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5月31日 晴れ 9:36 スタート 高丘森林公園を散策してから樽前山7合目ヒュッテ。東山コースはパスして今回はいつも後回しの奥宮を経由、西山を目指す予定。さっきまで居た苫小牧市と太平洋の景観が霞んだ状態で広がり出すともう稜線です。 途中のトラバース斜面ではコメバツガザクラが満開だった。 目前のドームに圧倒されて分岐に着いた。そこを右折したら東山の山頂。 此処からは左折して西山に向かいます。 (↑)10:17 ドームの左に尖った西山 白い徳舜、ホロホロ山抜けるような青空と言うのはこんな日。名物の風も無く実に気持ちの良い稜線歩きが続く。行き交う人も多い。ドームに向かって調査の為に底を歩く人影が羨ましい。昔は入れたのに。(↑)10:32 奥宮の向こうは西山 稜線が細いので宙に浮いたような登山道から右のドームが近づいて大きくなる。東山の方角から眺めるより迫力があって煙の出所まで探せそう。いよいよ西山への登り。(↑)10:58 支笏湖西山への細尾根から振り返る景観がいい。風不死岳と支笏湖。向こう岸には恵庭岳から白い無為根山まで。10:58西山に到着。(↑)11:10 下山で西山山頂からドーム若いパーティが昼寝中の暖かい西山でした。山頂の先まで歩いて見たら白老三山が見え奥には霞んだ羊蹄山。綺麗に見えるのは中山峠付近の喜茂別岳・並河岳・中岳・無為根山。特に先日トライした中岳に目が釘付けで行けた事に改めて感謝。(↑)11:36 コメバツガザクラ帰路は東山との分岐から風不死岳コースにチョイスした。一面のツガザクラは規模が凄い・凄い・・・何処までも山並みがツガザクラ。何も知らず東山ルートしか歩かない方には申し訳が無い程。しばし堪能したら残雪の小さい樹林帯をトラバース。トレースも僅か1名分しか見えない。(↑)12:00 やっとランチタイム途中の分岐から樽前ヒュッテに戻るルートに合流し支笏湖見下ろして休憩。誰も見当たらない。静かな空間を独り占めしたら下山にする。前を行く若いパーティを捉えたが雪のトレースが無かったから手前の分岐から下りたらしい。広い樽前山の中腹をトラバースすると雪原も現れてスキーを担ぎ上げる人の後姿も。ミネヤナギに似た植生の他に花は無かったが本日はコメバツガザクラで十分。12:33 一巡りして樽前ヒュッテに下山。帰路に着いて午後は定山渓に行く所要あり。八剣山の南口と桜山に立ち寄る。
2013.06.27
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5月27日晴れ 7:44 スタート 中山峠、除雪センター前の広いパーキングから。相変わらずてんこ盛りの雪山を乗り越えて長い林道歩きが始まる。 予定より遅いスタートに単調な行程。 何処まで行けるか頭をよぎるが昨日の手稲山よりは緊張しないだろう。 (↑)8:43 NTTのアンテナ群に到着懸念の樹林歩きとなるがどうやらピンクテープが付いている。 当初は作業用かと思っていたが喜茂別岳へのルート上に等間隔で結ばれ迷いようが無い。 嬉しい誤算に行きも帰りもヨイヨイの予感。(↑)9:18 無為根山と中岳深い樹林帯を抜けて展望が開いたら目指す山が姿を現した。 さて、あそこまで果たして行けるだろうか? テープのお陰で順調だったがすでに9時は過ぎてしまった。 (↑)10:03 喜茂別岳の長い稜線此処まで導いてくれたピンクテープと途中からお別れして喜茂別岳のトラバースに入る。 今度はマイテープを結んで広いゲレンデ状を横切りながら雪庇の喜茂別岳に近づく。(↑)10:06 喜茂別岳のトラバース 右は並河岳先ず並河岳と喜茂別岳のコルを狙って高度が落ち過ぎ無いように歩く。 頭上は長い雪庇で前回、並河岳まで行った時と変わらない環境。(↑)10:20 最低コルで並河岳を見るトラバースの所要時間は予定通りで今度は並河岳をクリアしなければならない。 途中、歩きながらルートを模索し並河岳を右から回り込んで進む事にした。 気温が高くて絶景ポイントの羊蹄山が霞んでいるし腐れ雪は更に柔らかくなって行く。(↑)10:46 中岳が見えて来た。奥は無為根山並河岳を回り込みながら登ったら歩いても歩いても山が大きいから遠く感じて失敗だった。 途中でハイマツ帯の傍をトラバースして中岳とのコルに向かって下り始める。(↑)10:53 並河岳と中岳の最低コル並河岳を振り返っているが左から巻いて来たので山頂はスルーした。 此処で背中のスノーシューを下ろして待機させる。1.7キログラムが減った。 制限時間が近づいて複雑な心中。 いよいよ中岳の登りだが腐れ雪に力が入らず足はだるく感じる。(↑)11:13 中岳の登りで山頂方向を見るモ・ハ・ヤ・・コレマデ。下山の時間を計算したら無為根山を見て終了にする算段しか無い。 ニセピークに騙されて重くなる一方の足を運ぶ、また運ぶがムイネが見えない。 すでに本日の目標はムイネを見る事。(↑)11:18 本日の山頂から並河岳を振り返る何と!いきなりハイマツ帯に遭遇して雪が途絶えた。 しかも目前に無為根山が大きく見える。山頂まであと少しの肩まで来た。 これで憂いも無く終了に出来る事が喜ばしいだけで浦島花子になる余裕は無し。(↑)11:18 ハイマツの向こうは無為根山此のハイマツを回り込んでルートを探そうとはしなかった。 ゆっくりと中岳を堪能したかったが時間も雪も無くなって想定外のオリジナル山頂。 何処を見回しても人っ子一人居ない大自然の中でやっと充実感を味わう。(↑)11:26 並河岳に向かって下山しながらの景観 コルで待っているスノーシューは見えないが尻滑りもせずに歩く。 思った以上に雪が重くてペラソリは全く役に立たない。 スノーシューお待たせ・・回収してから並河岳の登り返しは山頂を直登した。 途中、低く曲がったダケカンバ帯を歩く時はサイケな異次元。 (↑)11:54 並河岳の山頂付近から中岳と無為根山を振り返る 此処も山頂はハイマツが出ていたので最高点には届かず。前回はハイマツを乗り越えた。感慨もヒトシオ・・・あそこまで行って来た。 諦めていたのに此の冬は雪が多くてありがとう。 並河岳から喜茂別岳に向かって下りながらマイトレースを探し、やっと出会う。 此の瞬間はいつもホっとする。喜茂別岳の危うい雪庇を見上げながらトラバース。 前回は山頂を経由して隣のピークも立ち寄った。(↑)12:26 喜茂別岳のトラバースを終えて振り返る並河岳・中岳・無為根山が並んでやっぱり美しい。 これで次はあるのか無いのか自分でも解らないけど名残惜しい。 マイテープを何度か回収し間も無く喜茂別岳ルートに合流。 暫く歩いてからトレースが増えているような気がして来る。 遠くで人の声が聞こえたのでどなたかが喜茂別岳に向かったようです。(↑)13:39 無事、林道歩きとなるテープに導かれて複雑な樹林帯からアンテナ群に辿り着けた事を感謝致します。 いつもの場所で水芭蕉。ゆっくり歩いて戻る。 本日、スノーシューを装着した方が楽だったかもしれない。 14:48 下山 38000歩。画像176枚 登山口には車が二台増えていたから山は独り占めで無かった。これで冬装備を片付ける心の切り替えが出来た。スノーシューの手入れ、お世話になったSORELのブーツや長靴、革靴、ストック・・愛しい冬用ザックもペラソリもしばし冬眠となる。暖かくなった5月はまだまだ野山を徘徊しました。
2013.06.24
