、黒岳石室傍の分岐からはベンチでくつろぐパーティや小屋番さんの姿が見えた。立ち寄らずに黒岳に向かう。(↑)13:46 最後の登りから振り返る黒岳石室の周辺。スッキリしない展望だが冷たい空気が美味しい。(↑)13:55 イワギキョウは秋の花だからさほど同情せずに眺められる。(↑)13:57 赤くなった黒岳を登る。(↑)14:01 朝からずっと登り続けたがこれで終了。黒岳山頂もガスでした。(↑)14:47 7合目過ぎてリフト乗り場に下山。32940歩 距離がありました。紅葉が遅い今年、少しだけビビットな山歩きで転倒が響き不安でしたが無事に終了。此の日、主人が予約してくれた宿の温泉でゆっくりと打身の治療。台風の影響で山から見えた忠別湖は泥の色。時間制限で開通した峠で目にする倒木や広くなった河原に唖然とした。やっと高原温泉や銀泉台への林道が開通したのも此の頃。
2016.10.04
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9月11日 曇り 8:05 スタート 日曜日だから工事で狭くなった駐車場は満車の望岳台。新しく建つ瀟洒な建物の全貌が見え出しオープンが楽しみ。今日は天候次第だが十勝岳から三峰山に廻り富良野分岐から凌雲閣に下る縦走予定です。(↑)9:09 今回の台風で遮断されたらしく仮橋の車道。(↑)8:26 白銀荘の分岐から山頂方向を見上げても雲が厚い。沢山の人に追い着く。(↑)8:45 シラタマの季節 避難小屋までの緩い登りは苦手だが涼しいので楽。(↑)8:54 避難小屋を過ぎて振り返ると下界は視界良好。この先は岩場の急斜面がすり鉢火口まで延々と続く。(↑)9:42 すり鉢火口のヘリに到着!全く見えない。風が冷たくて下山者は皆、レインウエアを着込んでいた。(↑)9:57 馬の背歩きでも先行者に追い着き出した。一層寒くなる。(↑)10:01 火山灰でぬめる登山道。此処から最後の急斜面になる。暑くなるのでアウターは着ない。(↑)10:15 山頂直下の道標 この先が更に辛くなる。立ち止まってばかりのソロガールにあと15分程ですよと声を掛けてお先に行く。(↑)10:27 十勝岳山頂 展望無くご夫婦のみ食事中。今、続々登って来ますよと伝える。陽だまりに場所を確保して居たらやがてすぐ横にさっきのソロガールさんが腰を下ろした。何度、引き返そうかと思ったと言いながら似たようなコンビニ弁当を出したので二人で食事。山頂は人で一杯になって来たのでそろそろ出発しようかと立ち上がった。ピストンにしようか先に進もうかと悩んでいるソロマダムの声が大きい。私は行きますよと声を掛けると即、同行となる。身支度もダウンジャケットにベスト、風よけグローブを重ね耳掛けもした。これで完璧、縦走できると確信したが。(↑)11:10 先を行くソロマダム。次の上ホロカメットク山に向かって強風の中、十勝岳の急斜面を下ると手がどんどん冷たくなり顔もしかり。細尾根になる頃、ザックカバーが飛びそうになったので手直しに立ち止まる。ついでにニットのフェイスマスクも出した。ふと見るとソロマダムも一瞬でレインウエアのズボンを履いて居た。(↑)11:17 何も見えないが足元は何とか大丈夫。大砲岩から白金温泉に下る予定だったと言う彼女は登山道の通行止めを知らなかったのでかみふらの岳までの同行です。(↑)11:46 上ホロの避難小屋で休憩し振り返る。扉を開けたらびっしり人が居て驚いたが場所を少し譲っていただき軽食タイムで一口。全員が同じパーティとの事で上ふらの岳ピストンのツアーでした。此処で休んだ間に体がリセット。想像以上に濡れていたグローブも外し風よけのグローブだけにした。これが正解で手の冷たさからも解放された。(↑)11:57 目指す上ホロカメットク山を見上げる。(↑)12:01 上ホロカメットク山 寒い山頂で数名が食事中。ソロマダムは先行した。(↑)12:10 上ホロの下山では登山道の崩壊(↑)12:13 かみふらの岳に到着 傍の分岐からは凌雲閣に向かって下山するパーティが列をなして消えて行く。時間があるのでこのまま三峰山に予定通り縦走する事にした。(↑)12:19 ソロマダムとお別れ 此処で膝が痛いと言いつつ彼女も富良野岳に行きたいと迷い出した。う~む、私は富良野分岐で下山する事、彼女の乗るバスもギリギリ間に合いそうな事などを考慮して記念ショットと相成りました。(↑)12:32 ウラジロナナカマドの赤い実と深い霧。一気に独り占めの山歩きは静かでどなたにも会わず。但し、風は更に強くなり15メートル以上。(↑)12:32 コケモモ(↑)12:36 雲の切れ間でつかの間明るい!振り返った景観の前後には人影無し。(↑)12:46 三峰山に到着しました。峰が3つの真ん中でまだ登りがあります。(↑)12:49 今頃咲いたイワギキョウも花首がちぎれんばかりに揺れている。(↑)13:11 最後のピークを越えて振り返る。(↑)13:18 富良野岳との最低コルには水が溜まっていた。(↑)13:23 振り返ってテン場を見下ろしながら富良野岳分岐に向かう。最後のピークが右にかろうじて見える。富良野岳分岐からは歩いた稜線下をトラバースしながら左に見える安政火口に向かって登山道が続いて居る。(↑)13:24 富良野岳分岐に到着したが風が強くて寒い。お腹は空いていたがスルーして下山になる。(↑)12:26 中央に凌雲閣が見えているが右の安政火口に向かって歩く。(↑)14:43 歩いた稜線で見下ろした沢形を通る。水場で休む事にしていたがどなたにも会わないと思っていたのに食事中の若いペアが居た。少し離れて残りのお弁当を頬張る。冬装備も解除して登り返しの多いこのコースを小汗かいて下山した。安政火口辺りで上ホロ避難小屋で出会った団体パーティに再会。この画像を最後にSDカードが満杯になる。駐車場では更に今年5回目の出会いとなるǸ嬢に呼び止められる。翌12日は当麻の稜線歩きをする予定だったが行けず14日になった。
2016.09.19
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9月4日 曇り 10:00スタート 9月最初の山は登山記録大会の黒岳から北鎮廻りで旭岳に縦走です。8月は1日の豪雨で始まり沼の原へ通じる林道は崩壊、更に雨の日が多い中、下旬はトリプル台風で終わった。我が家もお盆明けから来ていた娘、息子一家も東京に帰った此の頃、台風一過で気が抜けた。どんな山歩きのひと月になるのか楽しみ。1週間前、孫娘と歩いた旭岳をゆっくり下山するのが目的。(↑)10:47 縦走するには遅いスタートだった日曜日。記録会とはまだ気付かず、やたら多いゼッケンを付けた登山者の列に驚く。の~んびり話しながら歩くグループが目立つ中、時折りお先に失礼させていただく。(↑)10:55 「あれ?ゼッケン無い」と記録係に出迎えられた黒岳山頂は人が多い。(↑)10:56 立ち止まらずにスルーして振り返る黒岳山頂は霧の中。黒岳石室に向かって下ります。(↑)11:00 期待していたウラシマツツジの紅葉はまだ早い。今年は遅いのかも。(↑)11:09 イワギキョウが少し咲いて居るのでほっとする。(↑)11:13 石室分岐から雲の平に向かいます。(↑)11:15 登山道は良く整備されていますが豪雨で荒れ、注意喚起の立て札。(↑)11:16 雲の平の左側はチングルマが川の様。花期開とは一味違う趣がいい。(↑)11:19 何処までも流れる花後のチングルマ。その先は赤石川になる。(↑)11:22 草紅葉の奥に赤石川が流れ北海岳経由のコースとなる。(↑)11:25 中央に北海岳を眺める。実際はお鉢平を挟んでいる。(↑)11:25 烏帽子岳がツンと尖って山肌は白い。その横は赤岳だが雲の中。(↑)11:28 右に登山道の無い凌雲岳がなだらかな姿を見せている。(↑)11:36 進行方向には雪渓の小さく残る北鎮岳の肩。左の小さなポコはお鉢の展望台辺り。(↑)11:37 先程の凌雲岳もウラシマツツジの紅葉を手前に置くと雰囲気が変わる。(↑)11:42 登山道から見下ろすとお鉢平から発生した赤石川の流れ。上部は北海岳。(↑)11:49 北鎮岳の肩が近く成ると雪解けが遅いから今頃ヨツバシオガマ。(↑)11:52 アオノツガザクラも少々。(↑)11:52 ミヤマギキョウはブーケ。(↑)11:54 お鉢平を見下ろしながら北鎮岳の肩に向かいます。お腹が空いてきました。(↑)11:55 お鉢平展望台を振り返る。人が多いから休憩はもう少し先にします。(↑)11:56 ウラシマツツジの紅葉が熟して一層、近く成る北鎮の肩から山頂に向かう人の列が見える。(↑)12:12 タカネアザミだろうか?(↑)12:13 メアカンキンバイ(↑)12:13 ヒメイワタデのブーケ この花の紅葉は鮮やか。(↑)12:23 ランチタイムは北鎮の肩直下の岩に腰掛ける。(↑)12:24 休憩中に振り返る歩いたコース。一日中こんなガス日和。(↑)12:34 いつ初雪になるか解らないのに今頃咲いたエゾイワツメクサにエールを送る。(↑)12:36 北鎮の肩から北鎮岳を見上げる。下山者に愛別岳が見えたか尋ねたがどうやら駄目らしい。此処は出発が遅かったのでスルーして次の中岳に向かいます。(↑)12:41 左にお鉢平を見ながら緩く下って行くと誰にも出会わず昨年10月の雪山歩きを思い出しながらのんびり歩く。(↑)12:41 あと20分で登れるのにスルーした北鎮岳を振り返る。近い内に来るからと・・(↑)12:41 これがヒメイワタデの紅葉!!なかなか美しい。(↑)12:42 オブジェの向こうに中岳を見る。風があるので少し寒い。(↑)12:49 白い苔の様なマット状が広がりウラシマツツジと競っている。(↑)12:50 独り占めの中岳山頂も景観は無い。次は中岳分岐に向かう。(↑)12:59 前方に中岳分岐を見る。分岐で1人2人出会うがそれぞれのコースに分かれる。(↑)13:03 中岳を振り返る。奥は黒岳から歩いた稜線でお鉢平展望台。(↑)13:03 中岳分岐 此処で旭岳を登るコースより裾合平に下る方が楽なので一瞬、迷った。何せ本格的に歩くのは先月13日以来で筋肉が落ちたらしく若干辛い。それでも先日、1年生の孫が泣きながら旭岳を登った事を思い返す。ヨシ!泣きながら旭岳を登ろうと予定通りに修正して間宮岳を目指す。(↑)13:30 フラットな場所に山頂標識の間宮岳。此処で子供を連れたファミリーに出会う。(↑)13:41 大雪ならではの光景が広がり辺りはシンとしている。(↑)13:30 間宮分岐に到着。霧は一層深くなり人の気配は無し。此処からいよいよ旭岳に向かって右折すると景観も変化して来た。(↑)13:40 ぼんやりと明りの様に紅葉したウラシマツツジが霧の中に浮く。(↑)13:50 雪渓の残る旭岳の裏側。コルに向かって下って行くが人影無し。(↑)13:56 コルを過ぎて振り返ると熊が岳。テン場でソロ男性が手を挙げて挨拶してくれた。雪解け水の流れる小沢を渡り小さなポコに登山道が向かう。(↑)13:58 ポコにはミヤマギキョウが今、満開。いつも雪渓歩きなので真っすぐテン場附近から登山道に合流するので此の登山道は久し振り。(↑)13:58 ポコから振り返るコルとテン場。(↑)14:03 旭岳裏側の雪渓。此の登りは短いがキツイ。(↑)14:19 雪渓横をクリアしてから振り返りコルを見る。砂礫歩きが難儀なコース。(↑)14:28 旭岳の山頂に到着。20名程が休んでいた。いつも焦りたくないので時間は確認しないで歩く。他の登山者達から小耳に挟んだ時間帯に案外、早く着いたと思った。視界ゼロで即、下山。(↑)14:41 ニセ金庫岩も先週と変わらぬガスの掛かり具合いだった。(↑)14:43 歩きにくい登山道。3人で滑りながら下山した先週を思い出しながら歩く。(↑)15:42 姿見池周辺はエゾオヤマリンドウが満開。この花がアンカー。霜が降りて雪になる。(↑)15:47 下山 25277歩 霧雨の中、姿見駅前のウラジロナナカマド。まだ紅葉には早かった此の日「北海道ヒッチハイク」のタスキを掛けたソロボーイに会ったが山頂に辿り着けただろうか。次回はなかなかチャンスが無く、やっと11日に望岳台から十勝岳経由で三峰山を経て富良野岳分岐から下山した。
2016.09.16
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8月27日 曇りのち晴れ 9:14 スタート 関東から久々やって来た孫娘がロープウェイに乗りたいと言う。花はすっかり終わり紅葉には若干早い此の時期。毎回、盤の沢コースを歩いて登る身なのにこんな端境期に往復券を使うなんて照れてしまう。散策路もつまらないからと旭山動物園を勧めたが意思は変わらず渋々揺られて姿見駅に到着。旭岳を見た途端、登山道を行くと言い出す此の父と子に半信半疑。(↑)9:29 姿見駅から旭岳が良く見えた。 観光客が多い。(↑)9:47 悠然と記念撮影するのは小学1年生のア~タンです。鐘を鳴らしてから迷わず登山道に向かう。同じゴンドラから降りた小学生1.3年姉妹を連れたファミリーに山頂に行くのかと訊かれたが装備して居ないので途中までと答えたのだが・・・。(↑)10:11 砂礫の登山道をスニーカーで歩くのは数え切れぬ旭岳登山で初めて。(↑)10:11 振り返る姿見の池。デジカメも持たずスマホの画像サイズも小さくしてしまい失敗。(↑)10:15 6合目到着で雄たけびを上げる彼女。此処まであの姉妹ファミリーに時折り溶け込んでは先を争う様にテンポを崩しまくる一人っ子ア~タン。横を駆け抜ける度に頭を押さえるように制して落ち着かせる(笑)(↑)10:34 挙句の7合目到着はバテ気味で腕が横向き。 合目標識の意味を学習し上昇意識はあるのだが・・・。(↑)10:58 半べそ混じりの8合目。挙げる腕が逆になった。此処からが一番キツイ。 もう姉妹ファミリーの声は全く聞こえない程、先行してしまった。 (↑)11:28 9合目をクリアした途端、鼻歌混じりの彼女。後ろ姿に余裕が出た。(↑)11:29 金庫岩を見ると最後の最後に急斜面。さすがの彼女も再び泣きに入った。すかさず此処で帰ろうかと提案したら即座に「オカシイデショ!!」と即答。それでいい・・しかし下山では怖ろしいほど滑った。(↑)11:34 途中からガスが濃くなったが山頂は雲の上。(↑)11:42 山頂でくつろぐ登山者が見えた!(↑)11:42 ハイッ!山頂に踊り出ました! そして表大雪の全貌が広がる。(↑)11:42 到着です。よく出来ました!! まさか初の山で旭岳の山頂に来るとは!絶句。(↑)11:43 何を感じているのかと思ったら感動で泣き出したア~タンでした。 真後ろは黒岳。後日、此の日の事を思い出しながら黒岳から旭岳に縦走しました。(↑)11:47 熊が岳はすぐお隣の山。寒がる彼女にアウターを着せる父。役割は少ない。(↑)11:47 穏やかに見える大雪山系。此の前後、北海道は1週間に台風が3回襲来で登山道はまさしく旭岳と黒岳しか利用出来なくなりました。(↑)12:03 下山の山頂直下。あの姉妹より先に山頂に立てた優越感だけが彼女の支えで満足顔。直下でそのファミリーと言葉を交わしお互いを労う。子供連れの多い中、13日に山中で出会った9か月の赤ちゃんファミリーも見かけたのでした。(↑)12:39 更に下山でキタキツネに出会い呆然と眺める父と子。砂礫に足を滑らせ時には彼女を背負っての下山。明日は「さっぽろマラソン」のハーフに参加すると言う父の方は山では全然機能しない。せいぜい飲み物を差し出す位で子供以上に滑っては転び、酷い擦り傷を作るなど実に頼りない。何度か昔は縦走したコースな筈だが気のせいかもしれない。(↑)13:47 帰路のゴンドラで旭岳は雲の中。しきりと見上げるうなじが愛くるしい。ロープウェイ駅では下山の証しにラーメンを食べる約束だった。彼女が黙々と醤油ラーメンの丼にお箸とレンゲを交互に入れる動作を見ていると泣きながら登ったシーンが走馬灯のように蘇った。(↑)14:37 下山でトンボに迎えられる。5時間半の山歩き。 北海道は台風の運んだ季節外れの暑さに見舞われたが実はもう秋。 9月4日は旭岳から余韻の下山をしました。
2016.09.10
