全64件 (64件中 1-50件目)
12月16日 曇り 10:40 スタート 天気は悪そうだが気圧計を眺めたら意外と高い。サーモスを持って家を出たが道路はカラカラに乾いて走りやすい。先月の40センチメートル積雪はゼロになりスキー場のオープンも延期が続出とニュースになる。手稲山に行きたかったがネットで調べたらオープンしていた。(↑)10:55 キツツキの食卓となった樹無料開放中のお知らせが駐車場の入り口にあった。沢沿いから始まる登山道も秋と同じ様相。ソロ男性が次々と下山して来るが足元は十人十色。今回は普通の長靴を履いて来たが5.6年前に新品のまま踵が剥がれた。一応、高価だったのと気に入っていたので自分で修理したイカサマ長靴。(↑)11:04 野葡萄の蔓 奥はウサギ平コース此処で一瞬、道に雪が残っている。明日から雪が降る予報だがその前に消えてしまいそうな陽気でうっすら汗をかいた。秋口には此の野葡萄が見たくて数度通ったがこうして全体像を眺めても大木だと思う。尾根歩きの右は葉の落ちた樹林越しに豊平川が見える。雪捨て場になる河川敷にブルーシートが延々と広がる。(↑)11:26 雪が少し尾根コースからゲレンデの半分以上が枯れ草に覆われたウサギ平のトラバースを行きながら振り返った。前から来たソロ男性と立話。(↑)12:01 30分ほど近郊の山の話をしてお別れ彼は自転車、カントリースキー、シーカヤック、登山と四季を満遍なく楽しんでいるとの事。今日は先月19日以来の山歩きだがこうしていい空気、一期一会に癒されるのがたまらない。(↑)12:05 いつもと違うコースからモーリス号乗り場に以前は人の多い藻岩山に来るのが苦手だった。静かな小林峠コースを好んだが馬の背からは別コースと合流が続き参道歩きのような賑わいに戸惑った。最近、スキー場コースを辿るようになってからは駐車場も広々だしコースが色々あり人も少ないので寝坊した日にチョイスする事が多くなった。(↑)12:13 モーリス号が来たレール脇を300メートルほど登ると山頂に着いた。どんよりとした藤野方向が見えていたがそのまま建物に入る。中にある登山者休憩所前のストック置き場にストックを差して階上に。(↑)12:23 ランチタイム朝から何も食べていないので春雨スープをいそいそと作る。隣席の彼女Yさんと話が弾み時を忘れる。彼女は山岳会に2箇所所属しているらしいので一匹オウカミのロンリーザックさんとは視点が違うので新鮮だった。珈琲も作って彼女に出会った藻岩山を満喫。(↑)13:23 水墨画のようなYさんと連れ立って建物を後にした。外国人が暗い藤野方向の景観をバックに撮影していた。(↑)13:35 藻岩山神社いつも閑散としている土産物売り場でモーリス君の絵が書かれたお土産を東京から里帰りお産の娘に買った。此の冬は外出もままならないかも。(↑)13:41 下山はゲレンデ脇コースから2.5キロメートルの登山道はあっと言う間にリフトに着いてしまう。(↑)14:00 下山長靴の踵も無事だった。
2015.12.19
コメント(0)
11月19日 曇りのち晴れ 8:40 スタート 相変わらずのハイランドコースから気温一度で歩き出す。女子大回転コースを過ぎた最後の斜面にはワンコ連れのソロ男性がいた。撮影しようと思ったらデジカメのバッテリーが切れていたのでガッカリ。また、やってしまった。仕方が無いのでスマホで撮影となる。山頂まではワンコの後ろをうろつきながら着いて行く。(↑)9:30 山頂の霧氷寒いから汗もかかず軽快に50分で着いてしまった。お陰で素晴らしい景観に出会えた。(↑)西峰の方角遠望はイマイチでも霧氷がいいので温かい珈琲を作ってまったりする。風があるので長居は出来ない。(↑)ススキも凍って素晴らしい。山頂のぐるりが輝いている。(↑)彼女の名前はベルちゃんorリンちゃん?ケルンの山頂に立ち寄ったせいか名前を思い出せなくなった。ゴメンナサイ。こんなにお行儀良くポーズを取ってくれたのに私は最低の人間です。(↑)ケルンの山頂に立ち寄る此処で靴紐を直していたソロ男性、北区のTu氏とお知り合いになる。彼の山談義は朝里天狗岳奥の屏風岳、知内岳、パンケヌーシ岳のお花畑に飛び大二股山、銭天のマニアックコースと縦横無尽に広がり楽しいひと時。「サラリーマン」さんと交流あるとの事だがお互い寒さの限界まで語っていた。お別れしてリフト降り場の陽だまりに行く。先客の年配ソロ男性がずっと遠くの景観を見つめていた。一緒に腰掛けたが冷え込んだ体に堪えるので下山にする。(↑)真っ直ぐ帰るのも勿体無いからネオパラ山に向かう。ネオパラ山への作業道は笹が濃くなっていた。風が強いので最後のリフト降り場まで行くのは止めて手前のリフトにした。此処でアウターを着込みおにぎりとカフェオレ。(↑)手稲山を眺める12:50 下山 もう撮り溜めの画像も無く名残惜しくアップ。以降、雪マークの天気予報。24日は積雪44センチ62年振り。何かと都合も付かず山と疎遠になる。
2015.12.03
コメント(0)
11月16日 晴れ 10:13 スタート やっと晴れた空。初めての豊見山に来た。すずらんゴルフ場の門から車で入り、朽ちたリフトを見上げながら取り付き点を探す。(↑)10:14 入り口 車道は九十九折で少しずつ高くなり顕著な登山口をやっと見つけた。駐車場有り。本日、先客無し。ダケカンバの幼木の中にロマンチックな細い道があったがすぐに抜けて原っぱとなる。(↑)10:17 朽ちたリフトと青空が対照的原っぱから小さな山頂がすぐ眺められ其の先、石垣の跡かと思われる斜面から尾根に乗る。(↑)1:18 素朴な看板あり何と無く自然歩道のように整備された道が続き楽しい。右に藻岩山が見えるが撮影するには樹が混み過ぎている。(↑)10:32 急斜面で汗 奥は藤野富士だと思う意外とキツイ。尾根が向きを南に変えたら風が少し出て来た。(↑)10:36 羆の爪痕近くの細い木にも似たような痕跡があった。どうやら此の辺りは地主さんの行動範囲らしい。(↑)10:39 細尾根歩き笹薮の濃い山だけど、どなたかに刈られ道はしっかりついている。本当に有り難い。(↑)10:41 フッキソウ今度はフッキソウの斜面になり白い実を付けていたが倒木あり。風が強いので通り道らしい。(↑)10:44 採石所と豊栄山 見下ろすと葉が落ちた此の時期限定なのか砕石所が見える。間も無くアンテナが現れ先に山頂。(↑)10:50 豊見山の山頂こじゃれた樹にこれまたお似合いの枝が立て掛けられ遊び心一杯。腰掛けて珈琲でもと思ったが止めてしまった。(↑)10:53 山頂広場札幌岳、豊平山が見えているが夏山では少し展望が悪いかもしれないと想像した。それでも他の低山とハシゴしたり時間の無い時にひと汗かくには丁度良い。11:20 下山 やはりどなたにも出会わず其の後、冬しか登った事の無い藤野富士に向かい取り付き口を捜したが見付からず諦めた。ネットで調べたら最初の情報が間違っていたらしい。長期予報は3日後から連日の雪模様。
2015.11.30
コメント(0)
11月13日 10:31 スタート 札幌は久々の晴れ。寝坊した日は手稲山ハイランドに向かうが本日はいつもと違う山の姿に感動する。車道を走りながら仰ぎ見る手稲山はゲレンデ白く山頂付近は霧氷に輝いていた。(↑)10:55 歩き始めからとても寒いが昨日の稀府岳より体が楽に動くゲレンデにソロ男性がぽつぽつと3名ほど見えている。振り返ると暑寒の山々も白い。(↑)10:58 ネオパラ山を見る一人二人と追い着き振り返って一息入れた。山は連日歩きが体に合っているらしくこのペースだと霧氷が消えない内に山頂に辿り着けそうな気がする。(↑)10:59 女子大回転をクリアして雪が一層、深くなるが傾斜は緩みアンテナ群も見えて来た。車道に合流したら支笏湖周辺の山々がすっきりと左に展開。(↑)11:20 誰も居ない手稲山の山頂 手前のアンテナから氷がバラバラと落下しているやはり真っ白な無意根山。度々、訪れる手稲山は遂に冬景色となった。(↑)11:21 余市岳真っ白いのが際立つ余市岳。そして朝里岳への稜線。すぐにでもオープン出来そうな札幌国際スキー場のゲレンデが眩しい。ボンヤリと眺めていたら女性2人パーティ、そしてソロ男性と到着して来た。(↑)11:21 雲の掛かった羊蹄山と手前には定山渓天狗岳、更に手前に迷沢山羊蹄山の横には無意根山、中岳、並河岳、喜茂別岳と順番に小さくなって並んでいる。(↑)11:21 右は新しいアンテナ訪れる度に大きくなって行ったアンテナも冬を前に完成し氷を登山道に落としている。(↑)11:24 西峰の霧氷に見とれる霧氷が楽しみだったが山頂付近は殆ど見当たらず陰にあるだけ。女性パーティが下山してソロ男性と二人になったら彼はブログの営業を始めた。「定年後の自転車生活」さんでした。彼が経験した遭難話に聞き入っている内に入れ替わり立ち代りのパーティも殆ど居なくなり最後のソロ男性が傍に来た。そして彼もブログの営業でごそごそとアドレスを二枚差し出した。ナント!「くじらの山旅」さんではありませんか。上げたお顔を拝見したら間違い無い。「ワ・タ・ク・シですよ」アドレスをお返ししながら大感激の再会! 手稲山でクジラさん捕獲~。 余市岳以来の捕獲でした。 それから三人の山談義は止まらない事、オシテ、知るルベシ。 彼の話題は重たいテーマも有りで共感しながら時を忘れる。(↑)12:45 クジラさんとお別れ 次は何処の山で会うだろうと後ろ姿を見送る彼だけ平和の滝に下山する。自然歩道の入り口を過ぎてしまったクジラさんにゲレンデコースの私達はフエンスを指差し抜け道を賑やかに教えたのでした。(↑)12:45 自転車生活さんとゲレンデコースを下山滑るのでブッシュの中をザクザクと下山した。車道に合流した処で「自転車生活」さんとお別れ。彼は平和の滝から登って来たが北尾根コースに下山するとの事。13:10 下山 駐車場から出る時、車道から雪の無いゴルフ場に入る彼の後ろ姿が見えた。 彼ともまた何処かで再会できる事を願う。 本日の手稲山は霧氷・出会い・再会と感慨深い山歩きとなりました。後日、ゲレンデの下山でオープン前に刈られたブッシュに刺さったらしく登山靴に穴が開いていた。やっぱり登山道に忠実に歩けば良かったと反省しながら修理する。シリオの靴ばかりある中で古い方だからこれで2度目の修理。近所のホームセンターから購入した黒い超強力セメダインが定番の活躍。此のセメダインで靴底の剥がれた長靴を修理したらそれ以来3年も履き続けている。
2015.11.29
コメント(3)
11月11日 晴れ 10:52 スタート 自宅を出る時のカーナビは高速道路でセットしたが此の日は初雪の札幌近郊。何と無く定山渓温泉に向かうと豊平山まで真っ白!しかも中山峠の霧氷は見事だった。雲の晴れ間にこれまた真っ白な羊蹄山が現れた。有珠山にしようかと一旦、向かったがUターンして南稀府に変更。途中、洞爺湖に浮かぶ水鳥に癒され昭和新山の近くを通る。観光しながら到着した鶏舎手前の登山口。すでにキノコ狩りしつつの下山者とばったり。(↑)11:08 明るい登山道が続く林道のような広い道は落ち葉の絨毯で栗が混ざっていた。鶏の鳴き声に送られて道は細くなる。トドマツ林を抜けて道は沢形に入る。キノコの入った袋が倒木にぶら下がっている。恵みの山だ。(↑)11:22 お尻愛の木ロープの張られた急斜面を過ぎたら腰掛けるに都合良さそうな形の樹があった。此の辺りから5.6名の下山者に出会う。(↑)11:26 室蘭岳に似る景観振り返ると枝越しに海が見えたが此処まで来たら遮るもの無く素晴らしい。(↑)11:33 反射板が見えた9月末に訪れた室蘭岳の方角だが陰になるので全く見えないらしい。カムイヌプリもしかり。あの時は夕方の4時前に登り始めたし台風の低気圧が残り強風だったので本日とは大違い。(↑)11:48 昭和新山と有珠山ガマ岩展望台から有珠山が見えたが前稀府岳からは昭和新山も現れる。(↑)11:48 山頂が現れた綺麗に整備された登山道が続く。ポコが連続するが左奥が山頂。(↑)11:56 振り返ると海の向こうに山が二つ並んでいる此処で下山のソロ女性としばしの立話で駒ケ岳はどっちの山かと大切な事を尋ねた。向かって右と教えられたが山頂にはどちらも雲が乗っかり本当の姿を確認出来ないのがもどかしい。(↑)12:04 稀府岳の山頂は独り占め 日高山脈が白く浮いていた先程のソロ女性が山頂先に1時間程行ったと言う。(↑)12:06 洞爺湖を眺める有珠山、昭和新山、半分しか見えない羊蹄山、奥に昆布岳とニセコの山々。(↑)12:08 山頂先の岩場で 笹刈り道が延々と続いている。ブランチタイムにする。おにぎりと珈琲。暖かいのでおかわりを作ってまったりする。(↑)12:08 徳舜ホロホロから来馬岳まで中央奥のオロフレ山が白い。2013年の6月にオロフレ山でシラネアオイを愛でてから幾つもの雪渓を越えて来馬岳に下山した。此処から眺めると来馬岳への縦走路がとても長い。1番右端が来馬岳。(↑)12:26 山頂から岩場を見るさっきまで寛いでいた岩場の向こうに無意根山が真っ白に横たわっている。(↑)13:02 渡島半島を見渡す下山の景観で正面の駒ケ岳は雲が晴れて台形の姿を見せていた。左は多分、横津岳だろう。下北半島もボンヤリだが見え半島の中間で高いのは遊楽部岳だと後から来たソロ男性が教えてくれた。彼とはしばしの歓談。(↑)13:19 苔むした沢形次々とソロの男女が登って来た。此の山は室蘭市民にこよなく愛されているのが道で解る。鶏の鳴き声が聞こえ13:31 下山 出発前に出会ったソロ男性にエノキダケを頂き鍋が良いと教わった。今回、どの山にしようかと迷った挙句の稀府岳でしたが色んな意味で来て良かった。所要ついでの室蘭地方。帰路も高速に乗らず昔から有名な地元のカツ丼店で食事した。オロフレ峠経由で震えながら白いオロフレ山を眺め、中山峠からは美しい夕焼けの羊蹄山を眺めた久々の良い天気いい一日。
2015.11.27
コメント(0)
11月5日 曇り 10:04スタート 予報では最後の晴れの筈が外れた。前日、ドライブがてら車のホイールキャップを風不死岳で回収し中山峠経由で帰宅中に確認した「中岳線」入り口。そこは中山峠をすっかり下り切った登坂車線の先でした。中岳線の舗装林道を3.7キロメートルで登山口。車は平日なのにすぐ先の路側帯とで6.7台。登山口から山頂までも同じく3.7キロメートル。(↑)10:10 登山道に沢水が流れる入り口だけ鬱蒼とした千島笹の刈りわけ。ダケカンバが太くて冬は素敵だろうと見上げながら歩く。沢水は下山で靴を洗うのにベストなタイミングでした。数分で丁字路となり左折して山頂へ。(↑)10:40 見晴台から小喜茂別岳、蓬莱山、幌滝山、東中山、恵庭岳雪があちらこちらに残るが広く笹刈りされた歩き易い登山道にはあと3キロ、2キロと標識も充実している。この先、山頂稜線に真っ直ぐ向かう笹刈り道も作業道のように広い。(↑)11:07 山頂付近に団体さんが見えるトラバース気味になるとやっと登山道らしくなり笹からハイ松になりイヌツゲの群生。此の辺りで下山のソロ男性に出会っただけ。(↑)11:14 喜茂別岳の狭い山頂は団体さんで一杯初めて中岳線コースを辿ったが早い、早い。1時間ちょいで到着してしまった。風があるので寒いが団体さんが食事の為に下山したので独り占めの山頂で朝ご飯にする。(↑)11:15 左は無意根山、真ん中に定山渓天狗岳、右に百松三山春雨スープに冷たくなったおにぎりを投入してリゾットにした。珈琲を飲みながら景観を眺める。(↑)11:17 並河岳、中岳、無意根山いつも並河岳、中岳に行く時は中山峠のNTTコースから。距離が長くて樹林も深いから時間との相談で戻らなければならない。次回からは今日の中岳線を利用しよう。そんな算段しながら胸もお腹も一杯になった。(↑)11:35 辿った登山道を眺める真ん中の羊蹄山は半分以上が雲の中、右にニセコの山、左に尻別岳、更に昆布岳がウッスラ尖って見える。(↑)11:36 雪が残るNTTコース笹が少し被っているNTTコースから登る人影は見えない。遠望は札幌岳、狭薄山、漁岳、恵庭岳。NTTのアンテナがはっきりと見え今更ながら遠いコースだとしみじみ思う。下山にする。(↑)11:39 直下から並河岳無意根山に雲が掛かり中岳も覆われてきた。山頂直下には登山道と二股に道があり上がって見るが景観はさほど変わらず。すぐ先の広い登山道では団体さんがお弁当を広げていた。(↑)11:51 山頂トラバースを抜けて正面の景観はいい。漁岳、恵庭岳、丹鳴岳、東中山、徳舜ホロホロ。斜面を過ぎて見晴台から中山峠付近を眺める。(↑)12:07 振り返る山頂見晴台から喜茂別岳を眺め樹林に入る広い登山道では枝越しに並河岳が見えていた。いつもと角度が違う景観。笹がストックより太くて初夏はその為だけに訪れようと思う。(↑)12:26 丁字路丁字路を直進したら裏の沢コースで少し笹薮が濃い。此処を右折でもうすぐ登山口。数分前に登りの年配男性と連れの女性パーティに出会った。今からでも山頂が近いので十分楽しめる。(↑)12:33 下山 13183歩駐車場は舗装道路脇で開放的。「気温が15度になる最後の日で次回は4月半ばです」TVの天気予報で聞かされた言葉は重たく勿体無くてやって来た喜茂別岳。
2015.11.22
コメント(0)
11月2日 曇り 13:30スタート 20分前に下山した風不死岳北尾根コースから支笏湖温泉街の外れを右折。すると、いつもの駐車場が立ち入り禁止になっていた。少し下り以前と変わらぬ規模の空き地に車が数台ある。場所が移動したのかなと思いつつ準備して歩き出した。(↑)13:34 枯れた沢車道歩きの紋別岳は葉の落ちた樹林越しに山頂が見える。此の山は何故か野鳥の種類が多い。(↑)14:00 もうすぐ半分 コゲラがいたのでしばらく眺める車道に距離の標識が立っているので目安になる。途中で下山のソロ男性は挨拶しながら時間をちら見していた。今から登るの?って事でしょうか。(↑)14:04 温泉街振り返ると登山口の温泉街が遠い。こんなに歩いて来たのにどんよりしたまま夕暮れに向かうせいか楽しくならない。(↑)14:23 恵庭岳はすぐお隣後方には丹鳴岳が見えている。目を更に湖面から左に移すと白老三山。(↑)14:23 小尾根に取り付き上を見るカーブで車道から離れ張り出した小尾根の電線下を登る。今日はここまでにするがあと20分ほどで山頂。未練ゼロ。(↑)14:23 正面にさっき下山した風不死岳と樽前山が綺麗に見える。今日はずっと空も湖面も鉛色。(↑)14:24 山頂近くアンテナ群がすぐ其処に見える。遠望が利かなくなったのでこれ以上、登ってもとつい自宅到着時間を計算してしまう。(↑)14:30 下山でツルウメモドキ辺りはツルウメモドキが群生して風不死岳にも無かった彩がある。奥の樽前山がおしゃれ。(↑)14:30 あちらこちらに車道歩きで何度となく見掛け柵の間からデジカメを出して撮影する。(↑)15:01 以前の駐車場15:03 下山 11300歩 風不死岳は11900歩途中で気付いたのは車の割りに登山者に出会わない事。これは無関係の駐車場に車を停めてしまったと思った。たまたま、そこに人が居たので事情を話してお詫びを入れたら元々、駐車場は存在せずに勝手に皆が止めて居たそうな。現在は有料駐車場をご利用下さいとの事でした。ヤレヤレ、失敗。
2015.11.20
コメント(0)
11月2日 曇り 10:11 スタート 支笏湖をぐるりと車で廻り込んで走りながら眺めた風不死岳。10月上旬の爆弾低気圧の影響が心配だったが北尾根コースの登山口が近くなる頃には道路脇で倒木整理中の片側走行となった。駐車場には他に車は無くゲートから先で即、倒木が林道を塞いでいた。(↑)10:18 かなりの大木行きは右端から大木に登って通過したがかなりの高さに驚いた。ちなみに下山では下をくぐり今度は余りの太さにトンネルの様で息が詰まった。そんな光景を何度も目にして歩いたがこんなに太い倒木は他に見当たらず登山に支障は無い。(↑)11:10 恵庭岳振り返ると最初から支笏湖が見える北尾根コース。此の時期は葉が落ちて特に良い筈なのに鉛色の空が残念。寒いのにゆっくり歩いても汗が止まらない急登が特徴。(↑)11:25 八合目七合目辺りから雪があった。此処まで先を歩く鈴の音がずっと聞こえていたのに途絶えたから山頂に到着したらしい。(↑)11:28 大沢コースを見ながら笹薮の刈りわけ道を抜けたら左に大沢コースを見ながら気持ちの良い尾根歩きで9合目からは登山道に岩が多くなる。(↑)11:36 支笏湖を見下ろす湖の向こうに紋別岳とイチャンコッペ山。ロープに頼らざるを得ない最後の大岩では若いソロ女性が下山して来た。此処、キツイですねぇが挨拶となり、どうやら初めてらしいが速攻下山と思える。駐車場に車は無かったがさっきまでの鈴の音は彼女のもの。(↑)11:49 振り返る丈の低い笹に覆われた山頂稜線に乗っかると景観はすっきり。ダケカンバの向こうに恵庭岳が見える此のスポットはお気に入りで欠かさず画像を残す。山頂からはもう人の声が聞こえる。(↑)11:51 風不死岳の山頂は高曇り いつもより時間が掛かった女性2人パーティに撮影してもらう中年ソロ男性。その瞬間、聞き覚えのあるシャッター音に同じデジカメだと気付き「オリンパスのタフですか~?」同じカメラと言う訳でもないが彼は写してくれると言ったが山頂で自分撮影はしないので丁寧にお断りをした。(↑)12:12 樽前山9月下旬に行った樽前山は東の山頂から外輪山を一周して西山経由で歩いた風の強い日。今日は煙がたなびいて穏やか。目の前のピークを下山して行くソロ男性と同じカメラのソロ男性。山頂は3名だけになった。(↑)12:17 左端に羊蹄山、右に恵庭岳 その左には丹鳴岳、フレ岳久し振りに喉が渇いた。山頂に雪は無かったが全体に泥んこでしかも腰掛けたい手頃な岩も泥だらけ。ザックを片手にぶら下げたまま狭い山頂をクルクル回って居る内に女性達はコッヘル出してクッキング。しぶしぶ妥協した岩で春雨スープと珈琲を作り休憩。よく観察していたら多分、日高山脈だと思うが低い鉛色の雲に真っ白く浮いていた。 彼女達の奥に徳舜ホロホロ、白老三山、多峰古峰山。(↑)12:18 雪の大沢を見下ろす30分の休憩で下山。今日は時間帯が悪くて自宅から登山口まで1時間50分も掛かった。(↑)12:35 晩秋の斜面フッキソウの群落と反対側も苔むして緑が多い此の辺り。湖も季節限定で見えている。(↑)12:55 四合目今回の低気圧で樹が途中から折れてしまったが此処は四合目。いつもいつも獣臭く本日も然り。微かに下山したソロ女性の鈴の音が時折り聞こえる。(↑)13:10 下山 11900歩ゲートの先は駐車場でマイカーのみ。記帳簿で7分前に彼女の下山を確認したが車道を走っていてもそれらしき姿が見えず不思議な気分になる。此の後、時間を掛けてやって来た支笏湖周辺、真っ直ぐ帰るのも燃費が悪いから紋別岳に立ち寄る事にした。此の日、いつもより駐車場への道が平坦に整備されていた。にも係わらず帰路、草薮の中に見掛けたホイールキャップがウチの物だったとは露知らずの後日談。好天が続いたので5日は喜茂別岳に。