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5月26日 晴れ 9:30スタート 天気が良い時は日本海の景色が素晴らしいから手稲山。テイネハイランドスキー場に着いたらいつもは左のゲレンデ側駐車場に入るが今回は何気に右側を利用した。此処も車がすでに7.8台ありすぐ傍の樹林帯にタップリ雪がある。そこにアイゼン着け出発間際の少し年配ソロ男性が立っていたのでコースを尋ねに行った。沢を辿って山頂と言い残し去って行く。私が4月4日に下山で辿った沢コースだった。その後ろ姿を見送りながら支度するがゲレンデコースのつもりで来たのに迷いが出る。(↑)9:30 駐車場を樹林から振り返る結局、雪の傍でスノーシューを装着してさっきのソロさんを追う事にした。前回の下りコースを今回は登る事に体が勝手に決めた。腐れ雪と根明けで不思議な景観の中を雪の穴に落ちないようにコースを取る。野鳥の囀りだけの静かな空間は急に開けて沢形となり遥か頭上にアンテナ群の山頂。(↑)9:47 沢形に入ってから振り返るん?後から誰か着いて来ているが性別は不明。前回より雪が締まって歩き易いが中央に腐ったデブリが横たわる。徐々に沢形が広くなりきつくなると高度感が凄い。キックステップに集中。(↑)9:56 ソロさんを捕らえた彼とは急斜面をお互い反対方向にジグを切りクロスする時出会う。真ん中は雪崩が走るから気を付けるようにと忠告してくれた。後から来たのは女性で長靴にストック無しで見た目にもハラハラドキドキ。彼女は登り過ぎたし沢形は危ないのでと言い急傾斜を雪庇の尾根に四つん這いで向かって行った。 ・・・凄いなぁ。(↑)10:38 振り返るが傾斜がきつくて撮影はバランス取りが難しい彼女とは全く違うコースを取り沢形をゆっくり横切り反対側の細尾根を目指した。そこは見た目と違い足場の悪い斜面だったがネオパラ山を見ながら小休止して急な沢を再び詰めた。ソロさんはあの後続して来た彼女が雪庇に向かう頃から雪の解けた斜面で何やら収穫作業のようで蕗の薹でも無いし何だろう?遠目にも山頂近くのアンテナ直下は雪の割れ目が見えていた。滑って来た3名のスキーヤーの騒ぎでそれを確信。どうやら上手く埋まったらしい歓声が響く。そっかぁ良かった。 (↑)10:40 右は雪庇の尾根スキーヤーがこちらをチラ見して通過したが遥か下ではソロさんと話しているように見える。ソロ女性の辿った尾根が狭くなった沢の上では近くなる。展望は開け素晴らしいが斜度がドンドン増して来る。割れ目までが緊張感MAX。(↑)10:50 割れ目に到着して進行方向を見る確かにスキーで滑り落とした雪で若干、埋っているが完全に斜面が出ている。そこに蕗の薹が2つ咲いていたので不自然な体勢で撮影。割れ目に体が収まると一瞬、楽になったが今後のコース取りに戸惑う。左の斜面は前回、下山に利用した絶壁の続き。右は草付きの細尾根なのでこちら側を登りつめる事にしたが割れ目の雪は高さがあり乗り越える時、難儀した。あの彼女が真上をトラバースして行く姿が見えたので手を上げて挨拶。 こちらは速さじゃない楽しさが持続中。(↑)10:51 沢をクリアして振り返る草が出てスノーシューが邪魔に感じた箇所だったが心地良い緊張感に開放され大満足。ソロさんのコース取りに興味があり見下ろしていたら自分と同じ処を辿っている。ダケカンバに腰掛けアンテナ群の近くでブランチにする。朝食抜きでお腹が空いていた。(↑)11:22 ソロさんが来た少し遅れて現れた彼は開口一番「楽しかったでしょ!」勿論だったので短い会話も弾む。彼は後続のソロ女性について苦言を呈していた。 確かに危ない。一瞬でも感心した事を反省。(↑)11:34 手稲山山頂は人が多い食事は済んだので景色を堪能したらゲレンデコースから下山にする。やはり無為根山は白かった。(↑)11:46 ツバメが舞う山頂をあとにするソロさんはコッヘル出してランチの準備。北壁から下山すると言う。最初だけ急だけど後は大丈夫だよと教えてくれたけど力尽きてゲレンデからにした。登りの沢コースとは打って変わり次々行き交う人。ランチ時でリフト降り場も人が居る。結局、雪のゲレンデは遠回りで真っ直ぐ降りたソロさんの姿を樹林通過の際、近くに見えた。12:43 下山 翌日、無為根中岳に行った。 いつも手稲山で鍛えられたらちょっとだけバージョンアップする。 昨年は手稲ピンポン尾根から奥手稲山に行った翌日、群別岳にトライした。 その都度、訪れる目的は違うが手稲山はいい・・・。
2013.06.23
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5月25日 晴れ 11:16スタート里山巡りで「市民の森」青山から蕗を背負って下山後、やって来た。今回はお花が目当てで南口コースをチョイスしたが満車状態。取り敢えず停めた。真下を流れる豊平川は雪解けの轟音を響かせていた。音を後に登り出すと先ず数株のルイヨウボタンが目に付いたがまだ蕾。コンロンソウは一帯で白い花を咲かせていた。そこにピンク色のエンレイソウが2株。マムシグサは緑色の独特な花が満開、タチツボスミレも少し咲いていた。やがて崖尾根に近くなるとカラマツソウが増えたがやはり蕾。 (↑)12:09 八剣山の山頂から無為根山が白い双眼鏡で覗いたら隣の中岳、並河岳も同じ白さで真冬のよう。今期は諦めていたがこれなら中岳に行けそうだ。気持ちは遠くの中山峠に飛んでしまったが八剣山の狭い山頂は人が溢れている。(↑)12:22 数分で下山の支度スポドで喉を潤し人の山を後にしたが山頂直下で帰路とは違う西口コースに左折。下り始めるとすぐ静寂に包まれ山頂の裏側にはシラネアオイが1輪また1輪。此の山でマイナーなコースと言えば西口コース。多分、駐車場が無いからでしょう。(↑)12:37 ニリンソウの中にサンリンソウも沢山、見つかる。ロープの張られた急斜面の両側には樹林下のお花畑が展開していた。シダ類と地面を覆うニリンソウ。僅かだがキバナノアマナも咲いていた。苔むした趣きは南口や中央コースと植生が異なり違う山に来た気分にさせてくれるのが嬉しい。(↑)12:39 シラネアオイもご一緒で一段と華やか。そこで下山中のソロ女性と知り合う。彼女は中央口から西口にプチ縦走中。此の後、コケイランが咲く事、山芍薬が盗掘で消えた事・・などを教えてくれた。私の花情報を提供してお互い撮影タイム。名残惜しくお別れした。稜線まで登り返してから南口に向かって下山にする。若者が次々登って来る。豊平川の轟音が聞こえた。駐車場は車が少なくなりマイカーだけが変な向きで混雑の名残となる。13:40 下山 里山巡り2山目終了此の後は春の遅い桜山に寄って帰路についたが16000歩。翌26日はテイネハイランド。雪渓の沢コースからスリリングな手稲山にトライ。
2013.06.22
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5月25日晴れ 7:29 スタート早起きしたので里山巡りの支度する。予定では最初に白川市民の森、次は八剣山そして定山渓の朝日岳・夕日岳だったが結局、最後は桜山にした。今回は市民の森の青山と桜山の様子をアップします。(↑)ヒトリシズカの群落里山の突き当たりにある「白川市民の森」駐車場から一旦、道路を渡ってマイナーな2番コースに入った。何度か来ているのにこのコースに気が付いたのは前回でその時、蘭の葉を見つけた。多分、サイハイランかと思うが今回も咲いて居なかったのでそのまま林道のような道を奥に向かって登ると山の裏側をトラバース。利用されないせいか名ばかりの遊歩道は草に覆われ手入れの割りに荒れて羆の糞もあちこち。後半、気持ちの良い沢を渡ってシラネアオイ、ニリンソウ、エンレイソウが美しい和風の景観となった。再び林道跡に出たがその道は人様の畑の縁に繋がった。戸惑いながらも辿ると人家の庭先で怪訝な顔をされ想定外の場所に出て終了。(↑)8:12 駐車場に向かって戻ると正面の里山は山桜が満開でピンク色。かなり駐車場より下に出てしまったようです。