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8月13日 晴れ 8:30スタート 今夏お初の銀泉台から白雲岳をピストンします。気温は高くなる予報なのでこれでも早目に出たつもり。以前ヒュッテだった場所も今では駐車場に様変わりの登山口。準備の方も沢山いらっしゃいました。昨日、初めて登った岩石山で無駄に撮影してしまい充電器を忘れた事も宿で気付く有様。シケた撮影日和になります。(↑)8:42 第一花園に向かう此の辺り、紅葉のスポットですが今回は閑散。(↑)8:59 雪のほぼ消えた第一花園はアオノツガザクラが満開。 奥は北大雪。登山者に追い着き出す。(↑)9:06 第二花園の雪渓は雪解けが遅かったので難儀した登山者が多かった今年。 足元は今頃エゾコザクラがピンクの花を咲かせチングルマは一面で初夏さながら。(↑)9:13 ハイ松帯を過ぎて奥の平は涼しい。登山道の両脇はチングルマが何処までも満開。(↑)9:22 コマクサ平まで来ると最初のピーク赤岳の山頂辺りが眺められます。 肝心のコマクサは少し進んだ辺りで沢山咲いて居ました。(↑)9:36 雪渓の上部を登山者が途切れる事無く見受けられる。此処も紅葉は素晴らしい。(↑)9:56 一面が豪勢にチングルマ。見渡す限りでため息が出る。決して珍しい花では無いけれど毎回、感動させられる。(↑)9:57 最後の雪渓を眺めながらチングルマ満開。う~ん素晴らしいと独り言。(↑)10:00 山頂まであと600m。アオノツガザクラ、コエゾツガザクラ、チングルマがぎっしりと登山道の上部に花畑を展開。背伸びして首を伸ばし見渡すと「今年は雪解けが遅いから花の時期も永く楽しめるヨ」と花の調査をしている方に声を掛けられた。(↑)10:04 エゾヒメクワガタ、アオノツガザクラ、ハクサンボウフウの直下斜面。(↑)10:04 山頂直下でヨツバシオガマの群落に出迎えられる。(↑)10:07 赤岳に到着! 右後ろは烏帽子岳と黒岳。(↑)10:07 ずっと右に見えていた北大雪を改めて眺める。(↑)10:17 中央奥に本日目指す白雲岳を眺める。左はこれから辿るなだらかな稜線。(↑)10:24 赤岳を出発して小泉岳方向に向かう。行き交う登山者多い。(↑)10:36 小泉岳の分岐。左手に小泉岳山頂標識が平らな登山道に立って居る。正面は近づいた白雲岳でその右は旭岳。(↑)10:48 ナガバキタアザミが白雲分岐に咲いて居た。(↑)11:01 白雲岳の山頂直下も花畑!!!(↑)11:48 チシマギキョウが花後のウルップソウの傍でブーケになって。(↑)11:08 白雲岳に到着!旭岳と後旭岳が左に。間宮分岐から安足間岳、北鎮岳、凌雲岳。(↑)11:08 白雲岳のグラウンド 辿って来た登山道の先に白雲分岐。奥は北大雪。(↑)11:23 高根が原の先に忠別岳、化雲岳奥にトムラウシ山。宿のお弁当を食べながら眺める。(↑)11:23 下山前、旭岳を撮影した途端、バッテリー切れ。何とか白雲岳まで持ってくれた。(↑)11:37 雪渓の大きい花の沢。その奥に凌雲岳、桂月岳、黒岳、烏帽子岳。白雲分岐では途中で会った赤ちゃん連れのパーティに再会。9か月の女の子でした。白雲テン泊と訊き驚くやら羨ましいやら。(↑)12:08 赤岳付近から表大雪を眺める。(↑)12:08 赤岳山頂を見る。左奥の大きい山は北鎮岳と凌雲岳。(↑)12:20 下山でチングルマ バッテリーを温存復活した処でパチリ。(↑)12:22 エゾヒメクワガタ、ヨツバシオガマ、ハクサンボウフウの花畑(↑)12:31 登山道の真ん中。大きな岩のテッペンに並んだイワヒゲ。登りで撮影している方が居たがこんな状態とは気づかなかった。(↑)12:59 第一花園のエゾヒメクワガタ。13:33下山 24975歩 バッテリー切れで花の撮影が無かったお蔭なのか早い下山でした。此の後はお盆休みも雨でチャンスを失い20日以降は来客の都合で暫く家を空けられない予定に無念さを感じた。ところが蓋を開ければ1週間で台風が3回も北海道を襲い登山道は一つ二つと閉ざされ登山どころではない。それでも27日、旭岳に思いがけず登る事が出来た。
2016.09.09
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8月12日晴れ 12:00 スタート 然別湖周辺の士幌高原ヌプカの里から手軽な岩石山に登ろうと初めての登山口にやって来た。先客の車は一台。気温はすでに29度。案内板には然別湖巡りの登山道はまだ通行止めとなって居た。此のコースは白雲山に行けるが湖畔から辿るのがポピュラー。(↑)11:59 広い道にミソガワソウが咲いて居る。開通中止になった道の名残だろうか。蕨が多い。(↑)12:11 間も無く笹刈りわけの道になり秋の気配も感じながら汗だく。(↑)12:23 分岐からは直接、ヌプカの里に通じているようです。下山のご夫婦に会う。(↑)12:32 フラットな道もすぐ先の道標から雰囲気が変わる。(↑)12:41 登山道らしくなる。冬用のマーキングが目に付き道はずっと明瞭。(↑)12:42 すぐ岩山に出たので驚いた。(↑)モイワシャジンが多い。他にアキノキリンソウ、ボウフウ。(↑)12:47 岩石山は無名山?(↑)12:49 岩石山に向かって適当に岩を登って行く。今日は此処が山頂の予定だったが。(↑)12:51 途中で樹林の端に登山道があると知りコースを変更。(↑)12:51 ガンコウラン、イソツツジも咲くようで植生が豊か。白雲山に居るパーティの声が聞こえるが登山口は湖畔からだと思う。(↑)13:00 岩石山に到着!後ろは白雲山。100m高いが此の時点で行く気は全く無かった。(↑)13:00 十勝平野を見下ろす。気温は高いが雲は多い。(↑)13:01 モイワシャジンがとても目に付く山。まんべんなく咲いて居る。(↑)13:03 真ん中に岩石山の標識、後ろが白雲山。想像以上にいい山。(↑)13:05 独り占めの山頂付近はとても気持ちが良い。少し休憩して下山。(↑)13:11 イワブクロ。初めて来たが白雲山よりずっと高山植物が多い。(↑)下山で気が付いたハナイカリ。(↑)白花に近いモイワシャジン(↑)13:18 アキノキリンソウとモイワシャジンのコルから白雲山に向かう事にする。(↑)13:19 アキノキリンソウ見ながらエゾ松林の急登を行く。(↑)13:32 然別湖畔のトウマベツコースとの分岐に合流。下山で気を付けよう。(↑)13:35 ヨツバヒヨドリが咲く登山道。標高は上がるが花は野草。(↑)13:38 ツリガネニンジンがやたらと多くなる。(↑)13:41 白雲山に到着 独り占め。周辺の山は見えるがスッキリしない展望。(↑)13:42 温泉街を見下ろしすぐ下山にする。周りに花は無い。(↑)13:47 少し下って振り返ると岩が多く岩石山に似た雰囲気だが湖が見える分、お得。(↑)13:49 岩石山を見ながら十勝平野に向かって下る。もうどなたも居なくて静か。(↑)14:00 岩の穴まで苔むして然別湖周辺らしい景観に癒される。(↑)14:08 きれいな道の様子から人気のあるコースと判る。(↑)14:21見事なミソガワソウ群落の登山口付近。 他にホタルサイコ、ハイオトギリが少し咲きクロウスゴの実は黒く完熟。初めての山だったので時間を掛けて歩いたが暑かった~。しかも無駄に撮影してしまった。持参した筈のデジカメのバッテリー充電器を自宅に忘れていた事に気付き翌日はシケタ撮影。(↑)下山後のヌプカの里 コテージ群は何処も車が止まっていたので夏休みの家族連れが多そう。お盆が始まり此の日の宿は糠平温泉しか確保出来なかったと主人。不安になる程、昭和初期の古い宿でしたが食事はまあまあ。翌日は表大雪の銀泉台から白雲山をピストン。
2016.08.23
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ヤナギランとクガイソウが見事な斜面を見上げながら通過。クガイソウは1.5mほどもある。大雪湖を見下ろす斜面をトラバースしながら花の出会いを求めて歩く。鹿道を利用しながら急斜面を行くが足元は危うい。イワベンケイ科 エゾノキリンソウ?の大群落斜面を登る。マメ科 テマリツメクサ 初めて見る。眼下は大雪湖で急斜面。全体にイワベンケイ科が張り付いて居る。蘭科 エゾスズランが目立つ。目的の花は見つからず。エゾスズラン大雪湖が近く感じる樹林を歩きながら赤エゾ松林の中を蘭科の花を求めて歩いて行く。時折りこんな鹿道を利用する。ダム上の道路を眺める。左は樹海トンネルの東側になる。樹海トンネルの上、西側からの景観。8月4日と6日 2日間掛けて此の辺りに咲いて居るらしき花を探したが見つからなかった。その花の花期は8月上旬なので今年はもう探せない。見つからないまま浪漫が続くのも張り合いかも知れない。共に30度位の気温があり収穫はダニだけ。此の頃の豪雨でクチャンベツ登山口の林道は崩壊したまま登山者の車が取り残されている8月下旬現在。台風11号、9号、10号が北海道に上陸して豪雨が幾度と無く襲う。収穫時期の玉葱畑が痛々しい。我が家のジャガイモも紫芋やジャガキッズはキッチンガーデンで雨に打たれている。農家さんの芋畑を思うと家庭菜園はままごとだから良しとする。
2016.08.22
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8月3日 晴れ 9:10 スタート ゆっくり宿で朝食も済ませ今シーズン4回目の高原温泉にやって来た。今回は黒岳に縦走。花が目当てでどんな出会いがあるのか楽しみ。入林記帳所に見慣れない若者が居た。昨年から来ているらしい青年は真っ黒に日焼けしていたが海で焼いたと言い山の愚痴を聞いてあげたら席を立って見送ってくれた。そう言えば去年はワンコの介護で夏山は殆ど来ていない。(↑)9:27 見晴らし台に着いたら急登も終わりに近い。高根が原を眺めると風が涼しい。(↑)9:41 第一花畑 雪渓が随分と小さくなり花が咲き出した。正面には目指す緑岳。(↑)9:46 エゾコザクラのブーケ(↑)9:48 チングルマがやっと満開で今年は遅い春(↑)9:48 雪が消えた!すっかり木道が出ているので前回と大違い。(↑)9:57 小さな雪渓で緑岳を見ながらエイコノ沢に向かう。(↑)10:07 登山道を離れ雪渓を登って岩場に行く。一面にエゾコザクラがオシャレ。(↑)ナガバノツガザクラ これが見たくて・・・他のツガザクラは鐘型の花弁だがこちらは鐘型!(↑)赤紫色のガクが特徴。花弁のふちが反っているのが何とも愛くるしい。ラッキーな日。(↑)10:48 緑岳の登りで振り返る高根が原。三笠新道の雪が少ない。トムラウシ山は雲の中。(↑)11:05 チシマツガザクラは初夏の花 もうすぐ山頂。今回はあちこちで愛でた。(↑)11:16 緑岳山頂 左の旭岳方向は雲。隣の熊が岳はスッキリ。次に目指す白雲岳は右に。(↑)11:21 足元はエゾコザクラ、エゾイワツメクサ、イワブクロ。花も選手交代で楽しめる。(↑)11:30 エゾタカネツメクサとヒメイワタデ 花の道をゆっくり下る。(↑)11:32 白雲小屋への分岐から板垣新道に下り小屋に向かう事にする。(↑)11:34 コマクサとエゾイワツメクサ下りの急斜面は一面が花畑。道は少しワイルド。(↑)チシマキンレイカが鮮やかでエゾツツジ、サマニヨモギ、エゾハハコヨモギ、ムカゴトラノオ・・(↑)11:35 チシマギキョウ花弁の中に線毛がある。ユキバトウヒレン?葉が白過ぎ。(↑)ミヤマアズマギクも参加。斜面を下る途中でもこんなに花が満載。(↑)11:40 コルに着いたら雪渓。板垣新道は雪に這わせたロープに沿って小屋に向かう。(↑)11:45 雪渓過ぎたら花畑。コエゾツガザクラ、アオノツガザクラとチングルマの絨毯(↑)11:45 小屋までは花畑の中をウラウラと歩きます。右は雪渓。(↑)11:45 雪と花 何回訪れても飽きないのが大雪山系の素晴らしさ!!!!(↑)アオノツガザクラ コロコロと満開で口に含みたくなる。(↑)11:47 花に見惚れながら歩くのですぐ其処の白雲小屋が近づかない。(↑)11:51 チシマギキョウと咲き残ったキバナシガマが小屋の前で咲き誇る。(↑)11:52 分岐から高根が原方向を眺める(↑)ムカゴトラノオが群落(↑)11:54 ヒメイワタデと白雲の小屋。次は白雲分岐に向かいます。(↑)11:57 沢の周りも花畑。岩のてっぺんにはチングルマのブーケが乗っている。(↑)11:58 チシマキンバイソウの群落が広がるので此の辺りは今が一番見頃。(↑)12:02 一昨夜、温泉の休憩室でビールを飲んでいた彼女達に再会! 昨夜は白雲小屋泊とは聞いて居たのでまさかの遭遇に立ち話。(↑)12:05 振り返る。中央左寄りの緑岳から雪渓の板垣新道を歩き右端の白雲小屋まで。(↑)12:07 モレーンの丘に白雲小屋が絵の様に。やはりトムラウシ山は雲の中。(↑)12:15 小さくなった小屋の見納め。分岐が近い。(↑)12:19 ミネズオウとエゾコザクラ(↑)12:20 まだ雪渓が残る白雲岳周辺はイワウメが一面に咲いて居た。(↑)12:24 ユキバトウイヒレンかな?(↑)12:25 ザックの花と奥は白雲岳。分岐にザックを置いてピストンするのも普通。(↑)12:38 ミヤマリンドウのブーケ 次は北海岳に向かいます。(↑)12:38 ヨツバシオガマの群落 ㋆16日はミヤマキンバイとエゾコザクラの群落だった。(↑)12:43 白雲分岐直下の花の沢から尖った烏帽子岳を見る。右に赤岳。(↑)12:44 雪解け後の花畑が此処でも展開中。チングルマとコエゾツガザクラ。(↑)12:44 見渡す限り花畑(↑)12:45 エゾノツガザクラが参上。(↑)12:49 これは珍しい色合い。パステルピンクのコエゾツガザクラ!(↑)12:49 コエゾツガザクラがこれでもかとばかり満開!(↑)12:49 ず~っと向こうまで天国のような花畑。ロンリーザックさんが浦島花子に。(↑)12:50 改めて眺める白雲岳。まだ雪が多いのでチシマクモマグサは咲かない。(↑)12:59 北海平 前回は登山道脇がずっとエゾオヤマノエンドウを中心にした花畑だった。(↑)13:06 ミヤマキンバイ群落(↑)13:08 北海平の中間過ぎてまたお花畑(↑)13:13 北海岳の山頂に登山者が入れ替わるのが見える。(↑)13:13 後旭岳を眺めながら北海岳の登りを行く。(↑)13:13 振り返る 白雲岳と歩いて来た北海平。(↑)チシマクモマグサは白雲岳で大群落を作る年がある。クモマユキノシタと混植は珍しい。(↑)13:21 北海岳に到着 正面の北鎮岳は雲が山頂に。右は凌雲岳。(↑)13:21 お鉢平を見下ろしながら最後の黒岳に向かいます。(↑)13:24 イワブクロと北海岳(↑)13:46 アオノツガザクラが一面に咲いて居る!!今日は素晴らしい~(↑)13:46 ラッキー まだ咲いて居た花期の長い白花のイワブクロ。(↑)13:52 登山道から離れて立ち寄る北海沢に咲くエゾノリュウキンカ群落。(↑)14:00 まだキバナシャクナゲ!ハクサンイチゲとエゾコザクラ。 沢がいい背景に。(↑)14:08 赤石川を慎重に渡る。此の日は子供が多かった。(↑)これまたラッキーな事に白花のエゾコザクラ発見!!(↑)14:12 花畑が広がる、広がる。(↑)14:13 今日の花畑はいい。前回は雪渓だった。(↑)14:15 エゾコザクラと雪渓(↑)14:16 美しヶ原の花畑(↑)14:17 ウラウラと歩くのも(↑)14:37 黒岳石室で休憩と軽食 此処も周りは花畑。(↑)14:51 花畑を眺めながら黒岳に向かう。((↑)14:58 黒岳山頂に到着 (↑)15:01 黒岳の下山は植生が変わった花畑。トリカブト、キバナノコマノツメ、カラマツソウ、マルバシモツケ、トカチフウロなど。(↑)15:35 7合目に下山で終了。22639歩でした。温泉の休憩室でビールを傾ける2人のマダムを見つける。同じ席に同じ顔触れ、3人で再再会に乾杯した。
2016.08.21
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8月1日 曇りのち雨 10:23スタート 天気予報は悪い。空もどんよりしているので「塩別つるつる温泉」でゆっくり朝食も済ませた。行く当ても無かったがガイド本で記憶にある北見地方の仁頃山なら気軽に行けそうなので最近購入した「登山口ガイド」専門誌を開く。ガイド本に助けられ辿り着いた富里ダムで案内板を見上げると登山道が5カ所位ある。奥新道コースから登って管理道路を下山の予定にした。車はどの駐車場にも何台か停まっていたので人気があるらしい。但しアブが凄くて車から降りられず車内で準備してサッと歩き出した。(↑)10:25 仁頃川の支流を渡る。歩き始めの橋でアブに手首を刺され一旦、車に戻って薬を塗った。同じ登山口からは西尾根コースもあったが5kmと長いので今回は奥新道コースをチョイス。(↑)10:39 雑木林には手入れの行き届いた登山道が伸び森林浴の気分だが花は殆ど無い。クルマユリとギンリョウソウが目に付いただけで笹薮が続く。(↑)10:50 極楽尾根の道標がありトドマツになるとしばし雰囲気が変わったが暑いしアブがうるさい。(↑)11:06 整備された道をソロ男性が2人下山して来たが頭にはもれなくアブが渦巻いていた。(↑)11:31 今にも雨が降りそうなのでムシムシして汗だくになる。アブが相棒の仁頃山をゆっくり登ると西尾根コースと合流した。(↑)11:39 雲行きは増々悪くなり山頂近くでダケカンバの林になる。(↑)11:42 アブと一緒に仁頃山に到着。ヤナギランが出迎え。(↑)11:42 車で通って来た富里湖を見下ろす。展望はすっきしない日で残念。(↑)11:52 山頂広場はホザキナナカマドとホザキシモツケが満開(↑)11:52 遂に雨が降り出しレインウエア着込んだ。無線中継所のアンテナ横から広い管理道路を下山すると建物の陰に雨具を着込んだマダムパーティがランチタイム。(↑)11:56 早速ミソガワソウが咲いて植生が華やかになる。同じ山と思えない。(↑)11:56 ミソガワソウはきれいな花だといつも思う。(↑)11:58 道標がしっかりしているので此のコースが一番ポピュラーらしい。(↑)12:00 仁頃山花園の標識があったので立ち寄るとベニバナイチヤクソウが咲いて居た。他にも花の名札があったが開花時期は終わっていた。(↑)12:05 管理道路沿いには時折りヤナギランの群落が現れ目を楽しませてくれる。(↑)12:07 蛇さんも居た。車も上がって来る。(↑)12:11 こんな感じで度々見掛けるテントの入り口には「臨時 花摘み場所」の標識がありトイレのようです。(↑)12:12 クルマユリ 花の多いコース。(↑)12:24 モイワシャジンの咲く斜面は丁度満開。(↑)12:28 今度は色鮮やかなニワフジ!珍しい。他にエゾタツナミソウ、キツリフネが少し。(↑)13:04 アブ対策でレインウエアのまま下山しました。下山直前に仁頃山愛好会の喜作さんに出会いお互いに記念のショット。後日、写真を送って頂きありがとうございました。北見地方は30度の此の日、汗も沢山流したので市内で食べた久楽のラーメンが美味しかった。美幌川で魚釣りをした主人は此処まで来たから明日は斜里岳にでも行ったら?と清里町の「緑清荘」に宿をとってくれた。結局、前日の豪雨で登山道が通れず斜里岳登山は叶わず。
2016.08.17