2015.11.18
コメント(0)
10月27日 晴れのち曇り 9:17 スタート 久々に手稲山を平和の滝から辿る事にした。先ず駐車場がカリカリで驚く。横の車からソロの山ボーイ出発して行った。すぐのゲート先から積雪の林道歩きとなり我が東区では想像していなかった冬景色。最近4日間は小雪が舞っていたがさすがに手稲山は多い。(↑)10:17 若いパーティに撮影を頼まれるさっきの若いソロが合流して四名パーティになっていた。沢を離れて樹林の斜面を登って行くと男性2人が歓談中。そして彼らと下山が一緒になるとはこの時、思いもしなかった。(↑)10:41 ガレ場に着いた中年のソロ男性が一旦、追いついて来たがガレ場からの登りで遅れてしまい見えなくなった。若者のパーティもしかり。下山のソロ男性とご挨拶。雪は靴ほどの深さ。晴れていたのも此処までで風が出て来る。(↑)11:22 ケルンの山頂強風!そしてケルンの先にトレース無く真っ白な雪を踏んで山頂方向に少し進む。登山道から離れてフェンスをくぐり閉鎖中の山頂スナック目指して時に深くなる雪を漕ぐ。(↑)11:24 車道に合流今回に限ってハイランドのゲレンデにトレースが見当たらない。風の音がもの凄い。(↑)11:32 誰も居ない山頂に着いた此処は思ったより風が弱くケルンの山頂よりずっといい。高曇りで景観はいい。暑寒の山も樺戸山塊も白い。(↑)11:32 烏帽子岳と神威岳(↑)11:33 羊蹄山が白い羊蹄山はケルンの山頂より裾が広く見える。360度、眺め回して下山にするとすぐ下の建物の影に中年ソロ氏が休んでいた。風当たりは山頂の方がましですよと伝えて来たばかりの車道を帰る。(↑)11:44 スキー場はオープンの準備中傍のリフトが突然、動いたりと本格的に冬が近づいた。山頂スナックの階段を上がって一旦、腰を掛けたが風が強くて寒いからやはり下山にする。前方からやっとあの若いパーティが来て5名に増えていた。(↑)11:48 フェンスをくぐって即、ケルンの山頂この近道はさっき漕いだ雪も帰路ではすっかり道路になっていた。(↑)11:49 ケルンの山頂から定山渓天狗岳こっちから眺める景観もいい。無意根山から余市岳への稜線。雲は重そうに鉛色。(↑)11:50 振り返るケルンの山頂真冬は雪がもっと深くなるので此処の登りは辛い。(↑)12:04 ガレ場で食事にする毎度の事だけど朝ご飯がまだ。少し下ると風も弱いので岩に腰掛け、おにぎりをほお張りながら春雨スープと珈琲を作る。建物の影に居たソロ氏が下山して来た。冬山が好きと言う彼は登山口に近い福井にお住まいなのに初めて登ったと言う。其処に更に中年のソロ男性が下山して来た。出会った記憶が無いと思ったらリフト小屋で休憩していたとの事。さっきリフト動きましたよね!そうそう俺、びっくりしたよ~。そんな出だしから3人の山談義が始まる。止まらない、寒くなる。連なって下山になった。 (↑)13:39 山談義の福井ソロ氏とベテランソロ氏時間が経つのも忘れていたから琴似発寒川の畔を歩く頃には若い5人パーティにも追い着かれた。駐車場には本日の登山者が同着。人数分の車8台が一斉に掃けて最後尾のワタクシ何故かすっきり感を味わう。14:33 下山 21826歩 貴重な晴れ予報は曇りでした。翌日は雨、以降連日悪い。 此の日が10月最後の山となり次回は11月2日の風不死岳 北尾根コース。
2015.11.16
コメント(0)
10月23日 晴れ 10:30 定山渓ダムの広い駐車は観光客で賑わっていた。トイレの横から斜面を辿り樹林の踏み後を直進する。ダムのアナウンスが時折り流れる。(↑)10:35 登山口の記帳所登山口から歩き出して間も無く登山道にザックが置かれ腐った倒木の向こうにはキノコ採りの60代男性。彼は丸でキノコ博士のようにうんちくを語る。落葉キノコしか解らないのでと正直に話すとそれも色々あるとの事。キノコの知識が無いのに今、取っているのは何ですか?と尋ねた。多分、すぐ忘れるよと言いつつ教えてくれたキノコの名前は登山中に頭から消えてしまった。(↑)11:15 烏帽子岳下山のパーティが何組も。岩場を過ぎたらサッポロ湖が見えて来たのでもう楽しい。(↑)11:36 ロープが張られて湖側は急に切れ落ちて危険だが景観は素晴らしい。汗もかいてよい天気。数年置きに訪れる小天狗は大抵、定天や銭天、また朝里天狗岳のように山のネーミングが天狗繋ぎでチョイスされ今回は定天がらみ。(↑)11:41 小天狗岳の山頂小パーティがあちらこちらでお食事中。朝ご飯がまだなので70代ソロ女性が腰掛けた通路の反対側でザックを下ろす。(↑)11:42 神威岳と烏帽子岳下にサッポロ湖が青い。食事しながら無口そうな彼女と何と無く会話を始めたら膝を痛めて余り無理は出来ないと言う。やはり長年の重装備が祟ったらしく後悔していないが山は止められないと笑う。お互い寒くなるまで話し込みその間、山頂のパーティがどれほど入れ替わった事だろう。(↑)13:11 19日に訪れた定山渓天狗岳 左に余市岳下山前に少しだけ枝の薄い場所から撮影。彼女との話題は喜茂別岳になる。中山峠からNTTコースばかりの喜茂別岳も中岳線コースは1時間半で到着すると情報を頂いたので近い内に訪れよう。(↑)13:14 藤野の山々と定山渓温泉街二人で話しながら下山にした。足元は昔の階段が殆ど朽ちて落ち葉の間から鉄の杭が現れる。それさえ気を付ければ此の山は寝坊した日に優しい。14:13 下山 8050歩 翌日からは連日、冬囲いの準備に入る。例年より寒いので早め。 先ずは40鉢ほどの花を植え替え作業の為にハウスに入れて庭から撤収。 ハウスは勝手口を開けたら4.5畳の床を張った透明な屋根つきで言わば手作り風除室。 次いで狭い庭で剪定、20本以上もある薔薇はまだ咲いているのにチョッキン。 果樹もプルーン各種、葡萄各種、さくらんぼ、アーモンド、 イチジク、ブルーベリー大小さまざま。ろくな収穫は無いが森のようだからいい。 それでもウッディ君の介護をした今夏は此の10数年間で一番、咲いたし実った。 介護の合い間に少しだけ手を掛けたから植物も応えてくれた。 楽天ブログ「登山日和花日和」は当ブログの前身でスキップさんのビオラ日記です。 庭の冬囲いが一段落した27日は平和の滝から手稲山に。
2015.11.15
コメント(0)
10月22日晴れ 8:58 スタート 小林峠での準備中は寒い。落ち葉の敷き詰めた登山道をカサカサと歩く。(↑)9:31 頭上は明るいもみじが少ない砥石山。黄葉がやや下の斜面を彩る。(↑)9:34 黄金色に染まったダケカンバこんな登山道がずっと続き楽しい。(↑)10:17 根こそぎの倒木 遅くまで雪渓が残る斜面を越える辺りから倒木が目に付く。上旬の爆弾低気圧の影響はどの山も酷く先週は登れなかったと聞いた。(↑)10:48 砥石山山頂 付近は霜柱正式な標識もあるが札幌岳をバックにした味のある手書き。空沼岳への稜線と恵庭岳が枝越しに見える。(↑)12:30 ランチタイムは賑やかに恵庭岳を眺めながら山頂でスープや珈琲を作る。千葉からの明るいソロ男性は今回、三頭山、藪漕ぎの美唄山やペケレベツ岳とマイナーな山歩きをしていたらしい。もっといい山が一杯あるのにちと残念なチョイス。(↑)12:31 長居して眺めた無意根山、中岳、並河岳、喜茂別岳膝を痛めた女性が居て長年の重装備の影響だと言う。他にも膝で病院通いしている方が居た。暖かくて狭い山頂では4.5名が丸で同じパーティの様にフレンドリーなひと時を過ごした。(↑)12:31 もう一度景観を眺めて下山 神威岳、烏帽子岳、定山渓天狗岳とまだ雪の無い余市岳。帰路、一緒に歩きながら膝の悪いソロ女性に何処かでお会いした様な気がすると言ったら彼女から「山の手三角山ですよ」と答えが出た。あれは今年4月の残雪季、山頂のベンチに二人並んで長い時間、山の話をしていた。外国の山や日高の縦走をする彼女の経験話に興奮しながら聞き入った自分を思い出した。あの後、彼女は中国の山に遠征して膝が悪化しドクターストップ。久々の山歩きとの事。仕方が無いと言いつつ、せめて山スキーはしたいとの思いでリハビリに励む覚悟が素晴らしい。(↑)13:26 支笏湖周辺の山を砥石三角山から藤野の山の奥に紋別岳、イチャンコッペ山、風不死岳と樽前山。ほぼ、砥石山山頂のメンバーが腰掛けてお茶しながら眺める。千葉のソロも同席して思い出した様に黒松内岳も登って来たと言うが一同「フ~ム」としか相づちを打てず。(↑)13:45 目が覚める数少ないもみじで鮮やかな色合い。(↑)13:49 美しい黄色登りよりコントラストがいい。(↑)13:49リッチになった気分で黄金色の砥石山を堪能。(↑)14:35 車の音が聞こえて来る膝が悪いからと先に下山を開始した彼女に追い着き色んな話をしながら落ち葉の道を歩いた。と、随分前に下山した若いソロ女性が前から来た。T4分岐から北の沢に降りる処を直進してしまったと言う。車の音で気付いたとの事で間も無く小林峠の下山口でした。14:47 下山 19648歩 お互い名乗った後で名残惜しくお別れ。 月曜日の定天と言い再会週間となりとても嬉しい。 翌日も良い天気で小天狗岳へ。
2015.11.14
コメント(2)
10月19日 晴れ 8:56 スタート 記帳小屋の奥に一台の車。登山とは限らないのでどなたにも出会わないかも。今日は藻岩山の紅葉が素晴らしく白川浄水場経由で小金湯温泉まで見事な景観が続いた。今、白井二股から落葉した木々越しに白井川を眺めながら歩くと寒い。(↑)9:04 林道脇の小沢天狗小屋の駐車場からゲート脇を抜け淡々と30分程の林道歩き。晩秋の定天も楽しみ。(↑)9:09 山頂が見えるスポット退屈な林道歩きでも唯一の楽しみ。今回はいつもより時期が遅いからか林道の登山口手前で枯れ草の中に気になる目印を発見した。じっと観察すると奥の樹林に向かう踏み分け道がウッスラ。(↑)9:26 近道から上がって登山口方向を振り返る踏み分け道から一気に登山道に合流した! 辿ったのは右の急斜面。時間にして10分足らず短縮したのかも知れない。(↑)9:53 クリアしたへつりを見下ろす毎回、課題となるロープ頼りのへつり。滝の下がスタート地点だが此処から振り返っていつまで体力が続くかと毎回考えさせられる。晩秋の侘しさが堪らなく沁みる。(↑)10:11 小滝 此処も好きな場所やがて枯れ沢歩きになり微かに下山の鈴が聞こえる。枯れ沢の真ん中にどっしりと大岩がありその向こうをザックが消えて行くので「こんにちは~」と声を掛けた。振り向いた顔に見覚えが!!!15日に手稲山で出会ったソロ男性で翌日はニセコと仰っていたsukesan。彼も私が翌日から大雪山系と覚えてくれていたので山の話で大いに盛り上がる。前回、話題となったルンゼのロープは繋いであったとの事。お互い定天に行きたいと話したものの同じ日に来るとは・・・山の話は尽きる事を忘れ、時も忘れ楽しいひと時でした。(↑)11:26 岩峯sukesanと別れ静かな山を再び登り出すと見通しの良い晩秋は早々に岩峯をさらけ出してくれた。(↑)11:40 すっかり初冬 霜柱を踏み見渡すと日陰に小さな雪の固まりまるで水墨画のような様相の山頂直下に大きなキノコの樹が。何度も来ているのに草に隠れていたらしい。(↑)11:45 奥にルンゼ細いロープが一本だけになっていた。切れる事を前提に登る。足をしっかり岩場に捉えていつもより時間を掛け慎重にルンゼを登りつめると上部で繋ぎ目を発見。此処で切れた現実にざわっ。(↑)11:53 余市岳を見るウエストコルに向かいながら岩頭の間から雪の無い余市岳が見えて来る。右に白井岳、朝里岳。(↑)11:54 無意根山と羊蹄山いつも思う。いい山だ、と・・。ぼんやりとニセコの山々も。(↑)11:57 手前の山頂に到着。 独り占めの景観奥の看板前で朝ご飯にするがもうお昼。おにぎりをほお張りながら春雨スープや珈琲を作る。(↑)12:18 さっぽろ湖と近郊の山々 小天狗岳、藤野三山目前には烏帽子岳、百松沢山、神威岳、手稲山まで見渡せるが日本海はぼやけている。(↑)12:18 東尾根の方角山頂で初夏にはキクバクワガタが咲く辺りから下を覗き込むと目がくらむ。のんびりと時間を過ごし下山。(↑)12:22 山頂から日本海の方角鈴の音が近づき思いがけず山ガールさん2人パーティが来た。(↑)12:32 ルンゼでの下山前ロープの繋いだ箇所はピンク色。やはり手足動員の下りで細いロープは早目に離した。(↑)12:42 石灰質斜面でアサギリソウも枯れて寒々しいが初夏は花畑。(↑)13:27 へつりをクリアして予備コースの斜面を見るいつも下りでへつりに差し掛かる前に沢の向こうに道を見つける。今回もロープに頼らざるを得ない正規のコースから崖斜面を降り立った。その場で沢の向こうにテープを見つけ草つき斜面にやはり登りの踏み後があるのを確認。次回からはへつりを辿らず此の斜面から滝上部の沢を渡渉する事にした。少しは定天への登山寿命が延びるだろう。(↑)13:37 静かな晩秋の登山道間も無く樹林のトラバースから熊の沢の流れを見下ろしながら気持ち良く歩く。帰路も朝の近道を辿り急斜面で滑って尻餅をついた。(↑)14:22 白井川を見ながら下山 19211歩定山渓からの帰路も紅葉コース。皮製の冬靴も磨きスノーシューも一旦、片付けた。先日の大雪山とは大違いで秋装備に逆戻りしたが当分、続く。
2015.11.11
コメント(4)
10月17日 晴れ 8:55 スタート 湧駒荘でゆっくりと朝ご飯を済ませ旭岳を仰いでからやって来た望岳台は満車状態。フル冬装備で準備していると隣の室蘭ナンバーさんがアイゼンを忘れてボヤいてる。しかも夏ズボン。「気温は上がるし登山靴さえしっかりしていれば行けるトコまで行っても楽しいですよ」とアドバイスした。そのセリフを連れの方に丸投げし急に明るく支度を始めた様だが一足先にカリカリの雪面を観光客縫って歩き出す。(↑)9:50 20度の予報で暑い 噴煙を上げる前十勝 山頂は奥に何人かに追い着き吹上温泉分岐、雲の平分岐を過ぎながら汗を拭く。望岳台の標高は930メートルなのに冬装備ゆえか汗が噴出す。ところが避難小屋の前で休んでいると背中が寒くなり冬を実感。(↑)10:56 前後に若いソロ男女殆どの方が小屋で戻り山頂に向かうパーティは少ない。此処から先は斜面がきつくなる。山頂斜面下にゆっくり下山中のパーティが見える。頭上を若いソロが尻滑り三昧であたふたと下山。時期的に岩がある山肌では危険なのだが。 (↑)11:18 前十勝の後ろを通過中 前方に下山パーティいるすり鉢火口に到着し前に居た若いソロ女性に追い着く。フラットな広いコルの登山道より少し下をトラバース気味に行く。後ろに居たソロボーイは上の登山道を平行している。前方の標識近くからは全く動かないパーティにご挨拶。一人は電話でしきりと話し中。(↑)11:38 硫黄の着いた斜面 奥は平が岳いよいよ、山頂への斜面に取りつく。昨日の旭岳は真っ白だったがさすが十勝岳は何度も小噴火しているからか雪が黄色。登山道は斜面を真っ直ぐ取り付き肩に出る。肩の標識から今度は直角に山頂に向かうが今回は最初から左奥の山頂に緩くトラバースするコースを取る。(↑)11:39 シュカブラが美しい本来の登山道稜線辺りを見上げている。雪があるので何処でも歩けるのが楽しい。トレースが残っているのは右方向。ソロボーイはそちらをチョイスしている。ソロ女性は下山したらしく姿が見えないので登っているのは我々二名だけ。(↑)11:41 目の高さのシュカブラ奥の前十勝から立ち昇る噴煙も低くなった。色んなトレースが点在していたが本日とは思えないアイゼンの凍ったトレースが山頂直下に続いていたので拾わせて貰う。(↑)11:42 間も無く山頂直下やっと肩からの稜線に合流、ソロボーイとも再会。彼は愛知県からの100名山トライでした。素晴らしい景観に見とれて振り返るとやはり登山者は見えずヘリコプターが回っているだけ。(↑)11:53 山頂直下の急斜面で氷の柱が並んで芸術的。一体、何がどうしてこんな氷が出来たのだろう。この先で軽アイゼンを出すが旭岳で装着出来なかったのにどうしようと思い愛知ソロに相談。手に取った彼も不思議そうに見ているだけ。が・・急に閃き、めでたく装着!ヤレヤレ。(↑)12:03 アイゼン着けても不安な登り滑りそうな箇所はなるべく避けたいが微かに残るトレースに足を重ね、すぐ其処の山頂を見上げながら用心深く進む。(↑)12:05 十勝岳山頂愛知ソロと二人だけの山頂は意外と暖かい。菓子パンを持参したがボリューミィな朝食が消化できず喉を潤すだけ。(↑)12:17 南の景観ピラミダルな下ホロカメットク山、境山から上ホロカメットク山への稜線。目を凝らしてルート上に人影を探すが見えない。(↑)12:17 美瑛岳美瑛岳の影に美瑛富士、遠く左に昨日の旭岳を初め表大雪が白く浮いている。右奥のトムラウシ山は表大雪から眺めるとクラウンの形だが十勝連峰から眺めたら二つコブの山頂。(↑)12:18 富良野岳を見る上ホロカメットク、上富良野岳、三峰山を経て最奥に富良野岳。更に遠望は夕張山地と日高山脈と最高。12:40 ゆっくり休憩したので調理中の愛知ソロを置いて下山。(↑)12:44 下山で三名パーティにピッケル持った先頭の男性とご挨拶。少しバラけて若い女性二名も登って来た。気温が上がり山頂で休憩している内に雪は腐って来たが斜面は油断禁物。帰路は登山道に沿ったコース取り。途中で上ホロカメットク山から縦走して来るソロを発見、更にもう一人。(↑)12:57 滑った形跡下りながら登山道を辿って肩に向かうトレースに長い尻滑りを発見。先で岩にぶつかっている。ヘリコプターが眼前で旋回し降りて来そうなので手頃な岩に腰掛け休憩しながら軽食にした。(↑)13:22 振り返って救助ヘリを見る休憩中に双眼鏡を覗いていたらヘリから二名救助隊が降り担架に怪我人を乗せた。その作業中、一旦ヘリが離れた瞬間に腰を上げて通過して来た。登りで出会った尻滑り三昧の若いソロが連絡したらしい。更に挨拶した電話中の下山者は救助隊で傍に居たのは怪我人と仲間と判明。ずっと付き添っていた救助隊員はヘリが離れる前にザック背負って雪面を駆けて下山し、すぐ蟻の様に小さくなった。(↑)13:36 すり鉢火口を回って反対側から撮影した山頂登山道から離れ高い雪庇に沿ってすり鉢火口を反対側に回って見た。(↑)13:36 美瑛岳が迫力ある。左横から美瑛富士が姿を現わし画像の右端に鋸岳が見える。コレにて斜面を避難小屋に向かって下山するだけ。今来た雪庇を戻ると思いのほか登りとなり暑さが堪えた。アイゼンを外していたら愛知ソロが追い着いて来て救助ヘリが話題になる。(↑)14:02 斜面の下山で避難小屋に此処からはグダグダになったトレースを踏みながら気温の高さを感じる。スキーを担いだ人、途中まで登った人達が見受けられ避難小屋通過。吹上温泉分岐で愛知ソロとお別れの挨拶。間も無く出会ったソロ女性に声を掛けられた。ナント前日の旭岳8.5合目でしみじみ話し込んだ方でした!会う予感がしたと言う彼女も避難小屋まで。昨日の今日ではまだスノーシューを履いていませんでした。14:52 下山 22140歩 観光客で賑やかな望岳台駐車場は消防車、パトカー、駆けて登る救助隊と大変な騒ぎだったと聞きそう言えばサイレンが聞こえた。喧騒とは無縁だった十勝岳の山頂。昨年の夏山で休憩場所も見当たらない程、賑わっていた時とは大違いの山でした。
2015.11.07
コメント(0)