登り返して駐車場から再スタート。今度はポピュラーなコースを辿り市民の森で最高峰の青山を目指す。30分程で左手に沢が見え階段を下ると和風の沢を渡る。反対側に登る斜面はレンプクソウが咲いていた。先程とは植生が違う。ミヤマエンレイソウ、シラネアオイ・・(↑)9:48 青山の山頂ベンチがある展望の良い山頂から札幌岳から空沼岳への稜線や恵庭岳、イチャンコッペ山・・支笏湖周辺の山も見える。標高は藻岩山と変わらない。林道跡を辿り尾根道に出て変化のある登山もどきの青山でした。秋に訪れた事がありそれなりに侮れない市民の森の山。(↑)アミガサタケ?途中で見つけたキノコにびっくり。帰路ではイチリンソウの咲き乱れる三叉路の林道沿いで蕗を取る男性が居た。人に出会ったのは本日お初。登りでは此の三叉路から別コースを辿ってヒトリシズカの群落を見つけた。ここで私も沢に降り青ブキを刈る。・・と切り口から水が噴き出す上物。先程の男性を呼んで資源を提供した。素晴らしい蕗だった・・・。10本もあれば重くて大満足でしたがその後、此の森は羆が出るから立入禁止になり残念。もっと残念なのは蘭の花を確認出来ない事でその内、解除になるだろう。ダメなら・・・突破カナ?(↑)センボンヤリ14:01 桜山に居た。中間は八剣山に居たので次回のアップ。桜山ではヤマシャクヤクの葉を見つけ芽吹きが進んだ森林浴となる。何と無く足元にセンボンヤリを見つけたので踏まれないように枯れ木で囲ってあげた。
2013.06.21
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5月19日 晴れ 10:57 スタート 昨日の恵庭岳に続いて同じエリアにやって来た。支笏湖温泉街の外れからすぐの登山口には車が溢れて大人気の休日。のんびりと支度して何が咲いているのか楽しみに侘び寂びの車道を歩き始める。(↑)11:03 上水利用の沢がとても美しい記帳所を過ぎたら広がる和風の景観はいつも見惚れるのです。傍で観察するとネコノネソウがコケ類の上から生えて黄色い花を咲かせていた。 野鳥が囀り春先の定番植物を眺めながら汗も滲む。 キビタキやホトトギス、名前の解らない野鳥が道でついばむ姿が多く退屈しない。 樽前山は雪が残り相変わらず麦藁帽子に見える。(↑)13:09 紋別岳の山頂アンテナや付随の建物で機械的な一角に錆びた標識がある。日高の山並みは本日お預けだが夕張方面、手稲山まで確認出来た。 きれいな支笏湖にウットリ、ゆるい時間を暫く過ごし何度も恵庭岳を見る。右に漁岳から空沼岳まで白い。(↑)14:02 下山中の恵庭岳 左横にフレ岳の肩が少し見え丹鳴山はおにぎり型。白老三山は低い雲の中だったが徳舜、ホロホロは白く空に浮かんでいた。 帰路で送電線下を利用したらショートカットの分だけ傾斜がきつい。それに道端の花々や野鳥も見当たらず早きゃいいってモンじゃない、失敗コース。(↑)14:48 石垣に咲いたフイリミヤマスミレ登りで感動したスミレに合流し何度もシャッターを押した。(↑)エンレイソウも石垣で咲いてみせる。(↑)こじゃれた演出に目と足が釘づけ。 こんなブーケが何株も張り付いていた。 暖かい日だったので下山ではオオバキスミレが咲き始めた。15:08 下山 今回、連れが居たのでいつに無くのんびり。以前、この山でギンランを見たので葉を捜しながら歩いたが見つからず残念。タニウツギが満開の頃、白花ミヤマオダマキやベニバナイチヤクソウ、ノビネチドリなど花が多い山のイメージが残っている。今回は花よりも人が多かったが自然に親しむ若者が増えて嬉しい。
2013.06.20
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5月18日晴れ 7:40スタート フリーな日が続き山歩きが多くなる。久し振りの支笏湖周辺で何処に登ろうかと思案しながら車を走らせていると恵庭岳登山口で準備中のパーティを見掛け、つい入って行く。時間も早いから車はこの2台だけ。少し遅れてスタートしたが3合目辺りで雪道となりアイゼンを装着。間も無く先行した帯広からのご夫婦パーティに追いついた。ひと足、ひと足、キックステップしながら先に行く事になったが途中で朝食にした。汗だくの彼らが追い着き休憩しながらの歓談で前夜泊と知る。確かに帯広は遠い。お腹を満たしたら再びお先でキックステップ。(↑)9:19 見晴台手前雪があると寄り道出来るのでたなびく煙を近くで観察。正規のコースに戻りながら振り返ると変なトレースが残って気になる。見晴台ではコメバツガザクラに出迎えられる嬉しき光景。何せこの雪で期待はしていなかった。本格的な高山植物を見るのは何ヶ月振りだろう。山頂でない事を忘れそうになっていた。岩陰から再び歩き出すと目の前は一層の大雪原。(↑)10:03 こんなトラバースが延々。裏側を巻いて進む景観は素晴らしいが腐れ雪で時折、足が深みに落ちる。ストックで突きながら急斜面のコース取りはいつもと違って新鮮な緊張感。漁岳を中心に眺める山々は葉の無い季節限定。夏道ではありえない所から火口を覗き込んで不審なトレースを残してしまった。(↑)10:33 恵庭岳山頂に着いた花は無いけど支笏湖が美しい。紋別岳、イチャンコッペ山、モラップ山が歩いた方角に。本当の山頂は大きな岩頭となってすぐ傍に見えているが立ち入り禁止。仕方が無いので見上げながら昔の景色を脳裏で蘇らせるしかない。 ・・・・・・浦島花子に変身で時を忘れる。(↑)10:35 恵庭岳の山頂標識の裏側から見る景観はいい張られたロープをくぐった先の太いハイ松に腰掛けて休憩。青くて四国の形をしたオコタンペ湖を見下ろす秘密の場所です=入ってはいけません。漁岳、小漁、北漁、オコタンペ山、なんと言っても羊蹄山。アンヌプリなどニセコの山々。尻別岳も見える。そして立入禁止の恵庭岳山頂に至るコースを目で辿る。誰も居ない恵庭岳を満喫し支笏湖を見下ろしながら帰り支度。 ふと振り返った下山の方角。 やたら軽装の若いソロ男性が5.6メートル下の斜面に立ち、肩で息をしている。 「上がっといで」と手招きしながら此処で終了ダヨと仁王立ちのまま告げた。 一瞬で晴れやかな表情になった彼は到着後、本日が山デビューだと言う。 ズボンはジャージ、新しくない長靴、途中でゲットした棒。山ボーイ誕生の日でした。 彼は先ずザックを買ったと話してくれた。 一つずつ揃えると言うこれからがさぞ楽しいであろう。若さが羨ましい。もう山で出会っても多分、判らない。(↑)11:46 帰路の見晴台で再びコメバツガザクラを愛でる途中、ソロ男性に2回すれ違った。帯広のご夫婦は見晴台で下山。ここでソロ男性がまた登って来たが山頂には行かないようです。登りで苦労したマイトレースも下山では歩き易い道路と化していた。ヒダカエンレイソウにはまだまだ早かったがミヤマエンレイソウは咲きネコノメソウも。12:47 下山 翌日はこの近くの紋別岳に。 好天のお陰で5月は後半、とても楽しめた。
2013.06.19