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7月31日 曇りのち雨 8:32 スタート 今日で7月も終わり。少し時間が出来たので天女ヶ原を歩く事にした。気になる花が見つからないので18日以来のリトライだがほぼ諦めモード。旭岳は濃いガスの中。(↑)8:32 旭岳ロープウェイ駅の登山口毎日、雨続きで樹林にギンリョウソウを見つけた。タケシマランは花後。やがて湿原になるとミヤマリンドウが咲き出していた。(↑)8:59 ホソバノキソチドリ(↑)8:57 ギボウシの中にキソチドリが一杯、咲いて居る!(↑)9:00 ワタスゲがいい。癒される(↑)9:11 終わり掛けのエゾカンゾウ(↑)9:51 3合目辺りでお腹が空いて来た。(↑)10:34 ミヤマホツツジ(↑)10:48 岩場に登って姿見川を見下ろす(↑)10:49 岩場を降りて初夏はコケモモやイワヒゲがびっしりと咲く此の岩が何と無く好きで毎回、立ち寄る。(↑)10:55 ミヤマホツツジの時期になった。(↑)11:17 ミヤマリンドウ(↑)11:30 感じの良い静かな湿原(↑)11:33 トンボが飛んでいた。午前中に下山。・・・気になる花は見る事が出来た!旭岳のKさんにコースで遭遇!!花の処まで案内して貰いラッキーで忘れられない1日になった。夜は豪雨に見舞われクチャンベツ登山口の林道は崩壊してしまった。此の日は塩別つるつる温泉が宿となり翌日は無難な仁頃山に登った。
2016.08.17
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7月24日 晴れ 13:46 スタート 少しの時間で登れるので重宝な然辺湖周辺の山。十勝地方は毎日の曇天で此の日は特に気温が低く16度。上川地方は26度。トムラウシ山の短縮登山口の方が気温は高かった。東ヌプカウシヌプリの登山口がある白樺峠まで来てもガスが濃い。(↑)13:46 午前中に通り掛かった時は車が多かった。此の時間では数台のみ。まだ昨年の台風の影響で風倒木処理が追い付かず白雲山も入山出来ない頃。(↑)13:47 歩き始めたらチシマフウロやシオガマギクが咲いて居る。ガスは此の辺りまで。(↑)13:55 樹林を登り出すと処理後の風倒木に愕然となる。ガスは引けて気温が上がる。(↑)14:23 岩石山を見下ろす。枝の間から阿寒の山々が見えて幻想的。(↑)14:30 山頂に到着。此処までに最後のパーティに出会い山は一人占めで山頂先の草原を緩く下る。(↑)14:31 花の多い草原でアキノキリンソウ。(↑)14:31 チシマノワレモコウかと思われる程、花穂が短い。(↑)14:32 ヒオウギアヤメ(↑)14:23 岩場に到着 奥は十勝連峰のようです。雲海が凄い。(↑)14:37 日高山脈も雲海から頭だけを出して居る。これでは十勝地方の曇天が思いやられる。(↑)14:39 花の見つかる岩場の先から帰る方向を眺める。とても静か。(↑)14:41 イワブクロ 他にノギラン、カノコソウ、葉の細いエゾノハクサンボウフウが咲く。(↑)14:43 岩場を抜けて再び草原に向かう。野鳥の囀りがいい。(↑)14:44 草原を登ると山頂に着く。(↑)14:45 草原で多分トゲナシムグラ(↑)14:50 山頂を過ぎて雲海に見とれる。雄阿寒岳、雌阿寒岳、阿寒富士が右奥に浮かぶ。(↑)14:53 ハクサンシャクナゲ(↑)14:54 ハナヒリノキがとても多い。(↑)15:00 4日前のウペペサンケ山を見る。(↑)15:01 トムラウシ山?風倒木のせいか景観は良くなった。(↑)15:15 幹がねじれて折れたり避けたり。立って居る大木の根回りにはヒビが入って痛々しい。(↑)15:27 登山道は若干、迂回。チェンソーの音が響き渡る支笏湖周辺の山。(↑)クルマユリ(↑)ホタルサイコ(↑)シオガマギク(↑)ウツボグサやシモツケ15:27 下山したらガスに包まれていた。此の頃から天気は悪くなり1週間くらいじっとしていた。
2016.08.10
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㋆20日 曇り 9:10 スタート 雨後なので登山道は全体に湿っぽい。なのにレインウエアを着ないで歩き出す。久々のウペペサンケ山は登山口が少し移動した筈。(↑)9:10 駐車場には他に1台だけ。2時間前に登っているので途中で出会うかもしれない。間も無くの沢が記憶よりかなり細い。別なのかと思う。(↑)9:28 沢が過ぎたら水場。滴り落ちる感じ。(↑)10:15 やっと1399峰に着いた。枝の露で体が濡れ始めた。(↑)10:16 周りは深いガスで全く様子が解らない。コルから1610峰の急登になる。笹刈りは1399峰まで。昔と変わらず笹が覆う。道は以前よりしっかりしている。(↑)10:55 いい香りがしてタカネバラが現れた。1610峰の途中でレインウエアを着込んだ。(↑)10:57 1610峰に上がったようだがうっすら次のピークが見えるだけ。途中、咲いて居たのはリンネソウ、トウゲブキ、ギンリョウソウ、エゾウサギギク、ハクサンシャクナゲ、ウメバチソウ。(↑)10:59 肩幅より狭い登山道なのでレインウエア無しではびしょ濡れになる。(↑)11:10 菅野温泉との分岐 まだガスの中をひたすら登っている。(↑)11:30 エゾツツジが展開して楽しくなる。(↑)11:31 いよいよ細尾根になった。(↑)11:32 コマクサが多い。(↑)11:35 行けども行けどもピークが続きめげそうになる。(↑)11:53 ウペペサンケ山に到着。先行していたソロ男性も同着だったようです。此処で朝ご飯を済ませる。その間に彼は最高点に向かったので私も行きますと言いつつ3時までに下山の予定。(↑)12:03 稜線の先を行く。咲いて居るのはエゾツツジ。(↑)12:21少し晴れて来た。イワヒゲやミヤマダイコンソウ、ツガザクラは終わりかけ。(↑)12:27 歩いた稜線を見る。大きく下る処で時間が気になり引き返した。今日は5時過ぎにトムラウシ温泉に行かねばならない。一瞬、ガスの切れ間にさっきのソロが最高点に立つシルエットが見えた。(↑)12:33 リンネソウが少し咲いて居る。ゴゼンタチバナもこんな日に眺めると美しい。(↑)12:38 ウペペサンケ山頂過ぎて直下のコマクサ群落。(↑)12:40 ガスが薄くなり下山の登山道が現れた。(↑)12:42 エゾツツジとイワブクロのコラボした花畑がずっと続く登山道脇。(↑)12:42 稜線も見えて来たので嬉しい。(↑)12:42 やっと楽しい景観になりました。(↑)12:44 何気無く登山道脇の崖をよじ登り東側の斜面を見下ろしたら花畑があった。(↑)12:45 降りて見ると先ずコケモモ!(↑)12:46 エゾヒメクワガタとハクサンイチゲ!登山道では見られなかった花。(↑)12:46 コエゾツガザクラの群落!どうなってるんだろう此処は。(↑)12:47 ツガザクラとハクサンイチゲの大群落!(↑)12:48 エゾノハクサンチドリが非常に多い。(↑)12:48 エゾノツガザクラも!(↑)12:48 ウズラバハクサンチドリとハクサンボウフウ足の置き場が無い!(↑)12:51 チシマノキンバイソウが遠くに咲きウコンウツギも咲いて居た。(↑)12:54 崖直下でエゾツツジ、ハクサンイチゲ。他に咲いて居たアオノツガザクラ、ハクサンチドリがとても多い。特にウズラバ。これから咲くヨツバシオガマ、花後のイワツツジ、満開のイワウメ・・・。(↑)12:57 登山道に戻ってミヤマダイコンソウ。(↑)13:02 稜線をズーム(↑)13:03 下山の方向に然別湖周辺の山々もあらわになった。(↑)13:11 山頂を振り返る(↑)13:15 マルバシモツケと糠平湖 独特な溶岩円頂丘の山々。(↑)13:54 1610峰から山頂を見納め。再びガス。(↑)13:56 1610峰から1399峰のコルへ急斜面を下る。(↑)14:13 1399峰から1610峰を眺める。これから樹林に入る。(↑)14:19 正面にクマネシリ山塊を見ながら糠平湖めがけて下山にする。帰路はかなり足元が滑りやすかった。15:02 予定通り下山 25584歩秘密の花園に感動したウペペサンケ山でした。毎朝、気温は低い日が続き今朝は14度。24日は東ヌプカウシヌプリに行きました。
2016.08.09
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7月18日 雨 9:15 スタート 小雨の中、防水のアウターとゴアッテックスの帽子をチョイスして天女ヶ原を散策のつもりで歩き始めた。持参したのは菓子パン一つと500mlのスポド。(↑)9:15 ロープウェイ駅の近くにはチシマノキンバイソウが満開。水芭蕉の大きな葉が新しい木道に広がる。朽ちて歩きずらかった木道は撤去されぐしょぐしょ歩きだがこの方がはるかに楽。(↑)ミヤマハンショウヅル もうすぐ第一湿原(↑)アカモノ(↑)エゾカンゾウ(↑)蘭科キソチドリが湿原に点々と咲いて居る。(↑)9:57 ワタスゲが雨に濡れて束になってしまった。此の辺りで主人から黒岳に迎えに行くと連絡が来たから急遽、縦走する事になった。食料は元々さほど食べないし予備もあるが問題は水分。此処からは計算しながら咽を潤す。(↑)10:22 4合目手前の大岩でいつもの様にイワヒゲを楽しむ。(↑)アオノツガザクラ 非常にムシムシする登りでスポドは半分になった。(↑)10:55 姿見の分岐に到着したらロープウェイから降りた観光客が大勢歩いて居た。(↑)11:00 霧の中にチングルマの花畑が広がり皆さん、撮影に夢中。登山道に入るとこの天気だし下山者が続々。登りはご夫婦とソロ男性しか居なかった。しかも縦走するのは私くらいかと思われる。(↑)12:19 霧の濃いニセ金庫岩に着いたらあと一息。下山者ばかりにご挨拶。(↑)12:30 旭岳の山頂は数名休んでいただけ。此処で菓子パンを少し食べた。濡れたアウターをレインウエアーに替えびしょ濡れのグローブも取り換えて出発。(↑)12:41 旭岳を少し裏側に下り始めたらこの時期はキバナシャクナゲが凄い。(↑)12:50 間も無く広い雪渓歩きとなる。毎年、此の雪渓を歩かないと夏山が始まらない気分になって居る。(↑)12:57 ミネズオウとキバナシャクナゲが何処までも続くテン場近くのコルに到着したら一気に花畑が展開して今までとは別世界になる。 (↑)12:59 キバナシャクナゲ、ツガザクラ、チングルマの贅沢な花畑が展開(↑)13:07 エゾタカネスミレ 此処は地面が赤いので映える。(↑)13:12 熊が岳とエゾタカネスミレ 毎回、此の辺りで若干、バテル。(↑)13:12 間宮分岐に向かう稜線は登り返しがある。パーティや大きな団体さんとすれ違うのもこの辺りが最後。誰も居なくなった稜線では雨が止むと暑くなりレインウエアーを脱いだり着たりを繰り返しながら行く。(↑)13:13 チングルマとツガザクラに見とれ腰を下ろして休憩ばかり。(↑)13:32 小雨が降り出しヨツバシオガマがいい感じ(↑)13:35 やっと間宮分岐に到着 人の姿は北海岳方向、北鎮岳方向にも見えない。(↑)13:36 今度はイワヒゲが多くなった 16日は黒岳から北海岳経由で高原温泉に下山したばかりなので今日は北鎮岳方向に向かう。静かで表大雪独り占め。(↑)13:38 間宮岳(↑)13:39 クモマユキノシタ 此のコースでは少ない花(↑)13:38 イワヒゲの横には大好きなエゾイワツメクサ この花も少ない(↑)13:48 深くえぐられた登山道も見事に構築されて立派になった。中岳分岐はもうすぐ。(↑)13:50 中岳分岐 もうどなたにも会わないと思っていたが此処には中岳温泉に廻る3名パーティが居た。この先は黒岳の石室まで全く人の気配なし。夕方から雨は少し強くなる予報。(↑)13:57 メアカンキンバイの花畑が広がる(↑)14:06 やはり縁起を担いで紅白のイワウメを激写(↑)14:08 中岳に到着 山旅も半分過ぎいよいよ空は暗くなる。(↑)14:09 中岳の辺りは花が意外と美しい。お鉢平の雪渓は手が届きそうなくらい。(↑)14:11 イワウメとツガザクラ (↑)14:24 北鎮の肩に到着 山頂は水分不足と次回の楽しみに残します。(↑)14:26 肩の直下でチングルマの山を眺めたら即、雪渓を下ります。(↑)14:31 雪渓を振り返る。通過時間は5分程度です。雪の多い今年は踏み跡以外は歩かない方が安全。しかもトレースの下段は凍り付いていた。何人も滑落していると聞いて居たので慎重にクリア。(↑)14:36 雪渓後の花畑(↑)14:43 お鉢平を眺める (↑)14:44 雨の中、石室への道標に味がある。(↑)14:47 雲の平に花畑が広がる(↑)14:47 チングルマがポコポコ咲いて雨は本格的に降り出した。(↑)14:47 そぼ降る雨と野鳥とロンリーザックさんの世界(↑)14:51 コマクサも濡れて自分も濡れて(↑)14:59 ツガザクラの絨毯の奥はキバナシャクナゲが咲いて居る。(↑)15:06 腰の高さはツガザクラ(↑)15:08 一面キバナシャクナゲ(↑)15:11 ウラジロナナカマドが現れると石室は近い石室で飲み物を調達しついでにレインウエアの下も履かせて貰う算段だった。小屋の男性は3名居た。ぁ、下は履いてないんだぁと納得される。途中、暑くて上しか着ていなかった。雪渓で冷やした天然水500mlを500円で購入しその場でのどを潤す。美味しかった~。座ってレインウエアの下を履けたのは有難かった。しばし此の天気で退屈そうな彼らと(↑)15:48 黒岳山頂には銀泉台から縦走して来た若いご夫婦がいた。(↑)16:07 チシマノキンバイソウ 直下でソロ男性にも追い着いたが計4名だけの登山者らしい。話の花が咲きお礼を告げて雨の中を最後の黒岳目指して出発した。(↑)16:34 7合目に下山 33000歩 リフト券売り場もこの雨でクローズ。記帳所も無人。リフトで残りの天然水を飲み干したが其の後は寒くて時間が長く感じた。結局、持参したスポドも一口残り雨のお蔭で渇きも最低限だったからヨシとする。風も無く穏やかな雨降りでした。今回のコース取りは昨年、雪が降ってから天女ヶ原の雪を被った笹薮漕いで黒岳に縦走した時と全く同じパターン。此の日の宿はクッタリレイクイン。翌朝の気温は14度ととても寒かった。次回は20日ウペペサンケ山
2016.07.30
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㋆16日 曇り 9:07 スタート 3連中で人が多い黒岳のロープウェイ駅。霧で見通しは良くないが花を見るには涼しい。今回は黒岳から小泉岳の花を眺めレブンサイコを探し高原温泉に下る事にした。(↑)9:10 記帳して歩き始めるとエゾシマリスがお出迎えしてくれた。(↑)9:40 チシマノキンバイソウとカラマツソウの花畑が広がる(↑)9:40 9合目を過ぎるとまねき岩が見えた。登山者が多く50人以上追い着いた。ウラジロナナカマドとウコンウツギが満開。(↑)9:51 ウズラバハクサンチドリが咲く 登山道には残雪あり花が遅い。(↑)10:01 黒岳の山頂は数10名の方々が寛いで居たがそのままスルー。(↑)エゾイワツメクサは大好きな花(↑)10:02 山頂直下ではイワブクロ、メアカンキンバイ、イワヒゲが咲く(↑)10:03 イワヒゲ、イワブクロ 登りの登山道とは全く別世界の花畑が展開するから楽しい。(↑)10:03 色鮮やかなエゾツツジとメアカンキンバイ(↑)10:07 チシマキンレイカも色鮮やか 奥は北鎮岳と凌雲岳。(↑)10:13 ツガザクラのマット。振り返っても山頂は見えなくなる。(↑)10:14 雪渓と霧の奥には黒岳の石室が浮かぶ石室の分岐から小屋の前を眺めると大勢の方が休んでいた。此処から先ず北海岳に向かう。(↑)10:26 雪渓歩きの後で赤石川を渡渉し振り返る。水量は普通だった。(↑)10:28 雪渓から赤石川を振り返り少しの登りで北海沢に向かう。(↑)10:40 エゾコザクラが満開(↑)10:40 ジムカデ(↑)10:42 北海沢を振り返る。雪渓が広く北海沢の渡渉ははるか雪の下でした。(↑)紅白のイワウメ(↑)エゾツツジ 休憩ポイントも人が多い。 (↑)11:02 メアカンキンバイとイワブクロ (↑)11:14 ミネズオウとキバナシャクナゲ(↑)11:15 ツガザクラが敷き詰められた北海岳の登り(↑)11:26 北海岳に到着したが此処も人が多くてスルーになる。(↑)11:34 メアカンキンバイ(↑)11:39 北海平も人が行き交う。花が見頃で飽きない。エゾオヤマノエンドウ多い。(↑)11:41 イワヒゲとエゾオヤマノエンドウがコラボ(↑)11:41 イワウメと烏帽子岳(↑)11:45 エゾオヤマノエンドウと赤岳(↑)11:52 白雲岳の裾野は大雪渓(↑)11:59 花の沢の雪渓を振り返る(↑)12:00 エゾコザクラが広がり此処からは再びお花畑(↑)12:01 チングルマのお花畑も展開(↑)12:02 ミヤマキンバイとエゾコザクラだけのお花畑(↑)12:08 N嬢と再会!!7月7日に三笠新道を二人で下山して以来。(↑)12:10 白雲分岐に到着 此処で皆さんに混じって軽食タイム。(↑)12:11 ツガザクラと白雲岳。少しだけ雲が薄くなった。(↑)12:16 キバナシオガマを眺めながら目的の小泉岳に向かう。(↑)12:26 小泉岳に到着。前回の7月8日は此処まで来なかった。(↑)12:32 早速のお花畑はキバナシオガマを筆頭にエゾミヤマツメクサ、エゾオヤマノエンドウ、エゾハハコヨモギなどがひしめき合う。(↑)12:32 エゾタカネツメクサ、ミヤマキンバイ、エゾオヤマノエンドウ(↑)12:34 エゾタカネツメクサにキバナシオガマ、エゾオヤマノエンドウetc。(↑)12:35 もう一度見たかったお花畑が広がる。 (↑)12:35 チョウノスケソウやウルップソウが終わりかけだがまだ待ってくれたようです。(↑)12:36 ミヤマアズマギクの右にはレブンサイコの咲くお花畑此処で撮影中のご夫婦ときれいですね!のご挨拶。お二人はチョウノスケソウに感激していたが私はレブンサイコを見に来た事を伝えながら「コレ、コレ」と指をさす。お先に失礼とカメラを向けた後頭部に初めて聞く名だと言いながらレ・ブ・ン・サ・イ・コとメモしている様子が想像出来た。ついでにこれはナニ?コレは?と矢継ぎ早の質問をされ歩きながらの返答。(↑)12:36 エゾタカネスミレのお花畑(↑)12:37 キバナシオガマのお花畑(↑)13:03 緑岳に到着(↑)13:03 歩いた花畑の稜線を振り返り大満足(↑)13:03 緑岳もスルーで下山 此処から高原温泉で下山の記帳するまでは1時間だった。(↑)13:47 雪田だった花畑も木道が前回より現れた。(↑)14:10 下山 29900歩今回、一番見たかったレブンサイコが満開だった事、白花のイワブクロもしかり、更にソラムキアオノツガザクラとまさかのピンク色もあった事など。更にナガバノツガザクラ!僅か5時間だったが内容の濃い花の山旅となりました。 2日後、雨の中を天女ヶ原から黒岳に縦走でまた違う花旅を。 今回見た花達(↓)(↑)エゾミヤマクメクサ(↑)ムカゴトラノオ(↑)エゾタカネツメクサ(↑)コマクサ(↑)チシマキンレイカ(↑)チョウノスケソウ(↑)レブンサイコ(↑)ミヤマタネツケバナ(↑)キバナシオガマ(↑)クモマユキノシタ(↑)チシマクモマグサ(↑)イワブクロの白色(↑)ソラムキツガザクラのピンク色?(↑)ソラムキツガザクラ