10月16日 晴れ 8:23 スタート 本日と翌日は上旬以来の良い天気予報。気温もグンと上がるので楽しみ。10月6日に天女ヶ原から旭岳を経て黒岳に縦走して以来、雪の大雪山系2度目です。(↑)8:10 ゴンドラの車窓から8時過ぎのゴンドラでも霧氷の美しい景観が広がり時期的に少ない観光客から歓声が上がった。その中の埼玉から来たソロ主婦がフレンドリーで話しながらの撮影。(↑)8:28 降り立った景観 姿見駅の前でさて、どっちに行こう。大雪山系ではいつも足任せ。今回、何と無く左に。此処で旭岳に向かう若いご夫婦とご挨拶。お互い、楽しくて仕方が無いのでお気を付けてと一旦お別れ。(↑)8:47 観光客の足跡も無く今季、早いスノーシューデビュー。観光客の足跡も此処までは届かず凍った夫婦池の近くで装着、いざ裾合分岐方向に向かいます。(↑)8:58 動物の足跡だけ背後で声がした様な気がして振り返るとゴンドラで一緒だった埼玉のソロ主婦さんが手を振っていた。(↑)9:07 振り返ると十勝連峰真っ白でトレースは無し。スノーシューが無ければ歩けない。(↑)9:16 振り返ると更に遠くなった十勝連峰とその右には夕張山地帰路では左の岩がゴツゴツした尾根に上がり煙を目掛けて姿見の池に向かうのでした。(↑)9:27 前方の景観は右から北鎮岳、鋸岳、比布岳、安足間分岐が真っ白く見えて来ました。前にも振り返ってもどなたも居ません。(↑)9:34 いつもの休憩ベンチ此処は紅葉の時期にホシガラスを見掛けるスポット。標識もエビの尻尾に巻かれています。(↑)9:34 大塚、小塚山が裾合平の向こうに大塚山の奥は安足間岳。目的地を決めずに足任せでしたが途中からは大塚山に行こうと決心。夏道は無いし冬限定!(↑)9:38 奥に熊が岳手前の大きな裾野は旭岳。ギンギンの青空ですがフル冬装備で冷たい空気のせいか気温の高さは感じない。(↑)9:47 マイトレース振り返ると雪が深いし割れている。登山道は何と無く覚えているのでなるべく辿る。雪が半端な箇所はハイマツやブッシュに足が取られ無駄に疲れるから。(↑)9:49 白銀の世界現実逃避のひと時。此の辺りではコースが?な時があり適当に歩いて登山道らしきに合流を繰り返す。(↑)10:01 ハイマツを漕げず問題発生。雪の半端さがピウケナイ沢に近づくと増す。此処からの下りをショートカットで裾合平に進む予定でしたがハイマツが出過ぎて無理。登山道を辿ると時間が掛かり過ぎる。(↑)10:03 登山道も諦める頼みの登山道は雪の重さでウラジロナナカマドが倒れ塞がっている。断念して戻る事になり雪景色を堪能しながら歩いているだけ。(↑)10:15 シュカブラがいい旭岳うらうらと浦島花子が行く。満喫しまくり。(↑)10:20マイトレース踏んで帰路に幾つもの沢形を越えて旭岳を眺めながら。(↑)10:49 動物のマイトレースと野生動物の絵になる景色。意外ですが此の動物達も登山道の方が歩き易い様で時折り道しるべ。(↑)11:03 マイトレースを離れる此処から登りで気になっていた岩の尾根に向かいます。幾筋もの煙が昇り噴気孔が有るのは明らか。少し急斜面でしたがあっと言う間に到達。(↑)11:07 雪が無い 地熱が高いらしいそこは夏と同じ!その南面には苔も生えてこれまた冬限定の勝手なコース取りに感激。火口から立ち上る噴煙の向こうに旭岳登山道が。(↑)11:27 姿見の池に向かう観光客がチラホラ見える散策路。此処も幾筋かの沢形を登り返してあくまでも真っ直ぐショートカットで目指す。(↑)11:30 休憩目の前は旭岳の登山道とは火口を挟んだ反対斜面。冬なら此処からでも行けそうかな?と思いながら手頃な岩に腰掛けて休憩していたら散策路を行く観光客に何度も振り返られた。(↑)11:33 姿見の池過ぎて振り返るとマイトレースが可笑しなトコに残っている。此処から展望台に行き忠別岳を眺めつつその先まで進む。時間があるので今度はショートカットしながら旭岳に向かうべくトレースに合流する。姿見の池から旭岳への登山道はツボ足になっていた。最初はスノーシューで潰さないように離れて歩いたがツボ足にしようと思い、外して岩の横に置いて行った。下山ではスノーシュートレースで発見し易いつもりだったが失敗。(↑)12:39トムラウシ山が見えた下山して来た朝の若いご夫婦に出会う。私が裾合に向かうのを遠目に眺めていたと言う。こんな青空なのに彼らが言うには8.5合目から先は風が強くて山頂に行った人は居ないとの事。尤も旭岳登頂のパーティもせいぜい7.8人と少ないのでツボ足になっている。(↑)12:54 七合目近くで風が強くなる確かに下で遊んでいたら判らない。さっきまで見えていたトムラウシ山も石狩連峰も見えなくなる。(↑)13:02 8合目を過ぎたら地吹雪今度はカリカリでアイゼン無しでは歩けない。目の前にソロ女性が佇んでいた。乗り越えなければならない凍った雪庇は3メートル、キックステップが全く利かないどころか滑り落ちる。風の中で軽アイゼンを出したがスノーシューばかり利用しているから装着の仕方を忘れてしまい笑えない事態に。ザック下ろしたついでに冬用アウターを出し冬用ベストの上から重ね着した。アイゼンは装着せずに此処で下山、やはり8.5合目。(↑)13:12彼女と旭川在住の年配ソロ女性と地吹雪に巻かれながら景観を共有する。彼女は古いスキーで通行止めになった吹上温泉から先の車道を歩くと言う。寒いのに二人でそんな話をいつまでもしていた。(↑)13:13下山中に振り返ると穏やかだがニセ金庫岩付近に雪がカーテンのようになびいている。下から見上げると想像出来ない荒れ模様でした。いくら下山してもスノーシュートレースが現れずスノーシューを探せない。目印にした煙吐く火口を過ぎて判明したのは観光客が面白がってトレースを踏んで歩いた事。特に中国人が火口の上くらいまで登山道を何人も登って来ていた。登り返すと微かにスノーシュートレースが見付かりやがてスノーシューも発見。旭川ソロ女性に「立てて置かなきゃ」と言われ確かにうかつだった。そんな彼女も火口の向こう側から適当に歩いたトレースを上から眺めスノーシューの存在になるほどスイッチが入ったらしかった。次回、何処かで出会えたなら彼女も装着しているのは間違い無さそう。翌日は十勝岳! 今度こそ軽アイゼンが活躍。 15:00 ゴンドラにて下山 14590歩 麓で魚釣りしていた主人から明日もいい天気だから宿を取ったとメールあり。 湧駒荘に直行。本日の疲れを温泉に浸かってほぐし癒される。 ラ・ビスタ以来の旭岳温泉でしたが夕食の名物メロンスープはさすがに満腹。 なのに3杯もオーダーしてしまったから水腹に。
2015.11.02
コメント(4)
10月15日 曇り 10:48 スタート いつものようにハイランドスキー場から。ゴンドラ駅の駐車場から見上げる手稲山は白いゲレンデに紅葉が見頃でいい感じ。準備中は寒い。(↑)11:02 ワンコが駆け下りてくる此のゲレンデを若い頃のwoody君があんな風に駆けていたシーンが蘇った。(↑)11:02 zen君でした彼はとてもフレンドリーで顔を近づけたらなめてくれるし足元にまつわり付いている。ゆっくり現れた30代のソロ男性飼い主さんとそんな話をしていたら看取ってまだ3週間。涙が滲んできたがミラーサングラスだったから助かった。冬山も同じメンバーで歩いているらしいので何処かでまた逢えるといい。(↑)11:34 女子大回転の斜面も雪汗をかく筈の場所もさすがに寒い。(↑)11:58 山頂でパン!パン! 寒くても次々に登山者がやって来ます。小学生を連れた祖母のペアも。(↑)11:58 余市岳も雪札幌国際スキー場のゲレンデが白く見える。(↑)11:58無意根山も雪定山渓天狗岳の左奥に雲の掛かった無意根山。(↑)11:59 枯れススキの向こうに烏帽子岳、百松沢山、神威岳。その奥には札幌岳から空沼岳の稜線と支笏湖周辺の山々。(↑)13:00 鐘の丘?見覚えのあるソロ男性が来た。前回、藻岩山で出会ったスマホソロさんで向こうも思い出していた。今回は女性3名を連れて居たがその内のお二人は旭川の方で大雪山に雪が降ったからオシマイ、札幌近郊まで来たと言う。私・・行きますけどと話が弾みスマホソロさんそっちのけになってしまった。めげずにスマホ開いたソロさんがあそこは「鐘の丘」って言うんだよと話しに入って来ます。彼女達からバナナチップスやお饅頭を頂き女4人の話が止まらない。その内、彼女達は寒くて震え出しスマホソロさんと共に下山でお別れ。スマホソロさんまた何処かでお逢いしましょう。(↑)13:49 見頃な紅葉下りの女子大回転斜面で北尾根コースを辿って来たと言うソロ男性が来た。紅葉はイマイチだったようですが定山渓天狗岳の話になりルンゼのロープが切れたらしいとの情報を頂く。紅葉の時期に一度は行くのでチャンスがあればと思いながらも翌日は大雪山系の予定。彼はニセコとの事でお互いお気を付けての壮行お別れ。で、彼とは後日、その定山渓天狗岳で遭遇するのだから世間は広いようで狭い。出会いの手稲山でした。13:52 下山 12000歩 翌日、今月2度目の大雪山系に。雪は更に深くなってスノーシューが大活躍。
2015.11.01
コメント(2)
10月7日 晴れ 10:24スタート 本当はすこぶる良い天気なので前日の表大雪山系縦走の整理運動に豊平山に行くつもりだった。山頂はすかっと展望がいいし静かだから迷わず決定して簾舞のいつものゲート前に駐車。鼻歌混じりで登山口に行くとあの小さい標識が外されていた。(↑)登山禁止のお知らせ不思議に思いながら5分も歩かない内に今度はロープが張られていた。諸々の事情の意味する中には賛同出来る部分もあり引き返す。(↑)10:30 大きなうろが急遽、八剣山の中央口から西口に一巡する。登り出して10分程で南口コースとの分岐。途中、ザックがパンパンの中年女性3人パーティがバテていた。ソロ男性も数十年振りの登山と言いこちらも辛そう。(↑)10:57 ハナヒリノキだろうか鮮やか少し早目の紅葉狩り。(↑)11:01 山頂は人が多いさっきのソロ男性が到着し山頂の端に腰掛けたまま話をしていた。すぐ其処の山頂標識には力尽きて足が伸ばせず下山寸前に果たす。ソロ男性西区のニッカボッカさんとも山の話で盛り上がった。(↑)11:01 展望がいい小さい山だけど定山渓天狗岳の奥に無為根山、手前には神威岳、藤野の山々・・バテ気味の女性3人パーティはかなり遅れて到着したがお弁当を広げて楽しそうにランチタイム。ザックの中身は御馳走が詰まっていたのでした。(↑)12:06 下山にする登山中止になった豊平山、兜岩、兜峰、盤龍山、藤野の山が広がる下山の方角。(↑)12:08 野鳥の観察岩頭のてっぺんにある隼の営巣を食事しながら見守る方がいた。どうやら白い姿を見せる隼をご存知の方が多いらしい。暫くご一緒させてもらい西口コースから下山。(↑)12:32 オオウバユリ人の居ないしっとりとした花畑の西口コース。青いシダには枯れたオオウバユリが似合う。(↑)12:41 西口コースの登山口に到着して振り返るカフェや八剣山ワイナリー、広がる野菜畑を眺めて車道を戻る。(↑)13:00 中央口のマイカーに到着 7656歩山頂稜線を登山者が行き交う姿が此処からも見える。晴れていい日、贅沢な整理運動。
2015.10.28
コメント(2)
10月6日 晴れ 7:11スタート 旭岳ロープウェイは8時営業なので待たずにカリカリの天女ヶ原登山口を歩き出す。バイクのソロ青年が私のコースを聞いて先行して行く。この日は冬装備のベストと手袋、お揃いのコロンビア製だがモフモフの毛羽立ち。うっかりしていた。笹が雪の重さで登山道を塞いでいるから濡れたら縦走出来ない。途中で冬用のアウター類に身支度を整え直した。(↑)7:54 天女ヶ原湿原此処まで逆光だった旭岳が想像以上に真っ白い姿を披露した!木道は凍結で先行者のトレースは残らない。8:20 重い笹を掻き分ける箇所を抜けた余裕で振り返ると白い十勝連峰が現れた。(↑)8:53 旭岳に登山者は見えない ゴンドラを降りた観光客がチラホラ。姿見の池から歩き出した登山道にトレースは少ない。予報では気温が珍しく16度まで上がる。8月後半からぐずついた日が多くこんなチャンスは逃がせない。(↑)9:40 バイクのソロさんしゃがみ込んでおやおや、どうしました?「もう此処でヤメマス。山頂遠いし・・」と火口の向こうを指差す。手前が山頂ですよと誘う。お初の旭岳だと言う彼の話を聞きながら後方のトムラウシ山も白い。(↑)10:20 いつも巨大なエビの尻尾が素晴らしい9合目近くコレが見たくて来るんですよとバイクのソロさんに。金庫岩も過ぎたら外人さんパーティと若いソロ男性に追い着く。気温は確かに上昇し続け冬装備ゆえに暑い。相変わらずバイクソロさんは傍にいるので山頂直下で先に行くよう促した。(↑)10:39 旭岳山頂に下から3時間半で到着 後ろは当麻の稜線我々と外人さん数名だけ。時間があるので後旭岳でも行きませんかと彼を誘ったが完全にバテたようで「まだ登るンスカ?」と呆れた顔をされた。此処でバイクで来た大工だと言う若いソロさんと本当のお別れ。(↑)10:57 マイトレースの旭岳を振り返る旭岳の裏側を真っ直ぐテン場近くを目指して新雪踏んで下るがトレースは全く無い。前日まで悪天候だったし縦走する人はいなかったのかも知れない。ただ、同時に若い外人ペアが同じく旭岳の裏を下ったが彼らは画像の左方向、登山道を忠実に後旭岳とのコルに向かって行く。しかも女性はストックを嬉しそうに振り回しながらザック無しだから多分、中岳温泉経由の一巡かと思われる。(↑)11:11 朝ご飯やっと手頃な岩に腰掛け旭岳を眺めながらおにぎりを食べる。間宮分岐まで熊が岳を見ながら再び登りが続き適当にショートカットしつつも雪は重いわ暑いわ。やがて間宮分岐から間宮岳に向かうさっきの外人ペアが見えたが私はフラットな広い稜線を分岐には向かわず真っ直ぐ間宮岳の山頂標識を目掛けて大規模なショートカット。風が出た。(↑)11:47 お鉢平のヘリを歩く間宮岳の先で雪に埋もれた登山道を交差してそのままお鉢平の淵をギリギリ歩く。夏では味わえない景観に見とれてうらうら歩く様子をすぐ前を行く外人ペアが何度も何度も振り返って見ていた。(↑)11:49 ロープもエビの尻尾今回、殆ど歩いていない登山道の様子。外人さんペアの正面はノコギリ岳と比布岳のコルで比布平。右はこれから歩く稜線。間も無くの中岳分岐で彼らに「そっち?」と尋ねたらやはり左に下る返答。ではサヨナラと直進。(↑)12:02 中岳の登りでマイトレースとお鉢平の向こうに烏帽子岳、北海岳と白雲岳の頭中岳の分岐を見るとまだ外人さんペアが立っている。地図でも見ているような雰囲気だが私も同じルートだと思っていたのだろうか。あそこまで雪に埋もれたコースを迷わず辿り着いているのだから不安な事も無かろうと思い直す。(↑)12:11 中岳山頂から熊が岳と旭岳 前後には勿論、眺め回すお鉢平の向こうの北海岳稜線にも縦走しているような人影は全く無い。快晴の佳き日、表大雪を独り占めで歩いている実感は無く冬の絵を眺めている様な不思議な感じ。(↑)12:18 オブジェもエビの尻尾に 左奥は北鎮岳風で雪が飛ばされ北鎮岳からの下りと思われるソロの古いトレースが見え隠れする肩への登り。9月22日にワンコの追悼登山で黒岳から愛山渓に縦走し辿ったばかりの北鎮岳。今回はスルー。(↑)12:26 北鎮の肩に到着北鎮岳へも当然、トレース無しで此処から黒岳に向かう目の前もまっさら。此処に来て左にニセイカウシュッペ山、平山と北大雪が広がる。冷たい風も此の辺りで収まった。(↑)12:28 肩から下山左におにぎりのような凌雲岳、その横に黒岳。此処からの景観は今までより雪が少なく見えたが実際は全く違った。この肩は夏遅くまで雪渓が残りしかも硬くて難儀。今回、雪玉を転がしながらもっさもっさと楽ちんな下り。(↑)12:36 黒岳パトロール青年が向かう北鎮の肩から北鎮岳には長い雪庇が本日、初めての対向で立ち話。彼はやっと好天に恵まれたので北鎮岳を撮影して戻るとの事。縦走する人は誰も居らずこの先も黒岳山頂以外、居ませんよ・・楽しんで下さいと言われお別れ。(↑)12:39 凌雲岳と雲の平の間ようやく時間を見ると1時前でホッとしたら記念撮影したくなった。折角だからもう一度、軽食タイム取りたくて場所を探し雪が無ければ行けない特典を満喫。(↑)12:53 歩いた右の稜線をお鉢平の淵に近い岩に腰掛け休憩にする。丁度、間宮分岐が正面辺りで右に間宮岳、中岳分岐、中岳、北鎮の肩と歩いて来た稜線を目でなぞる。分岐から左は松田岳、荒井岳、そして北海岳に至る。20分ほどのんびりしていたが山では歩き続けないと寒くなる。(↑)12:59 北海岳を歩き出してすぐのお鉢平展望台から北海岳を眺めるが人の気配は感じない。雲の平に向かって緩く下るが小屋に向かっての地味な登りが長く感じた。(↑)13:21 深い、重い景観は赤石川を挟んで北海岳へ登るコース。雪の深さはコース最大で気温が上がり冬装備が堪える。再び冬アウターからベストに変えたが夏山では感じないダルさで黒岳の石室に着いた。(↑)13:49 石室は雪が積雪1メートルはあり誰も出入りした様子も無いがテン場に向かって足跡がある。小屋前の高いベンチが都合良く利用出来たのでしばし目を閉じて現実逃避の小休止。(↑)13:54 充電完了 下山開始愈々、黒岳に登り返し縦走もおしまいとなる。見上げた斜面に数名の観光客が見える。(↑)14:06 歩いた稜線を途中で振り返ると右に真っ白な北鎮岳、お鉢平を挟んで左には北海岳。そして正面の旭岳から雲がわいてきた。目を凝らすとさっき出会ったパトロール氏の青いアウターが微かに戻って来る。(↑)14:22 黒岳山頂まで7時間10分 青空だった事を感謝して眺める最後の山頂標識、手前から凌雲岳、北鎮岳、中岳、中岳分岐、間宮岳。山頂には借りた長靴の若い中国人ペアーがのんびりと服装は街着。(↑)14:24 黒岳の下りはカリカリ一転して日陰となる登山道は一歩目から凍っていた。すぐにさっき見掛けた数名に追い着くが四つん這い。軽アイゼンを付ける事も無かろうと思ったが7合目のリフト乗り場まで状況は同じだった。滑って苦労しながら下山する中国人に30名以上追い着いた。15:00 7合目に下山 32960歩 画像は216枚 リフト券売り場ではいつものように片道切符に絵葉書が貰える。 今回は特別2枚。この絵葉書を貯めるのも楽しい。 楽しかった冬山。10月は16.17日にもチャンスがありスノーシュー持参。
2015.10.27
コメント(0)
10月4日曇り 8:51 スタート 手稲本町の北尾根コース登山口で支度をしていたら間も無く到着の車から男性2人も靴を履き出した。すっきりした陽気ではないが紅葉が素晴らしいので眺めに来た。山腹から高校の傍を通過して栗のイガイガを踏みながら行くとやがて沢が現れ味のある橋を何度か渡る。(↑)9:12 急登になる此処で離れた沢を見下ろしながら延々と汗しながら登って行くが道は整備されているので歩き易い。しかも人が少ないのでいつも静か。さっきのお2人はまだ姿が見えない。(↑)9:23 尾根道になるやっと気持ちの良い歩きになり沢形の向こうに日本海が見え出す。そんな歩きを20分、何度か緩く登り返して見晴台に到着した。すか~っと日本海を見渡し笹刈りした広場にはベンチもある。休むには早いのでスルー。(↑)9:57 蜂の巣の注意書き登山口にも書かれていたが此の辺りらしい。いそいそと通過する。唐松が目に付くと落葉キノコを探したくなる。(↑)10:07 滝の沢への分岐ベンチで朝ごはんにする。休憩後は滝の沢に向かって階段を1キロメートル下る。目の前には枝越しに奥手稲山方向のピークがちらつく。紅葉の素晴らしい場所だがまだ早かった。(↑)10:25 此処で終わりにするお天気も紅葉もイマイチなので今日はこのまま今来た階段を戻るがこの先に滝の沢分岐がある。滝の沢から男子大回転コース跡を辿りパラダイスヒュッテに向かうコースは今年の残雪季にどなたにも出会わず楽しく歩いた。(↑)10:42 階段歩き熊鈴の音色と共に朝の2人が降りて来た。まさしく彼らはパラダイスヒュッテから研修センターを経て北尾根コースに一巡すると思われる。再び朝ご飯の分岐に戻りキノコ採りの方と遭遇し立ち話。今日は一個だけ収穫したと笑うがこちらも同じ。(↑)落葉キノコ 先日の藻岩山に続き合計4個。生涯で今季がお初の落葉キノコ収穫でしたが鑑賞しただけで食せず。(↑)11:45 唯一の展望全体に樹林の尾根歩きとなる北尾根コース。若いペアパーティに出会ったが本日の登山者は5名だけ。その頃、尾根が急激に冷え込み雨がパラついた。 (↑)11:48マムシグサの実(↑)12:02 稲積川急斜面を下ると沢が近づき緩いトラバース歩きになる。初夏はニリンソウ、蘭、エゾエンゴサクと花道が沢に沿って素晴らしい。(↑)12:03 胡桃が落ちて(↑)12:23 栗もサラシナショウマが今時、真っ白に満開。12:33 下山 18159歩 意外と歩いた。大雪山系は28日に雪が降り真冬。 翌々日は旭岳ロープウェイを利用せずに天女ヶ原から登り黒岳に縦走した。
2015.10.26
コメント(0)