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5月9日晴れ 7:57スタート 早起きの賜物で念願の中山峠にやって来た。冬になると一度は訪れたいコースが中山峠には沢山あり、特に東中山の厳冬期は素晴らしい。天候に恵まれない今冬、峠までやって来たものの風が強くすごすご撤退した日があった。今日は舗装道路も出て居たし憂いも無く駐車出来た。・・・が、雪の壁は高くスノーシューを抱えて背丈以上の斜面をよじ登る。(↑)7:57 先ずアンテナが建つ蓬莱山を目指して林道を辿るスキー場はまだ営業中でアナウンスが聴こえ滑っている姿も確認できる。時間的に余裕で東中山まで十分行けそう。(↑)7:58 羊蹄山を眺めながら大きな大きな山の姿が此のコースのポイント。ずっ~と続く大景観に飽きる事は無い。左は尻別岳で右にはニセコの山々。(↑)8:25 蓬莱山の岩次々と人が降り立つリフト降り場を右に見て左には此の岩。以前は岩の向こう側にコースを取り帰路で立ち寄った事もあるが此処までを目的に登って来る方々も多そうです。(↑)8:29 中央が無為根山。左に中岳、並河岳、喜茂別岳と四山並ぶと羊蹄山も負けそうな圧巻。 無為根山の右側には定山渓天狗岳。 ため息が出そうな異空間が広がる。(↑)8:32 次は幌滝山を目指す中央奥、反射板の建っているのが幌滝山で昨年は寝坊した日、あそこまで行って終了にした。白い山は徳舜、ホロホロ。その左手前に東中山は横たわっている。(↑)8:43 札幌岳と狭薄山すぐ傍に見える景観となり今度は南西にコースが変わる。蓬莱山から幌滝山までは何度も樹林のポコを登り返し帰路は疲れる行程。(↑)8:51 こんな樹林帯が続く北漁山を探したり空沼岳から支笏湖周辺の山がとても近くに感じる。休日は幌滝山で人に出会うが平日が皆無。(↑)8:58 丹鳴岳とフレ岳の間から樽前山が見える幌滝山まで複雑な樹林歩きであの反射板も直前まで見えない。(↑)9:41 幌滝山に到着 羆のトレース 山頂から360度の展望は徳舜ホロホロや白老三山、恵庭岳のテッペンや漁岳、小漁。一級の景観で反射板は有るが樹は殆ど無くまぁるくノッペリ。幌滝山から一旦下ってコースが東になり狭薄山が目前に迫る。前方の暗い山が東中山であの樹林斜面に取り付く。東中山のなだらかで広い尾根に出たら羆の運動場となるが今回はすでに幌滝山から東中山に向かう朝のトレース有り。大きいが子連れで無かったから行き先が同じだし途中まで並行して歩いた。彼は左へ狭薄方面の沢に向かっていたからなるべく離れ山頂寄りの右にコースを取った。(↑)10:20 東中山の稜線から左方向、反射板の幌滝山を振り返る東中山の稜線歩きは長い。左に支笏湖周辺の山々、右に羊蹄山周辺の山、振り返れば札幌近郊の山々が勢ぞろい。(↑)10:49 朝より遠くなった羊蹄山と尻別岳山頂に着いたら割れ目に雪が乗り危険だった。先日の雨が山では雪だったらしくストックで突くと深く落ちて行く。羆の遊んだトレースが雪で消えた分、ゾッとせずに済んだが雪の割れ目も見えないから±0。(↑)10:50 山頂稜線の先に進んだストックで雪面を突きながら行ってみたが誰も居ない山で割れ目に落ちても助からないから早々に戻った。(↑)10:54 下山の景観喜茂別岳から無為根山、定山渓天狗岳から札幌岳・・・漁岳、恵庭岳・・・白老三山・・幌滝山と見える山は変わらないがスケールに差が出る。(↑)そして丹鳴とフレ岳の間から小さく見えていた樽前山が堂々の展開いつ来ても素晴らしい~ 浦島花子になって歩く東中山。(↑)11:08 下山にする。右奥に東中山の山頂を振り返る圧巻中の圧巻だといつも思う。11:53 幌滝山から蓬莱山のアンテナ群は小さくて遠くに見えた。13:00 蓬莱山に到着13:29 下山 28000歩 画像219枚 山歩きではどなた様にも出会わなかった。4月の下旬から3週間も続いた我が家のリフォームも悪天のせい。5月はストレス解消に寒いGW以降、晴れた日が多かったから山行きや里山散策が頻繁。
2013.06.07
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4月16日晴れ 8:58スタート4月は1日に千尺高地へ行って以来、2度目の豊羽元山だが今回、お初の山。何処に駐車しようかと悩んだ末、ヘアピンカーブ脇に停めスノーシューを抱えて坂を上がり立ち入り禁止のバー手前から尾根を目指す。ツボ足の乱れたトレースが遠目にも確認出来る尾根だったが見た目より遥かに急斜面。 (↑)9:07 一瞬だったが尾根に取り付くまで難儀した。かなり埋もれたズボ足トレースもすでに撤退して真っ白な雪原歩きにマイトレースのみ。右大江沢川傍のマイカーを見下ろしながら少し進んだ頃、選鉱所裏からの尾根と合流。 フムフム・・・脳裏の地形図と照らし合わせ西に向かってコースを取る。(↑)9:48 すがすがしく余市岳が姿を見せ振り返ると定天がある。こんな良い天気は珍しい此の冬。ネコヤナギの芽もフワッと瞼を半開き。雪が深いので目の高さなのが実にオシャレ。春が遠い冬だったが雪山歩きには持って来いなのに悪天多し。(↑)10:31 雪庇の下がった美比内山を捕らえた兎のトレースが続く広い尾根はとても複雑。右に白井岳や南岳への稜線を眺めては凸や凹の深い樹林帯に夢見心地でマイトレースを残す。山頂を目前にして雪庇に圧倒される。雪庇を避けて右からコースを取り直下の登りは此の日、一番のお仕事となった。(↑)10:56 美比内山の山頂標識はとても綺麗 風は冷たい標識の向こうには大沼山に続く雪庇の稜線が連なってその先に無為根山。僅かな樹林にはエビの尻尾がビッシリ付いて環境の厳しさを表現してる。モヤッた羊蹄山だったが大きく全景を見せていたのには感激。景観の美しさは標識の比では無い。(↑)11:02 無為根山と中岳此処から無為根山への縦走路は前回、千尺高地から眺めた。あの時はフラットに思えた稜線もかなり登り返しが大きいと判る。辿った「くじらの山旅さん」は凄いなぁ。今年は行きたいと思っていた中岳を5月下旬にトライ出来たのも嬉しい。山頂標識から少し離れた幼木の傍でランチタイムをゆっくり楽しむ。(↑)11:21 下山にする 余市岳、白井岳、定天の眺めが良い山頂から登りながらも下山の心配した箇所を見下ろす。ジグを切るにも転がっている雪玉が気になり「寄らば大樹の陰」ばかり伝ったトレース。(↑)11:26 振り返る雪比の山頂ブロッケン現象なのだろうか・・・少し暗くなり空にはまぁるい虹が掛かっている。難所を切り抜けホッとした時に見た。(↑)11:27 此処まで下ればもう安心と山頂を何度も振り返る登りでは中々、進まず立ち止まって余市岳を眺めた辺りだが今度、いつ来るだろう。「くじらの山旅」でくじらさんのブログをみなかったら豊羽元山は来てなかった。 あの年季リュックさんでさえ豊羽は道路の除雪をしないから入れないと言っていた。(↑)11:29 余裕が出て雪庇に近付き撮影無為根山と中岳のコル。迫力満点の自然現象をポツネンと独り占め。どなた様にも出会わない山を大満喫する。(↑)12:32 最初の尾根に辿り着くすでに建物が取り壊されたお向かいの学校尾根を目でなぞりながら次回は大沼山ダナ・・・と算段する。いい山歩きの最後はザックからペラソリを出しズボ足の上書きで滑り降りた。12:33下山ん・・?車が一台増えている。ピタッと後ろに停車した運転席では大沼山帰りと言うソロ男性がドリンクを補給中でほぼ同着。4月の山は豊羽元山で始まり豊羽元山で終った。結局、天候とチャンスに恵まれず3度目は無し。来年も除雪される事を期待しよう。次回5月9日は雪を求めて中山峠から蓬莱山~幌滝山~東中山を堪能。どなたにも会わず・・
2013.05.30