2016.07.29
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7月13日 山に登るにはあまりにも視界が悪い。昨年はワンコの介護で山歩きも後半だけだったので久し振りに然別湖周辺の白樺峠から東ヌプカ登山道で散策。(↑)風穴から冷たい風が流れ冷蔵庫の前に立った気分になる。此処はナキウサギの撮影スポット。(↑)白樺峠付近で整理が済んだ風倒木の山。(↑)林床が落ち着いてこの辺りは被害無し。(↑)駒止湖上部の岩場もナキウサギの撮影スポット。戻る途中の撮影隊に出会い此処で反対側から来た別の撮影隊にも会う。(↑)白樺峠付近のヒオウギアヤメ 車道の両側が花見のスポット(↑)蘭科エゾチドリ 今回は同じ蘭科のエゾスズランが見当たらず(↑)チシマフウロは白樺峠に群落 此処はチシマセンブリも密かに咲く(↑)エゾシオガマ (↑)これでも小低木のリンネソウ(↑)穂が短いのでチシマワレモコウ?(↑)蘭科イチヨウランが咲いて居た!!!!ラッキー!!諦めていたのに満開。(↑)葉が一枚なのでイチヨウラン(↑)ギンリョウソウ(↑)タニギキョウ(↑)蘭科ハクサンチドリ(↑)ユリ科 ネバリノギラン 花は蘭科を思わせる(↑)コウゾリナ(↑)エゾシモツケ(↑)ウツボグサ(↑)白樺峠のヒオウギアヤメ深い霧の中から男性2名が東ヌプカウシヌプリから下山して来たのでご挨拶。登山道の確認をして来たと言い役所の方のようでした。そこでやっと東ヌプカの登山道が近日開通した事を聞かされます。昨年、道東を直撃した台風とその後の低気圧で然別湖周辺は全滅。湖巡りも白雲山も通行止め、西ヌプカは整理中、南ペトウトル山に至っては入山禁止になった事を知る。そこで私も風倒木を見てイチヨウランの心配をしたと話した。すると彼は此処にたった一株しかない事を蘭の詳しい方から聞いて撮影したと言う! やはり一株!!?知る人ぞ知るイチヨウランでした。
2016.07.28
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7月8日 晴れ 10:36 スタート 昨日のN嬢からの情報では小泉岳のチョウノスケソウが満開だったとの事。三笠新道を眺めるのに好都合なので時間は遅いが再び高原温泉にやって来た。(↑)11:28 登りも一段落して第1お花畑から緑岳を見る。今年は雪が多いと言われる大雪山系なので雪渓は広いような気がする。(↑)11:47 大きな岩が並ぶ登山道からは離れているが雪のある此の時期は傍を通過する。勿論、笹のピンクテープはこんな処を誘導して居ないがナガバノツガザクラを探して回り道。(↑)11:50 雪渓から登山道に飛び移る箇所はやや危険だった。エイコノ沢の雪解け水が流れる音を聞くとハイ松のトンネルになる。(↑)12:38 高根が原の先、忠別岳、トムラウシ山、化雲岳を眺める昨日の三笠新道には人影がある。今日もどなたかが感動しながら歩いて居るらしい。此処でお腹が空いたのでブランチタイム。セコマの「ミニ助六」がお気に入り。数個ずつ口にするには丁度いい。(↑)13:42 縦走下山して来たカメラマンのS氏と1時間以上話し込んでいたら次々と下山者。登った山を次の山から眺めるのがこだわりだとS氏に話したら変わった趣味だと笑われた。昼頃には緑岳に到着の予定だったが一期一会に癒され満足。その後、重かった体も休憩が取れて一気に足早になる。(↑)14:00 旭岳と熊が岳が見え緑岳の山頂に時間オーバーで着いたがスルー。足元には花畑が展開してもう天国バージョン。(↑)14:13 白雲分岐から白雲岳を見る。もう人影は少ない。(↑)14:17 丈が低い大雪山の固有種エゾミヤマツメクサに囲まれたブーケはエゾオヤマノエンドウ、ミヤマキンバイ(↑)14:18 キバナシオガマが多い 背景はチョウノスケソウ(↑)14:20 チョウノスケソウが他の花達とアソートに エゾオヤマノエンドウ、ホソバノウルップソウ、開花寸前のチシマキンレイカ(↑)14:21 ウ~ム 百花繚乱でござる!!!浦島花子になりました。銀葉はエゾハハコヨモギ開花前(↑)14:29 エゾタカネスミレの領域 登山道の先は緑岳(↑)ホソバノウルップソウ、チョウノスケソウと似たチングルマ、エゾオヤマノエンドウ(↑)エゾオヤマノエンドウとイワウメ 奥はトムラウシ山 花柄の絨毯を山肌に敷き詰めたかのような景観が何処までも続く。(↑)14:34 小白雲から高根が原、トムラウシ山を背景に花畑が大展開(↑)14:40 花畑とモレーンの丘に白雲の小屋(↑)14:45 ミヤマキンバイも花畑でメリハリをつける。(↑)14:53 緑岳に戻りました。レブンサイコが見当たらなかったので小泉岳の山頂は改めて訪れる事にし今回は手前のピークから引き返した。16日に黒岳から再び辿った時は開花していたレブンサイコでした。(↑)15:38 ニペソツ山を見ながら雪渓を行く。(↑)15:38 雲の出た緑岳を振り返る雪面に刺した笹にピンクテープが結ばれている。例年は赤いペンキで雪割りしているが流れてしまうので逆に混乱してしまう。これなら遠くからでも迷わない良い方法だと感心しながら下山。(↑)雪渓後にはエゾコザクラ(↑)16:11 ダイセツヒナオトギリを確認して下山となる。20191歩大雪山系で一番花の種類が多いのは小泉岳だと梅沢俊さんが本に書いている。花期は何度でも訪れたくなるコース。風はあったが歩くのに支障無く涼しかった。(↑)テングクワガタがクチャンベツ登山口に咲いて居た。此の日は東大雪荘に宿泊。毎日、晴れだが朝の気温がとても低い。特に道東は日照時間が異常に少ない。車で三国峠や狩勝峠から十勝に入ると気温は一気に10度も下がる日が珍しくない。素人でも農作物が心配になる。次回は然別湖周辺で白樺峠の散策。
2016.07.28
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7月7日晴れ 7:03 スタート 雪が多くヒグマの出没も遅い為、三笠新道を通して貰えるとの情報を前日にキャッチ。初めてのコーストライは気持ちが昂る。高原温泉のヒグマ情報センター横で準備中、隣で緑岳に行くパトロールの方は6本爪アイゼン無しでは無理かも知れないがトレースはあるだろうと言う。う~む軽アイゼンしかない。しかも一人だけで受けたレクチャーでは最近の入山者が居ないと言われた。そこで先程のパトロールさんが続きのレクチャーで急登を回り込むコースを指南して下さった。(↑)7:11 一応、緑岳からの下山で記帳後、蚊の多い高原温泉を出発。早速、水芭蕉が現れる。(↑)7:41 雪渓が現れ振り返ると緑岳。沼の奥に水芭蕉が咲いた芭蕉沼を過ぎる。(↑)7:45 雪の緑沼を振り返る。(↑)7:56 ずっと目を楽しませてくれる水芭蕉は雪のトンネルの中にも。(↑)7:58 ショウコノ沢に沿って歩くとエゾノリュウキンカの群落になる。(↑)8:01 鴨沼 水面に雪渓が映り込んで美しい。見とれてしまう。(↑)8:09 エゾ沼は後から判明した名前。沼の淵歩きでは深~い底が透き通り美しさが怖い。(↑)8:14 緑岳が前方に現れた。監視員さんが2名いるとの事。(↑)8:17 登山道左側の大学沼は雪に埋もれていた。紙に書かれた沼の名前は日々、回収しているらしく下山時は無かった。(↑)8:24 遠くの紙に高原沼と書かれている 奥は常に緑岳 此の先を登って行くと大岩に監視員さんが居た。下のレクチャーでは雪に埋もれた三笠新道の分岐を此処で尋ねると良いと言われた。其処では今まで出なかった親子熊が1時間前に三笠新道を通過したと聞かされた。(↑)8:52 ショウジョウバカマが雪解けの小さな斜面で咲いて居た。下は空沼(から沼)。(↑)9:05 下から派生するいくつかの林を突破するのが億劫で高度を上げたままのトラバースにした。 下ではもう一人の監視員さんにも出会ったが熊はすでに沼に降りたとの事。(↑)9:15 登山道に当たった!最後の林の頭をトラバースし頭上の藪を見上げながら歩いて居たらトンネル状の登山道にピンクテープが付いていた。コースが解って居たら歩きにくいトラバースをしなくても良かったがお蔭で迷わず合流。(↑)9:22 少しの笹薮漕ぎで開けた沢形の雪渓に出た!!!沢形を登りつめる。振り返るマイトレースと東大雪の山々。(↑)9:22 登山道は消えてすぐ急登の下に出たがこのまま直登にした。(↑)9:35 空沼を見下ろしながら腐れ雪の急斜面を行くが軽アイゼンでも大丈夫。途中、右に回り込むコースに向かったがその労力はやっぱり直登に修正。高根が原のケルンも見えたのでもう少し。ニペソツ山が左奥に見えている。(↑)9:39 急登の上に出たら落ち着いて忠別岳を眺める。高根が原に分岐標識が見えている。(↑)9:44 雪渓が終わり三笠新道の登山道が再び見えた。左に白雲岳、右に緑岳(↑)9:48 忠別岳の右奥、トムラウシ山を見ながら休憩。化雲岳とウナギ雪渓ポン化雲への稜線。「すぐウルップソウが咲いてるからね」パトロールの方が教えてくれた景観が広がり敷物を出してのんびりする。(↑)9:56 分岐に到着したが足は緑岳とは反対方向の忠別岳に向いた。(↑)10:44 振り帰るとキバナシャクナゲの向こうに旭岳花はまだ早いがエゾコザクラ、ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲが咲き気持ちのいい高根が原。(↑)11:09 1833ピークから化雲岳、トムラウシ山、そして忠別岳を眺める。左に東大雪の山々がとても近い。(↑)11:37 1833ピークで今回も終了此処で下山にしないと3時の門限に間に合わない。忠別岳は往復2時間弱だが遠い。岩の上で昼寝をしていたら下の忠別沼から話声がする。登って来たのは山で数年前に出会い一緒に当麻の稜線から愛山渓に下山したN嬢!!(↑)12:04 クロユリ 銀泉台から忠別沼に来た健脚N嬢と帰路になります。(↑)12:05 コマクサ 花も二人で眺める賑やかな山歩き(↑)12:55 チングルマと辿ったコース 右奥の左は忠別岳、右はトムラウシ山。(↑)13:03 ホソバノウルップソウが群落の分岐周辺 (↑)13:06 分岐の周りは色鮮やかなキバナシオガマが多い話の流れから彼女は一緒に高原温泉に下る事にする。下山後は銀泉台に送り届ける事にした。(↑)13:19 二人で滑るように下った急登から緑岳を見る。下山のトレースが増えている。(↑)13:45 ナナカマドのトンネルも何と無く通過腐れ雪は全部熊の足跡模様に見える。斜面で何と無く広げた軽食を慌てて片付ける。(↑)14:09 振り返る高根が原は見上げた方が圧巻此処まで来たらもう危ない箇所も無いので熊に注意しながら沼巡りコースに入る。この先も急がせて怪我でもさせたら大変なので慎重に休みながら歩く。(↑)14:23 式部沼での彼女以前の沼巡りはガスで何も見えなかったと言いながら感激していた。(↑)14:49 緑沼から高根が原を見納め15:29 下山 33600歩 スミマセンデシタ・・・門限破りとなり反省。蚊を払いながら乗り込み銀泉台まで送り届ける車中での彼女は余程、空腹だったらしくずっと食べ続けていた。夢に出てきそうな素晴らしい三笠新道からの高根が原。七夕の再会でした。翌日は此の景観を眺めに緑岳へ行く
2016.07.26
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6月29日 晴れ 9:37 スタート レストハウス工事中の望岳台から相変わらず遅い時間だが十勝岳を目指す。今回は更に上ホロカメットク山を経由して上富良野岳の分岐からD尾根を下り十勝岳温泉まで縦走する。とても良い天気だから狭くなった駐車場は満車。(↑)9:53 旭岳が良く見える何の花かと不思議がる観光客にイワブクロですよと教えながら見渡すと登山者が今時おらず気恥ずかしい。(↑)9:53 マルバシモツケ満開 歩き始めから一面はマルバシモツケとイソツツジが満開。此処から避難小屋までの緩んだ登りが苦手で汗を掻く。小屋前の岩でいつもの様に一服しながら下界を見る。今回はスポーツドリンクとお湯を各500ミリリットル持参。(↑)10:52 メアカンキンバイも満開 風が涼しくなる。19日、雌阿寒岳で見た時とは違った素晴らしさ。岩れきの間を彩る此の時期も素晴らしく活火山の山とは思えない。下山者に次々出会い立ち話までしてしまう。(↑)11:33 すり鉢火口のヘリに出た道標の左が美瑛岳、右は鋸岳で展望が素晴らしい。馬の背までのフラットなコースになったので先を行くパーティが見え出した。(↑)11:33 左から表大雪、美瑛富士、美瑛岳 早朝はスッキリした展望だったが歩き出す頃から高い山は雲の中になった。まだ十勝岳の山頂は見えない。(↑)11:35 すり鉢火口の池雪解けの水が溜まっている。6月の低温のせいか今年の大雪山系の雪解けが遅い。(↑)11:48 馬の背から眺める山頂雲が随分、薄くなってきた。直下の急登がキツイ。ロンリーザックさんは急登の方が歩き易いので前に居たパーティは殆ど追い着いてしまった。(↑)12:26 十勝岳の山頂に!! 昨年10月17日 雪の十勝岳以来で感慨無量です。あの時は馬の背過ぎた急斜面の硫黄で黄色い風紋をトラバースした。最後の直下でアイゼン付けた登山道はエビの尻尾に足元はカリカリ。しかも滑落でヘリに救助される場面に遭遇したし。 今、全く別の山に感じる。現実に戻ると周りは8名程。皆さん8時台に登り始めたパーティばかりで賑わう。(↑)12:26 美瑛岳への縦走路を見る その左奥に旭岳、右にトムラウシ山がはっきりと見える。やっぱり晴れ女を発揮した。(↑)12:27 歩いて来た馬の背とすり鉢火口を見下ろす此処で軽食タイムだが本日はロクな食べ物が無い。チキンサンドを温かいコーンクリームスープで流し込む。(↑)12:27 富良野岳への稜線でこれから辿るコースでもある。直下で休憩ばかりしていた年配男性も到着した。食後の珈琲を済ませてから出発となる。(↑)12:56 下り始めたらコメバツガザクラがマット状に広がった 。十勝岳から上ホロカメットクに向かう下りはミヤマクロスゲの緑色した坊主頭がポンポンと斜面に張り付いている。(↑)13:00 振り返ると十勝岳があっという間に遠のいたどなたにも出会わず静か。肩幅より狭くなった国境稜線歩きはいつ訪れてもスリリングだが素晴らしい。途中にある三段山への分岐は随分前から通行止め。此の日はその三段山の山頂に人影が見えたので吹上温泉コースから辿ったのだろうと想像しながら眺めていた。(↑)13:00 前方には上ホロカメットク山から富良野岳、その奥には雪の残った芦別岳。今回は右下に展開する安政火口の底まで雲が無いからよく見えた。(↑)13:13 上ホロカメットク山に近づいた!雪渓の左下には避難小屋が見えている。雪が消えたら広大なお花畑になる時期も捨てがたい。(↑)13:25 イワウメとミネズオウ進行方向の右側はマット状の花畑で背景は安政火口、左側はキバナシャクナゲが満開。(↑)13:27 キバナシャクナゲと眼下に上ホロの避難小屋。絵の様な景色が続く。(↑)13:29 コメバツガザクラ 最初に咲く花のメンバーが勢揃い。足がなかなか進まない。(↑)13:30 ミネズオウも満開!!すっばらしい景観(↑)13:31 境山が大きい ミネズオウの奥には避難小屋から上ホロに向かう登山道附近。まだ雪渓で埋もれていたが熊のトレースは見当たらなかた。此処は彼らの行動範囲なので熊鈴を用意していたが十勝岳で付け忘れた。(↑)13:32 ミネズオウとイワウメ 安政火口の奥には三段山越しに馬の背が見える。(↑)13:36 上ホロの山頂にソロ女性が到着した。この方角が絵の様に山頂を見せてくれる。その前にもソロ男性の到着が見えた。(↑)13:38 上ホロカメットク山の山頂!! 望岳台から丁度4時間。さっきシルエットになっていた道外のソロ彼女の他にも江別のソロ男性と昼寝中のソロ男性。此処で彼女といつに無くお互いを写す珍しいケース。彼女はお初の北海道との事で興奮気味の感動を体一杯に表現していた。間も無く下山すると言う。陽が長いのでのんびり一緒に下山をと勧めたが降りて行った。本来、自分もこんなお誘いをするタイプでは無い。此処まで随分歩いたので足を休めたくて江別ソロとしばしの山談議の後、ひと足先に下山した。(↑)14:29 上ホロの下りはキバナシャクナゲが一面に咲き何度も立ち止まる。(↑)14:29 八手岩と安政火口 下り始めの景観も素晴らしいが足元が危ういので慎重に歩く。(↑)14:30 キバナシャクナゲの花畑 境山の真ん中から下ホロカメットク山の山頂が見える。(↑)14:31 上ホロカメットク山を振り返る 江別ソロも下山して来た。(↑)14:36 上富良野岳に到着!! 右後ろに十勝岳 これにて、いよいよ下山です。(↑)14:36 分岐を直進で富良野岳。右折してD尾根を辿るコースの全貌を見ながらの斜面は暑い。(↑)14:42 雪渓歩きとなり正面は富良野岳 登山道は右斜面に出ている。 雪渓は先の方で痩せた雪庇となり沢山のトレースが続いていた。此の時期は一番危ないのでそっと雪渓から離れて登山道に戻る。(↑)14:47 エゾノツガザクラとチングルマ(↑)14:48 見納めになる景観安政火口の向こうには歩いて来た十勝岳の馬の背、十勝岳。右手前は八手岩。(↑)14:49 三峰山と富良野岳が素晴らしい。特にあの縦走路は花が素晴らしい。(↑)エゾノツガザクラ(↑)15:13 階段下りも途中からは雪渓歩きとなった。雪解け水の流れる音を聞きながら歩く。ペラソリで滑ったらさぞかし楽だろうと思われる長い下りだがやはり岩が出たり雪が割れたりして危険な時期。間も無くの上ホロ分岐過ぎた辺りで登山道をそれた雪渓を逆から登って来るソロ女性と3名のパーティが居た。(↑)15:26 ウラジロナナカマドと安政火口沢越しにはへアピンカーブを描くように登山道が見えて来た。処がその下をシャンシャン熊鈴鳴らし沢に向かって下る女性が見える。え!何処へ?と思ったと同時に気が付いた本人は登山道に向かって登って行った。一安心して渡渉するのは本来、枯沢のヌッカクシ富良野川。雪解け水が流れていた。十勝岳温泉まで淡々と作業道を歩くだけ。15:50 下山 着替えも済ませ主人が釣りのついでに汲んだ原始が原の源水が美味しかった。買ってくれたコンビニのお弁当をそのまま駐車場で食べていたら見覚えのある人が下山して来た!!!ナント!上ホロの山頂で一緒だったあの陽気なソロ女性です! 思わず車の窓からどうして今頃、降りて来たのか聞いてみた。彼女曰く雪渓で登山道から外れたトレースを辿ってしまい、いつの間にか沢や藪に遮られて道を見失い思わず命乞いしたとの事。滅多に使う事の無い「命乞いをした」と言うフレーズにザワっとしたのでした。上ホロ分岐近くで見掛けた逆歩きは彼女で傍で出迎えたのは別パーティと判明。上ホロの山頂でいつに無く同行を誘ったのは悪い予感がしたせいだと気が付いたのでした。疲労困憊の彼女に続いて江別ソロも無事に下山した。マイセオリー「山はいつも初心で」「山は自己管理と装備が大事」