10月1日曇り 10:13 スタート 午後から約束があるのにやって来た。少し風のある藻岩山スキー場。車は幾らでも駐車出来るので人気が有るようです。ゲレンデから歩くのは初めてで下山の方に道を尋ねた。(↑)10:33 ススキのゲレンデを下山者教わった通りにリフト降り場から右の踏み跡に入るとすぐにススキの原っぱになる。それなりに雰囲気が良く若いパーティが賑やかに下山して来るが傍に行くまで姿は埋もれていた。一昨日の室蘭岳とのギャップをススキで感じながらゲレンデの上の方から休み無く聞こえるのはシーズンに備え草を刈る機械の音。野葡萄を見つけたが汚くて残念。 (↑)10:50 ススキが一面札幌の街を尾根コース越しに見る。15分ほどで尾根コースに合流し10分足らずで今度は無線中継所の登山道に合流。数分で駅、山頂までは700メートル。(↑)11:06 到着 空沼岳から札幌岳への稜線 手前の三角形は藤野の山々すごいすごい、人の山。此処で山の話に余念の無い中年のソロ男性と知り合う。大阪からのソロ女性を案内しつつ来たとやらでスマホを開いて近郊の山歩きを不思議なルートで語り出す。常にスマホを開くスマホソロさんには後日、手稲山で再会した。(↑)11:06 砥石山と中央に神威岳その右は烏帽子岳、百松沢山昨年は無駄こだわりで春の残雪季と初冬の積雪期に訪れた神威岳。今年は烏帽子岳まで足を伸ばし山菜を色々と収穫して来たが随分と昔のような気がする。(↑)11:33 休憩は建物内で開放的なガラス越しに山を眺める。軽登山用のザックから2リットル入りだが半端な量しか残っていないスポドを出してそのまま口にした。(↑)12:06尾根から下山食料は持ち合わせず喧騒から逃げ出すように樹林への道に入る。(↑)12:08 野葡萄を発見!!登りで見掛けたのとは比較にならないダイナミックさに感動。何処までもよじ登っているし下にも這っている。(↑)12:08 ピンクとブルー房ごとに七色の実が一面に広がっていた。(↑)12:09 青、水色、黄色がミックス。(↑)12:10 紫色が殆ど(↑)12:10 グリーン (↑)12:12 ベージュが入っている通り掛った女性2人パーティを呼び止め教えて上げたが小さく驚きもっと黒くなると言い出した。それは山葡萄ですよと傍の大きな葉を指差すと今度は違いに大きく驚いていた。いつまでも野葡萄の蔓の周りで遊んでいたが下山にすると落葉キノコが目に付いた。彼女達に「今度はナンデスカ?」と問われ退屈しませんねと笑われる。12:41 下山 10000歩 藻岩山でこんなに感激する事は滅多に無い。 後日、野葡萄の色を確認に訪れた。
2015.10.25
コメント(0)
9月29日 曇り 15:37スタート 室蘭での仕事が終わり解散したのが3時過ぎ。ついでに登山口でも散策しようと思い「だんパラスキー場」にナビをセットしたら間違い無くスキー場のヒュッテに着いてしまった。車を降り周辺に広がるスキー場にそれらしき道を探せず戻る。とすぐの公園に入ると登山口が見つかりいそいそと支度する。車道歩き7分で白鳥ヒュッテに着いた。登山届けノートを整理する男性が居ただけ。(↑)15:49 水神社がんばり岩まで300メートルとヒュッテに書いてあったから其処までのつもりで進む。(↑)15:56 樹林帯にどうやらそれらしき岩は過ぎてしまい小さな樹林帯から笹原の道になった。カムイヌプリは最初から見えていた。振り返ると海岸線だが天気が悪いので全体に暗い。(↑)16:07 山頂まで行く事にした道の真ん中に山頂まで1000メートルと打ち付けた標識。こんな時間に登り出す事は殆ど無いがわざわざ改めて訪れるよりこの際。(↑)16:14 一瞬、陽が差した開けた斜面が見えただけでも嬉しくなる。人に出会うなんて絶対に考えられない室蘭岳。(↑)16:28 山頂に到着何処かで見た景観だと思ったらオロフレ山から縦走した時に来馬岳にも同じ鐘があった。多分、室蘭の山は此の鐘が特徴なのだろう。手前の三角点は広場になっていた。登山道も綺麗に整備され此処は市民の大切にしているシンボルなのだとしみじみ感じる。(↑)16:28 カムイヌプリを西尾根コースとカムイヌプリの分岐が相次いで現れ色んな山歩きが出来る。(↑)19:29 洞爺湖方向有珠山が見えている。おそらく画像の右に羊蹄山があり本日は雲の中。鐘の向こうにはオロフレ山があったと思うがこちらも景観は望み無し。何しろ日没が近いので差した陽も海に沈みそう。(↑)16:30 見下ろす風に吹かれながら湾のはるか向こうは駒ヶ岳だろうと想像する。一面が笹で大きく揺れている。こんな雰囲気も意外と記憶に深く刻まれて印象深い室蘭岳になりそう。(↑)16:32 振り返る山頂を振り返ると完全に夕暮れ。登山道にはエゾノコンギクの群落が続きヤマアジサイもポプリになって咲いていた。これが多分、がんばり岩だろうと思いながら小さな階段を下ると左にスキー場が広がる。(↑)16:58 白鳥ヒュッテに人の気配も無く静か。スルーして車道になった広い道を歩く。(↑)17:01 樹林の中に神が居る17:06 下山 13670歩 公園にはワンコの散歩で数台の車。 少し雑な歩きになったがピリリと辛い後味。 道路に出たら対向車はライトを点けていた。高速道路に入り家路に着く。 悲喜こもごもの9月最後の山となった。
2015.10.24
コメント(0)
9月27日 曇り 11:20 スタート 風は強いが駐車場は賑わう。来る途中、支笏湖を見下ろす展望台で見掛けた外人さん四名パーティも偶然、同時に歩き出した。それにしても23日の銭函天狗岳から連続5日も山歩きをしている。家に居るとどうしてもwoody君を思い出すからこれでいい。(↑)11:45振り返ると支笏湖登山者が一瞬、行列で登って行く。珍しく主人も着いて来たがその内、視界から消えた。 エゾオヤマノリンドウやシラタマを愛でて紅葉の山肌を風に吹かれて歩く。(↑)12:05 分岐此処で待とうか西山に行こうかと思案したが東山に向かった。(↑)12:13 東山の山頂休憩中のパーティが其処にもここにも。 そんな山頂をスルーして正面に風不死岳の姿を眺めながら直進。 何度も訪れている樽前山だけど何故か一巡した事が無い。 多分、風不死岳に縦走したり裾野を巻いて下山して居るからだろう。(↑)12:17 気持ちがよい樽前山は手軽だが素晴らしい景観が最初から最後まで味わえる貴重な山。(↑)12:31 此処にもシラタマ先を行く4人の外人さんは此のシラタマを撮影していた。(↑)12:53 ドームが近くに風不死岳方向への分岐を過ぎたら迫力あるドームが見もの。 登山道脇には大きな岩も現れて少し雰囲気が変わるので楽しい。(↑)13:00 苔の道西山の分岐が近くなると苔が鮮やかで素晴らしい。 登山道の両脇は見事な苔の道で来て良かったと改めて感動する。(↑)13:02 西山苔に見とれあっと言う間に到着してしまった。 振り返ると外人さんパーティは西山をスルーして行く。(↑)13:25奥宮で此処で外人さんパーティに追い着いてしまった。 2本に分かれた登山道をそれぞれチョイスし東山を眺めながら最後の分岐に向かった。(↑)13:37 西山を眺める分岐には東山から下山して来たパーティが大勢居た。 ワンコや赤ちゃん、幼い子などなどでとても賑やかな登山道。 14:00 下山 14599歩 東山からピストンの主人はさぞかし休憩したかと思いきや、30分前に到着との事。 丸駒温泉に浸かってビールを頂く。 自宅のお土産にイカと昆布のふりかけを買ったらめちゃくちゃ美味しくて感激。 翌28日 表大雪は雪!! 29日は室蘭岳に登った。
2015.10.23
コメント(0)
9月26日 曇り 11:26 スタート ハイランドスキー場の駐車場には曇天にもかかわらず10台近く車があった。歩き始めたらすぐに秋の花が目に付く。前日のトムラウシ山は素晴らしかった。雨も降らないようなので整理運動を兼ねていつものように手稲山に来た。(↑)11:44 ヤマハハコの群落他にオレンジ色のコウリンタンポポ、アザミなど色鮮やか。紅葉に早い斜面で時折り、下山者に出会う。前回は12日に来ているがwoody君が愈々、容態が怪しげになった頃で暗く歩いていたから花は一輪も目に入っていない。こんなにも咲いていたなんて今更、驚く。(↑)12:16 シラタマ見過ごしそうだったが手稲山で見るのは不思議な感じ。(↑)12:31 山頂の奥宮黙々と歩いていたせいか一時間足らずで到着した。山頂からの景観は深いガスに包まれて全く見えない。(↑)12:42 手稲西峰すぐ傍の西峰ですらやっと。それでも登山者は登って来る。(↑)12:43 銭函天狗岳唯一、日本海側だけが見えていた。23日に孫キッズと「お祈り登山」に行ったばかり。(↑)13:14 ネオパラ山すぐに下山、かつてワンコと歩いた女子大回転コースの斜面をゆっくり歩いた。(↑)13:37 エゾノコンギクの大群落13:44 下山 家に居るより毎日、山に出掛け山の空気を吸っている内に癒される。 そんな気がして翌日は樽前山に。
2015.10.22
コメント(0)
9月25日曇りのち晴れ 5:39 スタート 前夜、「くったりレイク・イン」で作って貰ったおにぎりを1個半にして持参。駐車場の気温は8度。空はどんよりして残念な感じ。時期も遅いし平日だからどなたも居ないと思ったのに車が6.7台あり横の車からヘルメット姿のソロ男性が先行して行った。(↑)6:30 山頂が見えたカムイ天上まで50分、此処はダケカンバの黄葉が美しいフラットな尾根歩きだが葉はすっかり落ちて見通しがいい。(↑)6:44 雲海が広がる新道歩きでは十勝連峰や然別湖周辺の山々が見渡せるようになる。以前のカムイサンケナイ川沿いの旧道より撮影スポットが増えて楽しい。徐々に先行者に追い着く。あのヘルメット姿ソロさんは埼玉から来たと言う百名山男性で下山まで同行となった。7:30コマドリ沢分岐に到着して朝ご飯にするがおにぎりは具が入っておらず大きさだけがメリット。(↑)8:05 ナキウサギの鳴き声前トム平手前のガレ場はナキウサギの天国。埼玉ソロさんは今回、幌尻岳と十勝岳をクリアした後だがナキウサギは写真でしか見た事が無いと言う。住処を知った彼は鳴き声に耳を澄ませ岩場を出入りする姿を待ち伏せていた。(↑)8:29 前トム平を過ぎて追い着いてきた彼は興奮気味に足元から走り去ったナキウサギの話をする。トムラウシ公園では山中泊帰りのパーティに出会う。背中に女の子、胸にワンコで「てんこ盛りですね~」と少しの立話で思わず追悼登山と明かしてしまう。(↑)9:51 山頂に4時間10分で到着早く着いてしまった。先行者は早々に下山して行く中、埼玉ソロさんの他、アヒルの玩具と撮影するソロ男性との3人になったが双方、ヤマレコの方だった。年々、道が整備され登山者が増えているようだ。(↑)9:52 旭岳から白雲岳表大雪の展望に限らず東大雪も阿寒の山まで雲海に浮かんでいた。アヒルのソロも下山し小1時間の休憩で満喫モード。woody君を繋いだ山頂標識を眺めて我々も後にする。(↑)10:39 十勝連峰奥の下ホロカメットク山は端正な姿でいつ見てもいい。空がとても明るくなって来た。このままトムラウシ公園までお天気が続くといい写真が撮れる。(↑)11:12 紅葉がいい登りよりずっと日差しがいい。埼玉ソロさんと撮影スポットを交換しながら時間を忘れてシャッターが止まらない。(↑)11:36 ウラジロナナカマド埼玉ソロさんとは山の話で盛り上がる。今回、幌尻岳を日帰りしたと言うので驚いた。私も手前の戸蔦別岳までなら行った事があるがナント、林道は自転車を駆使したらしい。(↑)11:37 トムラウシ公園の手前でお互い、紅葉に見とれ先に進まない。(↑)11:40 2人占めもう私たち以外は下山してしまい静かなトムラウシ公園。季節外れでも今日は10名近く居たと思うが何故あんなに急いで帰ってしまうのだろう。(↑)11:42 トムラウシ公園でオオウバユリが枯れた群落も味がある。(↑)11:45 山頂をトムラウシ公園の大きな岩の横から万年雪の見える山頂を振り返る。(↑)11:53 此処からトムラウシ公園を見下ろす此の景観は何度、来ても素晴らしい。帰路も前トム平下のナキウサギガレ場では埼玉ソロとのんびりナキウサギを眺めた。(↑)13:03 コマドリ沢分岐コマドリ沢の紅葉も好きだが終わり掛けていた。新道を過ぎた登山道脇には数輪のエゾオヤマノリンドウが咲き、カムイ天上から短縮路分岐近くで今度はクマゲラの作業を見上げた。15:00 下山 36893歩 のんびりした。昔、woody君と来た時は多分、3度目位だったと思う。あれから何度も何度も訪れるトムラウシ山。もう3日連続だがまだまだ陽気に誘われ山歩きの日々。翌日は地元で手稲山。
2015.10.20
コメント(0)
9月24日晴れのち曇り 6:30七合目をスタート 中国人に混じってリフトを降り外国に居る気分の喧騒。記帳所は無人でMさんも居ない。登りながら雲海を何度も見下ろし登山者に追いつく。(↑)7:14 招き岩が見えたもう少しで山頂だが足が随分とのんびりしている。多分、もう家で待ってくれるwoody君が居ないから体が自然とゆるゆるし一体、いつ到着するのだろう。(↑)7:29 黒岳の山頂にやはり少し遅れ1時間掛かったが疲れていないので休憩せずに黒岳石室に向かう。 すっかり秋。今季は夏山の大雪山系を訪れなかったから時間の飛んだ不思議な感覚に戸惑う。(↑)8:08 桂月岳からテン場を見下ろす石室から足が勝手に桂月岳に向かっていた。未だかつて予定した事の無い立ち寄りコースで何十年振りだろう此の山頂。左には黒岳、右には凌雲岳で次第に雲が視界を遮る。(↑)8:58 お鉢平桂月岳から黒岳石室に戻り傍の分岐から雲の平を抜けて北鎮岳に向かった。途中、カメラを構えたご夫婦が赤石川を見下ろす斜面で日差しを待ち構え「今よ!」とシャッターチャンスを教えてくれた。(↑)9:34 北鎮岳に到着此処まで丁度三時間。ガスが濃くなったせいか北鎮の肩から山頂をスルーして行くパーティが殆ど。山頂にはこのまま下山するソロ男性の他に愛別岳に行くソロ男性などロンリーザックさんを含めて4名だけ。(↑)10:09 岩見沢ソロ男性がガスで何ら展望の無い北鎮岳で熊鈴を装着し比布岳に向かうべく歩き出すと急いで着いて来たソロ男性。旭岳から来て当麻乗越経由で姿見に戻ると言うが道が不安なので同行したいと言う。安足間の分岐まで責任持ってパーティを組む事にした。(↑)10:24 比布平の秋鋸岳をトラバースしながらガスの晴れ間に北鎮岳を振り返る。行き交う登山者は滅多に居ない静かで大好きなコース。(↑)10:51 当麻乗越パーティに託す 比布岳には10:37四時間ちょっとで到着。岩見沢ソロは登りで少し遅れる。此処で男性2名パーティが当麻乗越に行くと言うので岩見沢ソロを連れて行って欲しいと頼んだ。道に不安な本人は二つ返事でお別れし新たなパーティにくっついて行く。愛別岳の分岐では北鎮岳に居た愛別岳トライの男性が準備中。雪も無いのに宣言通りアイゼンを出している。「いりませんテバ・・」と私。「折角、持って来たし30年来、念願の愛別岳」と彼。では・・お気をつけて~ 一期一会のお別れ。間も無くの安足間分岐で今度は愛山渓から来た女性2名パーティが当麻乗越から一巡したいがコースに自信が無いと言う。「こっちですよ」と深いガスの中で方角を指差しながら岩見沢ソロを託したパーティに勝手に追加した。彼女達は大喜びだったが大きなパーティにしてゴメンナサイ。沼の平でお会いしましょうとお別れ。(↑)11:15 永山岳に到着本日は愛別岳か沼の平に立ち寄る予定だった。・・が前回も濃いガスの中を愛別岳に登ったので沼の平に決定。先ずは安足間分岐から永山岳経由で愛山渓に下山です。此処も人が多く今から当麻乗越経由で愛山渓温泉に一巡する年配女性パーティがいた。(↑)11:49 のんびり休憩して愈々、永山岳から下山 秋色の花畑をうらうらと。銀明水には水が流れていた。(↑)12:04 沼の平が眼下に以前、ワンコと一緒に歩いたコース。前方から若い頃のwoody君が走って来そうだった。永山岳のハイ松帯を過ぎたらコースはポンアンタロマ川の分岐まで泥と岩の急斜面。前日が大雨だったと出会った登山者から聞いた。いつもよりはるかに悪路と化した道を重装備のパーティが苦戦していた。(↑)12:59 振り返ると明るい秋色愛別岳はスルーしたので時間がある。滝の上分岐から「村雨の滝」に降りず沼の平に向かう。さっき歩いた悪路は此処から眺めると紅葉に包まれて綺麗だ。(↑)13:23 沼の平も秋秋は人が絶えず行き交う人気のコース。結局、安足間分岐で分かれたパーティには再会せず。(↑)14:17 三十三曲がりの秋沼の平をさくっと堪能して三十三曲がりコースから下山にした。退屈で曲がりくねった三十三曲がりを数えて降りたら五十五曲がりだった。14:56 下山 車が一杯の愛山渓温泉に到着 時間の都合上、温泉に入れず女将さんにも会えなかった。 此の後、翌日はトムラウシ山なのでクッタリ・レイクインに宿泊。
2015.10.19
コメント(0)
9月23日 晴れ 12:29 スタート 「ツイトー?!!」孫キッズには聞き慣れない言葉。woody君の為にお祈り登山するんだけど一緒に行ってくれる?二つ返事で小学生男子が参加してくれた。20日に旅立ったwoody君のお別れには夜にもかかわらず駆けつけてくれた彼ら。混雑しているであろう休日は時間をずらしたが登山口は1台だけ車が運良く抜けていた。(↑)12:43 小屋に到着woody君が生後2ヶ月足らずで私の手に渡って間も無くの頃エプロンに包んで此の小屋まで来た。12歳頃にも此処まで連れて来たが喜んで登山道をトコトコ歩いて居た事を思い出す。(↑)13:58 山頂は枯れススキが眩しいwoody君が7歳頃までの山歩きで一番、多かったのが此の山頂。キッズがその先に到着している。(↑)14:06 下山の人に沢山出会った賑やかな追悼登山になれた。(↑)14:21 下山の前にキッズが小さな手を合わせてくれた。100円ショップでゲットしたサングラスを掛けたままで。(↑)14:27 山頂稜線からいつもの景観と違うのは「お祈り登山」に来てくれたキッズの小さい手がきつく握られている事。15:19 下山 翌日からはwoody君との思い出が詰まった愛山渓縦走、トムラウシ山、手稲山で追悼登山。 更に所要ついでの樽前山や室蘭岳と日々、山歩き。
2015.10.18
コメント(0)
9月12日 雨のち曇り 11:06 ハイランドスキー場の駐車場に再び。気分も一新で歩き出す。(↑)10:37 ツリバナ これは北尾根コースの近くで ハイランドスキー場に向かっていると雨足が強くなる。急な坂道でターンして間も無くキノコを採っていた年配男性がいたので紅葉に早い森の脇で立話。鉛色の空を見上げて手稲本町まで降り北尾根コースに駐車。そこから山に入らず旧道を辿って登ると晴れて来た。(↑)11:27 振り返る日本海もその向こうに見える筈の暑寒の山々もハッキリしない。話では此処まで上がって来ると雨は降っていなかったとの事。どおりで車もそれなりに多い訳だ。丁度、関東東北災害で河川の氾濫が大変な被害を出していた時で手稲山の登りはとても寒かった。(↑)12:04 手稲神社 奥宮が入れ替わり立ち代り登山者。(↑)12:05 定山渓天狗岳が正面に見えていたが一瞬で隠れたどんどん雲が湧いて展望は無い。(↑)13:00 下山で咲いていた花画像にはヤマハハコ、エゾゴマナ、コガネギクが写っていたが当日はwoody君の体調が変わり始めた頃。余り記憶に無い景観。下山は車道を辿りwoody君が小さい頃、一緒に登って来た事を思い出しながら。下山時間記録忘れ 13460歩次回の山行きが追悼登山になるとは思いもしなかった。
2015.10.14
コメント(0)
9月6日晴れ 6:53スタート 2ヶ月振りの大雪山系は秋になっていた。老犬の白柴WOODY君、食欲はあるが完全に寝たきりで目が離せない。気分転換に主人と仕事を替わり所用ついでの山行きだがブランクがあるので送り出す方も心配していた。(↑)7:10 橋が無い此処にあった筈だが流されたようで手前の張り紙に無理な渡渉はしない様にと注意書き。ソロの山ガールが居た。(↑)8:00 ポンアンタロマの沢で休憩村雨の滝を過ぎ、軽く朝ご飯のおにぎりを口にする。滝の上分岐から永山岳への登山道はいつ来ても厳しい筈だがボ~っと歩いたから感じなかった。(↑)9:03 コマクサが咲いてそう言えば夏の花を一度も見ていない。今頃、咲いてくれたのは鬱々と介護の日々を送るロンリーザックさんの為だろうか。しかも、たまたま遭遇したソロ男性が声を出して教えてくれたから眺める事が出来た。(↑)9:49永山岳 三時間で到着山頂から先へ歩いて見たらまた違う景観が広がり愛別岳が目の前。本日はあそこまで行く予定は無く当麻乗越から姿見の池に下山する。(↑)9:51 沼の平のんびりと永山岳の山頂から沼の平を見下ろす。人はまばらだった気がする。静かなせいかゆっくりと。風がとても冷たい日で真冬用のアウターをザックから出したが手も冷たくてヒートテックの中手袋もはめた。(↑)10:32 愛別岳を眺める安足間分岐手前の景観。分岐からは西へ当麻の稜線に向かう。夏装備のご夫婦が下山して来たので寒くなった。(↑)10:37 安足間分岐を振り返る比布岳を此処から眺める。好きなコースなので毎年、訪れるが今年は比布平を歩く事は無いかも知れないと思い眺めた。(↑)11:12 これから辿る稜線当麻の稜線は秋も素晴らしい。まだ時期は早く人は居ない。(↑)11:40 稜線から此処から見下ろす沼の平もいい。(↑)12:10 当麻乗越でゆっくり休憩。ソロの山ガールさんは此処から愛山渓に戻る。彼女の方からお別れの挨拶が来た。今から山ガールの2人パーティと愛山渓から来たパトロールさんが当麻岳に向かって行く。(↑)12:38 エゾイブキトラノオ花の季節が一足飛びで戸惑う。(↑)12:41 ピウケナイ沢渡渉して裾合分岐に向かうが人は少ない。エゾイブキトラノオが群落。(↑)12:44 当麻乗越を振り返る下にはピウケナイ沢が流れている。秋と言うには紅葉が浅い日だった。(↑)14:30 エゾオヤマノリンドウ旭岳が映える。観光客の歩く姿も多くなり姿見駅が近づいた。14:36 下山 ロープウェイ駅に到着 29000歩 気分は多少転換したが心は晴れず一目散に家路を急ぐ。 「WOODY君ただ今~」急に秋めいて寒くなる寸前の9月初旬。 次に大雪山系を訪れたのはシルバーウィークでした。