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4月5日晴れ 8:22スタート車で支笏湖畔を廻り支笏トンネルと美笛トンネルを過ぎると国道の両サイドに広い駐車場。右側に駐車してスノーシューを装着。他に入山者は居ない。東屋の奥から千歳川の橋を渡り積雪で擂鉢状になった美笛林道を歩き出す。昨年は林道終点の取り付きで地主さんのトレースと御一緒になり引き返して以来の同じコースは長さも覚悟の上。美笛林道、黄金林道の看板も懐かしいがゲートは雪の下らしい。(↑)8:57 林道に鳥の巣が落っこちていた。退屈な林道歩き。スノーシューと古いスキートレース有り、共にソロ。そのトレースが下山ではやたら沈んでいる。前回、締まった林道だったので取り付きまで1時間ちょいで着いたが今日はのっけから沈む。(↑)9:25 取り付きまであと30分程。やっと見覚えの或る雪庇稜線を左手に眺めそれも見えなくなると取り付きが近い。帰路はもっと埋まりそうな林道歩きで昨日の手稲山が頭から離れない。淡々とした此の林道は崖登りや下山のルートに苦心した事を思えばずっと楽・・・昨年も今頃、手稲山のパチンコ尾根から奥手稲山に雪崩斜面を延々とトラバースした。やはり翌日、群別岳に行ったが滝から上のクラスト急斜面の方が楽に思えた。こうして長い林道歩きは手稲山の記憶も重ねて退屈しのぐ。(↑)10:38 徳舜、ホロホロを眺める高度がやっと上がった。あの姿が見えるまでが長く感じる。急遽ストックに熊鈴を付けて来たが地主さんのトレースは見当たらずホっとした。・・が時間がオーバーしてるし重い林道歩きで弱冠、疲労気味。(↑)10:51 初めて眺める丹鳴岳は遠く感じた尾根に取り付いたらすぐに見えたあの山頂。目前に広い稜線が横たわり右に向かうと左方のダケカンバにテープがぶら下がっていた。他には殆どテープが無かった。(↑)11:48 疎林の広い尾根は展望がいい何度も振り返りながら徳舜、ホロホロ、白老三山、羊蹄山・・・・天候に恵まれてやって来たが尾根歩きになってからは全くトレースが無い。さぞ、風がついたら厳しいであろうと想像出来る。山頂もどきのポコが何度か着いた錯覚を誘う。1時間は掛かる事を想定して居たので周りの景観を楽しみながら歩く。(↑)11:53 恵庭岳のツノが見えた!ダケカンバが薄くなり枝の間から恵庭岳、紋別岳、モラップ・・・大きく雪庇に沿って支笏湖を見下ろしながら進むとため息が出る美しさ。キテヨカッタ・・・浦島花子になる。(↑)11:55 Vサインの向こうに恵庭岳山頂稜線を反時計回りでゆっくりと標識まで来た。雪庇が支笏湖に延びて見渡す景観は想像通り素晴らしい。手稲山に続いて眺める此処のオリンピックコース跡は植生が人工的で痛々しい。(↑)こっちもVサイン相変わらず樽前山は白い麦藁帽子に見える。 風死岳から少し離れた多峰古峰山が可愛い。 美しさに癒されて静かな独りの時間が贅沢。(↑)12:12 漁岳への稜線は真っ白すぐお隣のフレ岳はまた今度。チャンスが来るかは定かじゃない。小漁岳、オコタンペ山、幌平山・・・イチャンコッペ山は?色んな事を考えながらランチタイムはあったかいコーンスープを作る。風が出てきた、景色を見ながら下山にしよう。真っ白な無為根山、中岳、並河、余市岳・・・正面に尻別岳と羊蹄山。(↑)12:56 下山で振り返る取り付き帰路も退屈しない景観に満足しながらショートカット三昧。見納めの丹鳴岳に向かってリトライ出来るおまじないをかけた。(↑)13:58 この橋の上ではかなり埋もれた 肩幅しかない林道の底を歩き続け朝より一層重たいスノーシューを持ち上げて歩く。雪庇の稜線が見えたら中間辺り、林道の看板に着いたらあと2キロ、鳥の巣は此処だっけ? やっと車が走る国道が目の高さに見え出し、ずっとお供だった美笛川ともお別れ。 最後の橋から千歳川の広い流れを見ると春めいていた。 14:48下山 どなた様にも出会わず 27000歩 画像103枚 辛くとも素晴らしかった本日が無事終った事に感謝しつつスノーシューを外した。 お向かいのパーキングから牛を乗せたトラックが出発してのどかな日常に戻る。 帰路ではハンドルを握りながらも雪に残したマイ・トレースが走馬灯となる。16日は美比内山でまたもや独り占めの山歩き。
2013.04.19
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4月4日晴れ 8:12スタート 手稲西峰か奥手稲山を目指す予定。パラダイスヒュッテに通じるゲート前に駐車。すぐ先のテイネハイランドは静かで音声が全く聞こえないからクローズかと思った。他に車は無くのんびりスノーシューを装着して静かな林道を歩き出す。間も無く林道から外れて左に見える疎林のポコを登り出すと石狩湾と前方に手稲山。(↑)8:49 動物の足跡早起きが嬉しくて得した気分になっている。年季リュックさんと手稲西峰の話題になり急にやって来た。ところが実に変な山歩きになってしまった。ポコから深い樹林に入り送電線下を辿って居たら冬季オリンピックの遺跡?跡に着いた。ドッサリ雪が被り大きな「雪キノコ」にしか見えない。立ち止まってブロックを確認しないとそれとは気付かないで通り過ぎる程、自然の中に埋もれている。(↑)9:08 当時の男子大回転コース当然、此のコースに出くわし上からはスキーヤーが時々、降って来る。その合い間をトラバースして向かいの樹林帯に取り付いたら崖尾根。奥手稲山に行くには少し高いトコに居る様な気がして此処から上にコースを変え西峰に向かう事にした。(↑)9:48 スタート地点らしきコンクリート建造物あそこをスキーヤーが通過して行くのが見えるようになったが足元は急斜面。取敢えずオリンピック遺跡まで行こう・・・クラスト気味な斜面を慎重に進む。時間がゆっくり過ぎて景観が広がる。スキーヤーの回転が速いからゲレンデはクローズしていない事が薄々理解出来るがやはり音声は全く聞こえて来ない。(↑)10:06 山頂直下に着いた。かなりのクラストと斜面に緊張したがやれやれ・・一息つく。オリンピック遺跡に着いてみたら意外と斜面で足場が悪い。西峰に向かってスキーのトレースが続き下から見えた場面が一致した。岩頭の間からアンテナが見えるからすぐにでも山頂に辿り着けそうな気がして見上げる。とにかく西峰に向かって歩き出したが・・・(↑)10:12 ・・・すぐ諦めた此のコースは山頂の陰になっているから更にカリッカリとクラストしている。しかも急斜面。岩に近寄れば時期的に埋まリそうなので西峰もあっさり止めた。景観だけは素晴らしいので眺めて戻る。(↑)10:23 あの岩頭の間から山頂に向かった下から見上げた感じとは大違いで横から見た景観がコレ↑。直角に近い崖を樹に掴まりよじ登ったので帰路には使いたくない。(↑)10:36 崖をクリア随分、崖に時間が掛かった割りにアンテナが近くならない。ホッとした分、今度は雪が深くて太ももまで埋まった。スノーシューも活躍出来ないホンの少しの距離に赤いアンテナが建っている。(↑)10:44 山頂の柵から先に出て休憩 素晴らしい!やっと着いた手稲山の山頂は今年、一段と高くなっていた。柵外で腰掛けたままコーヒーでも入れようと思ったが滑り落ちそうで落ち着かない。しかも足を踏み入れる前にストックで突いて見たら雪が割れてパックリ開いた箇所も。先行者は通過してもっと前まで進んでいたが私には無理。 (あんな崖からやって来て言うのも何だかな・・・)(↑)11:07 西峰を見下ろす稜線の先には奥手稲山、春香山 余市岳、無為根山、定天、烏帽子岳の奥に樽前山。展望は360度が見渡せて大感激する。結局、柵の中に戻ってコーヒータイム。飲みながらも頭の中は何処から帰ろうかと思案中。 テイネハイランドはやはり営業中で時折りアナウンスが聞こえる。 残念ながらゲレンデは歩けない結果と相成りました。 目から入る素晴らしい景観とは距離が開いた脳裏。(↑)11:15 下山でトレースを見つけラッキー辿る事にしたがそのトレースは何と北壁をまともに降りて行った・・・下も見えない。仕方が無いので大岩を挟んだその反対側の斜面を再び樹に掴まりながら降りる事にした。登りのルートに比べたら楽勝だがトラバースになる斜面は雪崩玉が一面ゴロゴロ。(↑)11:43 振り返る山頂と辿った大岩網の目のようなスキートレースが下に見え、雪崩玉を漕いでトラバースし向かいの樹林沿いを下った。樹の傍も穴に埋もれそうなので近寄り過ぎずよそよそしく真っ直ぐ下るが雪は重い。 ふぅ~・・・馬鹿みたい。樹林帯の一本向こうは「いにしえの男子大回転コース」だからを下をスキーヤーがトラバースして行く。近くではスキーヤーがこっちを見たので目を合わせないようにした(ニガ笑)。登りと全く違うルートを歩きながらテイネハイランド方向に向かう。フラットな樹林に入るとカケスが居た!さっきまでの冒険は此の出会いの為だったと勝手に解釈して茶色い華麗な姿を眺めていた。 12:01 下山 ゲート前にマイカーが見えたので直前の道路に飛び降りた。 身支度を解除した頃、スノーシューのソロ男性が通りかかったので歓談。 私より弱冠年配かと思われるが冬山のスポーツはオールマイティ。 本日のルートを聞かれて恥ずかしかったが彼は自分も同じ事をしたと笑った。 気が付けば1時間ほど話し込んでお別れ。 彼は滝ノ沢からゴルフ場までトレッキングとの事。 山中はどなたにもお会いせず独り占めの手稲山に今年も鍛えられました。 翌日はオリンピックシリーズで恵庭岳のコースを眺めに丹鳴山へ