2016.07.04
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6月22日 晴れ 11:36 スタート 室蘭方面に所用が多くなり大体の山は登る事が出来たがカムイヌプリはまだだった。先日の摩周岳はアイヌ語でカムイヌプリ。今回は同名繋がりのチョイス!幌別ダムコースの登山口はダム下の「川上公園」で黄色い桜を鑑賞した折に確認していた。普通は下山の時間帯なのでトラシナイ林道で2台の車と交差した。(↑)11:36 湿った道を歩き出すとすぐに渡渉となった。昨年9月末、夕方4時前に登り始めた室蘭岳から下山の予定。今の時期はどんな花が咲いて居るのかとても楽しみ。登山口に車は無くどなたにも出会わないらしい。(↑)11:42 早速、蘭科オオフガクスズムシを発見!根元の草をかき分けると4.5株あったが咲いて居たのは1株だけ。周りを見回したが緑色の花も無く此の花を接写。(↑)11:47 今度は蘭科コケイラン!(↑)11:48 再びの渡渉で水量はなかなかずっと沢音が着いて来る。室蘭岳と同じイメージを抱いていたので驚きながら歩く。雨が続いたせいか笹タケノコの太くて手頃なサイズが腐ったまま立って居た。急登の道には水が流れている。少し登って行くと右から小沢が流れ込んでいた。(↑)12:11 足跡 指がはっきりしているので人では無さそう。熊鈴は忘れずに付けた。急登が続く登山道では笹の下を覗き込みながらいつものように山の主を警戒。此の山も合目標識がしっかりあるのでいい目安に。(↑)12:18 カムイヒュッテ登別山岳会が手入れをしているようです。その先には水場もありベンチも用意されていました。途中で何度か休憩ポイントがあったのは急登の山だから?。変化があって思った以上に楽しいカムイヌプリ。(↑)12:26 岩場にはダイモンジソウ8月にはこの大岩も花が見頃。そんな想像しながら結構、難所でやはり楽しい。(↑)12:29 鎖場をクリアして鎖が無ければ登れない難所はほぼ垂直です。まだ樹林が深くて展望は無し。(↑)12:50 やっと道が平坦になりました。(↑)12:55 いきなり開けて標高750mのカムイ岳(カムイヌプリ)に到着!(↑)12:55 鐘を鳴らす 奥は辿った道 暑かった~(↑)12:55 正面に室蘭岳を見ると遠い、小さい。咽を潤す。(↑)12:55 駒ヶ岳、亀田半島の左奥には肉眼で小さい下北半島が見えました。(↑)13:02 幌別ダムを見下ろして縦走路に(↑)13:13 岩場の細尾根らしき場所はツツジ類が終わりヤシオツツジとヤマツツジ数輪。下りの始まり。植生ががらりと変わり驚きながら三角点やどなたかのお墓を発見。オロフレ山方角は雲が掛かっていた。エゾハルゼミがモウレツ。(↑)13:17マルバシモツケ満開 何処までも下る登山道。ポコを一つ越えた。(↑)13:23 2つ目の笹山ポコをトラバース (↑)13:28 笹薮が少し濃いが歩くのに支障は無し。足元には花が現れ退屈しない。(↑)13:30 ギンリョウソウは登り初めにも見つけたが此処は数が多い。(↑)13:35 分岐に到着 この先が最低コルとなり室蘭岳への登りがやっと始まる。手入れをする山岳会が変わるからなのか休憩ポイントや合目標識は無くなる。そして増々のハクサンチドリに先に進まない。(↑)14:01 花色多い・・こんな群落が続いている。(↑)14:02 見えなかったカムイ岳の山頂が真ん中ポコの左から少し出て来た。(↑)14:07 遠いと思っていた室蘭岳が近づいた。(↑)14:09 タニウツギもうだりそう室蘭岳には水神社があるのでタップリ飲んで下山しようと楽しみになる程、暑い。(↑)14:08 ハクサンチドリ祭り(↑)14:20 ブーケ手稲山が一番だと思っていたが此処も中々。のんびり色別に接写。(↑)ピンク(↑)紫(↑)薄紫(↑)これもピンク(↑)濃淡ピンク(↑)パステルピンク(↑)白と紫(↑)紫(↑)14:32 室蘭岳 山頂直下の分岐此の手前でパタリと花が消えタダの笹薮になりました。信じられないのは此の先も無かった事。(↑)14:33 室蘭岳を独り占め~持参していたシュークリームとスポーツドリンク完売。(↑)14:33 カムイ岳を改めて眺める。(↑)14:43 内浦湾と洞爺湖、有珠山、昭和新山他に昆布岳とすそ野だけ見える羊蹄山。山ボーイ2名が登って来た。初めてらしくカムイ岳をいつまでも眺めているので洞爺湖が見えますよ・・と場所を譲り歓声を背中に聞いて下山にする。(↑)15:18 水神社の鳥居をくぐって来たが水は汲めないと判明。ならば下で飲めそうだ。途中、咲いて居たのは名札付きでクルマバソウとキヌタソウ一カ所ずつ。タカネバラ1輪だけ。撮影する事も無く淡々と下山。(↑)15:25 白鳥ヒュッテのベンチに主人が座っていたニコニコと手を振ってお出迎え。いつもの事ながら彼の行動は全く読めない。下山の記帳をしている間に姿は消えた。ヒュッテの奥に水がコンコンと出ていたのでペットボトルに汲んで一気飲み。再び満タンにして持ち帰る。15:35 駐車場に到着 汲んだばかりの水を美味しそうに飲むのは主人。アソコに居た人は別人かも。
2016.06.28
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6月19日 曇り 7:41 スタート 阿寒湖畔の宿を6時半に出て雌阿寒岳の登山口に向かう。山に居る時間を少しでも長くしたいが為に最初は距離のある阿寒湖畔コースをチョイスの予定だった。(↑)6:42 クリンソウ満開の群落ラッキーな事にフレベツ白水林道のダートな道に広がるお花畑を発見。ところがその先の林道ゲートは閉じられ此処から800m先の登山口に車が入らない。開いた入山記帳簿がまっさらでは登山道の様子が心配になり変更してオンネトーに向かう。(↑)7:41 野中温泉コースはやはり出発準備のパーティで大賑わい。隣で同年代の4.5名パーティは完璧な準備運動をしてから出発した。学生の7.8名パーティも続々、先行。空模様はこの3日間で少しずつ回復し最終日の今日は深い霧で山が見えない曇りの予報。今回は阿寒富士も登り下山はオンネトー。(↑)7:55 ゴゼンタチバナ 他にオオバスノキらしき花が数輪、歩き始めの根張り道は広くどこでも歩けるので同年代パーティを抜いて先行した。登りが顕著になる頃、学生パーティに追い着いた。合目表示の道標が立って居るので目安になる。(↑)8:21 イソツツジの群落が続く3合目を過ぎたら高山の雰囲気になり視界も開けて来た。(↑)8:24 雲の切れ間が左に真っ黒いフップシ岳が現れハイ松帯を抜けた。(↑)8:25 沢形に降りる見上げる雲の間から山頂への荒々しい地形が少し現れた。此処でメアカンキンバイを見る。(↑)8:25 メアカンキンバイ雌阿寒岳で見るメアカンキンバイは格別。(↑)8:32 振り返るとオンネトーが見えた下山の若いパーティがほらっと教えてくれた。前だけ見て歩いて居たので気付かずに過ぎる景観だった。彼らのあ~晴れて来たのつぶやきできっと何も見えずに下山した事を想像できた。(↑)8:33 メアカンフスマ花期はもっと遅いと思っていたので嬉しい出会い。(↑)9:11 撮影しながらのんびり歩く6合目で同年代のソロ女性が食事をしていたのでご挨拶。その後、猛烈な速さで追い着いて来た。本日が今年の初登山とおっしゃるこの方は北見なので何度も雌阿寒岳に登っているとの事で羨ましい。ガンコウランの敷き詰められたコースを火口壁に向かって登って行くと開花前のメアカンフスマと開花中のメアカンキンバイが交互に現れる。(↑)9:31 9合目の火口壁下を覗いてもガスで全く見えない。上を見てもしかり。結局、赤沼は見なかった。(↑)9:42 標高1499m雌阿寒岳(ポンマチネシリ)に到着しました!山頂には4.5名と北見マダムがガスの中でくつろいで居た。彼女の横でやっと朝ご飯を広げた。学生パーティも到着し撮影を頼まれ其の内の一人が山頂標識のセメントで固められた台座に寝転んだ。高さは4.5センチメートル。が、ガイド本の古い写真では人の腰ほどもある石作りの円柱が載っていた。噴火の度に埋もれたのだろうか。(↑)9:52 雲の切れ間に噴煙が見えた。皆で駆け寄りカシャ、カシャ・・。遅れて気付いたパーティはハイっ終了~ほんの一瞬。(↑)9:58 中マチネシリ火口の奥に阿寒湖も見え隠れ イワツバメが飛んでいる最後まで雄阿寒岳は姿を現さなかったのですが本日が山開きとの事。悪天候なので殆どの方が雌阿寒岳に変更したと下山後の情報でした。間も無く下山。(↑)10:03 青沼も現れた此の山の色んな情報を残してくれた北見マダムはピストンなのでお別れ。次は阿寒富士に向かいます。山頂にコマクサが咲いて居ると聞いたばかりで楽しみ。(↑)10:06 山頂を振り返る明るくなり気分も上々で阿寒富士とのコルに向かって下る。メアカンキンバイが咲いて居る。下山予定のオンネトーコースから登って来るパーティと何度もすれ違う。(↑)10:19 コル下山したソロ男性が休憩中でしたが寒かったので即、降りたとの事。雌阿寒岳より寒いのかもと不安になる。(↑)10:21 ミネズオウが満開北見マダムの情報通り阿寒富士の方が花は多い。(↑)10:52 雲海が美しい阿寒富士の山頂近くから雌阿寒岳を眺める。雲の上に出たらしい。下山のソロ男性に何度も出会う。(↑)10:56 独り占めの標高1476.3m阿寒富士に到着しました。風は弱くて気にならない。山頂先に向かうと複雑な地形と崖斜面で何処かに似ている。大雪山系の安足間分岐から比布岳への稜線で見るあの景観だった。足元にコマクサが咲くような砂地でも無い。(↑)11:06 画像の中央に山頂標識。山頂先でまたお弁当を広げおいなりさんをつまみながら景観を目に焼き付ける。(↑)11:11 直下の崖下にもミネズオウの花畑が展開していた。あの学生パーティも賑やかに登って来ました。(↑)11:17 下りは楽な砂礫斜面(↑)11:23 ミネズオウの花畑が広がる(↑)11:24 メアカンキンバイの花畑コルの分岐からオンネトーコースに。大きなケルンの下で休憩中の景観は一面がメアカンキンバイ。(↑)11:39 要所要所に立て札。雌阿寒岳噴火時の対応で此処まで逃げれば大丈夫と書かれている。昨年は7合目までしか入山できなかったと北見マダムが言っていた。(↑)11:53 コマクサ 崖斜面を下って撮影6合目登山道脇の上や下の斜面に咲いて居た。ちなみに後日、調べたら阿寒富士のコマクサは休憩をした反対側の山頂に咲いて居たらしい。確かになだらかでそれらしい地質だったのに足を延ばさずに下山してしまった。(↑)12:56 レイジンソウ (↑)12:57 カラマツソウ 春ゼミがやかましいので良い天気になって居る(↑)13:09 下山しました 20950歩 学生パーティも間も無く下山で終始、同行した気分です。下山口の近くでオオサクラソウの群落には数輪、花が残っていた。2合目で主人に遭遇し一緒に下山。釣りで沢に入りラワン蕗の大きさに驚いたと言い札幌への帰路は砂利道から足寄に抜け蕗を眺めるコースにした。森にフェンスが張られ栽培している様子を間近で見る事が出来た。足寄の道の駅ではトイレの横にもラワン蕗。あしょろ庵で十勝豚丼を食べ富良野経由で三笠から高速道路に入るいつものパターン。自宅で久々のTVニュース。偶然ラワン蕗は今が収穫最盛期と報じていた。それにしても寒い道東で札幌圏に入りやっと車の暖房を消したのでした。
2016.06.27
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6月18日曇り 11:30スタート 西別岳を下山し小屋でおにぎりを1個食べてからやって来たのは摩周岳第一展望台。気温は11度だが雨は上がった。観光客の賑やかな声を聞きながら車のトランクを開ける。登山靴は中までぐしょ濡れだからトレッキングシューズをチョイス。レインウエアも濡れているので持参せずに防水の薄いアウターを着込んだ。ちびザックにスポーツドリンクと軽食だけ入れてちょっと其処までのつもりで出発。(↑)入り口の看板には摩周岳まで7.2km片道3時間と書かれていた。ロンリーザックさんの事だから気が変わって山頂まで行くかも知れない! 思い直してストックを取りに戻ると若い外人女性2人が看板に見入っていた。(↑)11:34 摩周湖の中島カムイシュがうっすらと見え天気の回復を期待する。しばらくすると樹林越しの左直下に湖面が枝越しに見える程になるがやがて道はピークに向かって湖を離れた。(↑)12:11 ウコンウツギが満開足元には西別岳と同じくらいハクサンチドリが咲いていた。チシマフウロとタンポポ。タンポポが気になり手折ってみたが中空で茎が赤っぽい。これはエゾタンポポかな?西洋タンポポでなければ退治する事は無かろう。長い道のりでそんな事もぼんやり考えながら歩いていた。(↑)12:18 ミヤマサクラが満開なので道から外れて傍によるこの後も次々と目に付く。葉が先に開いてから咲く白い桜。何度も小さなピークを越えるが道は整備され歩き易い。(↑)12:29 標識も充実しているので長い道程の目安になる。半分は過ぎて霧が急に深くなる。(↑)12:39 フウロが多いので癒される心はすでに摩周岳に向かってまっしぐら。もうこの人を止める理由が見当たらず足が勝手に先を行く。(↑)12:50 西別岳への縦走路分岐から左折すると摩周岳への道はすぐ下りになった。分岐にはパーティが休憩中だったのでご挨拶して撮影は我慢。(↑)12:54 ミヤマスミレの白花ではなかろうか距も白くて長い。歩きながら10株程、見掛けた。(↑)12:59 分岐過ぎて下った後は平坦な道がしばらく続き此処で白花のミヤマスミレを見た。人の気配は感じず霧と鶯と時折り滴が落ちて来る。入り口の注意書きでは6km先で熊が出たとあり此の辺りだろう。(↑)13:05 あと400m 此処からは顕著な登りで道はいきなり狭くなる足元は岩が現れ濡れたシダ類のせいでパンツも冷たくなって行く。随所にロープが張られその先に入らない様にと注意書きがある。残念ながら霧が深くて危険個所すら見えない。(↑)13:11 おっと~!!狭くなった登山道のまん真ん中に咲いているキクバクワガタ。こんな勇気のある咲き方をするキクバクワガタに初めて出会った。(↑)13:17 安全な道端の草の中にもキクバクワガタ (↑)13:20 857mカムイヌプリ摩周岳に到着しました 此処まで1時間50分ゆ~っくりと岩場の狭い山頂先まで行ってみます。周囲の景観は視界ゼロ。風は弱い。(↑)13:21 崖にイワウメのブーケを見つけた山頂先から戻る途中の崖斜面にようやくそれと解る程遠いが霧に浮かび上がっている。(↑)13:22 反対側の岩オブジェの斜面にはキクバクワガタが何株も咲いていた。真におしゃれで見入って居たいが足元が不安定で怖い。(↑)13:23 タカネグンバイも濡れている。さほど渇きは感じないけどスポーツドリンクを出す。独り占めの摩周岳。午前中のリスケ山・西別岳・北西別岳も全部独り占めだったが下山でパーティが次々現われたのでこんなに静かでは無かった。(↑)13:46 下山でゴゼンタチバナ暫くすると甲高い鹿の様な鳴き声が樹林に響き渡り足が止まってしまった!! 小熊の叫び?熊の生息地だから仕方無いと思いながら歩き始めたらごっつい体格が登って来る! 否・・イナ・・あの外人女性2人だった。道を譲ってにっこりご挨拶しながらどっちが奇声を上げたんだろうとしみじみ。(↑)13:50 西別岳縦走路分岐登りではゆっくり眺められなかったが休憩には良い処。(↑)13:50 西別岳への縦走路はダケカンバの中に広い道。摩周岳への道とは雰囲気が違う。(↑)13:55 ミヤマスミレ(↑)14:11 先ずは678ピークを越える帰路はピークを数えながら戻る事にした。何せロングコースなのでイベント作りでもしなくちゃ。(↑)14:12 芽吹き前のピーク例年より寒い道東だと知ったのは帰ってからのニュースで日照時間が以上に少ないらしい。(↑)14:20 一面がハナヒリノキのピークで此処も寒かった。(↑)14:34 チシマフウロに癒される此の辺りだろうか前から中年のソロ男性が猛烈な速さで現れたのは。「あとどれくらいだろう」と訊かれ縦走路の分岐にも遠いので「まだですねぇ」としか返答出来なかった。軽装でペットボトルだけだったようないで立ち。(↑)14:46 小ピークは7.8回あったのだろうか。右足下の樹林から湖面のブルーがひらひら見え出した。この先は30分程こんな景観が続く。(↑)14:50 振り返る683ピークあれが最初のピークだった。今回、履いて行ったのは底の薄いトレッキングシューズで安物。登山靴では勿体無いような散策用に買った。足には優しくないのに無事歩けたので感謝。(↑)15:20 見とれて休憩そう言えばお腹が空いて来た。朝からおにぎり一個しか食べていない。川湯の宿は早立ちの予定だったので朝食無し。(↑)15:14 摩周岳の方角を見る。あの雲の中に山頂がある。スポーツドリンク出してゆっくり眺めるがもう展望台に沢山の観光客が小さく見えている。終わってしまうのが惜しい。(↑)15:20 下山しました往復で3時間50分 23400歩ですが午前中の西別岳と合算で37900歩!! トムラウシと同じでした。この夜はニュー阿寒ホテル。翌日、雌阿寒岳に行く為に。阿寒温泉街に着き何の前触れも無くドライバー(主人)がホテルの玄関に横付けするから車は移動される為に即、降りる羽目に。身の回りの物を手早くまとめたが忘れ物多し。登山靴もしかりで濡れたまま。今回、デジカメの充電器は持参しなかったのでいつもより撮影を減らした。それでも西別岳と摩周岳で200枚以上の画像。雌阿寒岳のバッテリーがどれほど残っているのか心配になる。最悪はスマホに頼ろう。