2015.10.12
コメント(0)
7月8日晴れ 8:10 スタート 草茫々の天女ヶ原コースをロープウェイ使わずに歩き出す。6月の夕張岳以来の山行きも老いた白柴犬woodyの介護を主人が替わってくれたお陰。・・が心底、楽しめずアップする今では印象の薄い一日だった事を痛感。(↑)8:59 雪渓が道を塞ぐ静かな天女ヶ原の湿原を行くと木道に熊の糞。ショウジョウバカマ、水芭蕉、チングルマが少し咲き前日は大荒れの寒い7月。姿見川付近は雪のトンネルで昨年、情報を頂いた花も笹が川を覆い探す事を断念。(↑)9:30 イワヒゲトムラウシ山が右手後方に見え出す。姿見川を見下ろす大岩にはイワヒゲが風情ある展開。此処で2.30分癒しタイム。(↑)10:06 姿見の池まだ雪が多く人で賑わう。(↑)11:34 旭岳山頂には20名ほどの登山者裏に下りて中岳分岐から中岳温泉を経由し姿見駅に戻る事にする。(↑)11:44 雪渓を下る一面、キバナシャクナゲ満開ですぐ雪渓になる。(↑)11:56 コルから旭岳を振り返るチングルマ、ツガザクラが少し咲き時期が半端なのか物足りない。(↑)12:15 間宮分岐近くから振り返る景観に熊が岳、後旭岳。人は一気に少ない。(↑)12:30 イワウメ分岐近くでミネズオウ、キンバイ。(↑)12:41 イワウメが多くなる振り返るお鉢平の稜線。熊が岳の頭が見える。4時間半で中岳分岐に到着した。(↑)12:51 分岐から中岳温泉経由で裾合平にこの先、登山道には今までより花が多くなる。(↑)(↑)12:59 安足間岳比布岳からの稜線が見えるが今年は果たしてあそこを歩く時間が取れるのだろうかと老犬を案じながらの山歩き。(↑)13:04 ツガザクラいつも雪の多いピウケナイ源頭を見ながら中岳温泉に下る道にはずっとツガザクラが咲いて。(↑)13:13 中岳温泉今回は素っ裸の男性が居ない。休憩中の山ガールさんは自分と同じシリオを履いていたので靴談義。(↑)13:23 中岳温泉を振り返るエゾノリュウキンカが見事な沢沿いを下ると前方からは団体パーティが元気に登って来た。(↑)13:25 旭岳と熊が岳裾合平は雪原で所々に雪解け水が流れる。(↑)13:49 大塚小塚いつ眺めても当麻の稜線がバックで絵になる。出発から5時間半で裾合分岐に到着。その後、4.50名の団体さんに飲み込まれ広い雪渓の斜面で何とか逃れた。(↑)14:31 花畑やっと出現。(↑)14:31 満開何の事は無い。姿見の池から反対方向に廻ればすぐに出会えた景観。(↑)14:32 キバナシャクナゲもう姿見駅に近いので観光客が多い。イソツツジの花も白くまぁるく咲いていた。(↑)14:37 鏡池逆さ旭岳が美しい画像だが当日の感慨はイマイチで心ココニアラズ。人で溢れるロープウェイ姿見駅の前に立つ。時間があったのでスルーして朝と同じ天女ヶ原コースを歩いて下る。(↑)14:59 化雲岳、トムラウシ山遠望が利いて十勝連峰・夕張山地も綺麗に見えたのは鮮明に覚えている。(↑)15:10 姿見川の滝朝、ゆっくりして行ったイワヒゲ咲く大岩に再び立ち寄り、しばし午後の流れを見下ろしていた。行き交う人も居ない湿原ではミツバオウレンが咲く。やがてアナウンスが聞こえ花後の水芭蕉が巨大な葉を生い茂らせた木道に合流。16:12 下山 36834歩 woody君が気になり温泉にも入らず家路に着く。 結局、次の山行きは2ヵ月後。例年は10から20回は何処かしら大雪山系の山歩きをしているが今年は娘に預ける容態では無く最後の夏となりそうだった。
2015.10.09
コメント(0)
6月29日 曇り 7:40 スタート 吉日でした。残雪多いトムラウシ山に行く予定だったのに介護ワンコが寝ないから夜中に夕張岳をネットで検索したらゲートが開いている。花旅に変更でシューパロダム湖を渡り14kmで辿り着いた駐車場は平日と思えぬ混雑でまだ出発していないお隣さんが車をずらしてくれただけでもラッキーの始まり。(↑)8:43 ゴゼンタチバナと苔で和風に冷水コースの霧の濃い道には白くて小さいタニギキョウやズダヤクシュ、マイヅルソウが咲く。蕾のヒダカエンレイソウが大きく揺れ冷水の沢で手を湿らせる。オオバミゾホオヅキ、ミヤマハンショウヅルも現れ深山の雰囲気に。(↑)9:10 石原平までシラネアオイが続く馬の背分岐過ぎてもギョウジャニンニクが多い山だった。ウコンウツギは黄花と受粉した赤色。(↑)9:26 クロツリバナおや!登山道に降る様に咲くクロツリバナが見事。芦別岳の見えない霧の望岳台。肉厚なエゾノヨツバムグラ、コヨウラクツツジ、エゾノリュウキンカ、ややこしいケエゾやフギレキスミレ、ミヤマスミレが花盛り。(↑)9:50 クロウスゴ真ん中に居座る大岩が登山道を左右に分けている。その岩から満開のクロウスゴが降って来た。湿原が近づきヒメタケシマラン、ミツバオウレン、キバナノコマノツメ、イワイチョウ、エゾノハクサンチドリが咲き5分も歩くと男岩。(↑)シナノキンバイが鮮やか前岳湿原入り口はチシマヒョウタンボク、ミヤマオダマキが咲き出した。(↑)9:56 霧が晴れてガマ岩が見える 奥は山頂(↑)タカネナナカマド ガマ岩で咲いていた。傍のひょうたん池にはサンカヨウ、エゾイチゲ。(↑)10:17 ユウバリタンポポとエゾノハクサンチドリ撮影に余念の無い男性は此のタンポポを見る為だけに東京から来たと言い2年後にタンポポのハンドブックを出版するとの事。(↑)10:17 ミヤマアズマギクの群落蛇紋岩の崩壊地で。先着のご夫婦に教えられ登山道から遠い残雪の傍にユウパリコザクラソウが10株以上の花を見る。次々と登山者が行き交う。(↑)10:19 崩壊地で霧が晴れた左端が釣鐘岩、吹き通しが近づく。先程のご夫婦と勝手に同行、知人に良く似た雰囲気の奥様。(↑)10:21 シロウマアサツキ、ミヤマアズマギク此のブーケの中にはまだ開花前のホソバトウキとカトウハコベの葉が元気に混ざっている。(↑)ヒメナツトウダイ 湿原は全て葱畑バージョン。(↑)ムシトリスミレ(↑)エゾミヤマクワガタ(↑)ナンブイヌナズナ(↑)吹き通しのユウバリソウ 見たかった花の目的は達成。 (↑)エゾタカネツメクサ(↑)11:05 花畑ミヤマアズマギクが多い。ミヤマオダマキ、チングルマ。(↑)11:05 ユキバヒゴタイの白い葉、咲き始めの黄色いチシマキンレイカ。(↑)11:02 蛇紋岩の吹き通しでユウバリソウが一面に(↑)ホソバイワベンケイ(↑)11:21タカネグンバイ(↑)11:46 夕張岳山頂 人が多い。霧が晴れるのを待ちながら遅い朝ご飯はミニ蒸しパン1個。ミヤマオグルマが7分咲き。(↑)12:05 山頂直下の夕張岳神社前の広場広場から山頂へも花が続きキバナシャクナゲ、コケモモ、ミヤマアズマギク、カワラボウフウ、ミヤマダイコンソウ、エゾヒメクワガタ、エゾノハクサンイチゲ。あのご夫婦はブログ「花ときのこの山日記」の主さんでご主人は花に詳しい。(↑)12:07 やっと晴れて山頂から崩壊地と吹き通しを見下ろす本日は花旅なので下山にして吹き通しでまた花を。登りで教わったアイヌタチツボスミレとシソバキスミレ。エゾコウボウ、チシマクモマグサ。(↑) 崖には花が一杯下山中に立ち寄った大岩にミヤマダイコンソウ、ミヤマアズマギクが張付いて満開。ミヤマオダマキを下から眺める花姿はロマンチック。 (↑)14:13カラスシキミは葉がエゾユズリハにそっくり分岐から馬の背コースをチョイス。いきなり静寂に包まれ団体さんの気配も消えた。(↑)14:19 ギンリョウソウが草陰からボゥっときつい登り返しが2回ある尾根歩きもパンケモユーパリ川の沢音が近くなる。最後の休憩は枝越しに遠く大雪山系が見える内に腰を下ろした。今日は350,500mlのスポドも余っている。のんびりと本日の花を回想しながら喉を潤す。今回はナント言ってもカオルツガザクラ!外側にカールした可憐な白い花。そして晩夏に咲く葉に毛の無いミヤマダイモンジソウも。登りで発見したシュロソウの葉を下山でも観察、蘭科似だがユリ科。この山には赤い花を付けるシュロソウより緑色のアオヤギソウがある筈なので開花が楽しみ。そんなコンナを考えながら、つづら折りで川まで降り立つと水をくみ上げるモーター音の向こうに新しいヒュッテが見えた。(↑)14:46 初めて見る以前のプレハブ造りは土台だけになってしまい炊事場になると話してくれたのは当番のユウパリコザクラ会の方。一旦、帰り掛けた足を戻して彼にことづけを頼んだ。3年前、スノーシューで下山した中山峠でバッテリーを上げてしまった。他に1台だけの車にスキーで運良く下山した会の方にお世話になった旨を伝えた。黙って聞いていた柔和な顔の彼が「そんな事も有りましたねぇ~3月でしたヨ」あの時の車はあれですよ・・と指差す先に見覚えが。 ナント! お世話になったご本人に再会! 会のメンバーは沢山居るのに本日はラッキー。 近くて遠い山がまた近くなった。15:05 下山 29900歩 仕事の待ち合わせで富良野に向かい「ハイランドふらの」で温泉に。
2015.07.04
コメント(2)
6月22日 曇り 10:15 スタート 支笏湖周辺なら何処でも良かったが時間も遅くなったので恵庭岳に。昨年の災害以来、駐車場は使用出来ないから先の丁字路、丸駒温泉側の広くなった路肩に停める。歩き出したらかつての駐車場を囲んでいた大木は全てなぎ倒され大きな石と混ざり合った異様な空間に。その先に記帳箱がきちんと移動されていた。砂防ダムの先も雰囲気が変わりコゴミ畑は消失、知らない山に入った気分になる。(↑)11:38 7合目の見晴台春ゼミが啼き暑い登りのロープ場で若い4名パーティに追い着く。曇り空なので展望悪く休まずに先を行く。昨年はヒダカエンレイソウの時期を狙ったから咲いていたが今回は終わっていた。替わりにミヤマハンショウヅルが時折り。(↑)11:58 タケシマラン見るべき花もさほど無い中、目立ったのがタケシマラン。下山の年配ソロ女性が黄色い花が咲いていると言ってたが足元には見当たらない。花不足で消化不良になり本日は山頂に向かう事にした。(↑)12:08 恵庭岳の8合目山頂休憩後ザックを背負うとさっきの山ガールパーティが到着してソロ男性が山頂に向かったと言う。私も行くんですよと言い残してロープをくぐる。すぐの二股コースを今回はいにしえの登山道をチョイスして右に下るとすぐにサンカヨウが今更の様に満開。シラネアオイも残雪の傍で見頃。(↑)12:29 ルンゼ手前で懐かしき標識山頂基部を廻り込んで眺める景色に嬉しくて言葉が無い。しっかりとした道は紛れも無くあの頃の登山道で荒れても居ない。ソロ女性が黄色い花が咲いていたと言ったウコンウツギが顔の高さで満開。岩場にはイワウメ、イワヒゲが張り付いて満開。(↑)12:32 花の世界 イワウメやっぱり山頂に来てナンボ! 基部から小ルンゼの岩にはイワヒゲとイワウメが絨毯のように咲く。小ルンゼも懐かしく登り切ったら山頂直下の狭い平地。其処からソロ男性が2人今、山頂に到着する場面。(↑)12:33 山ちゃんが行く動く岩がある最後の難所に向かうが満遍なく花が岩を飾るので緊張感も湧かずデジカメが活躍。(↑)12:36 恵庭岳の山頂躍り出たら意外と楽勝だった登り。見渡す景観は昔と変わらず雲が視界の半分を覆って居ても気持ちは充実感に満たされて・・サイコ~・・・が足元は火口に大きく崩れて昔の山頂に至る部分が消えてしまった事が分かる。(↑)12:38 何かと思えば山頂標識の横に箱が建っていた。廻り込んで見たらコンナ物が祭られて気持ちがキュントなる。思いがけず出会ったのは目が崩れ落ちた斜面に向かって立つ「恵庭岳の守り神」でした。(↑)12:38ウコンウツギが山頂にも此処から久し振りに見下ろすオコタンペ湖は四国の形をしている。すぐに下山するのが勿体無いと独り言を発したら残っていたソロ男性が軽食にしましょうとフレンドリーな対応。ランチは持参していないので予備食にする。少しずつ雲は晴れて小漁岳しか見えなかったのに漁岳も姿を現わし今日は吉日。(↑)12:39 絵になる先に下山したソロ男性に頂いた背中。大きい支笏湖を見下ろすのも久し振り。樽前山、風不死岳、白老三山まで何とか見えた。やがて賑やかな声が聞こえさっきの山ガールパーティも登って来た。男性リーダーの経過豊かな若いパーティが次々歓声を上げる。(↑)13:00 見納め8合目頂上を見下ろし若者パーティと入れ替わりにソロ男性と下山する。彼は「ゆっくり歩きで低山」の主と下山中に判明し気さくに「山ちゃん」と呼ばせてもらい山談義三昧の帰路。実は全然、低山歩きではなくてマニアックでスリリングなピークハンターでした。(↑)13:11 ヤマガラシ 又はミヤマガラシ一瞬で基部に来てしまったがまだまだ花が楽しめる。(↑)13:13 基部からオコタンペ湖を展望の良い方角なのでつい何度も撮影してしまった。見上げる山頂は落石の痕跡が迫力あるのに若者の弾む声が降って来て対照的。やがて爆裂火口傍に登山道は戻る。 (↑)13:28 火口側の岩場尾根に少しの残雪とシラネアオイ、サンカヨウが見事な花畑で癒された後。大岩にイワウメのブーケが満開。其処から今までの登山道を離れて火口の淵に出ると大好きなコメバツガザクラの花畑。今回は時期も終わって花の絨毯は見られなかったが赤いコヨウラクツツジは少しぶら下がっていた。淡々と山談義で山ちゃんと下山中、ギンランを見たので儲けた。5合目からのウド畑は余りにも細くて可哀想なほど。15:43 下山 19420歩 暫く上書きすべき山歩きもせず過ごす。
2015.06.28
コメント(0)
6月19日 晴れ 9:00 スタート 自宅を出てすぐに気温は21度。暑くなるのでゆっくり行こうと決める。平日の登山口は車も数台。ゲート先から歩き出した林道では意外と涼風が心地良くウグイスの声も春ゼミに圧倒されて消えた。(↑)9:07 定山渓天狗岳の頭林道歩きの中間辺りにある測量小屋から見えるが秋はもっと絵になる。駐車場から登山口までは決まって24分で到着。椴松林の鬱蒼とした登山道に入ったらすぐ花が迎えてくれる。サイハイラン、ギンリョウソウ、ウメガサソウなどなど。(↑)9:44 タチカメバソウ花期が過ぎても探せば綺麗に咲いた株が時々現れて嬉しい。お初の山だと言う同年代のご夫婦に追い着いた。(↑)9:49 へつりへつりの上からふと見下ろすとさっきのご夫婦が唖然としている。想定外だったらしい。奥様が登り終えたのを確認して先に進んだ。ヒロハテンナンショウ、シラネアオイ、ミドリニリンソウも咲いている。(↑)9:56 残雪雪解けは早かった筈だが昨年より大きな残雪のトンネルが沢に掛かり登山道にも残っていた。(↑)10:45 多分タカネグンバイ石灰岩特有の花が一株だけ。山頂直下のお花畑はエゾスカシユリが上の方に眩しく一輪。エゾグンナイフウロやエゾハナシノブも咲き始めていた。おや、話し声と共に見覚えのある日除けの傘で撮影中のご夫婦が居た。すぐにHP「札幌発あれこれ」さんと判明しお久し振り~とご挨拶。早速、奥様が咲いている花々を指差して教えてくれます。6日にも来たので今回はお花畑で終了との事。サクラソウモドキを求めてロンリーザックさんは山頂目指し此処でお別れです。(↑)11:19 サクラソウモドキ咲いてる、咲いてる。可憐な花があちこちに。すでに散り出した株もあったがルンゼのロープにぶら下りながらも沢山眺める。ベンケイソウとミヤマオダマキも一緒に咲いている。(↑)11:33 定天の山頂でやっと遅い朝ご飯はミニ大福餅1個。スポドで喉を潤して散り掛けだけど昨年より元気なキクバクワガタを眺める。(↑)11:38 札幌岳真ん中に札幌岳、左に札幌湖。独り占めの山頂でいい景観。ウエストコルを過ぎた脇道から余市岳の展望が良い場所がある。お天気がいいから雪の残った山容がすっきり見えが此処からの羊蹄山は雲が掛かり出した。(↑)11:43 無意根山とエゾグンナイフウロ中岳、並河岳と並ぶ姿を眺める度に今年は行きそびれた事をいちいち思い出す。そして3月には無意根山に言ったじゃないかと自分を慰める。山頂手前の登山道脇にもキクバクワガタが咲いていた。ミヤマオダマキ、ミヤマハンショウヅル、ミヤマアズマギク、ツマトリソウ、クロウスゴ、エゾノハクサンチドリと山頂稜線のちょっとした花畑を見ながらの下山にする。(↑)11:56 エゾグンナイフウロ ルンゼの下にあのお初ご夫婦が居たので先にロープを使わせて貰い、お花がいっぱいですね~と声を掛けたら登るのがやっとで愛でる余裕が無いと笑っていた。(↑)11:56 キクバクワガタとヤマハナソウ他にイワオウギが足元に咲き、ピンクのノビネチドリも。シコタンソウは背伸びして石灰質の岩を見上げると一杯咲いていた。ところが肝心な花畑でデジカメのSDカードが満杯になってしまい冬の画像をセッセと消去作業。いつも8Gと決めているが1年持たない。(↑)12:01 エゾノハナシノブ斜面全体に咲いた頃にも訪れたいがチャンスがあるかどうか。へつりをクリアした先に「あれこれ」さんが休憩していたので再び立ち話。そこでも奥様が咲いていた花の情報を下さる。何だか出会いそうな予感で出掛けた定山渓天狗岳でした。次は大雪山系でお会い出来そう。13:56 下山 20780歩 画像は消去しながら少なめで150枚だった。 此の日の狩りはウドの予定でしたが登りで見た割には細いしブヨがうるさいので諦める。オドリコソウの咲く林道歩きで背丈のある青ブキを収穫してザックに15.6本詰めて下山。シャワーを浴びた4時前からビアを片手に蕗を茹でた。
2015.06.20
コメント(2)
6月12日 晴れ 6:35 スタート 久々の好天。カーナビに「そっち岳スキー場」をセットし奥に続く林道を行く。最初は何の標識も無い二股から右の舗装崩れに入ってしまい間も無くロープで通行止め。数名の入林記帳簿には登山もあるからてっきり1番川コースが開通した替わりに砂金沢がダメになったかと思いガッカリ。浦臼山に変更しようかと思いながら林道のレイジンソウを撮影、そこで珍しく持参したガイド本を開きナビに照らすと左の林道と判明しメデタク登山口に到達。(↑)6:49 あと5.5キロの標識春蝉の大合唱にアオバトのオギャァ、オギャァが加わり熊鈴がかき消される。なだらかな登山道は良く整備され椴松林に入りまた混交林に。今度はヤマバトが啼いている。(↑)7:22 白花のヤマシャクヤク途中で何株か見掛け花期は過ぎたと思っていたがかろうじて花弁が一枚落ちたばかりの花に出会いラッキー。先月のベニバナヤマシャクヤクに比べるととても小さいが帰路も楽しみ。葉が似ている可憐なクリーム色のルイヨウボタンも満開。また椴松林で小さな崩落斜面も2箇所。間も無く車道を通過。(↑)7:39 タニウツギ多い最初からチシマザサの根元に太いササタケノコが見えていたが花も種類が多い。(↑)7:42 此処で真ん中の標識メリハリの無い登山道だが標識は充実して励みになる。今日はいい天気だ、春ゼミが元気。(↑)8:09 トムラウシ山と十勝連峰雲海の向こうに夕張山地も見えて山頂からの景観が楽しみになる。あと1キロの標識からはとても楽しくなった。小さな雪渓も現れてササの根元にキツネノマクラ、シラネアオイが咲き始める。小沢に蛙の卵が浮かびエゾノリュウキンカが満開でまっ黄色。此の辺りから暑くなる。(↑)8:49 マチネシリとのコルからピンネシリを見上げるオクエゾサイシンやエゾイチゲが少し咲きヤシオツツジを眺める内にコルに出た。 即、花旅となる。(↑)8:50 羊蹄山正面は無意根山、右に羊蹄山。素晴らしい展望。(↑)8:58 フウロとボウフウ満開!満開!コガネイチゴも咲いている。 (↑)9:06エゾノハクイチゲ満開の群落で本日は大当たり独り占めのピンネシリ。 山頂での朝御飯が楽しみ。(↑)9:19 ピンネシリ山到着雨雪量観測所の丸いドームが目立つ山頂。ドーム横から奥に暑寒の山々が見えている。(↑)9:21 旭岳は雲が少し掛かっている大雪山系はトムラウシ山を挟んで十勝連峰まで圧巻。ブヨが多く虫除けネットを被って小さなおにぎり1個完食。珈琲も作る。大石に腰掛けて眺める景観はブヨのせいで霞が掛かってしまう。(↑)9:41 山神満開のミヤマキンバイに囲まれて山神様も最高の時期であろう。(↑)9:41 樺戸山塊の山頂標識は丸い!神居尻山も此処から眺めると全く雰囲気が違う。(↑)9:47 ハクサンチドリ群落。足幅の合わない狭い階段の登山道脇は花畑バージョンなのに危うい。(↑)9:50 マチネシリに行く今度はマチネシリを正面に眺めながらコルを過ぎるがずっと笹原を広く刈り払った登山道。此の登りは暑くて花が無かったらバテるだけ。(↑)10:14 マチネシリから隈根尻山ピンネシリから眺めた時よりグンと近い隈根尻山。すぐ下に隈根尻へと階段が続いている。あと一段ずつ手抜きで埋め込んだらどれほど作業も登山者も楽だったろう。(↑)10:20 マチネシリから一面、笹が覆った山頂。左がピンネシリでさっき雲が掛かってしまった群別岳も此処ではすっきり見える。(↑)10:22 スミレあちこちに咲いていたが何スミレか不明。他にヒメゴヨウイチゴ、フウロ、エゾノハクサンチドリ、エゾイチゲなどが咲きギボウシの葉があった。(↑)10:28 砂金沢を見下ろすコルから下山。すぐ小さな雪渓を過ぎササタケノコを探す。途中でタケノコ採りのプロさんに出会い、本日唯一のご挨拶。登山道脇でしか採らない事を話すともっと下の方で太いササタケを収穫できる場所を教えてくれた。(↑)11:56 車道を通過する此処から再び登山道に入るがザックは太いササタケノコで重い。帰路も白花のヤマシャクヤクを眺めクロウスゴ、マムシグサやがてエゾノユズリハが目立つと沢の音が聞こえ一気に小さな尾根を下る。ずっときれいな登山道だったのに一箇所だけ藪っぽい。その向こうに林道が見えて車は右手で待っている。(↑)12:38 林道に着く 下山 25680歩 片道6キロメートル。午後一、仕事で落ち合う近くの吉野公園で太いササタケをお裾分けしたら喜ばれた。此の日のササタケは下処理した後、全てタケノコご飯用に刻んでフリーズ。翌日、首に異変を感じていつもの病院に行くとダニ!虫さされの薬も貰う。今回のササタケノコは高級になった。