2013.04.16
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4月1日晴れ 9:41スタート旧豊羽鉱山に久々乗り入れたが除雪された道路には入らずスノーシューで坂道を登る。高さ7.8メートルの雪の壁を見上げながら先行スキートレースを辿るが重たい雪に閉口。夏道コースのグラウンド手前で除雪も終わりスキートレースと違う処から壁をよじ登って広い雪原に出た。 (↑)9:55 旧スキー場跡の斜面をトラバース湿った雪も此処まで来たら少しだけ軽く感じ振り返って旧豊羽鉱山を見下ろす余裕。樹林に入ってからは所々、地吹雪が発生して嫌な気分になりながら下山も考え出す。複雑な樹林歩きでは消えたスキートレースの変わりにテープを付けながら進んだ。(↑)11:23 崖斜面の向こうは千尺高地スキートレースがたまに現れるが地吹雪は一層酷くなり青空とうらはら。結局、此処まで登って来たが誰一人として見当たらない静寂と唸る風の繰り返しの中、吹き溜まり越えて尾根に乗る。(↑)11:41 尾根歩きから余市岳を振り返る地吹雪の止んだ合い間の撮影。進行方向には最後の斜面が待っている。膝までの深いラッセルになっているが下山では全く消えていたマイトレース。結んだテープが無かったら消えた事も気付かなかったと思う。(↑)11:45 尾根から大沼山、美比内山方向を眺める。隣の1110ピークの雪庇が凄くて眺めながら歩く。稜線にダケカンバが数本だけ目立ちその向こうは青空、雲の流れが流石に速い。(↑)12:07 やっと地吹雪の中を稜線に乗っかった。斜面が想像以上に続き疎らなダケカンバもなくなる頃、振り返ると定天。・・・ヒクタ峰、白井岳、余市岳・・・・立っていられない風では無いけどトレースがすぐ消えて行く。(↑)12:09 真正面に無為根山が!あそこまで手が届きそうでも足は届かない。じっと見つめて風の音だけ聞いていた。 誰も居ない360度が真っ白。 波打つ雪原に舞い上がる地吹雪が次々と寄せて来る様は異次元でキテヨカッタ。(↑)12:09 右を向くと羊蹄山が鎮座、アンヌプリが見えニセコの山々が並ぶ。立っている稜線は隣の1110ピークから大沼山方向に延々と繫がって見える。素晴らしい景観に見とれて満足しているが風はあちこちで雪を舞い上げている。(↑)12:11 千尺高地を眺める今回は此処で戻るが晴れたらゆっくり歩きたいコースだった。昨日、年季リュックさんと遠くなりつつある豊羽から入山する山々の話をしたばかり。まさか通行出来ると思わなかったので今期中にまたトライしたい。(↑)12:11 余市岳に向かって下山を開始する僅か数分前のトレースが消えかかっている広い稜線を風に足元を巻かれながら歩く。広がる景観は百松沢山や烏帽子岳と変わって行く。苦労した斜面を尾根まで降りるのは早かった。(↑)12:21 1110ピークの雪庇尾根からズームで写したあと下山中のビューポイントで定天見ながらランチにした。テープの回収しながら樹林に入ると若いソロ男性が来た。少しの歓談でお互いお初トライと知る。道理でお恥ずかしいマイトレースなのにきっちりハマッた歩き方。直後から空は鉛色に変わり小雪もパラついた。彼はスキーだから下山は早そう。樹林帯を抜けた頃、空模様が真っ暗になった谷あいにぼんやりと豊羽の建物。トラバースしながらの下山でコース上を見上げたら夏道らしき標識があったので意味も無く登り返して行き確認する。樹に打ち付けた黄色いブリキ標識は錆びて「豊羽元山、無為根山、千尺高地」と読めた。最近、此の看板を見たのは一昨年の秋なのでノスタジックな気分になった。13:41下山 除雪された道路の雪壁はやはり凄かった。 今回は雪が重くて背中のペラソリも役に立たず。 こうして4日連続の山歩きは終了で一旦、下山にする。 次回は4日に手稲山のピンポン尾根、5日は丹鳴山。
2013.04.13
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3月31日晴れ 8:31スタート早起きの習慣が付き平和の滝にやって来たがすでに満車状態。余裕で迷沢山に行ける。林道歩きで新送電線下はスルーし旧送電線から入山。徒渉したら斜面に先行者が見えた。此処は疲れる急斜面なので先行トレースを辿らずマイ・ルートでゆっくり進む。(↑)10:18 樹林帯のポコに立ち寄り910ピークを眺める途中、ツボ足のソロ女性に追い着き歓談タイムでお互い、低血圧の寝坊だと判明。普段はソロ歩きしないらしいツボ足彼女と気が付けばパーティを組んでいた。 これは滅多に無い経験です。稜線に出た頃、突然の大雪で視界ゼロ。 休むに限ると巨大ダケカンバの下で休憩を提案し早目のランチにする。 下山の方向を向いて腰掛けると温かいスープを作った。彼女はオニギリ。(↑)11:06 すっかり晴れて絵になる巨大ダケカンバこんな青空の下だけど午後から崩れる予報だったから下山にしようと思った。が・・ツボ足彼女は折角だから迷沢山に行きたい、でも独りは心細いとつぶやいている。では!行く事にした。私はスノーシューだから先に歩き出しツボ足の彼女に地固め?歩き出した直後、不思議な方角からソロ女性が現れ驚く。訊ねたらホワイトアウトで方角を見失い手稲山が目前に見えてから間違いに気付き戻って来たとの事。途中の新雪に道を外し大きな円を描いた彼女のトレースが残っていた。2時間で迷沢山に行くと話していたのでベテランの様ですが恐るべしホワイトアウト。またホワイトアウトしたら嫌なのでテープを付けながら進んだが晴天のまま。山頂直下の雪庇の下で男性が風を避けて休憩しているのが段々、近くなる。 (↑)11:48 迷沢山の山頂風が少しあるけど定山渓天狗岳が魅力的。曇の掛かった余市岳や近郊の山々に癒されていた。山頂から少し下がってそんな景観に見とれていたらツボ足彼女も到着していた。先客の雪庇で休憩していたソロ男性と話している。・・・その背中に見覚えの或るザック! 懐かしい年季リュックさんです。昨日は盤渓山で念じながら歩いたから通じたらしい事まで嬉しさの余り語ってしまった。(↑)12:51 旧送電線の稜線で縦走路に入る不思議な日でした。年季リュックさんとは数年振りの再会ですが彼は阿部山経由で下山するとの事で早速、加わり3名パーティになりました。以前より樹林は開放的になり彼のトレースを踏んで稜線方向にルートを取った。ツボ足彼女は稜線を始めて縦走するので感激しっ放し。そんな彼女は年季リュックさんに色々教えて頂きながら蝶の様に新雪を踏んで歩いている。かつての自分のようです。(↑)13:56 峰越に向かう年季リュックさん新送電線の稜線でも景観を満喫して休憩は峰越に決まった。途中で私が好むランチタイムのポコを教えて上げたり迷沢山を振り返ったり。稜線歩きはず~っと豪勢な景観が続いた。年間150座歩いた時期も或る年季リュックさんから新しい情報を頂いた。