2016.06.25
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6月18日 雨 7:07 最初からレインウエア着ての出発。こんな、いで立ちなのは札幌からは余りにも遠くまで来たから。前日はもっと悪天候だったので何故か穏やかに感じる雨降り。西別岳は梅沢俊さんの「北の花名山ガイド」で紹介されているのでとても楽しみ。今回はカムイヌプリ(摩周岳)からピストンのつもりだったが寝坊した!川湯温泉の宿はお湯がとても良かったので爆睡。(↑)昨日の午後、ログ作りの西別小屋の中までチェックした時はどなたも居なかったが今は車が数台あり出入りする人が居た。この天気だし入山は諦めたのだろうか。手入れの行き届いた広い登山道を行く。(↑)7:14 林の中はミヤマスミレが少し、エゾノクサイチゴ?は延々と咲いていた。(↑)7:15 名前の通り帰路では鶯がしきりと囀っていた。(↑)7:18 あの樹を過ぎたらがまん坂が始まった。(↑)7:18 歩きながら右手に白い花が満開の大木を発見。何の花かは遠くて解らない。(↑)7:32 ハクサンチドリ発見がまん坂を真っすぐ登る。靴は底が減っているので滑らない様に気を付けながら。(↑)7:32 チシマフウロがうつむいたまま咲いている。20分ほどでがまん坂は終わった。(↑)7:40 ミヤマオダマキブーケがあった。この花はリスケ山の山頂まで点々と咲きしかも雨の中なのでひと際、目立ち美しかった。(↑)7:49 ハクサンチドリが少し咲いていた。下山のパーティに出会う。摩周岳まで行く予定を告げたら風が強いと言う。時折り現れる花に慰められる。(↑)7:57 ハクサンチドリが多くなる花畑。(↑)8:04ヒメイズイがこんな高さで咲いていた。(↑)8:06 リスケ山の分岐はミヤマオダマキの花畑直進でリスケ山、右は登って来た道で左は西別岳に続く。(↑)8:09 北西別岳への道リスケ山の山頂をやや直進するコースとなる。(↑)8:09 標高787mリスケ山に到着周囲の景観は全く無い。低山なのに足元はいきなり高山帯のようだ。(↑)8:13 エゾムラサキツツジとイワウメ(↑)8:16 ロープの先は高山植物がびっしりコケモモ、イワウメ、コマクサ、丈の低いムラサキツツジはてっきりエゾツツジかと思うほど小さい!(↑)8:19 タカネナナカマド独り占めのリスケ山から北西別岳に向かう。こんなチャンスは滅多にないのだから迷わず立ち寄る。きれいな刈りわけ道を行く。(↑)8:20 此の道にも咲いている花は同じだがウコンウツギが満開だった。(↑)8:24 北西別岳の山頂に到着!刈り払われた丸い空間。リスケ山からは7分。(↑)8:29 リスケ山が近づきぼんやりと山容が(↑)8:36 ヨツバシオガマも数は多くなかった西別岳に向かう花畑を歩く頃にはやはり風が強くなり予定を変更する算段に入った。(↑)8:44 ごくらく平も寒そうで休憩せずに歩き通す。(↑)8:53 標高800mの西別岳に到着風はあるが歩けないほどでは無い。ただ楽しくないだろうからやはり此処でピストンにした。(↑)9:12 チシマゼキショウが咲いている。(↑)9:18 コケモモ(↑)9:25クロバナハンショウヅル雨竜沼の花を想像して居たら見落しそうなくらい小さい!がまん坂を下る頃には登って来るパーティに次々と出会う。いきなり同年代のソロ男性に「タンポポ無かった?」と訊かれた。そう言えば小屋にタンポポ狩りの張り紙があった事を思い出す。彼とがまん坂で道を挟んでしばしの立ち話。その真ん中をパーティが休みながら通過する。タンポポソロさんの話では北西別岳への道もリスケさんが草刈りをしているらしい。当然、小屋の管理もトイレ掃除もリスケさんが一人でしていると話してくれた。中標津から通うタンポポソロさんの担当は雑草取りと別れているらしい。今回はタンポポの花も見なかったが有難く利用させて頂いたお礼を述べてお別れした。(↑)10:15 下山 14500歩 濡れたレインウエアも少し汚れた。足は靴下も脱げない程に濡れてしまった。いつも愛用しているシリオの登山靴だが今回はつま先に小さな穴が空いて自分で修理した代物。そんな三代前の古い靴を車に積んでいた。春先はさほど高い山に行かないので新品のシリオは下駄箱の中。防水対策が悪くて猛省。出発前に小屋の煙突から煙が出ていたのを思い出し体を温めようと入った。泊まりたくなるような素敵な小屋で大きなストーブが暖かい。おにぎりを頬張りながらやっと一息ついた。この後、摩周第一展望台に向かった。・・・勢いでカムイヌプリ(摩周岳)に行きました。
2016.06.24
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6月12日 曇り 13:02 スタート 午前中、定山渓温泉の近くで所用が終わり笹タケノコでも採ろうかと喜茂別岳にやって来た。此の山は中山峠から長い林道歩きのNTTアンテナコースもあり何度も辿った事がある。最近では4月5日雪山歩きの中岳で歩いたがもっぱら冬だけ利用している。今回も喜茂別側に230号線を下り切り、草に埋もれた「中岳線」の看板を右に確認し舗装の林道に入った。案内標識もあるし標高をどんどん上げたら登山口には車が10台ほど。下界では23度もあった気温が登山口では11度に下がった。(↑)13:21 ウドや蕗を抱えた下山者にすぐ出会う前回は秋だったので春のコースはこれまた新鮮。(↑)ハクサンチドリが登山道に咲いている(↑)13:38 特にノウゴウイチゴが満開で可愛い(↑)サンカヨウも(↑)13:59 標識も可愛い此処から楽しいずっとガスが掛かり途中の展望台も真っ白で何も見えなかった。登り初めて25分頃10名近い団体さんにも出会ったが全員が手にウドを抱えていた。下の方で一番最後に出会ったご夫婦に今から山頂行くんですか?と聞かれた。(↑)14:03 ヒメタケシマラン群落(↑)14:06コヨウラクツツジが一面(↑)14:06 アカミノイヌツゲ(↑)14:07 白い喜茂別岳山頂に1時間で到着 独り占めお隣の並河岳、中岳、無意根山の素晴らしい景観が全く無い!それでも直下には花がそこそこ咲いているので帰路も愛でよう。山頂で山菜採り用の袋を出しポケットに収める。更に登山用の手袋は勿体ないので山菜用に取り換えた。(↑)14:09 団体さんが縦走して来たNTTコースを眺めると笹が少し被っていた。(↑)14:11 開花前のイソツツジが辺りに広がる コメバツガザクラも多い。(↑)14:12 これはマルバ?エゾシモツケ?(↑)14:13 シラネアオイの群落 ウコンウツギは開花前(↑)14:14 明るくなったので振り返る山頂2ヵ所に小さな雪渓が残っていた。(↑)14:18 下山の方角も見え出した。(↑)14:38 登りでは真っ白だった見晴らし台も明るくなったので時間的にラッキーだったのかも知れない。(↑)14:57 ツバメオモトのブーケ(↑)15:00 ウド、笹タケノコ、蕗が重たい笹タケノコは雪が解けたばかりでまだ少ない。蕗が柔らかく根元から手でポキンと手折り葉っぱもポイ。一番多いのはウド。秀岳荘の袋はとっても丈夫なので笹タケノコを入れても破れないので繰り返し利用出来る。(↑)15:01 裏の沢分岐 此処から右に曲がり短縮コースに戻る。以前は直進のコースが殆どだったようだが利用した事は無く少し笹かぶりに見えた。(↑)15:06 沢水が登山道を流れる此処でいつも靴を洗う周りの蕗は柔らかそうで収穫された跡がある。此の辺りは笹タケノコもやっと顔を出して居た。(↑)15:11 下山しました。14198歩山菜採りをしながら往復2時間の喜茂別岳でしたが今回も充実感タップリ。(↑)登山口駐車場の辺りは舗装された林道です。この先に砂利の林道との三叉路がありその脇にも駐車出来ます。登山をしない主人が登山靴を履いて此処で笹タケノコをどっさり収穫していました。最後に出会ったご夫婦は20分前に下山して私の事を4時頃に下山だと伝えたそうです。山菜採らなきゃ再会できたので残念。車に山菜積んで林道を下って行くと若い女性2名が防虫ネットスタイルで蕨採り。それではとばかり主人も車を停めて一掴み収穫。翌日は山菜フルコース。主人は初めての大収穫に大喜びで仕事仲間に笹タケノコをお裾分けしたのでした。で、またもや中山峠で山菜採りの遭難者が続々。マイ・セオリーは登山道脇から収穫する事が第一条件。笹薮に入る時、袋もザックも登山道に置いて目印にする。一掴み毎に袋に戻るのが鉄則。袋を持って入ると奥に行ってしまうから。
2016.06.16
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6月9日 曇り一時雨 11:21 スタート 土砂降りの8時半、車で自宅を出たが中山峠で諦めの朝ご飯にしておにぎりを出す。前日も雨。蘭越町に午後の所用だから目国内岳でフギレオオバキスミレでもと思いつつ時期が少し早いのでチセヌプリに決めた頃、雨も上がった。数年前に此処から縦走し新見峠に下山したがチセの山頂はガスが酷くて沼が見えなかったので本日は確認が目的。(↑)11:21 晴れたワケではないがエゾハルゼミの鳴く登山口には雪。山頂が見えている。色んなコースがある中、山の東側にあるのに北口登山口。此処はすでに標高832m。車道を挟んだお向かいにはニトヌプリの登山口があり駐車場は同じ。車が2台だけ停まっていたが防虫ネットの男性が笹タケノコ採りしたと言って1台抜けた。歩き始めの地面に金網が敷かれ滑るから恐る恐るの通過。その先は広い笹刈り道で軽快。(↑)11:32 シラネアオイとフギレオオバキスミレオット~!!! いきなりの群落が出現して感激。登山道の両側は花道となりその奥は笹薮。目国内岳に行かなくても良かったんだぁ。目の保養をしながらしばしお花見。(↑)11:35 岩が出現此の山は登山道が大岩で出来ている。距離は短いが体力は消耗する。(↑)11:36 ヤシオツツジとオオカメノキ一緒に咲くのが条件の様な2種類。和風庭園の様な登山道にはずっと此のコンビが咲き、時にはヒメイチゲ、ミネザクラの終わり掛けが混ざった。(↑)11:39 コヨウラクツツジも参加した。大岩歩きは足元が大変なので休みながら見回す。(↑)11:41 ミヤマスミレ スミレサイシンとパッと見は似ているが距の長い方はミヤマスミレと見分けている。(↑)11:45 コヨウラクツツジの雨しずく綺麗で。(↑)11:46 山頂が見えた一旦、岩が途切れ視界も広くなった。足元の花も種類が増える。(↑)11:47 ゴゼンタチバナ 小さくてグリーンに近かった。(↑)12:06 フイリミヤマスミレ少しずつ目に付いていたがブーケになって現れた。(↑)12:11 振り返るとガスが切れて右端に羊蹄山の頭が見えて来た。その左はニセコアンヌプリ、白いのはイワオヌプリ、一番手前がお隣のニトヌプリ。下にはニセコパノラマラインで通って来た道。(↑)12:12 ハクサンチドリの数は少ない。背景は日本海の方角。狩場山は目を凝らしてもとうとう見えなかった。下山の関東から来たソロ男性に出会う。五色温泉から出発して6時間ほど歩き続けていると言う。長沼は水が溢れて藪に迂回したとの事で今回は行かないが多分、シャクナゲ沼も同じだろう。彼は花の色が濃い事に感激していた。(↑)12:19 山頂手前のはい松帯は根が出て歩きづらい。(↑)12:21 チセヌプリの山頂からやや北寄りに沼を見下ろす天気も悪いし山頂には誰も居ないだろうと思っていたらご夫婦がひっそり休んでいたので驚いた。彼女が沼を指さし教えてくれた。山頂の先で笹タケノコを採って来たと言い先に下山して行った。(↑)12:34 標高1134mのチセヌプリは短時間で登れるがいつもお世話になって居る手稲山1023mより高い。チセはアイヌ語で「家」を意味する。北方角から眺めるときれいな台形で長沼からもすぐ言い当てる事が出来る。山頂に居るとそれを実感出来ないのが不思議。ガス日和のせいかもしれない。独り占めの山頂で腰を下ろし温かいコーンクリームスープを作って飲んだ。更に深いガスに包まれ展望はイマイチ。こんな日ばかりチセヌプリに来ているが取り敢えず充実したので下山にする。(↑)12:36 ヤシオツツジはやはり色濃い他にカラスシキミ、咲き掛けのウコンウツギ。(↑)12:40 コメバツガザクラ 葉は3枚の輪生、花も3個ずつ付いているので間違い無い筈だが花冠がやたらと潰れている。もっと壺型なのが普通なので見入ってしまった。(↑)12:41 山頂直下の岩場はコメバツガザクラ登山道から少し離れ此処で舐めるように観察をした岩場を見上げる。(↑)12:59 下山もお花見で気を抜き時々滑ってしまった。あっけなく先に下山したご夫婦に追い着いたが途中でタケノコ採りをして後になった。(↑)13:03 登りで眺めたフギレオオバキスミレに再び見入る。手前は白いサンカヨウ。手に提げた袋には太くて立派な笹タケノコが重い。(↑)13:45 駐車場を見下ろす。此処で足元に敷き詰めた金網で滑ってしまった。バランスが登りより悪くなっていたから仕方がない。下山後、蘭越町に行ってからの帰路で再び来た道を戻り、目国内岳の登山口からタケノコ採りに入り追加した。 帰宅中の車内で右脇腹に違和感。打ち所が悪かったらしくシップとコルセットが必要になった。 此の日、ニセコに向かう中山峠の喜茂別側でテントと大勢の人を見たので車を走らせながら何のイベントかと思って いたが遭難騒ぎだった。翌日、高齢の女性が亡くなって発見された事件。
2016.06.15
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6月7日 晴れ 13:03 スタート やっと晴れた暖かい日。所用帰りの手頃な手稲山。最近、忙しいので午後の登山が多い。自宅の駐車場を出る時は26度だったがハイランドスキー場はいつ来ても涼しい。虫よけスプレーをしてからゲレンデに向かって登って行く。(↑)13:10 振り返ると暑寒の山々がきれい これを見たくて訪れるので何度も振り返るハクサンチドリがそろそろ咲いた頃かと思い期待しながら下山の人達にご挨拶の連続。この前、満開だったシラネアオイはもう萎れてしまった斜面を見上げる。その登山道脇には父子が大の字でお昼寝。気持ち良さげだが赤ちゃんにサンサンお日様が厳しそう。(↑)13:19 車道を横切り高度の上がった大回転ゲレンデは今が花盛り撮影していると下山のソロ男性も大きなカメラを構え始めた。続いて下山の若い母子とご挨拶。下の父子とファミリーだった。此処から登山コースを迂回して樹林を横切り隣のゲレンデに向かう。(↑)13:32 まだサンカヨウの満開には少し早いサンカヨウとシラネアオイの群落になるゲレンデでお花見。(↑)13:37 あちこちの群落をミツバチの様にさまよう(↑)13:37 ネオパラ山を遠景に 此のゲレンデはアズキナを収穫する人が居る位、時期にはびっしり生えてくる。此のゲレンデを出て登山道に戻りながら笹タケノコを探す。(↑)14:05 大回転コースの上部から振り返ると雪は全く消えている残念ながらハクサンチドリは咲いていないしゲレンデの笹タケノコも見えない。今年の雪解けは早いと思っていたが例年は20日過ぎなのでいくら何でも無理だった。(↑)14:18 手稲山山頂から柵の先を見る柵の外には目的のミヤマオダマキが転々と満開。入れ替わりに3名下山してどなたもいらっしゃらないので柵の外に出て撮影しようと思ったが自制、自制ふぅ~。昨年は出てしまった。(↑)14:18 ハクサンチドリがこんな処で。(↑)14:18 足元のミヤマオダマキ(↑)14:18 左に無意根山、真ん中に定山渓天狗岳、右奥に羊蹄山 今回は恵庭岳も良く見える。見慣れた景色でも来る度に新鮮で同じ気分で眺める事は無いから不思議。(↑)14:22 とうとう雪がまだらになった羊蹄山と余市岳、白井岳、朝里岳。(↑)14:22 奥宮に手を合わせて下山にする。静かな山頂を後にしながら見上げるタランボの木。アンテナ群を縫う川のようだった車道もすっかり乾いている。季節を感じながら鼻歌混じりでそのまま車道を下山すると正面には恵庭岳。(↑)15:31 コヨウラクツツジ他にヤシオツツジ、オオカメノキが咲く車道から林道に入り笹タケノコを収穫した。関係者らしく車で林道に入っていたご夫婦はまだタケノコが小さいと言っていたがそれなりに十分。(↑)15:48 笹タケノコとウドを両手の袋一杯に収穫して下山するゲレンデは超難関。蕗を大量に収穫したソロ男性と立ち話をするも蚊柱が立つ。此の日は気分が山菜採りの人になってしまい下山の時間を納めていない。翌日、顔に2ヵ所、フェイスマスクの隙間に赤い斑点を発見。追想・・・此の日、手稲山でタケノコを採りたいと言った主人と下山の車道で合流したがすでにバテていた。諦めてストックとスポーツドリンクを持たせそのまま先に下山の手筈に。が後からリンリン熊鈴鳴らして着いて来た。不安・・仕方なく一緒に脇林道に入って小さめだが太いタケノコ採りが始まった。ウドを見つける度にお伺いを立てるとモッテカエルと言い彼は収穫する。案の定、帰りは自分の袋を持つ気力も失い車のキーと共に受け取るハメに。重い袋をぶら下げて振り返ると遥か後ろを手ぶらにダブルストックの主人が小さくなって行く。手術から1年経ち歩けるようになったので山菜採りも意欲的だが体は着いて来ないようです。夜は二人で労いの焼肉パーティ。