2015.06.17
コメント(0)
6月10日 曇り 11:35 スタート 小樽天狗山のロープウェイ降り場で囲いの中に入ったエゾリスに餌をあげて遊ぶ。駐車場から団体さんが登って行く後姿が小さく見える。戻る途中で見掛けた標識には「おこばち山3.9キロ」。此処からそんなコースがある事も知らなかったので登山靴に履き替えた。(↑)11:37 藪の中に広いスキー場の斜面は全く辿らず樹林に導かれる。一瞬、大丈夫かな?と不安になるほどの高い笹もすぐに広い整備された散策路になる。脇道の多さから小樽市民に親しまれる山と分かる。(↑)11:48 天狗平雨の予報が外れて散策出来る広くて緩やかな道だが熊の糞が落ちていた。(↑)12:13 大曲少しだけ展望がいい。さっき見えた団体さんは此処でランチタイム。全て年配の女性で7.8人が一斉にお弁当を広げ楽しそうだった。皆さんは於古発山には行かず途中の分岐から「おたる自然の村」に下りる行程との事。(↑)12:23スミレが満開何処までも咲いている。時々エゾノハクサンチドリが目を楽しませるがずっと樹林歩き。(↑)12:29 オクエゾサイシン群落の葉にコレはもしやと根元を掻き分けたらワインレッドの一つ目小僧がコロコロと満開。面白い花だといつも感心。(↑)12:33 おこばち分岐に着いた。広くてしっかりした樹林の中のオアシス。あと700メートルで於古発山。此処からは足元に大きな石が現れシダ類も見え出して植生に変化。(↑)12:48 於古発山 708メートル先ほどのおば様パーティから教わった通り山頂なのに平らで樹林の中。腰掛ける様なベンチも無くしゃがんで珈琲。前回、散策に来て山菜採りで終わった時に出会ったパーティもおこばち分岐に行くと言ってたので此処まで足を伸ばす人は居ないらしい。この先が遠藤山。更に下って穴滝。あそこは滝の上からヤシオツツジが咲いている頃に行った事がある。(↑)14:10 駐車場に戻る背中には太いササタケノコ。更にウド畑で選び放題だった大きなウドもあり重くて嬉しい下山。マイヅルソウやピンク色のタニウツギも見頃で結構、花に癒されました。帰宅後ガイド本を開くとおこばち分岐からおたる自然の村までは20分で下山とあった。ササタケノコとウドの天ぷら、タケノコご飯は孫キッズが平らげて帰った。翌日に完成したウドの酢味噌和えもドッサリ、一度に食べきれ無い程の量。まだまだ続く山菜暮らし。
2015.06.13
コメント(0)
6月6日 曇り 8:20 スタート 閑散とした駐車場出て記帳後、鹿ゲートを開け数分歩いたがデジカメを忘れたのが心残り。一旦戻りキャンプ場の宿泊施設にインスタントカメラがあるか訊きに行くが置いて無いと言われ気落ちした後、車の助手席とドアの間に発見した。これでツクモグサを写せる!戻って良かった。気分良く歩き出すとすぐに蘭科のユウシュンランが3株咲き初めでお迎え。(↑)10:13 夫婦岩が見えた。キツイ呻吟坂をクリアして10:00にやっと鶯谷に着き朝ご飯にした。そこまでの登山道脇にはムラサキヤシオ、マイヅルソウ、ズダヤクシュ、エゾイチゲ、ツバメオモトなどスプリング・エフェメラルと呼ばれる常連の花に慰められた。1株だがピンクのノビネチドリが咲いていた。(↑)10:36 食後は足元にミツバオウレンが現れコヨウラクツツジ越しに屏風岩、雲峰山、本峰が並ぶのを眺めながら半面山へ向かう。(↑)10:38 気持ちのいいダケカンバ歩きはフラットで少し楽。(↑)10:42 振り返ると西富良野岳(↑)10:47 半面山は広い。此の先、緩い下りの樹林の中を行く。(↑)反面山からは広いコルに降りた。其処は水芭蕉が咲く熊の沼で登山道はぬかるみ笹原に迂回する。すぐ横の慰霊碑を通過すると今度は雲峰山への登りになる。登山道の右は沢形で雪渓が連なり下山で利用すべく算段する。進む登山道にも雪が少し残るそんな中程で下山のソロ男性と相次いで出会う。山頂は前日に降った時期外れの雪の影響で折角のツクモグサが氷漬けだと言う。蕾ばかりだったと残念がるソロ男性に晴れたら開くでしょうと楽観的なロンリーザックさん。山の花談義が延々と30分以上続き手が痺れる程、寒くなったのでお別れ。ソロ男性が三人下山したから乗り物の数と合わせると山域は独り占めになっていた。 (↑)12:18 ひっそりした雲峰山に到着したら芦別岳が聳える。山頂に少し雲が掛かっているが午後から晴れの予報でのんびり。山頂直下に大きな雪渓が見えてジグを切った夏道が少しだけ出ている。(↑)12:18 雲峰山を下る。人影は全く無い。(↑)12:21 下り切って本谷を覗く。本谷の向こうに夫婦岩が見え旧道コースになるが暫く歩いて居ない。そして山桜が咲きひっきりなしに聞こえたウグイスの囀りも消えた。右は屏風岳。(↑)12:33 雲峰山から眺めた山頂直下の大雪渓が出て来た。雪渓を歩き乍ら昨年は8月の9日、30日と訪れたので10ヶ月以内に3回目の芦別岳だなぁと暑かった日を思い出す。今回は山頂直下まで続いた雪渓なので一番楽な登りになった。(↑)12:44 芦別岳山頂・・・独り占め。奥は旧道コース。真冬の様に寒い風があり下山の方が全員アウターだった理由が判る。。そして前日の雪で山頂全体がエビの尻尾でくるまれる。ガスが晴れたり掛かったりで展望は刻一刻と変わるのもいい。(↑)12:46 エビの尻尾越しにポントナシベツ方向で更に奥は夕張岳で雲の中。下山のソロ男性達は花が咲いていないから周りの氷を払ってきたと言ったり氷が登山道を覆っているから山頂の向こう側は危険だけど花は咲いていると言ったり。その一言一言を自分の目で確認して納得。(↑)12:56 エビの尻尾の中は寒くて咲けないツクモグサ陽が射す瞬間が長くなるとガラガラガラと凄い音を立てて氷が崖から狭い登山道に落ちて行く。しかも断続的に。(↑)13:00 満開のツクモグサ氷が落ちたら咲いてる、咲いてる。かなりの数が北尾根側の斜面で寒そうにしている。(↑)13:01 カワイイ ここにも咲いている。氷が落ちたのか払って貰ったのか。(↑)13:07 ツクモグサが寒そう山頂の岩陰で敷物出したが寒い。ミヤマキンバイかと思う黄色が鮮やかで目立つ。コメバツガザクラも咲いていた。あの8月の山の賑わいは何だったんだろう。小1時間、こんなに山頂を広く使えるのは久し振り。十分、堪能したし寒いのでソロソロ下山にする。登りではササタケノコの太い場所に目印を付けて来たから今度は狩りタイム。(↑)13:20 下山の最初は急斜面の大雪渓。花畑は雪の下。(↑)13:21 富良野盆地が雲峰山の向こうに広がる。(↑)13:31 エゾノハクサンイチゲ楽しく雪渓を下ったコルでは此の株だけが咲いていた。(↑)13:38 帰路の雲峰山で北尾根を見上げると・・・山頂に向かって歩く三人パーティが空中に浮かび上がっている。素敵な光景に見入っていたら熊鈴と共にこっちにもソロ男性が現れた。一緒に景観を眺めそれぞれ上に下に出発。(↑)13:40 夕張岳(↑)14:01 歩いて来た雪渓を振り返って見上げる雲峰山の下山では予定通り登山道を離れて慰霊碑の処まで雪渓から下山した。よく見ると登りにも使った跡がある。こんな急なのにとそのトレースをねぎらう。反面山への登りにも寒くて咲けないエゾイチゲの群落を見た。鶯谷に向かう途中ギョウジャニンニクを収穫。覚太郎コースもちょっと立ち寄り歩いて見た。(↑)15:22 見晴台から旭岳は半分しか見えない。太いササタケでザックは徐々に重くなる。此処で登山道には新しい熊の糞が散らかりとても行儀の悪いマーキング。長い下りで鹿ゲートの手前にもノビネチドリが咲いていた。今回、他に咲いていたのは・・・ギンラン?多分ユウシュンラン草丈は10センチオオバキスミレショウジョウバカマコメバツガザクラミヤマキンバイキバナシャクナゲ山桜シラネアオイやオオカメノキ、ミヤマガマズミ、ヨツバムグラ、タチツボスミレも満開。16:18 下山 30650歩 何度も登って居る芦別岳、此の日が一番、楽しかった。多分、沢山のツクモグサに出会えたから。2番は入山禁止に気付かず旧道から新道コースに周回した誰も居ない日。帰路の三笠恐竜博物館の辺りでニセアカシアが咲き始めていた。その先のトイレ駐車場に車を置き咲き始めが食べ頃の花房を摘んで来た。なんともいいバニラの香りに車内が包まれお陰で運転中の眠気も無し。自宅に帰ってもキッチンはバニラ・バニラ・・・夕食にはビア呑みながらニセアカシアの天ぷらを揚げた。房からバラしたかき揚げの方が美味しい。翌日は残して置いた花を一杯入れてホットケーキを焼き珈琲タイムに絶品。お試しあれ。
2015.06.07
コメント(2)
6月4日 曇りのち雨 11:00 スタート 前日、来たばかりのハイランドスキー場だが余りにも体が重かったので雨が降る前にひと歩きしようと思う。車は少なく3時頃から大雨の予報。今日は軽登山靴のまま運転して来た。履き替えずにそのまま歩き出す。(↑)11:23 網の目のように登山道昨日より体が軽い。真ん中の急な登山道をチョイスしたら背丈の低いウコンウツギやヤシオツツジが咲いていた。(↑)11:34 ハクサンチドリコースを少し変えただけで花の数も変わりハクサンチドリの時折り咲くゲレンデの登山道を行く。(↑)11:44 今日も暑寒の山は展望無しゲレンデの上部に来たが人も少なく風がある。止んだら雨だろう。(↑)11:47 ケルン山頂への抜け道山頂はパス。リフト降り場の先から山頂スナックの前を通過してケルンの山頂に向かう。(↑)11:48 ケルンの山頂昨日と同じ景観眺め朝から初めての食事は大福餅。風が強くて寒いのにウグイスが囀っている。(↑)11:53 珈琲抜きタイム足元のガレ場を見下ろし雪の無い迷沢山を見ながら珈琲の準備をしたがお湯が無い!スポドも入ってない。体が軽い訳が判明、意味の無いザックを背負って来た事になる。スポドは時期的に殆ど飲まないのでまぁヨシとしよう。 (↑)12:46 スミレサイシン?寒いので早目に立ち藻岩山の向こうに札幌の街並みを見下ろす。支笏湖周辺の山々はガスってしまい雨が近づいている。これから昨日の林道に入り太いササタケを収穫しても3時頃に降る雨にはギリギリ間に合う。車道を歩いて下り現場に近づく時は熊鈴を鳴らす。此処には大きな熊が棲んでいるとの情報を昨日、山菜採りの方に頂いた。確かに今日は涼しいし此の後、雨だから熊の活動日。そして収穫し始めたササタケだがしゃがんだ途端、昨日は感じなかった獣臭に鼻が曲がる。諦めて退散した途端、すぐ其処に年配女性三人パーティが登山ついでに蕗を採っていた。お一人誘って再び戻り普通に山菜取りのロンリーザックさん。(↑)13:03 ナチュラルコースゲレンデに戻り昨日も訪れたシラネアオイとサンカヨウの群落に魅せられる。下には先程の奥方三人パーティも花の見物。今日も少しだけアズキナを頂く。(↑)双子のシラネアオイ別に珍しくないが咲いたばかりで色がいい。満開のスミレ、あちこちに小さなブーケがあった。(↑)13:18 マイヅルソウ間も無く駐車場が近い辺りでは蕨を収穫中のご夫婦にウドをプレゼントしたら喜ばれた。丁度、ポツポツと雨が落ちて来てセーフ。先ほどの蕨採り奥様が急いで車に戻ったが傘をさすとゆっくり山に戻って行く。13:30 下山 大雨の前だからトランク空けてもブヨに襲われながらザックを下ろす。 10733歩 スポドとテルモスが並んでトランクのストック定位置で待っていた。ビアには朝から灰汁抜きしたササタケノコの煮付けと蕗の煮物が絶品!しかも今夜はコシアブラの天ぷら。その奥ゆかしい風味が堪らない。ウドとササタケも加わりテンコ盛りの天ぷらを呑みながら揚げた。今月2度目の天ぷら日和。6月1日は釣りの解禁なので主人が寝ずに黒松内まで行ってヤマベを釣って来た。手頃なサイズだからから揚げの甘酢あんかけになりバカ旨。今後、油は少し控えねば。
2015.06.05
コメント(2)
6月2日 曇り 10:28 スタート 久し振りのいい空気。ハクサンチドリが咲いていると思いながらやって来たハイランドスキー場は車が多い。ゲレンデには登山者がチラホラ見えているが初めから見える筈の暑寒の山々は無し。(↑)10:33 ハクサンチドリやっぱり咲いちゃっている。今年は何でも早い。(↑)10:39 ノビネチドリ花は小振りだがこんな所にノビネが咲き少しこじれている。ホウチャクソウの群落も地面はタチツボスミレが覆って可愛いい。ゲレンデの中を行くきつい斜面では兜岩以来の足取りが重く息はフゥフゥ。(↑)11:06 シラネアオイとサンカヨウとアズキナ 赤い熊が出たな~と陽気な山菜採り男性。赤いウエアのロンリーザックさんをいきなりそう言うので「メス熊ですよ~」やおら彼は神妙な面持ちでアズキナと似た植物の見分けが出来ないと言い出す。確かにユリ科のホウチャクソウ、チゴユリなど多い。そこで見分け方を伝授、アズキナだけは茎の上部に産毛状の毛が生えている事、蕾を付け出したら似たユリ科も芽吹き出す事ナドナド。花を愛でる理由を付けてサボりながらの登り。(↑)11:21 ムラサキヤシオツツジいつ見ても此のヤシオは花の感じが違う。花弁が1枚だけ白く遠目にもパステル調でお気に入り。(↑)11:57 ミヤマオダマキ手稲山の山頂には見覚えのあるパトロールのMさんが居た。パラダイスヒュッテで出会って以来の再会。「ミヤマオダマキが満開だぞ!」手招きされるまま、こっそり柵を越え自己責任で撮影だが雪のある時期は此処まで来ている。(↑)11:57 ミヤマオダマキと近郊の山ナントいい景観だろう!烏帽子岳と百松沢山を背景に崖のあちこちに紫色の花が素晴らしい。残念なのは今回の山頂、虫が飛んで落ち着かないからランチは考えられず腰も下ろさなかった。(↑)12:01 羊蹄山無意根山の向こうにはズームでやっと見える羊蹄山。Mさんに採り立てのコシアブラを頂いた後、お別れしてケルンの山頂に向かう。(↑)12:15 ノビネチドリ救出登りで見た時はモルタル片に潰され茎が捻じ曲がって成長していた。帰路でそれらを丁寧に払い傍の子株も大事に掘り出し今後の幸せを祈りつつ下山。(↑)12:23 ケルン山頂虫は居ないしゆっくりとブランチタイムで景観に溶け込む。ヤレヤレ、寄る年波には観念モードでスープやカフェオレを作る。一週間も歩かないとこんなにも懐かしく、くたびれるものなのかと。(↑)此処からは羊蹄山が見えないケルンの向こうにも食事中の若いソロ男性が居た事に気付き山頂は虫がウンヌンと話題を振ったら「エ!ここ以外に山頂あるんですか?」980の山頂標識もある事だし納得。13:10 下山で次はネオパラ山に向かう。(↑)13:33 スミレ群落細めだがササタケノコ、他にアズキナやウドも収穫し花を見ながら降りて行くと年配の男性がササタケを袋にビッシリ。その太さに驚くと場所を教える為に蕗もウドも背負いながら丁寧に登り返して指差してくれた。(↑)14:13 ネオパラ山此処から眺める烏帽子岳と百松沢山。折角、教えて頂いたが道は見つからず別の山菜採り男性らがネオパラ山にもあると言う。(↑)14:15 ネオパラ山から眺める手稲山結局、目標のササタケは無かったので再び手稲山に向かって車道を登って行く事にした。さっきより少し先の方にソレらしき入り口を見つける。その林道を辿ると教えられた道があり、そのまま下って行く。ウドもあるし太いササタケも簡単に収穫出来た2.30分間。少し重くなった袋を提げて下山のゲレンデコースに登山者の姿はすでに無い。崩れる天気予報のせいか夕暮れかと思うほど辺りは静かで体はやっと軽くなる。今日は手稲山山頂からケルン山頂、そしてネオパラ山に行き再び車道歩きで登り返して山菜採り。3:35 下山 思ったより早い時間なのに暗くて愕然 16268歩。今夜もアズキナが活躍。翌日の食材にコシアブラやウド。手稲山で太いササタケに出会い感激。
2015.06.04
コメント(0)
5月26日 晴れ 11:49 スタート 兜岩からの帰路、同じ簾舞川林道で登山口が近い豊平山の駐車場には丁度、若い男性2人パーティが汗だくで下山したトコロ。兜岩では今回もどなた様にも出会わなかったのにこっちの山はツアーが入ったりで人気があるらしい。(↑)11:49 入り口の看板駐車場は簾舞方向から林道のカーブを過ぎた先、右側のゲート前広場。そこから5分ほど歩いて戻り沢からの入山になる。登山道ははっきりしてるから初めてでも迷う心配は無い。(↑)12:20カイジンドウ登山者が多いらしく階段も壊れかけ自然に戻りつつある。踏まれそうなのにけなげに何株か咲いていた。(↑)12:22チゴユリ急な階段も時には迂回しながらで立ち止まって花を探す。小群落が満開だった。(↑)12:32 分岐 小尾根の先に出た。此処からは尾根筋を山頂まで辿るだけで何年か前に見つけた蘭科のスズムシソウを今回も探しながら進んだ。昨年は此の尾根筋を何往復もして探したがとうとう見つからなかった。何処に行ったんだい?(↑)12:39 豊平山札幌岳がまだ白い。展望は素晴らしくいつ来ても此のちっちゃな山に感動する。ランチタイムは最初から此処と決めていたので早速、春雨スープを作る。山頂標識に積み上げた石に腰掛け出来上がるまで独り占めの時間を春蝉の声で癒される。もう初夏かァ~。(↑)12:57 無意根山隣の中岳と並んでいる。今年はとうとう行きそびれたが真っ白な無意根山に行ったから満足。その時の中岳は山頂に岩だけが黒くて今でも目に焼きついている。(↑)12:57 兜岩山頂標識の向こう側はハナヒリノキが一面に群生している。目立つ花ではないが花盛りに来た事がある。ツツジ科でスズラン似の緑色の花がどの枝先にも連なっていた。今、下山したばかりの手前の低い兜岩と兜峰を見下ろす。(↑)13:00 恵庭岳空沼岳も随分、雪が少なくなった。恵庭岳のヒダカエンレイソウも開花時期になった頃だ思いながら眺める。珈琲も飲んで今日一日、花を愛でた低山巡りに癒され下山にする。分岐から藤野方向に少し寄り道していつものウド畑を覗く。年々、やせ細り今年は手を伸ばす気になれなかった。ハクサンチドリが咲く花見の場所でもあるがその内、藤野方向から登ってみよう。(↑)13:25 ナンブソウ中間地点で群生する葉に特徴のあるナンブソウ。此の花を見る度に思い出すのは雪解け時期の6月に日高山系のペンケヌーシでやたら大きな株に出会った事。滝のような轟音が終始途切れなかった山歩きで独り占めの山頂付近では黄色が鮮やかなミヤマダイコンソウと日高唯一のコマクサが咲いていた事。(↑)13:41 沢に下山兜岩&兜峰プラス豊平山の合計で12328歩! 山菜付きセリの場所を通り過ぎてしまい収穫を損ねた。それでもギョウジャニンニクの麺つゆ漬け、アズキナのお浸しが完成した。蕗は前回の残りをビアのお供に今日の分は灰汁だししてお楽しみ。
2015.05.31
コメント(0)
5月26日 晴れ 8:54 スタート 6日前に来たばかりの兜岩。蕾だったヤマツツジが咲いてる頃なので再訪。明日の天気予報は雨。渡渉があるので開花時期も計算すると今日しかない。(↑)8:54 ゲートは閉じていたが車は一台も無かった。前回は空いたゲートを車が何台か通過していた。横の看板には山菜の買受地があると書かれて範囲を明記してある。道理でプロさんが出入りしていた筈。今回の渡渉は慣れたせいか難なく簾舞川をクリアして急斜面をよじ登る。(↑)9:29 今朝の糞たった今、用をし終わったばかりに思えるいやらしい主の落し物。大きい熊鈴も出す。ニリンソウが相変わらず一面に咲き誇る踏み分け道のような登山道の黒土を行くとうっすら汗。(↑)9:33 歩いた沢形を振り返るもうコル直下のトラバースに来た。山頂まで登山道の両脇にびっしりと並ぶハナヒリノキに緑色の蕾がまだ固い。前回、花盛りだったムラサキヤシオとオオカメノキは完全に散り、代わりに咲き始めたヤマツツジの蕾が目立つ。(↑)9:42 兜岩に到着記憶に新しい景観を満喫しているとヤマツツジが此処にも沢山、群生している事が分かった。多分、雪解けの関係で兜峰の斜面より遅れているらしい。 (↑)9:57 コケモモ蕾だったのに今回は愛らしく咲いていた。兜岩のあちこちにコケモモが張り付いている。心は兜峰のヤマツツジが気になり速攻の下山でコルに向かう。もう、レンプクソウはすっかり花期を終えて兜峰の登りになる。(↑)10:15 満開やっぱり! スゴイ、スゴイ。言葉が無い。(↑)10:26 兜峰に到着此処はムラサキヤシオが今頃、斜面で満開。コーヒータイムで癒されるが下山でヤマツツジを楽しみたくていそいそと下山。(↑)10:46 花の中で此の山に登山道がある本当の意味がやっと理解出来た・・・気がする。ヤマツツジの木の下に潜り込み阿呆っぽく口あんぐり。(↑)10:53 コルから下山蘭の葉が前回よりも目に付いたのはコレも慣れたせい。登りの糞を跨いで下山し少しだけ狩をしたが辺りを見回し熊鈴鳴らしてからの作業開始。簾舞川を上がってからはすぐ傍で蕗を勝手に頂いた。11:35 下山 次は豊平山に行く。