サマチャンペ(様茶平)と北漁山。最近、私も気になって居た八内岳に彼は行ったばかり。雪にルートを書き込みながら時々、立ち止まってミーティングする3名でした。(↑)13:57 羊蹄山の頭が出た。素晴らしい陽気無為根山・中岳・並河岳・喜茂別岳・中山峠・・余市岳・朝里岳・白井岳・・・向かう方角には烏帽子が大きな台形、百松沢山・・・ 戻らなくて良かったですね・・とツボ足彼女が言う。 ホントに良かった、年季リュックさんに会えたから楽しい山歩きが倍々に楽しい。 (↑)14:02 ビューポイントでは定山渓天狗岳と無為根山稜線から南側を見下ろすと阿部山経由で百松沢山に縦走するいくつかのトレースが残っていた。最近、辿ったらしい真新しいルートを見ながら稜線を阿部山に向かう。逆周りも気分が変わりいいもんだ。(↑)14:33 最後に迷沢山を振り返る 15:06 阿部山の山頂に着く グラウンドの様に踏み固まった標識の周辺に本日は一体、 どれほどのパーティが訪れた事か。 15:26 下山 本日、旧送電線から迷沢山の山頂へ。 峰越、阿部山経由の稜線を縦走して平和の滝駐車場に戻った。 ツボ足彼女の感想は大雪山系の山歩きをした程の感動だそうです。 また何処かでお逢いしましょうと別れた駐車場に我らの車だけが残ってた。 17000歩 画像100枚 バッテリー切れにつき
2013.04.11
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3月30日晴れ 10:53 スタート ・・・寝坊した。手稲山の平和の滝は駐車出来ないだろうと諦めて妙福寺の看板から「盤渓市民の森」に入る。駐車場にはすでに下山したソロ男性が公園経由で盤渓山に行ったと言い同じコースを勧める。では!と・・・あっさり受け入れて普段と違う山歩きになった。(↑)10:53 いつも危ういスノーブリッジを渉る以前、此処に下山した事があるがブリッジは落ち大変、難儀して斜面にへばり付いた事があった。でも公園だから少し遊歩道を回れば安全な径が確保されています。・・・渉り切った背中に先程のソロ男性が「此のコース知ってるんでしょう?」大声で確認して来た。ダイジョーブで~す、アリガトウゴザイマス・・手を振ってお別れ。(↑)11:23 向こうから若いソロ男性が来てしばしの歓談公園案内図の12番から尾根に向かったら閑静な山あいをひっそり歩き。人影を見つけて何と無くホッとする。駐車場に居たソロ男性が予言した人だとすぐに気付いた。彼もまた勧められたのでしょう。私と全く同じペラソリを手に持ち山頂直下では尻滑りが沢山出来た事を喜んでいた。(↑)12:09 山頂に近い尾根に合流したらトレースが風でかき消されていた。こっちからは登り応えが或ると言ってた通り山頂直下の下山は木々に掴まりながら転げ落ちる傾斜です。先程のソロ青年が残した尻滑りのコースが長い。今回、此のコースを辿るにあたり以前ご一緒した「年季リュック」さんを想い出していた。此の山で知り合った山友達ですが最近、お逢いしてないので強く念じて歩いたが居なかった。(↑)12:19 山頂が近付くと昨日の百松沢山、烏帽子岳、神威岳の山々が展開砥石沢を見下ろしながら振り返るとばんけいスキー場の三菱山。あの山を経由するコースもある。急斜面を黙々と登って行くとすぐに盤渓山の山頂。(↑)12:23 山頂には6.7名のパーティがランチタイムで背景は手稲山「・・・お邪魔します」申し訳なさそうに挨拶すると「そっちから来たの?」と驚きの返答。彼らもまた此のコースを辿る事になりコース教えの御礼としてミニ大福を頂いた。(↑)12:24 隣の砥石山には奥盤渓山経由で行けるが寝坊したから断念晴れていたら恵庭岳、イチャンコッペ・・・支笏湖周辺の山も一望だが今回はイマイチ。下山にしながら考えたらさっきのパーティはツボ足だった。 無理かも・・・大福は食べちゃったし ・・すれ違ったソロ男性もツボだったが埋まっていた事を思い出す。ふと気付けば妙福寺への裏尾根を過ぎてしまいポピュラーな下山になった。ま、いいかと背中のペラソリを手に要所要所で尻滑り三昧。意外と下の沢まで楽しめたのは雪が多かったお陰。13:00下山 6580歩 汗の割には少ないが昨日の整理運動だから丁度良い。明日は平和の滝から迷沢山に行き「年季リュック」さんと阿部山経由で縦走。
2013.04.09
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3月29日晴れ 8:19スタートすでに霊園前の登山口は車が5.6台。手前の雪捨て場の山がいつもより遥かに高く此の冬を物語っている。同時スタートのソロ男性がちらほら。何とか3月25日で愛犬の白柴が15歳の誕生日を迎えた。 翌日、私が温泉に一泊しても状態は安定している。 介護に近い日々は陽気に誘われても山に行く気分が湧かなかったのにやっと吹っ切れた。(↑)8:59 大きなスノーロールその穴から覗いて見た斜面歩きは昨年、雪崩れて難儀した箇所でした。あれは4月5日の事で大雪の後、誰一人居ない深い雪をラッセルして地吹雪にも遭いスノーブリッジも落ちた頃。カリカリした斜面を稜線近くまで行ったけど結局、時間切れであの時は未消化の百松沢山になった。あの日に比べたら本日は沢山のパーティで賑やか。(↑)10:52 北峰 奥には烏帽子岳山頂にはスタートが同じだったソロ男性が到着。彼は此処でピストンらしい。昨年、引き返した場所から僅か15分だったが此の山は度々来ているので良しとする。(↑)10:52 山頂をスルーしてこれから目指す南峰を見る南峰山頂に立っていたのは「デジカメ持って野に山に」さん達だったのです。トレースが東の崖側についていたからそのまま辿る。真ん中のポコで下山中の「デジカメ持って野に山に」さんパーティと知り合う。 数日後に彼のブログにお邪魔したら私が居た・・・。 呑気なマイ・ブログにも留守中にいらしていた事も判明。 その後、私も彼のブログを覗いて見るがさすが男子! ・・・ヤンチャな山行きでまね出来ません。見るのは楽しい。(↑)11:14 南峰から北峰を見ると「デジカメ持って野に山に」さんパーティが立っている・・神威岳から烏帽子岳への吊り尾根、少し雲の掛かった無為根山、余市岳、白井岳・・・・いつもの素晴らしい景観が広がる山頂にはスタートが一緒だった若いソロ男性1名だけ。(↑)11:30 南峰の端、疎林でランチした定山渓天狗岳を眺めながらあったかいクリームスープを作って満足。ペラソリは北峰からの道中、尻滑りコースで活躍して来た。(↑)11:34 南峰から帰路途中のポコは青空にダケカンバが映えて美しい・・・ 立ち止まって癒しのひと時。 (↑)11:38 ポコは雪が割れて美しいばかりで無く危険箇所もあった。後日、山で出会った女性から聞いたが此の日、此の山で頭まで割れ目に落ちた人が居たらしい。多分、コレかな?帰路の北峰への取り付きは今度、いつもの西側疎林に回り込んでから辿る。北峰の山頂手前から繫がる阿部山への縦走路を目でなぞる。結構な斜面に諦めが湧く・・・山頂を過ぎた瞬間、登って来たソロ男性と歓談。今度、久し振りに源八沢コースを歩きたい私と意見が合い15分以上も話し込む。南峰まで行って来た私はともかく彼は本峰の直前で凄い道草となった。(↑)13:01 登りで見つけた親子羆のお目覚めショット大きく崩れたトレースが母親で横に小熊のプリント・・・出会った学生パーティは犬かと思ったと言うがアソコだけに犬が出没するのは不自然だ。でも不安を煽らないように犬で同調しておいた。(↑)13:15 クマゲラさんのお仕事ジッ~っと覗き込んだら虫の穴が一杯あった。今年は阿部山の奥に続く縦走路でもドラミングが聞けなかった。厳冬期は出掛けるチャンスが無かったから仕方が無い。13:39下山 17000歩 車は閑散4月には源八沢コースから入れそうな情報をゲット出来た日でした。翌日、盤渓山へ市民の森から一巡り、更に迷沢山、豊羽から千尺高地と4連チャンした。2日休んで手稲山へパチンコ尾根から、その翌日は丹鳴山。すでに「今年21座目」の「デジカメ持って野に山に」さんには敵いませんが。