2016.06.14
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6月2日 曇り 10:29 スタート 6月最初の山。早い時間では無いが狩場山以来、2度目になる道南の山。今回も虻田町に所用ついで。老後はこんな処で過ごせたら穏やかだろうと思わせるような黒松内の小さな市街を抜け狩場山駐車場からブナの林道に入った。5kmで登山口、車は1台で3人パーティが先行している。(↑)10:29 雨がぱらつく中、立派な登山口の標識 登り2時間と書いてあったすぐ急な尾根筋で1合目に迂回路があったものの果たして楽なのかどうか前もって学習して居ないからそのまま直進。(↑)10:39 トドマツ林が鬱蒼とした暗い道。天気予報はイマイチだったので不安だが暑いよりは歩き易く雨も止んだ。笹薮が続き迂回路が合流したが一体何処を巡って此処に到達したのか不明。(↑)11:09 長万部岳だろうかと思いながら明るくなった樹林歩きで風が強くなる足元はカラスシキミやハイイヌツゲが青々していた。(↑)11:13 コルに少し下ると植生が変わった前方に3人パーティを捉え足元は一気に花が咲き出し楽しみになる。(↑)11:15 蕾のタニウツギ、黄色いヤブカンゾウ、少ないがチシマフウロが咲く(↑)11:16 ハクサンチドリと山頂方向(↑)11:25 時折りチシマフウロ(↑)11:28 山頂直下の岩肌は迫力がある(↑)11:35フギレオオバキスミレを見つけた。他にトウゲブキ、トウギボウシの花期前。更に蘭科だと思いながら見ていたが多分シュロソウの葉かと思われる一株。(↑)11:37 黒松内岳の山頂には3名パーティが居ただけ2時間と書いてあったが写真を沢山撮りながら1時間ちょいで到着。(↑)11:38 改めて山頂の左に長万部岳を見る その左にはうっすらと狩場山が見えた(↑)11:39 山頂の右には大平岳 多分、真ん中の雲が掛かった山残念ながら羊蹄山は見えなかった。(↑)11:39 内浦湾 此の山は日本海と太平洋が一度に見られる。(↑)11:39 ニセコの方角 左は日本海(↑)12:03 下山の急斜面ではロープを使う。但しあまり頼らない。定山渓天狗岳の切れたロープを思い出す。 足元には登りで気付かなかったカラマツソウが少し咲き山鳩と鶯の囀りに癒される。(↑)ハクサンチドリ(↑)12:20 登山道脇は草刈りが済んだばかりでハナヒリノキが沢山、開花を目前に刈られていた。(↑)12:27 エゾカンゾウ数は少ない(↑)12:28 山頂の見納め 団体さんとソロ男性が登って来たので人気があるらしい。(↑)12:29 ブナの林にかわいいU字の樹(↑)12:36 エゾリスと此の辺りから笹タケノコの収穫を始める。太くて立派!!3名パーティも夢中になっているらしく下山して来ない。13:32 収穫時間のせいで少し遅くなった。所用の後、自宅に帰り即、茹でて近所の温泉に入った。重くて急登の下りが大変だった道南の笹タケノコは格別な味がした。此の頃、道内には季節外れの雪が降り寒い日が続く。白柴犬が天国に逝ってからは遠いと思っていた道南の山が身近に感じる。帰りを待ちわびてくれる愛犬が居ない淋しさを今度はどの山にしようかと考える事で埋めている。
2016.06.12
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5月29日 晴れ 11:39 スタート 前日は孫キッズの運動会で座りっぱなし。体はすっかりフリーズしたが今日も暑い日なので勿体ない。道民の森一番川のキャンプ場から先は開通したばかりと思っていた隈根尻岳への道が通行止めで急遽、隣の山にやって来た。(↑)11:39 此の駐車場は宿泊者専用で登山用はまだ手前になる此処も宿泊施設から先は工事中で入れず歩行者用の歩道を誘導されて橋を渡り遊歩道を行く。最終トイレの横から以前の車道に出たので左折してBコースから登り始めた。登山口までが長く感じた。(↑)12:18 キバナノイカリソウ満開前回の2013年はCコースから登ってこっちから下山したので敢えて逆回りにしたのだが階段登りがずっと続き真後ろに来た太陽を芽吹きが遅い樹林が遮ってくれない。汗が滴る。このコースの階段周りに咲く茶色い不思議なオクエゾサイシンは葉をひっくり返しても根元に花が見つからなかった。ベンチに腰掛けゆっくりスポーツドリンクで咽を潤し再び歩き出すと1分もせずに尾根の頭に出た。(↑)12:56 標高707mの尾根頭から左が山頂、右は842ピーク。階段歩きのねぎらいか又ベンチがある。今日は此処までと言うソロ女性が休憩中。急に涼しい風に身を包まれやっと楽しくなった。842ピークまで緩い登りが続くので花を探しながら振り返ると暑寒の山が素晴らしい。このコース最大の魅力。(↑)13:04 ヤシオツツジとオオカメノキ山頂を眺めながら鼻歌でも出そうに軽快。足元に咲いている筈のセンボンヤリは土砂崩れの場所辺りで見当たらない。少し雪の残った斜面から階段を登るとCコースと合流の842ピークで何組かの登山者に出会う。(↑)13:13 お花畑が展開 ピンクのミヤマアズマギクとイワキンバイの黄色が鮮やか山頂への細い稜線から右下の崖斜面には即、花が満開!!ミヤマアズマギクが多い。少し離れて紫色のキクバクワガタも満開だが肉眼でははっきり見えないので双眼鏡を出す。(↑)13:21 842ピークを振り返ると階段周りはエゾノハクサンイチゲ階段登りの多い此の山。時間も遅いので次々と下山者。(↑)13:22 こんな処にセンボンヤリこれは今まで気が付かなかった。842ピーク手前の尾根でしか見た事が無かったので嬉しい。別に珍しい花では無く藻岩山の小林峠コースでも沢山見掛ける。(↑)13:31 ヒメナツトウダイ何時もの場所でこの花を見る。エゾノハクサンイチゲとのコラボがいい。他に白いタカネグンバイが少し満開。シラネアオイを撮影しながら山頂がまだ賑わっていることを知る。(↑)13:50 山頂から 3名パーティとソロ男性がいたミネザクラ越しに眺める暑寒の山々。到着した早々は丁度、郡別岳の山頂だけ雲が掛かって残念だったが少しずつ消えて行った。右は暑寒別岳、左に浜益岳。 (↑)13:53 避難小屋を見下ろす 先はピンネシリ山頂先の小ピークで男女が休憩していたのでちょっと足を延ばしてご挨拶。Cコースから来たので花は多かったと言うお二人。(↑)14:06 ヒメイチゲのブーケ(↑)14:06 樺戸の山は此の看板が特徴 青山ダムを見下ろしいつもの景色に癒される。軽食を済ませ下山にする。ショウジョウバカマの終わりとカタクリが咲き断崖斜面にはハクサンイチゲとハクサンチドリの群落、足元にはチシマフウロ。崖斜面の奥に目を凝らすがイワオウギを探せない。(↑)14:16 もう一度登りよりもいっそう開花したミヤマアズマギクとエゾノハクサンイチゲ。左奥に見える白い花がイワオウギかな?(↑)14:26 842ピークから山頂を振り返る(↑)14:28 Cコースを下るとキジムシロ 花が目に付くのでやっぱり此のコースに限る。(↑)14:29ミヤマオダマキ 色がいい。(↑)14:30 ミヤマオダマキのブーケ樹林歩きは平坦な道も多く階段も少ない下り。めっちゃ体に優しいと感じながらエゾハルゼミの鳴き声は頭の芯まで響き初夏を満喫。もうすぐ到着かと思う頃にたった一輪だけ開花したマシケレイジンソウを発見!若干画像がぼやけたので割愛。(↑)15:08 Cコースの登山口に到着 此処から車道を歩いて宿泊施設まで15:22 下山 これにて5月の山が終了アポイ岳から始まり塩谷丸山の最上町コースから塩谷に縦走、伊達紋別岳、有珠山、手稲山、北広山、樽前山。充実した足慣らしの一か月。散策も多かったので花に出会えた。6月は黒松内岳から始まる。早く大雪山系の山々を歩き通したい。
2016.06.11
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5月26日 曇り 11:14 スタート 盤尻地区に所用があり解散後の自由時間で支笏湖に向かう。恵庭渓谷経由でラルマナイの滝を過ぎる頃、一瞬、雲は切れたがオコタン分岐辺りからは深い霧となった。恵庭岳でヒダカエンレイソウでも眺めようと思ったがこの天気では楽しくないので通過し湖畔を温泉街に向かうも湖面は全く見えない。のんびりと樽前山七合目に向かうが五合目でゲートが閉じられていたのでがっかり。諦めて周辺の樹林に咲いたムラサキヤシオツツジを撮影していた。するとソロ女性が今からゲートの脇をすり抜けて行くのを目にした。野鳥の囀りも聞こえ出し天気が好転しているので急いで準備をする。ゲート前には車が6.7台。(↑)ムラサキヤシオツツジが満開 ゲート附近の樹林で撮影(↑)11:14 五合目ゲート車道歩きでは両サイドにヤシオツツジが咲き今が見頃。オオカメノキも同時に咲くので樹林の奥まで白やピンクの花が見えていた。何せ車は通らなので右に左に車道をジグザグ歩きで花を眺める事の出来るチャンスを初めて味わう。(↑)11:51 コヨウラクツツジキツツキも居たしエゾハルゼミがジィンジィンと頭が痛くなる位、鳴いていた。昨年の豪雨で大木が沢山、倒れて明るくなった樹林の一角もある。ゆっくり歩いていても少し汗ばむ。下山の人々に何度も出会う。(↑)11:55 やっと標高660mの七号目登山口に着いた。1台も車が無い本来の駐車場を通ってから静かな登山道をひたすら登って行く。ミヤマエンレイソウが少し咲きミヤマハンノキ林を過ぎて振り返ると支笏湖が少しぼやけて見える。ソロ男性に追い着きすぐ外輪山の分岐に着いた。此処から東山に向かうが同じコースを辿るソロ女性に遭遇する。彼女は苫小牧から来たと言うので帰路の車道歩きは同行しようと決めてそのまま先行する。(↑)12:39 東山に到着イマイチの天候だが諦めていたので十分。風は少し強いが気にならない。西山は昨年9月に外輪山一周で立ち寄ったので今回はコメバツガザクラを眺め風不死岳への分岐から周回する予定にした。(↑)12:40 三重式火山のドームと奥は西山撮影で立ち止まったがスルーして先を急ぐ。立ち入り禁止のドームを左に眺めながら山頂を直進すると正面には風不死岳。(↑)12:41 右に風不死岳と正面中央932峰前方で外人ソロ女性に追い着き五合目ゲートで見掛けた人だった。彼女が居なかったら今日の樽前山は無かった事になるので心の中で感謝。(↑)12:48 支笏湖が進行方向の右下に見えている(↑)12:58 コメバツガザクラ!やはり満開!!!此処で花の絨毯を見るのが今日の目的になって居た。(↑)13:01 コメバツガザクラの小群落以前のような広大な花畑が展開して居ないので不思議。風が強いのでこの先の分岐から少し下の大きな岩の陰で休む事にした。振り返ると苫小牧ソロ女性は遅れている。先に大岩に着いてオニギリを食べ終え彼女の為に椅子になるような手頃な岩を準備した。到着した彼女はAさんで少し年配。パトロールついでの登山だと言う。お話も山ほどだったが彼女の大きなザックからはパック入りの苺が出てきてご馳走になる。更にパックごとのサンドイッチ、ミニトマトもパックごと。水筒一杯に作って来たからとコーヒーもご馳走になった。今回、荷物の少なさ新記録でおにぎりとスポーツドリンクのみのロンリーザックとは大違い。(↑)13:46 分岐から932峰を見て右に下り樽前山の麓をトラバースのコースを取る寒くなるまで大岩の下で腰かけて話をしていたが出発。932峰から下山して来たソロ男性と挨拶。A女史と連れ立っての下山も彼女のお話しが楽しい。(↑)14:02 豪雨で登山道が深い溝になったと彼女が説明してくれる。久し振りにこのコースを歩いた事を思い出す。登山道脇にあった花が雨に流されたと嘆く彼女でした。(↑)14:06 コメバツガザクラの群落を発見昔のガイド本では絶滅したと紹介されたイワヒゲも此の辺りで咲いていた。数は少ないが必死で生き延びている。(↑)14:11 豪雨で岩板がむき出しの登山道で撮影するA女史風不死岳に背を向けながら支笏湖は左下になった。アウターを二人で脱ぎ暖かくなった午後、彼女は汗びっしょり。(↑)14:28 振り返ると風不死岳辺りはイソツツジが一面で1週間もしたら満開だろうと話しながら小さなアップダウンの登山道を歩く。(↑)14:41 小さな樹林を抜けたらいきなり下山で樽前ヒュッテ前に到着(↑)15:02 ウェルカム珈琲を 右はA女史ヒュッテの小屋当番さんがA女史のお仲間でご一緒させていただいた。932峰から下山して来たソロ男性も立ち寄り実はお仲間だったそうで皆さん、苫小牧山岳会の方。お話の内容がちんぷんかんぷんなひと時でしたが楽しめたロンリーザックさん。(↑)15:19 Sさんに見送られて苫小牧のA女史には尋ねたい事があったのですが道中の回答もさすがに地元。樽前ガローの事、露天風呂があるのはアルテン、ゲートは明日から開く事、休暇村のお風呂etc・・・完璧。(↑)15:52 下山 18865歩 ヤシオツツジとオオカメノキ見てゲートに到着お風呂に誘われたのですがさすがに裸のお付き合いまでは・・・自宅に着いたのは6時前。次回は神居尻山
2016.06.09
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5月23日 晴れ 12:17 スタート 前日のテイネハイランドに続き午後からの活動。此の日は主人が北広山で笹タケノコ採りをしたいと切望するので手稲山のウドが早かった件もありやって来た。毎年恒例で孫キッズと来ていたがその孫も高校生になると都合が付かない。そこで今まで皮むき作業しか参加して居ない主人は晴れてタケノコ採りデビュー。国道36号線大曲で仁別の青看板から舗装の道道に入るとやがて砂利の林道になる。青葉の樹林が続き初めての景色に喜ぶ主人だったが果たして輝かしい結果になるだろうかと不安が先に立つ。(↑)12:17 きちんと袋を手にタケノコ採りで捜索願の出ていた人が今朝、此処で無事に発見された事を途中のニュースで知ったがいつもと附近の様子は変わらず車が数台あった。(↑)12:24 タチツボスミレ仁井別川に沿って歩くと昨年まで泥んこだった林道に砂利が敷かれ立派になって居た。孫キッズが小さい頃、その道でどろどろになり大曲のショッピングセンターで靴も含めて一式着替えを購入した事がある。(↑)12:52 タケノコを探しながら全く見当たらないので山頂まで行くしかない。なのに振り返ると主人は見えない。一体、ナニを収穫しているのかと想像するのも避けながら進む。やがて少しずつ笹タケノコが目に入る。(↑)13:27 収穫しながら標高506メートルの北広山に到着だが最高点は立ち入り禁止山なのに登りがある事をボヤキながら到着した主人の袋はこれと言って何も入っておらず只、遅いだけだった。此処で採っていたんだあ~と感慨深げではあったが孫と居るより心細い。(↑)13:25 荒涼とした山頂は自衛隊の演習林なので柵が続いている。紋別岳が見えている。横にうっすらとイチャンコッペ山でそれ以外何も見えないので作業に戻る。登山道脇には無いので直下から数メートル程、笹薮に入り太めのタケノコを選んだ。(↑)14:32 重いほどのタケノコと下山此の夜は天ぷらやタケノコご飯になり美味しい楽しい1日となった。千島笹の藪に入って踏みつけながら収穫したから翌日、太ももが筋肉痛になってしまった。主人の場合、体格は良いのに運動不足が祟りもっと酷いらしい。いつも笹タケノコを収穫して帰るが登山道沿いが殆どでそのつもりだったと彼は言う。今回、あえて笹薮に入らないと採れない北広山と指定したのは本人だし希望を叶えただけ。
2016.06.08