2015.05.30
コメント(0)
5月24日 晴れ 6:40 スタート 兜岩でムラサキヤシオツツジを見たら烏帽子岳と神威岳の吊り尾根に咲く時期を思い出し見に来た。いつも山歩きはこうして無駄こだわりのストーリーがあるロンリーザックさんです。但し此の山だけは熊の巣窟なのであまりに気配に驚くが多い。数台の先客が居る駐車場から百松沢林道を豊平川の流れと一緒に歩き出し春蝉の声を聴きながら短縮路の樹林に入る。(↑)7:10 アオチドリ驚いた。もう蘭科の花を見ることになるとは。目は蕗を物色も忘れない。登山口のゲートを空けている山菜採り集団の話ではウドと蕗が旬らしい。(↑)7:30 登山口の標識林道から短縮路に入り再び林道に合流して登山口に至る行程の長い神威岳。昨年は二度、訪れ春も初冬も雪があった。静かな樹林に熊鈴を響かせてちんたら歩き。(↑)タチツボスミレ久々に登山道で花に慰められながらいい汗かいて淡々と歩く。椴松林を2度抜けた。尾根に上がって神威岳を見ながら休憩所での朝御飯が楽しみ。(↑)8:30 休憩所やっと辿り着きオニギリをほお張った途端、周りにワンワンとブヨが飛んでいる事に気付いた。お腹が空いていたのに2口で切り上げ歩き出した。すると主の糞ありでいつもの神威岳。(↑)8:44 ムラサキヤシオツツジやはり満開のヤシオとオオカメノキの白い花、いつ見てもいいもんだ。これが此の山の醍醐味と勝手に決めて今日もご満悦。間も無くの厳望台では山頂を見上げながら右下は崩壊地。そこもムラサキヤシオツツジが彩る。今度はスミレサイシンが咲く。烏帽子岳の分岐に4人パーティが居てお先にどうぞと勧められたが神威岳に寄りますのでと右折する。(↑)9:25 神威岳に到着さっきのオニギリを出して朝御飯の続き。定山渓天狗岳と余市岳をおかずに爽やかな空気がお味噌汁代わり。お腹を満たしてから烏帽子岳に向かう。いつの間にか春蝉からウグイスの囀りに変わっていた。(↑)9:33 分岐此処でソロの山ガールに出会う。烏帽子には藪こぎだから行きませんときっぱり言う。自分なりに昔に比べたら問題無いからと誘ってしまった。早速、吊り尾根の崖の割れ目からサクラが満開。間も無く休憩中の4人パーティに追い着いた。 (↑)10:08烏帽子岳の斜面現れ出した雪渓で本日は自分が先頭だと気付く。気持ち良い斜面の登りで花の撮影をしていたらさっきのソロガールが追い着いて来た。カメラ抱え足が速い。烏帽子岳稜線は笹藪で東西に細長い。山頂は西の端で数箇所の雪渓歩き。(↑)10:25 烏帽子岳でまた食事今度はゆっくりと春雨スープを作る。ソロガールと雪山にそれぞれ腰掛け神威岳とはスケールの違う景観を満喫。この雪が無かったら笹に囲まれて展望が貧弱な山頂。今回はラッキーだった。(↑)10:47 山頂標識後から到着したさっきのパーティが拾って貼り付けた。一人リタイヤで3人パーティになって居た。手稲山の奥には真っ白な暑寒の山々、その右には樺戸山塊の黒っぽい山影。(↑)10:54 下山で眺める無為山がいい札幌湖が下に光る。無意根山、中岳、並河岳、喜茂別岳が四山並ぶお馴染みの景観。時間にも余裕がある。ガレ斜面の登りで1輪咲いた紫色のフウロソウやシラネアオイの群落にスミレもけなげに咲いてちょっとした花園。展望もいいのでランチタイムに適しているが今回は山頂のほうが快適だった。(↑)10:56 藤野の山々と支笏湖周辺の山札幌岳から空沼岳への縦走路、恵庭岳、樽前山、イチャンコッペ山、徳舜ホロホロ。絶景。神威岳への吊り尾根にも雪が見える。以前より笹が増えた気がする。本日は週末、下山では次々とパーティが登って来るから年々良くなる登山道。藪を漕いだ昔の面影は無い。(↑)11:28コヨウラクツツジギョウジャニンニクを収穫。斜面でセッセと狩をしていたらリタイヤした男性が腰掛けていたので分岐と気付いた。もう戻って来ちゃったかと残念な気分。(↑)11:29 烏帽子岳を振り返る思ったほど、ヤシオツツジが少ない吊り尾根だったが烏帽子岳まで行ってナンボの甲斐があった。11:42再び神威岳に立ち寄り珈琲タイム。此処でも烏帽子岳に向かうソロ男性が居た。さてと・・・狩をしながら下山。山頂直下でギョウジャニンニクを追加中にウドも見つけた。アズキナも少々。腰にぶら下げていたら登って来る団体さんに冷やかされる。登山口に近い沢上部で蕗を収穫する山菜採りのプロさんが張り付いている。こんな場所は瑞々しくて美味しいんだよと教えてくれた。(↑)13:46 ホウチャクソウとニリンソウ朝は花冠が下向きだったニリンソウ。すっかり目覚めてミドリニリンソウもあった。他に咲いていたのはコキンバイ。沢の斜面から蕗を収穫したので後半の1時間は重たい。14:20 下山 31188歩 さすがに足が痛くなりだした。シャワーを浴びてさっぱりしたら先ずビア ビア やおら下処理終えた山菜を順に調理して行く。アズキナのツナ缶和え、ウドの天ぷら。ギョウジャニンニクは麺つゆに漬け込む。今日も狩をして来た。
2015.05.29
コメント(0)
5月20日 晴れ 10:32 スタート 札幌から定山渓温泉に向かう途中の簾舞から簾舞川林道に入る。ゲートは開いていたが此処が駐車場。オオタチツボスミレの花を眺めながら歩く。今月9日、山菜採りに来て偶然、見掛けた兜岩の看板。ネットで調べると皆さんが訪れていると知り強い衝撃。前夜の雨にも係わらず来てしまう。無理なら隣の豊平山に変更すればヨシ。(↑)10:37 兜岩と兜峰5分ほどで兜岩の看板と共に空沼岳への記帳小屋が現れる。此処で右折して簾舞川の水音に誘われるまま川岸に降り立つとピンクテープも標識もある。(↑)10:39 一旦諦めるやはり深い。渡渉地点の堰堤でストックをメジャー代わりにしたら足首に近い。豊平山にしても良いかと戻りつつネットの一文を思い出す。深そうだったが靴はギリギリ濡れなかったウンヌンカンウン。ヨシ!車にはまだ登山靴が2足ある。つま先立てて歩き出し途中からは堰堤のヘリに足を掛けて流されないようにクリア。すぐにロープを使って登る急斜面でギョウジャニンニクが目に入る能天気なロンリーザックさん。(↑)10:53 桂の大木にホレボレ枯れ木が多い。注意書きや案内の標識が充実し登山道もしっかりしている。札幌近郊に知らない山があった事に感謝しつつ一歩一歩味わって進む。(↑)10:54ミドリニリンソウ緩くなった沢形の登山道脇にはずっとニリンソウが満開でシダ類やアズキナが多い。(↑)10:54 雪渓が見えるこんなに低い山なのに春が遅い。(↑)10:59 またミドリニリンソウ今度は完全にグリーン。新鮮な山歩きに目が落ち着かない。(↑)11:12 コルに着いてしまった 振り返ると370メートルで兜峰の標識きれいな登山道が兜岩に向かっている。コヨウラクツツジが数輪咲いていた。(↑)11:17 兜岩に到着小さな岩の上に出た。数輪残った桜を見下ろし目が慣れない内はビビってばかり。(↑)11:17 藤野の山々豊栄山、豊平山、豊見山、藤野富士がポコポコと見える。後ろには樹林越しぎりぎり次の兜峰山頂もまあるく見える。(↑)11:18 垂直な崖下を見るエゾシモツケらしき花が満開。やっと目が慣れたようでも置いたストックに手を伸ばすだけで腰が引ける。さてと・・・まだ兜峰に行かなきゃならないので下山にする。それにしてもこんな狭い岩に張り付くように植物の葉が沢山ある。八剣山か定山渓天狗岳に近い植生なのかと近い内に又、訪れる予定。(↑)11:29 ムラサキヤシオツツジが多い登りでは反対側の景観に目を奪われ見落としていた。斜面は殆ど満開のヤシオツツジに覆われている。勿論、お友達の様に一緒に咲く白いオオカメノキも満開。そうこうしている内に再びコルに。(↑)11:33 レンプクソウが咲いていた?コルから一瞬で植生が変わった!何だコレはという感じで蘭がありそう。今年お初のレンプクソウ。小群落が足元に広がり踏みつけそう。(↑)11:51 ミヤマハンショウヅルこれも今年お初。兜峰の山頂まで何株も見掛けた。ありそうで見つからない蘭の葉を探しながら急な斜面を登っているとムラサキヤシオツツジが此処も満開。しかも反対斜面は一面がヤマツツジ。(↑)12:09 白井岳と朝里岳小尾根が横たわるお休み処に到着。標識に従い左の展望台に向かうと盤の沢山の横から白く見えていた。余市岳は左の間から見える。展望台から先にも踏み跡が続くがどう見ても尾根が急激に下っているだけ。それでも少しだけ辿ったら枝越しに札幌岳周辺の展望が良くなった。(↑)12:10 兜峰の標識がある展望台札幌岳がすぐ目の前でパゴタの塔が手前のポコのコルからはっきり見えて面白い。ゆっくり珈琲入れてしばし癒される。こんな山があったんだァ。下山では青い野鳥が囀りながら周りを飛ぶので驚いた。美しいけどオオルリとも少し違うしお腹が白くないからコルリでもないと思う。詳しくも無いのに観察していたら撮影を忘れる。(↑)12:18 ツツジの斜面咲いている枝を見つけたので登山道から外れヤマツツジの斜面に入ると赤い枝だけの不思議な空間。殆ど蕾だがそれでも斜面が真っ赤に染まる、こんな景観は山歩きで初めて。(↑)12:21 何処までもヤマツツジが続いている。一箇所だけ色の薄いヤマツツジの株があった。それにしても濃密な山で感激の連続。来て良かった。標識のあるコルからはショートカットで登りの沢形登山道に合流するがそこでようやく蘭の葉を見た。多分、人目に付かない場所には沢山あるんだろう。(↑)12:57 アズキナとブヨ此の辺りでブヨまでも今年お初。攻められながらもめげずにアズキナを収穫。しっとりとした雰囲気の兜岩・兜峰は花の山でもありました。ギョウジャニンニクも頂きいよいよ簾舞川を再び渡渉。(↑)13:08山菜の分だけ重くなったので安定するかと思いきやどなたもネットでの感想通り帰路は深い。明らかに足首まで浸かっているし堰堤からは下の滝が目に入る。ピウケナイ川の渡渉よりある意味、怖い。13:19 下山 ベニバナヤマシャクヤクの開花状況を確認に近くの山に立ち寄ろうと思ったが丁度、下山したガイドさん曰く気を付けて見ていたが花も葉も無かったと言う。再びさっきのゲートに引き返し簾舞川の傍で蕗を収穫。時間はまだ早いがラッシュの前に市街を抜けたいから帰路に着く。自宅に着いて間も無く雨が降り出した。アズキナのおひたしは数日分あったので麺類にも乗せた。ギョウジャニンニクはさっと湯通ししてめんつゆに漬け込むと一晩で食べ頃になる。冷蔵庫には収穫時期の異なる保存瓶が3本ほど並び味の凍み加減も色々。好みで1本ずつビアの友。蕗は食べる分だけなので煮付け。実に美味しい山の幸に感謝!
2015.05.26
コメント(2)
5月16日 曇り 13:15 スタート 今にも降り出しそうだがササタケノコ採りに北広山に。高校受験の孫キッズはタケノコご飯が大好きで収穫から参加する。昨年も此の山に来たし手稲山でも見つけて大喜び。勿論、午後でも彼女は何のその。(↑)13:24 オオタチツボスミレ仁別方面への青看から入り道なり。霊園やペット霊園も過ぎ最初の開いたゲートを突破して2つ目のゲート手前の駐車場から歩き出すとすぐに登山口の標識がある。沢に沿って歩くと緩く登り出しササタケノコが顔を出す。(↑)13:31 ミヤマエンレイソウ細いので収穫を我慢しながら山頂に向かう。山菜採りのプロらしき方に出会う。今年は早くも収穫出来るとの情報でやって来たと言いながら親指より遥かに太いタケノコを見せてくれた。孫キッズと期待で胸を膨らませる。その内、歩きながら登山道脇で収穫しながらの登りとなった。途中、プロさんが2名お仕事終わって腰を下ろしたその脇に何10キロも入っているとおぼしき山菜ザックが4個。どうやって降りようかと思っているとくたびれた様子。目の前に3本あったタケノコを頂いてもいいですか?と尋ねたら快くドーゾ!と言いながら立ち上がって此処にもあるよと太目を3本摘んでくれた。(↑)14:29 北広山の山頂笹薮に囲まれて展望はイマイチ。(↑)14:30 別の標識からの展望樽前山、紋別岳、イチャンコッペ山がボンヤリ見える。(↑)14:30 周りは演習場いよいよ真剣にタケノコ採りながら下山にする。登りでも随分、収穫したがまだ足りない。(↑)15:51 下山タケノコは4.5キロありそうでしかも太い。彼女が小学4年生の頃、泥んこになったので北広の大型スーパーで着替えを一式購入してから帰宅したのが懐かしい。今回も同じショップでソフトクリームを食べた。彼女のいい処は下処理も楽しみながらしてくれる事。狩りに参加しない主人は茹でて皮を剝くのが当然の決まりとなり横に彼女も並んで作業している姿は微笑ましい。ワタクシは調理担当なので次々と天ぷらを揚げタケノコご飯を炊く。更にひと月に一度はタケノコご飯を食べたがる孫キッズの為に刻んで冷凍するのも仕事。ビアを飲みながら(笑)こうして今年のノルマも達成。
2015.05.23
コメント(2)
5月12日 晴れ 6:29 スタート もっと雪のある時期に来たかった駐車場はすっかり春。珍しく早起きしたので1番乗り。ウグイスの囀りと共に歩き始めたがすぐに登山道は雪に埋もれた。(↑)6:48 冷水の沢 雪が消えた処もあるエゾノリュウキンカが素晴らしい此の時期は毎年、訪れる定番の札幌岳。冬道が沢の右岸にウッスラとトレースを残しピンクテープもある。敢えて夏道に沿って斜面をトラバースした。見た目には沢に滑り落ちそうな急斜面も腐れ雪に靴を刺して歩くと以外にも安定した。むしろ、もう落ちかかったスノーブリッジを見下ろしていたら一人歩きなので高い位置のコース取りをチョイスする以外、考えられなかった。(↑)7:47 冷水小屋を過ぎて日当たりが良いので胸突き坂は道が出ていた。この登りは名前の通りとても急だが振り返ると一気に展望が良くなる。無意根山、中岳、並河岳、喜茂別岳そして羊蹄山も見え出す。短いトラバースになる頃には再び残雪歩きになる。(↑)8:42 山頂稜線を目指す深い樹林歩きはいつものようにピンクテープを1.2箇所に付けた。今年のコース取りは久々に藤野方面を見渡せる斜面を歩いた。笹薮から樹林に入り夏道に近い処から稜線を目指して景観を楽しむ事にした。昨年は山頂の直下から稜線に出たので羊蹄山をゆっくり堪能出来なかった。(↑)8:46 山頂手前の景観 下に見えているポコの左から樹林に入った。烏帽子岳と百松沢山の中間から昨日、登った手稲山が見える。ダケカンバの大木が独特の雰囲気を醸し此処から眺める羊蹄山からぐるりと札幌近郊の山が現れて飽きない光景。(↑)9:02 札幌岳に到着素晴らしい展望に時を忘れてロンリーザックさんは浦島花子になる。風は冷たいのでゆっくりと縦走路の方角に移動。汗はかかずに来たつもりだが冷たい背中にタオルを入れる。(↑)9:03 恵庭岳が目立つ空沼岳、1200ピーク、漁岳から徳舜ホロホロ。改めて眺める羊蹄山の左には尻別岳、その中間には昆布岳も加わった。ニセコの山も見えるが東の展望はイマイチで夕張山地や大雪山系、日高山系は全く無い。(↑)9:04 山頂の雪渓いつも此処から眺めるが今年は小さい。奥に定山渓天狗岳、ヒクタ峰、朝里岳、白井岳、余市岳が見える。山頂に戻りベッドのような大きな岩の傍で朝ご飯にする。あったかい飲み物を作って景観を独り占め。しばし癒されて過ごす。9:19 誰か登って来るだろうかと思いながら下山にする。(↑)9:20 札幌湖が見えていた 多分ソウだと思う。先に撮影した山頂の雪庇に立って眺めている。今日で3日連続の山歩き。札幌近郊だから疲れは無いが直らない風邪のせいで自宅に帰ると咳が止まらない。山は咳止めの妙薬だと感心する。(↑)9:20 絶景此の景色が好き。羊蹄山、喜茂別岳から無意根山まで四山並ぶ。(↑)9:36 振り返る 山頂は右方向になる。此処を歩くと下には藤野の景観が広がりその向こうには札幌市街。この笹薮沿いに出る手前のピンクテープを回収してフラットな樹林から雪のトラバース斜面に。10:06 胸突き坂を下ったらもう冷水小屋に着いた。やはり今日はどなたにも出会わない。(↑)10:17 沢底の冬道をソロ男性が行く登りと同じマイトレースから見下ろしたら姿が見える。こんな高い所から挨拶も出来ず無言のすれ違い。(↑)11:12 お目覚めのニリンソウ昨年、収穫し過ぎたのかアズキナは少ない。変わりにヤチブキを登山道から見えない部分で頂く。花を眺める時はエゾノリュウキンカで食材にする際はヤチブキと言い放つ山菜採りタイム。コゴミは太って手頃なのを収穫したらもう豊平峡の観光駐車スペースが木々の間から見えた。11:27 下山 車は二台並んでいただけ。夕食はコゴミの三杯酢をご飯に掛け、鰹節をタップリ乗せたアズキナのおひたしが完成したら猫も寄って来た。ヤチブキの酢味噌。更にシドケ(モミジガサ)を頂いた。天ぷらを勧められたが最近、食べ過ぎているのでコレも酢味噌にしたらウドの風味に似てオツ、ビアが進む。今夜も飲みすぎた。こうして「行ける時に行かないと山は逃げる」の持論で楽しんだ雪の札幌岳も終了。
2015.05.22
コメント(0)
5月11日 曇り 11:50 スタート テイネハイランドスキー場は駐車場に数十台。日本海を挟んだ暑寒の山は真っ白。昨日の銭函天狗岳ではやはり雲の中だったらしい。やっと見つけた1台分、隣のお車では女性が2人準備中でこの方達がワラかしてくれた。彼女達は山菜採りが趣味。手稲山はお初で登ると言う。コンビニで買ったオニギリや飲み物を山菜採り用のエプロンの大きなポケットにしまい長靴姿で一風、変わったいでたち。コースを教えたら先に出発して行った。(↑)12:00 シラネアオイの群生地に到着ナ・・ナント!満開。恐るべし、今年の雪解け。先程の山菜ガールを探すと正規のルートをのんびりと足取りは進んでいない。ちなみにワタクシは本来のルートより少し先からダイレクトにシナネアオイ群生地に向かった。シラネアオイが過ぎたら雪渓歩き。(↑)12:43 かつての女子大回転コースハイランドスキー場はクロズしたが丸でゲレンデの登山コース。しかも此のガスで出会った下山の方は展望無しと言う。それにしても風が冷たくて耳がちぎれそう。アウターを着こんでフードを被ると問題無し。(↑)12:50 リフト降り場に到着山頂までの車道はグダグダで歩きずらいから樹林に入った。ウン、快適。(↑)12:56 手稲山山頂にナント言う事でしょう~。どなた様もいらっしゃらず独り占め!一瞬の端境期を満喫して撮影三昧。先月29日、ふっち~さんとB嬢に出会えた日の景観と雰囲気が一段と変わっていた。後日、分かった事だけどあのお二人さんが此の日は昨日登ったすぐ其処の銭函天狗岳に1日違いで登っていたなんて。(↑)13:05 烏帽子岳雪が消えてしまいました。奥に札幌岳から空沼岳への稜線や恵庭岳など支笏湖周辺の山々も遠望が利く。(↑)13:06 定山渓天狗岳若いファミリーやソロさんが到着。一気に賑やかになる。山頂は意外と暖かく展望もガスが掛かったり晴れたり。(↑)13:06 先月歩いた稜線奥手稲山に行くつもりだったが920ピークで帰った日。西峰から961ピークへの細尾根も雪が殆ど無い。何げに山菜ガールの到着を待ったが13:17下山にする。ゲレンデコースは小1時間で山頂に着くから人気があるらしく次々と登って来る登山者にご挨拶。やはり帰路も寒いがシラネアオイを再び眺めたくて登りと違う群落に立ち寄る。(↑)13:54 シラネアオイ双子群落は暖かいいつもの双子群落。実は毎年の楽しみ。本日は我が町内、春の清掃日だった。普段は顔を合わせないご近所さんも我が家の庭に4.5人集まる。変わったムスカリがあるネと言う。羽ムスカリと言ってむっくりと膨らんでいく可愛いムスカリ。増えたので数人に球根を譲り客人が掃けてからやって来たシラネアオイの開花確認。時間は遅くなったけど着て良かった。しみじみ思う。(↑)13:54 シラネアオイと雪渓歩いた雪渓のゲレンデが背景。まだ5月なのに満開だなんて。午前中は俗っぽく、午後は癒された。(↑)13:55 手稲山の山頂が見えた春紅葉と残雪が美しい手稲山。シラネアオイを眺めて下山するとあの山菜ガール達がなにやら地面をほじっている。その雰囲気から思わず「潮干狩り~?」と声を掛けた。エゾエンゴサクを収穫中と言う。花も根も食べると言う彼女に「カワイソ~」としか返答出来ず大笑い。彼女達は一番寒い雪渓でオニギリ食べ登山は中止になっていた。14:10 下山 13911歩 。 翌日は札幌岳に行きました。手稲山下山後、パラダイスヒュッテゲートから山菜採りに行く。一緒に下山した山菜ガールは着いて行きたそうだったが滝ノ沢方向に行く予定を知りあっさり諦めた。ヤチブキ、コゴミ、アズキナ、新蕗を収穫。夕食はコゴミの三杯酢、ヤチブキとアズキナの酢味噌和え、新蕗は翌日、もち米を少し入れて蕗ご飯にしたら馬鹿ウマでした。ちなみに蕗ご飯の蕗は細くて丈の低い香りの強い出始めの蕗しか使えません。