2013.04.07
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3月26日 (↑) ホテル「ラ・ビスタ大雪山」 氷で出来たバーが玄関先でイルミネーションに彩られていた。 山に行けない日々が続いたので諦めムードから温泉三昧の旭岳。(↑)翌日の旭岳ロープウェイ駅 生憎、旭岳の姿見駅までしか見えなかったがスキーヤーの車が続々。 無料駐車場はトイレの屋根が僅かに確認出来て除雪車用のスペースだけ開いていた。 帰路では晴れ間から化雲岳方向の展望が良くて昨年の山歩きを想い出す。 3月29日宮城の沢コースから百松沢山に行く。 その日から山行き4連ちゃん。
2013.04.06
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2月13日 晴れ 10:15スタート 平和の滝駐車場はやはり満杯。久し振りの好天だから待ち兼ねたのは誰も同じですが寝坊の私は最悪。停められずに思案していたら車列の頭に誘導してくれた男性パーティのお陰で山歩きが出来ました。スノーブリッジを渉り、重い体に汗しながら山頂にはいつもより時間オーバーの11:35到着。山ガールさん2名が寛ぐ阿部山の山頂をスルーしてゆっくり縦走尾根に下って行くとトレース有り。多分、ソロだろう・・・ナンテ考えながら静かな雪庇の細尾根越えて野鳥を探す。いつもクマゲラが姿を見せるのに今回は出会えず残念。(↑)12:23手稲山が正面に広がる人影の無い稜線歩きでは時間的にもう誰も登って来ない気がして居た。峰越への稜線に近付く辺りからの景観が好きで冬はいつもやって来る定番コース。(↑)迷沢山方向を眺める今度、早起きしてあそこまで一気に足を延ばしたい・・・そんな想いが湧いた。ふと、ソロ男性が向こうからやって来て「こんにちは~」。開口一番「食事は済んだの?」と訊かれ傍のダケカンバ下でランチタイム。彼との会話で私が辿ったトレースは昨日歩いた若いソロ男性と判明した。では・・・手を振ってお互いが辿ったトレースに交差して食後のお別れ。(↑)13:03 定山渓天狗岳、無為根山、中岳、並河岳、余市岳・・・・とにかくビューポイントです。余韻に浸りながら下山にする。此処の稜線歩きはすぐ傍の新送電線からの下山、旧送電線からの下山、迷沢山経由で下山とバリエーション豊か。今回は足慣らしなので一番近い新送電線から下りるルートをチョイスしました。(↑)13:13 見上げたら雪庇の向こうに陽が傾いて。 稜線の新送電線まで進まずに手前からトラバース気味に降りる。被ってきそうな雪庇。毎日、雪降りでやっと出歩けた事に感謝だが足が重い。 下山なのにダルい。 スキーのトレースに依存して下山するなんて悲しい。2月は此の山歩きのみで次回は3がつ17日。一と月以上も空いたので更新の気力も湧かなくなったが3月後半からリズムに乗った。多分「デジカメ持って野に山に」さんの「今年、21座目!」に触発されたのかも。お天気が安定して来たので精神面も充実したのでした。
2013.04.03
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1月23日晴れ 10:10スタートいつもより早起き出来たから山に行こう・・・しかし辿り着いたのは再び西区「平和の滝」駐車場。阿部山にしました。横の車から若いカップルがスタートしたが同じ阿部山との事。(↑)スノーブリッジ前回よりガッチリと完成したスノーブリッジに感激しながら徒渉する。先程のペアパーティはその先で林道を直進して行った。抱えて来たスノーシューを此処で装着して私は尾根に取り付く。コースが違うから若い二人の声は聞こえなくなりシ~ンとした。(↑)山頂まであと一つの小さなポコからの景観スキーのトレースが途中まであったので少し楽したが歩幅が狭いからスノーシューで広げつつ登って来たら汗・・・。そのスキートレースも山頂に行かず途中から尾根を滑走してしまい見渡す限り真っ白い雪原にうっすらと野生動物の足跡があるだけ。ふっかり膝までの雪を踏んで山頂に。厳冬期はこうして時間がオーバーするから今回も阿部山で終わる。前回は山頂から先にあったトレースもすっかり消えて美しい雪原に戻っていた。下山ではソロ女性にトレースのお礼を頂く。殆どスキートレースのお陰だったから気持が複雑だった。彼女は最初に見掛けたペアパーティについて雪が深いから下山したと教えてくれた。中盤近くではソロ男性が登って来て「これは何処に行くんですか?」トレースを辿って来ただけらしくて山の名前を訊かれた。何年か前の大雪山系で登山者が少ない山に入った時の事。山頂近くの分岐からすでに廃道になった筈の別の山に続く「いにしえコース」を辿った事が有ります。素朴な径が意外と続いて居たからその時は何の疑問も抱かず時間の許す限り進んだのでした。後日、ビジターセンターの館員さんと談笑した時、その話になり実は登山道では無くて獣道だと判明・・・・・・唖然としましたが静かな細尾根に付けた確かなコース取りには感心しました。あの時の「獣トレース」は今でも鮮やかに夢に出る。此の日、阿部山は3名だけ。こうして阿部山しか登っていない2013年が始まった。
2013.01.30
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あけましておめでとうございます1月8日晴れ 10時スタート 新年は阿部山で山開き 西区手稲山の「平和の滝」コース駐車場には先客7.8台の車。お正月休み明けの平日はやはり空いていました。此処は札幌近郊でも駐車場が確保されている数少ない登山口の一つです。お隣には準備中のソロ女性が居て更に横にもソロ女性。どうやらお二人パーティのようで連れの黒いワンコが私の車を誘導してくれました。ゆっくり支度をして静かな雪の道を少し遅れて出発しましたが迷わず阿部山に。先程のパーティは直進して行ったので手稲山に向かったようです。(↑)琴似発寒川に掛かるスノーブリッジは例年より複雑いつもコンナだったかと思うほど入り組んだ沢の徒渉。ヨイショッと思わず掛け声付きの登り降り。此の画像は帰路の撮影ですが沢の途中からひき返している足跡がありました。何せ心もとない飛び石状態の足場に冷たい水が轟々流れているから寒波の中、落ちたくは無いのです。(↑)11:35 阿部山の山頂いつもと変わらず展望はイマイチですが目を凝らせば枝の間から峰越ピークや新旧の送電線を経て迷沢山までの稜線が見えて来る。もっと早起き出来たら行けたのに・・と悔やまれる。せめて峰越までと計画していたのでトレースがあった事に感謝して小休止した。しばしのひと時でも意外と西からの風が強いのと一部、普段着だったから此の時間では遅くなりそうで今日はピストンにした。 (↑)12:02 下山で展望の良いカフェにする此の冬は次々と低気圧が押し寄せて真冬日が10日以上続いている。のんびりと歩いていたら途中でソロの女性がピストンして行った以外、どなたにも出会わなかった。彼女は中間の林道から駐車場の先に下山していた。色んな歩き方も冬の楽しみ。背中のペラソリも活躍しないで下山したが寝坊なのはどうにもならない。こうして予報が外れた青空を年明けから何度となく仰いでいる。 どんな一年になるのか・・・ 何処の山をどれ程歩けるのか・・・ 楽しみ・・
2013.01.13
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