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5月22日 晴れ 14:13 スタート 強烈な夏日が5日も続き山は霞んでいたし年齢も考え熱中症対策で自宅待機していた。さすがに筋肉が落ちてしまうのも残念な話。午後になり主人に手稲山にはウドがあるよと適当な事を言って誘う。ダルそうに車に乗ったが我が家の駐車場は西側のせいか28度と表示された。ハイランドスキー場コースに向かって行くとぐんぐん気温は下がり停車時は19度に。車はまだ15.6台。これなら毎日来れば良かったかも。(↑)14:20 ボーダーが帰る雪はまだ随所に見えるのでスキー場はクローズしてもゲレンデの楽しみ方は色々で人が多い。(↑)14:24 双子咲きのシラネアオイモチロン、時期的にシラネアオイが見頃なので年々、知れ渡り撮影する人が増えている。満開! 標高が上がる先の斜面も蕾が膨らみ始め濃い紫色の花が少し見える。(↑)14:24 シラネアオイを眺めてから登山道に戻り車道を通過してゲレンデを行く。もうすぐ大回転コースの東側のゲレンデにもシラネアオイの群落がサンカヨウと共に展開し観察するマダムで賑わう。その頃には色とりどりのハクサンチドリもゲレンデ中に点在して楽しくなり笹タケノコも収穫出来る。今日はこの先、雪が十分残っているのでウドが生えている筈も無く完全に嘘をついてしまった。(↑)15:05 雪があっても暑くて汗が出た。前回、雪で苦労した女子大回転コースを過ぎてあと一息。振り返ったネオパラ山は緑になって居る。(↑)15:13 リフト降り場から先の車道は雪解け水が流れる。しかもNHKのアンテナ先は除雪も無く雪山にヨイショと乗る。コンコン様は姿を現していた。(↑)15:18 山頂に到着誰も居ないと思ったが平和の滝コースのソロ男性が居た。途中、下山の方が言った通り遠望は利いて満足。(↑)15:25 手稲西峰から細尾根を辿り鐘の丘までを目でなぞる。雪の時期に楽しませて貰う此のコースを眺めるいつもの習慣。あそこで年季リュックさんに再会したのが丁度、ひと月前の事。(↑)15:26 定山渓天狗岳左は無意根山で定天の右にうっすらと羊蹄山が見えている。肉眼ではもっときれいだったので連日の夏日で今回が1番良かったような気がする。実際は山に来ていないので確信は無いが自宅3階から眺めた限り毎日、空はぼやけていた。(↑)15:26 百松三山烏帽子岳が台形で大きく見えるがまだ雪が少し残っている。その奥は札幌岳。百松沢山には1.2年行って無い。(↑)15:26 銭函天狗岳を見下ろすあの山も先月末に行ったばかり。雪解けは終了でキバナノアマナやキクザキイチゲの世界だった。(↑)15:27 奥宮に手を合わせ下山にした。前回は鳥居の上が少し見えていただけだった。(↑)15:29 下山は車道を辿らずNHKのアンテナの後ろ側から回った遠望の樺戸山塊や暑寒の山は見えなかった。樹林からショートカットするつもりだったが雪が少ないので途中から車道に合流してビシャビシャと川のような道をアンテナ群を眺めながら行く。 (↑)15:37 尻滑りを振り返るゲレンデの上の方からアルミシートを出して滑って来た。見渡すと人影は全く無くなり駐車場にはウチの車だけ。しかも主人も見当たらない。遠くリフト下に見覚えのある姿を捉えた。蕗を抱えている。その蕗は柔らかくて美味しかった。ウドの件には触れなかった。16:00 下山
2016.06.06
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5月13日 晴れ 10:37 スタート 札幌の自宅から中山峠経由で3時間。3日前に下見した有珠山に来るチャンスがこんなに早いとは思っても居なかった。有難き所用に感謝しつつも今年最高の暑さ。高速道路の手前にある駐車場から歩き出すと間も無くの登山口にも車が数台。野鳥が囀りいい天気。(↑)10:42 タチツボスミレ拡大すると毛が多いので伊達紋別岳に多いケタチツボかも知れない。最初から暑いが初めての山なので雰囲気を目に焼き付けながら歩く。オオウバユリやマイヅルソウ、エンレイソウが多い。キジムシロの黄色いブーケが鮮やかでフデリンドウやクルマバソウが咲いていた。(↑)11:04 整備された遊歩道イメージしていた荒涼さは全く感じられず芽吹きにはまだ早いが気持ちの良い森林浴コース。(↑)11:05 コジマエンレイソウとにかくエンレイソウが多い中にどう見てもコジマエンレイソウではなかろうかと思われる散り掛けの花がポツポツと目に付く。そこで思い出したのが先日、此処の登山口で出会ったパーティ。コジマエンレイソウを見に来たが終わっていたと言っていた事。やはりコジマエンレイソウのようです。下山のソロ男性に花の話をしていたらフクロウの巣があったと教えてくれた。(↑)11:24 フクロウ発見何かが飛んだからとカメラを構えるソロ男性が居たので声を掛け、お蔭で出会えたが最初に教えてくれた男性の場所とは食い違っていた。すぐにフクロウだと解ったので目を凝らすと居た、居た。巣と同化している。(↑)11:28 しばらくソロ男性と見上げるお互いが居てのラッキーだった。双眼鏡を出して登山道から10メートル程先のフクロウを二人で眺めていた。彼は居場所を確認するのに手間取ったが生まれて初めて見る生き物に興奮していた。私も子供の頃に見て以来2度目。帰路の楽しみが増え先を行く。シャクが膝位の高さに成長していたがこれも山菜なので帰りの仕事。(↑)11:42 山桜が咲く標高が上がり風が涼しくなったら景観が良くなる。内浦湾の向こうには真っ白な狩場の山々が見えていた。間も無く外輪山の分岐で丁字路を左に向かう。(↑)12:02 洞爺湖が見える洞爺湖の向こうに白い羊蹄山、左にニセコの山々、更に左に端正な昆布岳。右は小有珠。(↑)12:04 端まで行ってみる昆布岳の手前、小高い丘にはウインザーホテルが見えている。先日の金毘羅山が更に手前だろうか。 (↑)12:04 左から小有珠、有珠新山、オガリ山、大有珠銀沼大火口が見えている。此処から分岐に一旦戻ると外人さんご夫婦がやって来たのでコンニチハ~。分岐を伊達紋別岳目指すように直進して山頂に向かう。 (↑)12:13 下にトイレが見える一旦、下ってから最大斜度45度の階段を300段近く登る事になる。白くて小さいタネツケバナが階段の淵に咲いていた。しかもウドがロープの中に見える。途中、登山兼山菜採りの年配ご夫婦のランチタイムはロープの中だった。(↑)12:41 帰路は此処で休憩した左が歩いて来た外輪。もう山頂から人の声が聞こえ、観光客が少しだけ階段を下って来たり。(↑)12:43 大有珠山頂となる景観。周りは中国人らしき観光客が多い。何処かに腰を下ろす気分にはならず平らな広場を軽く一周。(↑)12:47 山頂からの景観左にロープウェイ駅で観光客が歩いて来る。右下に昭和新山がとても小さい。遠望は徳舜ホロホロとオロフレ山、来馬岳と繋がっていた。(↑)12:48 観光地化された山頂(↑)12:50 下山にする早々に階段を下り銀沼大火口の看板前で腰を下ろす。秀岳荘で買ったマットを敷いて春雨スープを作ったが回収せずに帰る癖が付いてまた紛失した。・・笑える。遊歩道、左の中間にトイレが見える。(↑)12:59 軽食終えてのんびり帰るオガリ山と小有珠と銀沼大火口。奥に内浦湾と狩場の白い山々。(↑)13:01 駒ヶ岳を眺めながら有珠山まで来ると駒ヶ岳の山頂もはっきり右に駒ヶ岳、左に佐原岳と判別できるので驚いた。更に右方向で正面辺りには雲が掛かった白い山並みが見えていたので遊楽部岳かな?と思いながら。(↑)13:36 エゾムラサキウドを立ち入り禁止の反対側斜面に見つけて収穫して居たら咲いていた。(↑)13:39 外輪の丁字路分岐いよいよ樹林に入る。今度来ることがあるのかどうか。あまり好きではないけどシャクを少しだけ摘んでいたらランチのご夫婦も真似をして試食のようです。(↑)14:25 車道を過ぎて途中はこんなに広い道を通り迷いそうだと思いながら本当に間違う。千人広場に行ってしまいランチご夫婦が直進するので気が付いた。14:30 下山 19300歩 まあまあ歩きごたえのある有珠山でした。
2016.05.31
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5月10日 曇りにち雨 8:30スタート 天気予報はイマイチだったが所用で室蘭まで来るならと中山峠経由で伊達市の「北海道社会福祉事業団 太陽の園」に着いた。登山口が解らず出勤途中の施設の方に教えて頂く。とにかく遅咲きの桜が満開の時期で洞爺湖の北側を巡って辿り着くまでの美しい事この上ない。準備中の登山者専用駐車場から太平洋を見下ろし辺りは桜・桜・サクラ。(↑)8:30 車は1台も無い駐車場悪い天気予報のせいかどなたもまだ登っていない。花が終わった桜並木を行くと記帳箱があった。(↑)8:30 タチツボスミレが一面に咲いていた伊達紋別岳のタチツボスミレには毛があるので「ケタチツボスミレ」と言うらしいがこれがそうかは不明。その先は伐採跡が生々しいカラマツ林となり一瞬の陽射しだったが照り付けて暑かった。その先は柏だけの林となり芽吹きがまだなので見通しの良い尾根歩き。最初から尾根を拾っているせいか低気圧のせいなのか今日は体が重く汗も掻く。標高423mで左に見えていた尾根が合流しほんの少しだけ平坦な区間になる。此処まではの足元はオオウバユリ、マイヅルソウ、時折りまだ蕾のシラネアオイとエンレイソウ。(↑)9:06 エゾアオイスミレ今回の目的である此のスミレは4月下旬の花期だから半ば諦めていたのに速攻発見!スミレの判別は苦手意識が強く面倒になるとぜ~んぶスミレとなるロンリーザックさんもエゾアオイスミレは大丈夫。葉が他のスミレに比べると丸で違う。マイヅルソウの群落に埋もれるように咲いていました。(↑)9:36 ガンバレ岩 満開の斑入りミヤマスミレがちょくちょく現れてナニワズも黄色い花を少し咲かせて慰められる。標高500m過ぎてもキツイ尾根歩きでこの岩を過ぎたら明るくなり稜線にやっと出た。(↑)9:40 7合目の「いっぷく広場」真正面に稀府岳が鎮座している。小さい山だが此処から眺めると恰幅がある。その奥で少し雪の筋が見えるのは室蘭岳かと思う。やっとこの山を訪れる事が出来て良かった。6年前、徳舜別岳で出会った室蘭のソロ男性が「伊達紋別岳は花の山だよ・・ぜひどうぞ」と教えて下さったのが脳裏に沁みていたのでした。(↑)9:42 進行方向を眺める 奥のピークは前紋別岳標高644mの涼しい風に撫でられながら一旦緩く下ると斑入りミヤマスミレが絨毯の様に咲いているのでビックリする。笹の中ではあるが登山道の手入れが良いからなのだろう。更に先の崖でもっと驚く。(↑)9:45 斑入りミヤマスミレが延々と咲いていた。(↑)9:46 今度はヒメナツトウダイと咲いていた。(↑)9:49 崖からの景観は稀府岳が男性的此処の崖斜面にはいろんな種類の植物が花の時期を待って張り付いていた。道を外れて寄り道タイム。(↑)9:51ミヤマアズマギク咲けば水色の花畑であろうと想像する。アポイ岳の白い花と違いこれはこれで素晴らしい。(↑)9:50タカネグンバイ再び歩き出したら数株だけど満開。次は何が咲いているのだろうかと期待してしまう。(↑)10:13 9合目近くから山頂を見る前紋別岳を眺めながらもう山頂かぁと勘違い。面白い小説の残りページを見る想いだったが此処から1時間の更なる楽しみが残って居ました。ダケカンバの中に9合目があり少し下がってゆっくりと山頂を目指します。(↑)10:28 ヒメイチゲのブーケ これでもかこれでもかと花を差し出す伊達門別岳。(↑)10:29 伊達紋別岳山頂 モチロン独り占め 昆布岳が肉眼では見えたが画像には反映されず。(↑)10:29 遠望は徳舜ホロホロ、オロフレ山、来馬岳曇天の割には高曇りで展望がそこそこ利いた良き日。(↑)10:29 羊蹄山はうっすらですが見えていました。編集で彩度を上げたから少しだけくっきりしています。(↑)10:33 ニセコの山々 手前左は有珠山、右に昭和新山そして洞爺湖腰を下ろして軽食タイム。稜線になってからは風が強く山頂でも何処に座ろうかと迷うほど。10:40下山にする。(↑)11:00 内浦湾の向こうに駒ヶ岳を眺めながら右奥が7合目のいっぷく広場で人影が見える。全体に笹が生い茂るだけの山肌が出発から続く。(↑)11:05コキンバイの小群落いっぷく広場にこれから山頂を目指すご夫婦が居た。下山して行くといっぷく広場から下山中の年配ご夫婦にも追い着いた。(↑)11:41 シラネアオイが帰路では咲いた 株数は少ないが白い花も見かけ確かに花の山。(↑)11:43 アオダイショウ?野鳥の囀りも心地良かったが曇天で午後からは雨。とぐろを巻いているから日向ぼっこではないらしい。発見の多い山歩きだった。尾根を下って行くと6.7名のツアーも登って来たので山は活気が帯びて来た。(↑)12:02 下山午後は所用後に善光寺、火口ジオパークと一日一杯遊んだ洞爺湖町でした。在庫している古い「夏山ガイド」には伊達紋別岳の紹介が有りませんが著者が同じ梅沢俊さんの「北の花名山ガイド」には紹介されています。花より団子、山より花と言う感じで登る事が多いのですがそんな時は重宝する一冊です。今回は山頂直下にあるヒロハヘビノボラズの株に気が付かず悔いが残りました。
2016.05.22
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5月8日 晴れ強風 13:05スタート 強風予報が出ていたので山は諦めてのんびりしていた午前。主人が「山菜採りに行こう」と突然、言い出す。行く予定だった朝里川温泉方向をスルーして小樽に着いた。(↑)12:10 小樽天狗山から於古発山に向かうと想像以上の積雪此処は二人とも、装備が悪いので引き返し「自然の村」から同じコースを辿る事にした。ところが大掛かりな伐採作業が始まったらしく以前の広い駐車場は丸太置き場になって居たので更に車道を下った林内でアズキナの収穫をした。水道取水施設先の林道を更に進むと塩谷丸山の最上町コースの道だった。開いたゲートを突破して登山口を探しながら行く。とっくに見落としていたから塩谷川の雪解け水の流れる豪音を聞きながら車はUターンも難しい山道になる。遠藤山まで続く林道は途中から雪になり通行不可。山菜採りに来たらしいバイクの地元民に案内されて引き返しやっと到着。(↑)13:05 標高250の登山口は車道から見上げる高さにあり「見落としがちだよね」とバイクの男性が言って去る。風があるので躊躇したが山頂まで2.2kmと書かれていたので此処から塩谷に下山する事にした。車のトランクに常時積んである小さなザックに取り敢えず水だけ入れ軽い登山用アウターに帽子とストックをチョイスした。歩き出すと登山者に見えるが実際は普段着のセーターとストレッチのジーンズ姿。(↑)13:19 これが道標 丸山⇔最上町と記されている最初はタチツボスミレやカタクリが迎えてくれたがすぐ暗いトドマツ林が続く。塩谷川を見下ろし足元はとても整理された道。人に出会うとは思えないほどの静かさで風が全く感じなくなり来て良かった。(↑)13:24 雪渓歩きいきなり伐採で明るくなると沢形からの登りが雪渓になった。上から下山して来る同世代のソロ男性が「此のコースで今頃、出会うと思わなかった」と驚くがお互いにびっくりした。早速、地図を持ってない事を説明して山頂までの様子を尋ね一安心したのでした。(↑)13:28 遠藤山との550m分岐この先で再び雪はすっかり消えて笹かぶりだがすっきりした登山道になった。もう丸山の山頂は丸見え。(↑)13:29 登山道の両脇はカラクリが満開此処で群落が現れると思わなかったのでうれしい誤算。(↑)13:30 振り返ると歩いた雪渓が左に見えるカタクリが延々と続いた登山道は直進方向が遠藤山。山頂への斜面を登ると少しずつ風を感じる。(↑)13:37 少しの登りで振り返る天狗山から於古発山を経由して遠藤山に至る奥の稜線。笹とダケカンバの疎林を行くと登山道は岩が多くなって山頂が近づいた事を知る。風が涼しい。(↑)13:50 ケルンが現れた足元は平らな岩盤になり展望が開けた。反対側から来たので景色が全く違い海となる。(↑)13:51 祠の山頂錆びた錨に味がある久し振りの塩谷丸山。若いパーティが2.3組寛いでランチタイムだが風は強くて予報通り。中年のソロ男性も少し前に到着したらしい。彼の話では8時半頃、天狗山を下から出発して遠藤山経由との事。途中、出会ったのは一人だと言う。多分、雪渓で会った人だと思った。咽も乾かず食料も無いので本当の山頂に向かって西へ進む。(↑)13:53 623m塩谷丸山山頂 朝里岳と余市岳が白い意外と遠望は悪い。さっきのソロ男性も一緒に移動して同じ景色を眺める。大縦走した彼は下山後、塩谷駅からJRで戻るらしい。(↑)13:57 大黒山を見る風がかなり強い中、塩谷側から団体さんが到着する。高校生だろうか男子、女子がキツカッタ~、と歓声上げながら楽しそうに次々と20名ほど。山頂はいっぱいになる。(↑)14:04 下山にするまだまだ登って来る。海を見下ろしながら笹の450m台地に下山する頃、若いパーティに何組も出会う。下山の足元は雪解け水で泥んこだったり雪だったりで最上町コースは本当に恵まれていた。(↑)14:47 キクザキイチゲ笹原から樹林に入ると花が咲き出し種類も多くていい。のんびりと下山しながら野鳥の囀りに癒される。(↑)14:59 登山口は警備付き歩行者道路を警備の方が誘導してくれる。余市町まで伸びる高速道路建設で様相は一変していた。この辺りで最上町から車を回して山菜採りをしている主人を発見し蕗の収穫を眺める。すると山頂で出会った縦走ソロ男性が汗だくの真っ赤な顔でご挨拶し下山していった。二人で砂利道を戻り少し標高の上がったカンカン照りの駐車場から以前の場所に車を移動した。樹の下で涼しい。朝、意味も無く近所のコープで買った「鶏の唐揚げ」のパックを開ける。朝の五目御飯を大きなおにぎりしたので頬張る。美味しい!! 食後、ゆっくりと帰路に着く。・・・カタクリが満開朝里まで来た頃、またもや主人が突然、定山渓経由で帰る!と言い出した。進路は雪の多い峠の景観で下るとすぐの「国際スキー場」は目下、営業中。目的地であるいつものアズキナ畑はまだまだ冬。その分、別のギョウジャニンニク畑で収穫オーケー。まだ芽が出たばかりの蕗は蕗ご飯に。ギョウジャニンニクは麺つゆ漬け、アズキナのおひたしは絶品でした。こうして予期せぬ「プチ縦走登山」と「山菜収穫」で充実した一日を過ごしたのでした!
2016.05.20
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