2015.05.21
コメント(0)
5月10日 晴れ 11:01 スタート やっぱり何処かの山でも行って来るか。退屈な日曜日、駐車場は満車で出入り口の邪魔にならない場所に停めた。少し下った車道に停めたソロ男性に続いて歩き出したがもうササタケノコが出ている。コレは下山の楽しみ。(↑)11:09 銭天の小屋ニリンソウが満開。いつも群落で咲くキバナノアマナは咲き始めで迫力に欠ける。今頃、登る人は余り居ないから静か。(↑)11:19 サンカヨウ小沢に沿った登山道にも春の花が咲き出し癒される。他に咲いていたのはオオカメノキ、エゾタチツボスミレ。(↑)11:41 ヤシオツツジ急傾斜になると汗をかかずに歩きたいのに何度かぬぐう。それにしても見た事が無い程、大木のヤシオツツジは見事で暑さを忘れる。(↑)11:56 山頂の稜線に到着山頂は1分先だがあの車の数で賑わいはオシテシルベシ。此処で出発が一緒だったソロ男性としばしの山談義。かれが岩に腰掛けてオニギリを食べている風情がナントも粋。(↑)11:56 春紅葉がいい此の時期は秋に負けない芽吹きの美しさ。手稲山は半分見えて雲の中、ネオパラ山が正面。(↑)12:06 山頂20秒間で撮影して速攻の下山。春香山、和宇尻山、銭函南岳、奥手稲山などは見えていた。(↑)12:08 海がきれいな日だったさっきのソロ男性と黒い山影を眺めながらあれは樺戸山塊かと話す。まさか暑寒の山があんなに早く解けた訳ではあるまいと雲に隠れた部分を想像したりで山頂より落ち着く稜線での会話。彼もまた今更のように山頂に向かった。(↑)12:42 笹竹の子の収穫開始今夜の夕食分があればいいので一掴み。13:08 下山 いい汗かいた。帰路は再び星置緑地に立ち寄る。 昨日に続いて近郊の山を散策もどきで歩いたが翌日も手稲山に行く。 今年の初物、笹竹の子ご飯を早速作った。具が足りないので今回は人参と油揚げもプラス。 馬鹿ウマでした。山菜の時期は食材が豊かで嬉しい。 庭のアサツキやチャイブ、葱、ミツバに飽きていた。
2015.05.19
コメント(2)
5月5日 晴れ 6:57 スタート 手稲本町から北尾根コースをのんびり歩く。 GWは近郊の山も混雑している事を学習した。此処は駐車場に車は他に無く静かでゆっくり出来そう。(↑)6:57 山頂までは片道11キロメートルの健脚者コースですが今回の予定は研修センター手前の分岐から「滝ノ沢」コースに下り冬季オリンピックゴール跡を経由してパラダイスヒュッテに戻ります。ウグイスが囀る樹林をトラバース気味に歩くと登山道脇はニリンソウが眠っている。(↑)薄い色合いのシラネアオイ沢が現れると緩く登り出し足元や斜面には忘れた頃にシラネアオイの小群落。(↑)フリル咲き花を眺めて何度か小さな橋を渡る。シダや苔で趣のある風情が続く。やがて稲積川を見下ろす急坂になりグンと高度ある歩きに汗が出る。(↑)8:02 コキンバイ鮮やかな色が早春の青葉に映える。時にはフラットになる尾根歩きでは蘭の仲間が出番を待って蕾を付けていた。オオカメノキが斜面を見下ろすと満開で今年の開花は全てが早い。8時半、待ち兼ねた分岐に到着で朝ごはん。広く笹刈りされた広場でベンチもある。日本海を眺めながらゆっくりと温かいスープも作りお腹を満たす。(↑)8:54 手稲山が見える此処はリフト降り場で展望が広がり正面はネオパラ山。この先の滝の沢分岐まであと10分程歩いた。滝ノ沢分岐からはずっと階段を下る。葉の無い樹の枝越しに奥手稲山への稜線がチラッと見えた。以前、紅葉のそれは素晴らしい時期に辿った事がある。(↑)9:29 滝ノ沢からパラダイスヒュッテへの分岐9:20 滝ノ沢に到着。階段を下り終えたら年配の男性が散歩していてご挨拶。金山地区の方らしい。目に入った立派なウドを二本収穫してザックに入れる。今日はちびザックだが山菜用の袋やナイフは完備。滝ノ沢からUターンするように沢に沿って歩くと此の分岐に出る。沢に沿ったコースを歩き出して間も無く見上げた緩い斜面に青蕗がある。美味しそうだったが此処で体力を使うのもナンダシナ。この先に蕗畑がある事を知っていたので生えていますようにと願いながら雪解け水の流れる道を歩く。(↑)9:56 蕗を収穫小さめだったけど背負うには丁度のサイズ。熊鈴を鳴らしてから7.8本だけ収穫、コレで2品目。主さんの足跡があり長居は無用。登りになるのでこの先からは登山道に雪が残りショートカット有り。(↑)10:01 エゾエンゴサク雪解け水が凄い。エンゴサクが咲く登山道。ベニバナイチヤクソウの群落を覗くとまだまだ春が遠い感じ。(↑)10:24 雪解けのエゾノリュウキンカ沢筋がそこかしこに現れ黄色が眩しいエゾノリュウキンカ。どなた様にも出会わず静かな日です。すぐ目の前にゴール跡の標識が見えたが足元は沢水が氾濫して少し回り道。(↑)10:32 ゴール跡に着いたヤレヤレ。前回、此処から920ピークに向かって樹林に入った場所だがすっかり雪が解けて森があらわ。飛び板ならぬ丸太が並ぶ水没した林道には蛙の卵がタップリ浮かんでいる。必ず此処に産み付けているから何度、見た光景。此処までにコゴミとアズキナも少し収穫。林道に入って来た若いファミリーに出会う。子供たちが雪の上に座りバスケットからお弁当を出していた。今日は「こどもの日」山菜を探しているようだったが私の背中から飛び出している山菜に驚いていた。(↑)10:53 ヒュッテでランチ静かで誰も居ないらしい。ベンチでのんびりランチ。珈琲をもう1杯作った頃「コンニチハ~ッ」元気な挨拶を掛けてきたのはボランティアの「森のおじ様」でした。お住いも手稲山近辺とかで楽しいお話がモリ沢山。時間を忘れかけた。11:40 「森のおじ様」とご一緒の出発でゲートでお別れ。研修センターまで車道を歩いて北尾根コースを戻ります。其処から再び登山道に入る。山頂に行く予定でしたが背中の山菜を思い出し今回は此処までで十分。(↑)13:03 目覚めたニリンソウ朝は1本残らずうつむいていたニリンソウが元気良くオカエリッと出迎えてくれた。途中でカメラを提げた男性に出会う。本日お初。(↑)ミドリニリンソウ朝も撮影したが花びらが閉じていたので忘れずにリトライ。13:31 下山 26177歩夕食は山菜フルコース。ウドの天ぷら、コゴミの三杯酢、アズキナのおひたし。ウドだけの天ぷらは寂しいので庭から天ぷら用に植えてあるコンフリーの若葉を収穫。これが絶品で天ぷらの度に参上する優れた存在。
2015.05.15
コメント(0)
5月3日 晴れ 8:33スタート 静かな小林峠から辿る藻岩山は10種類ほどスミレが咲く。GWなので賑わいの予想。人様との協調性を養う気持ちで歩き出すとすぐに花。(↑)オオタチツボスミレ早速、スミレ。登山口には白い花が咲くツボスミレが半開き。ウグイスの囀りとキツツキのドラミングがけたたましく樹林に響く。(↑)センボンヤリ多分、こんなに満開の時期に来たのはお初。(↑)フデリンドウ今回は此の株だけ。いつもはもっと咲いているから訪れる時期が微妙にずれている。(↑)キランソウ多分別名はジゴクノカマノフタ。しそ科の植物。(↑)スミレ満開街道何種類かの混植。撮影は顕微鏡モードと全体を交互に撮っていたが画像に他の植物を挟まずシャッターを切り続けたから調べる時は苦労した。(↑)紫色エゾエンゴサクが満開で登山道を彩る。(↑)10:36 藻岩山山頂まっすぐ展望のいいフリースペースに向かい空いたテーブルで温かい飲み物を作りブランチタイム。ガラス越しにいい景観で階下の登山者専用ルームとは違い開放的。お隣のソロ男性と山談義している内に混雑して来たので若いファミリーに席を譲る。(↑)11:07 藻岩山を下山にする樽前山・恵庭岳など支笏湖周辺の山々を眺める。周りは人の山でキッズパーティが多い。続々と登って来る。(↑)11:07 砥石山砥石山のワレ山から神威岳、烏帽子岳、百松沢山。北の沢分岐から少し下って行くと此のコースからも子供連れのパーティがたくさん登って来る。(↑)11:28 エゾリスのデート分岐に戻ってすぐこんな光景に会うが人波を恐れないエゾリスに感心。(↑)12:11 花道小林峠に入ったら静けさが戻り待ち兼ねたように花が咲く。アオミノエンレイソウ、クロミノエンレイソウ、ミヤマエンレイソウ、白子エンレイソウ。ナニワズ、ヒメイチゲ、アオイスミレ、シラネアオイ、エゾアオイスミレ、キケマン、ミミナグサ、モイワナズナ、サンリンソウ、ヒトリシズカ。そして蘭の葉が準備中。12:59 下山 雨も降らず陽気に誘われる日々。花の多いコースなのでこまめに通わないと損。
2015.05.14
コメント(0)
5月1日 晴れ 11:47 スタート 定山渓温泉近くで所要を済ませ西口からお花見に。早速、ウグイスの囀りに出迎えられ山桜が満開で絵のような雰囲気。八剣山が1本角に見える西口登山口にはいつものように笹が生い茂っている。すぐ八剣山の斜面になり植生は一変してエゾエンゴサクが咲く花の絨毯になる。(↑)12:28 キバノアマナ延々とエゾエンゴサクが咲く中を縫うように登山道を登って行く。時折りワインレッド色のエンレイソウ。ニリンソウはまだ咲き始め。キバナノアマナが現れたらもう小尾根が近い。此処までに見たクレヨン箱のように色んな花色。(↑)水色と藤色(↑)ピンク色(↑)青と白(↑)真っ白エゾエンゴサクはまだまだ多色でした。(↑)12:38 八剣山の山頂2名のペアパーティにご挨拶して下山。(↑)12:41 定山渓天狗岳と無意根山山頂からの景観(↑)12:42 少し下って神威岳と烏帽子岳を眺める。崖の雰囲気がいい。(↑)12:46 崖に花が細くて足がすくむ崖歩き。南面に白い花が見えたので腹ばいになって撮影。どうしても根元が上手く写らないから5.6枚撮って調べたらモイワナズナだった。タカネグンバイに似て非なる花に興味津々で崖からデジカメ構えた腕を伸ばしていたが誰かに見られたら恥ずかしい姿だったと思う。(↑)13:13 ミヤマエンレイソウ真っ白だからシロバナノエンレイソウとも言う。いつもはムラサキエンレイソウが咲く場所だが今回は見当たらなかった。間も無く豊平川の轟音が樹林の向こうから聞こえて来る。13:23 下山 南口に降りました。タランボの時期なので近くで鬼タラノメと餅タラノメを収穫。夕食はタランボオンリーの天ぷらで山菜メニューの幕開けとなる。
2015.05.13
コメント(0)
4月30日 晴れ 8:26 スタート 気温が高い予報 到着した小林峠には二台の車。隣の車はいい空気吸いながら喫煙中の年配男性。1人で山に行くのか?と準備中に何度も訊いて来る。熊が出るだの、信じられないだのとつぶやきながら「はぁ~~~っ」と一言残して去った。端の車も動いたので出るのかと思いきやこちらの車と向きを揃えて登山の準備を始めたらしい。車の目を前を通過する時、呼び止められ砥石山と返答したら安堵の表情になる男女2人パーティ。多摩ナンバーだったから誰か来るのを待っていたのかと思う。(↑)8:36 早速フクジュソウニリンソウの頃にいつも来るが今回は少し早いので何が咲いているのか楽しみ。松林の抜ける辺りでは登山道に羆の糞がどっさり!熊鈴をザックに取り付けた。(↑)スミレサイシンがびっしりこんなに満開なのは嬉しい。何処までも咲いている。エンレイソイ、ナニワズ、イチゲ、シラネアオイと種類は豊富。更にエゾノエンゴサクは色とりどり。SDカードを入れ忘れたのに撮影ばかりで進まない。やがてさっきの多摩パーティに抜かれる。歩きが速い、長靴に半そででパワフル。(↑)9:29 羆の爪痕T4分岐をやっと過ぎ間も無く今度は主の引っ掻き傷。かなり高い位置と低い処にも残し樹の皮が下に散らばっていた。主の大きさが想像出来る。それにしても今日は平日だから静かな砥石山。(↑)10:40 やがて残雪歩きに此処でデジカメは撮影不可。スマホを取り出す。雪に先行者のトレースが現れどうやら北の沢からのソロらしい。砥石三角山手前の雪庇を先行した多摩パーティがよじ登って行くのが見えた。それぞれの山歩きだから私は雪庇の直下を雪で埋もれた登山道に沿ってトラバース。やがて彼らは先行に自信を無くしたと言い後ろに着いて話しながら3人で山頂を目指した。風の強い日だったが山頂は暖かい。同着だった北の沢からと思われる若いソロ男性は速攻の下山。小1時間の休憩は3人だけ。展望は良い。多摩パーティの二人はご夫婦で毎年、北海道の山々を里帰りも兼ねて訪れていると言う。山談義を切り上げてお先に下山した。無理にブッシュを漕いだ箇所は帰路で修正したが本日まで4月、雪はたっぷり。例の雪庇にトレースが残ったのでセッセとよじ登るソロ男性がいた!見下ろしながらあそこは落ちるので下を勧めすれ違いでご挨拶。登山道にはもうササタケノコが顔を出していたので早い春。下山でも多摩パーティに追い着かれた。13:43 駐車場で待機していた彼らとお別れ。 19470歩 これで4月の山が終わった。
2015.05.11
コメント(0)
4月29日 晴れ 9:55 スタート フラッと「困った時の手稲山」にやって来た。手稲ハイランドスキー場のゲレンデはまだ営業中なので車道の最終ゲート手前から右側駐車場に入る。明らかに雪が少ない樹林を覗きに行く。何とか繋がりそうなので車に戻りやおら準備をする。雪解けの沢音が聞こえる。つぼ足では抜けると思い最初からスノーシューを装着。(↑)10:18 樹林を抜けて振り返る聞こえていたスキー場のアナウンスも深い樹林に入った途端、野鳥の囀りだけになる。小尾根を幾つかトラバース気味に登って行く。冬季オリンピックの男子大回転コースを目指して右にコースを取る。やがて自己責任コースからであろうスキーのザァザァーが聞こえる。此の尾根越したら確認出来るので更にひと汗かいて登り出す。(↑)10:40 送電線下に出る直下の右から樹林を抜けて来た。展望も広がり一気に気持ちがいい。これから辿る尾根の右が広い旧大回転コースで時折りスキーヤーが連なって見える。送電線下には階段が一部、現れている。かつて山頂で階段から登って来た登山者に出会い聞いた事があったがコレらしい。かなりの急斜面でスノーシューは外した。(↑)10:44 朝ごはん敷物出してゆっくりと休憩。相変わらず野鳥の囀りが心地良い。温かい飲み物やスープを作りのんびりと先日歩いた961ピークから920ピーク稜線を眺めるとその先に銭函天狗岳と日本海が広がる。暑寒の山々は霞んで全く見えない。(↑)11:03 鉄塔下を辿る一瞬だったが土の匂いを嗅ぎながらの鉄塔下。スノーシューを装着してから傾斜が更にきつくなり大回転コース寄りの幼木樹林に入る。心細い幹につかまりながら登る。一定の静寂時間とスキーヤーの通過が何度か繰り返す内に益々傾斜がきつくなり毎回、緊張がMAX。前回はコースの真ん中を下から辿りいっぱい、いっぱい大きくジグを切りながらだったが上部では雪が割れている箇所を通過せざるを得なかった。今回は全く問題無い分、スキーヤーがいる。(↑)11:26 景観はいい 急傾斜で休み休み。920ピークの奥には春香山と和宇尻山。(↑)11:32 難所の通過地点でオリンピックのスキーコースだけあって立つのも大変。今回は腐れ雪だから楽。以前、カリカリ斜面だった時もあり光り輝く雪面にビビッた経験もある。此処はスキーヤーがコース上に出る為の通過地点だから時間を調整して横切らねば・・・(↑)11:39 クリア~ 振り返る通過地点本日、初めて胸がバクつきました。スキーヤーとバッテングしないように急いで登った距離は僅かに10メートル足らずなのですが寄る年並みには勝てません。山頂のアンテナ群が見える樹林を直登するつもりがスノーシューごと抜ける。登った数メートルを下りスキートレースに沿って巻いてから樹林に入り直した。もう山頂は目の前。(↑)11:52 手稲山山頂何事も無く賑わう山頂に違和感を覚える登り方をして眺める景観はひとしお。数居る登山者、何やら探し物にいそしむ男女2人パーティの傍に引き寄せられてご挨拶。どうやら平和の滝からの途中で落し物をして来たと言う。彼女の方が「ロンリーザックさんじゃない?」!・・漁岳でご一緒した事のあるBANさんでした!そして連れはふっちーさん。12:26 山談義は尽きず楽しいひと時を過ごしてお二人をお見送り。(↑)12:30 一旦、登山者が途切れた先日、辿ったばかりの手稲西峰から961ピークへの細尾根を感慨深く見下ろす。手前の黒い岩山が手稲西峰で細尾根が961ピーに繋がる。961ピークからの稜線歩きは920ピークまでなだらか。奥手稲山はその奥で低い。白い朝里岳、春香山、南岳・・・・色んな事を考えながら眺め回す景観と再会の嬉しさは一期一会ならぬ二会でした。(↑)12:31 西側だけは展望がいい無意根山、定山渓天狗岳、朝里岳。百松沢山、烏帽子岳。奥に見える筈の支笏湖周辺は霞んで展望無し。到着した山ボーイ2名がお腹をすかせて横でお湯を沸かす。2リットルの水が飲み過ぎて無くなったと言う。残っていたお湯を上げたら同時に他のソロ男性もコンビニのオニギリを差し出した。そして彼らも途中で帽子を落として来たと言う平和の滝コースって??12:55 下山開始(↑)13:21樹林から観覧車下山では少しずれて駐車場に到着。13:42 下山 6768歩しかカウントされなかった。 登りに2時間近く掛かったけど下山は小1時間。手稲山は楽しい。先日の野幌森林公園で探せなかったコジマエンレイソウ。冬の情報では星置緑地に咲くらしいので近くだからナビで向かい散策して帰った。此の日は何かと吉日。翌日は砥石山に。
2015.05.07
コメント(0)
4月25日 晴れ 8:08 スタート 紺碧の空、中山峠の美術館を過ぎた除雪最終地点に車はゼロ。今回、アウトドア用のスマホに換えたので道の駅で初めて高度計を合わせた。青空なのにやたらと気圧が低いからスマホだから適当かもと当てにしなくなる。抱えたスノーシューをその先で装着。先月28日に訪れたばかりだが黄砂が酷くて展望が無かった。(↑)8:20 羊蹄山もくっきり前回と大違いの展望が嬉しい。林道に沿ってサクサク。ショートカット三昧でリフト降り場に到着。 (↑)8:38 大岩の南面をトラバース蓬莱山を登らずに次のポコも西側から巻く。腐ったトレースがあり辿ってみたがダケカンバの幼木林に突入したから離れて東に巻いた。(↑)9:32 幌滝山に到着真っ直ぐ山頂標識のある大きな2本のダケカンバを目指した。(↑)9:35 漁岳、恵庭岳 右に東中山風があるけど此処で敷物出して朝食にした。まだ東中山に行くとハッキリ決断出来ていない。(↑)9:58 振り返る幌滝山の奥に羊蹄山反射板が目印の幌滝山を振り返りながら大きく下って足は東中山へ向かう。いつの間にか羊蹄山に雲が掛かっていたが気にせずにいた頃。(↑)10:02 狭薄山、空沼岳 恵庭岳を中心に支笏湖周辺の山々支笏湖周辺の山々を眺めながら野生動物の足跡を追う。ダケカンバの幼木に入っていたが覗きたい衝動を抑えて撮影のみに。(↑)10:18 コルから深い樹林に入ると大岩東中山の斜面に取り付く前に樹林ではとても目立つ大岩を目印にするが何年も前につい登ってみようと近づいた事がある。ところが其処は熊の巣らしく主のトレースが出入りして急ぎ離れた過去がある。以来、チセ型の大岩を目印にはするが300メートル以上離れて通過する事を学習。今回はいきなり雲行きが怪しくなり大岩を眺めながら判断が鈍る。足には違う脳があるらしく迷わず樹林を直進。(↑)10:31 東中山の稜線に乗るあっさりと広い空間に躍り出て開放感満喫。展望は一気に冴えて雲が湧いて来る様子もあからさま。山頂目指して右寄りにコースを取る。(↑)10:34 幌滝山を振り返るヌベーと広い山頂の幌滝山。通過して来た樹林。まだ展望は何とかなりそう。右奥は無意根山、中岳、並河岳、喜茂別岳と四山が並ぶ。(↑)10:42 東中山の山頂に此処にも山頂標識が付いていた。いつ来てもいい処。(↑)10:42 烏帽子岳、百松沢山、定山渓天狗岳、朝里岳更に余市岳と360度展開。山頂標識の先まで行く。(↑)10:44 樽前山をズーム左は支笏湖周辺の山々が。(↑)10:44 多峰古峰山と白老三山飽きない景観に癒されて独り占め。(↑)10:50 恵庭岳をズーム今にも雪が降りそうで急いで下山したいが気分はのんびり。(↑)10:53 下山で振り返る東中山はどんよりマイトレースだけの東中山だったので最近はどなた様も訪れていないようでした。(↑)11:04 樹林に入る東中山の樹林で穴の開いた枯れ木から幌滝山を覗いてみた。ペラソリを所々で活躍させてコルに到着。幌滝山の登りは途中からトラバース。(↑)11:27 トラバース大きな幌滝山を巻きながら札幌岳、狭薄山を振り返りながら歩く。11:35 登りのマイトレースと合流した。此処で本日は幌滝山にも訪れた人が居ないと判明。(↑)12:04 やっと蓬莱山のアンテナ案の定、雪がチラつき出した頃、最後のポコを真ん中から下って来るソロ女性が見えた。左寄りにコースを取っていたのでお互いが歩み寄り挨拶となる。「yです・・・どちら様?」と尋ねられ・・ガイドさんの?今年も宜しくと奇遇な出会い。12:28リフトから次々とスキーヤーが降り立つのを眺めながらコーヒータイム。13:00下山 19201歩 素晴らしい一日でした。高度計は正しかったので以降は敬意を表しての取り扱い。
2015.05.03
コメント(0)
全64件 (64件中 1-50件目)